JPH11147294A - 耐薬品性積層フィルムとその積層体からなる紙容器 - Google Patents

耐薬品性積層フィルムとその積層体からなる紙容器

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JPH11147294A
JPH11147294A JP9333698A JP33369897A JPH11147294A JP H11147294 A JPH11147294 A JP H11147294A JP 9333698 A JP9333698 A JP 9333698A JP 33369897 A JP33369897 A JP 33369897A JP H11147294 A JPH11147294 A JP H11147294A
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JP9333698A
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Yukinobu Yamaguchi
幸伸 山口
Kazuhiro Hidaka
和弘 日高
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薬品を充填する紙容器において、内面が低温ヒ
ートシール性、耐薬品性や内容物特に水分のバリア性も
つフィルムとそれを用いた積層体からなる紙容器の提供
を課題とする。 【解決手段】 ヒートシーラント層1にシングルサイト
系触媒を用いて重合した低密度のαーオレフィンとエチ
レンとの共重合体層、高密度ポリエチレン層2、低密度
ポリエチレン層3とからなる完全相溶性をもつポリマー
を共押出しで多層フィルム化した耐薬品性積層フィルム
10を形成し、そして、一方の面に低密度ポリエチレン
層3とヒートシールできるポリオレフィン層7を設けた
紙6の他の面に、前記の低密度ポリエチレン層3と紙6
とを接着性樹脂層5でサンドイッチラミネーションし紙
容器用積層体20を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揮発性の酸若しく
はアルカリ溶液、あるいはそれらに界面活性剤を含む溶
液を包装する容器に使用する積層フィルムに関し、内容
物の薬品により積層フィルムに亀裂(ストレスクラッ
ク)を生じたり、内容物が滲透したり、滲出したり、又
は積層フィルムの層間で剥離したりすることがないヒー
トシーラント層(以下、HS層と記載する。)をもつ積
層フィルムとそれを使用した紙容器に属する。
【0002】
【従来の技術】内容物として、酸若しくはアルカリ溶液
あるいはそれらに界面活性剤を含む溶液を充填し密封包
装する容器は、上記薬品に耐性があり、ヒートシール性
をもつポリエチレンをHS層とし、必要に応じて、容器
に強度やバリア性をもたせるプラスチックフィルムや紙
などからなる積層体から包装容器が形成されていた。
【0003】これらの積層体のHS層は、液体がヒート
シール部に付着した状態でヒートシール(液付きシー
ル)されるために、ヒートシールが不安定となりシール
部からの液漏れを生じるという問題があった。
【0004】耐薬品性でかつ剛性をもつプラスチック成
形容器は、資源と廃棄処理などの問題から、これに代わ
って使用される例えば、ゲーベルトップ型紙容器は、易
焼却性(廃棄性)の見地から広く採用されるようになっ
てきた。しかしながら、ヒートシールに安定性がある低
密度ポリエチレン(以下、LDPEと記載する。)は、
水蒸気バリア性が劣るため保存期間(シェルフライフ)
が満足できないという問題があった。
【0005】剛性をもつ上記ゲーベルトップ型紙容器
は、図5に示すように折り曲げて、成形する多重の積層
体をヒートシールして密封するため液体の密封性を損な
い液漏れを生じ易いという問題があった。例えば、紙容
器の構造上、図5(a)に示す貼着板の接合端部である
段差部DS及びセンターシール部CSである。すなわ
ち、前記段差部DSの断面は、図6(a)に示すよう
に、パネルV2 、SV1 により形成される空隙部Xを形
成し易い問題がある。また、前記センターシール部CS
の断面は、図6(b)に示すように、パネルV1 、V2
とサイドパネルの折り込み部SV1 、SV2 の合流点に
空隙部Yを形成し易いという問題がある。したがって、
紙容器の成形工程においては、紙容器成形用積層体の内
面樹脂(HS層)を十分に溶融して前記空隙部X及びY
を確実に密封することが要求される。
【0006】このように密封を確実とするためには、容
器成形時のHS層の樹脂を、加熱・溶融して圧着する工
程における加熱・加圧条件を強くすることもある。しか
しながら、そのような場合は、HS層の樹脂が押し除け
られ、ヒートシール部の樹脂が薄くなり接着強度が低下
(根切れ現象)し、流通時に破損を生じ易く液漏れを発
生する原因となる。そのため、ヒートシール条件の設
定、及び安定稼働を保つことが難しく、ヒートシールの
不安定さを避けることは困難であり、HS層の厚みを増
したりする必要があった。従って良好なヒートシール性
をもつ紙容器を得るための積層体の構成は、作業条件の
範囲が広いもの、特にシール温度が低くても安定してヒ
ートシールできる材料が望まれていた。
【0007】一方、従来からのHS層に用いられてい
た、LDPEは、ヒートシール性が不安定であるという
ばかりでなく、洗剤などの界面活性剤を含む化学薬品を
充填して保存された場合、屈曲した部分でストレスクラ
ッキングを発生するという耐薬品性の問題を解決できな
かった。また、耐ストレスクラッキング適性に優れた洗
剤ボトルに使用される高密度ポリエチレン(以下、HD
PEと記載する。)はヒートシール温度が高く紙容器の
前述の空隙部を満たすことはできないという問題があっ
た。また、液体洗剤用パウチのHS層に使用されるエチ
レン・αオレフィン共重合体(融点:120〜125
℃、DSC法による測定、以下同様)は、ヒートシール
温度がLDPE(融点:105〜110℃)と比較し
て、紙容器を使用する充填機におけるヒートシール設定
温度を50℃以上も高くする必要があり、ヒートシール
を安定・継続することは困難であるという問題があっ
た。
【0008】また、前記のゲーベルトップ型やブリック
(煉瓦)型の液体充填に使用される紙容器の基本的な構
成は、『LDPE(表ポリエチレン)/紙/LDPE
(HS層)』である。そして、紙とHS層との層間にバ
リア性や強度をもつフィルムであるアルミニウム箔、二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸
ナイロンフィルム、アルミニウム蒸着プラスチックフィ
ルムや酸化ケイ素蒸着プラスチックフィルムを挿入され
ていた。しかしながら、これらバリア性フィルムと、H
S層との積層は接着剤層を介して行われるのが通常であ
る。そして、HS層を滲透した内容物が接着剤層を溶解
し、バリア性フィルムとHS層とが剥離し、容器が破袋
(破壊)して内容物が漏洩するという問題があった。
【0009】また、低温ヒートシール性があり、分子量
分布がせまく、耐ストレスクラッキング性に優れるシン
グルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−α・オレ
フィン共重合体( 以下、S−PEと記載する。)のフィ
ルムを使用することも試みられた。しかしながら、S−
PEは、薬品の種類によってはバリア性、特に水蒸気バ
リア性が劣るというばかりでなく、滑りが悪く、製膜性
や紙容器の加工適性に劣るとが問題があった。滑り不良
を解決するために、HS層を構成するポリエチレン系樹
脂組成物を100重量部に対して、架橋したアクリル系
樹脂粉末、又は架橋したシリコーン樹脂粉末を0.05
〜2.0重量部を添加して滑り性を改良する方法が知ら
れている(特開平7ー179679号公報)。しかし、
これらの添加剤は、滑り性の改良には効果を示すけれど
も、ヒートシールの加熱時表面に析離してHS層のヒー
トシール性を損なったりする他に、液付きシールを阻害
することがあり、安定したヒートシール性を得ることが
困難であった。
【0010】一般的なフィルムの滑り性を向上させる方
法として行われる製膜工程でフィルム表面にエンボス加
工を施すことにより、接触面積を少なくして、滑り性を
与えることもできるが、エンボス工程の設備が必要であ
り、また、滑り性に効果を示すエンボス形状を与えるた
めには、加工速度を低くする必要があるので、その結
果、生産効率を低下するなどの問題があった。更に、紙
容器の製造加工において、積層体を高速でスカイブヘミ
ング、あるいはフレームシールするための機械に供給さ
れる。そのとき、エンボス加工をしたフィルムを積層体
のHS層として紙容器の最内面に使用した場合、紙容器
のブランクを積み上げすぎると、エンボスがつぶれて滑
りが悪くなったり、インキ部で形成されたブランクの絵
柄層の表面を削りとるなどの不都合があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】薬品の水溶液を充填す
る紙容器において、容器の成形又は密封工程における低
温ヒートシール性、滑り性などの安定して物性をもち、
充填する内容物によるストレスクラッキングや、耐内容
物性(揮発性の酸若しくはアルカリ溶液あるいはそれら
に界面活性剤を含む溶液)、バリア性をもち、内容物が
滲透したり、滲出したり又は薬品の滲透によって層間で
剥離することがない積層フィルム及びその積層体からな
る紙容器の提供を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決する手段】上記のような課題に課題を解決
するために本発明の耐薬品性フィルムは、少なくとも、
HS層をS−PEとし、更にHDPE及びLDPEとか
らなる(混合比率には関係なく相溶するポリマー群:以
下、完全相溶性をもつポリマーと記載する)を共押出し
で多層フィルム化したものである。また、該HS層が、
上記のS−PEを100重量部に対して、メルトインデ
ックスが0.2〜20g/10分で、かつ密度0.92
6〜0.965g/cm3のポリエチレンを5〜40重
量部とからなるブレンド樹脂の耐薬品性積層フィルムで
ある。また、該HS層が、上記のS−PE又はブレンド
樹脂を100重量部と、粒形5〜20μmの無機系フィ
ラーを1〜10重量部とのブレンド物である耐薬品性積
層フィルムである。そして、請求項4の発明は、図4に
示すとおりの基材となる紙6の一方の側に、上記の耐薬
品性積層フィルム10のHS層1とヒートシール可能な
ポリオレフィン層7を設け、更に、他の側に、上記耐薬
品性フィルムのLDPE層3と紙6とを溶融熱可塑性樹
脂からなる接着性樹脂層5を紙に滲透して滲透部51を
設けて接着構成した積層体20からなる紙容器である。
なお、上記のエチレン・αオレフィン共重合体のαオレ
フィンは、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−
ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1
−オクテン及びデセンなどから選ばれた1種以上のαオ
レフィンを用いたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の耐薬品性積層フィルム1
0は、図1に示すとおりのHS層1にS−PEとし、更
にHDPE層2及びLDPE層3とからなる(完全相溶
性をもつポリマー群)を共押出しで多層フィルム化した
ものである。また、該HS層1が、上記のS−PEを1
00重量部に対して、密度0.926〜0.965g/
cm3 、メルトインデックスが0.2〜20g/10分
のポリエチレンを5〜40重量部とからなるブレンド物
である耐薬品性積層フィルム10である。そして、該H
S層1が、上記のS−PEを100重量部と、図2に示
すように粒形5〜20μmの無機系フィラー4を1〜1
0重量部とのブレンド物である耐薬品性積層フィルム1
0である。また、請求項4の発明は、図4に示すとおり
の基材となる紙6の一方の側に、上記に記載の耐薬品性
積層フィルム10のHS層1とヒートシールできるポリ
オレフィン層7を設け、更に、他の側に、上記耐薬品性
フィルム10のLDPE3と紙6とを接着させる。そし
て、その接着は溶融した熱可塑性樹脂からなる接着性樹
脂層5を紙6に溶融滲透して、滲透部51を設けて接着
・構成した積層体20からなる図5に示す紙容器30で
ある。そして、上記のS−PEのαオレフィンが、プロ
ピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン及び
デセンなどから選ばれた1種以上のαオレフィンである
耐薬品性積層フィルム10である。
【0014】図4は、実施例による耐薬品性積層フィル
ムをを用いた本発明の紙容器の材料構成の断面図であ
る。図5は、紙容器の具体的形状の例を示す斜視図
(a)とその上面図(b)である。図6は、図5におけ
るW−Wの断面で、段差シール部DSの断面拡大図
(a)、センターシール部CSの断面拡大図(b)であ
る。本発明の容器30は、例えば、図5に示すようなゲ
ーベルトップ型、図示はしないがブリック型などの内層
フィルムが、ヒートシール性(液体密封性)、内容物の
耐性に優れたS−PEでHS層1及びHDPEを構成
し、上記HDPEを薬品及び水蒸気ののバリア層として
の作用をもたせるとともに、更に製膜加工が容易で、か
つ上記の2ポリマーとは完全に相溶性をもつLDPEと
からなる耐薬品性積層フィルムを使用するものである。
【0015】本発明の耐薬品性積層フィルムの接液層と
なるHS層は、S−PEから構成されるため、内容物に
よる亀裂を生ずることがなく、また、該S−PEが劣る
水蒸気バリアや、内容物のバリアはHDPE層を使用す
ることで目的を達成することができる。そして、製膜適
性に優れたLDPEを含め完全相溶性をもつポリエチレ
ン系樹脂から構成されるため、層間の接着は完全に熱融
着しているものである。また、HS層を滲透した内容物
もHDPE層で遮蔽はされるものの、HDPE層にも適
当量が滲透するためS−PEとHDPE層との層間に液
状で滞留することはない。更に、HDPE層に極く僅か
滲透した内容物は、バリア性が劣るLDPEを滲透・通
過して紙面に到達するものである。したがって、熱融着
しているHS層とバリア層であるHDPE層との間で剥
離するようなことはなく、また、内容物の滲透放散はH
DPE層で実用上の範囲で阻止できるものである。
【0016】本発明の紙容器における耐薬品性積層フィ
ルムのLDPEと紙とは溶融熱可塑性樹脂からなる接着
性樹脂層を紙に滲透・接着した積層体に構成している。
したがって極く微量の内容物が、接着性樹脂層と紙との
層間に滲み出ても、直ちに、紙に滲透し、接着性樹脂層
と紙との層間に滞留することはない。また、紙と耐薬品
性積層フィルムとの接着は、接着性樹脂層が紙に滲透し
ているため、物理的に根を下ろしたと同様の接着強度、
すなわち紙の層間剥離強度以上のもの示す積層体を構成
できる。
【0017】本発明に使用するS−PEは、図5、図6
に示す紙容器30の段差シール部DS、センターシール
部CSに生ずる空隔部X、Yを埋める物性を必要とし、
融点が低く、かつメルトインデックスが大きい、ヒート
シールの加熱時に流れ易い特性をもつものが好ましい。
そのような意味から、メルトインデックスが0.2〜2
0g/10分で、かつ融点が90℃〜105℃の比較的
低密度の0.89〜0.92g/cm3 のS−PEが好
ましい。
【0018】本発明で、特に密度が小さく、メルトイン
デックスが大きいS−PEを使用したときに滑り不良に
伴う問題を発生することがある。このようなときには、
S−PEを100重量部に対して、S−PEとは相溶す
るメルトインデックスが0.2〜20g/10分で、密
度が0.925〜0.965g/cm3 の中・高密度の
ポリエチレンを5〜40重量部をブレンドして製膜する
ことで解決できる。
【0019】S−PEの滑りを改善するために添加する
前記の中・高密度のポリエチレンは、その密度が0.9
25g/cm3 以下では滑り性を改良する効果が認めら
れない。そして、ブレンド比率が5重量部未満では滑り
性改良に効果がなく、ブレンド比率40重量部を超える
とS−PEがもつ低温シール性と流動性が損なわれ、紙
容器の段差シール部や、センターシール部に空隔部を生
じ易くなる。
【0020】前記の滑り性不良に伴う問題を解決するた
めに使用するために、マスターバッチ方式で平均粒径5
〜20μmの無機系フィラーを1〜10重量部を添加・
分散して製膜することで解決できる。無機系フィラー
は、加熱状態でも溶融しないため、滑りの改善には有効
であるが、HS層の流動性を損ない紙容器の段差シール
部や、センターシール部に空隔部を生じ易くなる。した
がって、滑り改善に効果がある無機系フィラーを1〜1
0重量部を添加・分散して製膜することが好ましい。ま
た、無機系フィラーの粒径が大きかったり、添加量が多
すぎたりすると、シール部の内部や端部の層、例えばH
DPEのバリア層を傷つけ、その結果、ヒートシール不
良やバリア性の低下を来すことがある。このような現象
は、ヒートシール層を構成する樹脂のメルトインデック
スが比較的大きい(例えば8.0g/分)以上) 場合に
起こりやすい。もちろん、前記の中・高密度ポリエチレ
ンと、無機系フィラーとの併用も効果のある方法であ
る。
【0021】本発明の耐薬品性積層フィルムに使用する
HDPEは、通常のT型ダイス又はサーキュラダイスで
製膜できる密度が0.950g/cm3 以上のものなら
ば特にそのグレードを問うものではない。好ましくは、
S−PEや、共押出し製膜を行うLDPEとのメルトイ
ンデックスを近い材料から選択する。例えば、メルトイ
ンデックスが0.5g/10分、融点135℃で、かつ
密度0.957g/cm3 のものが好ましく使用でき
る。
【0022】本発明のLDPE層は、耐薬品性積層フィ
ルムの共押出し製膜を円滑にラミナーフローを行うため
のキャリアであり、製膜適性に重点を置いて材料を選択
することが好ましい。例えば、メルトインデックスが
1.9g/10分、融点109℃で、かつ密度0.92
0g/cm3 のものが好ましく使用できる。
【0023】耐薬品性積層フィルムと紙とを積層する接
着性樹脂は、上記LDPE層と完全に相溶する材料で、
かつ溶融押出し加工に用いてサンドイッチラミネーショ
ンをでき、紙に滲透し易いように、融点が低く、メルト
インデックスが大きいものが好ましい。好ましくは、密
度が、0.89〜0.93g/cm3 メルトインデック
スが3.5〜10g/10分のLDPEである。
【0024】耐薬品性積層フィルムの各層の厚みは、H
S層が10〜50μm、HDPE層が10〜50μm、
LDPE層が10〜50μmの合計厚みが、50〜15
0μmの範囲で選択できる。そして、耐薬品性積層フィ
ルムと紙とを積層するサンドイッチラミネーションに使
用する接着性樹脂層の厚みは15〜40μmである。接
着性樹脂層を含む総厚みは、上記の数値に限定されるこ
とはなく、紙容器の大きさによって任意に設定できる。
また、耐薬品性積層フィルムは、別工程で製膜して紙と
積層するばかりではなく、図示はしないが、LDPE層
とを紙とを接するようにして共押出しコーテイングによ
り構成することができる。
【0025】本発明の紙容器に使用する紙は、非塗工又
は微塗工(12g/m2 以下の塗工紙)の紙器用の板紙
である。例えば、アイボリー、カード用紙、一般マニラ
ボールなどから剛性、強度、厚み(坪量g/m2 )を配
慮して選定する。そして、好ましくは単層抄紙、あるい
はバインダーを使用した150g/m2 〜600g/m
2 のものである。
【0026】本発明の容器耐薬品性多層フィルムは、前
記ゲーベルトップ型やブリック型の紙容器の最内層フィ
ルム1としても用いられるが、その他、パウチ、バッグ
インボックスの内袋、ラミネートチューブ、紙カップあ
るいは紙を積層した丸筒容器等の液体や粘稠体を内容物
とする容器にも適用できるものである。
【0027】以下、本発明について実施例に基づいて更
に詳細に説明する。なお、以下に記述するポリエチレン
の融点は、JIS K7121による(ASTM N3
418)によるDSCの測定で行う。
【0028】
【実施例】(実施例 1)メルトインデックスが2.1
g/10分、融点が100℃、密度が0.905g/c
3 のS−PEからなる〔HS層1〕を40μm、メル
トインデックスが0.5g/10分、融点が135℃、
密度が0.957g/cm3 の〔HDPE層2〕を30
μm、及びメルトインデックスが1.9g/10分、融
点が109℃、密度が0.920g/cm3 の〔LDP
E層3〕を30μmの厚みで共押出しインフレーション
を行い総厚み100μmの耐薬品性積層フィルム10を
作成した。一方、坪量350g/m2 の液体容器用の板
紙6の一方の側に、LDPE(メルトインデックスが
3.7g/分、密度0.920g/m2 、融点が111
℃)からなるポリオレフィン層7を設けた。次いで、ポ
リオレフィン層7を設けた板紙6の他の面と、前記耐薬
品性積層フィルム10のLDPE層とを相対して接着性
樹脂層5(LDPE:密度0.918/cm3 、メルト
インデックスが8.2g/10分、融点が109℃)を
用いてサンドイッチラミネーションして実施例1の積層
体20を作成した。
【0029】(実施例 2)実施例1で用いた密度が
0.905g/cm3 のS−PEに代えて、メルトイン
デックスが2.1g/10分、融点が105℃で、かつ
密度が0.895g/cm3 のS−PE100重量部
に、密度が0.950g/cm3 のHDPEを10重量
部ブレンドしてHS層1とした以外は、実施例1と同様
にして作成した耐薬品性積層フィルム10と紙6とをサ
ンドイッチラミネーションして実施例2の積層体20を
構成した。
【0030】(実施例 3)実施例2で用いたS−PE
を100重量部にメルトインデックスが2.0g/10
分、密度が0.915g/cm3 のLDPEを35重量
部ブレンドした以外は、実施例2と同様にして作成した
耐薬品性積層フィルム10と、紙6とをサンドイッチラ
ミネーションして実施例3の積層体20を構成した。
【0031】(実施例 4)実施例2で用いたS−PE
を100重量部に、マスターバッチ方式で粒径が5μm
の無機微粒子(シリカ)を3重量部した以外は、実施例
1と同様にして、耐薬品性積層フィルム10を作成し、
更に紙6とをサンドイッチラミネーションして実施例4
の積層体20を構成した。
【0032】(実施例 5)実施例2で用いたS−PE
を100重量部に粒径が5μmの無機微粒子(シリカ)
を含むマスターバッチを10重量部した以外は、実施例
1と同様にして、耐薬品性積層フィルム10を作成し、
更に紙6とをサンドイッチラミネーションして実施例5
の積層体20を構成した。
【0033】(実施例 6)メルトインデックスが2.
0g/10分、融点が100℃で、かつ密度が0.90
5g/cm3 のS−PEを70重量%、メルトインデッ
クスが0.36g/10分、融点が132℃で、かつ密
度が0.958g/cm3 のHDPEを10重量%、及
び上記S−PEに粒径7μmのシリカ系微粒子フィラー
4を15重量%含むマスターバッチを10重量%との4
種のブレンド組成物からなる〔HS層1〕を10μm、
並びに、上記のS−PE層からなる〔LDPE層31〕
を30μm、メルトインデックスが0.5g/10分、
融点が135℃で、かつ密度が0.957g/cm3
〔HDPE層2〕が30μm、及びメルトインデックス
が1.9g/10分、融点が109℃で、かつ密度が
0.920g/cm3 の〔LDPE層3〕が30μmか
らなる図3に示す4層構成の耐薬品性積層フィルム10
を共押出しインフレーションで作成した。一方、坪量3
50g/m2 の液体容器用の板紙6の一方の側に、LD
PE(密度0.923g/cm3 、メルトインデックス
が3.7g/分、融点が111℃)からなるポリオレフ
ィン層7を設けた。次いで、ポリオレフィン層7を設け
た板紙6の他の面と、前記耐薬品性積層フィルム10の
LDPE層3とを相対して接着性樹脂層5(ポリオレフ
ィン層7と同一のLDPE)を用いてサンドイッチラミ
ネーションして実施例6の積層体20を作成した。
【0034】(比較例 1)実施例1で用いた耐薬品性
積層フィルムに代えて、密度が0.920g/cm3
メルトインデックスが1.9g/10分、融点が110
℃の単層LDPE層を100mの総厚みで作成したLD
PEフィルムとした以外は実施例1と同様にして比較例
1の積層体20を構成した。
【0035】(比較例 2)実施例1で用いた耐薬品性
積層フィルムに代えて、密度が0.957g/cm3
メルトインデックスが0.5g/10分、融点が135
℃のHDPEの単層HDPE層を100mの総厚みで作
成したHDPEフィルムとした以外は実施例1と同様に
して比較例2の積層体20を構成した。
【0036】(比較例 3)実施例2で用いたHDPE
のブレンド量を50重量部とした以外は、実施例2と同
様にして比較例3の積層体20を作成した。
【0037】(比較例 4)実施例3で用いたLDPE
のブレンド量を3重量部とした以外は、実施例3と同様
にして比較例4の積層体20を作成した。
【0038】(比較例 5)実施例4で用いた粒径が5
μmの無機微粒子(シリカ)をマスターバッチ方式で1
3重量部した以外は、実施例1と同様にして、耐薬品性
積層フィルムを作成し、更に紙6とをサンドイッチラミ
ネーションして実施例5の積層体20を構成した。
【0039】(比較例 6)実施例4で用いた無機微粒
子を粒径25μmシリカとし、マスターバッチ方式で1
0重量部とした以外は、実施例4と同様にして、比較例
6の積層体20を作成した。
【0040】次いで、実施例及び比較例の各積層体を、
図示はしないが1.8リットルのゲーベルタイプの液体
容器のブランクに打ち抜き、側面部の端部をスカイブヘ
ミング処理をして、ホットエアシールで図5に示すとお
りの紙容器を作成した。そして、下記組成の薬品(試験
液)を充填した。その後、充填済み紙容器を40℃、相
対湿度90%の条件で3ケ月及び6ケ月保存して、紙容
器内のHS層の亀裂の発生状況を目視で評価し、更に試
験液の漏れの有無及び減量(g)を評価した。 (試験液の組成) ・エタノールアミン 4重量部 ・エチレングリコールモノエチルエーテル 12重量部 ・トリポリ燐酸ソーダ 7重量部 ・非イオン系界面活性剤 2重量部 ・水 75重量部
【0041】各物性の評価方法は、次の通りである。 〔シール性(ヒートシール性)〕ゲーベルトップの段差
部及びセンターシール部に生ずる空隙部(図6に示すX
あるいはY)の有無を目視で評価する。 ・空隔部の発生なし:○ ・充填直後は空隔部は認められないが6ケ月後には空隔
部が認められる:△ ・充填直後に空隔部が認められる:× 〔耐薬品性〕試験液を3ケ月及び6ケ月保存して紙容器
内のHS層の亀裂の発生状況を目視で評価する。 ・○:亀裂なし ・×:亀裂発生 〔バリア性〕3ケ月後及び6ケ月後の減量を%で表示す
る。 100(充填直後の重量−経日後の重量)/(充填直後
の重量ー容器の重量)
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】紙容器の内面のHS層にS−PEを用
い、更にHDPE層、LDPE層とからなる耐薬品性積
層フィルムを、熱可塑性樹脂層で紙と積層した積層体で
構成した紙容器は、低温ヒートシール性をもち、充填シ
ール時に空隔部の発生がない密封性に優れるものであ
る。そして、耐ストレスクラッキング性に優れ、長期間
保存後も亀裂を発生することがない。そして、HDPE
を用いているため水蒸気バリアにも効果を奏し、保存期
間を限定すれば十分に実用に耐えるものを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐薬品性積層フィルムの断面概略図で
ある。
【図2】本発明の他の構成の耐薬品性積層フィルムの断
面概略図である。
【図3】本発明の他の構成の耐薬品性積層フィルムの断
面概略図である。
【図4】耐薬品性積層フィルムを用いた紙容器用積層体
の断面概略図である。
【図5】紙容器の形状を示す概略図である。 (a) 紙容器の具体的形状の例を示す斜視図 (b) 紙容器の上面図
【図6】空隔部を説明するためのシール部の断面拡大図
である。 (a) 段差シール部の拡大図 (b) センターシール部の断面拡大図
【符号の説明】
1 HS層 2 HDPE層 3、31 LDPE層 4 フィラー 5 接着性樹脂層 6 紙 7 ポリオレフィン層 10 耐薬品性積層フィルム 20 積層体 30 紙容器 51 紙に滲透した接着性樹脂層(滲透部) DS 段差シール部 CS センターシール部 X 段差シール部に生ずる空隙部 Y センターシール部に生ずる空隙部 V1 〜V2 紙容器のパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、ヒートシーラント層が、シ
    ングルサイト系触媒を用いて重合したメルトインデック
    スは0.2〜20g/10分で、かつ密度が0.890
    〜0.925g/cm3 のエチレン・αオレフィン共重
    合体の樹脂とし、更に高密度ポリエチレン、及び低密度
    ポリエチレンとからなるポリマーを共押出しで多層フィ
    ルム化した耐薬品性積層フィルム。
  2. 【請求項2】 ヒートシーラント層が、上記エチレン・
    αオレフィン共重合体を100重量部に対して、メルト
    インデックスが0.2〜20g/10分で、かつ密度
    0.926〜0.965g/cm3 のポリエチレンを5
    〜40重量部とからなるブレンド樹脂であることを特徴
    とする請求項1に記載の耐薬品性積層フィルム。
  3. 【請求項3】 ヒートシーラント層が、請求項1又は2
    に記載の樹脂を100重量部と、マスターバッチ方式に
    より粒形5〜20μmの無機系フィラーを1〜10重量
    部とのポリエチレンとのブレンド物であることを特徴と
    する請求項1乃至2に記載の耐薬品性積層フィルム。
  4. 【請求項4】 基材となる紙の一方の側に、上記請求項
    1乃至3の耐薬品性積層フィルムのヒートシーラント層
    とヒートシール可能なポリオレフィン層を設け、更に、
    他の側に、上記耐薬品性積層フィルムの低密度ポリエチ
    レンと紙とを接着させ、その接着は、熱可塑性樹脂から
    なる接着性樹脂層を前記紙に滲透して接着構成した積層
    体からなることを特徴とする紙容器。
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