JP2002170243A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002170243A
JP2002170243A JP2000370071A JP2000370071A JP2002170243A JP 2002170243 A JP2002170243 A JP 2002170243A JP 2000370071 A JP2000370071 A JP 2000370071A JP 2000370071 A JP2000370071 A JP 2000370071A JP 2002170243 A JP2002170243 A JP 2002170243A
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、再生RF信号に重畳されたウォブ
ル信号成分に起因する再生ジッタを低減することができ
る光ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
生する光ディスク装置において、RF信号を閾値と比較
して2値化信号を出力する比較手段72と、2値化信号
からウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信
号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段75と、固定の
基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として比較
手段に供給する第1加算手段74とを有するため、RF
信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信
号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発
生を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
し、特に、光ディスクを再生または記録再生する光ディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−R(Compact Disk−
Recordable),DVD−R(Digital
Versatile Disk−Recordabl
e)等の追記型光ディスクや、CD−RW(CD−Re
writable),DVD−RW(DVD−Rewr
itable),DVD−RAM,MO(Magnet
o Optical disk)等の書き換え可能型光
ディスクには、予めガイド用のグルーブ(溝)が設けら
れている。これらの光ディスクは、グルーブまたはラン
ド(グルーブとグルーブとの間の部分)をトラックと決
定し、このトラックに沿って光ビームを照射することに
より、トラック上にピットを形成して情報を記録され
る。なお、光ビームをトラックに沿って照射するための
トラッキングサーボは光ビームの光軸中心がトラックの
中心線上となるように制御する。
【0003】グルーブは中心周波数22.05kHzで
極僅かにラジアル方向にウォブル(蛇行)しており、A
TIP(Absolute Time In Preg
roove)と呼ばれる記録時のアドレス情報(即ち時
間情報)が、最大偏位±1kHzでFSK変調により多
重されて記録されている。このウォブル信号は振幅が微
小であるのでトラッキングサーボの障害とはならない。
また、ウォブル信号周波数もトラッキングサーボの制御
周波数帯域外であるため、光ビームの光軸中心は平均的
にトラックの中心線上をトレースする。
【0004】これにより、光ディスク装置では光ディス
クの半径方向に2分割した受光面を持つ光検出器で光デ
ィスクで反射された光ビームを受光し、この2分割した
受光面の光電変換信号を差動増幅することにより、ウォ
ブル信号を検出する。そして、ウォブル信号の周波数2
2.05kHzの搬送波信号を基準としてスピンドルモ
ータを回転駆動し、光ディスクを所定の回転速度で回転
させる。更に、上記ウォブル信号を復調してアドレス情
報を検出する。
【0005】これに対し、再生時には光ビームの光軸中
心がトラックの中心線上となるように制御して、光ディ
スクのトラック上に形成されたピットに光ビームを照射
し、光ディスクの半径方向に2分割した受光面を持つ光
検出器で光ディスクで反射された光ビームを受光し、こ
の2分割した受光面の光電変換信号を加算することによ
り、既記録信号を検出する。この加算でウォブル信号成
分は相殺される。
【0006】図10は、従来装置の信号再生回路の一例
のブロック図を示す。同図中、端子10には、所定の回
転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップの
レーザダイオードから光ビームを照射し、その反射光を
光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF
信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信
号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11
で直流成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力
端子に供給される。コンパレータ12の反転入力端子に
は基準電圧源13から固定の基準値が供給されており、
コンパレータ12はRF信号を閾値と比較することによ
り2値化する。この2値化信号はPLL(Phase
Locked Loop)及びディテクタ16に供給さ
れる。
【0007】PLL及びディテクタ16は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し
端子19より出力する。
【0008】図11は、従来装置の信号再生回路の他例
のブロック図を示す。同図中、端子10には、所定の回
転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップの
レーザダイオードから光ビームを照射し、その反射光を
光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF
信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信
号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11
で直流成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力
端子に供給される。コンパレータ12の反転入力端子に
は低域フィルタ及びアンプ(LPF/AMP)14から
RF信号の中点電位に相当する閾値が供給されており、
コンパレータ12はRF信号を閾値と比較することによ
り2値化する。この2値化信号は低域フィルタ及びアン
プ14とPLL及びディテクタ16と供給される。
【0009】低域フィルタ及びアンプ14は2値化信号
を積分したのち所定ゲインで増幅することによりRF信
号の中点電位に相当する閾値を生成してコンパレータ1
2に供給する。コンパレータ12と低域フィルタ及びア
ンプ14はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値
化信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和とし
て等しくなるように閾値を決定している。このアシンメ
トリ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ14
の時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレー
タ12の出力電圧を調整して最適化される。
【0010】PLL及びディテクタ16は、PLLで供
給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成
して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記ク
ロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルス
の有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し
端子19より出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザダイ
オードから出射される光ビームは、リードパワーとライ
トパワーとでパワーが異なるために光軸がずれることが
起こり得る。図12に示すように、レーザダイオードか
ら出射されるリードパワー時の光ビームは実線で示よう
になり、ライトパワー時の光ビームは破線で示すように
なり、角度θだけの光軸のずれが生じる。この光軸のず
れ方向がグルーブの幅方向であると、記録時においても
リードパワータイミングでトラッキングエラー信号が生
成されるため、ライトパワーで記録されるピットが図1
3に示すように、トラックの中心線上からずれてしま
う。また、この他にも、例えば、記録が終了した直後の
隣接トラックの余熱の影響などによって、ピットがトラ
ックの中心線上からずれてしまう場合もある。
【0012】グルーブをトラックとした場合に、記録時
にグルーブ中心からずれて光ビームが照射されると、グ
ルーブにはウォブルが施されているのでウォブルにより
光ビームがグルーブの中心近くにくる場合と、グルーブ
の中心から大きくはずれる場合とがウォブル周期で発生
する。光ビームがグルーブの中心近くに照射されると記
録は通常通りであるが、グルーブの中心から大きくはず
れて照射されるとグルーブの端部の影響を受けて記録が
不十分になってしまう。これにより、ピットはウォブル
周期で影響を受けることになる。
【0013】再生時はピットとグルーブとからトラッキ
ングエラー信号が生成され、光ビームはほぼピットの中
心付近を通るが、記録時の影響により再生RF信号には
ウォブル周波数の振幅変動や波形歪みが生じる。この影
響は記録信号の周期が短いほど大きく、CDでは3T
(基準時間幅Tは標準速度、つまり1倍速にて周波数
4.32MHzの1周期で約230nsec)の信号が
最も影響を受ける。この場合に再生RF信号は図14に
示すようになる。
【0014】図10のコンパレータ12に供給されるR
F信号のエンベロープがウォブル信号成分のために上下
に変動すると、コンパレータ12における2値化時に再
生ジッタが発生し、コンパレータ12の出力する2値化
信号はウォブル信号成分を含んだものとなるという問題
があった。
【0015】また、図11に示す従来回路のアシンメト
リ補正回路15では、光ディスク表面の傷、汚れ、反射
率むらに追随して正確にRF信号を2値化するため、応
答時定数をEFM周波数成分と干渉しない程度の範囲で
充分高く設定しているものの、ウォブル信号成分はEF
M周波数成分と周波数帯域が一部重なるため、低域フィ
ルタ及びアンプ14で抽出されず、コンパレータ12に
供給されるRF信号に含まれる上記ウォブル信号成分成
分にアシンメトリ補正回路15が応答して、コンパレー
タ12に供給される閾値はウォブル信号成分に応答して
変動し、この閾値の変動によって再生ジッタが劣化する
という問題があった。
【0016】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、再生RF信号に重畳されたウォブル信号成分に起因
する再生ジッタを低減することができる光ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを
基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成
して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射し
て反射光を検出することによりRF信号を再生する光デ
ィスク装置において、前記RF信号を閾値と比較して2
値化信号を出力する比較手段と、前記2値化信号から前
記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号
成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、固定の基準値
に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手
段に供給する第1加算手段とを有するため、RF信号に
重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分
とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低
減できる。
【0018】請求項2に記載の発明は、ウォブル信号が
記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決
定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録され
た光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出する
ことによりRF信号を再生する光ディスク装置におい
て、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力す
る比較手段と、前記RF信号から前記ウォブル信号の周
波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2
帯域フィルタ手段と、固定の基準値に前記ウォブル信号
成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第2加
算手段とを有するため、RF信号に重畳されたウォブル
信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値
化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0019】請求項3に記載の発明は、ウォブル信号が
記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決
定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録され
た光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出する
ことによりRF信号を再生する光ディスク装置におい
て、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力す
る比較手段と、前記2値化信号から前記ウォブル信号の
周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第
1帯域フィルタ手段と、前記2値化信号を積分して積分
基準値を生成する積分手段と、前記積分基準値に前記ウ
ォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給
する第3加算手段とを有するため、RF信号に重畳され
たウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺
され、2値化時における再生ジッタの発生を低減でき
る。
【0020】請求項4に記載の発明は、ウォブル信号が
記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決
定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録され
た光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出する
ことによりRF信号を再生する光ディスク装置におい
て、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力す
る比較手段と、前記RF信号から前記ウォブル信号の周
波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2
帯域フィルタ手段と、前記2値化信号を積分して積分基
準値を生成する積分手段と、前記積分基準値に前記ウォ
ブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給す
る第4加算手段とを有するため、RF信号に重畳された
ウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺さ
れ、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0021】請求項5に記載の発明は、ウォブル信号が
記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決
定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録され
た光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出する
ことによりRF信号を再生する光ディスク装置におい
て、前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力す
る比較手段と、前記2値化信号から前記ウォブル信号の
周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第
1帯域フィルタ手段と、前記2値化信号を積分した積分
基準値を閾値として前記比較手段に供給する積分手段
と、前記RF信号から前記ウォブル信号成分を減算して
前記比較手段に供給する減算手段とを有するため、RF
信号に重畳されたウォブル信号成分が除去されて2値化
され、2値化時における再生ジッタの発生を低減でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ディスク装置
の一実施例のブロック図を示す。同図中、スピンドルモ
ータ30は光ディスク32を所定の回転速度で回転駆動
する。スレッドモータ34は光ピックアップ36をディ
スク半径方向に移動させる。光ピックアップ36は光学
系対物レンズ、アクチュエータ、1/4波長板、コリメ
ータレンズ、ビームスプリッタ、発光素子(レーザダイ
オード)、光検出器等から構成されている。
【0023】レーザドライバ38はレーザダイオードを
発光させ、レーザビームを出力させる。フロントモニタ
40はレーザビームの光強度を検出して出力する。AL
PC(Automatic Laser Power
Control)42はフロントモニタ40の出力に基
づいてレーザビームのパワーが最適となるようにレーザ
ドライバを制御する。
【0024】パワード制御回路43は、光ディスク32
からの反射光量(戻り光量)レベルと基準レベルとを比
較して、その比較結果に応じて記録用レーザパワーの記
録パワーに重畳するパワードパワーのパルス幅の制御を
行う。
【0025】ウォブル信号処理部44はATIP信号の
復調処理を行う。なお、記録型の光ディスクにはガイド
用のグルーブが設けられている。信号再生回路46は再
生信号を増幅し、かつ、再生する。この信号再生回路4
6は、マトリクスアンプを含むものであり、主信号の他
に各種サーボ信号を取り出して各サーボ回路に出力す
る。フォーカス/トラッキングサーボ回路48はアクチ
ュエータを駆動し、フォーカスサーボ及びトラッキング
サーボの制御を行う。送りサーボ回路50はスレッドモ
ータ34を駆動制御する。スピンドルサーボ回路52は
スピンドルモータ30を駆動制御する。
【0026】CDエンコード/デコード回路54はCI
RC(Cross Interleaved Read
−solomon Code)のエンコード/デコー
ド、及びEFM(Eight to Fourteen
Modulation)変調/復調、及び同期検出等
の処理を行う。記録補償回路56はCDエンコード/デ
コード回路54から送られてくる記録データに対し、メ
ディアの記録時の特性に合わせたデータ補正処理を行
う。このときの補正量は記録層の特性、記録レーザビー
ムのプロファイル、記録を行う線速度等により変化す
る。
【0027】CD−ROMエンコード/ デコード回路5
8はCD−ROM固有のECC(Error Corr
ect Code)のエンコード/デコード、及びヘッ
ダの検出等の処理を行う。インタフェース/バッファコ
ントローラ60はホストコンピュータとの間のデータの
送受、及びデータバッファの制御を行う。RAM59,
61はデータ処理を行うためにデータを一時格納するた
めの補助メモリである。
【0028】CPU62はメカ動作を含むCD−Rドラ
イブ全体の制御を司るマイクロコンピュータである。D
/Aコンバータ66はCDエンコード/デコード回路5
8から送出されるオーディオデータをアナログ信号に変
換する。オーディオアンプ68はアナログ変換されたオ
ーディオ信号を増幅して出力する。
【0029】図2は、信号再生回路46の主要部の第1
実施例のブロック図を示す。同図中、端子70には、所
定の回転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックア
ップのレーザダイオードから光ビームを照射し、その反
射光を光ピックアップの光検出器で検出して得られた再
生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算し
た信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ
71で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転
入力端子に供給される。
【0030】コンパレータ72の反転入力端子には加算
回路74から閾値Vref2が供給されており、コンパ
レータ72はRF信号を閾値Vref2と比較すること
により2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及び
アンプ(BPF/AMP)75に供給されると共に、P
LL及びディテクタ76に供給される。
【0031】ここで、ピットが図13に示すようにトラ
ックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生
した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳さ
れ、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上
下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクト
ラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報
の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)
が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0032】帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号
から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号
成分を抽出及び増幅して加算回路74に供給する。加算
回路74には基準電圧源73からRF信号の中点電位に
相当する固定の基準値Vref1(図3に一点鎖線Iで
示す)が供給されており、この固定の基準値にウォブル
信号成分を加算した値が新たな閾値Vref2(図3に
実線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子
に供給される。これにより、RF信号に重畳されたウォ
ブル信号成分と閾値Vref2のウォブル信号成分とが
相殺され、コンパレータ72における再生ジッタの発生
を低減できる。
【0033】PLL及びディテクタ76は、PLLでコ
ンパレータ72から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子78より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子7
9から出力される。
【0034】図5は、信号再生回路46の主要部の第2
実施例のブロック図を示す。同図中、図2と同一部分に
は同一符号を付す。図5において、端子70には、再生
RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した
信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ7
1で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入
力端子に供給される。これと共に、端子70に入力され
た再生RF信号を帯域フィルタ及びアンプ(BPF/A
MP)82に供給する。
【0035】コンパレータ72の反転入力端子には加算
回路84から閾値Vref2が供給されており、コンパ
レータ72はRF信号を閾値Vref2と比較すること
により2値化する。この2値化信号はPLL及びディテ
クタ76に供給される。
【0036】ここで、ピットが図13に示すようにトラ
ックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生
した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳さ
れ、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上
下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクト
ラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報
の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)
が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0037】帯域フィルタ及びアンプ82はRF信号か
ら上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成
分を抽出及び増幅して加算回路84に供給する。加算回
路84には基準電圧源73からRF信号の中点電位に相
当する固定の基準値Vref1(図3に一点鎖線Iで示
す)が供給されており、この固定の基準値にウォブル信
号成分を加算した値が新たな閾値Vref2(図3に実
線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子に
供給される。
【0038】コンパレータ72はRF信号を閾値Vre
f2と比較することにより2値化する。これにより、R
F信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2
のウォブル信号成分とが相殺され、コンパレータ72に
おける再生ジッタの発生を低減できる。
【0039】PLL及びディテクタ76は、PLLでコ
ンパレータ72から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子78より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子7
9から出力される。
【0040】PLL及びディテクタ76は、PLLでコ
ンパレータ72から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子78より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子7
9から出力される。
【0041】図6は、信号再生回路46の主要部の第3
実施例のブロック図を示す。同図中、図2と同一部分に
は同一符号を付す。図6において、端子70には、再生
RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した
信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ7
1で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入
力端子に供給される。
【0042】コンパレータ72の反転入力端子には加算
回路86から閾値Vref2が供給されており、コンパ
レータ72はRF信号を閾値Vref2と比較すること
により2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及び
アンプ75及び低域フィルタ及びアンプ(LPF/AM
P)88に供給されると共に、PLL及びディテクタ7
6に供給される。
【0043】ここで、ピットが図13に示すようにトラ
ックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生
した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳さ
れ、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上
下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクト
ラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報
の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)
が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0044】帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号
から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号
成分を抽出及び増幅して加算回路86に供給する。低域
フィルタ及びアンプ88は2値化信号を積分したのち所
定ゲインで増幅することにより、RF信号の中点電位に
相当する閾値(積分基準値)を生成して加算回路86に
供給する。
【0045】コンパレータ72と低域フィルタ及びアン
プ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化
信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として
等しくなるように閾値を決定している。このアシンメト
リ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の
時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ
72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィル
タ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500H
z程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周
波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0046】加算回路74は、RF信号の中点電位に相
当する閾値にウォブル信号成分を加算し、新たな閾値V
ref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ7
2の反転入力端子に供給する。これにより、RF信号に
重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブ
ル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再
生ジッタの発生を低減できる。
【0047】図7は、信号再生回路46の主要部の第4
実施例のブロック図を示す。同図中、図2,図5と同一
部分には同一符号を付す。図6において、端子70に
は、再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を
加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコン
デンサ71で直流成分を除去されてコンパレータ72の
非反転入力端子に供給される。これと共に、端子70に
入力された再生RF信号は帯域フィルタ及びアンプ(B
PF/AMP)82に供給される。
【0048】コンパレータ72の反転入力端子には加算
回路87から閾値Vref2が供給されており、コンパ
レータ72はRF信号を閾値Vref2と比較すること
により2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及び
アンプ75に供給されると共に、PLL及びディテクタ
76に供給される。
【0049】ここで、ピットが図13に示すようにトラ
ックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生
した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳さ
れ、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上
下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクト
ラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報
の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)
が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
帯域フィルタ及びアンプ82は上記の中心周波数22.
05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算
回路87に供給する。
【0050】帯域フィルタ及びアンプ75はコンパレー
タ72の出力する2値化信号から上記の中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して
加算回路87に供給する。低域フィルタ及びアンプ88
は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅すること
により、RF信号の中点電位に相当する閾値を生成して
加算回路87に供給する。
【0051】コンパレータ72と低域フィルタ及びアン
プ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化
信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として
等しくなるように閾値を決定している。このアシンメト
リ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の
時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ
72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィル
タ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500H
z程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周
波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0052】加算回路87は、RF信号の中点電位に相
当する閾値にウォブル信号成分を加算し、新たな閾値V
ref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ7
2の反転入力端子に供給する。これにより、RF信号に
重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブ
ル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再
生ジッタの発生を低減できる。
【0053】PLL及びディテクタ76は、PLLでコ
ンパレータ72から供給される2値化信号に同期したク
ロックPCLKを生成して端子78より出力すると共
に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定めら
れた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信
号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子7
9から出力される。
【0054】図8は、信号再生回路46の主要部の第5
実施例のブロック図を示す。同図中、図6と同一部分に
は同一符号を付す。図6において、端子70には、再生
RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した
信号)が入力され減算回路90に供給される。減算回路
90の出力する信号は高域フィルタとしてのコンデンサ
71で直流成分を除去された後、コンパレータ72の非
反転入力端子に供給される。
【0055】コンパレータ72の反転入力端子には低域
フィルタ及びアンプ88から閾値Vref3が供給され
ており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref3
と比較することにより2値化する。この2値化信号は帯
域フィルタ及びアンプ75及び低域フィルタ及びアンプ
(LPF/AMP)88に供給されると共に、PLL及
びディテクタ76に供給される。低域フィルタ及びアン
プ88は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅す
ることにより、RF信号の中点電位に相当する閾値(積
分基準値)を生成してコンパレータ72の反転入力端子
に供給する。
【0056】コンパレータ72と低域フィルタ及びアン
プ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化
信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として
等しくなるように閾値を決定している。このアシンメト
リ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の
時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ
72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィル
タ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500H
z程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周
波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0057】ここで、ピットが図13に示すようにトラ
ックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生
した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳さ
れ、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上
下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクト
ラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報
の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)
が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数2
2.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0058】帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号
から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号
成分を抽出及び増幅して減算回路90に供給する。減算
回路90は、ウォブル信号成分が重畳された再生RF信
号からウォブル信号成分を減算する。これにより、RF
信号に重畳されたウォブル信号成分が除去され、図9に
示すように、RF信号のエンベロープの上下変動がなく
なる。このため、コンパレータ72における再生ジッタ
の発生を低減できる。
【0059】なお、上記実施例では記録再生を行う光デ
ィスク装置を例にとって説明したが、他の記録再生を行
う光ディスク装置で記録された光ディスクの再生だけを
行う装置に適用しても良く上記実施例に限定されない。
また、上記実施例ではコンデンサ21を用いて再生RF
信号の直流成分を除去しているが、コンデンサ21の代
わりに高域フィルタを用いても良い。また、アシンメト
リ補正回路を持つ回路構成では、コンデンサ21は原理
的には必要ないが、コンデンサ21があれば事前に低域
成分のほとんどがカットされ、アシンメトリ補正回路通
過後の直流成分残留誤差をより低減できる。
【0060】なお、コンパレータ72が請求項記載の比
較手段に対応し、帯域フィルタ及びアンプ75が第1帯
域フィルタ手段に対応し、帯域フィルタ及びアンプ82
が第2帯域フィルタ手段に対応し、加算回路74が第1
加算手段に対応し、加算回路84が第2加算手段に対応
し、低域フィルタ及びアンプ88が積分手段に対応し、
加算回路86が第3加算手段に対応し、加算回路87が
第4加算手段に対応し、減算回路90が減算手段に対応
する。
【0061】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手
段と、前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯
域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フ
ィルタ手段と、固定の基準値に前記ウォブル信号成分を
加算し閾値として前記比較手段に供給する第1加算手段
とを有するため、RF信号に重畳されたウォブル信号成
分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時に
おける再生ジッタの発生を低減できる。
【0062】請求項2に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記RF
信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウ
ォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、固
定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として
前記比較手段に供給する第2加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブ
ル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタ
の発生を低減できる。
【0063】請求項3に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2値
化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出して
ウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手
段と、前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し
閾値として前記比較手段に供給する第3加算手段とを有
するため、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾
値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における
再生ジッタの発生を低減できる。
【0064】請求項4に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記RF
信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウ
ォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、前
記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段
と、前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾
値として前記比較手段に供給する第4加算手段とを有す
るため、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値
のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再
生ジッタの発生を低減できる。
【0065】請求項5に記載の発明は、RF信号を閾値
と比較して2値化信号を出力する比較手段と、前記2値
化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出して
ウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分した積分基準値を閾値として前記
比較手段に供給する積分手段と、前記RF信号から前記
ウォブル信号成分を減算して前記比較手段に供給する減
算手段とを有するため、RF信号に重畳されたウォブル
信号成分が除去されて2値化され、2値化時における再
生ジッタの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例のブロック
図である。
【図2】信号再生回路46の主要部の第1実施例のブロ
ック図である。
【図3】ウォブル信号成分が重畳された再生RF信号の
波形図である。
【図4】再生RF信号の周波数スペクトラムである。
【図5】信号再生回路46の主要部の第2実施例のブロ
ック図である。
【図6】信号再生回路46の主要部の第3実施例のブロ
ック図である。
【図7】信号再生回路46の主要部の第4実施例のブロ
ック図である。
【図8】信号再生回路46の主要部の第5実施例のブロ
ック図である。
【図9】エンベロープの上下変動がないRF信号の波形
図である。
【図10】従来装置の信号再生回路の一例のブロック図
である。
【図11】従来装置の信号再生回路の他例のブロック図
である。
【図12】レーザダイオードから出射される光ビームの
光軸のずれを説明するための図である。
【図13】トラックの中心線上からずれて記録されたピ
ットを示す図である。
【図14】ウォブル信号成分が重畳された再生RF信号
の波形図である。
【符号の説明】
30 スピンドルモータ 32 光ディスク 34 スレッドモータ 36 光ピックアップ 38 レーザドライバ 40 フロントモニタ 42 ALPC 43 パワード制御回路 44 ウォブル信号処理部 46 信号再生回路 48 フォーカス/トラッキングサーボ回路 50 送りサーボ回路 52 スピンドルサーボ回路 54 CDエンコード/デコード回路 56 記録補償回路 58 CD−ROMエンコード/ デコード回路 60 インタフェース/バッファコントローラ 62 CPU 66 D/Aコンバータ 68 オーディオアンプ 71 コンデンサ 72 コンパレータ 73 基準電圧源 74,84,86,87 加算回路 75 帯域フィルタ及びアンプ 76 PLL及びディテクタ 82 帯域フィルタ及びアンプ 88 低域フィルタ及びアンプ 90 減算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
    グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
    ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
    ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
    生する光ディスク装置において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取
    り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ
    手段と、 固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値とし
    て前記比較手段に供給する第1加算手段とを有すること
    を特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
    グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
    ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
    ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
    生する光ディスク装置において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り
    出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手
    段と、 固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値とし
    て前記比較手段に供給する第2加算手段とを有すること
    を特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
    グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
    ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
    ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
    生する光ディスク装置において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取
    り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ
    手段と、 前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手
    段と、 前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値と
    して前記比較手段に供給する第3加算手段とを有するこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
    グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
    ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
    ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
    生する光ディスク装置において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り
    出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手
    段と、 前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手
    段と、 前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値と
    して前記比較手段に供給する第4加算手段とを有するこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 ウォブル信号が記録された光ディスクの
    グルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピ
    ットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビー
    ムを照射して反射光を検出することによりRF信号を再
    生する光ディスク装置において、 前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比
    較手段と、 前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取
    り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ
    手段と、 前記2値化信号を積分した積分基準値を閾値として前記
    比較手段に供給する積分手段と、 前記RF信号から前記ウォブル信号成分を減算して前記
    比較手段に供給する減算手段とを有することを特徴とす
    る光ディスク装置。
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