JPH08102078A - レーザ駆動回路 - Google Patents

レーザ駆動回路

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JPH08102078A
JPH08102078A JP6236149A JP23614994A JPH08102078A JP H08102078 A JPH08102078 A JP H08102078A JP 6236149 A JP6236149 A JP 6236149A JP 23614994 A JP23614994 A JP 23614994A JP H08102078 A JPH08102078 A JP H08102078A
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JP
Japan
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power
recording
reproducing
current
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP6236149A
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English (en)
Inventor
Masaru Yamaoka
勝 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08102078A publication Critical patent/JPH08102078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メディアの種類が異なっていても記録時にウ
ォブル信号を正確に読みだすことを目的とする。 【構成】 記録時、情報を記録する記録パワーに応じて
ウォブル信号を再生する再生パワーを変化させることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCD−WO等の
ウォブル溝を有する光ディスクに情報を記録するための
レーザ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、例えば特開平4−8
2027号公報に示されるものがある。すなわち、記録
時に、第1のDAコンバータの出力に比例した電流と第
1及び第2のDAコンバータの出力の和に比例した電流
とが交互に記録信号に応じてレーザダイオードに供給さ
れ、第1のDAコンバータの出力を決定する第1の記憶
手段の記憶値または第2のDAコンバータの出力を決定
する第2の記憶手段の記憶値が所定期間ごとにレーザ出
力を所定値とするように更新されてレーザダイオードの
平均電流が所定値となるように制御されるレーザ駆動回
路が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
ーザ駆動回路においては、記録時における第1の電流に
よる再生パワーは一定であり、メディアの種類が異なっ
ても変わらないので、例えばCD−WO等のウォブル溝
を有する光ディスクに情報を記録する場合、ウォブル信
号を正確に読みだせないという問題点がある。また、半
導体レーザの発光を安定にするために高周波電流を重畳
するための高周波重畳回路を有するレーザ駆動回路にお
いては、再生パワーあるいは記録パワーが所定値を越え
たとき、半導体レーザが破壊する恐れがある。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、種類の異なるメディアに記録する場合に
ウォブル信号を正確に読みだすことができ、また半導体
レーザの破壊を防止するレーザ駆動回路を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するため、光ディスクに設けられたウォブル溝
よりウォブル信号を再生しつつ、該光ディスクに情報を
記録する光ディスク装置に用いられるレーザ駆動回路お
いて、情報を記録する記録パワーに応じて前記ウォブル
信号を再生する再生パワーを変化させる再生パワー変更
手段を有することを特徴とするレーザ駆動回路である。
また、半導体レーザの発光を安定にするために高周波電
流を重畳するための高周波重畳回路を有し、上記再生パ
ワーあるいは記録パワーが所定値を越えた時に高周波電
流の重畳を切るレーザ駆動回路である。
【0006】
【作用】本装置のレーザ駆動回路によれば、ウォブル信
号を再生する再生パワーは情報を記録する記録パワーに
応じて変化し、ディスクの種類に応じて最適なパワーに
設定され、ウォブル信号は正確且つ確実に読みだされ
る。また、再生パワーあるいは記録パワーが所定値を越
えた時に高周波電流の重畳が切られ、半導体レーザの破
壊は防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。図1は本実施例によるレーザ駆動回路で、図中1は
半導体レーザで、この半導体レーザ1より発せられた光
量を検出するためのフォトディテクター(PD)2、こ
のPD2により検出された信号である電流を電圧に変換
する電流電圧変換器(I−V変換器)3、及びこのI−
V変換器3より出力されるライトパワーのレベルをホー
ルドするためのライトパワーサンプルホールド回路4及
びリードパワーのレベルをホールドするためのリードパ
ワーサンプルホールド回路5を有する。
【0008】一方、図中12はCPUで、記録パルスを
生成するための記録パルス発生回路9、後述する比較器
6、7に基準信号を送るためにCPU12との間に介在
するDAコンバータ(DAC)10、前記ライトパワー
サンプルホールド回路4及びリードパワーサンプルホー
ルド回路5を制御するためのサンプルホールドコントロ
ーラ11が、このCPU12にそれぞれ接続されてい
る。また、前記ライトパワーサンプルホールド回路4か
らの出力信号とCPU12よりDAC10を介して基準
信号を入力し両者を比較するライトパワー系比較回路
6、及び前記リードパワーサンプルホールド回路5から
の出力信号とCPU12よりDAC10を介して基準信
号を入力し両者を比較するリードパワー系比較回路7を
有し、前記ライトパワー系比較回路6からの出力信号及
び前記記録パルス発生回路9からの出力信号を入力しス
イッチングドライバー8、前記リードパワー系比較回路
7からの出力信号を増幅するパワーアンプ13を有し、
これらから出力される再生電流と記録電流が加算され、
半導体レーザ1に供給される構成となっている。
【0009】次に、本装置の動作について説明する。図
2は本装置において出力される各信号を示す説明図で、
a及びbはサンプルホールドタイミング生成回路11に
よって作られる信号、cは記録パルス、dは半導体レー
ザ1に送られる電流、eはI−V変換器3より出力され
る信号を示す。
【0010】記録動作時、記録パルスcはCPU12に
よって制御される記録パルス生成回路9において生成さ
れる。記録時における記録パワーfと再生パワーgはそ
れぞれ別の別々の検出回路で検出され、半導体レーザ1
に供給する電流を制御している。半導体レーザ1のパワ
ーの検出は、半導体レーザ1からの発光を受けるPD2
により光電変換され、I−V変換器3にて電圧に変換さ
れる。また、記録パワーfと再生パワーgをそれぞれ検
出するため、それぞれ別々のサンプルホールド回路4、
5が使用され、そのサンプルタイミングは、記録パルス
cを元にして、サンプルホールドタイミング生成回路1
1にてb、aが作られる。これによって記録パワーf、
再生パワーgが電圧変換された形で、それぞれ別々の比
較回路6、7に入力される。又、それぞれの比較回路
6、7に入力され基準電圧はCPU12によって制御さ
れ、DACを介して設定される。これら比較回路6、7
における演算結果はそれぞれスイッチングドライバー8
及びパワーアンプ13へ送られ、記録電流hと再生電流
iが加算され、LD1に流しこまれ、一定パワーで制御
される。
【0011】CD−WOメディアは一般に最適記録パワ
ーは同一ではないので、記録パワーfのレベルに応じて
再生パワーgの基準電圧を変化させ、再生パワーgを変
化させる。又、最適な記録パワーはメディアに予め記憶
されている最適記録パワーを参照する等して決定され
る。すなわち、CD−WOディスクのように、ディスク
にウォブル溝があって記録または再生時に、図3に示す
ようにそのウォブル溝21からウォブル信号をつくり、
読みだす必要がある場合、ウォブル信号が記録パルスの
影響をうけてS/Nが劣化し、正確に読みだすことがで
きなくなることがある。このS/Nと記録パワーとはほ
ぼ反比例し、記録パワーが大きい程S/Nが劣化する傾
向にある。また、ディスクの最適記録パワーはディスク
の種類によって違い、記録時における再生パワーを上げ
ても、ディスクにダメージを与えることはないと予想さ
れる。従って、ディスクの最適記録パワーに応じて再生
パワーを上げてやることで、ウォブル信号を正確に読み
出すことが可能となる。
【0012】また、上述した装置において、半導体レー
ザ1の発光を安定にするために高周波調を重畳するため
の高周波重畳回路14と、再生パワーgが所定のレベル
を越えた時高周波重畳を止めるスイッチ15を設け、再
生パワーが所定値を越えたときだけ、高周波電流の重畳
を切って半導体レーザ1の破壊を防止するよう構成して
もよい。また、同様に、記録パワーが所定値を越えたと
きだけ、高周波電流の重畳を切って半導体レーザ1の破
壊を防止するよう構成してもよい。
【0013】すなわち、半導体レーザ1は、再生パワー
のように低い値(しきい値電流近傍)で使用すると、不
安定な発光をする為、高周波電流を再生電流に重畳させ
るのが一般的である。但し、ピークパワーが上がる為、
半導体レーザ1の破壊を招いたりする。従って、再生パ
ワーを上げるような装置において、所定の値、すなわち
半導体レーザが破壊しない程度の値になった場合、高周
波電流を重畳させない様にする事によって、半導体レー
ザの破壊を防止し、且つ再生電流は安定な領域で使用す
る事で、ウォブル信号を正確に読みだせることが可能と
なる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクの最適記録パ
ワーに応じて再生パワーを変えることで、例えばCD−
WOディスクのように、ディスクにウォブル溝を有し、
記録あるいは再生時にそのウォブル溝からウォブル信号
をつくり、読みだす必要がある場合、ウォブル信号が記
録パルスの影響を受けてS/Nが劣化することはなく、
正確に読みだすことができる。又、再生パワーあるいは
記録パワーが所定値を越えたら高周波電流を重畳させな
いように構成したので、半導体レーザを破壊することな
く、かつ再生電流は安定な領域で使用でき、ウォブル信
号を正確に読みだすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単に説明】
【図1】図1は、本発明の実施例をよるレーザ駆動装置
示す説明図である。
【図2】図2は、本発明の実施例をよるレーザ駆動装置
における各信号を示す説明図である。
【図3】図3は、ウォブル溝とウォブル信号を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ 2…フォトディテクター 3…電流
電圧変換器 4…ライトパワーサンプルホールド回路 5…リードパワーサンプルホールド回路 6…ライトパ
ワー比較回路 7…リードパワー比較回路 8…スイッチングドライバ
ー 9…記録パルス発生回路 10…DAコンバータ 11…サンプルホールドコントローラ 12…CPU
13…パワーアンプ 14…高周波重畳回路 15…スイッチ 21…ウォブル溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに設けられたウォブル溝より
    ウォブル信号を再生しつつ、該光ディスクに情報を記録
    する光ディスク装置に用いられるレーザ駆動回路おい
    て、情報を記録する記録パワーに応じて前記ウォブル信
    号を再生する再生パワーを変化させる再生パワー変更手
    段を有することを特徴とするレーザ駆動回路。
  2. 【請求項2】 半導体レーザの発光を安定にするために
    高周波電流を重畳するための高周波重畳回路を有し、上
    記再生パワーが所定値を越えた時に高周波電流の重畳を
    切ることを特徴とする請求項1のレーザ駆動回路。
  3. 【請求項3】半導体レーザの発光を安定にするために高
    周波電流を重畳するための高周波重畳回路を有し、上記
    記録パワーが所定値を越えた時に高周波電流の重畳を切
    ることを特徴とする請求項1のレーザ駆動回路。
JP6236149A 1994-09-30 1994-09-30 レーザ駆動回路 Pending JPH08102078A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6236149A JPH08102078A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レーザ駆動回路

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JP6236149A JPH08102078A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レーザ駆動回路

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JPH08102078A true JPH08102078A (ja) 1996-04-16

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ID=16996489

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JP6236149A Pending JPH08102078A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 レーザ駆動回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6333909B1 (en) 1997-11-04 2001-12-25 Sony Corporation Optimum reproduction laser power based on amplitude level of information signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6333909B1 (en) 1997-11-04 2001-12-25 Sony Corporation Optimum reproduction laser power based on amplitude level of information signal

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