JP2766178B2 - 光ディスク装置のミラー信号検出方法及びその回路 - Google Patents
光ディスク装置のミラー信号検出方法及びその回路Info
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Description
ー信号検出方法及びその回路に関するものである。
と称する)のように予めピットが記録されている再生専
用の光ディスクからミラー信号を検出する場合、光ディ
スクからの反射光量に対応したレベルを有するRF信号
のエンベロープ信号が使用されていた。
によりRF信号を反転増幅した後、2つのエンベロープ
検出回路2a,2bによってRF信号のピーク側のエン
ベロープとボトム側のエンベロープを検出する。次いで
これらのエンベロープ信号をそれぞれに対応したサンプ
ルホールド回路3a,3bによってホールドし、さらに
減算器4によってピーク値Hからボトム値Iを減算して
ミラーホールド信号Jを生成する。さらに、ミラーホー
ルド増幅器5によってスライスレベル信号Kを生成し、
ミラーホールド信号Jとスライスレベル信号Kとを比較
器6により比較することによってミラー信号MIRRを
得ていた。ここで、先述した各構成部分は1つのICに
収められ、CD専用として使用されている。
た従来のミラー信号検出回路では、回路がCD専用IC
の中に完全に取り込まれており、CD用ICを使用する
限りにおいて、ミラー信号を用いてトラックジャンプの
制御を行う方式を変更することはできなかった。このよ
うな状況下において、追記型光ディスク(以下、CD−
WOと称する)レコーダーに前述したCD用ICを使用
した場合、CD−WOには未記録部分があるためICの
中の回路のみでは対応できなかった。即ち、未記録部分
では、RF信号の振幅が非常に小さいためミラー信号を
検出することができなかった。
型光ディスクレコーダーにも使用できる光ディスク装置
のミラー信号検出方法及びその装置を提供することにあ
る。
成するために請求項1では、光ディスクに情報を記録再
生する光ディスク装置のミラー信号検出方法において、
二値化されたトラッキングゼロクロス信号の立ち上がり
エッジ及び立ち下がりエッジを検出し、光ディスクから
の反射光量に対応したレベルを有するRF信号のエンベ
ロープレベルを前記立ち上がりエッジ及び立ち下がりエ
ッジ検出時にそれぞれサンプルホールドすると共に、該
立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ検出時のサンプ
ルホールド値を加算し、RF信号の平均レベルを算出し
て、該算出値と前記RF信号レベルとを比較することに
よりミラー信号を得る光ディスク装置のミラー信号検出
方法を提案する。
記録再生する光ディスク装置のミラー信号検出回路にお
いて、トラッキングエラー信号から二値化されたトラッ
キングゼロクロス信号を生成するトラッキングゼロクロ
ス検出回路と、前記トラッキングゼロクロス信号の立ち
上がりエッジを検出し、立ち上がりエッジ検出パルス信
号を発生する立ち上がりエッジ検出回路と、前記トラッ
キングゼロクロス信号の立り下がりエッジを検出し、立
ち下がりエッジ検出パルス信号を発生する立ち下がりエ
ッジ検出回路と、光ディスクからの反射光量に対応した
レベルを有するRF信号のエンベロープレベルを出力す
るフィルタ回路と、前記立ち上がりエッジ検出パルス信
号によって前記RF信号のエンベロープレベルをサンプ
ルホールドする第1のサンプルホールド回路と、前記立
ち下がりエッジ検出パルス信号によって前記RF信号の
エンベロープレベルをサンプルホールドする第2のサン
プルホールド回路と、前記第1のサンプルホールド回路
のホールド値と前記第2のサンプルホールド回路のホー
ルド値とを加算して出力する加算回路と、該加算回路の
出力値から前記RF信号のエンベロープレベルを減算し
て比較することによりミラー信号を出力する減算回路と
を設けた光ディスク装置のミラー信号検出回路を提案す
る。
ッキングゼロクロス信号の立ち上がりエッジ及び立ち下
がりエッジが検出され、RF信号のエンベロープレベル
が前記立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ検出時に
それぞれサンプルホールドされる。この際、前記トラッ
キングゼロクロス信号とRF信号とはその位相が90度
ずれているので、サンプルホールドされた信号レベルは
前記RF信号のエンベロープの極大値と極小値となり、
これらを確実にサンプルホールドすることができる。さ
らに、これらのサンプルホールドされた信号レベルは加
算されると共にRF信号の平均レベルが算出され、該算
出値と前記RF信号レベルが比較されてミラー信号が得
られる。
ロクロス検出回路によってトラッキングエラー信号から
二値化されたトラッキングゼロクロス信号が生成され
る。さらに、立ち上がりエッジ検出回路によって前記ト
ラッキングゼロクロス信号の立ち上がりエッジが検出さ
れて立ち上がりエッジ検出パルス信号が発生されると共
に、立ち下がりエッジ検出回路により前記トラッキング
ゼロクロス信号の立り下がりエッジが検出されて立ち下
がりエッジ検出パルス信号が発生される。また、フィル
タ回路により、光ディスクからの反射光量に対応したレ
ベルを有するRF信号のエンベロープレベルが出力さ
れ、前記立ち上がりエッジ検出パルス信号によって前記
RF信号のエンベロープレベルが第1のサンプルホール
ド回路によりサンプルホールドされると共に、前記立ち
下がりエッジ検出パルス信号によって前記RF信号のエ
ンベロープレベルが第2のサンプルホールド回路により
サンプルホールドされる。この際、前記トラッキングゼ
ロクロス信号とRF信号とはその位相が90度ずれてい
るので、サンプルホールドされた信号レベルは前記RF
信号のエンベロープの極大値と極小値となり、これらを
確実にサンプルホールドすることができる。前記第1の
サンプルホールド回路のホールド値と前記第2のサンプ
ルホールド回路のホールド値は、加算回路によって加算
されて出力され、減算回路により該加算回路の出力値か
ら前記前記RF信号のエンベロープレベルが減算され、
該減算結果と前記RF信号のエンベロープレベルが比較
されてミラー信号が出力される。
明する。図1は本発明の一実施例のミラー信号検出回路
を示す構成図である。図において、11はトラッキング
ゼロクロス(以下、TZCと称する)検出回路、12は
TZC検出回路11の出力信号の立ち上がりエッジを検
出してパルス信号を出力する立ち上がりエッジ検出回
路、13はTZC検出回路11の出力信号の立ち下がり
エッジを検出してパルス信号を出力する立ち下がりエッ
ジ検出回路、14は帯域通過型フィルタ(以下、BPF
と称する)である。また、15,16はサンプルホール
ド回路で、立ち上がりエッジ検出回路12或いは立ち下
がりエッジ検出回路13から出力されたパルス信号に基
づいてBPF14を通過したRF信号のエンベロープレ
ベルをホールドし、加算器17に出力する。加算器17
は立ち上がりエッジ検出回路12及び立ち下がりエッジ
検出回路13から出力された信号レベルを加算すると共
に1/2に等分して出力する。即ち、加算器17は、入
力された2つの信号レベルの中間値を求めて出力する。
さらに、18は比較器で、加算器17の出力信号とBP
F14の出力信号とを比較し、二値化されたミラー信号
を出力する。
を図4に示す波形図に基づいて説明する。TZC検出回
路11は、図示せぬ光ピックアップから出力されるトラ
ッキングエラー信号TEを入力し、該トラッキングエラ
ー信号TEを二値化したTZC信号を出力する。このT
ZC信号は、立ち上がりエッジ検出回路12及び立ち下
がりエッジ検出回路13のそれぞれに入力され、立ち上
がりエッジ検出回路12においてTZC信号の立ち上が
りエッジが検出され所定幅のパルス信号P1が出力され
る。また、立ち下がりエッジ検出回路13においては、
TZC信号の立ち下がりエッジが検出され所定幅のパル
ス信号P2が出力される。
アップから出力されるRF信号、即ち光ディスクからの
反射光量に対応したレベルを有する信号が入力され、B
PF14からはRF信号の包絡線レベルがエンベロープ
信号Aとして出力される。
は、立ち上がりエッジ検出回路12から出力されたパル
ス信号P1が入力された時点におけるエンベロープ信号
Aのレベルがホールドされ、加算器17に出力される。
同様にして、サンプルホールド回路16においては、立
ち下がりエッジ検出回路13から出力されたパルス信号
P2が入力された時点におけるエンベロープ信号Aのレ
ベルがホールドされ、加算器17に出力される。
ルド回路15,16のそれぞれから入力された2つの信
号レベルの平均レベルが比較器18に出力される。これ
により、エンベロープ信号Aの極大値と極小値との中間
レベルの信号Bが常に加算器17から出力されることに
なる。比較器18では、加算器17の出力信号Bのレベ
ルとエンベロープ信号Aのレベルが比較され、比較器1
8からは、信号Bよりもエンベロープ信号Aのレベルが
大きいときはローレベルとなると共に、信号Bよりもエ
ンベロープ信号Aのレベルが小さいときはハイレベルと
なるミラー信号MIRRが出力される。
ロープ信号Aの極大値と極小値との中間レベルの信号B
が常に出力されるので、CD−WOのようにRF信号の
振幅が非常に小さくなる未記録部分があっても、確実に
ミラー信号を検出することができ、追記型光ディスクレ
コーダーにも十分使用可能である。
ミラー信号検出方法によれば、RF信号に対して90度
位相のずれたトラッキングゼロクロス信号を用いてRF
信号のエンベロープレベルをサンプルホールドしている
ため、サンプルホールドされた信号レベルは前記RF信
号のエンベロープの極大値と極小値となり、これらを確
実にサンプルホールドすることができ、これらのサンプ
ルホールドされた信号レベルを加算し、該加算値から前
記RF信号レベルを減算してミラー信号を得ているの
で、追記型光ディスクレコーダーに使用した場合、未記
録部分においてRF信号の振幅が非常に小さくても、確
実にミラー信号を検出することができ、追記型光ディス
クレコーダーにも十分に使用できる。
れば、RF信号に対して90度位相のずれたトラッキン
グゼロクロス信号を用いて、第1及び第2のサンプルホ
ールド回路によりRF信号のエンベロープレベルをサン
プルホールドしているため、サンプルホールドされた信
号レベルは前記RF信号のエンベロープの極大値と極小
値となり、これらを確実にサンプルホールドすることが
できる。さらに、これらのサンプルホールドされた信号
レベルは、加算回路によって加算され、該加算値から減
算回路によって前記RF信号レベルを減算してミラー信
号を得ているので、追記型光ディスクレコーダーに使用
した場合、未記録部分においてRF信号の振幅が非常に
小さくても、確実にミラー信号を検出することができ、
追記型光ディスクレコーダーにも十分に使用できる。
構成図
がりエッジ検出回路、13…立ち下がりエッジ検出回
路、14…帯域通過型フィルタ、15,16…サンプル
ホールド回路、17…加算器、18…比較器。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ディスクに情報を記録再生する光ディ
スク装置のミラー信号検出方法において、 二値化されたトラッキングゼロクロス信号の立ち上がり
エッジ及び立ち下がりエッジを検出し、 光ディスクからの反射光量に対応したレベルを有するR
F信号のエンベロープレベルを前記立ち上がりエッジ及
び立ち下がりエッジ検出時にそれぞれサンプルホールド
すると共に、 該立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ検出時のサン
プルホールド値を加算し、 RF信号の平均レベルを算出して、 該算出値と前記RF信号レベルとを比較することにより
ミラー信号を得ることを特徴とする光ディスク装置のミ
ラー信号検出方法。 - 【請求項2】 光ディスクに情報を記録再生する光ディ
スク装置のミラー信号検出回路において、 トラッキングエラー信号から二値化されたトラッキング
ゼロクロス信号を生成するトラッキングゼロクロス検出
回路と、 前記トラッキングゼロクロス信号の立ち上がりエッジを
検出し、立ち上がりエッジ検出パルス信号を発生する立
ち上がりエッジ検出回路と、 前記トラッキングゼロクロス信号の立り下がりエッジを
検出し、立ち下がりエッジ検出パルス信号を発生する立
ち下がりエッジ検出回路と、 光ディスクからの反射光量に対応したレベルを有するR
F信号のエンベロープレベルを出力するフィルタ回路
と、 前記立ち上がりエッジ検出パルス信号によって前記RF
信号のエンベロープレベルをサンプルホールドする第1
のサンプルホールド回路と、 前記立ち下がりエッジ検出パルス信号によって前記RF
信号のエンベロープレベルをサンプルホールドする第2
のサンプルホールド回路と、 前記第1のサンプルホールド回路のホールド値と前記第
2のサンプルホールド回路のホールド値とを加算して出
力する加算回路と、 該加算回路の出力値から前記RF信号のエンベロープレ
ベルを減算して比較することによりミラー信号を出力す
る減算回路とを設けたことを特徴とする光ディスク装置
のミラー信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2571694A JP2766178B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 光ディスク装置のミラー信号検出方法及びその回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2571694A JP2766178B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 光ディスク装置のミラー信号検出方法及びその回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235068A JPH07235068A (ja) | 1995-09-05 |
JP2766178B2 true JP2766178B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12173524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2571694A Expired - Lifetime JP2766178B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 光ディスク装置のミラー信号検出方法及びその回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766178B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100475035B1 (ko) * | 1998-06-22 | 2005-05-27 | 삼성전자주식회사 | 방향 검출 신호 발생 장치 및 그에 의한 트랙 점프 방법 |
KR100651966B1 (ko) * | 2000-10-02 | 2006-11-30 | 엘지전자 주식회사 | 광 기록매체의 트랙킹 제어 방법 및 장치 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2571694A patent/JP2766178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07235068A (ja) | 1995-09-05 |
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