JPH11152317A - プラスチックレンズ用組成物 - Google Patents

プラスチックレンズ用組成物

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JPH11152317A
JPH11152317A JP31842997A JP31842997A JPH11152317A JP H11152317 A JPH11152317 A JP H11152317A JP 31842997 A JP31842997 A JP 31842997A JP 31842997 A JP31842997 A JP 31842997A JP H11152317 A JPH11152317 A JP H11152317A
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彰 元永
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光治 森田
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聡 久保田
Takeaki Iriyou
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐衝撃性、染色性、低吸水性、成形
性、面精度に優れ、かつ高弾性率を有するプラスチック
レンズの製造に有用な組成物を提供する。 【解決手段】 エポキシ(メタ)アクリレート等の(A)成
分20-80部、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート等の(B)成分5-40部、モノ(メタ)アクリレート
等の(C)成分5-40部、下記式(IV)の(D)成分5-30部、及
び、二重結合を有する(E)成分0-60部[(A)-(E)成分合計1
00部]を主成分とするプラスチックレンズ用組成物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、耐衝撃
性、染色性、低吸水性、成形性、面精度に優れ、かつ高
弾性率を有するプラスチックレンズの製造に有用な組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプラスチックレンズは、成形が
容易なこと、軽いこと等の特徴を生かして光学製品に広
く用いられている。例えば、プラスチック眼鏡レンズ等
には耐熱性や耐薬品性が要求されるので、ポリメチルメ
タクリレート、ポリスチレン等の熱可塑性プラスチック
ではなく、ポリジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート(PPG社製、商標CR−39、以下CR−39
と称する)等の熱硬化性プラスチックが用いられてい
た。しかし、近年、プラスチックレンズの高屈折率化、
低比重化、高生産性が要求されてきており、この要求を
満たすべく、CR−39に代わる各種のモノマー、オリ
ゴマーが提案されてきた。
【0003】また、プラスチックレンズに要求される性
能として重要なものには、耐熱性、耐衝撃性、染色性、
低吸水性、成形物の面精度等があるが、従来、耐衝撃
性、染色性を向上させる成分として、エーテル結合、ウ
レタン結合、エステル結合、カーボネート結合等の弾力
性に富む構造を有するモノマー、オリゴマーが用いられ
ていた。例えば、分子内にエーテル結合を有する低粘度
のジ(メタ)アクリレート化合物が提案されている(特
開昭64−16813号公報等)。
【0004】このポリエーテル構造を与えるジ(メタ)
アクリレートモノマーの代表的なものには、ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレートがある。そして、こ
れらモノマーのエチレンオキシドまたはプロピレンオキ
シドの繰り返し単位数の増加に比例して、またこれらモ
ノマーの添加量に比例して、硬化して得られるプラスチ
ックレンズの耐衝撃性や染色性は向上する。しかし、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレートやポリプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレートを用いる場
合は、レンズに必要とされる耐熱性、低吸水性(耐水
性)、面精度等の点で問題が生じる。
【0005】本発明者らは、耐衝撃性、染色性および低
吸水性をバランスよく具備するポリマーを与えるモノマ
ーとして、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートを見い出し、耐熱性、弾性率、屈折率等をプラスチ
ックレンズに与えるエポキシポリ(メタ)アクリレート
と組み合わせプラスチックレンズに応用したところ、耐
衝撃性、染色性に優れ、かつ耐熱性が良好で低吸水性の
プラスチックレンズが得られることを見い出した。
【0006】しかし、このポリブチレングリコールジ
(メタ)アクリレートとエポキシポリ(メタ)アクリレ
ートからなるレンズ用組成物は、レンズに必要とされる
性能である面精度(レンズの曲率と設計上の曲率とが同
一であること)について改善の余地があった。そして、
本発明者らは、このレンズ用組成物に、芳香族炭化水素
基またはハロゲン置換芳香族炭化水素基を有するモノア
ルコールの(メタ)アクリレートを配合することによ
り、面精度を改良できることを見い出した(特開平4−
65407号公報)。
【0007】一方、眼鏡レンズ材料等は、耐衝撃性、耐
熱性、染色性、面精度等の諸性能に加え、近年、レンズ
厚みを薄く設計する必要性から、高弾性率化が要求され
てきている。しかし、上述したポリブチレングリコール
ジ(メタ)アクリレートは、その添加量を増すほど耐衝
撃性や染色性を増大させることができる反面、弾性率を
低下させるという問題があり、更なる改善の余地があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の課題を解決するためになされたものであり、耐
熱性、耐衝撃性、染色性、低吸水性、成形性、面精度に
優れ、かつ高弾性率を有するプラスチックレンズの製造
に有用な組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、ビスフェノール骨格を有するエポキシポリ
(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、および、芳香族炭化水素基を有する
単官能(メタ)アクリレートを含んで成る、耐衝撃性、
耐熱性、染色性、低吸水性、面精度に優れたプラスチッ
クレンズを与える組成物に、さらに、分子内に特定のト
リイソシアヌレート構造を有する多官能(メタ)アクリ
レートを配合することにより、それら物性を損なわずに
高弾性率を付与できることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0010】すなわち本発明は、(A)下記一般式
(I)
【0011】
【化7】 (式中、R1およびR2は、各々独立して水素原子または
メチル基を表わし、Xは、各々独立して水素原子、C
l、BrまたはIを表わし、mは1〜5の整数を表わ
す。)で示されるエポキシ(メタ)アクリレート20〜
80重量部、(B)下記一般式(II)
【0012】
【化8】 (式中、R3は各々独立して水素原子またはメチル基を
表わし、nは5〜16の整数を表わす。)で示されるポ
リブチレングリコールジ(メタ)アクリレート5〜40
重量部、(C)下記一般式(III)
【0013】
【化9】 (式中、R4は水素原子またはメチル基を表わし、R5
-CH2-、-CH2CH2-、
【0014】
【化10】 または、-CH2CH2O- を表わし、YはCl、Brま
たはIを表わし、pは0〜3の整数を表わし、qは0〜
5の整数を表わす。)で示されるモノ(メタ)アクリレ
ート5〜40重量部、(D)下記一般式(IV)
【0015】
【化11】 (式中、R6は-CH2CH2OH または、
【0016】
【化12】 を表し、R7は各々独立して水素原子またはメチル基を
表わす。)で示される(メタ)アクリレート化合物1〜
30重量部、および、(E)分子内に一つ以上の重合性
二重結合を有する化合物0〜60重量部(ただし、
(A)〜(E)成分の合計を100重量部とする。)を
主成分として含有するプラスチックレンズ用組成物であ
る。
【0017】なお本明細書中、「(メタ)アクリル」は
「メタクリルおよび/またはアクリル」を表わし、
「(メタ)アクリレート」は「メタクリレートおよび/
またはアクリレート」を表わす。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。
【0019】本発明で用いる(A)成分は、前記一般式
(I)で示されるエポキシ(メタ)アクリレートであ
り、硬化して得られるレンズに、高い屈折率、弾性率、
耐熱性および表面硬度を付与する成分である。
【0020】前記一般式(I)中、mは1〜5の整数で
あり、ビスフェノール骨格の繰り返し単位数を表わして
いる。mが5を超えると、(A)成分の粘度が高くなり
過ぎて不適である。このエポキシポリ(メタ)アクリレ
ート(A)は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合
して使用してもよい。
【0021】エポキシ(メタ)アクリレート(A)は、
例えばハロゲン基で置換されていてもよいビスフェノー
ルAあるいはビスフェノールFおよびエピクロルヒドリ
ンから得られるビスフェノール骨格を有するジグリシジ
ルエーテル化合物と、(メタ)アクリル酸とのグリシジ
ル基開環反応で得ることができる。この開環反応は、例
えば、両者を混合し、触媒としてトリメチルアミン等の
3級アミン、またはベンジルトリメチルアンモニウムク
ロリド等の4級アンモニウム塩を加え、60〜110℃
に加熱することにより行われる。
【0022】本発明で用いる(B)成分は、前記一般式
(II)で示されるポリブチレングリコールジ(メタ)ア
クリレートであり、硬化して得られるレンズに耐衝撃性
および染色性を付与する成分である。
【0023】ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート(B)の重合度は、式:−(CH2CH2CH2CH
2O)n−で示される繰り返し単位の数nであり、5〜1
6の整数である。この重合度nが5未満では、十分な可
撓性が得られない。また、nが16を超えると、架橋密
度の低下を招き、ポリマーの表面硬度、弾性率、耐熱性
が低下し、さらにモノマーの粘度も増加するので注型作
業性も低下する。好ましい重合度nは、7〜12の整数
である。
【0024】ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート(B)は、例えば、ポリブチレングリコールを
(メタ)アクリレート化して得られる。このアクリレー
ト化反応は、例えば、テトラヒドロフランを開環重合し
て得られるポリブチレングリコールと(メタ)アクリル
酸との縮合反応、あるいはこのポリブチレングリコール
と(メタ)アクリル酸メチルとのエステル交換反応によ
り行われる。特に、エステル交換反応による方法が、無
色透明なモノマーを与えるので好ましい。
【0025】本発明で用いる(C)成分は、前記一般式
(III)で示されるモノ(メタ)アクリレートであり、
(A)成分、(B)成分のみの使用では得られないレン
ズ成形時の面精度を向上させる成分である。
【0026】モノ(メタ)アクリレート化合物(C)の
具体例としては、フェニル(メタ)アクリレート、ベン
ジル(メタ)アクリレート、フェニルエチル(メタ)ア
クリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、
3−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2,4,6−トリブロモフェニル(メタ)アク
リレート、2,4,6−トリブロモフェノキシエチル(メ
タ)アクリレート、2,4,6−トリブロモフェニル−ジ
(オキシエチル)−(メタ)アクリレートおよび2,4,
6−トリブロモベンジル(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。これらは、単独あるいは2種類以上を混合して
用いることができる。
【0027】特に、レンズの面精度や無色透明性、組成
物の粘度等の点から、フェニル(メタ)アクリレート、
ベンジル(メタ)アクリレート、フェニルエチル(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ートが好ましい。
【0028】モノ(メタ)アクリレート化合物(C)
は、例えば、芳香族炭化水素もしくはハロゲン置換芳香
族炭化水素基を有するモノアルコールと(メタ)アクリ
ル酸との縮合反応、あるいはこのモノアルコールと(メ
タ)アクリル酸メチルとのエステル交換反応により得ら
れる。
【0029】本発明で用いる(D)成分は、前記一般式
(IV)で示される(メタ)アクリレート化合物であり、
硬化して得られるレンズの耐衝撃性を低下させることな
く、高弾性率を付与する成分である。この(メタ)アク
リレート化合物(D)の具体例としては、トリス(2−
ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸のトリ(メタ)アク
リル酸エステル、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌル酸のジ(メタ)アクリル酸エステル等が挙げら
れる。
【0030】本発明で必要に応じて用いる(E)成分
は、分子内に一つ以上の重合性二重結合を有する化合物
であり、硬化して得られるレンズに耐熱性、表面硬度等
の諸物性を付与したり、あるいは組成物の粘度を低下さ
せて作業性を向上させる成分である。特に本発明では、
高粘性のエポキシ(メタ)アクリレート(A)を用いて
いるので、組成物粘度を低下させて注型作業性を向上さ
せるべく、(E)成分としては低粘度の(メタ)アクリ
レートモノマーを用いるのが好ましい。
【0031】この化合物(E)の具体例としては、例え
ば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)
アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、
(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アク
リル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、
(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ブ
トキシエチル、(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)ア
クリル酸メタリル、(メタ)アクリル酸グリシジル、
(メタ)アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、
(メタ)アクリル酸N,N−ジエチルアミノエチル、
(メタ)アクリル酸2−シアノエチル、(メタ)アクリ
ル酸ジブロモプロピル、(メタ)アクリル酸N−ビニル
−2−ピロリドン、(メタ)アクリル酸ポリエチレング
リコールモノアルキルエーテル、(メタ)アクリル酸ポ
リプロピレングリコールモノアルキルエーテル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシ
ブチル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、
(メタ)アクリル酸フォスフォエチル等のモノ(メタ)
アクリレート化合物;エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等
のポリ(またはモノ)エチレングリコールのジ(メタ)
アクリレート;プロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ノナプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
等のポリ(またはモノ)プロピレングリコールのジ(メ
タ)アクリレート;1,3−ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,4−ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,6−ヘキサメチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,14−テトラデカメチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグ
リコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン
酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールのカプロラ
クトン付加物のジ(メタ)アクリレート、ネオペンチル
グリコールアジペートジ(メタ)アクリレート、ジシク
ロペンテニルジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタ
ニルジ(メタ)アクリレート、2−(2−ヒドロキシ−
1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシメチル−5
−エチル−1,3−ジオキサンジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、ジ(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアヌレ
ート、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシ
アヌレート、2,2−ビス[4−(メタ)アクリロイル
オキシフェニル]−プロパン、2,2−ビス[4−(メ
タ)アクリロイルオキシエトキシフェニル]−プロパ
ン、2,2−ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシジ
エトキシフェニル]−プロパン、2,2−ビス[4−
(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシフェニル]
−プロパン、2,2−ビス[4−(メタ)アクリロイル
オキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル]−プロパ
ン、2,2−ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシジ
エトキシ−3,5−ジブロモフェニル]−プロパン、2,
2−ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエト
キシ−3,5−ジブロモフェニル]−プロパン、2,2−
ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3,
5−ジメチルフェニル]−プロパン、2,2−ビス[4
−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3−フェニル
フェニル]−プロパン、ビス[4−(メタ)アクリロイ
ルオキシフェニル]−スルフォン、ビス[4−(メタ)
アクリロイルオキシエトキシフェニル]−スルフォン、
ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシジエトキシフェ
ニル]−スルフォン、ビス[4−(メタ)アクリロイル
オキシペンタエトキシフェニル]−スルフォン、ビス
[4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3−フェ
ニルフェニル]−スルフォン、ビス[4−(メタ)アク
リロイルオキシエトキシ−3,5−ジメチルフェニル]
−スルフォン、ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシ
フェニル]−スルフィド、ビス[4−(メタ)アクリロ
イルオキシエトキシフェニル]−スルフィド、ビス[4
−(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシフェニ
ル]−スルフィド、ビス[4−(メタ)アクリロイルオ
キシエトキシ−3−フェニルフェニル]−スルフィド、
ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3,
5−ジメチルフェニル]−スルフィド、ジ[(メタ)ア
クリロイルオキシエトキシ]フォスフェート、トリ
[(メタ)アクリロイルオキシエトキシ]フォスフェー
ト等の多官能(メタ)アクリレート化合物;スチレン、
ビニルトルエン、クロルスチレン、ブロモスチレン、ジ
ビニルベンゼン、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナ
フタレン、N−ビニルピロリドン等のビニル化合物;ジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート、トリメチ
ロールプロパンジアリル、ジアリルフタレート、ジメタ
リルフタレート等のアリル化合物;(メタ)アクリル酸
とバリウム、鉛、アンチモン、チタン、錫、亜鉛等の金
属塩が挙げられる。これらは1種もしくは2種以上の混
合系で使用することができる。
【0032】本発明の組成物における(A)〜(E)成
分の配合割合は、(A)〜(E)成分の合計量を100
重量部としたとき、(A)成分20〜80重量部、
(B)成分5〜40重量部、(C)成分5〜40重量
部、(D)成分1〜30重量部、(E)成分0〜60重
量部である。
【0033】(A)成分が20重量部未満ではレンズに
十分な弾性率、耐熱性、屈折率、表面硬度を付与するこ
とができず、80重量部を超えると組成物の粘度が高く
なり注型重合の作業性が低下する。(A)成分の好まし
い配合量は30〜60重量部である。
【0034】また、(B)成分が5重量部未満ではレン
ズに十分な耐衝撃性を付与することができず、かつ染色
性も付与できない。一方、40重量部を超えるとレンズ
の弾性率、耐熱性および表面硬度の低下を招く。(B)
成分の好ましい配合量は10〜35重量部である。
【0035】また、(C)成分が5重量部未満ではレン
ズの面精度が悪くなり、40重量部を超えるとレンズの
耐衝撃性、耐熱性が低下する。(C)成分の好ましい配
合量は10〜35重量部である。
【0036】また、(D)成分が1重量部未満では、高
弾性率と耐衝撃性を同時に付与することができず、30
重量部を超えると組成物の粘度が高くなり、注型の際の
作業性が低下する。(D)成分の好ましい配合量は5〜
15重量部である。
【0037】また、(E)成分の好ましい配合量は0〜
30重量部である。
【0038】また、本発明の組成物には、必要に応じ
て、酸化防止剤、黄変防止剤、紫外線吸収剤、ブルーイ
ング剤、顔料等の各種の添加剤を本発明の効果を損なわ
ない範囲内で配合してもよい。
【0039】本発明のプラスチックレンズ用組成物は、
(A)〜(E)成分を常法により混合撹拌し、さらに必
要に応じて各種添加剤を配合して製造することができ
る。
【0040】本発明のプラスチックレンズ用組成物の硬
化に際して使用される重合開始剤としては、例えば、過
酸化ベンゾイル、ジイソプロピルパーオキシジカーボネ
ート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等の有機過酸
化物;2,2'−アゾビスイソブチロニトリル、2,2'−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ
化合物;2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、メチルフェニルグリオキシレート、アセトフェ
ノン、ベンゾフェノン、ジエトキシアセトフェノン、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1
−フェニル−1,2−プロパン−ジオン−2−(o−エ
トキシカルボニル)オキシム、2−メチル−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパノ
ン、ベンジル、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベ
ンゾインイソブチルエーテル、2−クロロチオキサント
ン、イソプロピルチオキサントン、2,4,6−トリメチ
ルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ベン
ゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、2−メチル
ベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ベンゾ
イルジメトキシフォスフィンオキサイド等の光重合開始
剤等が挙げられる。これらは1種もしくは2種以上の混
合系で使用することができる。
【0041】この重合開始剤の配合割合は、(A)〜
(E)成分の合計100重量部に対して、通常、0.0
05〜5重量部である。
【0042】本発明の組成物を重合硬化して成形するこ
とにより、プラスチックレンズが得られる。この成形法
としては、例えば、まず本発明の組成物に重合開始剤を
添加し、この組成物を、鏡面研磨した二枚のガラス製モ
ールドを対向させ周囲をポリ塩化ビニル、エチレン−酢
酸ビニル共重合体等からなるガスケットで囲んだ鋳型中
に注入し、その鋳型の片側もしくは両側から活性エネル
ギー線を照射するか、加熱処理するか、あるいは、活性
エネルギー線を照射と加熱を組み合わせ、重合硬化させ
る方法等が挙げられる。
【0043】ここで、成型用モールドとしては、上述し
たような二枚のガラス以外に、例えば、ガラスとプラス
チック板、ガラスと金属板、あるいはこれらの組み合わ
せ等による成型用モールドを用いることもできる。ま
た、ガスケットとしては、上述したような熱可塑性樹脂
以外に、例えばポリエステル製等の粘着性テープを用い
ることもできる。
【0044】
【実施例】以下、合成例、実施例および比較例を掲げ、
本発明を更に詳しく説明する。
【0045】合成例1.[エステル交換法によるノナブ
チレングリコールジメタクリレート(9BGDM)の合
成] 5リットルの4つ口フラスコに、ポリブチレングリコー
ル(保土ケ谷化学(株)製、商品名PTG−650S
N、平均分子量680、平均重合度9.2)2000
g、メタクリル酸メチル(分子量100、以後MMAと
略す)2000gおよびハイドロキノンモノメチルエー
テル0.5gを投入し、触媒としてチタンテトラ−n−
ブトキシド50gを用い、100〜120℃で撹拌を行
ないつつ生成したメタノールをMMAと共沸除去し、3
時間反応させた。反応後、過剰のMMAを減圧留去し、
残渣にトルエン1000gを加え、アルカリ水で洗浄後
トルエンを減圧留去してノナブチレングリコールジメタ
クリレート(9BGDM)を得た。得られた9BGDM
は無色透明であり、臭素付加による純度分析では100
%であった。
【0046】合成例2.[エポキシジメタクリレート
(EDM1)の合成] 5リットルのガラス製反応容器に、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル(東都化成(株)製、商品名エポト
ートYD−8125、エポキシ当量173g/eq)1
730g、メタクリル酸(分子量86)860g、触媒
として塩化ベンジルトリメチルアンモニウム13g、重
合禁止剤として2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン0.78gを投入し、60℃に加温しながら均一
に撹拌した。その後、70℃で3時間、80℃で3時
問、90℃で12時間の加熱を行いエポキシジメタクリ
レート(EDM1)を得た。このEDM1は、無色透明
の高粘度液体であった。反応の終点は、反応液の酸価が
1以下となった時点とした。このEDM1の繰り返し単
位数mは1であった。
【0047】合成例3.[エポキシジメタクリレート
(EDM2)の合成] 5リットルのガラス製反応容器に、ビスフェノールFジ
グリシジルエーテル(東都化成(株)製、商品名エポト
ートYD−8170、エポキシ当量159g/eq)1
590g、メタクリル酸(分子量86)860g、触媒
として塩化ベンジルトリメチルアンモニウム13g、重
合禁止剤として2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン0.78gを投入し、60℃に加温しながら均一
に撹拌した。その後、70℃で3時問、80℃で3時
間、90℃で12時間の加熱を行いエポキシジメタクリ
レート(EDM2)を得た。このEDM2は、無色透明
の高粘度液体であった。反応の終点は、反応液の酸価が
1以下となった時点とした。このEDM2の繰り返し単
位数mは1であった。
【0048】合成例4.[エポキシジアクリレート(E
DA1)の合成] メタクリル酸の代わりに、アクリル酸(分子量72)7
20gを用いたこと以外は、合成例2と同様の方法に従
い、エポキシジアクリレート(EDA1)を得た。この
EDA1は、無色透明の高粘度液体であった。反応の終
点は、反応液の酸価が1以下となった時点とした。この
EDA1の繰り返し単位数mは1であった。
【0049】<実施例1>(A)成分として合成例2で
得たEDM1を45g、(B)成分として合成例1で得
た9BGDMを10g、(C)成分としてベンジルメタ
クリレート(BZM)を30g、(D)成分としてトリ
ス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸トリアクリ
レート[東亜合成(株)製、商品名M315]を5g、
(E)成分としてイソボルニルメタクリレート(IB
X)2.5gおよびノナエチレングリコールジメタクリ
レート(9EGDM)7.5g、さらに、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドを
0.03g、t−ブチルパーオキシイソブチレートを0.
1g、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンを
0.05g、トリドデシルフォスフェートを0.2g加え
て混合し、室温でよく撹拌した後、50mmHgに減圧
して10分間脱気した。
【0050】次いで、鏡面仕上げした直径80mmの2
枚のガラス製モールドを対向させ、周囲をポリ塩化ビニ
ル製ガスケットで囲んだ内厚2mmおよび4mmの2種
類のプラスチック平板成形用鋳型、および、径70mm
のレンズ成型用ガラス製モールド2枚を対向させ、周囲
をポリ塩化ビニル製ガスケットで囲んだ中心内厚2m
m、度数−2.0Dのプラスチックレンズ成型用鋳型、
にそれぞれ組成物を注入した。
【0051】次いで、各成型用鋳型の両面から、ランプ
長10インチ、2kwの高圧水銀灯により30J/cm
2の紫外線を照射し、各鋳型から成形物を脱型した後、
130℃で2時間加熱してアニール処理を行い、評価試
験用のプラスチックレンズおよびプラスチック平板を得
た。
【0052】<実施例2〜7>表1に示した割合で各成
分を用いたこと以外は、実施例1と同様にして本発明の
組成物を調製し、評価試験用のプラスチックレンズおよ
びプラスチック平板を得た。
【0053】<比較例1〜5>表1に示した割合で各成
分を用いたこと以外は、実施例1と同様にして組成物を
調製し、評価試験用のプラスチックレンズおよびプラス
チック平板を得た。
【0054】<比較例6>表1に示した割合で各成分を
用いたこと以外は、実施例1と同様にして組成物を調製
した。この組成物を用いてプラスチックレンズおよび平
板を成形しようとしたが、組成物が高粘度であり、モー
ルドに注入すると気泡が混入してしまうので、成形を中
断した。
【0055】<比較例7>ジエチレングリコールビスア
リルカーボネート(CR−39)を100g、ジイソプ
ロビルパーオキシパーカーボネートを3g加えて混合
し、よく撹拌し、実施例1で使用したものと同じ各鋳型
中に注入し、45℃で10時間、60℃で3時間、80
℃で3時間、95℃で6時間保持し、各鋳型より成形物
を脱型した後120℃で1時間加熱してアニール処理を
行い、評価試験用のプラスチックレンズおよびプラスチ
ック平板を得た。
【0056】<評価>各実施例および比較例で得たプラ
スチックレンズおよび平板について、以下の評価を行な
った。なお、落球試験および面精度の評価はプラスチッ
クレンズを用いて行い、その他の性能の評価はプラスチ
ック平板を用いて行った。それら評価の結果は表2に示
す。
【0057】可視光線透過率(%):厚さ2mmの平板
を用い、ASTM D1003に従って測定した。
【0058】屈折率:厚さ2mmの平板を用い、アッベ
屈折率計により、589.3nmのD線にて測定した。
【0059】飽和吸水率(重量%):厚さ4mm、直径
80mmの円盤状平板を用い、70℃で100%の飽和
水蒸気槽中に3日間放置して増加重量を測定した。
【0060】落球試験:厚さ2mmのレンズを用い、F
DA規格に従って試験した。具体的には、16.3gの
鋼球を127cmの高さからレンズに落下させた際、レ
ンズが破損しなかったものを良(○)、破損したものを
不良(×)とした。
【0061】弾性率(Kgf/mm):厚さ4mm、幅10m
m、長さ85mmの平板を用い、JIS K7203
(3点曲げ試験)に従って測定した。
【0062】ロックウエル硬度(HRL):厚さ4mmの
平板を用い、JIS K7202に従って測定した。
【0063】耐熱性(℃):厚さ2mmの平板を用い、
TMA測定器により荷重10gでのTg(℃)を測定し
た。
【0064】面精度:レンズ中心部の湾曲状態を肉眼に
より観察し、下記ランクに分類し、A〜Cまでを良
(○)、D〜Fを不良(×)とした。 A:全く湾曲がない(設計時の曲率と成形レンズの曲率
の差が0〜1%) B:やや湾曲している(差が1〜3%) C:若干湾曲している(差が3〜5%) D:湾曲している(差が5〜10%) E:著しく湾曲している(差が10〜20%) F:使用できない(差が20%以上)
【0065】注型作業性:鋳型へ組成物を注入する際の
難易度を判定し、注入しやすいものを良(○)、注入し
にくいものを不良(×)とした。
【0066】染色性(%):厚さ2mmの平板を用い、
セイコープラックスダイヤコート染色剤2gを1リット
ルの蒸留水に分散させた液で、90℃10分間染色し、
可視光線透過率%の数値を測定した。
【0067】
【表1】
【0068】表1中の略号は次の化合物を示す。 EDM1:ビスフェノールAジグリシジルエーテルとメ
タクリル酸とを反応させて得られたエポキシジメタクリ
レート EDM2:ビスフェノールFジグリシジルエーテルとメ
タクリル酸とを反応させて得られたエポキシジメタクリ
レート EDA1:ビスフェノールAジグリシジルエーテルとア
クリル酸とを反応させて得られたエポキシジアクリレー
ト 9BGDM:ノナブチレングリコールジメタクリレート 12BGDM:ドデカブチレングリコールジメタクリレ
ート 9EGDM:ノナエチレングリコールジメタクリレート BZM:ベンジルメタクリレート PEM:フェニルエチルメタクリレート PHM:フェニルメタクリレート POM:フェノキシエチルメタクリレート M315:トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
ル酸のトリアクリル酸エステル M215:トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
ル酸のジ(メタ)アクリル酸エステル IBX:イソボルニルメタクリレート HDDM:1,6−ヘキサメチレングリコールジメタク
リレート CR−39:ポリジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ックレンズ用組成物を用いれば、耐熱性、耐衝撃性、染
色性、低吸水性、成形性、面精度に優れ、かつ高弾性率
を有するプラスチックレンズを容易に製造することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 伸治 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 久保田 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 井領 毅明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1およびR2は、各々独立して水素原子または
    メチル基を表わし、Xは、各々独立して水素原子、C
    l、BrまたはIを表わし、mは1〜5の整数を表わ
    す。)で示されるエポキシ(メタ)アクリレート20〜
    80重量部、(B)下記一般式(II) 【化2】 (式中、R3は各々独立して水素原子またはメチル基を
    表わし、nは5〜16の整数を表わす。)で示されるポ
    リブチレングリコールジ(メタ)アクリレート5〜40
    重量部、(C)下記一般式(III) 【化3】 (式中、R4は水素原子またはメチル基を表わし、R5
    -CH2-、-CH2CH2-、 【化4】 または、-CH2CH2O- を表わし、YはCl、Brま
    たはIを表わし、pは0〜3の整数を表わし、qは0〜
    5の整数を表わす。)で示されるモノ(メタ)アクリレ
    ート5〜40重量部、(D)下記一般式(IV) 【化5】 (式中、R6は-CH2CH2OH または、 【化6】 を表し、R7は各々独立して水素原子またはメチル基を
    表わす。)で示される(メタ)アクリレート化合物1〜
    30重量部、および、(E)分子内に一つ以上の重合性
    二重結合を有する化合物0〜60重量部(ただし、
    (A)〜(E)成分の合計を100重量部とする。)を
    主成分として含有するプラスチックレンズ用組成物。
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