JP2002312939A - 光ディスクの最適パワー決定方法及び光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスクの最適パワー決定方法及び光ディスク記録装置

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JP2002312939A
JP2002312939A JP2001117993A JP2001117993A JP2002312939A JP 2002312939 A JP2002312939 A JP 2002312939A JP 2001117993 A JP2001117993 A JP 2001117993A JP 2001117993 A JP2001117993 A JP 2001117993A JP 2002312939 A JP2002312939 A JP 2002312939A
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Keiji Matsumoto
圭史 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセットのバラツキや温度ドリフト等の影
響を受けることなく最適記録パワーを決定する。 【解決手段】 光ディスクへの本記録に先立って、試し
書きされた領域を再生して得られた再生信号から各記録
パワー毎の再生信号の品位を算出するのに必要な各物理
量を測定すると共に、未記録の領域を再生するか、又は
光ディスクにフォーカスのかかっていない状態で光を照
射することによって、再生信号に含まれるオフセット値
を求める。そして、測定された各物理量を求められたオ
フセット値で補正して補正後の各物理量に基づいて各記
録パワー毎の再生信号の品位を算出する。これにより、
オフセットのバラツキや温度ドリフト等の影響を受ける
ことなく最適記録パワーを決定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−R、CD
−RW、CD−WO、MD、DVD等の光ディスクに対
して情報を記録する光ディスク記録方法及び装置並びに
光ディスクに関し、特に適正記録速度及び最高記録可能
速度の検出を可能にした光ディスクの最適パワー決定方
法及び光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−R,CD−RW等の媒体の
普及と製造技術の向上とに伴って、これらのメディアも
非常に安価になり、記録媒体の主流となりつつある。一
方で、DVDの登場に見られるように、ピックアップに
使用されるレーザやその他の記録/再生のための基盤技
術の進展も著しく、低速度(×1)から高速度(×8,
×16等)までの記録再生が可能な光ディスク記録再生
装置も登場している。
【0003】一方、光ディスク記録装置では、媒体の特
性、レーザダイオード(LD)の特性、光パワーの変動
等を補正して、最適な光パワーで記録を行うため、OP
C(Optimum Power Control)を実行し、予めその媒体
の最適パワーを求めるようにしている。OPCは、光デ
ィスクの最内周にあるPCA(Power Calibration Are
a)を使用して、所定の記録速度(線速度)でLDの記
録パワーを段階的に変化させてテストデータの試し書き
を行い、そのテストデータを再生したときの再生信号の
β(アシンメトリ)を評価し、最良のβが得られた記録
パワーをその記録速度における最適記録パワーとして決
定する記録パワー制御方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のOPC
では、βの値がハードウェア(ドライブ)間によるオフ
セットのバラツキ、温度変化等によるオフセットの温度
ドリフト等によって変わるため、適正な記録パワーに設
定することができずに記録信号品位が悪くなるという問
題がある。特に、記録速度が高速になると、最適値から
の僅かなずれの影響が大きく現れる。このような問題
は、OPCにおけるβのみならず、他の信号品位を示す
特性値、例えば変調度(Modulation)、HF振幅及び光
ディスクの反射率等の値も同様にオフセットによる影響
を受ける。
【0005】この発明は、このような点に鑑みなされた
もので、オフセットのバラツキや温度ドリフト等の影響
を受けることなく最適記録パワーを決定することができ
る光ディスクの最適パワー決定方法及び光ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
クの最適パワー決定方法は、データが記録可能な光ディ
スクへの本記録に先立って、前記光ディスクの所定の領
域に記録パワーを段階的に変化させて試し書きするステ
ップと、このステップで試し書きされた領域を再生して
得られた再生信号から各記録パワー毎の再生信号の品位
を算出するのに必要な各物理量を測定するステップと、
未記録の領域を再生するか、又は光ディスクにフォーカ
スのかかっていない状態で光を照射して、前記再生信号
に含まれるオフセット値を求めるステップと、前記測定
された各物理量を前記求められたオフセット値で補正し
て補正後の各物理量に基づいて前記各記録パワー毎の再
生信号の品位を算出するステップと、求められた各記録
パワー毎の再生信号の品位に基づいて最適記録パワーを
求めるステップとを備えたことを特徴とする。
【0007】また、この発明に係る光ディスク記録装置
は、光ディスクを回転駆動するモータと、前記光ディス
クに記録・再生用のレーザ光を照射すると共に前記光デ
ィスクからの反射光を検出する記録再生用の光ピックア
ップと、前記光ディスクへのデータの記録時に、前記光
ピックアップによる記録パワーを制御する制御手段とを
備えた光ディスク記録装置において、前記制御手段は、
前記光ディスクへの本記録に先立って、前記光ディスク
の所定の領域に記録パワーを段階的に変化させて試し書
きするべく前記記録パワーを制御し、試し書きされた領
域を再生して得られた再生信号から各記録パワー毎の再
生信号の品位を算出するのに必要な各物理量を測定する
と共に、未記録の領域を再生するか、又は光ディスクに
フォーカスのかかっていない状態で、前記再生信号に含
まれるオフセット値を求め、前記測定された各物理量を
前記求められたオフセット値で補正して補正後の各物理
量に基づいて前記各記録パワー毎の再生信号の品位を算
出し、得られた各記録パワー毎の再生信号の品位に基づ
いて最適記録パワーを求めるものであることを特徴とす
る。
【0008】この発明によれば、試し書きされた領域を
再生して得られた再生信号から各記録パワー毎の再生信
号の品位を算出するのに必要な各物理量を測定すると共
に、未記録の領域を再生するか、又は光ディスクにフォ
ーカスのかかっていない状態で、再生信号に含まれるオ
フセット値を求め、測定された各物理量を求められたオ
フセット値で補正して補正後の各物理量に基づいて各記
録パワー毎の再生信号の品位を算出するようにしている
ので、オフセットのバラツキや温度ドリフト等の影響を
受けることなく最適記録パワーを決定することができ
る。
【0009】なお、ここで、前記再生信号の品位は、再
生信号のβ(アシンメトリ)、変調度(Modulation)、
HF振幅及び光ディスクの反射率等である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の要部の構
成を示すブロック図である。
【0011】光ディスク1は、記録領域の最内周から最
外周まで一筆書きの螺旋状のトラックを有し、そのトラ
ックに沿って一定の線密度でデータの記録線密度を規定
するための記録線密度制御信号が重畳されている。この
記録線密度制御信号は、この例では絶対時間情報である
ATIP(Absolute Time In Pregroove)タイムコード
を含むウォブル(Wobble)である。光ディスク1は、ス
ピンドルモータ(SPM)2によって回転駆動される。
その回転軸にはホール素子等からなる周波数発生器(F
G)3が接続されており、この周波数発生器3から出力
されるFGパルスがサーボ回路4に入力されている。
【0012】サーボ回路4は、光ディスク1をCAV制
御する場合には、FGパルスと基準クロックとが同期す
るようにスピンドルモータ2を回転制御する。これによ
り光ディスク1は回転速度一定で回転制御される。サー
ボ回路4は、また、光ディスク1をCLV制御する場合
には、光ディスク1から光ピックアップ5を介して読み
出され、RFアンプ6によって増幅されたウォブル信号
が基準クロックと同期するようにスピンドルモータ2を
回転制御する。これにより光ディスク1は線速度一定で
回転制御される。
【0013】RFアンプ6から出力されるウォブル信号
は、アドレス検出回路7に供給され、ここで、ATIP
タイムコードとATIPクロックとが抽出されて、光デ
ィスク1のアドレスが検出される。検出されたアドレス
は、システム制御部(CPU)8に供給される。システ
ム制御部8は、入力されたアドレスから光ディスク1の
半径方向の記録位置を認識し、その記録位置に基づいて
可変された基準クロックをサーボ回路4に出力する。
【0014】また、RFアンプ6の出力、即ち再生信号
は、デコーダ9に入力され、ここでEFM(Eight to F
ourteen Modulation)復調、CIRC(Cross Interlea
vedReed-Solomon Code)復号され、再生データとして出
力されると共に、そのデコードによるCIエラー、SY
NCEQ(同期信号)が検出されてシステム制御部8に
供給される。更に、RFアンプ6から出力される再生信
号は、β検出回路10及びエンベロープ検出回路11に
それぞれ供給されている。β検出回路10では、再生信
号のピーク値及びボトム値を検出し、これに基づいて、
β(アシンメトリ)が検出される。エンベロープ検出回
路11では、再生信号のエンベロープ(包絡線)が検出
される。
【0015】一方、記録データはエンコーダ13に入力
され、システム制御部8からのEFMクロックに従っ
て、記録データをCIRC/EFMエンコードする。ラ
イトストラテジ回路14は、エンコードされた記録デー
タから記録に適した記録パルスを生成する。この記録パ
ルスがレーザドライバ15に供給される。システム制御
部8は、記録速度−最適パワー特性に基づき光パワー制
御部16を介してレーザドライバ15を制御する。これ
により、光ピックアップ5から最適化されたパワーのレ
ーザ光が照射され、光ディスク1上にEFMクロックに
基づく線密度の記録ピットが形成される。
【0016】次に、このように構成された光ディスク記
録装置のOPCの動作を説明する。OPC動作は、記録
動作に先立って、光ディスク1の最内周エリアに形成さ
れたPCAにおいて、予め定めた記録速度にて、図2に
示すように、光ピックアップ5の記録パワーを、例えば
15フレームにわたって1フレーム毎に段階的に変化さ
せてテストパターンを試し書きする。そして、試し書き
された部分を再生して、各フレーム毎に、図3に示すよ
うな再生信号(EFM信号)のピーク値Pとボトム値B
とをβ検出回路10にて検出する。このピーク値P及び
ボトム値Bから、β検出回路10にてアシンメトリβを
計算し、その値が最も適切な再生信号の記録が行われた
際の記録パワーを、最適パワーとして決定する。
【0017】図4は、図1におけるRFアンプ6及びβ
検出回路10の更に詳細なブロック図である。再生信号
は、RFアンプ6のキャパシタ61及び抵抗62からな
るAC結合回路を介してアンプ63で増幅され、β検出
回路10のピークホールド回路101及びボトムホール
ド回路102でそれぞれピーク値P及びボトム値Bをサ
ンプリングされ、A/Dコンバータ(ADC)103で
A/D変換されたのち、演算回路104で演算処理に供
される。
【0018】図3の波形が、ある記録パワーで記録され
たデータを再生したAC結合後の再生信号(アンプ63
の入力信号)であるとすると、RはACのグランドレベ
ルとなるEFM基準レベル(EFM Ref)である。
また、ピーク値P、ボトム値B及びEFM基準レベルR
は、ADC103の基準となるADC基準レベル(AD
C Ref)を基準としたレベルである。いま、EFM
基準レベルRを基準としたピーク値P側の振幅をA1、
ボトム値B側の振幅をA2とすると、演算回路104
は、次のような演算によってβを算出する。
【0019】
【数1】β=100×(A1−A2)/(A1+A2)
[%]=100×(P+B−2R)/(P−B)
[%]
【0020】図5は、図2の段階的な記録パワーにより
記録された15フレーム分の記録データを再生すること
により、各フレーム毎に検出されるピーク値P及びボト
ム値Bを示す図である。各フレーム毎にβを求めると、
図6に示すような記録パワー−β特性が求められる。こ
の特性のうち、β=0となる記録パワーPoをその光デ
ィスク1における最適記録パワーとして決定する。な
お、図6における実線の特性は、図4に示す回路で発生
するオフセットがキャンセルされる前の特性を示してい
る。実際には、アンプ63、ピークホールド回路101
及びボトムホールド回路102等でオフセットが発生
し、このオフセットは、ピーク値P及びボトム値Bに影
響を及ぼすので、結果的にβの値にも影響を及ぼす。オ
フセットをキャンセルした場合、βは図6の破線で示す
ような特性になる。このため、オフセットを考慮しない
場合、本来の最適記録パワーがPo′であるにも拘わら
ず、Poであると判定され、最適条件での記録ができな
くなる。
【0021】そこで、この実施形態では、図5に示すよ
うに、15フレーム分の記録部に先行する2フレーム分
の未記録部からピーク値P及びボトム値Bを測定する。
検出系にオフセットが無い場合、未記録部ではA1=A
2=0、つまりP=B=Rとなる。また、未記録部と記
録部とでEFM基準レベルRのレベルに変動はない。仮
にR自体がオフセットを持ち、P,Bもその影響を受
け、絶対値が変わったとしても、βが各レベルの相対関
係を表現したものであるため、βには無関係である。こ
のことから、ピーク値P,ボトム値Bのオフセット値O
FFp,OFFbは、基準レベルRとの相対関係により
決まり、
【0022】
【数2】OFFp=未記録部ピーク値P−R OFFb=未記録部ボトム値B−R
【0023】となる。演算回路104は、計測された未
記録部でのピーク値P及びボトム値Bと、予め把握して
いるEFM基準レベルRとから、オフセットOFFp,
OFFbを算出する。そして、記録部におけるピーク値
P及びボトム値Bを、
【0024】
【数3】オフセットキャンセル後のピーク値P′=記録
部ピーク値P−OFFpオフセットキャンセル後のボト
ム値B′=記録部ボトム値B−OFFb
【0025】により補正する。これにより、ハードウェ
アで発生するオフセットに影響されずに最適記録パワー
を求めることができる。
【0026】なお、上記実施形態では、OPCにおける
βのオフセットキャンセルを例に取り説明したが、この
発明はこれに限定されるものではない。例えば、このよ
うなオフセットが問題となる再生信号の品位を示すパラ
メータとして、βの他に、変調度(Modulation)、HF
振幅及び光ディスクの反射率等がある。図7は、変調度
をオフセットの影響なしに検出する実施形態に係る光デ
ィスク記録装置の要部の構成を示すブロック図である。
図7の回路は、図1のβ検出回路10をModulation検出
回路12に置き換えたものであり、他の構成は、図1と
同様であるため、重複する部分の説明は割愛する。
【0027】図8に示すように、DC基準レベルとなる
EFM基準レベルを基準としたピーク値Pの振幅をIt
op、ピーク値Pとボトム値Bの差分に相当する振幅を
I11とすると、Modulationは、
【0028】
【数4】Modulation=I11/Itop=(P−B)/
(P−R)
【0029】で求められる。いま、例えば光ピックアッ
プ5にフォーカスがかかっていない状態等で各レベルの
測定を行うと、I11=Itop=0、つまりP=B=R
となるはずである。しかし、このModulationもβと同様
に、フォーカスのON・OFF、記録部・未記録部でR
のレベルに変動はなく、P,BとRの相対関係が問題に
なることから、
【0030】
【数5】OFFp=フォーカスOFF時のピーク値P−
R OFFb=フォーカスOFF時のボトム値B−R
【0031】と求まる。このオフセット値OFFp,O
FFbを前述した数3と同様に記録部ピーク値P、記録
部ボトム値Bから減算することで、オフセットキャンセ
ルされたピーク値P′,ボトム値B′を数4に代入して
オフセットの影響のないModulationを算出することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
試し書きされた領域を再生して得られた再生信号から各
記録パワー毎の再生信号の品位を算出するのに必要な各
物理量を測定すると共に、未記録の領域を再生するか、
又は光ディスクにフォーカスのかかっていない状態で光
を照射することによって、再生信号に含まれるオフセッ
ト値を求め、測定された各物理量を求められたオフセッ
ト値で補正して補正後の各物理量に基づいて各記録パワ
ー毎の再生信号の品位を算出するようにしているので、
オフセットのバラツキや温度ドリフト等の影響を受ける
ことなく最適記録パワーを決定することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係る光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同装置におけるOPC時の記録領域における
記録パワーと記録位置との関係を示す図である。
【図3】 同OPC記録データの再生信号を示す波形図
である。
【図4】 同装置におけるRFアンプ及びβ検出回路の
詳細ブロック図である。
【図5】 同OPC記録データの再生信号の各記録位置
に対するピーク値とボトム値とを示すグラフである。
【図6】 同OPCにおける記録パワーとβとの関係を
示すグラフである。
【図7】 この発明の第2の実施形態に係る光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 同装置における記録データの再生信号を示す
波形図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…スピンドルモータ、3…周波数発
生器、4…サーボ回路、5…光ピックアップ、6…RF
アンプ、7…アドレス検出回路、8…システム制御部、
9…デコーダ、10…β検出回路、11…エンベロープ
検出回路、12…Modulation検出回路、13…エンコー
ダ、14…ストラテジ回路、15…レーザドライバ、1
6…光パワー制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC01 CC05 DD03 DD05 EE02 FF36 HH01 JJ12 KK03 5D119 AA23 BA01 BB03 HA16 HA19 HA45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録可能な光ディスクへの本記
    録に先立って、前記光ディスクの所定の領域に記録パワ
    ーを段階的に変化させて試し書きするステップと、 このステップで試し書きされた領域を再生して得られた
    再生信号から各記録パワー毎の再生信号の品位を算出す
    るのに必要な各物理量を測定するステップと、 未記録の領域を再生して前記再生信号に含まれるオフセ
    ット値を求めるステップと、 前記測定された各物理量を前記求められたオフセット値
    で補正して補正後の各物理量に基づいて前記各記録パワ
    ー毎の再生信号の品位を算出するステップと、 求められた各記録パワー毎の再生信号の品位に基づいて
    最適記録パワーを求めるステップとを備えたことを特徴
    とする光ディスクの最適パワー決定方法。
  2. 【請求項2】 データが記録可能な光ディスクへの本記
    録に先立って、前記光ディスクの所定の領域に記録パワ
    ーを段階的に変化させて試し書きするステップと、 このステップで試し書きされた領域を再生して得られた
    再生信号から各記録パワー毎の再生信号の品位を算出す
    るのに必要な各物理量を測定するステップと、 前記光ディスクにフォーカスのかかっていない状態でオ
    フセット値を求めるステップと、 前記測定された各物理量を前記求められたオフセット値
    で補正して補正後の各物理量に基づいて前記各記録パワ
    ー毎の再生信号の品位を算出するステップと、 求められた各記録パワー毎の再生信号の品位に基づいて
    最適記録パワーを求めるステップとを備えたことを特徴
    とする光ディスクの最適パワー決定方法。
  3. 【請求項3】 前記再生信号の品位は、再生信号のβ
    (アシンメトリ)、変調度(Modulation)、HF振幅及
    び光ディスクの反射率の少なくとも1つであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の光ディスクの最適パワー
    決定方法。
  4. 【請求項4】 光ディスクを回転駆動するモータと、 前記光ディスクに記録・再生用のレーザ光を照射すると
    共に前記光ディスクからの反射光を検出する記録再生用
    の光ピックアップと、 前記光ディスクへのデータの記録時に、前記光ピックア
    ップによる記録パワーを制御する制御手段とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記制御手段は、前記光ディスクへの本記録に先立っ
    て、前記光ディスクの所定の領域に記録パワーを段階的
    に変化させて試し書きするべく前記記録パワーを制御
    し、試し書きされた領域を再生して得られた再生信号か
    ら各記録パワー毎の再生信号の品位を算出するのに必要
    な各物理量を測定すると共に、未記録の領域を再生して
    前記再生信号に含まれるオフセット値を求め、前記測定
    された各物理量を前記求められたオフセット値で補正し
    て補正後の各物理量に基づいて前記各記録パワー毎の再
    生信号の品位を算出し、得られた各記録パワー毎の再生
    信号の品位に基づいて最適記録パワーを求めるものであ
    ることを特徴とする光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクを回転駆動するモータと、 前記光ディスクに記録・再生用のレーザ光を照射すると
    共に前記光ディスクからの反射光を検出する記録再生用
    の光ピックアップと、 前記光ディスクへのデータの記録時に、前記光ピックア
    ップによる記録パワーを制御する制御手段とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記制御手段は、前記光ディスクへの本記録に先立っ
    て、前記光ディスクの所定の領域に記録パワーを段階的
    に変化させて試し書きするべく前記記録パワーを制御
    し、試し書きされた領域を再生して得られた再生信号か
    ら各記録パワー毎の再生信号の品位を算出するのに必要
    な各物理量を測定すると共に、光ディスクにフォーカス
    のかかっていない状態でオフセット値を求め、前記測定
    された各物理量を前記求められたオフセット値で補正し
    て補正後の各物理量に基づいて前記各記録パワー毎の再
    生信号の品位を算出し、得られた各記録パワー毎の再生
    信号の品位に基づいて最適記録パワーを求めるものであ
    ることを特徴とする光ディスク記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302363A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Ricoh Co Ltd 情報記録再生装置、信号処理方法及び信号処理プログラム
JP2007128627A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Ricoh Co Ltd β測定方法、β測定装置及び情報記録装置
US7558173B2 (en) 2005-02-02 2009-07-07 Funai Electric Co., Ltd. Disk device and control method therefore

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