JPH11144255A - 光情報再生装置及び光情報再生方法 - Google Patents

光情報再生装置及び光情報再生方法

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JPH11144255A
JPH11144255A JP9301940A JP30194097A JPH11144255A JP H11144255 A JPH11144255 A JP H11144255A JP 9301940 A JP9301940 A JP 9301940A JP 30194097 A JP30194097 A JP 30194097A JP H11144255 A JPH11144255 A JP H11144255A
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amplitude
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JP9301940A
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English (en)
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Yoshie Zaima
佳恵 財満
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Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシンメトリーにバラツキがあっても、常に
一定のRF信号の振幅を検出することにより、レーザー
パワーの変動を抑制することが可能な光情報再生装置及
び光情報再生方法を提案しようとするものである。 【解決手段】 この光情報再生装置は、情報信号により
変調されたレーザー光をディスク8に照射して情報信号
を記録したディスク8上に対して、レーザー光をディス
ク8に照射してディスク8上に記録された情報信号を再
生する光情報再生装置において、再生時において、レー
ザー光のパワーを再生時の適正値にコントロールするレ
ーザーパワーコントロール回路11の制御量S4を、再
生時の情報信号の振幅レベルVP−,VP+に基づく値
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報再生装置及
び光情報再生方法に関し、例えば、光磁気ディスク(M
O)、コンパクトディスク(CD、CD−ROM)やデ
ィジタルビデオディスク(DVD)、及びこれらのディ
スクの再生方法、再生装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばこの種の光情報記録媒体で
なるコンパクトディスクの記録装置においては、記録に
供するデータをデータ処理した後、EFM(Eight-to-F
ourteen Modulation)変調することにより、所定の基本
周期Tに対して、周期3T〜11Tのピット列が形成さ
れ、これによりオーディオデータ等が記録されるように
なされている。
【0003】これに対応してコンパクトディスクプレイ
ヤーは、コンパクトディスクにレーザービームを照射し
て戻り光を受光することにより、この戻り光の光量に応
じて信号レベルが変化する再生信号を得、この再生信号
を所定のスライスレベルにより2値化して2値化信号を
生成する。さらにこの2値化信号よりPLL回路を駆動
して再生クロックを生成すると共に、この再生クロック
により2値化信号を順次ラッチし、これによりコンパク
トディスクに形成されたピット列に対応する周期3T〜
11Tの再生データを生成する。
【0004】コンパクトディスクプレイヤーは、このよ
うにして生成した再生データを記録時のデータ処理に対
応するデータ処理により復号し、コンパクトディスクに
記録されたオーディオデータ等を再生するようになされ
ている。
【0005】ここで、光ディスクでは、ディスク毎に変
調率、反射率などの特性が異なる。そのため、光ディス
ク再生装置においては、再生RF信号のレベルを一定に
保つようにコントロールすることにより再生信号レベル
の劣化を防止する機能として、レーザーパワーコントロ
ール回路が設けられている。
【0006】図5に、従来の光ディスク装置のレーザー
パワーコントロール回路のブロック図を示す。レーザー
パワーコントロール回路が適用される光ディスク装置
は、オートパワーコントロール(APC)回路1と、イ
ンバーター6と、レーザー光を発光するレーザー7と、
レーザー光が照射されるディスク8と、ディスク8に照
射されたレーザー光の反射光を検出するディテクター9
と、ディテクター9により検出された再生信号を増幅す
るRFアンプ10と、レーザーパワーの制御量を検出す
るレーザーパワーコントロール(LPC)回路11とを
有して構成される。
【0007】APC回路1は、レーザー7の照射光をモ
ニタするディテクター2と、ディテクター2によりモニ
タされたレベルを増幅するアンプ3と、アンプ3により
増幅されたモニタレベルを加算入力端子(+)に入力し
て、LPC回路11により検出された動作信号を減算入
力端子(−)に入力して両者を加算する加算器4と、を
有して構成される。
【0008】また、LPC回路11は、RFアンプ10
により増幅された再生RF信号S1を所定レベル減衰さ
せる減衰器(ATT)12と、再生RF信号S1の高域
周波数成分を通過させるハイパスフィルター(HPF)
13と、ATT12とHPF13の出力とのピーク値を
検出して保持するピークホールド回路15と、ピークホ
ールド回路15の出力を減算入力端子(−)に入力し
て、目標レベルAを加算入力端子(+)に入力して両者
を加算して動作信号を出力する加算器20と、加算器2
0の出力を増幅するアンプ5とを有して構成される。
【0009】このように構成された従来の光ディスク装
置のレーザーパワーコントロール回路は、以下のような
動作をする。ディテクター9により検出された再生RF
信号S1がRFアンプ10に供給される。RFアンプ1
0で再生RF信号S1が増幅される。RF信号S1はL
PC回路11のATT12およびHPF13に供給され
る。
【0010】LPC回路11のATT12でRF信号S
1の所定レベルが減衰される。HPF13でDC(直流
分)がカットされRF信号S1の高域周波数成分が通過
される。ATT12の減衰出力およびHPF13の高域
出力RFACのS2とがピークホールド回路15に供給
される。ピークホールド回路15により、ATT12の
減衰出力およびHPF13の高域出力との加算分のピー
ク値が保持されて出力される。ピークホールド回路15
のピーク出力は加算器20の減算入力端子(−)に供給
される。加算器20の加算入力端子(+)には目標レベ
ル値Aが供給される。加算器20はピーク出力と目標レ
ベル値Aとを比較して差分を動作信号としてアンプ5で
増幅し出力する。
【0011】動作信号はAPC回路1の加算器4の減算
入力端子(−)に供給される。APC回路1のディテク
ター2にはレーザーの照射光が入射され、ディテクター
2はレーザー7の照射光をモニタする。ディテクター2
によりモニタされた電圧はアンプ3に供給され、増幅さ
れる。アンプ3により増幅されたモニタ電圧は加算器4
の加算入力端子(+)に供給される。加算器4は、LP
C11回路により検出された動作信号とモニタ電圧の両
者を比較して差分(操作量)を出力する。APC回路1
の制御出力はインバータ6に供給され、反転された後
に、レーザー7に供給される。レーザー7は、反転され
た制御出力に基づいてレーザー光を発光する。レーザー
光はディスク8面上に照射されて、反射光をディテクタ
ー9により検出することにより情報信号の再生を行うこ
とができる。
【0012】ここで、RFアンプ10のRF信号S1を
HPF13を通過させて、RF信号S1のDC(直流
分)をカットしたHPF13の高域出力RFAC(S
2)のピーク値が制御信号であり、これをピークホール
ドし、このRFAC(S2)のピーク値とレベルA(1
/2×(RF信号の振幅値の目標値))とを比較し、そ
の差分をAPC回路1へ印加し、レーザーパワーを制御
するようにしている。
【0013】これにより、レーザーパワーのレベルを目
標レベルAによって設定されたRF信号レベルに抑え込
むようにしている。また、ATT12の減衰出力をピー
クホールドして、制御量の検出に用いるのは、例えば、
変調率が非常に低いディスク8に対して情報信号の再生
を行う場合であっても、LPC回路11から動作信号を
検出してRF信号S1のレベルを確保するためである。
つまり、変調率が非常に低いディスクの場合にはRF信
号の振幅が小さいため、LPC回路11はレーザーパワ
ーを上げようと働くが、これでRF信号がつぶれないよ
うにATT12の系を入れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク装置のレーザーパワーコントロール回路では、RF
信号S1の振幅の検出手段として、ピークホールドによ
りHPF13の高域出力RFAC(S2)のピーク値
(VP+)のみを制御量としてピークホールドしてい
る。しかし、ディスク8毎に変調率、反射率などの特性
が異なることにより、ディスク8上のピットがその長さ
方向の前後に同じ量だけ少しずつ長く、あるいは短くな
るため、ディスク8毎にアシンメトリーのバラツキが存
在する。図6に示すように、RF信号は0レベルからI
topまでの範囲で、I3〜I11が存在するが、アシ
ンメトリー規格を満足するのは、振幅中心から±20%
以内である。このように、アシンメトリーのバラツキが
存在するため、RF信号S1のDC(直流分)をカット
したHPF13の高域出力RFAC(S2)であって
も、図7に示すようにDCオフセットを持った信号に相
当する信号が存在する。
【0015】従って、HPF13の高域出力RFAC
(S2)のピーク値(VP+)のみを制御量とする場
合、ピーク値を目標値に制御するため、レーザーパワー
コントロール回路の本来の目的である一定のRF信号S
1の最大振幅VP−Pが得られなくなる。例えば、図7
の場合には、正のオフセットがあるため、ピーク値VP
+は、VP+>1/2・(VP−P)となる。よって、
RF信号の振幅VP−Pは目標とするレベルよりも小さ
く制御されてしまう。
【0016】また、光ディスク装置において、例えば、
トラックジャンプ時TJやスレッドキックなどのよう
に、光ピックアップをディスク8の内周から外周(また
は外周から内周)に移動させるときには、図8Aに示す
ようなRF信号(S1)および図8Bに示すようなHP
F13の高域出力RFAC(S2)となる。上述したよ
うに、このRFAC(S2)のピーク値をレーザーパワ
ーコントロールの制御量として用いているため、光ピッ
クアップの移動時にはRF信号の振幅が目標とするレベ
ルよりも大きく制御されるので、レーザーパワーおよび
RF信号レベルを無意味に上昇させてしまう。このた
め、レーザーの寿命が短くなるという不都合があり、ま
た、トラッキングサーボなどのサーボ系の自動調整を行
う際のゲイン調整の調整ずれを起こしてしまうという不
都合があった。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、アシンメトリーにバラツキがあっても、常に一定の
RF信号の振幅を検出することにより、レーザーパワー
の変動を抑制することが可能な光情報再生装置及び光情
報再生方法を提案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の光情報再生装置は、情報信号により変調され
たレーザー光を光情報記録媒体に照射して情報信号を記
録した上記光情報記録媒体上に対して、上記レーザー光
を上記光情報記録媒体に照射して上記光情報記録媒体上
に記録された情報信号を再生する光情報再生装置におい
て、再生時において、上記レーザー光のパワーを再生時
の適正値にコントロールするレーザーパワーコントロー
ル回路の制御量を、再生時の情報信号の振幅レベルに基
づく値とするようにしたものである。
【0019】また、本発明の光情報再生方法は、光情報
再生方法において、情報信号により変調されたレーザー
光を光情報記録媒体に照射して情報信号を記録した上記
光情報記録媒体上に対して、上記レーザー光を上記光情
報記録媒体に照射して上記光情報記録媒体上に記録され
た情報信号を再生する光情報再生方法において、再生時
において、上記レーザー光のパワーを再生時の適正値に
コントロールするレーザーパワーコントロール制御の制
御量を、再生時の情報信号の振幅レベルに基づく値とす
るようにしたものである。
【0020】本発明の光情報再生装置および光情報再生
方法によれば、以下の作用をする。再生時において、レ
ーザーパワーコントロール回路はレーザー光のパワーを
再生時の適正値にコントロールするための制御量を生成
する。この制御量を再生時の情報信号の振幅レベルに基
づく値とするように、レーザーパワーコントロール回路
は目標レベル値に対する差分を動作信号として出力す
る。
【0021】レーザーパワーコントロール回路は、情報
信号の振幅レベルに基づく値が、再生高周波信号の振幅
レベルまたは再生高周波信号の振幅レベルに比例した直
流信号の値とし、目標レベル値に対する差分を動作信号
として出力する。レーザーパワーコントロール回路は、
再生高周波信号のボトムレベルの直流値を積分すること
により検出し、積分により検出された直流値と再生高周
波信号とを加算し、加算された加算出力信号を積分し、
再生高周波信号または再生高周波信号に比例した直流信
号を検出するように、目標レベル値に対する差分を動作
信号として出力する。
【0022】レーザーパワーコントロール回路により、
再生時の情報信号が振幅分だけシフトされ、0レベルか
ら最大振幅を有する波形が生成される。レーザーパワー
コントロール回路は、この最大振幅のピーク値を、再生
時の情報信号の振幅目標値と比較し、その差分又はそれ
に比例した信号を操作量とし、これをレーザーへ印加
し、レーザーパワーを制御するようにしている。
【0023】操作量はレーザーに供給される。レーザー
は、操作量に基づいてレーザー光を発光する。レーザー
光はディスク面上に照射されて、反射光を検出すること
により情報信号の再生を行う。これにより、レーザーパ
ワーのレベルを目標レベルによって設定された再生時の
情報信号レベルに抑え込むようにしている。
【0024】このように、再生時の情報信号の振幅をレ
ーザーパワーコントロールの制御量とすることにより、
再生情報信号にバラツキがあっても、常に一定の再生時
の情報信号の振幅を得るようにする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態の光ディスク
装置のレーザーパワーコントロール回路の構成を示すブ
ロック図である。以下、詳述する。なお、図1に示す光
ディスク装置のレーザーパワーコントロール回路の構成
が図5に示す従来の光ディスク装置のレーザーパワーコ
ントロール回路の構成と対応するものには同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0027】図1に、本実施の形態の光ディスク装置の
レーザーパワーコントロール回路のブロック図を示す。
レーザーパワーコントロール回路が適用される光ディス
ク装置は、オートパワーコントロール(APC)回路1
と、インバーター6と、レーザー光を発光するレーザー
7と、レーザー光が照射されるディスク8と、ディスク
8に照射されたレーザー光の反射光を検出するディテク
ター9と、ディテクター9により検出された再生信号を
増幅するRFアンプ10と、レーザーパワーの動作信号
を検出するレーザーパワーコントロール(LPC)回路
11とを有して構成される。
【0028】APC回路1は、レーザー7の照射光をモ
ニタするディテクター2と、ディテクター2によりモニ
タされたレベルを増幅するアンプ3と、アンプ3により
増幅されたモニタレベルを加算入力端子(+)に入力し
て、LPC回路11により検出された動作信号を減算入
力端子(−)に入力して両者を加算する加算器4と、を
有して構成される。
【0029】また、LPC回路11は、RFアンプ10
により増幅された再生RF信号S1を所定レベル減衰さ
せる減衰器(ATT)12と、再生RF信号S1のDC
(直流分)をカットして高域周波数成分を通過させるハ
イパスフィルター(HPF)13と、HPF13の出力
RFACS2を反転させるインバーター14と、HPF
13の反転出力のピーク値S3を検出して保持するピー
クホールド回路15と、HPF13の出力S2とHPF
13の反転出力のピーク値S3を加算する加算器16
と、ATT12と加算出力S4のピーク値S5を検出し
て保持するピークホールド回路17と、ピークホールド
回路17の出力を減算入力端子(−)に入力して、目標
レベルAを加算入力端子(+)に入力して両者を加算し
て動作信号を出力するコンパレータ18と、加算器18
の出力を増幅するアンプ5とを有して構成される。
【0030】ここで、レーザーパワーコントロール回路
11は、再生時において、レーザー光のパワーを再生時
の適正値にコントロールするための制御量S4を生成す
る機能を有する。この制御量S4を再生時の情報信号の
振幅レベルとし、レーザーパワーコントロール回路11
は目標レベル値に対する差分を動作信号S6として出力
する機能を有する。
【0031】また、レーザーパワーコントロール回路1
1は、情報信号の振幅レベルに基づく値が、再生高周波
信号の振幅レベルまたは再生高周波信号の振幅レベルに
比例した直流信号の値となるように、目標レベル値に対
する差分を動作信号S6として出力する機能を有する。
【0032】また、レーザーパワーコントロール回路1
1は、再生高周波信号のボトムレベルVP−の直流値S
3を積分することにより検出し、積分により検出された
直流値S3と再生高周波信号S1とを加算し、加算され
た加算出力信号S4を積分し、再生高周波信号または再
生高周波信号に比例した直流信号を検出するように、目
標レベル値Aに対する差分を動作信号S6として出力す
る機能を有する。
【0033】また、レーザーパワーコントロール回路1
1は、再生時の情報信号が振幅分VP−,VP+だけシ
フトされ、0レベルから最大振幅VP−Pを有する波形
を生成する機能を有する。レーザーパワーコントロール
回路11は、この最大振幅VP−Pのピーク値を、再生
時の情報信号の振幅目標値Aと比較し、その差分を動作
信号S6とし動作信号はアンプ5に供給され、増幅され
る。これを操作量として、レーザー7へ印加し、レーザ
ーパワーを制御する機能を有する。
【0034】また、レーザーパワーコントロール回路1
1において、加算器16は再生高周波信号S1のボトム
レベルVP−の直流値S3を検出する積分手段および積
分により検出された直流値S3と再生高周波信号S1と
を加算する加算手段を構成し、コンパレータ18は加算
された加算出力信号S4を積分する積分手段を構成す
る。
【0035】このように構成された本実施の形態の光デ
ィスク装置のレーザーパワーコントロール回路は、以下
のような動作をする。ディテクター9により検出された
再生RF信号がRFアンプ10に供給される。RFアン
プ10で再生RF信号が増幅される。RF信号S1はL
PC回路11のATT12およびHPF13に供給され
る。
【0036】LPC回路11のATT12でRF信号S
1所定レベルが減衰される。HPF13でRF信号S1
のDC(直流分)がカットされて高域周波数成分が通過
される。HPF13の高域出力RFACのS2がインバ
ーター14により反転されてピークホールド回路15に
供給される。ピークホールド回路15により、HPF1
3の高域出力RFACのS2の反転出力のピーク値S3
が保持されて出力される。HPF13の高域出力S2
と、ピークホールド回路15のS2の反転出力のピーク
値S3とが加算器16の加算入力端子(+)に供給され
る。加算器16によりHPF13の高域出力S2と、ピ
ークホールド回路15のS2の反転出力のピーク値S3
とが加算されて、加算出力S4(制御量)が出力され
る。ATT12の減衰出力と加算出力S4とがピークホ
ールド回路17に供給される。
【0037】ピークホールド回路17により、ATT1
2の減衰出力およびHPF13の高域出力との加算分の
ピーク値が保持されて出力される。ピークホールド回路
17のピーク出力S5は加算器18の減算入力端子
(−)に供給される。加算器18の加算入力端子(+)
には目標レベル値Aが供給される。加算器18はピーク
出力S5と目標レベル値Aとを加算して差分を動作信号
S6として出力する。
【0038】動作信号S6はアンプ5に供給され、増幅
されAPC回路1の加算器4の減算入力端子(−)に供
給される。APC回路1のディテクター2にはレーザー
7の照射光が入射され、ディテクター2はレーザー7の
照射光をモニタする。ディテクター2によりモニタされ
た電圧はアンプ3に供給され、増幅される。アンプ3に
より増幅されたモニタ電圧は加算器4の加算入力端子
(+)に供給される。加算器4は、LPC11回路によ
り検出された動作信号S6とモニタ電圧の両者を加算し
て加算分を出力する。APC回路1の制御出力(操作
量)はインバータ6に供給され、反転された後に、レー
ザー7に供給される。レーザー7は、反転された制御出
力に基づいてレーザー光を発光する。レーザー光はディ
スク8面上に照射されて、反射光をディテクター9によ
り検出することにより情報信号の再生を行うことができ
る。
【0039】ここで、RFアンプ10のRF信号S1を
HPF13を通過させて、RF信号S1のDC(直流
分)をカットしたHPF13の高域出力RFAC(S
2)を反転させて、HPF13の高域出力RFAC(S
2)の反転出力のピーク値S3をピークホールドし、こ
のRFAC(S2)の反転出力のピーク値S3とHPF
13の高域出力RFAC(S2)とを加算する。加算出
力S4は図7に示したRFACが振幅VP−分だけプラ
ス方向にDCシフトされ、図2に示すような0レベルか
ら最大振幅VP−Pを有する波形になる。加算出力S4
をピークホールドしたピーク値S5はVP−P値とな
る。ピーク値S5を主フィードバック値とし、RF信号
の振幅目標値Aとを比較し、その差分をAPC回路1へ
印加し、レーザーパワーを制御するようにしている。
【0040】これにより、レーザーパワーのレベルを目
標レベルAによって設定されたRF信号レベルに抑え込
むようにしている。また、ATT12の減衰出力をピー
クホールドして、制御量S4の検出に用いるのは、例え
ば、変調率が非常に低いディスク7に対して情報信号の
記録または再生を行う場合であっても、LPC回路11
から動作信号S6を検出してRF信号S1のレベルを確
保するためである。
【0041】このように、RF信号の振幅VP−Pをレ
ーザーパワーコントロールの制御量S4とすることによ
り、アシンメトリーにバラツキがあっても、常に一定の
RF信号の振幅を得ることができる。また、常に、RF
信号の振幅を検出することができるので、トラックジャ
ンプなどの光ピックアップの移動時のレーザーパワーの
変動を抑制することができる。
【0042】図3は、本発明の実施の形態の光ディスク
装置の他のレーザーパワーコントロール回路の構成を示
すブロック図である。なお、図3に示す光ディスク装置
の他のレーザーパワーコントロール回路の構成が図1に
示す光ディスク装置のレーザーパワーコントロール回路
の構成と対応するものには同一の符号を付してその説明
を省略する。図3に示す光ディスク装置の他のレーザー
パワーコントロール回路の構成はレーザーパワーコント
ロール回路を改良したものである。以下、図1に示した
構成と異なる点のみを説明する。
【0043】LPC回路11は、RFアンプ10により
増幅された再生RF信号S1を所定レベル減衰させる減
衰器(ATT)12と、再生RF信号S1のDC(直流
分)をカットして高域周波数成分を通過させるハイパス
フィルター(HPF)13と、HPF13の出力RFA
CS2のピーク値を検出して保持するピークホールド回
路15と、ピーク値を反転させて反転出力S3′を出力
するインバーター14と、HPF13の出力S2とHP
F13の出力のピーク値の反転出力S3′を加算する加
算器16と、ATT12と加算出力S4′のピーク値S
5′を検出して保持するピークホールド回路17と、ピ
ークホールド回路17の出力S5′を減算入力端子
(−)に入力して、目標レベルAを加算入力端子(+)
に入力して両者を加算して動作信号S6′を出力する加
算器18と、加算器18の出力を増幅するアンプ5とを
有して構成される。
【0044】このように構成された本実施の形態の光デ
ィスク装置のレーザーパワーコントロール回路は、以下
のような動作をする。LPC回路11のATT12でR
F信号S1所定レベルが減衰される。HPF13でRF
信号S1のDC(直流分)がカットされて高域周波数成
分が通過される。
【0045】HPF13の高域出力RFACのS2がピ
ークホールド回路15に供給される。ピークホールド回
路15により、HPF13の高域出力RFACのS2の
出力のピーク値が保持されてインバーター14により反
転されて反転出力S3′が出力される。HPF13の高
域出力S2と、ピークホールド回路15のS2の出力の
ピーク値の反転出力S3′とが加算器16の加算入力端
子(+)に供給される。加算器16によりHPF13の
高域出力S2と、ピークホールド回路15のS2のピー
ク値の反転出力S3′とが加算されて、加算出力S4′
(制御量)が出力される。ATT12の減衰出力と加算
出力S4′とがピークホールド回路17に供給される。
【0046】ピークホールド回路17により、ATT1
2の減衰出力およびHPF13の高域出力との加算分の
ピーク値S5′が保持されて出力される。ピークホール
ド回路17のピーク出力S5′は加算器18の減算入力
端子(−)に供給される。加算器18の加算入力端子
(+)には目標レベル値Aが供給される。加算器18は
ピーク出力S5′と目標レベル値Aとを比較して差分を
動作信号S6′として出力する。
【0047】ここで、RFアンプ10のRF信号S1を
HPF13を通過させて、RF信号S1のDC(直流
分)をカットしたHPF13の高域出力RFAC(S
2)のピーク値をピークホールドし、このRFAC(S
2)のピーク値を反転させた反転出力S3′とHPF1
3の高域出力RFAC(S2)とを加算する。加算出力
S4′はS4と同様に図7に示したRFACが振幅VP
−分だけプラス方向にDCシフトされ、図2に示すよう
な0レベルから最大振幅VP−Pを有する波形になる。
加算出力S4′をピークホールドしたピーク値S5′は
VP−P値となる。ピーク値S5′を主フィードバック
値とし、RF信号の振幅目標値Aとを比較し、その差分
を動作信号S6としてAPC回路1へ印加し、レーザー
パワーを制御するようにしている。
【0048】これにより、レーザーパワーのレベルを目
標レベルAによって設定されたRF信号レベルに抑え込
むようにしている。このように、RF信号S1の振幅V
P−Pをレーザーパワーコントロールの制御量S4′と
することにより、アシンメトリーにバラツキがあって
も、常に一定のRF信号の振幅を得ることができる。ま
た、常に、RF信号の振幅を検出することができるの
で、トラックジャンプなどの光ピックアップの移動時の
レーザーパワーの変動を抑制することができる。
【0049】図4は、本発明の実施の形態の光ディスク
装置の他のレーザーパワーコントロール回路の構成を示
すブロック図である。なお、図4に示す光ディスク装置
の他のレーザーパワーコントロール回路の構成が図1に
示す光ディスク装置のレーザーパワーコントロール回路
の構成と対応するものには同一の符号を付してその説明
を省略する。図4に示す光ディスク装置の他のレーザー
パワーコントロール回路の構成はレーザーパワーコント
ロール回路を改良したものである。以下、図1に示した
構成と異なる点のみを説明する。
【0050】LPC回路11は、RFアンプ10により
増幅された再生RF信号S1を所定レベル減衰させる減
衰器(ATT)12と、RF信号S1を反転させるイン
バーター14と、反転出力のピーク値S3″を検出して
保持するピークホールド回路15と、RF信号S1と反
転出力のピーク値S3″を加算する加算器16と、AT
T12と加算出力S4″のピーク値S5″を検出して保
持するピークホールド回路17と、ピークホールド回路
17の出力を減算入力端子(−)に入力して、目標レベ
ルAを加算入力端子(+)に入力して両者を加算して動
作信号S6″を出力する加算器18と、加算器18の出
力を増幅するアンプ5とを有して構成される。
【0051】このように構成された本実施の形態の光デ
ィスク装置のレーザーパワーコントロール回路は、以下
のような動作をする。RF信号S1がインバーター14
により反転されてピークホールド回路15に供給され
る。ピークホールド回路15により、RF信号S1の反
転出力のピーク値S3″が保持されて出力される。RF
信号S1と、ピークホールド回路15のピーク値S3″
とが加算器16の加算入力端子(+)に供給される。加
算器16によりRF信号S1と、ピークホールド回路1
6のピーク値S3″とが加算されて、加算出力S4″
(制御量)が出力される。ATT12の減衰出力と加算
出力S4″とがピークホールド回路17に供給される。
【0052】ピークホールド回路17により、ATT1
2の減衰出力およびHPF13の高域出力との加算分の
ピーク値S5″が保持されて出力される。ピークホール
ド回路17のピーク出力S5″は加算器18の減算入力
端子(−)に供給される。加算器18の加算入力端子
(+)には目標レベル値Aが供給される。加算器18は
ピーク出力S5″と目標レベル値Aとを加算して差分を
動作信号S6″として出力する。
【0053】ここで、RFアンプのRF信号S1を反転
させて、RF信号S1の反転出力のピーク値S3″をピ
ークホールドし、このRF信号S1の反転出力のピーク
値S3″とRF信号S1とを加算する。加算出力S4″
はS4にHPF13でカットされる直流分が加算された
波形となり、図7に示したRFACが振幅VP−分だけ
プラス方向にDCシフトされ、図2に示すような0レベ
ルから最大振幅VP−Pを有する波形になる。加算出力
S4″をピークホールドしたピーク値S5″はVP−P
値となる。ピーク値S5″を主フィードバック値とし、
RF信号の振幅目標値Aとを比較し、その差分を動作信
号S6″としてAPC回路1へ印加し、レーザーパワー
を制御するようにしている。これにより、レーザーパワ
ーのレベルを目標レベルAによって設定されたRF信号
レベルに抑え込むようにしている。
【0054】このように、RF信号S1の振幅VP−P
をレーザーパワーコントロールの制御量S4″とするこ
とにより、アシンメトリーにバラツキがあっても、常に
一定のRF信号の振幅を得ることができる。また、常
に、RF信号の振幅を検出することができるので、トラ
ックジャンプなどの光ピックアップの移動時のレーザー
パワーの変動を抑制することができる。
【0055】上述した本実施の形態の光情報再生装置に
おいては、情報信号により変調されたレーザー光を光情
報記録媒体としてのディスク8に照射して情報信号を記
録した光情報記録媒体としてのディスク8上に対して、
レーザー光を光情報記録媒体としてのディスク8に照射
して光情報記録媒体としてのディスク8上に記録された
情報信号を再生する光情報再生装置において、再生時に
おいて、レーザー光のパワーを再生時の適正値にコント
ロールするレーザーパワーコントロール回路11の制御
量S4を、再生時の情報信号の振幅レベルVP−,VP
+に基づく値とするようにしたので、再生時の情報信号
が振幅分だけシフトされ、0レベルから最大振幅VP−
Pを有する波形S4を生成することができ、この最大振
幅VP−Pのピーク値S5を、再生時の情報信号の振幅
目標値Aと比較し、その差分としての動作信号S6に基
づく操作量をレーザー7へ印加し、レーザーパワーを制
御することができ、これにより、レーザーパワーのレベ
ルを目標レベルによって設定された再生時の情報信号レ
ベルに抑え込むことができる。また、再生時の情報信号
の振幅をレーザーパワーコントロールの制御量とするこ
とにより、アシンメトリーにバラツキがあっても、常に
一定の再生時の情報信号の振幅VP−,VP+を得るこ
とができる。また、常に、再生時の情報信号の振幅VP
−,VP+を検出することができるので、トラックジャ
ンプなどの光ピックアップの移動時のレーザーパワーの
変動を抑制することができる。
【0056】また、上述した本実施の形態の光情報再生
装置は、上述において、情報信号の振幅レベルVP−,
VP+に基づく値は、再生高周波信号S1の振幅レベル
または再生高周波信号S1の振幅レベルに比例した直流
信号S4の値であるので、再生高周波信号S1が振幅レ
ベル分または振幅レベルに比例した直流分だけシフトさ
れ、0レベルから最大振幅VP−Pを有する波形S4を
生成することができ、この最大振幅VP−Pのピーク値
S5を、再生時の情報信号の振幅目標値Aと比較し、そ
の差分としての動作信号S6に基づく操作量をレーザー
7へ印加し、レーザーパワーを制御することができ、こ
れにより、レーザーパワーのレベルを目標レベルによっ
て設定された再生時の情報信号レベルに抑え込むことが
できるという効果を奏する。
【0057】また、上述した本実施の形態の光情報再生
装置は、上述において、レーザーパワーコントロール回
路11は、再生高周波信号S1のボトムレベルVP−の
直流値(絶対値)を検出する第1の積分手段としての加
算器16と、積分手段により検出された直流値S3と再
生高周波信号S1とを加算する加算手段としての加算器
16と、加算手段により加算された加算出力信号S4を
積分する第2の積分手段としてのコンパレータ18と、
を備え、再生高周波信号S1または再生高周波信号S1
に比例した直流信号S4を検出するようにしたので、第
1の積分手段により再生高周波信号S1のボトムレベル
VP−の直流値S3を検出し、加算手段により直流値S
3と再生高周波信号S1とを加算し、第2の積分手段に
より加算手段で加算された加算出力信号S4を積分する
ことにより、第1の積分手段および加算手段により再生
高周波信号S1が振幅レベル分VP−または振幅レベル
に比例した直流分だけシフトされ、0レベルから最大振
幅VP−Pを有する波形S4を生成することができ、第
2の積分手段によりこの最大振幅VP−Pのピーク値S
5を、再生時の情報信号の振幅目標値Aと比較し、その
差分としての動作信号S6に基づく操作量をレーザー7
へ印加し、レーザーパワーを制御することができ、これ
により、レーザーパワーのレベルを目標レベルによって
設定された再生時の情報信号レベルに抑え込むことがで
きる。
【0058】また、上述した本実施の形態の光情報再生
方法は、情報信号により変調されたレーザー光を光情報
記録媒体としてのディスク8に照射して情報信号を記録
した光情報記録媒体としてのディスク8上に対して、レ
ーザー光を光情報記録媒体としてのディスク8に照射し
て光情報記録媒体としてのディスク8上に記録された情
報信号を再生する光情報記録再生方法において、再生時
において、レーザー光のパワーを再生時の適正値にコン
トロールするレーザーパワーコントロール制御の制御量
S4を、再生時の情報信号の振幅レベルVP−,VP+
に基づく値とするようにしたので、再生時の情報信号S
1が振幅分VP−,VP+だけシフトされ、0レベルか
ら最大振幅VP−Pを有する波形S4を生成することが
でき、この最大振幅VP−Pのピーク値S5を、再生時
の情報信号の振幅目標値Aと比較し、その差分としての
動作信号S6をレーザー7へ印加し、レーザーパワーを
制御することができ、これにより、レーザーパワーのレ
ベルを目標レベルによって設定された再生時の情報信号
レベルに抑え込むことができる。また、再生時の情報信
号の振幅VP−,VP+をレーザーパワーコントロール
の制御量S4とすることにより、光ディスクの製造のバ
ラツキを吸収することができ、アシンメトリーにバラツ
キがあっても、常に一定の再生時の情報信号の振幅VP
−,VP+を得ることができる。また、常に、再生時の
情報信号の振幅VP−,VP+を検出することができる
ので、トラックジャンプなどの光ピックアップの移動時
のレーザーパワーの変動を抑制することができる。
【0059】また、上述した本実施の形態の光情報再生
方法は、上述において、情報信号の振幅レベルVP−,
VP+に基づく値は、再生高周波信号S1の振幅レベル
または再生高周波信号S1の振幅レベルに比例した直流
信号の値であるので、再生高周波信号S1が振幅レベル
分または振幅レベルに比例した直流分だけシフトされ、
0レベルから最大振幅VP−Pを有する波形S4を生成
することができ、この最大振幅VP−Pのピーク値S5
を、再生時の情報信号の振幅目標値Aと比較し、その差
分としての動作信号S6に基づく操作量をレーザー7へ
印加し、レーザーパワーを制御することができ、これに
より、レーザーパワーのレベルを目標レベルによって設
定された再生時の情報信号レベルに抑え込むことができ
る。
【0060】また、上述した本実施の形態の光情報再生
方法は、上述において、レーザーパワーコントロール制
御は、再生高周波信号S1のボトムレベルVP−の直流
値S3を積分することにより検出し、積分により検出さ
れた直流値S4と再生高周波信号S1とを加算し、加算
された加算出力信号S4を積分することにより、再生高
周波信号S1または再生高周波信号S1に比例した直流
信号S2を検出するようにしたので、再生高周波信号S
1のボトムレベルVP−の直流値S3を検出し、直流値
S3と再生高周波信号S1とを加算し、加算された加算
出力信号S4を積分することにより、再生高周波信号S
1が振幅レベル分VP−または振幅レベルに比例した直
流分だけシフトされ、0レベルから最大振幅VP−Pを
有する波形S4を生成することができ、この最大振幅V
P−Pのピーク値S5を、再生時の情報信号の振幅目標
値Aと比較し、その差分としての動作信号S6に基づく
操作量をレーザー7へ印加し、レーザーパワーを制御す
ることができ、これにより、レーザーパワーのレベルを
目標レベルによって設定された再生時の情報信号レベル
に抑え込むことができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の光情報再生装置においては、情
報信号により変調されたレーザー光を光情報記録媒体に
照射して情報信号を記録した上記光情報記録媒体上に対
して、上記レーザー光を上記光情報記録媒体に照射して
上記光情報記録媒体上に記録された情報信号を再生する
光情報再生装置において、再生時において、上記レーザ
ー光のパワーを再生時の適正値にコントロールするレー
ザーパワーコントロール回路の制御量を、再生時の情報
信号の振幅レベルに基づく値とするようにしたので、再
生時の情報信号が振幅分だけシフトされ、0レベルから
最大振幅を有する波形を生成することができ、この最大
振幅のピーク値を、再生時の情報信号の振幅目標値と比
較し、その差分又はそれに比例した信号をレーザーへ印
加し、レーザーパワーを制御することができ、これによ
り、レーザーパワーのレベルを目標レベルによって設定
された再生時の情報信号レベルに抑え込むことができる
という効果を奏することができる。また、再生時の情報
信号の振幅をレーザーパワーコントロールの制御量とす
ることにより、アシンメトリーにバラツキがあっても、
常に一定の再生時の情報信号の振幅を得ることができ
る。また、常に、再生時の情報信号の振幅を検出するこ
とができるので、トラックジャンプなどの光ピックアッ
プの移動時のレーザーパワーの変動を抑制することがで
きるという効果を奏する。
【0062】また、本発明の光情報再生装置は、上述に
おいて、上記情報信号の振幅レベルに基づく値は、再生
高周波信号の振幅レベルまたは上記再生高周波信号の振
幅レベルに比例した直流信号の値であるので、再生高周
波信号が振幅レベル分または振幅レベルに比例した直流
分だけシフトされ、0レベルから最大振幅を有する波形
を生成することができ、この最大振幅のピーク値を、再
生時の情報信号の振幅目標値と比較し、その差分をレー
ザーへ印加し、レーザーパワーを制御することができ、
これにより、レーザーパワーのレベルを目標レベルによ
って設定された再生時の情報信号レベルに抑え込むこと
ができるという効果を奏する。
【0063】また、本発明の光情報再生装置は、上述に
おいて、上記レーザーパワーコントロール回路は、再生
高周波信号のボトムレベルの直流値を検出する第1の積
分手段と、上記積分手段により検出された上記直流値と
上記再生高周波信号とを加算する加算手段と、上記加算
手段により加算された加算出力信号を積分する第2の積
分手段と、を備え、再生高周波信号または上記再生高周
波信号に比例した直流信号を検出するようにしたので、
第1の積分手段により再生高周波信号のボトムレベルの
直流値を検出し、加算手段により直流値と再生高周波信
号とを加算し、第2の積分手段により加算手段により加
算された加算出力信号を積分することにより、第1の積
分手段および加算手段により再生高周波信号が振幅レベ
ル分または振幅レベルに比例した直流分だけシフトさ
れ、0レベルから最大振幅を有する波形を生成すること
ができ、第2の積分手段によりこの最大振幅のピーク値
を、再生時の情報信号の振幅目標値と比較し、その差分
をレーザーへ印加し、レーザーパワーを制御することが
でき、これにより、レーザーパワーのレベルを目標レベ
ルによって設定された再生時の情報信号レベルに抑え込
むことができるという効果を奏する。
【0064】また、本発明の光情報再生方法は、情報信
号により変調されたレーザー光を光情報記録媒体に照射
して情報信号を記録した上記光情報記録媒体上に対し
て、上記レーザー光を上記光情報記録媒体に照射して上
記光情報記録媒体上に記録された情報信号を再生する光
情報再生方法において、再生時において、上記レーザー
光のパワーを再生時の適正値にコントロールするレーザ
ーパワーコントロール制御の制御量を、再生時の情報信
号の振幅レベルに基づく値とするようにしたので、再生
時の情報信号が振幅分だけシフトされ、0レベルから最
大振幅を有する波形を生成することができ、この最大振
幅のピーク値を、再生時の情報信号の振幅目標値と比較
し、その差分をレーザーへ印加し、レーザーパワーを制
御することができ、これにより、レーザーパワーのレベ
ルを目標レベルによって設定された再生時の情報信号レ
ベルに抑え込むことができるという効果を奏することが
できる。また、再生時の情報信号の振幅をレーザーパワ
ーコントロールの制御量とすることにより、光ディスク
の製造のバラツキを吸収することができ、アシンメトリ
ーにバラツキがあっても、常に一定の再生時の情報信号
の振幅を得ることができる。また、常に、再生時の情報
信号の振幅を検出することができるので、トラックジャ
ンプなどの光ピックアップの移動時のレーザーパワーの
変動を抑制することができるという効果を奏する。
【0065】また、本発明の光情報再生方法は、上述に
おいて、上記情報信号の振幅レベルに基づく値は、再生
高周波信号の振幅レベルまたは上記再生高周波信号の振
幅レベルに比例した直流信号の値であるので、再生高周
波信号が振幅レベル分または振幅レベルに比例した直流
分だけシフトされ、0レベルから最大振幅を有する波形
を生成することができ、この最大振幅のピーク値を、再
生時の情報信号の振幅目標値と比較し、その差分をレー
ザーへ印加し、レーザーパワーを制御することができ、
これにより、レーザーパワーのレベルを目標レベルによ
って設定された再生時の情報信号レベルに抑え込むこと
ができるという効果を奏する。
【0066】また、本発明の光情報再生方法は、上述に
おいて、上記レーザーパワーコントロール制御は、再生
高周波信号のボトムレベルの直流値を積分することによ
り検出し、上記積分により検出された上記直流値と上記
再生高周波信号とを加算し、上記加算された加算出力信
号を積分することにより、再生高周波信号または上記再
生高周波信号に比例した直流信号を検出するようにした
ので、再生高周波信号のボトムレベルの直流値を検出
し、直流値と再生高周波信号とを加算し、加算された加
算出力信号を積分することにより、再生高周波信号が振
幅レベル分または振幅レベルに比例した直流分だけシフ
トされ、0レベルから最大振幅を有する波形を生成する
ことができ、この最大振幅のピーク値を、再生時の情報
信号の振幅目標値と比較し、その差分をレーザーへ印加
し、レーザーパワーを制御することができ、これによ
り、レーザーパワーのレベルを目標レベルによって設定
された再生時の情報信号レベルに抑え込むことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光ディスク装置のレーザ
ーパワーコントロール回路を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のレーザーパワーコントロ
ール回路の信号波形を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の光ディスク装置の他のレ
ーザーパワーコントロール回路を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の光ディスク装置の他のレ
ーザーパワーコントロール回路を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の光ディスク装置のレーザーパワーコント
ロール回路を示すブロック図である。
【図6】従来のアシンメトリー規格を説明する波形図で
ある。
【図7】従来のRFAC信号例を示す波形図である。
【図8】従来のトラックジャンプ時の信号例を示す波形
図であり、図8AはRF信号(S1)、図8BはRFA
C信号(S2)である。
【符号の説明】
1……APC(アンプリチュードパワーコントロール)
回路、2……ディテクター、3……アンプ、4……加算
器、5……アンプ、6……インバータ、7……レーザ
ー、8……ディスク、9……ディテクター、10……R
Fアンプ、11……LPC(レーザーパワーコントロー
ル)回路、12……減衰器(ATT)、13……ハイパ
スフィルター(HPF)、14……インバータ、15…
…ピークホールド回路、16……加算器、17……ピー
クホールド回路、18……加算器、S1……RF信号、
S2……RFAC信号、S3……ピーク値出力、S4…
…加算出力(制御量)、S5……ピーク値出力(主フィ
ードバック量)、S6……動作信号、VP+……振幅
(+)、VP−……振幅(−)、VP−P……振幅(ピ
ークツウピーク)、S3′……反転出力、S4′……加
算出力(制御量)、S5′……ピーク値出力(主フィー
ドバック量)、S6′……動作信号、S3″……ピーク
値出力、S4″……加算出力(制御量)、S5″……ピ
ーク値出力(主フィードバック量)、S6″……動作信

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号により変調されたレーザー光を
    光情報記録媒体に照射して情報信号が記録された上記光
    情報記録媒体上に対して、上記レーザー光を上記光情報
    記録媒体に照射して上記光情報記録媒体上に記録された
    情報信号を再生する光情報再生装置において、 再生時において、上記レーザー光のパワーを再生時の適
    正値にコントロールするレーザーパワーコントロール回
    路の制御量を、再生時の情報信号の振幅レベルとするこ
    とを特徴とする光情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光情報再生装置におい
    て、 上記情報信号の振幅レベルに基づく値は、再生高周波信
    号の振幅レベルまたは上記再生高周波信号の振幅レベル
    に比例した直流信号の値であることを特徴とする光情報
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光情報再生装置におい
    て、 上記レーザーパワーコントロール回路は、再生高周波信
    号のボトムレベルの直流値を検出する積分手段と、上記
    積分手段により検出された上記直流値と上記再生高周波
    信号とを加算する加算手段と、上記加算手段により加算
    された加算出力信号を積分する積分手段と、を備え、再
    生高周波信号または上記再生高周波信号に比例した直流
    信号を検出するようにしたことを特徴とする光情報再生
    装置。
  4. 【請求項4】 光情報再生方法において、 情報信号により変調されたレーザー光を光情報記録媒体
    に照射して情報信号が記録された上記光情報記録媒体上
    に対して、上記レーザー光を上記光情報記録媒体に照射
    して上記光情報記録媒体上に記録された情報信号を再生
    する光情報再生方法において、 再生時において、上記レーザー光のパワーを再生時の適
    正値にコントロールするレーザーパワーコントロール制
    御の制御量を、再生時の情報信号の振幅レベルとするこ
    とを特徴とする光情報再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光情報再生方法におい
    て、 上記情報信号の振幅レベルに基づく値は、再生高周波信
    号の振幅レベルまたは上記再生高周波信号の振幅レベル
    に比例した直流信号の値であることを特徴とする光情報
    再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の光情報再生方法におい
    て、 上記レーザーパワーコントロール制御は、再生高周波信
    号のボトムレベルの直流値を積分することにより検出
    し、上記積分により検出された上記直流値と上記再生高
    周波信号とを加算し、上記加算された加算出力信号を積
    分することにより、再生高周波信号または上記再生高周
    波信号に比例した直流信号を検出するようにしたことを
    特徴とする光情報再生方法。
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