JP7345454B2 - フルオロポリマーを製造する方法 - Google Patents
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Description
本出願は、2017年9月8日出願の欧州特許出願第17190164.8号に対する優先権を主張するものであり、この出願の全内容は、あらゆる目的のために参照により本明細書に援用される。
1個以上のカテナリー酸素原子によって割り込まれたパーフルオロアルキル鎖であって、その末端の1つにイオン性カルボキシレート基を有する前記鎖を含むフルオロ界面活性剤を典型的に含む幾つかのアプローチがこの目標に向けて最近追求されている。
- 少なくとも800g/モルの数平均分子量を有するフルオロポリエーテル酸又はその塩であって、これは、パーフルオロポリエーテル鎖の一端又は両端にカルボン酸、硫酸、スルホンアミド、リン酸から選択される酸基を含んでもよく、且つこれは、好ましくは約800~約3500g/モル、最も好ましくは1000~約2500g/モルの数平均分子量を有する、フルオロポリエーテル酸又はその塩;及び
- 600g/モル未満の分子量を有するフルオロポリエーテル酸又は塩の界面活性剤を含む重合剤であって、前記重合剤は、少なくとも800g/モルの数平均分子量を有する少量のフルオロポリエーテル酸又はその塩、及び多量の前記フルオロポリエーテル酸又は塩の界面活性剤を含む重合剤の存在下で水性媒体中フッ素化モノマーを重合させることを含む方法が教示されている。またこの場合、より高い分子量のパーフルオロポリエーテル誘導体が、より低い分子量の界面活性剤に対してより低い量で補助剤として唯一使用され、これは、本発明の利点を達成するために必須である。
以下に詳述される、ある特定の多官能性パーフルオロポリエーテル分散剤が、フッ素化界面活性剤を含めて他の界面活性剤の添加なしに使用される場合であっても、フルオロモノマー、特にテトラフルオロエチレン及び/又はフッ化ビニリデンの水性エマルジョン重合に有効であり、かなりの重合速度を可能にし、安定した分散液を与えることが見出された。
TX-O-[Rf 1-O]n1[Rf 2-O]n2-TX’ (I)
[式中、
(i)Rf 1のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、C1~C4パーフルオロアルキレン基であり;
(ii)Rf 2のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C4パーフルオロアルキレン基であり;及び
(iii)n1及びn2は、ゼロとは異なる正の数である。
- TX及びTX’は、互いに等しいか又は異なり、
(j)恐らくはH、O、及びClの1種又は複数種を含む、上に詳述されたとおりの、基(X)を持たないC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基;及び
(jj)上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基
からなる群から選択される]
に従い;並びに
前記分散剤(D)は、2000超の数平均分子量を保有する、方法に関する。
(a1)単位-CF2CF2O-
(b1)単位-CFYO-
(c1)単位-CF2CFYO-
(d1)単位-CF2O-
(e1)単位-CF2(CF2)zCF2O-、
[ここで、
Yは、C1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;zは、1又は2である]
からなる群から選択される。
(a2)単位-CF2CF(Gx)O-
(b2)単位-CF(Gx)O-
(c2)単位-CF2(CF2)x1CF(Gx)(CF2)x2O-(X1及びX2は、ゼロ、又は1~2の整数であるが、X1+X2は少なくとも1である条件とする)、
[ここで、
Gxは、少なくとも1個の上で詳述されたとおりの基(X)を含むC1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキレン基である]
からなる群から選択される。
(a2’)単位-CF2CF(COOXa)O-
(b2’)単位-CF(COOXa)O-
(c2’)単位-CF2(CF2)x1CF(COOXa)(CF2)x2O-(X1及びX2は、ゼロ、又は1~2の整数であるが、X1+X2は少なくとも1であることを条件とする)
(ここで、Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である)
からなる群から選択される。
TC-O-(CF2CF2O)a’(CFYO)b’(CF2CFYO)c’(CF2O)d’(CF2(CF2)zCF2O)e’(CF2CF(COOXa)O)f’(CF(COOXa)O)g’(CF2CF(COOXa)CF2CF2O)h’(CF2CF2CF(COOXa)CF2O)i’-TC’
[式中、
- Yは、C1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;
- zは、1又は2であり;
- a’、b’、c’、d’、e’、f’、g’、h’、i’は、≧0であるが、a’+b’+c’+d’+e’は、>0及びf’+g’+h’+I’は、>0であることを条件とし;
- Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり;
- TC及びTC’のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、(j)式-CFZ*-COOXa、-CFZ*CH2-COOXa、及び-CFZ*-CH2(OCH2CH2)k-COOXa(式中、Z*は、F又はCF3であり;kは、0~10の範囲であり;Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である)のいずれかのイオン性基Tx’’、並びに(jj)恐らくはH、及びClの1種又は複数種を含む、-COOXa基を持たない非イオン性基C1~C3(パー)フルオロアルキル基からなる群から選択される]
に従う化合物である。
(a2’’)単位-CF2CF(GSO3X)O-
(b2’’)単位-CF(GSO3X)O-
(c2’’)単位-CF2(CF2)x1CF(GSO3X)(CF2)x2O-(X1及びX2は、ゼロ、又は1~2の整数であるが、X1+X2は、少なくとも1であることを条件とする)
(ここで、GSO3Xは、式:
(j)-O-(CF2)mSO3Xa(Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり;mは、1~10、好ましくは1~6、より好ましくは2~4の整数であり、さらにより好ましくはmは、2に等しい);
(jj)-(OCF2CF(RF1))w-O-CF2(CF(RF2))ySO3Xa(Xaは、上で詳述されたとおりである);(ここで、wは、0~2の整数であり、RF1及びRF2は、互いに等しいか又は異なり、独立してF、Cl、又は、1個以上のエーテル酸素で任意選択で置換されたC1~C10フルオロアルキル基であり、yは、0~6の整数であり;好ましくはwは、1であり、RF1は、-CF3であり、yは、1であり、RF2は、Fである)の基である)
からなる群から選択される。
TD-O-(CF2CF2O)a’(CFYO)b’(CF2CFYO)c’(CF2O)d’(CF2(CF2)zCF2O)e’(CF2CF(GSO3X)O)f’(CF(GSO3X)O)g’(CF2CF(GSO3X a)CF2CF2O)h’(CF2CF2CF(GSO3X)CF2O)i’-TD’
[式中、
- Yは、C1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;
- zは、1又は2であり;
- a’、b’、c’、d’、e’、f’、g’、h’、i’は、≧0であるが、a’+b’+c’+d’+e’は、>0及びf’+g’+h’+I’は、>0であることを条件とし;
- Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり;
- TD及びTD’のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、(j)式-CFZ*-COOXa、-CFZ*CH2-COOXa、及び-CFZ*-CH2(OCH2CH2)k-COOXa(ここで、Z*は、F又はCF3であり;kは、0~10の範囲であり;Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である)のいずれかのイオン性基Tx’’、及び(jj)恐らくはH、及びClの1種又は複数種を含み、-COOXa基を持たない非イオン性基C1~C3(パー)フルオロアルキル基からなる群から選択される]
に従う化合物である。
TE-O-(CF2CF2O)a’(CFYO)b’(CF2CFYO)c’(CF2O)d’(CF2(CF2)zCF2O)e’(CF2CF(OCF2CF2SO3Xa)O)f’(CF(OCF2CF2SO3Xa)O)g’-TE’
[式中、
- YはC1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;
- zは1又は2であり;
- a’、b’、c’、d’、e’、f’、g’は≧0であるが、a’+b’+c’+d’+e’は、>0及びf’+g’は、>0であることを条件とし;
- Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり;
- TD及びTD’のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、(j)式-CFZ*-COOXa、-CFZ*CH2-COOXa、及び-CFZ*-CH2(OCH2CH2)k-COOXa(ここで、Z*は、F又はCF3であり;kは、0~10であり;Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である)のいずれかのイオン性基Tx’’、及び(jj)恐らくはH、及びClの1種又は複数種を含み、-COOXa基を持たない非イオン性基C1~C3(パー)フルオロアルキル基からなる群から選択される]
に従う化合物である。
(I)-CFX-O-(ここで、Xは、-F又は-CF3である);及び
(II)-CF2-CFX-O-(ここで、Xは、-F又は-CF3である);及び
(III)-CF2-CF2-CF2-O-;及び
(IV)-CF2-CF2-CF2-CF2-O-;及び
(V)-(CF2)j-CFZ-O-[ここで、jは、0及び1から選択される整数であり、Zは、上のクラス(I)~(IV)の中で選択される1~10の繰り返し単位を含むフルオロポリオキシアルケン鎖である];並びにそれらの混合物
からなる群から選択される。
T1-(CFX)p-O-Rf-(CFX)p’-T2 (I-p)
[式中、
- Xのそれぞれは独立して、F又はCF3であり;
- p及びp’は、互いに等しいか又は異なり、0~3の整数であり;
- Rfは、繰り返し単位R°を含むフルオロポリオキシアルキレン鎖であり、前記繰り返し単位は、以下からなる群の中で選択され:
(i)-CFXO-(ここで、Xは、F又はCF3である)、
(ii)-CF2CFXO-(ここで、Xは、F又はCF3である)、
(iii)-CF2CF2CF2O-、
(iv)-CF2CF2CF2CF2O-、
(v)-(CF2)j-CFZ-O-[ここで、jは、0及び1から選択される整数であり、Zは、一般式-ORf’T3(式中、Rf’は、0~10の数の繰り返し単位を含むフルオロポリオキシアルケン鎖である)の基であり、前記繰り返し単位は、以下:-CFXO-、-CF2CFXO-、-CF2CF2CF2O-、-CF2CF2CF2CF2O-(Xのそれぞれのそれぞれは、独立してF又はCF3である)の中から選択され;T3は、C1~C3パーフルオロアルキル基である]、及びそれらの混合物の中から選択され;
- T1及びT2は、互いに同じか又は異なり、H、ハロゲン原子、任意選択で1個以上のH、又はフッ素とは異なるハロゲン原子を含む、C1~C3フルオロアルキル基である]
に従う化合物である。
- C2~C8パーフルオロオレフィン、例えば、テトラフルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、パーフルオロイソブチレン;
- C2~C8水素含有フルオロオレフィン、例えば、トリフルオロエチレン(TrFE)、フッ化ビニリデン(VDF)、フッ化ビニル(VF)、ペンタフルオロプロピレン、及びヘキサフルオロイソブチレン;
- C2~C8クロロ、及び/又はブロモ、及び/又はヨード含有フルオロオレフィン、例えば、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)及びブロモトリフルオロエチレン;
- 式CF2=CFORf1(式中、Rf1は、C1~C6フルオロアルキル、例えば-CF3、-C2F5、-C3F7である)のフルオロアルキルビニルエーテル;
- 式CF2=CFOX0(式中、X0は、1個又は複数個のエーテル性酸素原子を含むC1~C12フルオロオキシアルキル基である)のフルオロオキシアルキルビニルエーテル、例えば、特に式CF2=CFOCF2ORf2(Rf2は、C1~C3フルオロ(オキシ)アルキル基、例えば、-CF2CF3、-CF2CF2-O-CF3、及び-CF3である)のフルオロメトキシアルキルビニルエーテルなど、
- 式:
(式中、Rf3、Rf4、Rf5、Rf6のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、独立して、フッ素原子、1個以上の酸素原子を任意選択で含むC1~C6フルオロ(ハロ)フルオロアルキル、例えば、-CF3、-C2F5、-C3F7、-OCF3、-OCF2CF2OCF3である)のフルオロジオキソール
である。
Rf§(X-)j(M+)j
(式中、Rf§は、C3~C30(パー)フルオロアルキル鎖、(パー)フルオロ(ポリ)オキシアルキレン鎖であり、X-は、-COO-、-PO3 -、又は-SO3 -であり、M+は、H+、NH4 +、アルカリ金属イオンから選択され、jは1であり得るか、又は2が使用され得る)
のフッ素化乳化剤[界面活性剤(FS)]を実質的に含まない水性媒体中で重合させることを包含する。
- CF3(CF2)n1COOM’(ここで、n1は、4~10、好ましくは5~7の範囲の整数であり、より好ましくは6に等しく;M’は、H、NH4、Na、Li、又はK、好ましくはNH4を表す);
- T(C3F6O)n0(CFXO)m0CF2COOM’’(ここで、Tは、Cl、又は式CkF2k+1Oのパーフルオロアルコキシド基を表し、kは1~3の整数であり、1個のF原子は、Cl原子で任意選択で置換されており;n0は、1~6の範囲の整数であり;m0は、0~6の範囲の整数であり;M’’は、H、NH4、Na、Li、又はKを表し;Xは、F又はCF3を表す);
- F-(CF2-CF2)n2-CH2-CH2-RO3M’’’(ここで、Rは、P又はS、好ましくはSであり、M’’’は、H、NH4、Na、Li、又はK、好ましくはHを表し;n2は、2~5の範囲の整数であり、好ましくはn2=3である);
- A-Rf-B二官能性フッ素化界面活性剤(ここで、A及びBは、互いに等しいか又は異なり、-(O)pCFX-COOM*であり;M*は、H、NH4、Na、Li、又はKを表し、好ましくはM*は、NH4を表し;X=F又はCF3であり;pは、0又は1に等しい整数であり;Rfは、A-Rf-Bの数平均分子量が範囲300~1,000であるような直鎖若しくは分岐のパーフルオロアルキル鎖、又は(パー)フルオロポリエーテル鎖である);
- R’f-O-(CF2)r-O-L-COOM’(ここで、R’fは、カテナリー酸素原子を任意選択で含む直鎖又は分岐のパーフルオロアルキル鎖であり、M’は、H、NH4、Na、Li、又はKであり、好ましくはM’は、NH4を表し;rは、1~3であり;Lは、二価のフッ素化架橋基、好ましくは-CF2CF2-又は-CFX-であり、X=F又はCF3である);
- R’’f-(OCF2)u-O-(CF2)v-COOM’’(ここで、R’’fは、カテナリー酸素原子を任意選択で含む直鎖又は分岐のパーフルオロアルキル鎖であり、M’’は、H、NH4、Na、Li、又はKであり、好ましくはM’’はNH4を表し;u及びvは、1~3の整数である);
- R’’’f-(O)t-CHQ-L-COOM’’’(ここで、R’’’fは、カテナリー酸素原子を任意選択で含む直鎖若しくは分岐のパーフルオロアルキル鎖であり、Q=F又はCF3であり、tは0又は1であり、M’’’は、H、NH4、Na、Li、又はKであり、好ましくはM’’’はNH4であり;Lは二価のフッ素化架橋基、好ましくは-CF2CF2-又は-CFX-であり、X=F又はCF3である);
- 下記式(I):
[式中、X1、X2、X3は、互いに等しいか又は異なり、独立して、H、F、及び1個以上のカテナリー又は非カテナリー酸素原子を任意選択で含むC1~6(パー)フルオロアルキル基の中で選択され;Lは、結合又は二価基を表し;RFは、二価のフッ素化C1~3架橋基であり;Yは、式:
[式中、Xaは、H、一価金属(好ましくはアルカリ金属)又は式-N(R’n)4(式中、R’nは、出現する毎に等しいか又は異なり、水素原子又はC1~6炭化水素基を表す)のアンモニウム基である]
の群から選択される親水性官能基である]
の環状フルオロ化合物
である。
10mmの光路を備え、ドライアイスによって-80℃の温度に保たれた還流冷却器、及び温度検出用の熱電対を備えた、800mlの光化学反応器を使用した。反応器は、248~334nmの範囲内に含まれる波長で発光する、UVランプ(HANAUタイプTQ 150)の挿入のためのGALDEN(登録商標)HT55-冷却石英シースのシステムを備えた。
ステップ1-分散剤(D-1)の塩化
1Lのフラスコに、600gの脱塩水及び2gのアンモニアを供給し;次いで12gの調製実施例1の分散剤(D-1)をフラスコ中に落とし入れた。得られた分散液を、均一な分散液が得られるまで40℃で5時間撹拌した。
5リットルのオートクレーブを真空及び窒素充填の複数サイクルで脱気し、次いで1.6リットルの脱塩水及び12gの分散剤(D-1)に相当する、614グラムの上記の調製実施例1から得られた分散液を投入し;68℃(480rpmで撹拌)で加熱後、オートクレーブをテトラフルオロエチレン(TFE)によって20.5バールで加圧し、8g/lの過硫酸アンモニウム(APS)を含有する60mlの溶液を供給することによって反応を開始した。
ステップ1-PFPE流体の存在下での分散剤(D-1)の塩化
1Lのフラスコに、50gのGALDEN(登録商標)D02非官能性PFPE及び1gのアンモニアを供給し;次いで10gの調製実施例1の分散剤(D-1)をフラスコに落とし入れた。得られた分散液を室温で5時間撹拌した。
5リットルのオートクレーブを真空及び窒素充填の複数のサイクルで脱気し、次いで1.6リットルの脱塩水及び10gの調製実施例1の分散剤(D-1)に相当する、61グラムの上の調製実施例1から得られた分散液を投入し;68℃で加熱(480rpmで攪拌)後、オートクレーブを20.5バールでテトラフルオロエチレン(TFE)によって加圧し、8g/lの過硫酸アンモニウム(APS)を含有する60mlの溶液を供給することによって反応を開始した。600グラムの量のTFEが供給されるまでTFEを供給することによってオートクレーブの圧力を20.5バールの一定の値に維持し、150分後にTFEの供給を止めた。480rpmの一定の撹拌を保つことによってオートクレーブを周囲温度まで冷却し、重合から残留モノマーを取り去るために窒素バブリング下で16時間保った後、得られた白色-ラテックスを取り出し、次いでプラスチック製のタンクに保管した。次いで、ラテックスを凝固させ、得られたポリマーが各試験溶媒に不溶性であることを確認する。
Claims (12)
- 水性媒体中1種又は複数種のフッ素化モノマーをエマルジョン重合させることを含む、フルオロポリマーを製造するための方法であって、ここで、前記水性エマルジョン重合は、水性媒体中少なくとも1種のラジカル開始剤及び少なくとも1種の多官能性パーフルオロポリエーテル分散剤[分散剤(D)]の存在下で実施され、前記分散剤(D)は、-SO3Xa、-PO3Xa及び-COOXaからなる群から選択される複数のイオン性基[以後、基(X)]を含み、一方でXaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり、且つ式:
TX-O-[Rf 1-O]n1[Rf 2-O]n2-TX’ (I)
[式中、
(i)Rf 1のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、C1~C4パーフルオロアルキレン基であり;
(ii)Rf 2のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C4パーフルオロアルキレン基であり;及び
(iii)n1及びn2は、ゼロとは異なる正の数である。
- TX及びTX’は、互いに同じか又は異なり、
(j)上に詳述されたとおりの、基(X)を持たないC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基;及び
(jj)上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基
からなる群から選択される]
に従い;
前記分散剤(D)が、2000超の数平均分子量を保有し;
前記フッ素化モノマーが、
- C2~C8パーフルオロオレフィン;
- C2~C8水素含有フルオロオレフィン;
- C2~C8クロロ、及び/又はブロモ、及び/又はヨード含有フルオロオレフィン;
- 式CF2=CFORf1(式中、Rf1は、C1~C6フルオロアルキルである);
- 式CF2=CFOX0(式中、X0は、1個又は複数個のエーテル性酸素原子を含むC1~C12フルオロオキシアルキル基である)のフルオロオキシアルキルビニルエーテル;
- 式:
(式中、Rf3、Rf4、Rf5、Rf6のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、独立して、フッ素原子又は1個以上の酸素原子を任意選択で含むC1~C6フルオロ(ハロ)フルオロアルキルである)のフルオロジオキソール
からなる群から選択される、方法。 - 分散剤(D)の量が、前記水性媒体の全重量に対して、少なくとも0.05重量%、及び/又は多くても3.20重量%のものである、請求項1に記載の方法。
- 分散剤(D)が、-SO3Xa及び-COOXaからなる群から選択される複数のイオン性基を含み、一方でXaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である、請求項1又は2に記載の方法。
- 分散剤(D)中の前記イオン性基の量が、分散剤(D)の重量に対して、少なくとも0.35ミリ当量/gであり、及び/又は多くても2.50ミリ当量/gである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記分散剤(D)の繰り返し単位-Rf 1-O-が、
(a1)単位-CF2CF2O-
(b1)単位-CFYO-
(c1)単位-CF2CFYO-
(d1)単位-CF2O-
(e1)単位-CF2(CF2)zCF2O-、
[ここで、
Yは、C1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;zは、1又は2である]
からなる群から選択され、及び/又は
前記分散剤(D)の繰り返し単位-Rf 2-O-が、
(a2)単位-CF2CF(Gx)O-
(b2)単位-CF(Gx)O-
(c2)単位-CF2(CF2)x1CF(Gx)(CF2)x2O-(X1及びX2は、ゼロ又は1であるが、X1+X2は、少なくとも1であることを条件とする)
[ここで、
Gxは、-SO3Xa、-PO3Xa及び-COOXaからなる群から選択される少なくとも1個の基(X)を含み、一方でXaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である、C1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキレン基である]
からなる群から選択される、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。 - 分散剤(D)が、式-COOXaのカルボン酸基からなる群から選択される複数のイオン性基を含み、一方でXaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり、且つ前記分散剤(D)の繰り返し単位-Rf 2-O-が、
(a2’)単位-CF2CF(COOXa)O-
(b2’)単位-CF(COOXa)O-
(c2’)単位-CF2(CF2)x1CF(COOXa)(CF2)x2O-(X1及びX2は、ゼロ又は1であるが、X1+X2は、少なくとも1であることを条件とする)
[ここで、Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である]
からなる群から選択される、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。 - 分散剤(D)が、式:
TC-O-(CF2CF2O)a’(CFYO)b’(CF2CFYO)c’(CF2O)d’(CF2(CF2)zCF2O)e’(CF2CF(COOXa)O)f’(CF(COOXa)O)g’(CF2CF(COOXa)CF2CF2O)h’(CF2CF2CF(COOXa)CF2O)i’-TC’
[式中、
- YはC1~C5パーフルオロ(オキシ)アルキル基であり;
- zは1又は2であり;
- a’、b’、c’、d’、e’、f’、g’、h’、i’は、≧0であるが、a’+b’+c’+d’+e’>0及びf’+g’+h’+i’>0であることを条件とし;
- Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり;
- TC及びTC’のそれぞれは、互いに等しいか又は異なり、(j)式-CFZ*-COOXa、-CFZ*CH2-COOXa、及び-CFZ*-CH2(OCH2CH2)k-COOXa(式中、Z*は、F又はCF3であり;kは、0~10の範囲であり;Xaは、H、アンモニウム基、又は一価金属である)のいずれかのイオン性基Tx’’、並びに(jj)-COOXa基を持たない非イオン性基C1~C3(パー)フルオロアルキル基からなる群から選択される]
に従う化合物である、請求項6に記載の方法。 - 前記方法が、α-オレフィン、(メタ)アクリルモノマー、ビニルエーテルモノマー、又はスチレンモノノマーから選択される1種又は複数種の水素化モノマー、及び/又はフッ化ビニリデン(VDF)とは異なるフッ素化モノマーと組み合わせて、VDFをエマルジョン重合させることを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法が、α-オレフィン、(メタ)アクリルモノマー、ビニルエーテルモノマー、又はスチレンモノノマーから選択される1種又は複数種の水素化モノマー、及び/又はテトラフルオロエチレン(TFE)とは異なるフッ素化モノマーと組み合わせて、TFEをエマルジョン重合させることを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法が、1000未満の分子量を有するフッ素化乳化剤の実質的な非存在下、すなわち、そのようなフッ素化乳化剤が、前記重合に意図的に添加されないで実施される、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を含む、フルオロポリマー分散液の製造方法。
- フルオロポリマー粒子及び少なくとも1種の多官能性パーフルオロポリエーテル分散剤[分散剤(D)]を含むフルオロポリマー分散液であって、前記分散剤(D)は、-SO3Xa、-PO3Xa、及び-COOXaからなる群から選択される複数のイオン性基[以後基(X)]を含み、一方でXaは、H、アンモニウム基、又は一価金属であり、且つ式:
TX-O-[Rf 1-O]n1[Rf 2-O]n2-TX’(I)
[式中、
(i)Rf 1のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、C1~C4パーフルオロアルキレン基であり;
(ii)Rf 2のそれぞれは、出現する毎に互いに等しいか又は異なり、上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C4パーフルオロアルキレン基であり;及び
(iii)n1及びn2は、ゼロとは異なる正の数である。
- TX及びTX’は、互いに等しいか又は異なり、
(j)上に詳述されたとおりの、基(X)を持たないC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基;並びに
(jj)上に詳述されたとおりの、少なくとも1個の基(X)を含むC1~C24(ヒドロ)(フルオロ)炭素基
からなる群から選択される]
に従い;並びに
前記分散剤(D)は、2000超の数平均分子量を保有する、フルオロポリマー分散液。
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