JPH11139947A - マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤含有口腔用組成物 - Google Patents

マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤含有口腔用組成物

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JPH11139947A
JPH11139947A JP9308532A JP30853297A JPH11139947A JP H11139947 A JPH11139947 A JP H11139947A JP 9308532 A JP9308532 A JP 9308532A JP 30853297 A JP30853297 A JP 30853297A JP H11139947 A JPH11139947 A JP H11139947A
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Japan
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matrix metalloprotease
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oral
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JP9308532A
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Akane Takemura
あかね 武村
Sachiyo Sakamoto
幸代 坂本
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Original Assignee
Sunstar Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で、かつ歯周病の予防および治療に有効
な口腔用または飲食用組成物を提供すること。 【解決手段】 キノン、三環式ジテルペン、および/ま
たは五環式トリテルペンから選ばれる新規なマトリック
スメタロプロテアーゼ阻害剤を含有してなる口腔用また
は飲食用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なマトリック
スメタロプロテアーゼ阻害剤を含有する口腔用または飲
食用組成物に関する。さらに詳しくは、マトリックスメ
タロプロテアーゼの活性阻害または細胞における該酵素
の産生阻害効果を有するマトリックスメタロプロテアー
ゼ阻害剤を含有してなる、安全で歯周病の予防、治療に
有効である口腔用または飲食用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】マトリックスメタロプロテアーゼ(MM
P)は、細胞外マトリックスを分解する金属酵素の総称
である。細胞外マトリックスは、哺乳動物の組織におい
て細胞間のすきまを埋めている生体高分子であり、コラ
ーゲンやプロテオグリカン、エラスチンなどを成分とす
る。この細胞外マトリックスの代謝は、マトリックスメ
タロプロテアーゼと、マトリックスメタロプロテアーゼ
に特異的な組織由来メタロプロテアーゼインヒビター
(TIMP)とのバランスにより、主に調節されてい
る。細胞外マトリックス成分の構造異常や、合成・分解
の代謝バランスの崩れは、変形性関節症や慢性関節リウ
マチ等の関節疾患や癌の浸潤・転移と関連し、歯周病に
おいても、病態の進行と種々のマトリックスメタロプロ
テアーゼ活性の上昇は関連していることが知られてい
る。
【0003】マトリックスメタロプロテアーゼとして
は、コラゲナーゼ(MMP-1および8)、ストロメライシン
(MMP-3)、ゼラチナーゼ(MMP-2および9)など10種類
以上の酵素分子種が知られ(吉原, 新名:炎症と免疫,
2,177-185,1994)、これらは多種の細胞によって産生
される。コラゲナーゼは通常上皮系の細胞からは産生さ
れないが、歯周組織においては付着上皮およびポケット
上皮周辺においてしばしば発現が認められている(M.K
ylmaniemi et al: J.Dent Res.,75:919-926,199
6)。また、基底膜の構成成分であるIV型コラーゲン
を分解するゼラチナーゼは、歯周病原因菌由来のリポ多
糖等の因子の刺激により上皮細胞から産生されることが
報告されており、これらのことから、マトリックスメタ
ロプロテアーゼは、歯周病の進行と深く関っていると考
えられる。
【0004】さらに、歯周病患者の口腔洗浄液、歯肉溝
滲出液および唾液中のマトリックスメタロプロテアーゼ
量は、患者の病態を反映し、治療行為によりマトリック
スメタロプロテアーゼ量が減少することが報告されてい
る(M..Makela et al:J.Dent Res.,73:1397−140
6,1994)。また、マトリックスメタロプロテアーゼと
TIMPの量を健常者と比較した場合、歯肉炎患者にお
いてかなり高く、歯周炎患者はさらに高かったことが報
告されている(A.Haerian et al:J.Clin Periodonto
l.,22:505-509,1995)。したがって、マトリックス
メタロプロテアーゼ活性および産生の阻害剤は、局所の
炎症の増悪による歯周疾患の進行の予防および治癒の促
進に有用であると考えられる。
【0005】これまでに、テトラサイクリンおよびこの
修飾体が、線維芽細胞と上皮細胞のマトリックスメタロ
プロテアーゼ活性を阻害することが報告されている
(L.H.Nip et al:J.Periodont Res.,28:379-38
5,1993)。また、マトリックスメタロプロテアーゼに
対する阻害剤として、多数のヒドロキサム酸誘導体(特
表平7-505387,特開平08-81443 )、エスクレチン誘導
体(特開平08-183785)等が合成され、天然物を由来と
するフラボン類またはアントシアニジン類を有効成分と
するものも報告されている(特開平08-104628)。細胞
からのマトリックスメタロプロテアーゼ産生に対する阻
害剤としては、グルココルチコイド類の1種であるデキ
サメタゾンが合成されている(M.Kylmaniemi:J.Den
t.Res.,75:919-926,1996)。マトリックスメタロ
プロテアーゼの1種であるコラゲナーゼに対する天然物
由来の阻害剤として、荊芥エキスまたは薄荷エキスを有
効成分とする阻害剤(特開平06-183990)、ノルジヒド
ログアヤレテックアシッドを有効成分とする阻害剤(特
開平04-217626)およびポリポレニックアシッドCを有
効成分とする阻害剤(特開平09-40552)が報告されてい
る。また、ホウフクロウタケより分離精製した、四環式
トリテルペン20-carboxy-16-hydroxy-21-nor-5 α-7,9
(11)-lanostadien-3,24-dioneがコラゲナーゼ阻害作用
を有すること(特開平9-235293)についても報告されて
いる。しかし、マトリックスメタロプロテアーゼ活性に
対する阻害効果、および/または、細胞のマトリックス
メタロプロテアーゼ産生に対する阻害効果を有する天然
物由来のキノン、三環式ジテルペンおよび五環式トリテ
ルペンでは報告がない。
【0006】キノンは動植物、微生物界にまたがって分
布する有機化合物であり、ベンゾキノン類、ナフトキノ
ン類、アントラキノン類、延長キノン類に分類される。
これまでに、キノンには、血液凝固、抗癌等の生理学的
に重要な作用を持つものが多いことが知られている(柴
田著、薬用天然物質)。三環式ジテルペンならびに五環
式トリテルペンは種々の植物や、まれに動物からも得ら
れる有機化合物であるテルペンの一種である。さらに、
これらのテルペンは、化学構造に含まれる環の数によ
り、非環式テルペン、単環式テルペン、二環式テルペ
ン、三環式テルペン、四環式テルペン、五環式テルペン
に分類されている。また、テルペンの中には、局所刺激
作用を持つショウノウや麻酔作用を持つメントールのよ
うに、抗腫瘍、抗菌、抗炎症等の生物活性を持つものが
知られている。しかし、キノン、三環式ジテルペン、お
よび五環式トリテルペンが、マトリックスメタロプロテ
アーゼの活性、および/または細胞の産生阻害に対する
活性を有することは、新たな知見である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、マトリックスメタロプロテアーゼ活性および細胞の
マトリックスメタロプロテアーゼ産生に対する阻害剤を
含有し、歯周病の予防や治療効果に優れ、かつ安全性の
高い口腔用または飲食用組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、キノン、三
環式ジテルペン、および五環式トリテルペン、ならび
に、これらの成分を含有する植物抽出エキスまたはその
乾燥エキス末がマトリックスメタロプロテアーゼの活性
および細胞におけるその産生に対して阻害効果を有する
ことを見出し、さらに、これを配合した口腔用または飲
食用組成物が歯周病の予防、治療を助成することを見い
出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、マトリックスメタロ
プロテアーゼの活性阻害、および/または、細胞におけ
る産生阻害効果を有する、キノン、三環式ジテルペン、
および五環式トリテルペン、ならびにそれらの成分を含
有する植物エキスまたはその乾燥エキス末を有効成分と
して含有することを特徴とする口腔用または飲食用組成
物を提供するものである。本発明によれば、安全、かつ
歯周病の予防および治療に有効な口腔用または飲食用組
成物が提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明におけるマトリックスメタ
ロプロテアーゼ阻害剤とは、該酵素の活性阻害および細
胞における産生阻害の効果のいずれか一方またはその両
方を有する化合物をいう。細胞におけるマトリックスメ
タロプロテアーゼの活性阻害効果とは、歯周病等に罹患
した歯周組織細胞が産生したマトリックスメタロプロテ
アーゼが、組織間の細胞外マトリックスを分解し、組織
の破壊を増悪させるのを阻害することである。一方、マ
トリックスメタロプロテアーゼの産生阻害効果とは、歯
周病等に罹患した歯周組織細胞がマトリックスメタロプ
ロテアーゼを産生するのを阻害し、組織中でのマトリッ
クスメタロプロテーゼが蓄積することを抑制することに
より、組織破壊の開始および増悪を防ぐことである。マ
トリックスメタロプロテアーゼの産生阻害および活性阻
害剤は、歯周炎、歯肉炎、歯根膜炎、智歯周囲炎、イン
プラント周囲炎等の歯周疾患等の症状、疾患の予防、治
療に有効である。
【0011】本発明で使用するキノンとしては、特に限
定されるものではないが、例えば、ユビキノンおよびプ
ラスタキノン等のベンゾキノン類、ユグロンおよびシコ
ニン等のナフトキノン類、ならびにキニザリンおよびア
リザリン等のアントラキノン類が挙げられるが、このう
ち、ナフトキノン類およびアントラキノン類が特に好ま
しい。本発明で使用する三環式ジテルペンとしては、特
に限定されるものではないが、例えば、アビエチン酸お
よびレボピマール等が挙げられ、また、五環式トリテル
ペンとしては、特に限定されるものではないが、例え
ば、ベツリンおよびα−アミリン等が挙げられ、三環式
ジテルペンのうちでは、アビエチン酸等のアビエタン型
が特に好ましく、さらに、五環式トリテルペンのうちで
は、ベツリン等のルパン型およびα−アミリン等のウル
サン型が特に好ましい。
【0012】上記のキノン、三環式ジテルペンまたは五
環式トリテルペンは、シグマ アルドリッチ ジャパン株
式会社、フナコシ株式会社などから市販されており、容
易に入手することができるが、下記のごとき方法に従っ
て植物から抽出または単離したものでもよい。また、こ
れらの成分を含む植物抽出エキスは、一丸ファルコス株
式会社、丸善製薬株式会社から市販されているもので
も、下記の方法に従って植物から抽出したものを用いて
もよい。
【0013】キノン、三環式ジテルペン、または五環式
トリテルペンを成分とする植物としては、キキョウ、モ
ッコウ、ガイヨウ、ヨウバイヒ、サンソウニン、ロジン
等の生薬に用いられている植物や、フジバカマ、カナリ
ヤノキ、ニワトコ、センタボ、オオバコ、トウセンキン
カ、不凋花、シラカバ、ローズマリー等の植物が挙げら
れる。植物抽出エキスは、これらの植物を、例えばメタ
ノールや酢酸エチル等の有機溶媒により抽出することに
より得ることができる。また、キノン、三環式ジテルペ
ン、および/または五環式トリテルペンを含む植物の乾
燥エキス末を製造する方法としては、前記抽出エキスを
用いて、例えば減圧乾燥、噴霧乾燥または凍結乾燥等の
通常の乾燥手段によって乾燥エキス末とする方法が挙げ
られる。
【0014】本発明の口腔用または飲食用組成物に配合
するマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤は、キノ
ン、三環式ジテルペン、および/または五環式トリテル
ペン、あるいはこれらの成分を含有する植物の抽出エキ
スまたはその乾燥エキス末をそれぞれ単独で、あるいは
その2種以上を組み合わせて用いることができる。マト
リックスメタロプロテアーゼ阻害剤の適用組成物中にお
ける配合量は、適用対象物により異なり一概には規定で
きないが、キノン、三環式ジテルペン、および/または
五環式トリテルペンの場合、その1種または2種以上の
合計量として、対象組成物全体の0.001〜10重量
%程度が好ましく、さらに好ましくは0.01〜2重量
%である。植物抽出エキスまたはその乾燥エキス末の場
合、その1種または2種以上の合計量として、対象組成
物全体の0.005〜20重量%程度が好ましく、さら
に好ましくは0.05〜5.0重量%である。
【0015】本発明の口腔用または飲食用組成物の摂取
量は、患者の年齢、体重、病状等により一定したもので
はないが、通常、成人の1日当り摂取量は有効成分であ
るテルペンまたはキノン量にして1回に1〜1,000
mgが好ましい。歯周病の予防および治療においては、
病状および部位により適宜増減できるが、局所投与の場
合、キノン、三環式ジテルペン、および/または五環式
トリテルペン量にして1歯につき0.0002〜2mg
/回の用量により所望の歯周病予防および治療効果が発
揮される。
【0016】本発明の口腔用または飲食用組成物は、そ
の形態に応じて種々の公知成分を配合し、歯磨剤、洗口
剤、トローチ剤、口腔用パスタ剤やゲル剤等にすること
ができる。また、同様にしてチューインガム、飴類、タ
ブレット、飲料等の食品にすることもできる。配合する
賦形剤としては、ショ糖、乳糖、デンプン、結晶性セル
ロース、マンニット、軽質無水珪酸、アルミン酸マグネ
シウム、メタ珪酸アルミン酸カルシウム、炭酸水素ナト
リウム、リン酸カルシウム等が挙げられる。可溶化剤と
しては、アルコール、エステル類、ポリエチレングリコ
ール誘導体、ソルビタンの脂肪酸エステル類、硫酸化脂
肪アルコール類が挙げられる。粘結剤としては、セルロ
ース誘導体、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ポ
リアクリル酸ナトリウム、ポリ乳酸、ポリグリコール
酸、キサンタンガム等が挙げられる。滑沢剤としては、
ステアリン酸マグネシウム、タルク、硬化油等が挙げら
れる。懸濁剤、湿潤剤としては、ココナッツ油、オリー
ブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸カルシウム、紅花油、大
豆リン脂質、グリセリン、ソルビトール、プロピレング
リコール、エチレングリコール等が挙げられる。被膜形
成物質としては、例として、酢酸フタル酸セルロース等
の炭水化物誘導体、アクリル酸メチル、メタアクリル酸
メチル等のアクリル酸系共重合体、メタアクリル酸系共
重合体等が挙げられる。また、矯味剤、矯臭剤として、
食塩、サッカリン、糖、マンニット、パラチニット、キ
シリトール、オレンジ油、カンゾウエキス、クエン酸、
ブドウ糖、メントール、ユーカリ油、リンゴ酸等の甘味
料、香料、着色料、保存剤を含有させてもよい。
【0017】
【実施例】以下に試験例および実施例により本発明をさ
らに具体的に説明するが,本発明は下記の試験例および
実施例に制限されるものではない。 試験例1 マトリックスメタロプロテアーゼに対する阻害活性の測
定 1.材料 1−1.被験化合物 アビエチン酸 ベツリン α−アミリン ユグロン アリザリン テトラサイクリン アジアチコサイド β−エスシン ヘスペレチン ナリンジン ミリセチン カフェライド カフェイン キニーネ 1−2.被験植物エキス ローズマリーエキス シラカバエキス タイソウエキス ロジン コトウニンエキス センソウコンエキス 1−3.コラゲナーゼ コラゲナーゼとしては、ヒト歯肉線維芽細胞(HGF)
およびヒト歯肉上皮細胞(HGK)に、それぞれ無血清
のダルベッコ変法MEM培地、上皮用培地中に産生させ
たヒトプロコラゲナーゼを、それぞれCMセファロース
TM(ファルマシア社製)および亜鉛キレーティングセ
ファロースTM(ファルマシア社製)により精製して緩
衝液に溶解後、活性化剤としてアミノフェニル酢酸水銀
(シグマ社製)で、37℃にて4時間インキュベート
し、活性化したものを用いた。 1−4.ゼラチナーゼ コラゲナーゼと同様に無血清のダルベッコ変法MEM培
地中または上皮用培地で産生させたヒトプロゼラチナー
ゼをゼラチンセファロース 4B(ファルマシア社製)で
精製後、コラゲナーゼと同様に活性化した。
【0018】方法 2−1.コラゲナーゼに対する活性に対する阻害効果の
測定 コラゲナーゼに対する上記1−1の活性に対する阻害効
果の測定は、フルオレッセインイソチオシアネートで標
識されたIV型コラーゲン(ヤガイ社製)を基質とした永
井らの方法(Japanese Journal of Inflamation,4巻,1
23頁,1984年参照)に準じてコラゲナーゼ活性を測定し
た。即ち、40μlの活性化済みヒトコラゲナーゼ(2
U/ml)と、50μgの基質、40μlのアッセイバ
ッファーに溶解した被験化合物とを混合し、37℃で4
時間反応させた。コントロール(被験物質未添加)のコ
ラゲナーゼ活性を100%とし、各種被験物質添加時の
コラゲナーゼ活性の減少度合から、50%阻害するのに
必要な試験薬量を示すIC50値を求めた。また、コラゲ
ナーゼ活性に対する阻害効果が報告されているテトラサ
イクリンを用いてその効果の比較を行った。
【0019】2−2.ゼラチナーゼに対する活性に対す
る阻害効果の測定 ゼラチナーゼに対する上記1−1の活性に対する阻害効
果の測定は、フルオレッセインイソチオシアネートで標
識されたIV型コラーゲン(ヤガイ社製)を基質とし、
上記のコラゲナーゼに対する阻害活性の測定(2−1)
と同様の方法で行った。但し、反応温度は42℃とし
た。
【0020】2−3.コラゲナーゼ産生に対する阻害効
果の測定 96穴の組織培養用プレートにHGFおよびHGKをそ
れぞれ10,000個/well播種し、37℃で1日
インキュベート後、被験化合物を1%牛胎児血清を含む
ダルベッコ変法MEM培地または上皮用培地にそれぞれ
希釈した培地で、2日間インキュベートした。さらに、
1%牛胎児血清のみを含むDMEMまたは無血清上皮用
培地に換えて2日間インキュベートし、培地中に遊離し
てくるコラゲナーゼの量を上記2−1の永井らの方法を
用いて測定した。また、コントロール(被験物質未添
加)の培地上清のコラゲナーゼ活性を100%とし、各
種被験物質添加時のコラゲナーゼ活性の相対的割合を求
めた。
【0021】
【表1】
【0022】酵素阻害活性の測定結果を表1に示す。コ
ラゲナーゼ阻害剤として知られているテトラサイクリン
と比較して、本発明に係るキノン、三環式ジテルペンお
よび五環式トリテルペンは同等またはそれ以上のマトリ
ックスメタロプロテアーゼ阻害活性を有することが確認
された。しかし、その他のサポニン、プラバノン、フラ
ボノール、アルカロイドでは、活性阻害効果は確認され
なかった。
【0023】
【表2】
【0024】酵素産生阻害活性の測定結果を表2に示
す。本発明に係るキノン、三環式ジテルペンまたは五環
式トリテルペンは細胞のマトリックスメタロプロテアー
ゼ産生に対する強い阻害活性を有することが確認され
た。テトラサイクリン、サポニン、プラバノン、フラボ
ノール、アルカロイドではマトリックスメタロプロテア
ーゼ産生阻害活性は全く認められなかった。
【0025】2−4.植物エキスによるコラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ活性阻害効果の測定
【表3】
【0026】酵素阻害活性の測定結果を表3に示す。本
発明に係るキノン、三環式ジテルペンまたは五環式トリ
テルペンを含む植物エキスにおいても有意なマトリック
スメタロプロテアーゼ活性阻害効果が認められた。
【0027】2−5.植物エキスによるゼラチナーゼ産
生阻害効果の測定
【表4】
【0028】酵素産生阻害活性の測定結果を表4に示
す。本発明に係るキノン、三環式ジテルペンまたは五環
式トリテルペンを含む植物エキスにおいても細胞のマト
リックスメタロプロテアーゼ産生に対する有意な阻害活
性を有することが確認された。
【0029】次に本発明の口腔用または飲食用組成物の
実施例を挙げる。 [実施例6](練歯磨) 配合成分 配合量(重量%) 第2リン酸カルシウム 30.0 グリセリン 10.0 ソルビトール 20.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カラギーナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 安息香酸ナトリウム 0.3 アビエチン酸 0.2 精製水 残 量 全量 100.0
【0030】 [実施例7](洗口液) 配合成分 配合量(重量%) エタノール 10.0 グリセリン 5.0 クエン酸 0.01 クエン酸ナトリウム 0.1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 香料 0.2 ベツリン 0.05 アリザリン 0.05 精製水 残 量 全量 100.0
【0031】 [実施例8](洗口液) 配合成分 配合量(重量%) エタノール 10.0 グリセリン 5.0 クエン酸 0.01 クエン酸ナトリウム 0.1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ベツリン 0.1 シラカバエキス 0.5 精製水 残 量 全量 100.0
【0032】 [実施例9](トローチ) 配合成分 配合量(重量%) キシリトール 69.8 マルチトール 21.0 アラビアガム 1.5 ショ糖脂肪酸エステル 2.5 粉末香料 1.0 クエン酸 4.0 アリザリン 0.1 ユグロン 0.1 全量 100.0
【0033】 [実施例10](口腔用パスタ) 配合成分 配合量(重量%) 流動パラフィン 13.0 セタノール 10.0 グリセリン 25.0 ソルビタンモノパルミテート 0.6 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 塩化ベンゼトニウム 0.1 サリチル酸メチル 0.1 サッカリン 0.2 香料 0.25 ローズマリーエキス 0.2 α−アミリン 0.05 精製水 残 量 全量 100.0
【0034】 [実施例11](口腔用ゲル) 配合成分 配合量(重量%) カルボキシメチルセルロース 0.2 グリセリン 40.0 アビエチン酸 1.0 精製水 残 量 全量 100.0
【0035】 [実施例12](チューイングガム) 配合成分 配合量(重量%) パラチノース 16.0 マルチトール 51.0 タルク 5.0 香料 1.0 アビエチン酸 0.01 チューインガムベース 残 量 全量 100.0
【0036】 [実施例13](チューイングガム) 配合成分 配合量(重量%) 炭酸カルシウム 2.0 水あめ 16.0 粉糖 18.0 ショ糖パルミチート 1.0 フルクトース 3.0 マルトース 4.0 香料 1.0 アビエチン酸 0.05 シラカバエキス 1.0 チューインガムベース 残 量 全量 100.0
【0037】 [実施例14](キャンディー) 配合成分 配合量(重量%) パラチニット 57.4 キシリトール 20.0 アスパルテーム 0.05 ローズマリーエキス 0.7 シラカバエキス 0.2 香料 0.08 着色料 0.8 精製水 残 量 全量 100.0
【0038】 [実施例15](キャンディー) 配合成分 配合量(重量%) パラチニット 64.0 還元水飴 20.0 酸味料 1.7 アスパルテーム 0.03 タイソウエキス 0.5 α−アミリン 0.1 香料 0.10 着色料 0.01 精製水 残 量 全量 100.0
【0039】 [実施例16](キャンディー) 配合成分 配合量(重量%) キシリトール 55.70 マルチトール 43.0 ローズマリーエキス 0.6 ロジン 0.2 酸味料 0.8 香料 0.3 着色料 0.03 全量 100.0
【0040】 [実施例17](タブレット) 配合成分 配合量(重量%) PEG6000 2.0 無水ケイ酸 1.0 ステアリン酸マグネシウム 0.6 タルク 0.3 ヒドロキシプロピルセルロース 0.7 α−アミリン 0.5 マンニット 残 量 全量 100.0
【0041】 [実施例18](タブレット) 配合成分 配合量(重量%) キシリトール 69.8 マルチトール 21.0 アラビアガム 1.5 ショ糖脂肪酸エステル 2.5 粉末香料 1.0 クエン酸 4.0 アリザリン 0.1 ユグロン 0.1 全量 100.0
【0042】 [実施例19](飲料) 配合成分 配合量(重量%) ベツリン 2.0 クエン酸 0.1 アスパルテーム 0.1 色素 0.03 キサンタンガム 0.015 香料 0.020 精製水 残 量 全量 100.0
【0043】 [実施例20](ゼリー飲料) 配合成分 配合量(重量%) ローズマリーエキス 1.0 シラカバエキス 2.0 ジェランガム 1.0 パインファイバー 5.0 クエン酸 0.5 キシリトール 20.0 香料 0.2 果汁 10.0 精製水 残 量 全量 100.0
【0044】 [実施例21](炭酸飲料) 配合成分 配合量(重量%) アリザリン 0.5 ロジン 1.5 クエン酸 0.1 トレハロース 5.0 キシリトール 5.0 香料 0.01 果汁 10.0 炭酸水 70.0 精製水 残 量 全量 100.0
【0045】
【発明の効果】本発明のマトリックスメタロプロテアー
ゼ阻害剤含有口腔用組成物は、マトリックスメタロプロ
テアーゼの活性および細胞のマトリックスメタロプロテ
アーゼ産生に対して優れた阻害効果を示し、歯周病の発
症、歯周病の増悪による歯周組織の破壊に対する阻害活
性を有する。よって、歯周病の予防および治療に有用で
あり、また、使用上の安全性も極めて高いものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/26 A23L 2/00 F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックスメタロプロテアーゼの活性
    阻害、および/または、細胞における産生阻害効果を有
    する、キノン、三環式ジテルペンおよび五環式トリテル
    ペンから選択される1種または2種以上の化合物を有効
    成分として含有することを特徴とする口腔用または飲食
    用組成物。
  2. 【請求項2】 キノンが、ナフトキノン類およびアント
    ラキノン類から選択される1種または2種以上の化合物
    であることを特徴とする請求項1項記載の口腔用または
    飲食用組成物。
  3. 【請求項3】 三環式ジテルペンが、アビエタン型化合
    物から選択される1種または2種以上の化合物であるこ
    とを特徴とする請求項1または2いずれか記載の口腔用
    または飲食用組成物。
  4. 【請求項4】 五環式トリテルペンが、ルパン型および
    ウルサン型化合物から選択される1種または2種以上の
    化合物であることを特徴とする請求項1ないし3いずれ
    か1項記載の口腔用または飲食用組成物。
  5. 【請求項5】 有効成分を植物エキスまたはその乾燥エ
    キス末として含有することを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか1項記載の口腔用または飲食用組成物。
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