JP3671838B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置に関し、特に、光ディスクを再生または記録再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−R(Compact Disk−Recordable),DVD−R(Digital Versatile Disk−Recordable)等の追記型光ディスクや、CD−RW(CD−Rewritable),DVD−RW(DVD−Rewritable),DVD−RAM,MO(Magneto Optical disk)等の書き換え可能型光ディスクには、予めガイド用のグルーブ(溝)が設けられている。これらの光ディスクは、グルーブまたはランド(グルーブとグルーブとの間の部分)をトラックと決定し、このトラックに沿って光ビームを照射することにより、トラック上にピットを形成して情報を記録される。なお、光ビームをトラックに沿って照射するためのトラッキングサーボは光ビームの光軸中心がトラックの中心線上となるように制御する。
【0003】
グルーブは中心周波数22.05kHzで極僅かにラジアル方向にウォブル(蛇行)しており、ATIP(Absolute Time In Pregroove)と呼ばれる記録時のアドレス情報(即ち時間情報)が、最大偏位±1kHzでFSK変調により多重されて記録されている。このウォブル信号は振幅が微小であるのでトラッキングサーボの障害とはならない。また、ウォブル信号周波数もトラッキングサーボの制御周波数帯域外であるため、光ビームの光軸中心は平均的にトラックの中心線上をトレースする。
【0004】
これにより、光ディスク装置では光ディスクの半径方向に2分割した受光面を持つ光検出器で光ディスクで反射された光ビームを受光し、この2分割した受光面の光電変換信号を差動増幅することにより、ウォブル信号を検出する。そして、ウォブル信号の周波数22.05kHzの搬送波信号を基準としてスピンドルモータを回転駆動し、光ディスクを所定の回転速度で回転させる。更に、上記ウォブル信号を復調してアドレス情報を検出する。
【0005】
これに対し、再生時には光ビームの光軸中心がトラックの中心線上となるように制御して、光ディスクのトラック上に形成されたピットに光ビームを照射し、光ディスクの半径方向に2分割した受光面を持つ光検出器で光ディスクで反射された光ビームを受光し、この2分割した受光面の光電変換信号を加算することにより、既記録信号を検出する。この加算でウォブル信号成分は相殺される。
【0006】
図10は、従来装置の信号再生回路の一例のブロック図を示す。同図中、端子10には、所定の回転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップのレーザダイオードから光ビームを照射し、その反射光を光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11で直流成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力端子に供給される。コンパレータ12の反転入力端子には基準電圧源13から固定の基準値が供給されており、コンパレータ12はRF信号を閾値と比較することにより2値化する。この2値化信号はPLL(Phase Locked Loop)及びディテクタ16に供給される。
【0007】
PLL及びディテクタ16は、PLLで供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し端子19より出力する。
【0008】
図11は、従来装置の信号再生回路の他例のブロック図を示す。同図中、端子10には、所定の回転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップのレーザダイオードから光ビームを照射し、その反射光を光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ11で直流成分を除去されてコンパレータ12の非反転入力端子に供給される。コンパレータ12の反転入力端子には低域フィルタ及びアンプ(LPF/AMP)14からRF信号の中点電位に相当する閾値が供給されており、コンパレータ12はRF信号を閾値と比較することにより2値化する。この2値化信号は低域フィルタ及びアンプ14とPLL及びディテクタ16と供給される。
【0009】
低域フィルタ及びアンプ14は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅することによりRF信号の中点電位に相当する閾値を生成してコンパレータ12に供給する。コンパレータ12と低域フィルタ及びアンプ14はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として等しくなるように閾値を決定している。このアシンメトリ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ14の時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ12の出力電圧を調整して最適化される。
【0010】
PLL及びディテクタ16は、PLLで供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子18より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生し端子19より出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、レーザダイオードから出射される光ビームは、リードパワーとライトパワーとでパワーが異なるために光軸がずれることが起こり得る。図12に示すように、レーザダイオードから出射されるリードパワー時の光ビームは実線で示ようになり、ライトパワー時の光ビームは破線で示すようになり、角度θだけの光軸のずれが生じる。この光軸のずれ方向がグルーブの幅方向であると、記録時においてもリードパワータイミングでトラッキングエラー信号が生成されるため、ライトパワーで記録されるピットが図13に示すように、トラックの中心線上からずれてしまう。また、この他にも、例えば、記録が終了した直後の隣接トラックの余熱の影響などによって、ピットがトラックの中心線上からずれてしまう場合もある。
【0012】
グルーブをトラックとした場合に、記録時にグルーブ中心からずれて光ビームが照射されると、グルーブにはウォブルが施されているのでウォブルにより光ビームがグルーブの中心近くにくる場合と、グルーブの中心から大きくはずれる場合とがウォブル周期で発生する。光ビームがグルーブの中心近くに照射されると記録は通常通りであるが、グルーブの中心から大きくはずれて照射されるとグルーブの端部の影響を受けて記録が不十分になってしまう。これにより、ピットはウォブル周期で影響を受けることになる。
【0013】
再生時はピットとグルーブとからトラッキングエラー信号が生成され、光ビームはほぼピットの中心付近を通るが、記録時の影響により再生RF信号にはウォブル周波数の振幅変動や波形歪みが生じる。この影響は記録信号の周期が短いほど大きく、CDでは3T(基準時間幅Tは標準速度、つまり1倍速にて周波数4.32MHzの1周期で約230nsec)の信号が最も影響を受ける。この場合に再生RF信号は図14に示すようになる。
【0014】
図10のコンパレータ12に供給されるRF信号のエンベロープがウォブル信号成分のために上下に変動すると、コンパレータ12における2値化時に再生ジッタが発生し、コンパレータ12の出力する2値化信号はウォブル信号成分を含んだものとなるという問題があった。
【0015】
また、図11に示す従来回路のアシンメトリ補正回路15では、光ディスク表面の傷、汚れ、反射率むらに追随して正確にRF信号を2値化するため、応答時定数をEFM周波数成分と干渉しない程度の範囲で充分高く設定しているものの、ウォブル信号成分はEFM周波数成分と周波数帯域が一部重なるため、低域フィルタ及びアンプ14で抽出されず、コンパレータ12に供給されるRF信号に含まれる上記ウォブル信号成分成分にアシンメトリ補正回路15が応答して、コンパレータ12に供給される閾値はウォブル信号成分に応答して変動し、この閾値の変動によって再生ジッタが劣化するという問題があった。
【0016】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、再生RF信号に重畳されたウォブル信号成分に起因する再生ジッタを低減することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第1加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第2加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第3加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第4加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0021】
請求項5に記載の発明は、ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分した積分基準値を閾値として前記比較手段に供給する積分手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号成分を減算して前記比較手段に供給する減算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分が除去されて2値化され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の光ディスク装置の一実施例のブロック図を示す。同図中、スピンドルモータ30は光ディスク32を所定の回転速度で回転駆動する。スレッドモータ34は光ピックアップ36をディスク半径方向に移動させる。光ピックアップ36は光学系対物レンズ、アクチュエータ、1/4波長板、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、発光素子(レーザダイオード)、光検出器等から構成されている。
【0023】
レーザドライバ38はレーザダイオードを発光させ、レーザビームを出力させる。フロントモニタ40はレーザビームの光強度を検出して出力する。ALPC(Automatic Laser Power Control)42はフロントモニタ40の出力に基づいてレーザビームのパワーが最適となるようにレーザドライバを制御する。
【0024】
パワード制御回路43は、光ディスク32からの反射光量(戻り光量)レベルと基準レベルとを比較して、その比較結果に応じて記録用レーザパワーの記録パワーに重畳するパワードパワーのパルス幅の制御を行う。
【0025】
ウォブル信号処理部44はATIP信号の復調処理を行う。なお、記録型の光ディスクにはガイド用のグルーブが設けられている。信号再生回路46は再生信号を増幅し、かつ、再生する。この信号再生回路46は、マトリクスアンプを含むものであり、主信号の他に各種サーボ信号を取り出して各サーボ回路に出力する。フォーカス/トラッキングサーボ回路48はアクチュエータを駆動し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの制御を行う。送りサーボ回路50はスレッドモータ34を駆動制御する。スピンドルサーボ回路52はスピンドルモータ30を駆動制御する。
【0026】
CDエンコード/デコード回路54はCIRC(Cross Interleaved Read−solomon Code)のエンコード/デコード、及びEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調/復調、及び同期検出等の処理を行う。記録補償回路56はCDエンコード/デコード回路54から送られてくる記録データに対し、メディアの記録時の特性に合わせたデータ補正処理を行う。このときの補正量は記録層の特性、記録レーザビームのプロファイル、記録を行う線速度等により変化する。
【0027】
CD−ROMエンコード/ デコード回路58はCD−ROM固有のECC(Error Correct Code)のエンコード/デコード、及びヘッダの検出等の処理を行う。インタフェース/バッファコントローラ60はホストコンピュータとの間のデータの送受、及びデータバッファの制御を行う。RAM59,61はデータ処理を行うためにデータを一時格納するための補助メモリである。
【0028】
CPU62はメカ動作を含むCD−Rドライブ全体の制御を司るマイクロコンピュータである。D/Aコンバータ66はCDエンコード/デコード回路58から送出されるオーディオデータをアナログ信号に変換する。オーディオアンプ68はアナログ変換されたオーディオ信号を増幅して出力する。
【0029】
図2は、信号再生回路46の主要部の第1実施例のブロック図を示す。同図中、端子70には、所定の回転速度で回転駆動される光ディスクに光ピックアップのレーザダイオードから光ビームを照射し、その反射光を光ピックアップの光検出器で検出して得られた再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ71で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入力端子に供給される。
【0030】
コンパレータ72の反転入力端子には加算回路74から閾値Vref2が供給されており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref2と比較することにより2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及びアンプ(BPF/AMP)75に供給されると共に、PLL及びディテクタ76に供給される。
【0031】
ここで、ピットが図13に示すようにトラックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳され、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクトラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0032】
帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算回路74に供給する。加算回路74には基準電圧源73からRF信号の中点電位に相当する固定の基準値Vref1(図3に一点鎖線Iで示す)が供給されており、この固定の基準値にウォブル信号成分を加算した値が新たな閾値Vref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子に供給される。これにより、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再生ジッタの発生を低減できる。
【0033】
PLL及びディテクタ76は、PLLでコンパレータ72から供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子78より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子79から出力される。
【0034】
図5は、信号再生回路46の主要部の第2実施例のブロック図を示す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図5において、端子70には、再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ71で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入力端子に供給される。これと共に、端子70に入力された再生RF信号を帯域フィルタ及びアンプ(BPF/AMP)82に供給する。
【0035】
コンパレータ72の反転入力端子には加算回路84から閾値Vref2が供給されており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref2と比較することにより2値化する。この2値化信号はPLL及びディテクタ76に供給される。
【0036】
ここで、ピットが図13に示すようにトラックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳され、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクトラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0037】
帯域フィルタ及びアンプ82はRF信号から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算回路84に供給する。加算回路84には基準電圧源73からRF信号の中点電位に相当する固定の基準値Vref1(図3に一点鎖線Iで示す)が供給されており、この固定の基準値にウォブル信号成分を加算した値が新たな閾値Vref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子に供給される。
【0038】
コンパレータ72はRF信号を閾値Vref2と比較することにより2値化する。これにより、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再生ジッタの発生を低減できる。
【0039】
PLL及びディテクタ76は、PLLでコンパレータ72から供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子78より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子79から出力される。
【0040】
PLL及びディテクタ76は、PLLでコンパレータ72から供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子78より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子79から出力される。
【0041】
図6は、信号再生回路46の主要部の第3実施例のブロック図を示す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図6において、端子70には、再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ71で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入力端子に供給される。
【0042】
コンパレータ72の反転入力端子には加算回路86から閾値Vref2が供給されており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref2と比較することにより2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及びアンプ75及び低域フィルタ及びアンプ(LPF/AMP)88に供給されると共に、PLL及びディテクタ76に供給される。
【0043】
ここで、ピットが図13に示すようにトラックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳され、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクトラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0044】
帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算回路86に供給する。低域フィルタ及びアンプ88は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅することにより、RF信号の中点電位に相当する閾値(積分基準値)を生成して加算回路86に供給する。
【0045】
コンパレータ72と低域フィルタ及びアンプ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として等しくなるように閾値を決定している。このアシンメトリ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィルタ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500Hz程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0046】
加算回路74は、RF信号の中点電位に相当する閾値にウォブル信号成分を加算し、新たな閾値Vref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子に供給する。これにより、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再生ジッタの発生を低減できる。
【0047】
図7は、信号再生回路46の主要部の第4実施例のブロック図を示す。同図中、図2,図5と同一部分には同一符号を付す。図6において、端子70には、再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され、高域フィルタとしてのコンデンサ71で直流成分を除去されてコンパレータ72の非反転入力端子に供給される。これと共に、端子70に入力された再生RF信号は帯域フィルタ及びアンプ(BPF/AMP)82に供給される。
【0048】
コンパレータ72の反転入力端子には加算回路87から閾値Vref2が供給されており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref2と比較することにより2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及びアンプ75に供給されると共に、PLL及びディテクタ76に供給される。
【0049】
ここで、ピットが図13に示すようにトラックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳され、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクトラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。帯域フィルタ及びアンプ82は上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算回路87に供給する。
【0050】
帯域フィルタ及びアンプ75はコンパレータ72の出力する2値化信号から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して加算回路87に供給する。低域フィルタ及びアンプ88は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅することにより、RF信号の中点電位に相当する閾値を生成して加算回路87に供給する。
【0051】
コンパレータ72と低域フィルタ及びアンプ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として等しくなるように閾値を決定している。このアシンメトリ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィルタ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500Hz程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0052】
加算回路87は、RF信号の中点電位に相当する閾値にウォブル信号成分を加算し、新たな閾値Vref2(図3に実線IIで示す)としてコンパレータ72の反転入力端子に供給する。これにより、RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値Vref2のウォブル信号成分とが相殺され、コンパレータ72における再生ジッタの発生を低減できる。
【0053】
PLL及びディテクタ76は、PLLでコンパレータ72から供給される2値化信号に同期したクロックPCLKを生成して端子78より出力すると共に、ディテクタで上記クロックPCLKを基準に定められた検出窓で再生パルスの有無を検出することにより信号REFMを弁別再生する。この信号REFMは端子79から出力される。
【0054】
図8は、信号再生回路46の主要部の第5実施例のブロック図を示す。同図中、図6と同一部分には同一符号を付す。図6において、端子70には、再生RF信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号)が入力され減算回路90に供給される。減算回路90の出力する信号は高域フィルタとしてのコンデンサ71で直流成分を除去された後、コンパレータ72の非反転入力端子に供給される。
【0055】
コンパレータ72の反転入力端子には低域フィルタ及びアンプ88から閾値Vref3が供給されており、コンパレータ72はRF信号を閾値Vref3と比較することにより2値化する。この2値化信号は帯域フィルタ及びアンプ75及び低域フィルタ及びアンプ(LPF/AMP)88に供給されると共に、PLL及びディテクタ76に供給される。低域フィルタ及びアンプ88は2値化信号を積分したのち所定ゲインで増幅することにより、RF信号の中点電位に相当する閾値(積分基準値)を生成してコンパレータ72の反転入力端子に供給する。
【0056】
コンパレータ72と低域フィルタ及びアンプ88はアシンメトリ補正回路を構成しており、2値化信号のハイレベル期間とローレベル期間とが総和として等しくなるように閾値を決定している。このアシンメトリ補正回路の応答特性は低域フィルタ及びアンプ88の時定数とゲイン、及びRF信号振幅、及びコンパレータ72の出力電圧を調整して最適化されるが、低域フィルタ及びアンプ88のカットオフ周波数は例えば500Hz程度とされており、図4に破線で示すようにEFM周波数成分と干渉しないよう設定されている。
【0057】
ここで、ピットが図13に示すようにトラックの中心線上からずれて記録された光ディスクを再生した場合、再生RF信号にウォブル信号成分が重畳され、再生RF信号のエンベロープが図3に示すように上下変動する。このときの再生RF信号の周波数スペクトラムは図4に示すようになり、一点鎖線で示す記録情報の信号成分(大部分が周波数100kHz〜1MHz)が減衰する低周波数帯域に、実線で示す中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分が重畳されている。
【0058】
帯域フィルタ及びアンプ75は2値化信号から上記の中心周波数22.05kHzのウォブル信号成分を抽出及び増幅して減算回路90に供給する。減算回路90は、ウォブル信号成分が重畳された再生RF信号からウォブル信号成分を減算する。これにより、RF信号に重畳されたウォブル信号成分が除去され、図9に示すように、RF信号のエンベロープの上下変動がなくなる。このため、コンパレータ72における再生ジッタの発生を低減できる。
【0059】
なお、上記実施例では記録再生を行う光ディスク装置を例にとって説明したが、他の記録再生を行う光ディスク装置で記録された光ディスクの再生だけを行う装置に適用しても良く上記実施例に限定されない。また、上記実施例ではコンデンサ21を用いて再生RF信号の直流成分を除去しているが、コンデンサ21の代わりに高域フィルタを用いても良い。また、アシンメトリ補正回路を持つ回路構成では、コンデンサ21は原理的には必要ないが、コンデンサ21があれば事前に低域成分のほとんどがカットされ、アシンメトリ補正回路通過後の直流成分残留誤差をより低減できる。
【0060】
なお、コンパレータ72が請求項記載の比較手段に対応し、帯域フィルタ及びアンプ75が第1帯域フィルタ手段に対応し、帯域フィルタ及びアンプ82が第2帯域フィルタ手段に対応し、加算回路74が第1加算手段に対応し、加算回路84が第2加算手段に対応し、低域フィルタ及びアンプ88が積分手段に対応し、加算回路86が第3加算手段に対応し、加算回路87が第4加算手段に対応し、減算回路90が減算手段に対応する。
【0061】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第1加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0062】
請求項2に記載の発明は、RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第2加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0063】
請求項3に記載の発明は、RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第3加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0064】
請求項4に記載の発明は、RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第4加算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分と閾値のウォブル信号成分とが相殺され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【0065】
請求項5に記載の発明は、RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分した積分基準値を閾値として前記比較手段に供給する積分手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号成分を減算して前記比較手段に供給する減算手段とを有するため、
RF信号に重畳されたウォブル信号成分が除去されて2値化され、2値化時における再生ジッタの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例のブロック図である。
【図2】信号再生回路46の主要部の第1実施例のブロック図である。
【図3】ウォブル信号成分が重畳された再生RF信号の波形図である。
【図4】再生RF信号の周波数スペクトラムである。
【図5】信号再生回路46の主要部の第2実施例のブロック図である。
【図6】信号再生回路46の主要部の第3実施例のブロック図である。
【図7】信号再生回路46の主要部の第4実施例のブロック図である。
【図8】信号再生回路46の主要部の第5実施例のブロック図である。
【図9】エンベロープの上下変動がないRF信号の波形図である。
【図10】従来装置の信号再生回路の一例のブロック図である。
【図11】従来装置の信号再生回路の他例のブロック図である。
【図12】レーザダイオードから出射される光ビームの光軸のずれを説明するための図である。
【図13】トラックの中心線上からずれて記録されたピットを示す図である。
【図14】ウォブル信号成分が重畳された再生RF信号の波形図である。
【符号の説明】
30 スピンドルモータ
32 光ディスク
34 スレッドモータ
36 光ピックアップ
38 レーザドライバ
40 フロントモニタ
42 ALPC
43 パワード制御回路
44 ウォブル信号処理部
46 信号再生回路
48 フォーカス/トラッキングサーボ回路
50 送りサーボ回路
52 スピンドルサーボ回路
54 CDエンコード/デコード回路
56 記録補償回路
58 CD−ROMエンコード/ デコード回路
60 インタフェース/バッファコントローラ
62 CPU
66 D/Aコンバータ
68 オーディオアンプ
71 コンデンサ
72 コンパレータ
73 基準電圧源
74,84,86,87 加算回路
75 帯域フィルタ及びアンプ
76 PLL及びディテクタ
82 帯域フィルタ及びアンプ
88 低域フィルタ及びアンプ
90 減算回路
Claims (5)
- ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第1加算手段とを
有することを特徴とする光ディスク装置。 - ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
固定の基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第2加算手段とを
有することを特徴とする光ディスク装置。 - ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第3加算手段とを
有することを特徴とする光ディスク装置。 - ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分して積分基準値を生成する積分手段と、
前記積分基準値に前記ウォブル信号成分を加算し閾値として前記比較手段に供給する第4加算手段とを
有することを特徴とする光ディスク装置。 - ウォブル信号が記録された光ディスクのグルーブを基準にトラックを決定し前記トラック上にピットを形成して情報が記録された光ディスクに、光ビームを照射して反射光を検出することによりRF信号を再生する光ディスク装置において、
前記RF信号を閾値と比較して2値化信号を出力する比較手段と、
前記2値化信号から前記ウォブル信号の周波数帯域を取り出してウォブル信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、
前記2値化信号を積分した積分基準値を閾値として前記比較手段に供給する積分手段と、
前記RF信号から前記ウォブル信号成分を減算して前記比較手段に供給する減算手段とを
有することを特徴とする光ディスク装置。
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