JPH11223938A - 画像形成材料及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成材料及び画像形成方法

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JPH11223938A
JPH11223938A JP10025846A JP2584698A JPH11223938A JP H11223938 A JPH11223938 A JP H11223938A JP 10025846 A JP10025846 A JP 10025846A JP 2584698 A JP2584698 A JP 2584698A JP H11223938 A JPH11223938 A JP H11223938A
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image
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peeling
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JP10025846A
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Yasunobu Kobayashi
康伸 小林
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Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内の搬送性が良好で装置内部が汚れず、
画像形成の失敗が無く、更に良い画質の得られる画像形
成材料、及び画像形成方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも画像形成層を有す
る画像を形成するための材料であり、該材料に剥離する
ための剥離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シート
を剥離して画像を形成する工程で、剥離シートを貼合し
た時の該材料のカール度と剥離シートを剥離した後のカ
ール度が常温で−0.5〜+0.5であることを特徴と
する画像形成材料。支持体上に少なくとも画像形成層を
有する画像を形成するための材料に、剥離するための剥
離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シートを剥離し
て画像を形成する画像形成方法において、画像形成時に
剥離シートの縁から一定距離は画像形成を行わないこと
を特徴とする画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画質が良く、装置
内汚れの発生しない画像形成材料、及び該画像形成材料
を用いる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザー光線等の光エネルギ
ーを集束させ、記録材料に照射して材料の一部を融解変
形させたり、飛散、燃焼あるいは蒸発除去する記録方法
が知られている。これらは、薬品等の処理液を必要とし
ない乾式処理であり、かつ光照射部のみを融解変形、飛
散又は蒸発除去することから高コントラストが得られる
利点を有しており、レジスト材料、光ディスク等の光学
的記録材料、自身を可視画像とする画像形成材料等に利
用されている。これらの画像形成方法を、以下アブレー
ションと定義する。
【0003】このようなアブレーションによる画像形成
方法は、以下の点において熱溶融型転写による画像形成
方法と異なる。熱溶融型転写による画像形成方法は、支
持体上に比較的低温での熱軟化性を有する、即ち低融
点、低軟化点の熱可塑性樹脂、ワックス等に着色剤を添
加した画像形成層を設け、この画像形成層を直接あるい
は支持体等を介して間接的に、像様に前記融点、軟化点
以上に加熱して、支持体と画像形成層の結合力を低下さ
せ、加熱部の溶融した部分のみ画像受容シート上に転写
することを特徴としている。この場合、加熱された部分
の画像形成層は、転写される前に冷却されると、加熱さ
れる以前の結合力が再び得られるという点で可逆的な熱
物性変化といえる。これに対して、アブレーションによ
る画像形成方法は、画像形成層の不可逆的な破壊、変形
を伴うという点で、熱溶融型転写とは明確に区別され
る。
【0004】アブレーションによる画像形成方法とし
て、例えば特開昭59−5447号、同59−1056
38号、同62−115153号等には、パターン露光
によりバインダー樹脂を光分解させてレジストパターン
を形成する方法と、そのための材料が、特開昭55−1
32536号、同57−27788号、同57−103
137号等には、蒸着法により設けた無機化合物薄膜に
露光して膜の融解変形により情報を記録することが、
又、特開昭64−56591号、特開平1−99887
号、同6−40163号等には、光熱変換により着色バ
インダー層を除去して情報記録するための材料が、米国
特許4,245,003号等にはグラファイト又はカー
ボンブラックを含有する画像形成層を有する画像形成材
料が、それぞれ記載されている。又、特表平4−506
709号、特開平6−43635号、米国特許5,15
6,938号、同5,171,650号、同5,25
6,506号等には、レーザー光を吸収して熱エネルギ
ーに変換する光熱変換物質と熱により分解し得るバイン
ダー樹脂を必須成分とする画像形成層を備えた画像形成
材料が記載されており、このうち特表平4−50670
9号、米国特許5,156,938号、同5,171,
650号、同5,256,506号に記載のものは、バ
インダー樹脂が分解して飛ばされる画像形成層を被転写
体で受容するものでる。
【0005】しかしながら、これら従来のアブレーショ
ン材料は、単に画像を形成するためアブレーションした
場合に、バインダー、色材がシート上から拡散し装置内
に溜まってしまい、その汚れが原因で画像形成不良や装
置の不具合が発生することが懸念されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装置
内の搬送性が良好で装置内部が汚れず、画像形成の失敗
が無く、更に良い画質の得られる画像形成材料、及び画
像形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するために鋭意検討の結果、特定の方法を用いる
ことによって大幅に改善されることを見い出した。即
ち、本発明の上記目的は、以下の構成によって達成され
る。
【0008】(1)支持体上に少なくとも画像形成層を
有する画像を形成するための材料であり、該材料に剥離
するための剥離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シ
ートを剥離して画像を形成する工程で、剥離シートを貼
合した時の該材料のカール度と剥離シートを剥離した後
のカール度が常温で−0.5〜+0.5である画像形成
材料。
【0009】(2)前記画像形成層側の支持体の加熱収
縮率が長手方向で1.1%以下、幅手方向で0.5%以
下である(1)に記載の画像形成材料。
【0010】(3)支持体上に少なくとも画像形成層を
有する画像を形成するための材料であり、該材料に剥離
するための剥離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シ
ートを剥離して画像を形成する画像形成材料において、
該剥離シートの接着層の付量が1.0〜3.0g/m2
であり、剥離力が1.0〜20.0g/cmである画像
形成材料。
【0011】(4)支持体上に少なくとも画像形成層を
有する画像を形成するための材料に、剥離するための剥
離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シートを剥離し
て画像を形成する画像形成方法において、画像形成時に
剥離シートの縁から一定距離は画像形成を行わない画像
形成方法。
【0012】以下、本発明について、画像形成材料、画
像形成方法の順で詳述する。
【0013】〈画像形成材料〉本発明の画像形成材料
は、画像形成層とオーバーコート層、それを保持する支
持体及び被転写体を基本構成とする。
【0014】支持体としては、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナ
イロン、芳香族ポリアミド、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド等の各樹脂フィルム、更には前
記樹脂を2層以上積層してなる樹脂フィルム等の透明支
持体を挙げることができる。
【0015】本発明において、支持体は露光光源波長の
光を50%以上透過可能な支持体であり、フィルム状に
延伸しヒートセットしたものが寸法安定性の点で好まし
く、本発明の効果を阻害しない範囲で酸化チタン、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等のフィラーを添
加してもよい。支持体の厚みは10〜500μm程度、
好ましくは25〜250μmである。
【0016】本発明では、支持体の加熱収縮率が長手方
向、幅手方向とも1.5%以下であることを特徴とす
る。加熱収縮率が1.5%以下であれば、画像形成材料
の製造工程、未使用保存時に支持体のカールの発生を抑
えることが可能となる。
【0017】画像形成層は、色材及びバインダー樹脂を
少なくとも含有する。
【0018】本発明に用いられる色剤は、露光光源の波
長光を吸収可能な色剤であり、例えばカーボンブラック
等は紫外線領域から可視、赤外線領域まで広く吸収を有
する色剤であるので好ましく用いることができる。その
他には無機又は有機の顔料、染料が用いられ、単色、2
色混合、3色混合の顔料系化合物で構成される。
【0019】無機顔料としては、二酸化チタン、カーボ
ンブラック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミ
ウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及びカルシウ
ムのクロム酸塩などが挙げられる。有機顔料としては、
アゾ系、チオインジゴ系、アントラキノン系、アントア
ンスロン系、トリフェンジオキサジン系の顔料、バット
染料顔料、フタロシアニン顔料(銅フタロシアニン及び
その誘導体)、キナクリドン顔料などが挙げられる。
又、有機染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料
などが挙げられる。
【0020】露光光源の波長が近赤外線の場合、近赤外
光吸収剤としては、シアニン系、ポリメチン系、アズレ
ニウム系、スクワリウム系、チオピリリウム系、ナフト
キノン系、アントラキノン系色素等の有機化合物、フタ
ロシアニン系、アゾ系、チオアミド系の有機金属錯体な
どが好適に用いられ、具体的には特開昭63−1391
91号、同64−33547号、特開平1−16068
3号、同1−280750号、同1−293342号、
同2−2074号、同3−26593号、同3−309
91号、同3−34891号、同3−36093号、同
3−36094号、同3−36095号、同3−422
81号、同3−97589号、同3−103476号等
に記載の化合物が挙げられる。
【0021】本発明の効果を更に発揮する色剤として、
金属原子含有粒子を好ましく用いることが出来る。画像
形成層中の色材として金属原子含有粒子を用いると、感
度、解像度、露光部の汚れの改善において、より一層効
果が顕著となる。
【0022】金属原子含有粒子とは鉄、クロム、マンガ
ン、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、チタン、銀、アル
ミニウム、金、白金等の金属又はその酸化物等の化合物
を総称している。好ましく用いられる金属原子含有粒子
は、強磁性酸化鉄粉末、強磁性金属粉末、立方晶板状粉
末等が挙げられ、中でも、強磁性金属粉末を好適に用い
ることができる。
【0023】強磁性酸化鉄としては、γ−Fe23、F
34、又はこれらの中間酸化鉄でFeOx(1.33
<x<1.50)で表されるものを挙げることができ
る。
【0024】強磁性金属粉末としては、Fe、Coを初
め、Fe−Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−
Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Al−Ca系、F
e−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Co
系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Mn系、Fe−
Ni−Si系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe
−Ni−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al
−Co系、Fe−Al−Si系、Fe−Al−Zn系、
Fe−Co−Ni−P系、Fe−Co−Al−Ca系、
Ni−Co系、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタ
ル磁性粉末等の強磁性金属粉末が挙げられ、中でもFe
系金属粉末が好ましく、例えばCo含有γ−Fe23
Co被着γ−Fe23、Co含有Fe34、Co被着F
34、Co含有磁性FeOx(4/3<x<3/2)
粉末等のコバルト含有酸化鉄系磁性粉末が挙げられる。
又、耐蝕性及び分散性の点から見ると、Fe系金属粉末
の中で、Fe−Al系、Fe−Al−Ca系、Fe−A
l−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co
系、Fe−Ni−Si−Al−Co系、Fe−Co−A
l−Ca系等のFe−Al系強磁性粉末が好ましく、更
にこの中では、強磁性粉末に含有されるFe原子とAl
原子との含有量比が原子数比でFe:Al=100:1
〜100:20であり、かつ強磁性粉末のESCA(X
線光電子分光分析法)による分析深度で100Å以下の
表面域に存在するFe原子とAl原子との含有量比が原
子数比でFe:Al=30:70〜70:30である構
造を有するもの、あるいはFe原子とNi原子とAl原
子とSi原子、更にCo原子とCa原子の少なくとも一
つとが強磁性粉末に含有され、Fe原子の含有量が90
原子%以上、Ni原子の含有量が1〜10原子%、Al
原子の含有量が0.1〜5原子%、Si原子の含有量が
0.1〜5原子%、Co原子又はCa原子の含有量(両
者を含有する場合は合計量)が0.1〜13原子%であ
り、かつ強磁性粉末のESCA(X線光電子分光分析
法)による分析深度で100Å以下の表面域に存在する
Fe原子とNi原子とAl原子とSi原子と、Co原子
及び/又はCa原子との含有量比が原子数比でFe:N
i:Al:Si:(Co及び/又はCa)=100:
(4以下):(10〜60):(10〜70):(20
〜80)である構造を有するものが好ましい。
【0025】尚、強磁性粉末の形状は、長軸径が0.3
0μm以下、好ましくは0.20μm以下である。この
ような強磁性粉末を使用すれば画像形成層の表面性が向
上する。
【0026】立方晶板状磁性粉末としては、バリウムフ
ェライトやストロンチウムフェライト等の六方晶系フェ
ライトを挙げることができ、鉄元素の一部が他の原子
(Ti、Co、Zn、In、Mn、Ge、Hb等)で置
換されていてもよく、このようなフェライト磁性体はI
EEE trans on MAG,18頁,16巻
(1982)に記載されたものを挙げることができる。
この中で、バリウムフェライト磁性粉末の例としては、
Feの一部が少なくともCo及びZnで置換された平均
粒径(六方晶系フェライトの板面の対角線の高さ)が4
00〜900Åであり、板状比(六方晶系フェライトの
板面の対角線の長さを板厚で除した値)が2.0〜1
0.0である。又、バリウムフェライト磁性粉末は、更
にFeの一部をTi、In、Mn、Cu、Ge、Sn等
の遷移金属で置換されていてもよい。
【0027】立方晶系の磁性粉末を製造する方法には、
例えば目的とするバリウムフェライトを形成するのに必
要な各原子の酸化物、炭酸化物を、硼酸の様なガラス形
成物質と共に溶融し、得られた融液を急冷してガラスを
形成し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目的
とするバリウムフェライトの結晶粉末を析出させ、最後
にガラス成分を熱処理によって除去するというガラス結
晶化法の他、共沈−焼成法、水熱合成法、フラックス
法、アルコキシド法、プラズマジェット法等がある。
【0028】画像形成層に含有される金属原子含有粒子
の含有量は、画像形成層形成成分の50〜99重量%程
度、好ましくは60〜95重量%である。
【0029】バインダー樹脂は、露光光源の波長光を吸
収可能な色剤と金属原子含有粒子を十分に保持できるも
のであれば、特に制限なく用いることができる。このよ
うなバインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポリエス
テル、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹脂が代
表的なものであり、これらの樹脂は−SO3M、−OS
3M、−COOM及び−PO(OM12〔Mは水素原
子又はアルカリ金属を、M1は水素原子、アルカリ金属
又はアルキル基を表す〕から選ばれる少なくとも1種の
極性基を有する繰返し単位を含むことが好ましく、この
ような極性基を導入した樹脂を用いることにより、磁性
粉末の分散性を向上させることができる。尚、この極性
基の各樹脂中の含有比率は0.1〜8.0モル%程度、
好ましくは0.2〜6.0モル%である。
【0030】バインダー樹脂は、1種単独でも2種以上
を組み合わせて用いてもよく、2種以上混合して用いる
場合、例えばポリウレタン及び/又はポリエステルと塩
化ビニル系樹脂との比は、90:10〜10:90であ
り、好ましくは70:30〜30:70である。
【0031】極性基含有塩化ビニルとしては、例えば塩
化ビニル−ビニルアルコール共重合体等水酸基を有する
樹脂と、ClCH2CH2SO3M、ClCH2CH2OS
3M、ClCH2COOM、ClCH2P(=O)(O
12等の極性基及び塩素原子を有する化合物との付加
反応により合成することができる。1例を以下に示す。
【0032】 −CH2C(OH)H−+ClCH2CH2SO3Na→ −CH2C(OCH2CH2SO3Na)H− 極性基含有塩化ビニル系樹脂は、極性基を含む繰返し単
位が導入される不飽和結合を有する反応性モノマーを所
定量オートクレーブ等の反応容器に仕込み、ベンゾイル
パーオキサイド、アゾビス−i−ブチロニトリル等の一
般的なラジカル重合開始剤や、レドックス重合開始剤、
カチオン重合開始剤等を用いて重合することにより得る
ことができ、スルホン酸又はその塩を導入するための反
応性モノマーの具体例としては、ビニルスルホン酸、ア
リルスルホン酸、メタクリルスルホン酸、p−スチレン
スルホン酸等の不飽和炭化水素スルホン酸及びこれらの
塩を挙げることができる。又、カルボン酸又はその塩を
導入する時には、例えば(メタ)アクリル酸やマレイン
酸を用い、燐酸又はその塩を導入する時には(メタ)ア
クリル−2−燐酸エステルを用いればよい。
【0033】更に、バインダー樹脂の熱安定性を向上さ
せるためには、塩化ビニル系共重合体にエポキシ基を導
入することが好ましい。この場合、エポキシ基を有する
繰返し単位の共重合体中における含有率は1〜30モル
%程度、好ましくは1〜20モル%であり、エポキシ基
を導入するためのモノマーとしてはグリシジルアクリレ
ート等を挙げることができる。
【0034】極性基を有するポリエステルは、ポリオー
ルと一部に極性基を有する多塩基酸との脱水縮合反応に
より合成することができる。極性基を有する多塩基酸と
しては、5−(又は2−,4−)スルホイソフタル酸、
3−スルホフタル酸、5−(又は2−,4−)スルホイ
ソフタル酸ジアルキル、3−スルホフタル酸ジアルキル
及びこれらのアルカリ金属塩等が挙げられ、ポリオール
としては、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、ネオペンチル
グリコール、ペンタエリスリトール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール等
を挙げることができる。
【0035】極性基を有するポリウレタンは、ポリオー
ルとポリイソシアナートとを反応させることにより合成
することができ、具体的にはポリオールとしてポリオー
ルと一部に極性基を有する多塩基酸との反応によって得
られるポリエステルポリオールを原料とすることにより
合成する。又、ポリイソシアナートとしては、ジフェニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアナート、2,4−トリ
レンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナ
ート、1,5−ナフタレンジイソシアナート、リジンイ
ソシアナートメチルエステル等を挙げることができる。
尚、極性基を有するポリウレタンの他の合成法として
は、水酸基を有するポリウレタンと極性基及び塩素原子
を有するClCH2CH2SO3M、ClCH2CH2OS
3M、ClCH2COOM、ClCH2P(=O)(O
12等(M,M1は前記と同じ)の化合物との付加反
応も有効である。
【0036】その他のバインダー樹脂として、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ブタジ
エン−アクリロニトリル共重合体等のポリオレフィン系
樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール
系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリアミド、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂等を併
用しても構わないが、これらを併用する場合は全バイン
ダー樹脂の20重量%以下とするのが好ましい。
【0037】画像形成層中のバインダー樹脂の含有率
は、画像形成層形成成分中の1〜50重量%程度、好ま
しくは5〜40重量%である。
【0038】画像形成層には、本発明の効果を阻害しな
い範囲で、耐久性向上剤、分散剤、帯電防止剤、フィラ
ー、硬化剤等の添加剤を含有せしめてもよい。
【0039】耐久性向上剤としてはポリイソシアナート
等を挙げることができる。分散剤としては、ラウリル酸
やステアリン酸等の炭素原子数12〜18の脂肪酸やそ
れらのアミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩;
ポリアルキレンオキサイドアルキル燐酸塩、レシチン、
トリアルキルポリオレフィンオキシ第4級アンモニウム
塩;カルボキシル基及びスルホン基を有するアゾ系化合
物等を挙げることができ、帯電防止剤としては、カチオ
ン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン性界
面活性剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子等の他、
「11290の化学商品」,化学工業日報社,.875
〜876頁等に記載の化合物などを挙げることができ
る。
【0040】フィラーとしては、カーボンブラック、グ
ラファイト、TiO2、BaSO4、ZnS、MgC
3、CaCO3、ZnO、CaO、WS2、MoS2、M
gO、SnO2、Al23、α−Fe23、α−FeO
OH、SiC、CeO2、BN、SiN、MoC、B
C、WC、チタンカーバイド、コランダム、人造ダイア
モンド、石榴石、ガーネット、珪石、トリボリ、珪藻
土、酸性白土、活性白土、ドロマイト等の無機フィラー
やポリエチレン樹脂粒子、弗素系化合物粒子、グアナミ
ン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン系化合物粒
子、メラミン樹脂粒子等の有機フィラーを挙げることが
できる。これらは離型剤を兼ねてもよい。
【0041】これらの無機・有機フイラーは、比重によ
り異なるが、0.1〜70重量%の添加が好ましい。
【0042】更に、硬化剤としては、画像形成層を硬化
できるものであれば特に制限なく用いることができる
が、TDI(2,4及び2,6−トリレンジイソシアナ
ート)、MDI(4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アナート)系の硬化剤を用いることが好ましい。このよ
うな硬化剤としては、例えば前述のバインダー樹脂の中
のポリウレタンを合成する際に用いられるポリイソシア
ナート等を挙げることができる。このような硬化剤を添
加して画像形成層を硬化させることにより、形成された
画像の耐久性を高めるだけではなく、アブレーションを
生じせしめた部分の地汚れをなくすことができる。
【0043】更には、溶剤に対する耐久性を向上させる
ために、オーバーコート層を塗布する際に有機溶剤を用
いたとしても画像形成層を損傷することなしにオーバー
コート層を積層することができる。その結果、水溶性又
は水分散性樹脂からなるオーバーコート層よりも更に耐
久性の優れた画像形成材料を作製することができる。
【0044】これら添加剤の添加量は0〜20重量%程
度、好ましくは0〜15重量%である。
【0045】画像形成層の厚みは0.05〜5.0μm
程度、好ましくは0.1〜3.0μmの範囲である。
又、画像形成層は単層で構成しても組成の異なる多層で
構成してもよいが、多層で構成される場合、支持体に近
い側の層中に露光光源の波長光を吸収可能な色剤をより
多く含有させることが好ましい。又、支持体に遠い側の
層中に露光光源の波長光以外の波長光を吸収可能な色剤
を添加してもよい。
【0046】硬化促進剤としては、有機錫化合物系、錫
を除く有機金属化合物系、3級アミン化合物系、両性イ
オン化合物系、有機酸系の何れも使用することができ
る。
【0047】硬化促進剤の添加量としては、硬化剤に対
し0.5〜25重量%が好ましく、バインダーに対して
は1.0〜10重量%が好ましい。硬化促進剤を添加す
ることにより、色材層の硬化が早まり、加熱硬化処理の
条件を緩めることが可能となり、結果的に支持体に与え
るダメージが小さくなり、巻き癖(カール)を最小限に
抑えることが可能となる。
【0048】本発明のオーバーコート層の一つの形態の
膜厚rは、通常0.03〜1.0μmであり、好ましく
は0.05〜0.5μmである。
【0049】オーバーコート層のバインダー樹脂は、添
加剤及びフィラーを十分に保持できるものであれば特に
制限無く用いることができる。画像形成層に用いたもの
と同様のものも特に制限無く用いることができる。この
ようなバインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポリエ
ステル、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹
脂、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニル
アセタール系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系
樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹
脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポ
リアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタ
ール、ポリビニルホルマール等のアセタール系樹脂、ポ
リビニルアルコール、ゼラチン等の水溶性樹脂等があ
る。
【0050】これらを1種単独でも2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。オーバーコート層中のバインダー樹
脂の含有率は、オーバーコート層形成成分全量の10〜
99.5重量%程度、好ましくは40〜98重量%であ
る。
【0051】オーバーコート層を硬化する時に選択され
るバインダーとしては、分子内に硬化剤と架橋反応し得
る官能基を有している樹脂を用いることが好ましい。具
体的には硬化剤としてイソシアナート系硬化剤を用いる
場合はフェノキシ系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース
系樹脂、アセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などを
用いることが好ましい。
【0052】硬化剤としては、前述の画像形成層に用い
たものと同様のものを用いることができる。オーバーコ
ート層を硬化できるものであれば特に制限なく用いるこ
とができ、このような硬化剤としては、例えば前述のバ
インダー樹脂の中のポリウレタンを合成する際に用いら
れるポリイソシアナート等を挙げることができる。
【0053】このような硬化剤を添加してオーバーコー
ト層を硬化させることにより、形成された画像の耐久性
を高めるだけではなく、アブレーションを生じせしめた
部分の地汚れをなくすことができる。更には、オーバー
コート層により画像形成層全体の強度を向上させること
ができ、画像を形成したときに、アブレーションを生じ
せしめた部分とそれ以外の部分の境目をシャープに保つ
ことが出来る。よって、解像度を向上させることが可能
となる。
【0054】本発明においては、色材層、オーバーコー
ト層共に硬化剤を含有しない構成とすることもできる。
この場合、硬化剤含有系はスクラッチ性など画像耐久性
が求められる画像形成材料用として、硬化剤無含有系は
高感度が最優先される画像形成材料用として、それぞれ
用途別に使い分けることが好ましい。
【0055】オーバーコート層には、ワックス、シリコ
ン系化合物及び弗素系化合物の中から選ばれる少なくと
も1種の添加剤(滑剤)を含有することが好ましい。
【0056】ワックスとして具体的な化合物は、蜜蝋、
キャンデリラワックス、パラフィンワックス、エステル
ワックス、モンタン蝋、カルナバワックス、アミドワッ
クス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス等の固形ワックス類が挙げられる。
【0057】シリコン系化合物(ワックス状のものを含
む)として具体的な化合物は、ジメチルシリコンオイ
ル、メチルフェニルシリコンオイル、メチルハイドロジ
ェンシリコンオイル等のストレートシリコンオイル、オ
レフィン変性シリコンオイル、ポリエーテル変性シリコ
ンオイル、エポキシ変性シリコンオイル、エポキシ・ポ
リエーテル変性シリコンオイル、アルコール変性シリコ
ンオイル、弗素変性シリコンオイル、アミノ変性シリコ
ンオイル、フェノール変性シリコンオイル、メルカプト
変性シリコンオイル、カルボキシ変性シリコンオイル、
高級脂肪酸変性シリコンオイル、カルナバ変性シリコン
オイル、アミド変性シリコンオイル、(メタ)アクリル
変性シリコンオイル等のラジカル反応性シリコンオイ
ル、シリコンジオールや、シリコンジアミン等の末端反
応性シリコンオイル、ハロゲン基、アルコキシ基、エス
テル基、アミド基、イミド基等で変性された有機変性シ
リコンオイル等を挙げることができる。
【0058】弗素系化合物としては、ポリテトラフルオ
ロエチレン、テトラフルオロエチレン共重合体(アルキ
ルビニルエーテル、エチレン等)、ポリビニリデンフル
オライド、フルオロアルキルメタクリレート、弗素ゴム
等の弗素系樹脂、パーフルオロポリエーテル油、弗素ア
ルコール、弗素カルボン酸、パーフルオロアルキルカル
ボン酸塩、パーフルオロアルキル第4級アンモニウム
塩、パーフルオロアルキルベタイン、パーフルオロアル
キルエチレンオキシド(付加物)、パーフルオロアルキ
ルオリゴマー等の低分子量弗素化合物等を挙げることが
できる。これらの素材の個々の添加量は、好ましくはオ
ーバーコート層中の固形分の0.1〜30重量%であ
り、更に好ましくは0.5〜20重量%である。複数添
加する場合は、この倍数となる。
【0059】微粒子としては、前述のフィラーで挙げた
無機又は有機微粒子と同様のものが挙げられ、これらは
離型剤を兼ねてもよい。
【0060】これらの無機・有機樹脂粒子は、比重によ
り異なるが、0.1〜70重量%の添加が好ましい。
【0061】本発明の微粒子は、粒度分布が狭く粒径が
均一であるものが好ましい。具体的には東芝シリコーン
製:シリコーン樹脂微粒子(製品名トスパール)や総研
化学製:架橋アクリル微粉体MRシリーズ、架橋ポリス
チレン微粉体SGPシリーズ、アクリル超微粉体MPシ
リーズ等が挙げられる。
【0062】被転写体の基本的構成は、支持体上に受像
層を積層して成る。
【0063】接着層には微粒子を添加してもよい。その
場合、微粒子は、接着層表面からその一部が突出するこ
とが好ましい。従って、微粒子の平均粒径rが接着層の
膜厚dよりも大きい時、微粒子の大半が接着層表面から
その一部が突出するため効率が良いので有利である。
【0064】本発明に用いられる微粒子の平均粒径rは
好ましくは0.3〜20μmであり、より好ましくは
0.8〜10μmである。
【0065】用いられる微粒子の単位面積当たりの存在
量、いわゆる付量は5〜150mg/m2であり、好ま
しくは10〜100mg/m2である。
【0066】溶媒としては、アルコール類(エタノー
ル、プロパノール等)、セロソルブ類(メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ等)、芳香族類(トルエン、キシ
レン、クロルベンゼン等)、ケトン類(アセトン、メチ
ルエチルケトン等)、エステル系溶剤(酢酸エチル、酢
酸ブチル等)、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等)、ハロゲン系溶剤(クロロホルム、ジクロル
ベンゼン等)、アミド系溶剤(例えばジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン等)等を用いることができ
る。又、画像形成層成分の混練分散には、二本ロールミ
ル、三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、コボル
ミル、トロンミル、サンドミル、サンドグラインダー、
Sqegvariアトライター、高速インペラー分散
機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、
高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波分散機、ヘンシ
ェルミキサー、オープンニーダー、加圧ニーダー、連続
ニーダー等を用いることができる。
【0067】支持体上への画像形成層の形成は、例えば
エクストルージョン方式の押出しコータにより塗布・乾
燥して行う。必要に応じて磁性粉末の配向を揃えたり、
画像形成層の表面性を均一にするためにカレンダー処理
を行ってもよい。特に高解像度の画像を得るためには、
磁性粉末を配向させる方が、層内の凝集力をコントロー
ルすることが容易になって好ましい。
【0068】尚、画像形成層の上にオーバーコート層を
設ける時、各層毎に塗布・乾燥を繰り返してもよいが、
ウェット・オン・ウェット方式で重層塗布して乾燥させ
てもよい。その場合、リバースロール、グラビアロー
ル、エアドクターコータ、ブレードコータ、エアナイフ
コータ、スクイズコータ、含浸コータ、バーコータ、ト
ランスファロールコータ、キスコータ、キャストコータ
或いはスプレーコータ等と押し出しコータとの組合せに
より塗布することができる。
【0069】尚、ウェット・オン・ウェット方式におけ
る重層塗布では、下側の層が湿潤状態になったままで上
側の層を塗布するので、上下層間の接着性が向上する。
【0070】画像形成層は、画像形成層の表面をカレン
ダー処理することにより本発明の効果を一層顕著に発揮
することができる。本発明におけるカレンダー処理と
は、画像形成層を支持体上に積層した後に、通常、直径
1〜100cmの平滑性が高く、加熱可能なニップロー
ラーとそれに対面するローラーの間を温度と圧力を掛け
て処理することで、画像形成層塗工液の塗布・乾燥工程
などで生じる画像形成層の空隙を減少させ、画像形成層
自体の密度を高める工程を言う。
【0071】カレンダー処理する際の条件としては、画
像形成層の空隙率を低下させる為には、通常、線圧とし
て5〜500kg/cm、好ましくは10〜400kg
/cmのニップ圧を掛けて処理することが好ましい。加
熱温度としては、通常40〜200℃、好ましくは50
〜120℃であるが、最適な加熱温度は搬送速度によっ
て異なるため、通常は、カレンダー処理時に画像形成層
が昇温する最大瞬間温度が30〜100℃程度になるの
を目安に設定される。
【0072】カレンダー処理の線圧及び加熱温度がこの
範囲よりも低い場合は本発明の目的とする効果が少な
く、高い場合は画像形成材料の支持体や画像形成層自体
に変形、皹割れなどの欠陥を生じるようになるため好ま
しくない。
【0073】カレンダー処理は、画像形成層の硬化処理
の有無に関わらず画像形成層塗布直後に行われるのが好
ましいが、必要に応じてオーバーコート層まで塗布積層
した後にカレンダー処理しても差し支えない。
【0074】本発明において、画像形成層を或る一定温
度以上に加熱することにより、強靱な塗膜とすることが
できる。この加熱硬化処理(以下、キュア処理という)
は、硬化剤を含有している場合に特に効果があるが、硬
化剤を含有していない場合でも効果がある。キュア処理
温度は40〜100℃が好ましく、より好ましくは50
〜100℃である。処理時間は12〜144時間が好ま
しく、より好ましくは24〜96時間である。
【0075】硬化剤を含有しない系の場合、画像形成層
を或る一定の大気圧以下に保つことで性能の良い画像記
録材料を得ることができる。加熱しない減圧乾燥によ
り、支持体に余計な巻癖を付けることなく、画像記録材
料の性能を向上させることができる。乾燥時の大気圧と
しては、0〜100mmHgが好ましく、より好ましく
は0〜50mmHgである。乾燥時間は12〜144時
間が好ましく、より好ましくは24〜96時間である。
この減圧乾燥は、剥離シートを貼合する前であれば、画
像形成層を塗設後いつ行っても構わない。
【0076】本発明に用いる剥離シートは、画像露光時
に画像形成材料と接触させ、露光エネルギーによりアブ
レーションした不要な着色剤層を受容することが可能な
部材である。剥離シートの基本的構成は、支持体上に接
着層を積層してなる。
【0077】後述する画像形成方法において、画像露光
後に剥離して画像を受容するために用いる剥離シート
は、自己支持性を有する樹脂で層を形成したり、前述の
支持体として用いられる樹脂フィルムを剥離シート支持
体として用い、その上に熱可塑性樹脂を含有する層を積
層して得られる。
【0078】剥離シートを、画像形成材料の着色剤層又
はオーバーコート層上に接触させる場合、剥離シートが
自己支持性のある樹脂ならば、剥離シート形成樹脂を溶
剤に溶解させ、着色剤層と同様に塗布・乾燥して設ける
ことができる。又、支持体に用いられるような樹脂フィ
ルムを剥離シートとして用いる場合、ポリプロピレン等
の如きヒートシール性を有するフィルムであれば、着色
剤層とフィルムとを積層してヒートロールやホットスタ
ンプを用いて加熱・加圧処理することで剥離シートとす
ることができる。
【0079】ヒートシール性のないフィルムを用いる場
合は、着色剤層上に接着層を設けてフィルムを積層す
る。即ち、着色剤層上に接着層形成組成物を塗布・乾燥
して樹脂フィルムを積層、又は樹脂フィルム上に接着層
形成組成物を塗布・乾燥、又は接着層形成組成物を加熱
溶融させ、エクストルージョンラミネートした後、着色
剤層に接着層面を重ね、ヒートロールやホットスタンプ
を用いて加熱・加圧処理により貼合して剥離シートを設
ける。
【0080】本発明においては、接着層の付量が1.0
〜3.0g/m2であることを特徴とする。1.0未満
であると十分な接着力が得られず、貼り合わせ不良が発
生し、3.0g/m2を超えると今度は接着力が強くな
りすぎ、画像に悪影響を及ぼし、更には装置内部での剥
離が困難となる。
【0081】又、画像形成材料と剥離シートとを対面さ
せて加圧又は加熱・加圧処理をするには、密着性が稼げ
て気泡などが混入せずに加圧又は加熱・加圧処理できる
ものであれば特に制限なく用いることができ、加圧する
場合には圧力ロールやスタンパーなどを、加熱・加圧処
理する場合にはサーマルヘッド、ヒートロール、ホット
スタンプなどを用いることができる。尚、圧力ロールを
用いる場合の圧力は、通常、0.1〜20kg/cmが
好ましく、更に好ましくは0.5〜10kg/cmであ
り、搬送速度は、通常、0.1〜100mm/secが
好ましく、更に好ましくは0.5〜50mm/secで
あり;スタンパーを用いる場合の圧力としては、通常、
0.05〜10kg/cm2が好ましく、更に好ましく
は0.5〜5kg/cm2、加圧時間は、通常、0.1
〜50秒が好ましく、更に好ましくは0.5〜20秒で
ある。ヒートロールを用いる場合の加熱温度は、通常は
60〜200℃が好ましく、更に好ましくは80〜18
0℃の範囲であり、圧力は、通常、0.1〜20kg/
cmが好ましく、更に好ましくは0.5〜10kg/c
mであり、搬送速度は、通常、0.1〜100mm/s
ecが好ましく、更に好ましくは0.5〜50mm/s
ecであり;更にホットスタンプを用いる場合の加熱温
度は、通常、60〜200℃が好ましく、更に好ましく
は80〜150℃の範囲であり、圧力としては、通常、
0.05〜10kg/cm2が好ましく、更に好ましく
は0.5〜5kg/cm2、又、加熱時間は、通常、
0.1〜50秒が好ましく、更に好ましくは0.5〜2
0秒である。
【0082】又、引き剥がす際の方法としては、剥離
板、剥離ロールによる剥離角度固定方法、手で剥離シー
トと画像形成材料を固定せずに引き剥がす手剥離方法な
ど、画像形成に影響を与えなければ種々の剥離方法を用
いることができる。
【0083】本発明においては、剥離力が1.0g〜2
0.0g/cmであることを特徴とする。剥離力が1.
0g/cm未満だとシートが剥がれてしまい、20.0
g/cmを超えると接着力が強すぎるため、付量が多い
時と同様に剥離シートを剥がすことが困難となる。
【0084】本発明においては、剥離シートを貼合した
時の画像形成材料のカール度と剥離シートを剥離した後
のカール度が常温で−0.5〜+0.5であることが特
徴であるが、カール度は次式で求める。
【0085】 カール度=1/r(r:ロール半径(m)) 例えば支持体のカール度合いが半径2mの円の円周上に
丁度合致した場合、カール度=1/2(m)で0.5と
なる。次に用紙(a)の上に大きさの異なる円を、カー
ル度0〜1.0の範囲は0.1刻み、それ以上は0.5
刻みとなるように同心円状に描き、その円に対応するカ
ール度を記入して置く。
【0086】次に、測定する画像記録材料を支持体の長
手方向に20cm、幅手方向に4cmの短冊状に裁断し
たものをカール度の円を描いた用紙(a)の上に置き、
支持体のカール度合いと同一になる円周上に合わせる。
その円のカール度をその画像記録材料のカール度とす
る。
【0087】色材層側にカールしているものを(+)カ
ール、色材層と反対側にカールしているものを(−)カ
ールで表す。
【0088】〈画像形成方法〉本発明では高密度エネル
ギー光により画像形成を行う。高密度エネルギー光によ
る画像形成は、支持体と画像形成層の結合力を低下せし
めることのできる光源であれば特に制限なく用いること
ができる(ここで言う結合力の低下とは、物理的あるい
は化学的変化により画像形成層が一部破壊及び/又は飛
散する、画像形成層表面は破壊されず、支持体との近傍
のみ物理的あるいは化学的変化が起こるなどの現象を含
む)。
【0089】その中で高解像度を得るためには、エネル
ギー印加面積を絞り込める電磁波、特に波長が1nm〜
1mmの紫外線、可視光線、赤外線が好ましく、このよ
うな光エネルギーを印加し得る光源としては、レーザ
ー、発光ダイオード、キセノンフラッシュランプ、ハロ
ゲンランプ、カーボンアーク灯、メタルハライドラン
プ、タングステンランプ、石英水銀ランプ、高圧水銀ラ
ンプ等を挙げることができる。この際に印加されるエネ
ルギーは、画像形成層の種類により露光距離、時間、強
度を調整することで適宜選択して用いることができる。
【0090】しかしながら、デジタル露光する場合に
は、レーザーを光源として用いるのが好ましい。光源と
してレーザーを用いると、光をビーム状に絞り、画像デ
ータに応じた走査露光で潜像形成を行うことが可能であ
り、更に、露光面積を微小サイズに絞ることが容易で高
解像度の画像形成が可能となる。
【0091】用いられるレーザー光源としては、一般に
よく知られているルビーレーザー、YAGレーザー、ガ
ラスレーザー等の固体レーザー;He−Neレーザー、
Arイオンレーザー、Krイオンレーザー、CO2レー
ザー、COレーザー、He−Cdレーザー、N2レーザ
ー、エキシマレーザー等の気体レーザー;InGaPレ
ーザー、AlGaAsレーザー、GaAsPレーザー、
InGaAsレーザー、InAsPレーザー、CdSn
2レーザー、GaSdレーザー等の半導体レーザー、
化学レーザー、色素レーザー等を挙げることができ、こ
れらの中でも、効率的にアブレートを起こさせるために
は、波長が600〜1200nmのレーザーを用いるの
が、光エネルギーを熱エネルギーに変換できることか
ら、感度の面で好ましい。尚、好ましくは、画像露光部
分の画像形成層は全く破壊せず、支持体と画像形成層間
の界面のみの結合力を低下させるように画像露光させる
のが、ゴミなどが画像露光中に飛散せず、均一的に画像
露光部分を転写できることから好ましい。
【0092】更に、本発明では、画像形成時に剥離シー
トの上下左右の縁から一定距離は画像形成を行わないこ
とを特徴とする。縁からの距離は1〜10mmである。
1mm未満だと装置内で搬送中に画像形成層と剥離シー
トが剥がれてしまい、10mmを超えると全体に対する
画像の面積が小さくなってしまう。この様に、剥離シー
トの内側部分にのみ画像を形成することで、アブレーシ
ョンによって生じた画像形成材料の細かい塵を画像形成
材料内部に留めることが可能となり、装置内部をクリー
ンに保つことができ、それ以後の画像形成不良を抑える
ことができる。
【0093】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、実施の態様はこれに限定されない。
【0094】実施例1 〈画像形成材料の作製〉 (画像形成層)下記組成物をサンドグラインダーを用い
て混練分散を行い、金属から成る磁性粉末を含有する画
像形成層塗工液を調製し、押出し塗布でコロナ処理を施
してある100μm厚の支持体(東レ製:T−60)上
に塗布した後、乾燥を施してからカレンダーで表面処理
を行い、厚み1.0μmの画像形成層を形成した。
【0095】 画像形成層塗工液 Fe−Al系強磁性金属粉末 100部 (長軸径:0.14μm,BET:53m2/g) 塩化ビニル系樹脂 10部 (日本ゼオン製:MR−110) ポリウレタン系樹脂 10部 (東洋紡製:UR−8200) α−アルミナ(平均粒径=0.15μm) 8部 イソシアナート化合物 4部 (日本ポリウレタン工業製:コロネート3041) シクロヘキサノン 100部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 (オーバーコート層)下記組成物を有機溶剤と混合し、
マグネティックスターラー、超音波分散機を用いてオー
バーコート層形成塗工液を調製し、ワイヤーバー塗布で
上記画像形成層上に塗布し、厚み0.25μmのオーバ
ーコート層を形成した。
【0096】 オーバーコート層塗工液 フェノキシ樹脂 5部 (ユニオンカーバイド製:PKHH) イソシアネート化合物 1部 (前出:コロネート3041) シクロヘキサノン 100部 トルエン 100部 (剥離シート)接着層として、25μmのポリエチレン
テレフタレートフィルム(ダイヤホイルヘキスト製:T
−100)を支持体とし、この上に下記組成の接着層形
成塗工液を塗布・乾燥して付量1.5g/m2の接着層
を形成した。
【0097】次いで、接着層付き剥離シートの接着層面
と前記画像形成層面とを対面させ、加圧ヒートロール
(温度95℃、搬送速度30mm/sec、圧力2.0
kg/cm)で、気泡が入らないように加熱・加圧処理
して一体化型の画像形成材料を作製した。
【0098】 接着層塗工液 ポリウレタン樹脂 5部 (日本ポリウレタン工業製:ニッポラン3116) メチルエチルケトン 50部 トルエン 45部 実施例2 実施例1の支持体を、(東レ社製:T−60,188μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0099】実施例3 実施例1の支持体を、(東レ社製:10E,100μm
厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0100】実施例4 実施例1の支持体を、(コニカ社製:18E,180μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0101】実施例5 実施例1の支持体を、(東レ社製:T−56,100μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0102】比較例1 実施例1の支持体を、(東レ社製:S−10,100μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0103】比較例2 実施例1の支持体を、(東レ社製:S−10,188μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0104】比較例3 実施例1の支持体を、(東レ社製:H−10,188μ
m厚)に変更した以外は実施例1と同様に行った。
【0105】(性能評価方法)得られた画像形成材料を
用いて画像形成を行い、以下の性能について評価を行っ
た。
【0106】《カール度》発明の詳細な説明において述
べた測定方法に従って、剥離シート貼合時と剥離後の画
像形成材料のカール度を求めた。カール度は、貼合時、
剥離後共に+0.5〜−0.5を実用上の合格範囲とす
る。
【0107】《搬送性》画像形成シートと剥離シートを
貼合した試料を、幅459mmにスリットし、20m巻
き取る。そのサンプルを、ドライセッター(ライノタイ
プ・ヘル製)にセットし、搬送テストを行い、3段階で
評価した。1ロール終わる迄に判定が○であったものを
合格とする。
【0108】 ○:搬送性に問題のないもの △:搬送不良が20mロール中で5回以下のもの ×:搬送不良が20mロール中で6回以上のもの 《接着性》前述の貼合済み試料を長さ20cm、幅2c
mの短冊状に裁断し、画像形成層側の支持体を両面テー
プで机に固定し、剥離シートをテンションゲージを用い
て剥離する。その時の剥離力が1.0〜20.0である
サンプルを○、前記の値を外れたものを×とし、○を合
格とする。
【0109】《剥がれ性》試料をドライセッター(前出
のもの)にセットし、上下左右の縁から露光部分迄の距
離が0〜15mm間で全面露光を行う。その時の剥離シ
ートの状態を、目視で判定し、3段階で評価した。○を
合格とする。
【0110】 ○:全く問題ないもの △:場合によっては剥がれるもの ×:剥がれてしまうもの 前述の条件により、以下の結果が得られた。
【0111】
【表1】
【0112】実施例6 実施例1の剥離シート接着層の付量を1.0g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0113】実施例7 実施例1と同一。
【0114】実施例8 実施例1の剥離シート接着層の付量を3.0g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0115】比較例4 実施例1の剥離シート接着層の付量を0.5g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0116】比較例5 実施例1の剥離シート接着層の付量を0.9g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0117】比較例6 実施例1の剥離シート接着層の付量を3.1g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0118】比較例7 実施例1の剥離シート接着層の付量を4.0g/m2
変えた以外は実施例1と同様に行った。
【0119】
【表2】
【0120】実施例9 実施例1の画像形成材料を用い、周囲を2mm残して残
して全面露光した。
【0121】実施例10 実施例1の画像形成材料を用い、周囲を5mm残して残
して全面露光した。
【0122】実施例11 実施例1の画像形成材料を用い、周囲を10mm残して
残して全面露光した。
【0123】比較例8 実施例1の画像形成材料を用い、周囲の未露光部分を残
さず全面露光した。
【0124】比較例9 実施例1の画像形成材料を用い、周囲を1mm残して残
して全面露光した。
【0125】比較例10 実施例1の画像形成材料を用い、周囲を15mm残して
残して全面露光した。
【0126】
【表3】
【0127】
【発明の効果】上記実験結果の通り、本発明の画像形成
材料及び画像形成方法によれば、装置内の搬送性が良
く、装置内部が汚れず、画像形成の失敗が無く、更に画
質の良い画像形成材料を提供することができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも画像形成層を有す
    る画像を形成するための材料であり、該材料に剥離する
    ための剥離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シート
    を剥離して画像を形成する工程で、剥離シートを貼合し
    た時の該材料のカール度と剥離シートを剥離した後のカ
    ール度が常温で−0.5〜+0.5であることを特徴と
    する画像形成材料。
  2. 【請求項2】 前記画像形成層側の支持体の加熱収縮率
    が長手方向で1.1%以下、幅手方向で0.5%以下で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成材料。
  3. 【請求項3】 支持体上に少なくとも画像形成層を有す
    る画像を形成するための材料であり、該材料に剥離する
    ための剥離シートを貼合し、画像記録後に該剥離シート
    を剥離して画像を形成する画像形成材料において、該剥
    離シートの接着層の付量が1.0〜3.0g/m2であ
    り、剥離力が1.0〜20.0g/cmであることを特
    徴とする画像形成材料。
  4. 【請求項4】 支持体上に少なくとも画像形成層を有す
    る画像を形成するための材料に、剥離するための剥離シ
    ートを貼合し、画像記録後に該剥離シートを剥離して画
    像を形成する画像形成方法において、画像形成時に剥離
    シートの縁から一定距離は画像形成を行わないことを特
    徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003051644A1 (fr) * 2001-12-17 2003-06-26 Fuji Photo Film Co., Ltd. Matiere de formation d'image multicolore et procede de formation d'image multicolore
JP2005208635A (ja) * 1999-06-24 2005-08-04 Hitachi Chem Co Ltd レジストパターン、レジストパターン積層基板、配線パターンの製造法及び配線パターン

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