JPH08501821A - フルオロモノマー重合用のヨウ素含有連鎖移動剤 - Google Patents
フルオロモノマー重合用のヨウ素含有連鎖移動剤Info
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- JPH08501821A JPH08501821A JP6509082A JP50908294A JPH08501821A JP H08501821 A JPH08501821 A JP H08501821A JP 6509082 A JP6509082 A JP 6509082A JP 50908294 A JP50908294 A JP 50908294A JP H08501821 A JPH08501821 A JP H08501821A
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- C08F2438/00—Living radical polymerisation
- C08F2438/01—Atom Transfer Radical Polymerization [ATRP] or reverse ATRP
Abstract
(57)【要約】
連鎖移動剤として化合物Y(CF2)mCH2CH2I[ここで、mは3から12であり、そしてYはFまたは−CH2CH2Iである]を用いることを含む、フルオロモノマー類を重合させてフルオロポリマー類を生じさせる改良方法。
Description
【発明の詳細な説明】
フルオロモノマー重合用のヨウ素含有連鎖移動剤発明の分野
本発明は、フッ素置換オレフィン類をフリーラジカルで重合させてフルオロポ
リマー類を製造する時の新規連鎖移動剤として使用するフッ素置換ヨウ化物類を
開示するものである。発明の背景
フッ素置換オレフィン類をフリーラジカルで重合させることでフルオロポリマ
ー類の製造を行う時、しばしば、開始剤とモノマー(類)のみを存在させた時に
得られるよりも低い分子量を示すポリマー類を製造することが望まれている。そ
の得られるフルオロポリマーの平均分子量を低くする目的で連鎖移動剤が添加さ
れている。特にフルオロエラストマー類の場合、フルオロポリマーの硬化(架橋
)を行っている間に鎖伸長もしくは架橋を生じる末端基を連鎖移動過程中に生じ
させるのがしばしば好適である。ヨウ化物末端基は鎖伸長および/または架橋を
受け得ることから、このような末端基を与える方法が望まれている。
米国特許第4,158,678号、4,234,770号および4,361,
678号には、フッ素および任意に塩素および/または水素も含んでいる(環状
)脂肪族(あるものはオレフィン結合を含んでいる)モノーもしくはジヨウ化物
の存在下、フッ素置換モノマー類を重合させてフルオロポリマー類を生じさせる
ことが記述されている。
米国特許第4,000,356号には、フッ素および塩素および/または水素
も含んでいる脂肪族(恐らくはオレフィン結合を含んでいる)ヨウ化物の存在下
、フッ素置換モノマー類を重合させてフルオロポリマ
ー類を生じさせることが記述されている。
特開平1−319,512号には、1−3個の炭素原子を含んでいるアルキル
モノーおよびジヨウ化物、例えば1,3−ジヨードプロパンおよびヨウ化メチレ
ンなどをフルオロエラストマー重合用の連鎖移動剤として用いることが記述され
ている。
米国特許第4,948,852号には、選択されたフルオロエラストマーの重
合で完全フッ素置換もしくはパーフルオロクロロカーボンであるモノーもしくは
ジヨウ化物を用いることが記述されている。
米国特許第4,948,853号および4,983,697号には、パーフル
オロエラストマー類を生じさせる重合でアルキルモノーおよびジヨウ化物を用い
ることが記述されている。
上記引用文献の中には、本明細書で開示するヨウ化物を連鎖移動剤として用い
ることは全く述べられていない。発明の要約
本発明は、1種以上のフルオロオレフィン類をフリーラジカル開始重合させる
ことでフルオロポリマーを生じさせる方法に関係しており、ここでの改良は、式
Y(CF2)mCH2CH2I[式中、mは3から12の整数であり、そしてYはF
または−CH2CH2Iである]で表される連鎖移動剤を存在させることを含んで
いる。発明の詳細
フルオロオレフィン類をフリーラジカル重合させてフルオロポリマー類を生じ
させることはよく知られている。本明細書において、フルオロオレフィンは、ビ
ニルフッ素原子を1個以上有している如何なるオレフィンも意味している。有効
なフルオロオレフィン類には、これらに限定す
るものでないが、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ(メチルビニ
ルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)およびクロロトリフル
オロエチレンなどが含まれる。加うるに、これらのフルオロポリマー類は、ビニ
ルフッ素を含まないモノマー、例えばフルオロエラストマーの硬化部位用モノマ
ーなどを、その存在している全モノマー類の約5モル%以下の量で含んでいても
よい。
フルオロエラストマーの製造では、本明細書に記述する方法を実施するのが好
適である。フルオロエラストマーは、約40℃以下、好適には約25℃以下のガ
ラス転移温度を示す、1種以上のフルオロオレフィン類から製造される如何なる
ホモーもしくはコポリマーも意味している。有効なフルオロエラストマー類には
、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンとのコポリマー類;ヘキサフル
オロプロピレンとテトラフルオロエチレンとフッ化ビニリデンとのコポリマー類
;並びにテトラフルオロエチレンとパーフルオロ(メチルビニルエーテル)との
コポリマー類などが含まれる。パーフルオロエラストマー類が別の好適な種類の
フルオロエラストマー類である。
フリーラジカル開始剤を用いて、フルオロポリマー類をもたらすフリーラジカ
ル重合を開始させる。上記化合物は公知であり、これらには、例えば過硫酸アン
モニウム、パーフルオロ(プロピオニパーオキサイド)およびビス(4−t−ブ
チルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートなどが含まれる。他の通常の重
合用材料には、界面活性剤(乳化もしくは懸濁重合用)、連鎖移動剤の如き多様
な材料のための溶媒、有機溶媒もしくは懸濁用媒体、例えば水などが含まれる。
これらの重合は、例
えば水系乳化液、水系懸濁液、非水系懸濁液および溶液などの中で実施可能であ
る。本明細書では水系乳化重合が好適である。これらはバッチ式、半バッチ式ま
たは連続式重合であってもよい。モノマー類は、気相としてか、或は高沸点のモ
ノマー類の場合、有機溶媒中の溶液として添加可能である。通常、撹拌を利用し
、そしてしばしば、気体状モノマー類が充分に濃縮することを確保する圧力下で
重合を行う。しばしば、約0℃から約150℃、好適には約40℃から約130
℃の温度で上記重合を実施し、そしてしばしば、部分的にはその重合温度を考慮
して開始剤を選択する。上記重合は、例えば米国特許第4,158,678、4
,243,770、4,361,678、4,948,852、4,948,8
53、および4,983,697号などの中に開示されており、これらは全部引
用することによって本明細書に組み入れられる。また、H.Mark他編集「E
ncyclopedia of Polymer Science and T
echnology」、第2版、John Wiley & Sons、New
York、1987、6巻、257−269頁および16巻、577−648
頁(これらは両方ともまた引用することによって本明細書に組み入れられる)を
参照のこと。
フルオロモノマー類の重合の多くは、容易に、多様な有機化合物で連鎖移動ま
たは連鎖停止する。有機化合物で「重合」の連鎖停止を行うと、そのポリマーの
収率が低くなるか或は全くポリマーが得られない可能性もある。数多くの重合に
おいて、その生じるフルオロポリマーの分子量を低くするには連鎖移動剤を用い
るのが望ましく、しばしば、このポリマー分子上に反応性末端基を作り出す連鎖
移動剤を用いてその連鎖移動を生じさせるのが好適である。このような反応性末
端が存在していると、
これらは、そのフルオロポリマーの鎖伸長および/または架橋が生じるのをより
容易にし、そしてしばしば、その得られるポリマーは、反応性末端基を有してい
ないフルオロポリマーよりも良好な物性を示すことになるであろう。また、連鎖
移動剤を用いて分子量分布(MWD)[重量平均分子量(Mw)/数平均分子量
(Mn)]を狭くするか或は低くする、特に約2以下にするのが好適である。こ
のことにより、一般に、所定フルオロポリマー粘度における物性がより良好にな
る。
ヨウ素末端基はこれらのポリマーで反応性を示すことから、ヨウ素を含んでい
る末端基を生じさせる連鎖移動剤が探求されている。ジヨウ化物を用いるのが好
適である、と言うのは、1番目のヨウ化物による連鎖移動により、停止するポリ
マー鎖と開始するポリマー鎖の両方にヨウ素末端基が与えられるからである。し
かしながら、このような連鎖移動剤を選択する場合、これらは連鎖移動をもたら
すばかりでなくまた連鎖停止反応も生じさせることに注意を払う必要がある。こ
の後者が起こると、ポリマーの収率が低くなるか或はポリマーが全く得られない
可能性もある。本明細書に開示する連鎖移動剤は、ヨウ素の最も近くに存在して
いるフッ素原子がそのヨウ素のガンマ位に存在しているにも拘らず、明らかな連
鎖停止を大きく生じさせることなく容易に連鎖移動し、そして比較的狭いMWD
を示すフルオロポリマー類、特にフルオロエラストマー類が得られる。それとは
対照的に、全くフッ素置換されていないヨウ素含有連鎖移動剤を用いると、通常
ほとんどか或は全くポリマーが得られないことから、しばしば明らかに主として
連鎖停止がもたらされる(比較実施例1から5を参照)。
本明細書における改良されたヨウ素連鎖移動剤は、式Y(CF2)mC
H2CH2I[式中、mは3から12の整数であり、そしてYはFまたは−CH2
CH2Iである]で表される。好適な連鎖移動剤において、Yは−CH2CH2I
であり、そしてmは4から10である。この使用する連鎖移動剤の量は数多くの
因子、例えば重合させる個々のモノマー類、どの種類の重合を行うか(乳化液、
溶液など)、並びに最終ポリマーに望まれている分子量などに依存することにな
るであろう。しかしながら、この用いる連鎖移動剤の量は、この重合に加える全
モノマー量の通常約1重量%未満になるであろう。しばしば、ポリマーの粘度と
して所望の分子量を表示するが、この粘度は分子量に比例している。
本明細書で開示する連鎖移動剤は、容易に入手可能な出発材料から比較的容易
に製造できること、並びに比較的安定であることからさらなる精製を行うことな
く貯蔵および使用可能であること、などの付加価値を示す。それとは対照的に、
完全フッ素置換されているヨウ化物は、光に暴露させると容易に分解し、そして
しばしば、蒸留を行うことなどによって使用直前にそれの精製を行う必要がある
。
本明細書で記述する方法を用いて製造したフルオロポリマー類は、多様なゴム
およびプラスチック部品、特に高い温度抵抗力および/または耐薬品性が要求さ
れている部品で有効性を示す。このことから、これらの部品は、化学加工業およ
びシーリング用途、例えば高い温度抵抗力および/または耐薬品性が要求されて
いるO−リングおよびシェブロンリングなどで特に有効性を示す。実験1
1,6−ジヨード−3,3,4,4−テトラフルオロヘキサン:
(I-(CH2)2-(CF2)2-(CH2)2-I)
の合成
360mLのHasteloy−C振とう管の中に1,2−ジヨードテトラフ
ルオロエタン(70.8g、0.2モル)とd−リモネン(0.3g)を仕込ん
だ。この管を冷排気した後、この管の中にエチレン(17g、0.607モル)
を移した。この管を密封し、そして連続振とう条件下で10時間220℃に加熱
した。この管を冷却し、この管の中に入っている生成物を1,1,2−トリクロ
ロ−1,2,2−トリフルオロエタン(F113)の中に溶解させた後、飽和N
a2S2O3水溶液で洗浄した。この有機相を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、真空中でF−113を除去することにより、表題の生成物が固体として得
られた。収量:41g(50%)、融点111.5−114℃。
同じ操作で、出発材料としてそれぞれ1,4−ジヨードパーフルオロブタンお
よび1,6−ジヨードパーフルオロヘキサンを用いることにより、
I-(CH2)2-(CF2)4-(CH2)2-IおよびI-(CH2)2-(CF2)6-(CH2)2-I
を合成した。
I-(CH2)2-(CF2)4-(CH2)2-I,
融点90.5−91.5℃。
I-(CH2)2-(CF2)6-(CH2)2-I,
融点87−89℃。実施例1−5および比較実施例1−5におけるフルオロエラストマー重合の一般 的操作
充分に撹拌している5.5リットルのステンレス鋼製反応容器の中で半バッチ
式乳化重合を実施した。この反応槽に、パーフルオロノナン酸
アンモニウム(日本の旭硝子製Surflon(商標)S111)が9g入って
いる脱イオン水を4.2kg仕込んだ。次に、指定した量で過硫酸アンモニウム
開始剤と連鎖移動剤(F−113溶液の形態として)を加えた。この反応槽を密
封して80℃にまで加熱した。ダイヤフラムコンプレッサーを通してテトラフル
オロエチレン(TFE)を21g/時、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)を
201g/時そしてフッ化ビニリデン(VF2)を78g/時で供給することか
ら成る気体状モノマー混合物導入によって、重合を開始させた。その内圧を1.
17−1.31MPaに維持し、そしてこの重合過程を上記圧力に維持するよう
に必要に応じて過硫酸アンモニウムを加えた。
この重合を約14時間進行させた。この反応容器を冷却した後、脱気用容器を
通して、その残存しているモノマーを大気圧下で除去した。この反応槽からその
ポリマー分散液を排出させたが、このポリマーには一般に固体が15−28重量
%含まれていた。硫酸カリウムアルミニウム溶液を用いて凝集させることによっ
て、その分散液からフルオロエラストマーを単離した。この凝集させたポリマー
を沈降させ、そして上澄み液を除去した。濾過を行う前に、その生じるポリマー
の水中再スラリー化を2回行うことによってこのポリマーの洗浄を行った。この
湿っている粉を50から60℃の空気オーブン内で乾燥させることによって、そ
の水分含有量を1%未満にした。
この得られるポリマーの量は0.9から1.6kgの範囲であった。赤外分光
法でポリマーの組成を測定した。この得られるポリマー類は非晶質であり、示差
走査熱量計を用いて測定した時のガラス転移温度は−15から−20である(加
熱速度:10℃/分、転移が起こる時)。3
0℃のメチルエチルケトンの中でフルオロエラストマーのインヘレント粘度を測
定し、そしてML−10としてムーニー粘度を測定した(それぞれ100℃およ
び120℃)。
メチルエチルケトンを用いた膜浸透圧測定により、数平均分子量Mnの測定を
行った。Waters Associatesゲル浸透クロマトグラフを用い、
135℃のジメチルアセトアミド溶媒の中で行った分子量測定から、重量平均と
数平均の分子量比Mw/Mnを見積もった。上記データを表1に要約する。
約25℃に保持されているロールが備わっているゴム用の2本ロールミルを用
い、下記の材料:100部のフルオロエラストマー、30部のMTブラック、3
部の昇華一酸化鉛、3部のイソシアヌール酸トリアリル(TAIC)および3部
の「Luperco」101−XLパーオキサイド[45%が1,5−ジメチル
−1,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンでありそして55%が不活性充
填材である]を混合することによって、硬化させたフルオロエラストマー組成物
を製造した。ASTM D−2084に従い、177℃で12分間の硬化時間に
おける組成物の硬化特性を振動盤レオメーター(ODR)で測定した。試験サン
プルを177℃で10分間プレス硬化させた後、200℃の循環空気オーブン内
で16時間、後硬化させた。ASTM D−412に従って応力−歪み特性を測
定した。200℃の空気中で22時間後のO−リングに関して、圧縮永久歪みを
測定した。結果を表2に示す。
実施例6と7および比較実施例6と7
振とう管内で重合を70℃/4時間行った。下記の操作に従った。
400mLの振とう管の中に、蒸留水を150mL、パーフルオロカプリル酸
のアンモニウム塩を1.5−2.5g)燐酸水素二ナトリウムを0.5g、過硫
酸アンモニウムを0.2g)そして表3に示した量で二ヨウ化物を入れた。固体
である水素含有二ヨウ化物の場合、これらを最初に5gのFC−113(トリク
ロロトリフルオロエタン)の中に溶解させた後、上記管の中に仕込んだ。パーフ
ルオロアルキルニヨウ化物の場合、これらを液体として仕込んだ。上記振とう管
を約−20℃にまで冷却し、排気した後、表3に示す如き量で気体状モノマー類
を仕込んだ。この振とう管を振とうしながら70℃にまで加熱すると、圧力が上
昇した。通常、300−400psigの圧力にまで上昇した後、この重合が進
行するにつれて、圧力がゆっくりと降下した。約4時間後、圧
力の低下が止まった。この振とう管を室温にまで冷却し、気体を排出させ、この
管を開いた後、その乳化液をジャーの中に注ぎ込んだ。この安定な乳化液を、1
000mLの水の中に10gの硫酸マグネシウム七水化物が入っている撹拌溶液
の中に90℃で注ぎ込むことによって、これの凝集を生じさせた。このポリマー
を濾過で単離し、熱水で5回洗浄した後、80−90℃の真空オーブン内で一晩
乾燥させた。
赤外分光法および19F NMR分光法でポリマー組成を測定した。示差走査熱
量計(DSC)で融点を測定し、そして表3に示した温度における溶融流れをメ
ルトインデックスで測定した。
ASTM D1708方法を用い、薄フィルムに関する引張り特性を測定した
。ダンベルを用い、サンプルを電子ビームに暴露させることによって照射を行っ
た。
元素分析でヨウ素含有量を測定した。全ての結果を表3に示す。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年6月24日
【補正内容】
明細書
フルオロポリマー重合用のヨウ素含有連鎖移動剤発明の分野
本発明は、フッ素置換オレフィン類をフリーラジカルで重合させてフルオロポ
リマー類を製造する時の新規連鎖移動剤として使用するフッ素置換ヨウ化物類を
開示するものである。発明の背景
フッ素置換オレフィン類をフリーラジカルで重合させることでフルオロポリマ
ー類の製造を行う時、しばしば、開始剤とモノマー(類)のみを存在させた時に
得られるよりも低い分子量を示すポリマー類を製造することが望まれている。そ
の得られるフルオロポリマーの平均分子量を低くする目的で連鎖移動剤が添加さ
れている。特にフルオロエラストマー類の場合、フルオロポリマーの硬化(架橋
)を行っている間に鎖伸長もしくは架橋を生じる末端基を連鎖移動過程中に生じ
させるのがしばしば好適である。ヨウ化物末端基は鎖伸長および/または架橋を
受け得ることから、このような末端基を与える方法が望まれている。
米国特許第4,158,678号、4,243,770号および4,361,
678号には、フッ素および任意に塩素および/または水素も含んでいる(環状
)脂肪族(あるものはオレフィン結合を含んでいる)モノーもしくはジヨウ化物
の存在下、フッ素置換モノマー類を重合させてフルオロポリマー類を生じさせる
ことが記述されている。
米国特許第4,000,356号には、フッ素および塩素および/または水素
も含んでいる脂肪族(恐らくはオレフィン結合を含んでいる)ヨウ化物の存在下
、フッ素置換モノマー類を重合させてフルオロポリマ
ー類を生じさせることが記述されている。
様なゴムおよびプラスチック部品、特に高い温度抵抗力および/または耐薬品性
が要求されている部品で有効性を示す。このことから、これらの部品は、化学加
工業およびシーリング用途、例えば高い温度抵抗力および/または耐薬品性が要
求されているO−リングおよびシェブロンリングなどで特に有効性を示す。実験1
1,6−ジヨード−3,3,4,4−テトラフルオロヘキサン:
(I-(CH2)2-(CF2)2-(CH2)2-I)
の合成
360mLのHasteloy−C振とう管の中に1,2−ジヨードテトラフ
ルオロエタン(70.8g、0.2モル)とd−リモネン(0.3g)を仕込ん
だ。この管を冷排気した後、この管の中にエチレン(17g、0.607モル)
を移した。この管を密封し、そして連続振とう条件下で10時間220℃に加熱
した。この管を冷却し、この管の中に入っている生成物を1,1,2−トリクロ
ロ−1,2,2−トリフルオロエタン(F113)の中に溶解させた後、飽和N
a2S2O3水溶液で洗浄した。この有機相を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、真空中でF−113を除去することにより、表題の生成物が固体として得
られた。収量:41g(50%)、融点111.5−114℃。
同じ操作で、出発材料としてそれぞれ1,4−ジヨードパーフルオロブタンお
よび1,6−ジヨードパーフルオロヘキサンを用いることにより、
I-(CH2)2-(CF2)4-(CH2)2-IおよびI-(CH2)2-(CF2)6-(CH2)2-I
を合成した。
I-(CH2)2-(CF2)4-(CH2)2-I,
融点90.5−91.5℃。
I-(CH2)2-(CF2)6-(CH2)2-I,
融点87−89℃。実施例1−5および比較実施例1−5におけるフルオロエラストマー重合の一般 的操作
充分に撹拌している5.5リットルのステンレス鋼製反応容器の中で半バッチ
式乳化重合を実施した。この反応槽に、パーフルオロノナン酸アンモニウム(日
本の旭硝子製Surflon(商標)S111)が9g入っている脱イオン水を
4.2kg仕込んだ。次に、指定した量で過硫酸アンモニウム(APS)開始剤
と連鎖移動剤(F−113溶液の形態として)を加えた。この反応槽を密封して
80℃にまで加熱した。ダ実施例6と7および比較実施例6と7
振とう管内で重合を70℃/4時間行った。下記の操作に従った。
400mLの振とう管の中に、蒸留水を150mL)パーフルオロカプリル酸
のアンモニウム塩を1.5−2.5g、燐酸水素二ナトリウムを0.5g)過硫
酸アンモニウムを0.2g、そして表3に示した量で二ヨウ化物を入れた。固体
である水素含有二ヨウ化物の場合、これらを最初に5gのF−113(トリクロ
ロトリフルオロエタン)の中に溶解させた後、上記管の中に仕込んだ。パーフル
オロアルキル二ヨウ化物の場合、これらを液体として仕込んだ。上記振とう管を
約−20℃にまで冷却し、排気した後、表3に示す如き量で気体状モノマー類を
仕込んだ。この振とう管を振とうしながら70℃にまで加熱すると、圧力が上昇
した。通常、2.07−2.76MPa(ゲージ)(300−400psig)
の圧力にまで上昇した後、この重合が進行するにつれて、圧力がゆっくりと降下
した。約4時間後、圧力の低下が止まった。この振とう管を室温にまで冷却し、
気体を排出させ、この管を開いた後、その乳化液をジャーの中に注ぎ込んだ。こ
の安定な乳化液を、1000mLの水の中に10gの硫酸マグネシウム七水化物
が入っている撹拌溶液の中に90℃で注ぎ込むことによって、これの凝集を生じ
させた。このポリマーを濾過で単離し、熱水で5回洗浄した後、80−90℃の
真空オーブン内で一晩乾燥させた。
赤外分光法および19F NMR分光法でポリマー組成を測定した。示差走査熱
量計(DSC)で融点を測定し、そして表3に示した温度における溶融流れをメ
ルトインデックスで測定した。
ASTM D1708方法を用い、薄フィルムに関する引張り特性を
測定した。ダンベルを用い、サンプルを電子ビームに暴露させることによって照
射を行った。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C08F 210:00)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 1種以上のフルオロオレフィン類をフリーラジカル開始重合させること でフルオロポリマーを生じさせる方法において、この改良が、式Y(CF2)mC H2CH2I[式中、mは3から12の整数であり、そしてYは、Fまたは−CH2 CH2Iである]で表される連鎖移動剤を存在させることを含む方法。 2. Yが−CH2CH2Iである請求の範囲1記載の方法。 3. mが4から10である請求の範囲1記載の方法。 4. mが4から10である請求の範囲2記載の方法。 5. 上記フルオロポリマーがフルオロエラストマーである請求の範囲1記載 の方法。 6. 上記フルオロエラストマーが、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニ リデンとのコポリマー;ヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンと フッ化ビニリデンとのコポリマー;またはテトラフルオロエチレンとパーフルオ ロ(メチルビニルエーテル)とのコポリマーである請求の範囲5記載の方法。 7. 上記フルオロポリマーがフルオロエラストマーである請求の範囲4記載 の方法。 8. 上記フルオロエラストマーが、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニ リデンとのコポリマー;ヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンと フッ化ビニリデンとのコポリマー;またはテトラフルオロエチレンとパーフルオ ロ(メチルビニルエーテル)とのコポリマーである請求の範囲7記載の方法。 9. 上記フルオロエラストマーがパーフルオロエラストマーである 請求の範囲5記載の方法。 10. 請求の範囲1の方法の生成物。 11. 請求の範囲2の方法の生成物。 12. 請求の範囲6の方法の生成物。 13. 請求の範囲10の方法の生成物。 14. 請求の範囲5の方法の生成物。 15. 上記フルオロオレフィンが、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリ フルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パー フルオロ(メチルビニルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル) またはクロロトリフルオロエチレンである請求の範囲1記載の方法。 16. ビニルフッ素原子を有していないオレフィンを5モル%以下の量で存 在させて重合させて該フルオロポリマーを生じさせる請求の範囲1記載の方法。
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