JPH10157035A - 包装袋用フィルム - Google Patents
包装袋用フィルムInfo
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- JPH10157035A JPH10157035A JP8316336A JP31633696A JPH10157035A JP H10157035 A JPH10157035 A JP H10157035A JP 8316336 A JP8316336 A JP 8316336A JP 31633696 A JP31633696 A JP 31633696A JP H10157035 A JPH10157035 A JP H10157035A
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Abstract
り、かつ自動包装適性に優れた包装袋用フィルムを提供
する。 【解決手段】 包装袋用フィルム11は、シーラント層の
第1層12、中間層の第2層13、最外層の第3層14を有す
る。第1層12は、エチレン・α−オレフィン共重合体よ
りなり、この共重合体は、(a)密度が0.850〜0.935g/
ml、(b)MIが0.3〜15.0g/10分、(c)Mw/Mn
=1.5〜5.0、(d)Tm≦125℃の特性を有している。
また、(e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カ
ーボン、(f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦
(I10/I2)−4.63、(g)オルトジクロロベンゼン
可溶分が10wt%以下、の特性も有していることが好まし
い。
Description
に関し、冷凍食品包装袋用基材、自動充填包装袋用基
材、等として利用できる。
えば冷凍食品包装袋用基材としては、延伸ナイロン(O
Ny)フィルム又は延伸ポリプロピレン(OPP)フィ
ルムを外層、ポリエチレン(PE)フィルムをシーラン
ト層として両フィルムをドライラミネートで貼り合わせ
た多層フィルムが使用されている。この多層フィルム
は、優れた強度を有し、印刷の仕上がりが美しい。しか
し、製造する際に、ラミネート工程が必要となるうえ、
接着剤として有機溶剤を使用するため、環境負荷の問題
が生じていた。加えて、ラミネートの加工費がコストア
ップを招いていた。
単層フィルム又は共押出しフィルムも使用されている。
これらのフィルムの場合、ドライラミネート加工は不要
であるが、製袋時におけるシール可能な温度幅が狭いと
いう問題、及び特に低温下におけるシール強度が弱く、
シール部分から破袋しやすいという問題があった。
ルム性能が良好であり、かつ自動包装適性に優れた包装
袋用フィルムを提供することを目的とする。
ーラント層を有する包装袋用フィルムであって、前記シ
ーラント層は、エチレン・α−オレフィン共重合体より
なり、この共重合体は、下記特性(a〜d)を有するこ
とを特徴とする。
えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−ノネン、等の炭素数3〜20の直鎖状モノオ
レフィン、3−メチルブテン−1、3−メチルペンテ
ン−1、4−メチルペンテン−1、等の分岐鎖を有する
モノオレフィン、スチレン等の芳香核で置換されたモ
ノオレフィン、がある。
ブロッキングを起こしやすくなる。また、密度が0.935g
/mlより大きい場合には、シール温度が高くなって、自
動包装機で自動包装する際のシール可能温度幅が極端に
狭くなる。この密度は、JIS K−6760に準拠して測定で
きる。
〜15.0g/10分 前記MIが0.3g/10分より小さい場合には、フィルム製
造時、押出機からの樹脂の押出し効率が悪くなる。ま
た、15.0g/10分より大きい場合には、インフレーション
成形における成形安定性に欠けることになる。このMI
は、ASTM D−1238(190℃/2.16kg)に準拠
して測定できる。
平均分子量)=1.5〜5.0 前記Mw/Mnで表される分子量分布が1.5より小さい
場合には、成形加工性が劣るようになる。また、Mw/
Mnが5.0より大きい場合には、低分子量が析出してブ
ロッキングを引き起こすことになる。好ましくは、Mw
/Mnを2.0〜4.0、より好ましくは2.0〜3.0とする。こ
の分子量分布は、GPC(ゲル浸透クロマトグラフ)測
定器にディファレンシャルビスコメータを接続した測定
器を用いて求めることができる。これにより得られた絶
対分子量(Mw及びMn)の値から分子量分布を求め
る。
め、エッジ切れや、シール強度の低下等の不良現象が発
生しやすくなる。また、フィルムの腰が強くなり、耐屈
曲性が劣るようになる結果、ピンホールが発生しやすく
なる。好ましくは、115℃以下である。このTmは、示差
走査熱量計(DSC)で測定できる。
は、第1発明において、前記シーラント層の共重合体
は、下記特性(e)を有することを特徴とする。 (e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カーボン
GPC測定器と、分岐度を測定するFTIR(フーリエ
変換赤外分光)測定器を使用して求めることができる。
GPCの具体的な測定条件は、例えば、カラムを2本用
い、サンプル量5mg/ml、温度135℃、流量1ml/分、
トリクロロベンゼン(TCB)溶媒とする。この測定条
件で求めた分子量分布を10分割し、FTIRで求めたそ
れぞれの留分の平均分岐数、即ち分子量毎の分岐数の最
大値と最小値の差を分子量依存性の幅とする((但し、
分割面積が4%以下の留分はカットする)。
存性幅は、全ての分子量留分における共重合体の炭素原
子1000個に対して、最大の分岐数と最小の分岐数の差は
0〜5であることを意味する。即ち、どの分子量留分
(高分子量留分、低分子量留分を問わず)をとっても、
その中での共重合体の分岐数の差に大きな差がないこと
を意味する。この分子量依存性幅が5を超えると、樹脂
の溶融温度が高くなることにより、ヒートシール性が悪
化する。
は、第1又は第2発明において、前記シーラント層の共
重合体は、下記特性(f)を有することを特徴とする。 (f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/
I2)−4.63 前記I10は、ASTM D−1238(190℃/10kg)
に基づくメルトインデックスの測定による。前記I
2は、ASTM D−1238(190℃/2.16kg)に基づ
くメルトインデックスの測定による。
の値が高い程、その樹脂中により多くの長分岐鎖がある
ことになる。I10/I2は、好ましくは7以上、より好
ましくは8以上とする。I10/I2≧5.63とすることに
より、成形性(押出し特性)を改良することができる。
また、Mw/Mn≦(I10/I2)−4.63とすることに
より、成形性(押出し特性)と共に、フィルムの包装適
性(ヒートシール性)を改良することができる。
は、第1〜第3発明のいずれかにおいて 、前記シーラ
ント層の共重合体は、下記特性(g)を有することを特
徴とする。 (g)オルトジクロロベンゼン(ODCB)可溶分が10
wt%以下
を示す指標であり、この値が大きいと高分岐成分が多い
ことを意味する。ODCB可溶分が10wt%を超えるとヒ
ートシール性が低下する。好ましくは、7wt%以下であ
る。本発明の包装袋用フィルムは、前記シーラント層が
含まれていればよく、層構成は任意である。
は、種々の方法で合成することができる。この合成に
は、例えば、シングルサイト系触媒(特開平5-331324号
公報参照)を使用することができる。このシングルサイ
ト系触媒には、例えば遷移金属(チタニウム、ジルコ
ニウム、クロム等)化合物、遷移金属化合物と反応し
てイオン性の錯体を形成する化合物、有機アルミニウ
ムを主成分とする触媒、周期律表IVBから選ばれた
遷移金属を含有する遷移金属化合物、等が含まれる。
ンタニド系列の金属、及び拘束を誘起する基で置換され
た非局在化π結合を含む金属配位錯体、及び活性化共
触媒を含む触媒組成物を使用することもできる(特開平
6-306121号公報参照)。前記錯体には、アミドシラン化
合物、アミドアルカンジイル化合物、等が含まれる。前
記活性化共触媒としては、高重合度および低重合度のア
ルミノキサンが挙げられ、特にメチルアルミノキサンが
好ましい。
共重合法、気相共重合法、塊状共重合法、溶液共重合
法、懸濁共重合法等を使用できる。共重合温度は、通常
−100〜250℃、好ましくは−50〜200℃、より好ましく
は0〜130℃である。
は、第1〜第4発明のいずれかにおいて 、最外層を有
し、この最外層は、密度0.93以上のエチレン系重合体よ
りなることを特徴とする。
さい場合には、シール可能な温度幅が狭くなる。前記エ
チレン系重合体には、高密度ポリエチレン(HDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)、ポ
リ4−メチル−1−ペンテン、等が含まれる。
は、第1〜第5発明のいずれかにおいて 、前記シーラ
ント層と最外層の間に中間層を有し、この中間層は、密
度0.90以上のエチレン系重合体よりなることを特徴とす
る。前記エチレン系重合体の密度が0.90より小さいと、
自動包装機を使用する際の自動包装適性に劣るようにな
る。前記エチレン系重合体には、高密度ポリエチレン
(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDP
E)、ポリ4−メチル−1−ペンテン、等が含まれる。
は、第1〜第6発明のいずれかにおいて 、前記シーラ
ント層を第1層、密度0.90以上のエチレン系重合体より
なる中間層を第2層、密度0.93以上のエチレン系重合体
よりなる最外層を第3層とした多層フィルムよりなるこ
とを特徴とする。
ト層を第1層、第4発明に係る中間層を第2層、第3発
明に係る最外層を第3層とした3層構造の多層フィルム
である。この第3層が耐熱層となる。
は、第1〜第7発明のいずれかにおいて 、第1層の樹
脂の密度≦第3層の樹脂の密度の関係を有することを特
徴とする。第3層の樹脂密度を第1層の樹脂密度より高
くする密度勾配を設けることにより、同様の勾配で融点
の勾配も同時に設定できる。従って、シールバーと接触
する第3層は、高温でも融解しなくなり、シール温度範
囲を広く設定できるようになる。
は、第7又は第8発明において 、第1層の樹脂の融点
≦(第3層の樹脂の融点−25℃)であることを特徴とす
る。第1層の樹脂を本発明に係る特性を有する共重合体
とすることにより、第3層の樹脂に対して25℃以上の融
点差を設けることができるようになる。前記特性を有し
ない共重合体の場合には、第3層の樹脂に対して20℃程
度の温度差が限度である。
は、第7〜9発明のいずれかにおいて 、第1層と第3
層の全層に対する厚さの割合が、それぞれ5〜80%、80
〜5%であることを特徴とする。前記第1層の厚さが5
%未満の場合には、薄くなりすぎてシーラント層として
の機能を果たさなくなり、80%を超えると第3層の方が
薄くなりすぎて耐熱層としての機能を果たさなくなる。
また、第3層の厚さに関しては、逆のことが言える。
係る包装袋用フィルム11は、シーラント層である第1層
12、中間層である第2層13、最外層である第3層14が積
層された多層フィルムである。前記第1層12の樹脂は、
シングルサイト系触媒を使用して合成されたエチレン・
α−オレフィン共重合体よりなり、この共重合体は、下
記a〜gの特性を有する。
Iが0.3〜15.0g/10分、(c)Mw/Mn=1.5〜5.0、
(d)Tm≦125℃、(e)分岐数の分子量依存性幅が
0〜5/1000カーボン、(f)I10/I2≧5.63、かつ
Mw/Mn≦(I10/I2)−4.63、(g)オルトジク
ロロベンゼン可溶分が10wt%以下。
チレン系重合体よりなる。前記第3層14の樹脂は、密度
0.93以上のエチレン系重合体よりなる。そして、これら
の第1層12〜第3層14間において、密度に関して、第1
層12の樹脂密度≦第3層14の樹脂密度の関係を有する。
また、樹脂の融点に関しては、第1層12の樹脂の融点≦
(第3層14の樹脂の融点−25℃)である。更に、厚さに
関しては、第1層と第3層の全層に対する厚さの割合
が、それぞれ5〜80%、80〜5%である。
3層14の樹脂種として下記表1、2に示すものを使用
し、直径40mmの押出機3台及び直径100mmの3層ダイを
有する多層成形機により、吐出量30kg/hr、成形温度180
〜200℃の条件で製膜して各実施例に係る包装袋用フィ
ルム11(厚さ75μm)を得た。また、使用した樹脂の密
度、MI、等を表1、2に併せて示す。なお、第1層12
の樹脂のオルトジクロロベンゼン可溶分は、10wt%以下
であった。
て、第1〜第3層の樹脂種として表3、4に示すものを
使用して各比較例に係る包装袋用フィルムを作製した。
る包装袋用フィルムに対して製膜性、自動包装適性及び
フィルム性能を評価した。また、各項目の評点の合計点
に基づいて総合評価も行った。それらの結果を表5と6
に示す。
率、インフレーションバブルの安定性について評価し、
評点を下記の通り決めた。前記ブロッキングは、ブロッ
キング発生の有無を目視で判断し、ブロッキング無しを
3、ブロッキング発生を0とした。前記押出し効率は、
L−LDPEと比較して、L−LDPEと同等の場合を
○(3点)とし、L−LDPEより劣る場合を×(0
点)とした。前記インフレーションバブルの安定性は、
L−LDPEと比較して、L−LDPEと同等の場合を
○(3点)とし、L−LDPEより劣る場合を×(0
点)とした。
ール温度幅に関して測定し、評点を下記の通り決めた。
前記最高ショット数は、川島製作所製KBF−67型自
動包装機を使用し、時間当たりの包装個数(ショット
数)を上げて行き、良好なシール強度が発現可能な最高
のショット数である。最高ショット数が60以上を3点、
50〜59を2点、40〜49を1点とした。前記シール温度幅
は、下記フィルム性能の評価で破袋数を5以下とするこ
とができる最低と最高のシール温度の幅である。シール
温度幅が50℃以上を3点、40〜49℃を2点、30〜39℃を
1点とした。
袋(130mm ×150mm)を作製し、不凍液120ccが充填され
たこの袋を−5℃の雰囲気下で100cmの高さからコンク
リート面に落下させる試験を最高50回繰り返し、50袋
中、シール部分からの破袋が何袋あるかを調べた。破袋
数が0〜3を3点、4以上を0点とした。前記総合評価
で、合計点が16〜18点を○、13〜15点を△、12点以下を
×とした。
用フィルム11が第1層12〜第3層14を有する多層フィル
ムであって、各層を構成する樹脂が本発明に係る特性を
有しているため、製膜の際、いずれも安定して製膜する
ことができた。また、各実施例の包装袋用フィルム11
は、最高ショット数とシール温度幅に関する自動包装適
性も良好なものであった。更に、各実施例のフィルム11
よりなる包装袋は、落下試験における破袋数が非常に少
なく、低温においてもシール強度が大きいことがわか
る。
ルムによれば、第1層の樹脂は、エチレン・α−オレフ
ィン共重合体よりなるものであるが、密度とMw/Mn
が本発明の範囲を外れているため、製膜の際にブロッキ
ングが発生し、また包装袋としてのフィルム性能に問題
があった。比較例2の包装袋用フィルムによれば、第1
層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よりな
るものであるが、密度が本発明の範囲を外れているた
め、自動包装適性とフィルム性能に問題があった。
1層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体より
なるものであるが、MIが本発明の範囲を外れているた
め、製膜性、自動包装適性及びフィルム性能のいずれも
問題があった。比較例4の包装袋用フィルムによれば、
第1層の樹脂は、エチレン・α−オレフィン共重合体よ
りなるものであるが、Mw/Mnが本発明の範囲を外れ
ているため、製膜の際にブロッキングが発生した。
1層の樹脂がエチレン・α−オレフィン共重合体ではな
く、LDPE(低密度ポリエチレン)よりなるため、フ
ィルム性能に問題があった。比較例6の包装袋用フィル
ムによれば、第1層の樹脂がエチレン・α−オレフィン
共重合体ではなく、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重
合体)よりなるため、フィルム性能に問題があった。
ば、 シーラント層が所定の特性を有するエチレン・α
−オレフィン共重合体よりなるため、低温下においても
フィルム性能が良好であり、かつ自動包装適性に優れて
いる。
断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 シーラント層を有する包装袋用フィルム
であって、 前記シーラント層は、エチレン・α−オレフィン共重合
体よりなり、この共重合体は、下記特性(a〜d)を有
することを特徴とする包装袋用フィルム。 (a)密度が0.850〜0.935g/ml (b)MIが0.3〜15.0g/10分 (c)Mw/Mn=1.5〜5.0 (d)Tm≦125℃ - 【請求項2】 請求項1に記載の包装袋用フィルムにお
いて、 前記シーラント層の共重合体は、下記特性(e)を有す
ることを特徴とする包装袋用フィルム。 (e)分岐数の分子量依存性幅が0〜5/1000カーボン - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の包装袋用フィル
ムにおいて、 前記シーラント層の共重合体は、下記特性(f)を有す
ることを特徴とする包装袋用フィルム。 (f)I10/I2≧5.63、かつMw/Mn≦(I10/
I2)−4.63 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋
用フィルムにおいて、 前記シーラント層の共重合体は、下記特性(g)を有す
ることを特徴とする包装袋用フィルム。 (g)オルトジクロロベンゼン可溶分が10wt%以下 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋
用フィルムにおいて、 最外層を有し、この最外層は、密度0.93以上のエチレン
系重合体よりなることを特徴とする包装袋用フィルム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋
用フィルムにおいて、 前記シーラント層と最外層の間に中間層を有し、この中
間層は、密度0.90以上のエチレン系重合体よりなること
を特徴とする包装袋用フィルム。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋
用フィルムにおいて、 前記シーラント層を第1層、密度0.90以上のエチレン系
重合体よりなる中間層を第2層、密度0.93以上のエチレ
ン系重合体よりなる最外層を第3層とした多層フィルム
よりなることを特徴とする包装袋用フィルム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の包装袋用フィルムにお
いて、 第1層の樹脂の密度≦第3層の樹脂の密度の関係を有す
ることを特徴とする包装袋用フィルム。 - 【請求項9】 請求項7又は8に記載の包装袋用フィル
ムにおいて、 第1層の樹脂の融点≦(第3層の樹脂の融点−25℃)で
あることを特徴とする包装袋用フィルム。 - 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかに記載の包装
袋用フィルムにおいて、 第1層と第3層の全層に対する厚さの割合が、それぞれ
5〜80%、80〜5%であることを特徴とする包装袋用フ
ィルム。
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---|---|---|---|
JP31633696A JP4008973B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 包装袋用フィルム |
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