JPH11152311A - 低粘度フツ素化ゴムの製造方法 - Google Patents

低粘度フツ素化ゴムの製造方法

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JPH11152311A
JPH11152311A JP10272457A JP27245798A JPH11152311A JP H11152311 A JPH11152311 A JP H11152311A JP 10272457 A JP10272457 A JP 10272457A JP 27245798 A JP27245798 A JP 27245798A JP H11152311 A JPH11152311 A JP H11152311A
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fluorinated
fluorine
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viscosity
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JP10272457A
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Ralf Krueger
ラルフ・クリユガー
Wilhelm-Franz Biener
ビルヘルム−フランツ・ビーナー
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Bayer AG
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    • C08F2/38Polymerisation using regulators, e.g. chain terminating agents, e.g. telomerisation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、オゾンを減少させる化合物
を使用しないで進行し、そして高い反応器生産性を有す
る低粘度フッ素化ゴムの製造方法を発見することであっ
た。 【解決手段】 式(I)又は(II) 【化1】 (式中、R1はフッ素原子又は1〜4個の炭素原子を有
するペルフルオロアルキル基を表し、R2は1〜4個の
炭素原子を有するペルフルオロアルキル基を表しそして
n=4又は5である)を有する1種以上の化合物及び分
子量調節剤の存在下で、遊離基によって、少なくとも1
種のフッ素モノマーを重合させることを特徴とする低粘
度フッ素化ゴムの製造方法が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低粘度フッ素化ゴムの
新規な製造方法に関する。
【0002】ゴム工業においては、用いられるゴムの加
工性がより良好であることが一般的に求められる。これ
は、特に流動特性に関係している。生ゴムの粘度が低け
れば低いほど、加工技術は簡単になり、生産性は上昇し
廃棄物は減少する。フッ素化ゴムは高価なゴムであり、
またゴム工業で用いる射出成形機械での滞留なしには加
工できないゴムなので、前述した観点は特にフッ素化ゴ
ムに深い関連がある。
【0003】例えばDE−A19640972.1に記
載されているように、従来工業規模で一般的に用いられ
てきた乳化重合法は、一方では、イオン性の無機の開始
剤を使用する必要があり、このため重合体中にイオン性
の末端基が生成し、このことが重合体の粘度を上昇させ
るし、また一方では、大量の分子量調節剤が必要であ
り、このことは一般的には、水相における開始剤との副
反応及び停止反応のために反応器生産性の著しい低下を
招くので、低粘度フッ素化ゴムの製造には不適切であ
る。
【0004】非水系のプロセスの内で、純粋の液状フッ
素モノマー中での重合は、生成した重合体が通常モノマ
ーに溶解しないし膨潤性も小さいので不利であることが
分かった。熱と物質の良好な移動を伴っていて再現性が
あり、従って許容できる反応器生産性を有する重合方法
は、このルートによっては殆ど可能性がない。
【0005】これに対して、フッ素モノマーは、ある種
のフッ素含有溶剤の存在では容易に重合することができ
る。例えば、米国特許第4243770号、DE−A1
9640972.1参照。米国特許第5182342号
は、F/H比と水素の位置についてのある基準に合致し
たフッ素化炭化水素の重合媒体としての使用について記
載している。水素及び場合によっては追加して塩素をも
含有するこのタイプの全ての化合物について、常に、こ
れらの化合物が移動及び/又は停止反応を行い得るとい
う問題点がある。しかしながら、分子量調節剤によって
導入される末端基が限定された基である場合には、追加
の移動反応が、選ばれた反応条件下で溶剤から開始する
ことはない。このことは、特に沃素含有有機連鎖移動剤
の使用が原因で末端の炭素原子に共有結合で結合した沃
素を含有する低粘度ゴムの製造にあてはまる。DE−A
19640972.1においては、このことは、重合媒
体として1,1,2−トリクロロトリフルオロエタンを
使用することによって達成されている。しかしながら、
このタイプの化合物[過フッ化塩化炭化水素(fluorochl
orocarbonns)]はオゾンを減少させるかなりの力を持っ
ている。この理由で、それらを工業で使用することは、
多くの工業国で既に禁止されている。
【0006】本発明の目的は、それ故に、オゾンを減少
させる化合物を使用しないで進行する低粘度フッ素化ゴ
ムの実際的な製造方法を発見することであった。
【0007】ここに、式(I)又は(II)
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1はフッ素原子又は1〜4個の
炭素原子を有するペルフルオロアルキル基を表し、R2
は1〜4個の炭素原子を有するペルフルオロアルキル基
を表しそしてn=4又は5である)で表される少なくと
も1種の化合物が、上に記載した基準に合致する、低粘
度フッ素化ゴムの製造に適した媒体であることが見出さ
れた。
【0010】本発明は、従って、式(I)又は(II)
【0011】
【化3】
【0012】(式中、R1はフッ素原子又は1〜4個の
炭素原子を有するペルフルオロアルキル基を表し、R2
は1〜4個の炭素原子を有するペルフルオロアルキル基
を表しそしてn=4又は5である)で表される1種以上
の化合物及び、場合によっては、分子量調節剤の存在下
で、遊離基によって、少なくとも1種のフッ素モノマー
を重合させる低粘度フッ素化ゴムの製造方法を提供す
る。
【0013】本発明の文脈において、用いることができ
るモノマーは、例えば、フッ化ビニリデン、テトラフル
オロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、例えばヘ
キサフルオロプロペン、3,3,3−トリフルオロプロ
ペン、クロロペンタフルオロプロペン、ヘキサフルオロ
イソブテンのような2〜8個の炭素原子を有するフッ素
化1−アルケン及び/又は式 CF2=CF−O−X
[式中、X=C1〜C3−ペルフルオロアルキル又は−
(CF2−CFY−O)n−RF(式中、n=1〜4、Y
=F又はCF3そしてRF=C1〜C3−ペルフルオロア
ルキル)である]で表される完全にフッ素化されたビニ
ルエーテルのような、フッ素化された、場合によっては
置換された、フッ素に加えて水素及び/又は塩素を含有
することもできるエチレン系化合物である。
【0014】フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロペ
ン並びに、任意に、テトラフルオロエチレン及び/又は
ペルフルオロ−(メチルビニルエーテル)のような完全
にフッ素化されたビニルエーテルの組み合わせが特に好
ましい。
【0015】更に、例えば、US−A4035565に
記載されているブロモトリフルオロエチレン、4−ブロ
モ−3,3,4,4−テトラフルオロブテン−1、又は
1−ブロモ−2,2−ジフルオロエチレンのような、共
重合可能な臭素含有モノマーの使用も、過酸化物で架橋
可能なフッ素化ゴムの製造のために可能である。
【0016】フリーラジカル重合は、少なくとも1種の
開始剤の存在下で行うことが好ましい。
【0017】有機又はフッ素含有有機化合物のそれぞれ
の場合において、過酸化ジアルキル、過酸化ジアシル、
ペルオキシジ炭酸ジアルキル、アルキルペルエステル及
び/又はペルケタール、例えば、ペルオキシピバリン酸
t−ブチル、ペルオキシ−2−エチル−ヘキサン酸t−
ブチル、ペルオキシ炭酸ジシクロヘキシル、ビス(トリ
フルオロアセチルペルオキシド)又はヘキサフルオロプ
ロペンオキシド2量体の過酸化物[CF3CF2CF2
CF(CF3)COO]2が開始剤として好適に用いられ
る。用いる種類と量は個々の反応温度に依存する。選択
すべき過酸化物の半減期は、好ましくは30〜500分
の間である。同様に、反応すべきモノマー100重量部
当たり0.05〜1.0重量部の間の過酸化物量が好ま
しく求められる。
【0018】目標生成物の分子量、従って粘度は、開始
剤の量を介して、又は、1種以上の分子量調節剤の添加
によって決めることができる。好ましく用いられる分子
量調節剤は、式(III) R3Brnm (III) [式中、m及びn=0〜2、m+n=1又は2であり、
そしてR3は、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族炭化
水素、フッ素化炭化水素(fluorohydrocarbon)、フッ素
化塩素化炭化水素(fluorochlorohydrocarbon)又は過フ
ッ化炭化水素(fluorocarbon)基であることができる]を
有する化合物である。1,2−ジブロモ−1−クロロ−
トリフルオロエタン及び/又は1−ブロモ−2−ヨード
−テトラフルオロエタンが、式(III)の化合物とし
て好ましい。2個の沃素原子が1個の炭素原子又は異な
った炭素原子に結合しているジヨード有機化合物が好ま
しい。1個又は4個の炭素原子を有し沃素が末端炭素原
子に結合している炭化水素又は過フッ化炭化水素が特に
好ましい。ジヨードメタン及び/又は1,4−ジヨード
−ペルフルオロブタンがとりわけ好ましい。ジヨード有
機化合物の量は、重合したフッ素モノマー100重量部
当たり沃素0.3〜3.0重量部であることが好まし
い。
【0019】本発明の方法においては、フリーラジカル
重合を、開始剤としての、少なくとも1種のフッ素含有
有機過酸化ジアルキル、過酸化ジアシル、ペルオキシジ
炭酸ジアルキル、アルキルペルエステル及び/又はペル
ケタールの存在下で、R3が1〜8個の炭素原子を有す
る炭化水素基である式(III)を有する分子量調節剤
と組み合わせて、実施することが好ましい。
【0020】また、R3が1〜8個の炭素原子を有する
フッ素化炭化水素、フッ素化塩素化炭化水素又は過フッ
化炭化水素基である式(III)を有する分子量調節剤
と組み合わせて、フッ素を含有しない有機過酸化物を開
始剤として用いることも好ましい。
【0021】ジヨード有機分子量調節剤の存在下で行わ
れる好ましい重合の場合に関して、分子量調節剤か開始
剤のいずれかがフッ素化されていることが有利であるこ
とが判った。
【0022】本発明の方法の特に好ましい態様において
は、フッ素を含有しない有機過酸化物が、開始剤とし
て、式(III) R3Brnm (III) (式中、R3は、1〜8個の炭素原子を有する炭化水素
基であり、m及びn=0〜2、m+n=1又は2であ
る)を有する分子量調節剤と組み合わせて用いられ、主
要部と見なされる開始剤の量の最大10%が重合の開始
時に最初に導入又は秤量して供給され、そして残りの量
が早くても1時間後に纏めて又は段階的に添加される。
【0023】式(I)及び(II)を有する化合物は、
好ましくは、対応するフッ素化されていない類似体から
商業的に利用できる電気的フッ素化又は直接フッ素化に
よって製造される。式(I)を有する化合物の例は、C
37SO2F、C49SO2F又は(CF32SO2であ
る。
【0024】式(I)及び(II)を有する化合物は、
遊離基に対して非常に不活性であることが判明してお
り、追加の移動又は停止反応は実際上観察されていな
い。特許を請求している化合物の耐水性及び耐プロトン
性溶剤性もまた十分に高い。
【0025】前述した化合物は、それらの沸点が15〜
70℃の間と低く、そしてそれらの蒸発エンタルピーが
低いので、重合後、蒸留によって容易にゴムと分離する
ことができる。
【0026】本発明の方法の本質的な特徴は、その反応
条件下でモノマーの大きな部分が式(I)及び(II)
を有する化合物に溶解しそして得られるゴム重合体が
(I)及び(II)並びにモノマーで膨潤した第二の
(液体)相を形成することである。
【0027】フッ素モノマーの溶剤に対する比及び反応
器の充填レベルは、反応温度における液相中のモノマー
の割合が少なくとも20重量%となるように選ぶのが好
ましい。液相中に溶解したモノマー量は、例えば、気相
のモノマー分圧を利用して重量バランスから測定するこ
とができる。
【0028】反応温度は、好ましくは、30〜130℃
の間である。温度がこれより低いと運転時間が長くなり
また重合体の粘度が著しく増大する。これより温度が高
くても反応器生産性は実質的にこれ以上増加しない。重
合に対する好ましい温度範囲は60〜120℃である。
【0029】圧力は、上記の諸条件及びモノマー混合物
の組成に依存し、そして好ましくは10〜100バール
の間である。本発明の方法は20〜50バールの間で実
施されるのが特に好ましい。
【0030】重合は、攪拌された槽型反応器におけるバ
ッチプロセス、連続プロセス又はバッチ/送液プロセス
によって実施することができ、バッチ/送液プロセスが
好ましい。
【0031】重合が終了したとき、重合体相が(I)及
び(II)で著しく膨潤しており場合によっては高温
(60〜120℃)とも組み合わせられているために非
常に低い粘度を有していて、単独で流出できるので、反
応混合物は、容易に、槽底の出口を通して槽から抜き出
すことができる。
【0032】本明細書での低粘度フッ素化ゴムという術
語は、複素粘性率(complex viscosity)が、VOR−M
elt型のBohlinレオメター(周波数ω=6.3
-1)で測定して、100℃で<50kPa.s、好ま
しくは、100℃で<5kPa.sであるフッ素化ゴム
を包含する。複素粘性率は、動的せん断に対するプロー
ブの全抵抗を表している。複素粘性率が低ければ低いほ
ど、プローブはより低粘度になる。この点については、
J.D.Ferry,”Visco−elastic
Properties of Polymers”,1
980,John Wiley & Sons, Ne
w Yorkを参照。
【0033】本発明の方法によって製造されたフッ素化
ゴムは、通常の方法によって配合し架橋することができ
る。Ullmann’s Encyclopedia
ofIndustrial Chemistry, 5
th edition,1993, vol.A23,
chapter 2.6,p.265−p.269 参
照。それらの粘度が低いので、更に加工して弾性を有す
る製品を得るために、有利な射出成形技術を利用するこ
とができる。
【0034】架橋に適切な化合物は、ビスアミン例えば
ヘキサメチレンジアミン、又はビスフェノール例えば
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−フェニル)ヘキサフル
オロプロパン(”ビスフェノールAF”)のような2個
の求核基を持つ化合物と、第四級ホスホニウム、アンモ
ニウム又はスルホニウム塩のような架橋促進剤及び酸化
マグネシウム及び水酸化カルシウムのような酸受容体と
の組み合わせである。A.L.Logothetis,
Polym.Sci.14(1989)251−296
参照。あるいはまた、本発明の方法によって製造さ
れ、そして主鎖又は側鎖の炭素に共有結合した臭素及び
/又は沃素含有するフッ素化ゴムは、2,5−ジメチル
−2,5−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−ヘキサン
のような有機過酸化物とイソシアヌル酸トリアリルのよ
うな共架橋剤との組み合わせによって架橋することがで
きる(例えば,EP−A398241参照)。
【0035】以下に述べる実施例は本発明を具体的に説
明するためであり、本発明を限定するものではない。
【0036】
【実施例】実施例 1 フッ化ペルフルオロブタンスルフォニル(PFBSF)
90重量%とペルフルオロスルホラン(PFS)10重
量%との混合物1.08kg及びジヨードペルフルオロ
ブタン(DIPFB、Fluorochem Lt
d.)15gを、チオ硫酸ナトリウム水溶液と共に振と
うして抽出することにより前もって精製した後に、最初
に4.1リットルのオートクレーブに導入した。
【0037】密閉したオートクレーブを、各々の場合
に、2度排気し、引き続いて3バールの窒素圧をかけ、
そして、各々の場合に、冷却しながら10分間ゆっくり
と攪拌した。フッ化ビニリデン(VDF)440g及び
ヘキサフルオロプロペン(HFP)1027gを排気し
たオートクレーブに導入しそして反応混合物を攪拌しな
がら80℃に加熱した。この温度に到達したときオート
クレーブの内圧は33バールであった。過酸化物含量が
96.1%のペルオキシ−2−エチル−ヘキサン酸t−
ブチル(Peroxid−Chemie GmbH)
2.6gを添加することによって重合を開始した。圧力
低下の開始によって検出できる重合が数分後に始まっ
た。重合の間、 フッ化ビニリデン60重量%とヘキサ
フルオロプロペン40重量%とのモノマー混合物を、オ
ートクレーブの内圧が33±0.4バールで一定に保た
れるように引き続いて圧入した。472分の反応時間内
に、合計でフッ化ビニリデン302gとヘキサフルオロ
プロペン201gを引き続いてこのやり方で計量して供
給した。重合が終了したとき、未反応モノマーを圧力解
放と排気によって反応器から除去した。攪拌機を停止し
た15分後に、反応器の残留内容物(重合体+PFBS
F/PFS混合物)を底部の出口バルブを通して下方の
第二の圧力槽に完全に排出した。生成物は反応器の中に
は全く残っていなかった。
【0038】溶剤で膨潤した生成物(806g)を、重
合体様残分を1.86重量%含んでいる上澄みのPFB
SF/PFS溶液から分離した後で、真空乾燥器中で6
0℃24時間乾燥し、溶剤を冷トラップ中で凝縮しそし
て粘調な共重合体530gを得た。
【0039】19F−NMR分析(溶剤:アセトン、標
準:CFCl3)によって次の共重合体組成を決定し
た。ヘキサフルオロプロペン:21.5モル%、フッ化
ビニリデン:78.5モル%。
【0040】元素分析によって決定された重合体の沃素
含量は、1.35重量%であった。複素粘性率(complex
viscosity)は、VOR−Melt型のBohlinレ
オメターを用いて種々の温度で測定した。結果を表1に
列挙してある。
【0041】架橋可能な混合物を調製するために、カー
ボンブラックMTN900:30部、水酸化カルシウ
ム:3部、Perkalink301/50(イソシア
ヌル酸トリアリル、シリカゲルに50%担持):4部及
びLuperco101XL−45[2,5−ジメチル
−2,5−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−ヘキサ
ン、不活性充填剤中に45%含有]:3部を、フッ素化
ゴム共重合体100重量部中に、十分に冷却した2本ロ
ールのミルを用いて混入した。
【0042】架橋特性を測定するために、過酸化物を含
有する混合物を、MDR2000E型のモンサントレオ
メーターを用いて170℃で(測定時間30分)研究し
た。その混合物を170℃で1x10x10mmのシー
ト用の金型中で圧力200バールで15分間加硫し、次
いで循環空気炉中で(160℃で1時間、170℃で1
時間、180℃で2時間そして230℃で20時間)後
架橋した。引張り応力/歪み特性を加硫製品について測
定した。結果を表2に列挙する。
【0043】実施例 2 フッ化ペルフルオロブタンスルフォニル(PFBSF)
90重量%とペルフルオロスルホラン(PFS)10重
量%との混合物1.01kg及びジヨードメタン(DI
M、Merk)9gを、最初に4.1リットルのオート
クレーブに導入した。密閉したオートクレーブを、各々
の場合に、2度排気し、引き続いて3バールの窒素圧を
かけ、そして、各々の場合に、冷却しながら10分間ゆ
っくりと攪拌した。フッ化ビニリデン(VDF)440
g及びヘキサフルオロプロペン(HFP)1028gを
排気したオートクレーブに導入しそして反応混合物を攪
拌しながら60℃に加熱した。この温度に到達したとき
オートクレーブの内圧は27バールであった。ビス(ト
リフルオロアセチル)ペルオキシドのPFBSF中の1
%溶液を66g添加することによって重合を開始した。
圧力低下の開始によって検出できる重合が数分後に始ま
った。重合の間、 フッ化ビニリデン60重量%とヘキ
サフルオロプロペン40重量%とのモノマー混合物を、
オートクレーブの内圧が27±0.4バールで一定に保
たれるように引き続いて圧入した。3時間及び6時間後
に、上記の1%過酸化物溶液をそれぞれ33g再添加し
た。1184分の反応時間内に、合計でフッ化ビニリデ
ン303gとヘキサフルオロプロペン200gを引き続
いて計量しながら供給した。実施例1と同様の仕上げ操
作によって粘調な共重合体530gを単離することがで
きた。
【0044】共重合体組成は、ヘキサフルオロプロペ
ン:21.5モル%、フッ化ビニリデン:78.5モル
%であった。
【0045】重合体の沃素含量は、1.4重量%であっ
た。
【0046】複素粘度は、VOR−Melt型のBoh
linレオメターを用いて種々の温度で測定した。結果
を表1に列挙してある。
【0047】加硫可能な混合物を実施例1と同様な方法
で製造した。結果を表2に列挙してある。
【0048】実施例 3 実施例1と同様な方法で、但し、連鎖移動剤としてDI
Mを用い、85℃/36バールで、重合を実施した。更
に、開始剤0.26gを最初に導入し、次に1.56g
を1時間後に秤量して添加しそして0.78gを更に
2.5時間後に秤量して添加した。612分の反応時間
内に、合計でフッ化ビニリデン302gとヘキサフルオ
ロプロペン198gを引き続いて計量しながら供給し
た。実施例1と同様の仕上げ操作によって粘調な共重合
体525gを単離することができた。共重合体組成は、
VDF:78.1モル%、HFP:21.9モル%であ
った。沃素含量は、1.65重量%であった。
【0049】加硫可能な混合物を実施例1と同様な方法
で製造した。結果を表2に列挙してある。
【0050】実施例 4 実施例2と同様な方法で、60℃で、但し、連鎖移動剤
なしでそしてペルオキシピバリン酸t−ブチル3.73
gをTBPPI−75−AL(脂肪族化合物中の溶液、
過酸化物含量53.6%、Peroxid−Chemi
e GmbH)として単独で添加した。1249分の反
応時間内に、合計でフッ化ビニリデン298gとヘキサ
フルオロプロペン199gを引き続いて計量しながら供
給した。実施例1と同様の仕上げ操作によってゴム状の
共重合体465gを単離することができた。共重合体組
成は、VDF:79.2モル%、HFP:20.8モル
%であった。
【0051】架橋性の混合物を製造するために、カーボ
ンブラックMTN990:30部、水酸化カルシウム:
6部、酸化マグネシウム(Maglite D):3
部、ビスフェノールAFとViton Aの混合物(5
0/50重量部):4部及び塩化ベンジルトリフェノー
ルホスホニウムとViton Aとの混合物(33/6
6重量部):2部を、フッ素化ゴム共重合体100重量
部中に、十分に冷却した2本ロールのミルを用いて混入
した。
【0052】結果を表2に示す。
【0053】比較例 1 (重合媒体としてのフッ化炭化水素の使用)重合を実施
例1と同様な方法で、但し、PFBSF/PFS混合物
の代わりに1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブ
タン1829gを用いた。モノマーの最初の導入後で8
0℃の反応温度に到達した後のオートクレーブの内圧は
29バールであった。
【0054】1320分の反応時間内に、合計でフッ化
ビニリデン214gとヘキサフルオロプロペン147g
を引き続いて計量しながら供給した。
【0055】実施例1と対照的に、残留モノマーの除去
後に、反応混合物は均一な重合体溶液として存在し、そ
の溶液から溶剤を蒸留で除去した。その結果、VDFを
78.1モル%及びHFPを21.9モル%含有する共
重合体387gが得られ、沃素含量は、2.2重量%で
あった。
【0056】加硫可能な混合物を実施例1と同様な方法
で製造した。結果を表2に列挙してある。
【0057】この比較例は、フッ化炭化水素を重合媒体
として使用した場合には、フッ素モノマーの溶解性が向
上(初期圧力がより低い)し、得られる重合体の溶解性
も向上しているにもかかわらず、反応器生産性は、本発
明に用いられる化合物を使用した場合より著しく低いこ
とを示している。
【0058】比較例 2 (バルク重合)チオ硫酸ナトリウム水溶液と共に振とう
して抽出することにより前もって精製した後のジヨード
ペルフルオロブタン(DIPFB、Fluoroche
m Ltd.)15.3g、VDF771g及びHFP
2118gを、排気と窒素での加圧を数回行うことによ
って不活性状態にした4.1リットルのオートクレーブ
に最初に導入し、攪拌しながら60℃に加熱した。この
温度に到達したときオートクレーブの内圧は37.7バ
ールであった。t−ブチルペルオキシピバラート4.2
5gをTBPPI−75−AL(脂肪族化合物中の溶
液、過酸化物含量47.1%、Peroxid−Che
mie GmbH)として添加することによって重合を
開始した。
【0059】1779分の反応時間内に、合計でフッ化
ビニリデン308gとヘキサフルオロプロペン202g
を引き続いて計量しながら供給した。重合が終了したと
き、未反応モノマーを圧力解放と排気によって反応器か
ら除去した。重合体は、実施例1〜3のような単純な抜
き出しによってはオートクレーブから排出することはで
きなかった。重合体を3リットルのアセトンを利用して
溶解して排出し、この溶液からn−ヘキサンで沈殿させ
た。VDFを76.7モル%及びHFPを23.3モル
%含有する共重合体387gが得られ、沃素含量は、1
重量%であった。
【0060】加硫可能な混合物を実施例1と同様な方法
で製造した。結果を表2に示してある。
【0061】この比較例は、純粋の液状モノマー相中で
の重合の場合には、かなり大量のモノマーが最初に供給
されるにもかかわらず反応器生産性が著しく小さく、そ
して重合体の排出が大きな問題となることを示してい
る。更に、連鎖移動が明らかに困難になっており、この
ことは沃素の混入量が減少していること及び架橋性が低
下していることに表れている。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】以下に、本発明の特徴と好ましい態様を列
挙する。
【0065】1. 式(I)又は(II)
【0066】
【化4】
【0067】(式中、R1はフッ素原子又は1〜4個の
炭素原子を有するペルフルオロアルキル基を表し、R2
は1〜4個の炭素原子を有するペルフルオロアルキル基
を表しそしてn=4又は5である)を有する1種以上の
化合物及び、場合によっては、分子量調節剤の存在下
で、遊離基によって、少なくとも1種のフッ素モノマー
を重合させることを特徴とする低粘度フッ素化ゴムの製
造方法。
【0068】2. フリーラジカル重合を、開始剤とし
ての少なくとも1種の有機又はフッ素含有有機過酸化ジ
アルキル、過酸化ジアシル、ペルオキシジ炭酸ジアルキ
ル、アルキルペルエステル及び/又はペルケタールの存
在下で行うことを特徴とする上記1項に記載の方法。
【0069】3. 式(III) R3Brnm (III) (式中、m及びn=0〜2、m+n=1又は2であり、
そしてR3は、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族炭化
水素、フッ素化炭化水素、フッ素化塩素化炭化水素又は
過フッ化炭化水素基であることができる)を有する少な
くとも1種の化合物を分子量調節剤として用いることを
特徴とする上記1項又は2項に記載の方法。
【0070】4. 少なくとも1種のフッ素含有有機過
酸化ジアルキル、過酸化ジアシル、ペルオキシジ炭酸ジ
アルキル、アルキルペルエステル及び/又はペルケター
ルを、開始剤として、式(III) R3Brnm
(式中、R3は1〜8個の炭素原子を有する炭化水素基
であり、m及びn=0〜2そしてm+n=1又は2であ
る)を有する分子量調節剤と組み合わせて用いることを
特徴とする上記2項に記載の方法。
【0071】5. フッ素を含有しない有機過酸化物
を、開始剤として、R3が1〜8個の炭素原子を有する
フッ素化炭化水素、フッ素化塩素化炭化水素又は過フッ
化炭化水素基である式(III)を有する分子量調節剤
と組み合わせて用いることを特徴とする上記2項に記載
の方法。
【0072】6. フッ素を含有しない有機過酸化物
を、開始剤として、式(III) R3Brnm (式中、R3は、1〜8個の炭素原子を有する炭化水素
基であり、m及びn=0〜2そしてm+n=1又は2で
ある)を有する分子量調節剤と組み合わせて用い、主要
部と見なされる開始剤の量の最大10%を重合の開始時
に最初に導入又は秤量して供給し、そして残りの量を、
早くても1時間後に纏めて又は段階的に添加することを
特徴とする上記1〜5項の1項目以上に記載の方法。
【0073】7. 上記1項に記載の方法において得る
ことができる低粘度フッ素化ゴムを含有する加硫可能な
混合物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I)又は(II) 【化1】 (式中、R1はフッ素原子又は1〜4個の炭素原子を有
    するペルフルオロアルキル基を表し、R2は1〜4個の
    炭素原子を有するペルフルオロアルキル基を表しそして
    n=4又は5である)を有する1種以上の化合物及び、
    場合によっては、分子量調節剤の存在下で、遊離基によ
    って、少なくとも1種のフッ素モノマーを重合させるこ
    とを特徴とする低粘度フッ素化ゴムの製造方法。
  2. 【請求項2】 フリーラジカル重合を、開始剤としての
    少なくとも1種の有機又はフッ素含有有機過酸化ジアル
    キル、過酸化ジアシル、ペルオキシジ炭酸ジアルキル、
    アルキルペルエステル及び/又はペルケタールの存在下
    で行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(III) R3Brnm (III) (式中、m及びn=0〜2、m+n=1又は2であり、
    そしてR3は、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族炭化
    水素、フッ素化炭化水素、フッ素化塩素化炭化水素又は
    過フッ化炭化水素基であることができる)を有する少な
    くとも1種の化合物を分子量調節剤として用いることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において得ること
    ができる低粘度フッ素化ゴムを含有する加硫可能な混合
    物。
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