JPH11142979A - レーザー露光装置、記録方法及びこれに用いるシート状材料 - Google Patents
レーザー露光装置、記録方法及びこれに用いるシート状材料Info
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- JPH11142979A JPH11142979A JP30271397A JP30271397A JPH11142979A JP H11142979 A JPH11142979 A JP H11142979A JP 30271397 A JP30271397 A JP 30271397A JP 30271397 A JP30271397 A JP 30271397A JP H11142979 A JPH11142979 A JP H11142979A
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Abstract
録する露光装置、記録方法及び、これに用いるシート状
材料を提供する。 【解決手段】 感光又は感熱記録材料をレーザー光で露
光する装置において、該記録材料を密着して保持する部
材の表面粗さがRa=1.0μm以下であることを特徴
とするレーザー露光装置。感光又は感熱記録材料をレー
ザー光で露光する記録方法において、該記録材料を密着
して保持する部材の表面粗さがRa=1.0μm以下で
あることを特徴とする記録方法。レーザー光で露光し、
感光又は感熱によって記録を行う記録材料と、これを密
着して保持する部材の間に挟むシート状材料において、
その記録材料側の表面粗さがRa=1.0μm以下であ
ることを特徴とするシート状材料。
Description
な加工を必要とせず、画質に優れた画像を記録する露光
装置、記録方法及びこれに用いるシート状材料に関す
る。
ー光などで露光し画像を得る記録方法は従来より知られ
ている。この方法は、記録材料の種類にもよるが、ドラ
ムや記録材料を保持する部材の表面の形状の影響を受け
易く、記録材料の画質が変動する場合がある。
光熱変換を利用して記録を行う材料を用いる場合、ドラ
ム上の凹凸によるレーザー光焦点変動の影響を非常に受
け易く、画質、特に解像度の低下や濃度変化を起こし易
い。
記録材料への密着方法に真空密着を用いた場合に、この
現象が顕著になる。
を保持する部材の表面を平滑にする方法があるが、これ
は精密な加工技術と時間が必要で、コストアップが避け
られないのが現状である。
は、コストアップせずに、画質に優れた画像を記録する
露光装置、記録方法及び、これに用いるシート状材料を
提供することにある。
構成によって達成される。
で露光する装置において、該記録材料を密着して保持す
る部材の表面粗さがRa=1.0μm以下であるレーザ
ー露光装置。
で露光する装置において、該記録材料とこれを密着して
保持する部材の間に、記録材料側の表面粗さがRa=
1.0μm以下であるシート状材料を挟むレーザー露光
装置。
以上である(1)又は(2)に記載のレーザー露光装
置。
光の光熱変換を利用して記録を行う記録材料である
(1)、(2)又は(3)に記載のレーザー露光装置。
に画像形成層が設けられ、その上に剥離層を設けた構成
で、レーザー光を像様に露光することによって、剥離層
と画像形成層の結合力は実質的に変化させずに、露光部
の支持体と画像形成層の結合力を低下させ、剥離層と支
持体を引き離して画像形成層の露光部を剥離層に転写
し、画像形成層の未露光部を支持体上に残すことにより
画像を形成する記録材料である(1)〜(4)のいずれ
か1項に記載のレーザー露光装置。
料を保持する部材がドラム状で、その外面に記録材料を
密着する(1)〜(5)のいずれか1項に記載のレーザ
ー露光装置。
料を保持する部材がドラム状で、その内面に記録材料を
密着する(1)〜(5)のいずれか1項に記載のレーザ
ー露光装置。
録材料を保持する部材への密着方法が真空密着である
(1)〜(7)のいずれか1項に記載のレーザー露光装
置。
で露光する記録方法において、該記録材料を密着して保
持する部材の表面粗さがRa=1.0μm以下である記
録方法。
光で露光する記録方法において、該記録材料とこれを密
着して保持する部材の間に、記録材料側の表面粗さがR
a=1.0μm以下であるシート状材料を挟む記録方
法。
2以上である(9)又は(10)に記載の記録方法。
ー光の光熱変換を利用して記録を行う記録材料である
(9)、(10)又は(11)に記載の記録方法。
上に画像形成層が設けられ、その上に剥離層を設けた構
成で、レーザー光を像様に露光することによって、剥離
層と画像形成層の結合力は実質的に変化させずに、露光
部の支持体と画像形成層の結合力を低下させ、剥離層と
支持体を引き離して画像形成層の露光部を剥離層に転写
し、画像形成層の未露光部を支持体上に残すことにより
画像を形成する記録材料である(9)〜(12)のいず
れか1項に記載の記録方法。
持する部材がドラム状で、その外面に記録材料を密着す
る(9)〜(13)のいずれか1項に記載の記録方法。
持する部材がドラム状で、その内面に記録材料を密着す
る(9)〜(13)のいずれか1項に記載の記録方法。
持する部材への密着方法が真空密着である(9)〜(1
5)のいずれか1項に記載の記録方法。
熱によって記録を行う記録材料と、これを密着して保持
する部材の間に挟むシート状材料において、その記録材
料側の表面粗さがRa=1.0μm以下であるシート状
材料。
光の強度が1mW/μm2以上である(17)に記載の
シート状材料。
がレーザー光の光熱変換を利用して記録を行う記録材料
である(17)又は(18)に記載のシート状材料。
れ、その上に剥離層を設けた構成で、レーザー光を像様
に露光することによって、剥離層と画像形成層の結合力
は実質的に変化させずに、露光部の支持体と画像形成層
の結合力を低下させ、剥離層と支持体を引き離して画像
形成層の露光部を剥離層に転写し、画像形成層の未露光
部を支持体上に残すことにより画像を形成する記録材料
と、これを密着して保持する部材の間に挟むシート状材
料において、その記録材料側の表面粗さがRa=1.0
μm以下であるシート状材料。
を保持する部材がドラム状で、その外面に記録材料を密
着する(17)〜(20)のいずれか1項に記載のシー
ト状材料。
を保持する部材がドラム状で、その内面に記録材料を密
着する(17)〜(20)のいずれか1項に記載のシー
ト状材料。
を保持する部材への密着方法が真空密着である(17)
〜(22)のいずれか1項に記載のシート状材料。
μmである(17)〜(23)のいずれか1項に記載の
シート状材料。
旨を目的とする場合には、これに限定されるものではな
い。
熱記録材料や感熱転写材料、銀塩写真材料などの感光材
料を用いることができる。本発明においては、レーザー
光の光熱変換を利用して記録を行う記録材料として、透
明支持体上に、少なくとも露光光源の波長光を吸収可能
な色剤、バインダーから成る画像形成層が設けられ、そ
の上に剥離層を設けた構成のものを好適に用いることが
できる。
像保護層、中間層などを積層して構成してもよい。
ル、メタクリル酸エステル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ナイロン、芳香族ポリアミド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
イミド、ポリエーテルイミド等の各樹脂フィルム、更に
は前記樹脂を2層以上積層して成る樹脂フィルム等を挙
げることができる。
波長の光を透過可能な支持体を意味し、フィルム状に延
伸しヒートセットしたものが寸法安定性の点で好まし
く、本発明の効果を阻害しない範囲で、酸化チタン、酸
化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等のフィラーを
添加してもよい。透明支持体の厚みは10〜500μm
程度、好ましくは25〜250μmである。
波長光を吸収可能な色剤であり、例えばカーボンブラッ
ク等は紫外線領域から可視、赤外線領域まで広く吸収を
有すので好ましく用いることができる。又、本発明にお
いては、必要に応じて、露光光源の波長光を有しない色
素、顔料などを色剤と併用してもよい。
られ、単色、2色混合、3色混合等の顔料系化合物で構
成される。
ンブラック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミ
ウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及びカルシウ
ムのクロム酸塩や鉄、クロム、マンガン、コバルト、ニ
ッケル、銅、亜鉛、チタン、銀、アルミニウム、金、白
金等の金属又はその酸化物等の化合物などの金属含有粉
末が挙げられる。有機顔料としては、アゾ系、チオイン
ジゴ系、アントラキノン系、アントアンスロン系、トリ
フェンジオキサジン系の顔料、バット染料顔料、フタロ
シアニン顔料(銅フタロシアニン及びその誘導体)、キ
ナクリドン顔料などが挙げられる。又、有機染料として
は、酸性染料、直接染料、分散染料などが挙げられる。
光吸収剤としては、シアニン系、ポリメチン系、アズレ
ニウム系、スクワリウム系、チオピリリウム系、ナフト
キノン系、アントラキノン系色素等の有機化合物、フタ
ロシアニン系、アゾ系、チオアミド系の有機金属錯体な
どが好適に用いられ、具体的には特開昭63−1391
91号、同64−33547号、特開平1−16068
3号、同1−280750号、同1−293342号、
同2−2074号、同3−26593号、同3−309
91号、同3−34891号、同3−36093号、同
3−36094号、同3−36095号、同3−422
81号、同3−97589号、同3−103476号等
に記載の化合物が挙げられる。
は、強磁性酸化鉄粉末、強磁性金属粉末、立方晶板状粉
末等が挙げられ、中でも、強磁性金属粉末を好適に用い
ることができる。
e3O4、又はこれらの中間酸化鉄でFeOx(1.33
<x<1.50)で表されるものを挙げることができ
る。
め、Fe−Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−
Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Al−Ca系、F
e−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Co
系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Mn系、Fe−
Ni−Si系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe
−Ni−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al
−Co系、Fe−Al−Si系、Fe−Al−Zn系、
Fe−Co−Ni−P系、Fe−Co−Al−Ca系、
Ni−Co系、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタ
ル磁性粉末等の強磁性金属粉末が挙げられ、中でもFe
系金属粉末が好ましく、例えばCo含有γ−Fe2O3、
Co被着γ−Fe2O3、Co含有Fe3O4、Co被着F
e3O4、Co含有磁性FeOx(4/3<x<3/2)
粉末等のコバルト含有酸化鉄系磁性粉末が挙げられる。
又、耐蝕性及び分散性の点から見ると、Fe系金属粉末
の中で、Fe−Al系、Fe−Al−Ca系、Fe−A
l−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co
系、Fe−Ni−Si−Al−Co系、Fe−Co−A
l−Ca系等のFe−Al系強磁性粉末が好ましく、更
にこの中では、強磁性粉末に含有されるFe原子とAl
原子との含有量比が原子数比でFe:Al=100:1
〜100:20であり、かつ強磁性粉末のESCA(X
線光電子分光分析法)による分析深度で100Å以下の
表面域に存在するFe原子とAl原子との含有量比が原
子数比でFe:Al=30:70〜70:30である構
造を有するもの、あるいはFe原子とNi原子とAl原
子とSi原子、更にCo原子とCa原子の少なくとも一
つとが強磁性粉末に含有され、Fe原子の含有量が90
原子%以上、Ni原子の含有量が1〜10原子%、Al
原子の含有量が0.1〜5原子%、Si原子の含有量が
0.1〜5原子%、Co原子又はCa原子の含有量(両
者を含有する場合は合計量)が0.1〜13原子%であ
り、かつ強磁性粉末のESCAによる分析深度で100
Å以下の表面域に存在するFe原子とNi原子とAl原
子とSi原子と、Co原子及び/又はCa原子との含有
量比が原子数比でFe:Ni:Al:Si:(Co及び
/又はCa)=100:(4以下):(10〜60):
(10〜70):(20〜80)である構造を有するも
のが好ましい。尚、強磁性粉末の形状は、長軸径が0.
30μm以下、好ましくは0.20μm以下である。こ
のような強磁性粉末によれば着色剤層の表面性が向上す
る。
イトやストロンチウムフェライト等の六方晶系フェライ
トを挙げることができ、鉄元素の一部が他の原子(T
i、Co、Zn、In、Mn、Ge、Hb等)で置換さ
れていてもよく、このようなフェライト磁性体はIEE
E trans on MAG,18頁,16(198
2)に記載されたものを挙げることができる。この中
で、バリウムフェライト磁性粉末の例としては、Feの
一部が少なくともCo及びZnで置換された平均粒径
(六方晶系フェライトの板面の対角線の高さ)が400
〜900Åであり、板状比(六方晶系フェライトの板面
の対角線の長さを板厚で除した値)が2.0〜10.0
である。又、バリウムフェライト磁性粉末は、更にFe
の一部をTi、In、Mn、Cu、Ge、Sn等の遷移
金属で置換されてもよい。
えば目的とするバリウムフェライトを形成するのに必要
な各原子の酸化物、炭酸化物を、硼酸の様なガラス形成
物質とともに溶融し、得られた融液を急冷してガラスを
形成し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目的
とするバリウムフェライトの結晶粉末を析出させ、最後
にガラス成分を熱処理によって除去するというガラス結
晶化法の他、共沈−焼成法、水熱合成法、フラックス
法、アルコキシド法、プラズマジェット法等がある。
量は、着色剤層形成成分の50〜99重量%程度、好ま
しくは60〜95重量%である。
収可能な色剤と金属含有粉体を十分に保持できるもので
あれば、特に制限なく用いることができる。このような
バインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポリエステ
ル、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹脂が代表
的なものであり、これらの樹脂は−SO3M、−OSO3
M、−COOM及び−PO(OM1)2〔ここに、Mは水
素原子又はアルカリ金属を、M1は水素原子、アルカリ
金属又はアルキル基を表す〕から選ばれる少なくとも1
種の極性基を有する繰返し単位を含むことが好ましく、
このような極性基を導入した樹脂を用いることにより、
磁性粉末の分散性を向上させることができる。尚、この
極性基の各樹脂中の含有比率は0.1〜8.0モル%程
度、好ましくは0.2〜6.0モル%である。
を組み合わせて用いてもよく、2種以上混合して用いる
場合、例えばポリウレタン及び/又はポリエステルと塩
化ビニル系樹脂との比は、90:10〜10:90であ
り、好ましくは70:30〜30:70である。
化ビニル−ビニルアルコール共重合体等水酸基を有する
樹脂と、ClCH2CH2SO3M、ClCH2CH2OS
O3M、ClCH2CO2M、ClCH2P(=O)(OM
1)2等の極性基及び塩素原子を有する化合物との付加反
応により合成することができる。合成スキームの一例を
以下に示す。
SO3Na→−CH2C(OCH2CH2SO3Na)H− 極性基含有塩化ビニル系樹脂は、極性基を含む繰返し単
位が導入される不飽和結合を有する反応性モノマーを所
定量オートクレープ等の反応容器に仕込み、ベンゾイル
パーオキサイド、アゾビス−i−ブチロニトリル等の一
般的なラジカル重合開始剤や、レドックス重合開始剤、
カチオン重合開始剤等を用いて重合することにより得る
ことができ、スルホン酸又はその塩を導入するための反
応性モノマーの具体例としては、ビニルスルホン酸、ア
リルスルホン酸、メタクリルスルホン酸、p−スチレン
スルホン酸等の不飽和炭化水素スルホン酸及びこれらの
塩を挙げることができる。又、カルボン酸もしくはその
塩を導入する時には、例えば(メタ)アクリル酸やマレ
イン酸を用い、燐酸もしくはその塩を導入する時には
(メタ)アクリル−2−燐酸エステルを用いればよい。
せるためには、塩化ビニル系共重合体にエポキシ基を導
入することが好ましい。この場合、エポキシ基を有する
繰返し単位の共重合体中における含有率は1〜30モル
%程度、好ましくは1〜20モル%であり、エポキシ基
を導入するためのモノマーとしてはグリシジルアクリレ
ート等を挙げることができる。
ルと一部に極性基を有する多塩基酸との脱水縮合反応に
より合成することができ、極性基を有する多塩基酸とし
ては、5−(又は2−,4−)スルホイソフタル酸、3
−スルホフタル酸、5−(又は2−,4−)スルホイソ
フタル酸ジアルキル、3−スルホフタル酸ジアルキル及
びこれらのアルカリ金属塩等が挙げられ、ポリオールと
してはトリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、
グリセリン、トリメチロールエタン、ネオペンチルグリ
コール、ペンタエリスリトール、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,3−(又は1,4−)ブタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレング
リコール、シクロヘキサンジメタノール等を挙げること
ができる。
ルとポリイソシアナートとを反応させることにより合成
することができ、具体的には、ポリオールとしてポリオ
ールと一部に極性基を有する多塩基酸との反応によって
得られるポリエステルポリオールを原料とすることによ
り合成する。又、ポリイソシアナートとしては、ジフェ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアナート、2,4−
(又は2,6−)トリレンジイソシアナート、1,5−
ナフタレンジイソシアナート、リジンイソシアナートメ
チルエステル等を挙げることができる。尚、極性基を有
するポリウレタンの他の合成法としては、水酸基を有す
るポリウレタンと極性基及び塩素原子を有するClCH
2CH2SO3M、ClCH2CH2OSO3M、ClCH2
CO2M、ClCH2P(=O)(OM1)2〔M,M1は
前出の通り〕等の化合物との付加反応も有効である。
ル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ブタジ
エン−アクリロニトリル共重合体等のポリオレフィン系
樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール
系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリアミド、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂等を併
用しても構わないが、これらを併用する場合は全バイン
ダー樹脂の20重量%以下とするのが好ましい。
着色剤層形成成分中の1〜50重量%程度、好ましくは
5〜40重量%である。
範囲で、潤滑剤、耐久性向上剤、分散剤、帯電防止剤、
フィラー、硬化剤等の添加剤を含有せしめてもよい。
ル、脂肪酸アミド、(変性)シリコーンオイル、(変
性)シリコーン樹脂、弗素樹脂、弗化カーボン等を挙げ
ることができ、耐久性向上剤としてはポリイソシアナー
ト等を挙げることができる。分散剤としては、ラウリル
酸やステアリン酸等の炭素原子数12〜18の脂肪酸や
それらのアミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩;ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸塩、レシ
チン、トリアルキルポリオレフィンオキシ第4級アンモ
ニウム塩;カルボキシル基及びスルホン基を有するアゾ
系化合物等を挙げることができ、帯電防止剤としては、
カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオ
ン性界面活性剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子等の
他「11290の化学商品」化学工業日報社,875〜
876頁等に記載の化合物などを挙げることができる。
ラファイト、TiO2、BaSO4、ZnS、MgC
O3、CaCO3、ZnO、CaO、WS2、MoS2、M
gO、SnO2、Al2O3、α−Fe2O3、α−FeO
OH、SiC、CeO2、BN、SiN、MoC、B
C、WC、チタンカーバイド、コランダム、人造ダイア
モンド、石榴石、ガーネット、シリカゲル、珪石、トリ
ボリ、珪藻土、酸性白土、活性白土、ドロマイト等の無
機フィラーやポリエチレン樹脂粒子、弗素樹脂粒子、グ
アナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒
子、メラミン樹脂粒子等の有機フィラーを挙げることが
できる。これらの無機・有機樹脂粒子は比重により異な
るが、0.1〜70重量%の添加が好ましい。
きるものであれば特に制限なく用いることができ、この
ような硬化剤としては、例えば前述のバインダー樹脂の
中のポリウレタンを合成する際に用いられるポリイソシ
アナート等を挙げることができる。
化させることにより、形成された画像の耐久性を高める
だけではなく、アブレーションを生じせしめた部分の地
汚れをなくすことができる。
度、好ましくは0〜15重量%である。
度、好ましくは0.1〜3.0μmの範囲である。又、
着色剤層は単層で構成しても組成の異なる多層で構成し
てもよい。
樹脂及び必要に応じて潤滑剤、耐久性向上剤、分散剤、
帯電防止剤、充填剤、フィラー、硬化剤等と溶媒とを混
練して、高濃度の塗料を調整し、次いでこの高濃度塗料
を希釈して塗布用塗料とし、支持体上に塗布し乾燥させ
て形成する。
ル、プロパノール等)、セロソルブ類(メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ)、芳香族類(トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン等)、ケトン類(アセトン、メチル
エチルケトン等)、エステル系溶剤(酢酸エチル、酢酸
ブチル等)、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等)、ハロゲン系溶剤(クロロホルム、ジクロルベ
ンゼン等)、アミド系溶剤(例えばジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン等)、等を用いることができ
る。又、着色剤層成分の混練分散には、二本ロールミ
ル、三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、コボル
ミル、トロンミル、サンドミル、サンドグラインダー、
Sqegvariアトライター、高速インペラー分散
機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、
高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波分散機、オープ
ンニーダー、連続ニーダー等を用いる事ができる。
エクストルージョン方式の押し出しコータにより塗布乾
燥して行う。必要に応じて磁性粉末の配向を揃えたり、
着色剤層の表面性を均一にするためにカレンダー処理を
行ってもよい。特に高解像度の画像を得るためには、磁
性粉末を配向させる方が、層内の凝集力をコントロール
することが容易になって好ましい。
毎に塗布乾燥を繰り返してもよいが、ウェット−オン−
ウェット方式で重層塗布して乾燥させてもよい。その場
合、リバースロール、グラビアロール、エアドクターコ
ータ、ブレードコータ、エアナイフコータ、スクイズコ
ータ、含浸コータ、バーコータ、トランスファロールコ
ータ、キスコータ、キャストコータ或いはスプレーコー
タ等と押出しコータとの組合せにより塗布することがで
きる。尚、ウェット−オン−ウェット方式における重層
塗布においては、下側の層が湿潤状態になったままで上
側の層を塗布するので、上下層間の接着性が向上する。
画像保護層を設けることも好ましい実施態様である。
樹脂バインダーと微粒子等の添加剤から構成される。
きるものであれば、特に制限無く用いることができる。
このようなバインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポ
リエステル、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニ
ルアセタール系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース
系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系
樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、
ポリアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキ
シ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセ
タール、ポリビニルホルマール等のアセタール系樹脂、
ポリビニルアルコール、ゼラチン等の水溶性樹脂等があ
る。
を組み合わせて用いてもよい。画像保護層中のバインダ
ー樹脂の含有率は、画像保護層形成成分中の10〜9
9.5重量%程度、好ましくは40〜98重量%であ
る。
リイソシアナートなどの硬化剤を添加することが好まし
い。
ンダーとしては、分子内に硬化剤と架橋反応し得る官能
基を有している樹脂を用いること好ましい。具体的に
は、硬化剤としてイソシアナート系硬化剤を用いる場合
はフェノキシ系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹
脂、アセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などを用い
ることが好ましい。
ファイト、TiO2、BaSO4、ZnS、MgCO3、
CaCO3、ZnO、CaO、WS2、MoS2、Mg
O、SnO2、Al2O3、α−Fe2O3、α−FeOO
H、SiC、CeO2、BN、SiN、MoC、BC、
WC、チタンカーバイド、コランダム、人造ダイアモン
ド、石榴石、ガーネット、シリカゲル、珪石、トリボ
リ、珪藻土、酸性白土、活性白土、ドロマイト等の無機
粒子やポリエチレン樹脂粒子、弗素樹脂粒子、グアナミ
ン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子、メ
ラミン樹脂粒子等の有機粒子を挙げることができる。こ
れらの無機・有機樹脂粒子は比重により異なるが、0.
1〜70重量%の添加が好ましい。
様に熱エネルギーを照射することによって画像露光し、
着色剤層の露光部にアブレーションを生ぜしめ剥離層上
に不要な着色剤層を転写した際に着色剤層の露光部上の
画像保護層は一緒に剥離層上に転写される。
が設けられ、その上に剥離層を設けた構成で、レーザー
光を像様に露光することによって、剥離層と画像形成層
の結合力は実質的に変化させずに、露光部の支持体と画
像形成層の結合力を低下させ、剥離層と支持体を引き離
して画像形成層の露光部を剥離層に転写し、画像形成層
の未露光部を支持体上に残すことにより画像を形成する
記録材料であることが本発明の特徴の一つである。
像記録材料と隣接させ露光エネルギーによりアブレート
した不要な着色剤層を受けることが可能な部材である。
露光後に剥離して画像を受像するために設ける剥離層
は、自己支持性がある樹脂で層を形成したり、上記のよ
うな支持体として用いられる樹脂フィルムを剥離層支持
体として用い、その上に熱可塑性樹脂を含有する層を積
層することで得られる。
させる場合、剥離層が自己支持性のある樹脂ならば、剥
離層形成樹脂を溶剤に溶解させて着色剤層と同様に塗布
・乾燥させて設けることができる。又、支持体に用いら
れるような樹脂フィルムを剥離層として用いる場合に
は、ポリプロピレン等の様なヒートシール性を有するフ
ィルムであれば、着色剤層面とフィルムとを積層してヒ
ートロールやホットスタンプを用いて加熱加圧処理する
ことにより剥離層とすることができる。ヒートシール性
の無いフィルムを用いる場合は、着色剤層上に接着層を
設けてフィルムを積層する。即ち、着色剤層上に接着層
形成組成物を塗布・乾燥して樹脂フィルムを積層、又は
樹脂フィルム上に接着層形成組成物を塗布・乾燥、又
は、接着層形成組成物を加熱溶融させエクストルージョ
ンラミネートした後、着色剤層に接着層面を重ね、ヒー
トロールやホットスタンプを用いて加熱・加圧処理によ
り貼合して剥離層を設ける。
〜180℃程度、好ましくは30〜160℃で、0.1
〜20kg/cm程度、好ましくは0.5〜10Kg/
cmの圧力で、速度1〜200mm/秒、好ましくは5
〜100mm/秒で搬送しながら行う。ホットスタンプ
を用いる場合は、室温〜180℃程度、好ましくは30
〜150℃で、0.05〜10kg/cm2程度、好ま
しくは0.5〜5kg/cm2の圧力で、0.1〜50
秒程度、好ましくは0.5〜20秒加熱する。
料を密着して保持する部材もしくは該記録材料とこれを
密着して保持する部材との間に挟むシート状材料の記録
材料側の表面粗さ(Ra)が1μm以下であれば特に制
限なく用いることができるが、0.5μm以下であるこ
とがより好ましい。
に用いる支持体と同様なものを用いることができる。
表面形状(ムラ)が記録材料露光後の画像に現れるのを
防止できる。更に、シートを用いることで、保持部材の
加工を簡易化でき、よりムラを防止できる。高照度のレ
ーザーを用いる記録方法、特にアブレーションにおい
て、この効果が高く、又、ドラムに記録材料を真空密着
した時にムラが出難く、効果が高い。
法に従って画像記録を行なえばよい。特にレーザー光の
光熱変換を利用して記録を行う記録材料の場合は、以下
のように画像形成を行う。
要に応じて接着層を介して)剥離層が予め積層された記
録材料を用いて、支持体側から画像露光し、着色剤層の
露光部分にアブレーションを生ぜしめ、剥離層を剥離す
ることにより着色剤層のアブレーション部分のみを剥離
層側に引き抜くことで画像記録を行うものである。予め
積層する方法としては、押出しラミネート、水や溶剤に
分散又は溶解された樹脂バインダーを塗布・乾燥するこ
とによって得られる。
画像露光部分の着色剤層の破壊は起こらず、支持体と着
色剤層間の接着力のみ低下するか又はなくなる、あるい
は画像露光部分の着色剤層の一部が熱破壊して飛散する
等の他に、画像露光部分の着色剤層に亀裂が生じる現象
まで含む。
であれば特に制限なく用いることができる。その中で
も、高解像度を得るためには、エネルギー印加面積が絞
り込める電磁波、特に波長が1nm〜1mmの紫外線、
可視光線、赤外線が好ましく、このような光エネルギー
を印加し得る光源としては、レーザー、発光ダイオー
ド、キセノンフラッシュランプ、ハロゲンランプ、カー
ボンアーク灯、メタルハライドランプ、タングステンラ
ンプ、石英水銀ランプ、高圧水銀ランプ等を挙げること
ができる。この際、加えられるエネルギーは、記録材料
の種類により、露光距離、時間、強度を調整することに
より適時選択することができる。
所望露光画像のネガパターンを遮光性材料で形成したマ
スク材料を重ね合わせ露光すればよい。
使用する場合や、ハロゲンランプ、メタルハライドラン
プ、タングステンランプ等の光源を、液晶、PLZT等
の光学的シャッター材料で露光制御する場合には、画像
信号に応じたデジタル露光をすることが可能で、この場
合には、マスク材料を使用せず直接書込みを行うことが
できる。しかしながら、この方法では、光源の他に新た
に光学的シャッター材料が必要であることから、デジタ
ル露光する場合にはレーザーを光源として用いるのが好
ましい。
光をビーム状に絞り、画像データに応じた走査露光で潜
像記録を行うことが可能であり、更にレーザーを光源と
して用いると、露光面積を微小サイズに絞ることが容易
で高解像度の画像記録が可能となる。
は、一般によく知られている、ルビーレーザー、YAG
レーザー、ガラスレーザーなどの固体レーザー;He−
Neレーザー、Arイオンレーザー、Krイオンレーザ
ー、CO2レーザー、COレーザー、He−Cdレーザ
ー、N2レーザー、エキシマーレーザー等の気体レーザ
ー;InGaPレーザー、AlGaAsレーザー、Ga
AsPレーザー、InGaAsレーザー、InAsPレ
ーザー、CdSnP2レーザー、GaSbレーザー等の
半導体レーザー;化学レーザー、色素レーザー等を挙げ
ることができる。これらの中でも、効率的にアブレーシ
ョンを起こさせるためには、波長が600〜1200n
mの可視光〜近赤外領域のレーザーを用いるのが、効率
的に光エネルギーを熱エネルギーに変換できることか
ら、感度の面で好ましい。
らず、支持体と着色剤層間の接着力のみ低下するか、な
くなるようなアブレーション形態の画像露光が、アブレ
ーションにより飛散した着色剤層の微細粉末などが画像
露光中に飛散せず、均一に画像露光部分を引き抜けるこ
とから好ましく、光エネルギーの露光方向は、着色剤層
の支持体側から露光するのが好ましい。
色剤層のアブレーション部分を、剥離層を隣接させて像
様露光し、その後、剥離層を引き剥がすことにより、着
色剤層のアブレーション部分のみを剥離層側に転写して
引き抜くことで画像記録される。この場合の剥離層は、
露光部のアブレーションした不要な着色剤層を効率的に
除去する目的で、記録材料と剥離層とを対面させて露光
した後に加圧又は加熱・加圧処理すると更に画像品質が
向上する。
加熱・加圧処理するには、密着性が稼げて気泡などが混
入せずに加圧又は加熱・加圧処理できるものであれば特
に制限なく用いることができ、加圧する場合には圧力ロ
ールやスタンパー等を、加熱・加圧処理する場合にはサ
ーマルヘッド、ヒートロール、ホットスタンプ等を用い
ることができる。
常0.1〜20kg/cm、好ましくは0.5〜10k
g/cmであり、搬送速度は、通常0.1〜200mm
/秒、好ましくは0.5〜100mm/秒である。スタ
ンパーを用いる場合の圧力としては、通常0.05〜1
0kg/cm2、好ましくは0.5〜5kg/cm2、
又、加圧時間は、通常0.1〜50秒、好ましくは0.
5〜20秒である。
昇華転写などに用いられる条件でそのまま使用すること
ができる、ヒートロールを用いる場合の加熱温度は、通
常60〜200℃、好ましくは80〜180℃の範囲で
あり、圧力は、通常0.1〜20kg/cm、好ましく
は0.5〜10kg/cmであり、搬送速度は、通常
0.1〜200mm/秒、好ましくは0.5〜100m
m/秒であり、更に、ホットスタンプを用いる場合の加
熱温度は、通常60〜200℃、好ましくは80〜15
0℃の範囲、圧力としては、通常0.05〜10kg/
cm2、好ましくは0.5〜5kg/cm2、又、加熱時
間は、通常0.1〜50秒、好ましくは0.5〜20秒
である。
板、剥離ロールによる剥離角度固定方法、手で剥離層と
画像記録材料を固定せずに引き剥がす手剥離方法など、
画像記録に影響を与えなければ種々の剥離方法を用いる
ことができる。又、前述のように露光後に加圧、加熱処
理を行った後に、このような剥離方法で剥離してもよ
い。
積層された記録材料で説明したが、支持体と着色剤層と
の間に中間層が積層されている場合には、アブレーショ
ン位置は中間層と着色剤層との間でもよいし、支持体と
中間層との間でもよく、又、場合によっては中間層の一
部熱破壊でもよい。
表面形状(ムラ)が記録材料露光後の画像に現れるのを
防止できる。更に、シートを用いることで、保持部材の
加工を簡易化でき、よりムラを防止できる。高照度のレ
ーザーを用いる記録方法、特にアブレーションにおい
て、この効果が高く、又、ドラムに記録材料を真空密着
した時にムラが出難く、効果が高い。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、以下に
おいて「部」は、特に断りがない限り「有効成分として
の重量部」を表す。
を、下記に示した支持体、着色剤層、画像保護層から成
る画像記録媒体と、被転写シートを用いて作成した。こ
の画像記録材料を試料1とした。
た透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
(東レ社製:T−60)を使用。
ダを用いて混練・分散して、金属から成る磁性粉末を含
有する着色剤層形成塗工液を調製し、押出し塗布で支持
体上に塗布した後、塗膜が未乾燥である内に磁場配向処
理を行い、続いて乾燥を施してからカレンダーで表面処
理を行い、その後60℃で24時間熱処理することによ
り厚み0.8μmの着色剤層を形成した。
調製し、ワイヤーバー塗布で前記着色剤層面上に塗布し
た後、乾燥を施してから60℃で1日熱処理すること
で、付量0.1g/m2の画像保護層を形成した。
PETフィルム(ダイアホイルヘキスト社製:T−10
0E)を使用。
ト接着層塗工液を調製して、ワイヤーバー塗布で前記支
持体易接着層面上に乾燥後の付量が1.0g/m2とな
るように塗布した後、乾燥を施して被転写シートを作成
した。
ドラムの外面上に厚み100μmのPETシート(表面
粗さRa=0.05μm)を貼り付け、このシートより
大きいサイズで上記画像記録材料を支持体を外面にして
PETシートごと真空密着させた。
がら、出力100mW、ビーム径6μm、波長830n
mの半導体レーザーで走査して露光を行った。露光後、
ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像を形成した。
価を行った。
線で出力し、その網点再現性を目視により5段階評価し
た(数字が大きいほど良好)。
らエッジの切れを目視により5段階評価した(数字が大
きいほど良好)。
い、Dminを測定した。この数値が小さいほどカブリ
が少ない。
上に厚み50μmのPETシート(表面粗さRa=0.
7μm)を貼り付け、このシートより大きいサイズで前
記画像記録材料を支持体を外面にしてPETシートごと
真空密着させた。
ら、実施例1と同条件でレーザー走査して露光を行っ
た。露光後、ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像
を形成した。
性評価を行った。
上に直接前記画像記録材料を支持体を外面にして真空密
着させた(アルミドラムの表面粗さRa=1.2μ
m)。
ら、実施例1と同条件でレーザー走査して露光を行っ
た。露光後、ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像
を形成した。
性評価を行った。
上に厚み50μmのPETシート(表面粗さRa=1.
5μm)を貼り付け、このシートより大きいサイズで前
記画像記録材料を支持体を外面にしてPETシートごと
真空密着させた。
ら、実施例1と同条件でレーザー走査して露光を行っ
た。露光後、ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像
を形成した。
性評価を行った。
上に厚み6μmのPETシート(表面粗さRa=0.0
5μm)を貼り付け、このシートより大きいサイズで前
記画像記録材料を支持体を外面にしてPETシートごと
真空密着させた。
ら、実施例1と同条件でレーザー走査して露光を行っ
た。露光後、ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像
を形成した。
性評価を行った。
上に厚み4.5μmのPETシート(表面粗さRa=
0.05μm)を貼り付け、このシートより大きいサイ
ズで前記画像記録材料を支持体を外面にしてPETシー
トごと真空密着させた。
ら、実施例1と同条件でレーザー走査して露光を行っ
た。露光後、ドラムより取り外し剥離層を剥離して画像
を形成した。
性評価を行った。
を併せて表1に示す。
れている。
く、画質に優れた画像を記録する露光装置、記録方法及
び、これに用いるシート状材料を提供する
Claims (24)
- 【請求項1】 感光又は感熱記録材料をレーザー光で露
光する装置において、該記録材料を密着して保持する部
材の表面粗さがRa=1.0μm以下であることを特徴
とするレーザー露光装置。 - 【請求項2】 感光又は感熱記録材料をレーザー光で露
光する装置において、該記録材料とこれを密着して保持
する部材の間に、記録材料側の表面粗さがRa=1.0
μm以下であるシート状材料を挟むことを特徴とするレ
ーザー露光装置。 - 【請求項3】 レーザー光の強度が1mW/μm2以上
であることを特徴とする請求項1又は2記載のレーザー
露光装置。 - 【請求項4】 感光又は感熱記録材料が、レーザー光の
光熱変換を利用して記録を行う記録材料であることを特
徴とする請求項1、2又は3記載のレーザー露光装置。 - 【請求項5】 感光又は感熱記録材料が、支持体上に画
像形成層が設けられ、その上に剥離層を設けた構成で、
レーザー光を像様に露光することによって、剥離層と画
像形成層の結合力は実質的に変化させずに、露光部の支
持体と画像形成層の結合力を低下させ、剥離層と支持体
を引き離して画像形成層の露光部を剥離層に転写し、画
像形成層の未露光部を支持体上に残すことにより画像を
形成する記録材料であることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載のレーザー露光装置。 - 【請求項6】 レーザー露光装置において、記録材料を
保持する部材がドラム状で、その外面に記録材料を密着
することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
載のレーザー露光装置。 - 【請求項7】 レーザー露光装置において、記録材料を
保持する部材がドラム状で、その内面に記録材料を密着
することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
載のレーザー露光装置。 - 【請求項8】 レーザー露光装置において、前記記録材
料を保持する部材への密着方法が真空密着であることを
特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ
ー露光装置。 - 【請求項9】 感光又は感熱記録材料をレーザー光で露
光する記録方法において、該記録材料を密着して保持す
る部材の表面粗さがRa=1.0μm以下であることを
特徴とする記録方法。 - 【請求項10】 感光又は感熱記録材料をレーザー光で
露光する記録方法において、該記録材料とこれを密着し
て保持する部材の間に、記録材料側の表面粗さがRa=
1.0μm以下であるシート状材料を挟むことを特徴と
する記録方法。 - 【請求項11】 レーザー光の強度が1mW/μm2以
上であることを特徴とする請求項9又は10記載の記録
方法。 - 【請求項12】 感光又は感熱記録材料が、レーザー光
の光熱変換を利用して記録を行う記録材料であることを
特徴とする請求項9、10又は11記載の記録方法。 - 【請求項13】 感光又は感熱記録材料が、支持体上に
画像形成層が設けられ、その上に剥離層を設けた構成
で、レーザー光を像様に露光することによって、剥離層
と画像形成層の結合力は実質的に変化させずに、露光部
の支持体と画像形成層の結合力を低下させ、剥離層と支
持体を引き離して画像形成層の露光部を剥離層に転写
し、画像形成層の未露光部を支持体上に残すことにより
画像を形成する記録材料であることを特徴とする請求項
9〜12のいずれか1項に記載の記録方法。 - 【請求項14】 記録方法において、記録材料を保持す
る部材がドラム状で、その外面に記録材料を密着するこ
とを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の
記録方法。 - 【請求項15】 記録方法において、記録材料を保持す
る部材がドラム状で、その内面に記録材料を密着するこ
とを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の
記録方法。 - 【請求項16】 記録方法において、記録材料を保持す
る部材への密着方法が真空密着であることを特徴とする
請求項9〜15のいずれか1項に記載の記録方法。 - 【請求項17】 レーザー光で露光し、感光又は感熱に
よって記録を行う記録材料と、これを密着して保持する
部材の間に挟むシート状材料において、その記録材料側
の表面粗さがRa=1.0μm以下であることを特徴と
するシート状材料。 - 【請求項18】 シート状材料において、レーザー光の
強度が1mW/μm2以上であることを特徴とする請求
項17記載のシート状材料。 - 【請求項19】 シート状材料において、記録材料がレ
ーザー光の光熱変換を利用して記録を行う記録材料であ
ることを特徴とする請求項17又は18記載のシート状
材料。 - 【請求項20】 支持体上に画像形成層が設けられ、そ
の上に剥離層を設けた構成で、レーザー光を像様に露光
することによって、剥離層と画像形成層の結合力は実質
的に変化させずに、露光部の支持体と画像形成層の結合
力を低下させ、剥離層と支持体を引き離して画像形成層
の露光部を剥離層に転写し、画像形成層の未露光部を支
持体上に残すことにより画像を形成する記録材料と、こ
れを密着して保持する部材の間に挟むシート状材料にお
いて、その記録材料側の表面粗さがRa=1.0μm以
下であることを特徴とするシート状材料。 - 【請求項21】 シート状材料において、記録材料を保
持する部材がドラム状で、その外面に記録材料を密着す
ることを特徴とする請求項17〜20のいずれか1項に
記載のシート状材料。 - 【請求項22】 シート状材料において、記録材料を保
持する部材がドラム状で、その内面に記録材料を密着す
ることを特徴とする請求項17〜20のいずれか1項に
記載のシート状材料。 - 【請求項23】 シート状材料において、記録材料を保
持する部材への密着方法が真空密着であることを特徴と
する請求項17〜22のいずれか1項に記載のシート状
材料。 - 【請求項24】 シート状材料の厚みが5〜100μm
であることを特徴とする請求項17〜23のいずれか1
項に記載のシート状材料。
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---|---|---|---|
JP30271397A JP3674268B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | レーザー露光装置、記録方法及びこれに用いるシート状材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JPH11142979A true JPH11142979A (ja) | 1999-05-28 |
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JP30271397A Expired - Fee Related JP3674268B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | レーザー露光装置、記録方法及びこれに用いるシート状材料 |
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