JPH0816988B2 - 光学式デ−タ記憶再生装置 - Google Patents

光学式デ−タ記憶再生装置

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JPH0816988B2
JPH0816988B2 JP60206826A JP20682685A JPH0816988B2 JP H0816988 B2 JPH0816988 B2 JP H0816988B2 JP 60206826 A JP60206826 A JP 60206826A JP 20682685 A JP20682685 A JP 20682685A JP H0816988 B2 JPH0816988 B2 JP H0816988B2
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俊夫 末次
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学的にディスクに情報を記録し、記録さ
れた情報を再生する光学式データー記憶再生装置に関す
るものである。
従来の技術 従来の光学式データ記憶再生装置としては、例えば特
願昭59-157805号に示されているものがある。第3図は
上記した従来の光学式データ記憶再生装置の構成を示す
もので、特にレーザ駆動回路の回路図を示している。
第3図において、10は記録再生切りかえゲート信号b
の入力端子,11は情報信号aの入力端子,12はレーザ光
源,13は光検出器,14はピークホールド回路,15はオペア
ンプ,16は基準電圧発生回路である。
以上のように構成された従来の光学式データ記憶再生
装置においては、記録時に前記記録再生切りかえゲート
信号bはハイレベルになり、レーザ光源12による光出力
は論理素子10a,トランジスタTr1,Tr2を介して情報信号
aにより変調される。変調された光出力に比例して光検
出器13に電流が流れ、オペアンプ15により光出力が一定
になるようにサーボがかかる回路構成になっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、レーザ光源の光
出力に異常が生じた時、それを検出する異常検出回路が
なく例えば光出力が最大定格を超える異常が生じた時は
レーザ光源の寿命、あるいは記録媒体に悪影響を及ぼす
問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、レーザ光源の光出力の異常
を検出し、レーザ光源の発光を停止する回路を有する光
学式データ記憶再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、再生時にレーザ光源があるしベルを越えた
光パワーで発光するかあるいは、記録時にあるレベル以
下の光パワーで発光した時、あるいは再生時に再生パワ
ーより低い基準を下回ったことを検出し、レーザ光源が
発光していない時かあるいは光検出器とレーザ駆動回路
の接続が断線した時を検出し、レーザ光源の発光を停止
する手段を備えた構成となっている。
作用 本発明は上記した構成により、再生時にレーザ光源が
あるベルを超えた光パワーで発光するかあるいは記録時
にあるレベル以下の光パワーで発光した時、あるいは再
生時にレーザ光源が発光していない時かあるいは光検出
器とレーザ駆動回路の接続が断線した時を検出し異常信
号を発生しレーザ光源の発光を停止して、光ディスクの
記録内容の保障及びレーザ光源の劣化防止を行なう。
実施例 第1図は本発明の一実施例における光学式データ記憶
再生装置のレーザ駆動回路を示すものである。
第1図において、1はレーザ光源12が最大定格を越え
た過大パワーを発生した時に検出信号を発生する比較
器、3は再生時にレーザ光源12があるレベルを越えた光
パワーで発光するかあるいは記録時にあるレベル以下の
光パワーで発光した時に検出信号を発生する比較器、6
はレーザ光源12の光パワー検出に用いられている光検出
器13とレーザ駆動回路の接続が断線した時に検出信号を
発生する比較器、2,4,7は、比較器1,3,6のしきい値を決
める抵抗で、抵抗2は最大定格のパワーに、抵抗4は記
録パワーと再生パワーの間に、抵抗6は再生パワー以下
にそれぞれしきい値V2,V4,V7を設定している。5はエ
クスクルーシブオア回路、8はオア回路である。9はレ
ーザ光源12が通常の正常な動作を行う間は閉じた状態を
保持するように形成されたアナログスイッチ、10は記録
再生切りかえゲート信号bの入力端子、11は情報信号a
の入力端子、12はレーザ光源、13はレーザ光源12のパワ
ー検出に用いられる光検出器で記録時にはハイレベル、
再生時はローレベルになる。14はピークホールド回路、
15はレーザ光源12の光出力を一定にするためのオペアン
プ、16は記録,再生を切りかえる基準電圧発生回路、17
は記録再生切りかえ信号bが入力される入力端子、18は
光検出器13からの電流を電圧に変換するための抵抗であ
る。
以上のように構成された本実施例の光学式データ記憶
再生装置について、以下その動作を説明する。
第1図においてレーザ光源12がレーザ光を発光すると
光検出器13に出力パワーと比例して逆電流が流れ抵抗18
に電位差が生じる。よって比較器1,3,6の共通の入力端
子cにはレーザ光源12の光出力に比例した電位が生じ、
その時の電位は光出力が大きくなると低く、光出力が小
さくなると高くなる。よってレーザ光源12が最大定格を
超えた過大パワーの光出力を生じた場合、あらかじめ定
められていたしきい値抵抗2の電位V2より共通の入力端
子cの電位が低くなり比較器1の出力dはハイレベル
(以下Hレベルという)オア回路8の出力gもHレベル
となり回路の異常を知らせる。また再生時にレーザ光源
12があるレベルを越えた光出力を発光した場合、記録再
生切りかえゲート信号bはローレベル(以下Lレベルと
いう)、比較器3の出力はHレベルになるのでエクスク
ルーシブオア回路5の出力eはHレベル、オア回路8の
出力gもHレベルとなり異常を知らせる。
同様に記録時にレーザ光源12があるレベル以下の光パ
ワーで発光した時、記録再生ゲート信号bがHレベル、
比較器3の出力がLレベル、エクスクルーシブ回路5の
出力eがHレベルオア回路8の出力gもHレベルとなり
異常を知らせる。
最後に、光検出器13とレーザ駆動回路の接続が断線し
た時は、抵抗18に電流が流れないので比較器6の出力f
はHレベル、オア回路8の出力gはHレベルとなりこの
時も異常を知らせる。
以上のように本実施例によればレーザ駆動回路に異常
検出回路を設けることにより、レーザ光源12の光出力の
異常を検出することができる。そして、オア回路8の出
力がHレベルの時、アナログスイッチ9がオープンし、
異常が発生した時にレーザ光源の発光を停止する。本実
施例のタイミングチャートを第2図に示す。
情報信号aは、記録時のみ情報信号を発生し、再生時
は、Lレベルとなる。記録再生切りかえ信号bは、記録
時にHレベル、再生時にLレベルとなる。共通の入力端
子Lの電圧は、レーザ光源で発光した光量の光検出器13
で検出された検出電流に比例する。光パワーが大きい
程、共通の入力端子cの電圧は低くなる。
レーザ光源が最大定格を超えた過大パワーを発生した
時、共通の入力端子cの電圧はV2より低くなるので比較
器1の出力dはHレベル、オア回路8の出力gはHレベ
ルになる。
再生時にレーザ光源が所定のレベルを超えた光パワー
で発光する場合は、記録再生切りかえ信号bがLレベ
ル、共通の入力端子cの電圧はV4より低くなり、比較器
3の出力はHレベル、エクスクルーシブオア回路5の出
力eはHレベル、オア回路8の出力gはHレベルにな
る。記録時に所定のレベル以下の光パワーで発光した時
に、記録再生切りかえ信号bはHレベル、共通の入力端
子cの電圧はV4より高くなり、比較器3の出力はLレベ
ル、エクスクルーシブオア回路5の出力eはHレベル、
オア回路8の出力gもHレベルになる。
最後に、光検出器13とレーザ駆動回路の接続が断線し
た時は、レーザ光は光検出器13では検出されずに、共通
の入力端子cの電圧はV7より高くなり、比較器bの出力
fはHレベル、オア回路8の出力gはHレベルになる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、レーザ光源の
光出力の異常を検出し、レーザ光源の発光を停止し、光
ディスクの記録内容の保障及びレーザ光源の劣化防止を
するために実用効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学式データ記憶再
生装置のレーザ駆動回路の回路図、第2図は同各部の動
作を説明するためのタイミングチャート、第3図は従来
の光学式データ記憶再生装置におけるレーザ駆動回路の
ブロック図である。 1,3,6……比較器、2,4,7,8……抵抗、5……エクスクル
ーシブオア回路、8……オア回路、9……アナログスイ
ッチ、10,11,17……入力端子、12……レーザ光源、13…
…光検出器、14……ピークホールド回路、15……オペア
ンプ、16……基準電圧発生回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源を用いて光ディスクに記録再生
    する手段と、前記レーザ光源の光パワーに比例した光検
    出信号を出力している光検出手段と、前記光検出手段に
    於いて記録時に発光する光パワーと再生時に発光する光
    パワーの間にあらかじめ一つの基準値を設け記録再生切
    換え信号を用い記録時に前記基準値を前記光検出信号が
    下回る時又再生時には前記基準値を前記光検出信号が越
    える時に検出信号を発生する異常検出手段を備えた光学
    式データ記憶再生装置。
  2. 【請求項2】前記光検出手段に於いて再生時に発光する
    光パワーより低い基準値を設け再生時に前記基準値を下
    回る時は、レーザが発光していないか又は前記レーザ光
    源の光パワー検出に用いられている光検出器とレーザ駆
    動回路の接続が断線したと判断して検出信号を発生する
    異常検出手段とを備えた特許請求の範囲第1項記載の光
    学式データ記憶再生装置。
JP60206826A 1985-09-19 1985-09-19 光学式デ−タ記憶再生装置 Expired - Fee Related JPH0816988B2 (ja)

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