JP2003203352A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003203352A
JP2003203352A JP2002001919A JP2002001919A JP2003203352A JP 2003203352 A JP2003203352 A JP 2003203352A JP 2002001919 A JP2002001919 A JP 2002001919A JP 2002001919 A JP2002001919 A JP 2002001919A JP 2003203352 A JP2003203352 A JP 2003203352A
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signal
recording
period
optical disk
laser
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JP2002001919A
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Sadanari Fujimoto
定也 藤本
Akihiko Doi
昭彦 土肥
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はディスクへの記録中におけるアドレス
信号若しくはグルーブウォブル信号の品質を向上させよ
うとするものである。 【解決手段】引き算アンプ110,111,112,1
13はフォトブィテクタ104の検出信号からイコライ
ザー106,107,108,109によりイコライズ
された記録信号を減算し、演算回路114は記録発光波
形の漏れ込み成分を除去したプッシュプル信号とウォブ
ル信号とを出力する。再生期間用2値化回路203は再
生期間用の2値化レベルによりプッシュプル信号を2値
化し、記録期間用2値化回路204は記録期間用の2値
化レベルによりプッシュプル信号を2値化することで、
再生期間及び記録期間におけるアドレス信号を抽出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグルーブ間のランド
にプリピットが形成されている光ディスクへの記録を行
う光ディスクドライブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、市場にはCD、DVD−ROMの
ような再生専用の光ディスクの他に、CD−R/DVD
−R等の追記型、およびCD−RW/DVD−RW、D
VD−RAM等の記録可能な光ディスクがある。CD、
DVD−ROMのような再生専用の光ディスクではデー
タ再生信号からクロック信号を生成しているが、CD−
R/DVD−R等の追記型、およびCD−RW/DVD
−RWのような記録可能な光ディスクの記録時にはブラ
ンク光ディスクの場合には、データ再生信号からのクロ
ック信号生成ができない。
【0003】従って、図13に示すように、ディスク上
の情報を記録する部分である溝(グルーブ)を一定周期
でウォブリングさせ、このウォブリング(以下これをウ
ォブルと呼ぶ)をプッシュプル方式で再生して得られる
ウォブル信号から、記録時のクロック信号を生成する方
法が採用されている。
【0004】また、DVD−R,RWなどではグルーブ
とグルーブの間で情報の記録されないランド部分に、ラ
ンドプリピットと呼ばれるピットによりアドレス情報を
記録しており、プッシュプル信号から安定してウォブル
信号とランドプリピット信号とを抽出する必要がある。
【0005】光ディスクの再生時にウォブル信号とラン
ドプリピット信号とを抽出する装置として、ランドプリ
ピット再生時はプッシュプル演算回路前段のAGCの動
作をホールドし、該AGCのゲインが振幅変動に追従し
ないようにする特開2001−266486号に示され
る装置がある。
【0006】この装置ではさらに、ランドプリピット検
出回路で最初のランドプリピットを検出した後はウォブ
ル信号から再生したクロック信号をマイコンでカウント
して以後のランドプリピット位置を検出し、AGC動作
をホールドすることにより、ランドプリピット再生時の
RF振幅変化によるAGCゲイン変動を防ぎ、ウォブル
信号へのRF信号の漏れ込みを低減させるように構成さ
れている。
【0007】しかしながら、特開2001−26648
6号に示される装置ではディスク再生時のウォブル信号
の安定性を目的としており、ランドプリピットをどのよ
うにして検出するか、又、ディスクにデータを記録して
いる際にどのようにしてランドプリピットを検出するか
は示されていない。
【0008】DVD−R、RWのランドプリピットのア
ドレスはディスク上のウオブリングされたプリグルーブ
の変曲点位置にグルーブやランドの形状を変化させるこ
とにより作成され、1つのデータが有るか無いかによる
差を、決められた規則によってデコードすることで得ら
れる。即ち、その検出を行う場合、いわゆるプッシュプ
ル信号(グルーブに対して左右の検出光量の差の信号)
に発生する変化が有るか無いかを予め決められたレベル
との比較で2値化して検出している。
【0009】この方法だと再生中はランドプリピットを
検出できるが記録動作中は、記録データ部分で記録パワ
ーを約20倍程度に大きくするため、記録ピットの部分
に対応してプリピットがある場合は、記録信号(第13
図中(a))により変調を受けてしまい、全く異なった
レベルの再生信号(第13図中(b))になってしま
う。又、再生光量レベルであるスペース部(記録マーク
間)のアドレス信号も記録信号の方が大きいため埋もれ
てしまって、いずれの場合も検出が不可能となってい
た。
【0010】記録中に何らかの外部要因、例えば異常な
振動や瞬間的なノイズなどの飛び込みによって、トラッ
キングサーボが外れて別のグルーブに移って記録してし
まった場合や、ノイズデータの飛込みによる記録データ
のズレなどが発生した場合には、アドレス信号をリード
していないと、記録終了後にならないと記録不良の検出
ができないという問題がある。
【0011】このような、記録不良を未然に防止した
り、記録不良を直ちに検出するためには、光ディスクド
ライブの記録動作中に、基板にプリフォーマットされて
いるグルーブウォブル信号や、アドレス信号を正しく検
出する必要がある。しかしながら、通常上記2種の信号
は、ディスクからの反射光を検出して行われ、記録動作
中にはレーザパワーが変調されるため、この変調波形が
反射光として混在し、上記2種の信号品質が劣化すると
いう問題があり、従来はアドレス信号の検出は再生中の
みで記録中は行われていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な課題を解決するためになされたものであり、光ディス
クの記録中におけるグルーブウォブル信号、アドレス信
号の品質を確保することのできる光ディスクドライブを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに、本願の第1の発明はグルーブとランドが形成され
かつグルーブ又はランドの一方にプリピットが形成され
た光ディスクのグルーブ又はランドの他方に記録を行う
光ディスクドライブ装置において、光ディスクドライブ
装置は、記録信号に応じてレーザを駆動するレーザ駆動
手段と、ディスクに照射された記録用レーザのディスク
からの反射光を受光するフォトダイオードと、前記記録
信号をイコライズする手段と、フォトダイオードからの
信号から前記イコライズされた信号を除去する手段と、
この除去手段により得られた信号に基づきランドプリピ
ット信号を得る手段とを備える。
【0014】又、第2の発明ではグルーブとランドが形
成されかつグルーブ又はランドの一方にプリピットが形
成された光ディスクのグルーブ又はランドの他方に記録
を行う光ディスクドライブ装置において、記録信号に応
じたレーザをディスクに照射しディスクからの反射光を
検出するピックアップと、記録信号の無い再生期間の検
出基準に基づきピックアップから出力される信号からプ
リピットの信号を抽出する第1の手段と、記録信号に応
じたレーザをディスクに照射している記録期間の検出基
準に基づいてピックアップから出力される信号からプリ
ピットの信号を抽出する第2の手段とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)まず、図面を参照しながら本発明
の第1の実施の形態について説明する。
【0016】第1の実施の形態に関わる光ディスクドラ
イブ装置100のブロック図を図1に示す。
【0017】光ディスクドライブ装置100は、CD、
DVD−ROMの再生並びにCD−R、CD−RW、D
VD−RAM、DVD−R、DVD−RW等の各種光デ
ィスク11へのデータの記録および再生を行うものであ
り、図示しないディスクモータによりディスク101を
所定速度で回転駆動させる。
【0018】ディスク101は、CD、DVD−ROM
等の再生系媒体並びにCD−R、CD−RW、DVD−
RAM、DVD−R、DVD−RWの記録系媒体等の各
種ディスクである。このディスク101がDVD−R、
DVD−RWの場合、図13に示したのと同様にグルー
ブとランドが形成されており、グルーブ間のランドにプ
リピットが形成されている。ランドプリピットのアドレ
スはディスク上のウオブリングされたプリグルーブの変
曲点位置においてグルーブやランドの形状を変化させる
ことにより作成された1つのデータである。
【0019】光ディスク装置100はピックアップ10
2を有し、このピックアップ102には、図示しない
が、光ビームを発光する半導体レーザ、光ビームを平行
光束に変換するレンズ、光ディスク101に光ビームを
フォーカスする対物レンズが設けられている。半導体レ
ーザにより照射されるビームの強度はLDドライバー1
03により制御され、光ディスク101からの反射光で
ある光信号はフォトダイオード(PD)104により電
気信号に変換される。フォトダイオード(PD)104
はフォーカスエラーやトラッキングエラーを検出するた
めに4分割されている。 尚、図示しないが、ピックア
ップ102には対物レンズのフォーカスずれやトラッキ
ングずれを補正するために対物レンズを光ディスク面に
垂直な方向(フォーカス方向)と光ディスクの半径方向
に変位させる対物レンズアクチュエータを備えている。
【0020】プロセッサ105はLDドライバー103
にデータを記録するための記録信号を供給する。プロセ
ッサ105から出力される記録信号はイコライザ10
6,107,108,109に入力され、イコライザ1
06,107,108,109は記録信号をイコライズ
し、記録時のレーザー発光波形の漏れ込みにより生じる
フォトダイオード(PD)104の検出信号に類似(近
似)した波形の信号を出力する。
【0021】尚、記録信号は光ディスクへの相変化記録
のために記録マーク期間に対応したマルチパルスにより
形成されている。
【0022】フォトダイオード(PD)104の4つの
出力信号は、各々、引き算アンプ110,111,11
2,113の一方の入力端に入力され、引き算アンプ1
10,111,112,113の他方の入力端にはイコ
ライザ106,107,108,109の出力信号が入
力される。各引き算アンプ110,111,112,1
13はフォトダイオード(PD)104の出力信号から
イコライザ106,107,108,109の出力信号
を引き算した波形の信号を出力する。
【0023】演算回路114は各引き算アンプ110,
111,112,113からの信号を演算して、グルー
ブウォブル信号とランドプリピット信号(アドレス信
号)とを出力する。
【0024】例えば、引き算アンプ112と111の出
力の和から引き算アンプ110と113の出力の和を減
算することによりプッシュプル信号が得られるので、こ
のプッシュプル信号からグルーブウォブル信号とランド
プリピット信号(アドレス信号)とを得ることができ
る。
【0025】次に、光ディスクドライブ装置100の動
作を図2に基づいて説明する。光ディスクドライブ装置
100によりDVD−R、DVD−RWへ記録する時に
は、プロセッサ105から、図2の記録信号(a)がL
Dドライバー103へ出力される。
【0026】LDドライバー103により、駆動された
ピックアップ102内の半導体レーザは、図2の(b)
に示すように記録信号と同様のレーザ発光波形を出力す
る。
【0027】ディスク101に照射されたレーザ光は、
ディスクで反射され、その反射光は、フォトダイオード
(PD)104で受光される。PD104にて検出され
出力される反射光波形を図の(c)に示す。
【0028】このPD104の出力波形には、ランドプ
リピットのアドレス信号と記録時のレーザー発光波形が
漏れこんだ記録信号発光波形が含まれた状態で検出され
ているが、本来の目的としては、ランドプリピットのア
ドレス信号がリードできれば良く、記録発光波形の漏れ
込みは、不要なものである。
【0029】イコライザ106,107,108,10
9は記録信号をイコライズし、図2(d)に示すように
記録時のレーザー発光波形の漏れ込みにより生じるフォ
トダイオード(PD)104の検出信号に類似した波形
の信号を出力している。
【0030】引き算アンプ110,111,112,1
13はフォトダイオード(PD)104の出力信号(図
2(c))からイコライザ106,107,108,1
09によりイコライズされた信号(図2(d))を引き
算し、引き算した波形の信号を出力する。
【0031】引き算アンプ110,111,112,1
13の出力波形は図2(e)に示すように、不要な記録
発光波形の漏れ込み成分が、除去され、ランドプリピッ
トのアドレス信号の部分のみが出力されていることがわ
かる。
【0032】このような第1の実施の形態においては、
記録中のアドレス再生時には本来不要である記録発光波
形の漏れ込み成分が再生信号から除去されるため、安定
したアドレス信号の再生が可能となる。
【0033】図2に示した信号波形においては、再生信
号中のウォブル信号成分を省略しているが、フォトダイ
オード(PD)104の出力信号はウォブル信号成分を
含んでいる。
【0034】図3に示すように引き算アンプ110,1
11,112,113による減算処理を施さずにプッシ
ュプル信号を生成した場合には、ウォブル信号、記録信
号、アドレス信号が重畳された波形となる。
【0035】これに対して、引き算アンプ110,11
1,112,113による減算処理を実施した後にプッ
シュプル信号を生成した場合には、レーザ光による記録
信号の波形が除去され、ウォブル信号にアドレス信号が
重畳された波形が得られる。
【0036】即ち、演算回路114は各引き算アンプ1
10,111,112,113からの信号を演算して、
ウォブル信号に再生期間中並びに記録期間中のアドレス
信号が重畳されたプッシュプル信号を得られるので、こ
のプッシュプル信号からグルーブウォブル信号とランド
プリピット信号(アドレス信号)とを検出することがで
きる。
【0037】以上説明した第1の実施の形態において
は、フォトダイオードからの信号から記録信号を引き算
する回路を新たに付加したことにより、再生には不要で
ある反射光中の光記録波形を除去し、記録中のグルーブ
ウォブル、アドレス信号の品質が向上し、安定した再生
が可能となる。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
に関わる光ディスクドライブ装置200の機能ブロック
図を図4に示す。
【0038】ディスク101は、図7に示したのと同様
にウオブリングされたグルーブとランドが形成されてお
り、グルーブ間のランドにプリピットが形成されてい
る。
【0039】光ディスク装置200はピックアップ20
1を有し、このピックアップ201には、図示しない
が、光ビームを発光する半導体レーザ、光ビームを平行
光束に変換するレンズ、光ディスク101に光ビームを
フォーカスする対物レンズ、光ディスク101からの反
射光を受光し電気信号に変換するフォトダイオード(P
D)を有する。フォトダイオード(PD)フォーカスエ
ラーやトラッキングエラーを検出するために4つの受光
部に分割されている。 ピックアップ201の4つの受
光部の各受光出力を個別に電流出力に変換した後、これ
ら各電流出力をそれぞれ電圧変換(I−V変換)し、プ
ッシュプル信号を生成するIV変換および信号生成回路
202が設けられている。
【0040】トラックエラー(トラックずれ)の検出方
法として、プッシュプル(PUSH−PULL)法が良
く用いられており、プッシュプル(PUSH−PUL
L)法では、光ディスク101で反射されたレーザ光の
光検出器上での強度分布変化を検出するもので、2分割
された光検出領域の各検出領域から得られる検出信号間
の差を取ってトラックエラー(プッシュプル)信号を得
る。
【0041】尚、ピックアップ201の4つの受光部の
各検出信号を図示しない演算回路により演算処理するこ
とにより、いわゆる非点収差法によるフォーカスエラー
信号並びに再生信号を出力することができる。
【0042】DVD−R,DVD−RWのディスクは微
小にsin変化するいわゆるウオブリングされたプリグ
ルーブがディスク上に予め記録されていて、そのウオブ
リングのピーク位置にいわゆるランドプリピットと言わ
れるデータが記録されている構造をしている。このラン
ドプリピットの有る/無しの組み合わせによりアドレス
位置を示す信号として用いられている。
【0043】ランドプリピットのある位置ではプッシュ
プル信号が変化するので、第2の実施の形態において
は、ランドプリピットを検出するために、グルーブの左
右から反射された光信号の差、いわゆるプッシュプル信
号を用いる。
【0044】IV変換および信号生成回路202の出力
を2値化することによりランドプリピットを検出する
が、第2の実施の形態では、再生期間に存在するランド
プリピットを検出するための2値化回路203と記録期
間に存在するランドプリピットを検出するための2値化
回路204との2系統を持つ。
【0045】2値化回路203,204のそれぞれの比
較レベルを求めるために、基準レベル検出回路205で
は、IV変換および信号生成回路202から得られる信
号をローパスフィルターやレベル検波回路などを持たせ
て検出し、プッシュプル信号の再生期間のレベルを検出
する。
【0046】2値化レベル生成回路206では、基準レ
ベル検出回路205の出力信号をピックアップ特性、デ
ィスク特性や記録パワーに応じて予め決められた量、レ
ベルシフトした信号を生成する。
【0047】具体的には2値化レベル生成回路206で
は、再生期間用基準信号としては基準レベル検出回路2
05の出力信号にピックアップとディスクにより予め決
められたレベルシフト量を加えた信号を出力し、記録期
間用基準信号としてはさらに記録パワーに応じたレベル
シフト量を加えた信号を出力する。
【0048】ピックアップ特性、ディスク特性や記録パ
ワーに応じたレベルシフト量はCPU207により指示
される。
【0049】再生期間用2値化回路203では2値化レ
ベル生成回路206から出力される再生期間用基準信号
によりプッシュプル信号の2値化を行う。又、記録期間
用2値化回路204では2値化レベル生成回路206か
ら出力される記録期間用基準信号によりプッシュプル信
号の2値化を行う。
【0050】この2種類の比較レベルで2値化すると、
再生期間用の検出出力は再生期間内のランドプリピット
部と記録パルス部分が検出できる。この信号を記録期間
を除いて再生期間のみ抽出すれば再生期間に存在するラ
ンドプリピットが検出できる。
【0051】記録および再生期間生成回路207では記
録データプロセッサ208からの信号に基づいて記録期
間信号および再生期間信号を生成する。そして、記録期
間抽出回路209では記録期間信号に基づいて記録期間
用2値化回路204の2値化出力から記録パルスに重畳
されたランドプリピット部分のみを抽出する。記録期間
抽出回路209ではノイズの影響などを取るためここで
は記録中の期間のみ抽出して記録期間に存在するランド
プリピット部分の検出信号を得る。
【0052】同様に再生期間抽出回路210では再生期
間信号に基づいて再生期間用2値化回路203の2値化
出力から再生期間内のランドプリピット部と記録パルス
部分が検出できる。
【0053】その後、合成回路211により上記2つの
検出信号を合成し、次の処理回路であるアドレス復調
(デコーダ)回路212に正しく伝えるためにパルス幅
補正回路213では検出したパルスの後端を遅らせてパ
ルス幅を広げる処理を行う。
【0054】アドレス復調(デコーダ)回路212では
パルス幅補正回路213により補正された信号を復調
し、アドレスを検出する。
【0055】尚、記録データプロセッサ208から出力
される記録信号により半導体レーザーが駆動されてディ
スクへの記録が行われる。
【0056】次に、図4に示したブロック図による信号
処理の動作を図5の信号波形図に基づき説明する。
【0057】図5中(a)はディスクのランド間のグル
ーブに形成される記録マークを示しており、ピックアッ
プ201のレーザーダイオードに記録パルスを与えるこ
とにより、グルーブにこの記録マークが記録される。
【0058】図5中(b)は記録中にIV変換および信
号生成回路202から出力されるプッシュプル信号を示
しており、図示するように記録パルスの反射光に基づく
記録パルスの信号成分と、この記録パルスの信号成分に
重畳されたランドプリピット信号成分を含んでいる。
【0059】基準レベル検出回路205では、図5中
(c)に示すようにIV変換および信号生成回路202
から得られる信号中の再生期間のレベル(L)を検出す
る。
【0060】そして、2値化レベル生成回路206で
は、再生期間のレベル信号(L)をピックアップ特性、
ディスク特性に応じて所定量レベルアップし、再生期間
用2値化回路203用の再生期間用2値化レベル信号
(L1)を生成する。又、2値化レベル生成回路206
では、再生期間用2値化レベル信号(L1)をさらに記
録パワーに応じて所定量レベルアップし、記録期間用2
値化回路204用の記録期間用2値化レベル信号(L
2)を生成する。
【0061】再生期間用2値化回路203では再生期間
用2値化レベル信号(L1)によりプッシュプル信号の
2値化を行い図6中(e)に示す再生期間用2値化出力
(B1)を得る。再生期間用の2値化出力(B1)は再
生期間内のランドプリピット部と記録パルス部分が検出
されることとなる。
【0062】又、記録期間用2値化回路204では記録
期間用2値化レベル信号(L2)によりプッシュプル信
号の2値化を行い図6中(f)に示す記録期間用2値化
出力(B2)を得る。記録期間用の2値化出力(B2)
は記録期間内のランドプリピット部が検出されることと
なる。
【0063】再生期間抽出回路210では記録再生期間
生成回路207から出力される図6中(g)に示す再生
期間信号に基づいて再生期間用2値化回路203の2値
化出力(B1)から再生期間内のランドプリピット部を
抽出し、図6中(i)に示す再生期間抽出回路出力(R
1)を得る。
【0064】又、記録期間抽出回路210では記録再生
期間生成回路207から出力される図6中(h)に示す
記録期間信号に基づいて記録期間用2値化回路204の
2値化出力(B2)から記録期間内のランドプリピット
部を抽出し、図6中(j)に示す記録期間抽出回路出力
(R2)を得る。
【0065】合成回路211により上記2つの検出信号
(R1,R2)を合成し、パルス幅補正回路213では
検出したパルスの後端を遅らせてパルス幅を広げる処理
を行い、パルス幅補正回路出力(RS)を得る。アドレ
ス復調(デコーダ)回路212ではパルス幅補正回路2
13の出力信号(RS)を復調し、アドレスを検出す
る。
【0066】図4に示したブロック図による信号処理は
図6に示すような回路により実現できる。
【0067】即ち、IV変換および信号生成回路202
から出力されるプッシュプル信号を受けてローパスフィ
ルタ301が再生レベルを検出し、この検出した再生レ
ベル信号をレベルシフト回路302に入力する。レベル
シフト回路302はレベルの切り換え機能を有してお
り、ピックアップ特性、ディスク特性や記録パワーに応
じて前述のCPU207から出力されるレベル調整信号
に基づき再生レベル信号をレベルシフトし、再生期間用
2値化レベル信号(図5中L1)と記録期間用2値化レ
ベル信号(図5中L2)とを出力する。
【0068】コンパレータ303記録期間用2値化レベ
ル信号によりプッシュプル信号を2値化し、コンパレー
タ304は再生期間用2値化レベル信号によりプッシュ
プル信号を2値化する。
【0069】コンパレータ303の出力はアンド回路3
05の一方の入力端に入力され、かつ、コンパレータ3
04の出力はアンド回路306の一方の入力端に入力さ
れている。アンド回路306の他方の入力端には図5中
(h)に示した記録期間信号(T2)に相当する記録マ
ーク期間信号が入力されているので、アンド回路306
は記録マーク期間信号とコンパレータ304の出力との
アンドをとり、記録期間中のランドプリピット信号(図
5中R2)を出力する。
【0070】アンド回路305の他方の入力端には図5
中(h)に示した記録期間信号(T2)に相当する記録
マーク期間信号を反転させた信号が入力されているの
で、アンド回路305はこの反転信号とコンパレータ3
03の出力とのアンドをとり、再生期間中のランドプリ
ピット信号(図5中R1)を出力する。
【0071】アンド回路305から出力される再生期間
中のランドプリピット信号とアンド回路306から出力
される記録期間中のランドプリピット信号とはオア回路
307により合成され、検出期間幅補正回路308は検
出したパルスの後端を遅らせてパルス幅を広げる処理を
行って、検出信号を出力し、この検出信号をデコーダが
復調してアドレスを検出する。
【0072】以上のような第2の実施の形態において
は、記録および再生の両方の期間に存在するランドプリ
ピット信号を検出することが可能となる。
【0073】また、前記のように、2値化基準レベルを
固定値ではなく再生期間のプッシュプル信号のレベルを
検出して形成しているので、ディスクの位置による信号
レベルの変動に対してもアドレス信号を正しく検出する
ことができる他、ノイズによる誤検出やプッシュプル信
号のディスク位置ズレなどによる検出ミスを防止するこ
とが可能となる。 (第3の実施の形態)次に、本発明の第3の実施の形態
に関わる光ディスクドライブ装置300を図7、図8に
基づき説明する。尚、図7においては図4に示した第2
の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付与してい
る。
【0074】この光ディスクドライブ装置300では、
2値化回路を2系統持たずに、2値化レベルを記録マー
ク期間で切り替えるものである。
【0075】機能ブロック図を図7に示すように、光デ
ィスクドライブ装置300は第2の実施の形態と同様に
ピックアップ201、IV変換および信号生成回路20
2、基準レベル検出回路205、パルス幅補正回路21
3、アドレスでコーダ212、記録データプロセッサ2
08を有する。
【0076】2値化レベル生成回路301は第2の実施
の形態における2値化レベル生成回路206と同等の機
能を有するが、2値化レベルを再生期間と記録期間とで
レベルを切り替えて出力するものである。
【0077】この切替えのために、記録期間の信号を生
成する記録期間生成回路302を設け、2値化レベル生
成回路301は記録期間生成回路302から出力される
記録期間の信号(図8中(e))により2値化レベルを
再生期間と記録期間とでレベルを切り替えて出力する。
【0078】即ち、図8中(d)に示すようにIV変換
および信号生成回路202から出力されるプッシュプル
信号には記録パルスの信号成分に重畳されたランドプリ
ピット信号成分を含んでいるため、再生期間用2値化レ
ベル(図8(d)中L1)と記録期間用2値化レベル
(図8(d)中L2)とが必要となる。
【0079】2値化レベル生成回路301は、図8
(d)中に実線にて示すように、再生期間には再生期間
用2値化レベル(L1)、記録期間には記録期間用2値
化レベル(L2)の2値化レベル信号を出力する。
【0080】2値化回路303はIV変換および信号生
成回路202から出力されるプッシュプル信号(図8中
(a))を2値化レベル生成回路301から出力される
2値化レベル(図8中(d)の実線にて示す)に基づい
て2値化する。
【0081】2値化回路303の出力は再生期間におけ
るランドプリピットの信号並びに記録期間におけるラン
ドプリピットの信号を出力することができる。
【0082】この2値化回路303の出力をパルス幅補
正回路213によりパルス幅を広げる処理を行い、アド
レス復調(デコーダ)回路212により復調し、ランド
プリピット中のアドレスを検出する。
【0083】以上説明したように第3の実施形態におい
ては、2値化回路を2系統持たずに、2値化レベルを記
録マーク期間で切り替えることにより、第2の実施形態
と同等の信号が得られる。
【0084】第2の実施形態並びに第3の実施形態で
は、再生期間と記録期間とで異なるレベルの信号を基準
としてプッシュプル信号を2値化することにより再生期
間並びに記録期間におけるランドプリピットを検出する
ため、トラッキングサーボが外れて別のグルーブに移っ
て記録してしまった場合や、ノイズデータの飛込みによ
る記録データのズレなどが発生した場合にはアドレス信
号に基づき記録不良を未然に防止することや、記録不良
を直ちに検出することが可能となる。
【0085】第2の実施形態並びに第3の実施形態にお
ける2値化の基準となる信号の検出は、例えば再生期間
中だけサンプリングし記録期間中はレベルをホールドす
るようないわゆるサンプル&ホールド検出や再生中のレ
ベルをボトム検出することによっても検出が可能であ
る。
【0086】尚、第3の実施形態では2値化レベルを切
り換えるようにしたが、2値化レベルを切り換えずに、
IV変換および信号生成回路におけるプッシュプル信号
のゲインを記録マークの期間で切り替えたり、AGC回
路を2系統もって記録、再生のそれぞれに設定しても同
等の信号を得ることができる。 (第4の実施の形態)次に、本発明の第4の実施形態に
関わる光ディスクドライブ装置400を図9、図10に
基づき説明する。尚、図9においては図1並びに図4に
示した部分と同一構成部分は同一符号を付与している。
【0087】この光ディスクドライブ装置400では、
図4に示したIV変換および信号生成回路202の部分
に図1に示したイコライザー106,107,108,
109、引き算アンプ110,111,112,11
3、演算回路114を適用したものである。
【0088】即ち、IV変換および信号生成回路202
から出力されるプッシュプル信号には、記録中のアドレ
ス再生時には本来不要である記録発光波形の漏れ込み成
分が除去されている。
【0089】従って、基準レベル検出回路205により
再生期間のプッシュプル信号のレベルを検出し、2値化
レベル生成回路206により2値化レベルを生成し2値
化すれば、再生期間並びに記録期間におけるランドプリ
ピットを検出することが可能となる。
【0090】2値化レベル生成回路206は再生期間用
2値化レベル(図10中L3)と、これよりも若干レベ
ルをシフトアップした記録期間用2値化レベル(図10
中L4)とを出力する。
【0091】再生期間用2値化回路203では2値化レ
ベル生成回路206から出力される再生期間用基準信号
によりプッシュプル信号の2値化を行い、記録期間用2
値化回路204では2値化レベル生成回路206から出
力される記録期間用基準信号によりプッシュプル信号の
2値化を行う。
【0092】そして、合成回路211により上記2つの
検出信号(R1,R2)を合成し、パルス幅補正回路2
13でパルス幅を広げる処理を行い、アドレス復調(デ
コーダ)回路212によりパルス幅補正回路213の出
力信号(RS)を復調し、アドレスを検出する。
【0093】2値化レベル生成回路206により出力す
る2値化レベルを単一のレベルとし、単一の2値化回路
を用いても再生期間並びに記録期間におけるランドプリ
ピットの検出は可能であるが、記録信号のイコライザー
106,107,108,109の誤差やノイズ成分等
を除去するため、再生期間用2値化レベル(図10中L
3)と、これよりも若干レベルをシフトアップした記録
期間用2値化レベル(図10中L4)との2つのレベル
信号を用いて2値化を行う。
【0094】この第4の実施形態では、記録中のアドレ
ス再生時には本来不要である記録発光波形の漏れ込み成
分を除去したプッシュプル信号を形成し、このプッシュ
プル信号を2値化するため、記録中におけるアドレス信
号及びグルーブウォブル信号の品質が向上し、再生期間
並びに記録期間におけるランドプリピットを検出するこ
とができる。
【0095】従って、トラッキングサーボが外れて別の
グルーブに移って記録してしまった場合や、ノイズデー
タの飛込みによる記録データのズレなどが発生した場合
にはアドレス信号に基づき記録不良を未然に防止するこ
とや、記録不良を直ちに検出することが可能となる。 (第5の実施の形態)次に、本発明の第5の実施形態に
関わる光ディスクドライブ装置500を図10、図11
に基づき説明する。尚、図10においては図7並びに図
9に示した部分と同一構成部分は同一符号を付与してい
る。
【0096】この光ディスクドライブ装置500では、
第4の実施形態に関わる光ディスクドライブ装置と同様
のIV変換および信号生成回路202を使用し、IV変
換および信号生成回路202から出力されるプッシュプ
ル信号には、記録中のアドレス再生時には本来不要であ
る記録発光波形の漏れ込み成分が除去されている。
【0097】又、2値化回路を1系統とするものであ
り、このために、第3の実施形態と同様に記録期間生成
回路302を設け、2値化レベル生成回路301は記録
期間の信号により2値化レベルを再生期間と記録期間と
でレベルを切り替えて2値化レベルL6を出力する。
【0098】2値化回路303はIV変換および信号生
成回路202から出力されるプッシュプル信号を2値化
レベル生成回路301から出力される2値化レベルL6
(図12中実線にて示す)に基づいて2値化する。
【0099】2値化回路303の出力R3は再生期間に
おけるランドプリピットの信号並びに記録期間における
ランドプリピットの信号を出力し、この2値化回路30
3の出力をパルス幅補正回路213によりパルス幅を広
げる処理を行い、アドレス復調(デコーダ)回路212
により復調し、ランドプリピット中のアドレスを検出す
る。
【0100】この第5の実施形態においても第3の実施
形態並びに第4の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0101】第1の実施形態乃至第5の実施形態にて説
明したように、本発明は、DVD−R,DVD−RWに
限らず、ディスク上のグルーブ若しくはランドの一部に
工夫が加えられて、いわゆるプッシュプル信号に変化の
出るようなプリピットが形成されているディスクから記
録期間中にプリピットのデータを検出することが可能と
なる。
【0102】記録期間中にアドレス信号が検出できるた
め、記録不良の検出が早期に可能となるとともに、記録
不良の検出後記録中のタイミング等を正しい状態に補正
することが可能となり、記録に対する装置の信頼性の向
上も大幅に向上する。
【0103】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、ディスク
上のグルーブ若しくはランドの一部にプリピットが形成
されているディスクへの記録中におけるアドレス信号若
しくはグルーブウォブル信号の品質が向上し、アドレス
信号の検出が可能な光ディスクドライブ装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる装置を示す概
略ブロック図。
【図2】図1に示した装置における信号波形を示す図。
【図3】図1に示した装置における信号波形を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係わる装置を示す概
略ブロック図。
【図5】図4に示した装置における信号波形を示す図。
【図6】図4に示した装置の回路構成を示す図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係わる装置を示す概
略ブロック図。
【図8】図7に示した装置における信号波形を示す図。
【図9】本発明の第4の実施形態に係わる装置を示す概
略ブロック図。
【図10】図9に示した装置における信号波形を示す
図。
【図11】本発明の第5の実施形態に係わる装置を示す
概略ブロック図。
【図12】図11に示した装置における信号波形を示す
図。
【図13】ディスクのランドプリピットと記録時のプッ
シュプル信号波形を示す図。
【符号の説明】
101……ディスク 102、201……ピックアップ 106,107,108,109……イコライザ 110,111,112,113……引き算回路 205……再生レベル検出回路 206,301……2値化レベル生成回路 203……再生期間用2値化回路 204……記録期間用2値化回路 211……合成回路 212……アドレスデコーダ 213……パルス幅補正回路 303……2値化回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 DE38 FG06 FG16 FG19 5D090 BB04 CC05 DD03 DD05 EE14 EE17 FF45 GG10 GG28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルーブとランドが形成されかつグルー
    ブ又はランドの一方にプリピットが形成された光ディス
    クのグルーブ又はランドの他方に記録を行う光ディスク
    ドライブ装置において、 記録信号に応じてレーザを駆動するレーザ駆動手段と、 ディスクに照射された記録用レーザのディスクからの反
    射光を受光する検出手段と、 前記記録信号をイコライズして前記記録用レーザの照射
    により前記検出手段に生じる信号の近似波形信号を得る
    イコライズ手段と、 前記検出手段の信号から前記イコライズされた信号を除
    去する手段と、 この除去手段により得られた信号に基づきランドプリピ
    ット信号を得る手段とを具備したことを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 グルーブとランドが形成されかつグルー
    ブ又はランドの一方にプリピットが形成された光ディス
    クのグルーブ又はランドの他方に記録を行う光ディスク
    ドライブ装置において、 記録信号に応じてレーザをディスクに照射しディスクか
    らの反射光を検出するピックアップと、 前記記録信号をイコライズする手段と、 前記ピックアップの信号から前記イコライズされた信号
    を除去する手段と、 この除去手段により得られた信号に基づきプリピット信
    号を得る手段とを具備したことを特徴とする光ディスク
    装置。
  3. 【請求項3】 グルーブとランドが形成されかつグルー
    ブ又はランドの一方にプリピットが形成された光ディス
    クのグルーブ又はランドの他方に記録を行う光ディスク
    ドライブ装置において、 記録信号に応じたレーザをディスクに照射しディスクか
    らの反射光を検出するピックアップと、 記録信号の無い再生期間の検出基準に基づきピックアッ
    プから出力される信号からプリピットの信号を抽出する
    第1の手段と、 記録信号に応じたレーザをディスクに照射している記録
    期間の検出基準に基づいてピックアップから出力される
    信号からプリピットの信号を抽出する第2の手段とを有
    することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の手段により抽出された信号と
    上記第2の手段により抽出された信号とを合成する手段
    と、この手段により合成された信号からプリピットの信
    号をデコードすることを特徴とする請求項3に記載の光
    ディスク装置。
  5. 【請求項5】 再生期間用の2値化レベル信号と記録期
    間用の2値化レベル信号とを出力する2値化レベル生成
    手段と、上記第1の手段は再生期間用の2値化レベル信
    号に基づきピックアップから出力される信号を2値化す
    る手段からなり、上記第2の手段は記録期間用の2値化
    レベル信号に基づきピックアップから出力される信号を
    2値化する手段からなることを特徴とする請求項3に記
    載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 グルーブとランドが形成されかつグルー
    ブ又はランドの一方にプリピットが形成された光ディス
    クのグルーブ又はランドの他方に記録を行う光ディスク
    ドライブ装置において、 記録信号に応じたレーザをディスクに照射しディスクか
    らの反射光を検出するピックアップと、 記録信号の無い再生期間用の2値化レベルと記録信号に
    応じたレーザをディスクに照射している記録期間用の2
    値化レベルとを有する2値化レベル信号を出力する2値
    化レベル生成手段と、 上記ピックアップから出力される信号を上記2値化レベ
    ル信号に基づき2値化する手段とを有することを特徴と
    する光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 再生期間におけるピックアップの出力信
    号レベルを検出する検出手段と、この検出手段による検
    出信号を基準として2値化レベル信号を生成することを
    特徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 グルーブとランドが形成されかつグルー
    ブ又はランドの一方にプリピットが形成されてた光ディ
    スクのグルーブ又はランドの他方に記録を行う光ディス
    クドライブ装置において、 記録信号に応じてレーザを駆動するレーザ駆動手段と、 ディスクに照射された記録用レーザのディスクからの反
    射光を受光するフォトダイオードと、 前記記録信号をイコライズする手段と、 フォトダイオードからの信号から前記イコライズされた
    信号を除去する除去手段と、 前記除去手段により記録用レーザの漏れ込み成分が除去
    された検出信号から記録信号の無い再生期間の検出基準
    に基づき前記検出信号からプリピットの信号を抽出する
    第1の手段と、 記録信号に応じたレーザをディスクに照射している記録
    期間の検出基準に基づいて前記検出信号からプリピット
    の信号を抽出する第2の手段とを有することを特徴とす
    る光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 グルーブ間のランドにプリピットが形成
    されている光ディスクへの記録を行う光ディスクドライ
    ブ装置において、 記録信号に応じてレーザを駆動するレーザ駆動手段と、 ディスクに照射された記録用レーザのディスクからの反
    射光を受光する検出手段と、 前記記録信号をイコライズして前記記録用レーザの照射
    により前記検出手段に生じる信号の近似波形信号を得る
    イコライズ手段と、 前記検出手段の信号から前記イコライズされた信号を除
    去する除去手段と、 記録信号の無い再生期間用の2値化レベルと記録信号に
    応じたレーザをディスクに照射している記録期間用の2
    値化レベルとを有する2値化レベル信号を出力する2値
    化レベル生成手段と、 上記検出信号を上記2値化レベル信号に基づき2値化す
    る手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記記録信号をイコライズする手段
    は、前記記録信号をイコライズすることにより記録用レ
    ーザの漏れ込みにより前記フォトダイオードにより検出
    される信号を形成することを特徴とする請求項1、2、
    8又は9のいずれかに記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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