JPH09118627A - 甜茶抽出物を有効成分とする医薬並びにこれを配合した食品および化粧品 - Google Patents

甜茶抽出物を有効成分とする医薬並びにこれを配合した食品および化粧品

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JPH09118627A
JPH09118627A JP8269068A JP26906896A JPH09118627A JP H09118627 A JPH09118627 A JP H09118627A JP 8269068 A JP8269068 A JP 8269068A JP 26906896 A JP26906896 A JP 26906896A JP H09118627 A JPH09118627 A JP H09118627A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 甜茶抽出物を有効成分とするヒアルロン酸分
解阻止剤並びにこれを含有する食品および化粧品。 【効果】 本発明のヒアルロン酸分解阻止剤は、皮膚や
動脈壁、関節腔などに含まれるヒアルロン酸含量の低下
を抑制する。このことにより、皮膚の保湿性および柔軟
性を高め、加齢に伴なう動脈硬化を予防し、関節炎の改
善などに寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、甜茶抽出物を有効成分
とする医薬に関し、更に詳細には、抗炎症、抗アレルギ
ーおよびヒアルロン酸の分解阻止作用を有する医薬なら
びにこれを含有する食品および化粧品に関する。
【0002】
【従来の技術】科学技術の発達に従い、多くの化合物が
合成され、種々の作用を有する医薬が見出されてきた。
例えば、抗炎症剤として、化学合成品を主に多数の薬物
が開発されてきた。そして、約100年前より、臨床に
用いられてきたアスピリンの作用点が、アラキドン酸よ
りプロスタグランジン(以下、「PG」と略す)の合成
に至る過程の初発酵素であるシクロオキシゲナーゼ阻害
にあることが解明されたことを契機として、インドメタ
シンなどの、同様の作用メカニズムによる強力な薬効を
有するものが開発されてきた。
【0003】また、抗アレルギー剤としては、ジソジウ
ムクロモグリケート(以下、「DSCG」と略す)など
の化学合成品が、アラキドン酸よりロイコトリエンを生
成させる5−リポキシゲナーゼの阻害剤としてはカフェ
ー酸を多量に含むヨモギ抽出物などが用いられている。
【0004】以上は、いずれも医薬品の成分に関するも
のであるが、他方、抗炎症あるいは抗アレルギーに寄与
すると思われる食品素材も求められているが、羅漢果抽
出物などが伝承にのみ基づいて使用されているのが現状
である。 また、抗炎症あるいは抗アレルギー活性を有
する化粧品原料についても種々探索されているが、安全
かつ有望なものは未だ得られていない。
【0005】一方、保湿剤として、微生物などに由来す
るヒアルロン酸が主に化粧品に配合されているが、最
近、ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼに対
する阻害活性を1つの指標として、茶抽出液の抗アレル
ギー活性を評価しようとする試みが行われており(前田
有美恵ら:食衛誌、31巻、233−237頁、199
0)、ヒアルロニダーゼ阻害活性と抗アレルギー活性の
相関が示唆されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】21世紀に向けて、疾
病の治療よりも予防の必要性が叫ばれている。 例え
ば、炎症やアレルギーは人体の持つ抵抗力の過剰反応と
考えられている側面もあるが、発病時の苦難を思うと
き、そのなんらかの予防措置が必要とされる。花粉症な
どのアレルギー疾患の最近の激増ぶりには、目を見張る
ばかりである。 元々は、寄生虫排除の目的で人体内に
備わっているIgEが、近年、人体の寄生虫保有の減少
と共に、アレルギーを起こす方に働いているためである
が、食物として脂肪、特にリノール酸を多く含むものの
摂取が増えている面も見逃すことが出来ない。 リノー
ル酸は生体内で容易にアラキドン酸に不飽和化され、そ
れから生ずるロイコトリエンがアレルギーの原因になる
からである。 社会が豊かになるにつれて、人体が寄生
虫を保有することの減少と脂肪摂取量の増加により、ア
レルギーは増える傾向にあるが、十分に有効な抗アレル
ギー剤は見出だされておらず、その開発は重要な課題で
ある。
【0007】一方、生体のヒアルロン酸含有量を維持
し、高める必要性については、皮膚だけの問題にとどま
らない。大動脈や関節腔液などにおいても、ヒアルロン
酸による保水構造は重要な働きをしている。 老化が人
体のヒアルロン酸含有量の低下という面を伴なう以上、
高齢化社会に向けて、皮膚や血管などの、ヒアルロン酸
により保持される水分含量ひいては柔軟性を維持する必
要性は、ますます高まると予想される。 現状では、化
粧品用保湿剤として外用されるヒアルロン酸にのみ関心
が向けられ、人体内のヒアルロン酸含量、ひいては水分
含量を維持しようとする試みは皆無に等しく、重要な課
題として残されている。
【0008】この上記課題の解決は、医薬品の投与によ
っても行なわれるが、食品や化粧品のように日常的に摂
取されたり用いられているものにより講じられることが
より望ましい。 しかし、現在まで、抗炎症、抗アレル
ギー活性、抗ヒアルロニダーゼ活性を持った有望な食品
素材および化粧品原料が得られておらず、このような素
材、原料の提供が課題として残されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく、アラキドン酸よりPGの合成に至る過程の
初発酵素であるシクロオキシゲナーゼおよびヒアルロン
酸の加水分解酵素であるヒアルロニダーゼの両酵素を阻
害し、かつ抗ヒスタミン活性も有する天然物を見いだす
べく鋭意探索を行った。 ここで、ヒアルロニダーゼ阻
害を目標としたのは、本酵素の阻害が、人体中でのヒア
ルロン酸レベルの維持のみならず、抗炎症や抗アレルギ
ー活性とも強く相関するからである。 本酵素は、炎症
時には活性化され、結合組織のマトリックスを破壊し、
炎症系の細胞および血管の透過性を高める役割りを演じ
ていると考えられるので、本酵素の阻害が抗炎症につな
がるとされる。 また、ヒアルロニダーゼが、肥満細胞
中にあって、IgE−抗原複合体がレセプターに結合す
ることに始まりヒスタミン顆粒の放出(脱顆粒)にまで
至る一連の過程に含まれる可能性が高い。 脱顆粒のよ
うな大きな形態変化は、ヒアルロン酸による保水構造の
一時的破壊なくしては起こり得ないからである。 事
実、抗アレルギー剤の中にはヒアルロニダーゼ阻害活性
を合わせ持つものが多い。
【0010】上記した性質を有する天然物の探索の結
果、甜茶水系溶剤抽出物中に上記の3つの活性を十分に
合わせ持つ物質を発見し、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち本発明の第1の目的は、甜茶抽出
物を有効成分とする、抗炎症剤、抗アレルギー剤および
ヒアルロン酸の分解阻止剤から選ばれる医薬を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、前記医薬を含
有する食品および化粧品を提供することにある。
【0012】本発明で用いられる甜茶抽出物は、例えば
甜茶を水系溶媒で抽出することにより得られる。 原料
である甜茶(バラ科の多年生潅木、Rubus suavissims
S.Lee)は、中国で古来より甘い茶として用いられてい
る。 この甜茶は、その葉または茎、特に葉を天日で乾
燥したものを原料とし、抽出に付すことができる。な
お、この甜茶は、日本で甘茶として飲用されているユキ
ノシタ科の甘茶[Hydrangea macrophylla Seringe var.
thunbergii MakinoSaxifragaceae:ユキノシタ
科)]とは、全く異なる植物である。
【0013】抽出に用いる水系溶剤は、水単独もしくは
水とメタノール、エタノール等低級アルコール、アセト
ン等の1種または2種の極性溶媒との任意の混合液のい
ずれでもよい。 しかし、極性溶媒だけでは本発明の有
効成分を効率よく抽出できないので、必ず水との混合液
とし、かつ、その混合率は溶媒が90%以下であること
が望ましい。 これらの溶剤のうちでは、抽出物が最終
的に食品等に配合されることを考慮すると、安全性の点
で、水、エタノール、またはこれらの混合物を用いるの
が好ましい。
【0014】抽出に際しての甜茶と溶剤との比率も特に
限定されるものではないが、甜茶1に対して溶剤2−1
000重量倍、特に抽出操作、効率の点で5−100重
量倍が好ましい。抽出温度は室温−常圧下での溶剤の沸
点の範囲とするのが便利であり、抽出時間は10分から
24時間の範囲とするのが好ましい。
【0015】このようにして得られた甜茶水系溶剤抽出
物そのままのもの、これを濃縮したもの、溶出物から溶
剤を除去した乾燥物等、いかなる状態のものでも使用す
ることが出来るが、保存性、有機溶媒の安全性の点で乾
燥物の状態にするのが好ましい。
【0016】本発明の医薬は、甜茶抽出物をそのまま若
しくはこれを公知の医薬用担体と共に製剤化することに
より調製される。本発明の医薬は、錠剤、顆粒剤、粉
剤、シロップ剤等の経口剤;坐剤、外用剤等の非経口剤
のほか、飴、トローチ、ガム、ヨーグルト、アイスクリ
ーム、プディング、ゼリー、水ようかん、コーヒー飲
料、ジュース、炭酸飲料、清涼飲料水、牛乳、乳清飲料
および乳酸菌飲料等の食品に添加する剤形のもの、化粧
水、化粧クリーム、乳液、ファンデーション、口紅、整
髪料、ヘアトニック、育毛料等を始め、歯磨き、洗口
液、シャンプー、リンス、入浴剤等の化粧品に配合する
剤形のものとすることができる。
【0017】本発明の医薬の調製に用いることのできる
医薬用担体としては、特に制限はなく、通常用いられて
いるものを使用することができるが、その例としては、
デンプン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチル
セルロース、コーンスターチ、無機塩等の固形担体;蒸
留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール等のア
ルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等の液体担体;各種の動植物油、白色ワセリン、パ
ラフィン、ロウ類等の油性担体等が挙げられる。
【0018】また、本発明の医薬を用いて、上記の食品
や化粧品、歯磨き、シャンプー等を製造するには、その
製品の種類に応じて通常用いられる適宜な成分を配合す
ることができる。 例えば、食品を調製する場合には、
ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、
ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳
糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L
−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソ
ルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコー
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビ
アガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチ
ン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテ
ン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、
香料、保存剤等、通常の食品原料として使用されている
ものを適宜配合して製造することが出来る。
【0019】更に、化粧品を調製する場合には、植物油
等の油脂類、ラノリンやミツロウ等のロウ類、炭化水素
類、脂肪酸、高級アルコール類、エステル類、種々の界
面活性剤、色素、香料、ビタミン類、植物・動物抽出成
分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防腐・殺菌剤等、通常の
化粧品原料として使用されているものを適宜配合して製
造することができる。
【0020】本発明の甜茶抽出物を用いて化粧品等を調
製する場合には、他の抗炎症・抗アレルギー性化粧品原
料、例えば、甘草抽出成分(特にグリチルリチン酸)、
塩酸ジフェンヒドラミン、アズレン、dl−α−トコフ
ェロールおよびその誘導体、ビタミンB2及びB6などと
用いることにより、その効果を高めることができる。甜
茶抽出物はヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダー
ゼを強く阻害するのでヒアルロン酸と共に用いることに
より、その保湿効果を一層高めることができる。 甜茶
抽出物単独でも、皮膚中のヒアルロン酸の分解を阻止す
ることにより間接的に保湿・美肌効果を持つが、他の保
湿・美肌性化粧品成分、例えば、エラスチン、コラーゲ
ン、レシチン、スクワレン、プラセンターリキッド(胎
盤抽出液)、グリセリン類、グリコール類、発酵代謝産
物、乳酸菌培養液、ビタミンAおよびC、コンドロイチ
ン硫酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナ
トリウム(PCA−Na)、バクモンドウ粘液多糖類等
の植物多糖類などと共に用いて、より一層効果を高める
ことが望ましい。
【0021】甜茶は古来より中国では甘い茶として用い
られており、本発明で使用するその抽出物は安全性の点
での問題はない。 しかし、本発明の医薬における甜茶
抽出物の配合量は、効果および添加した際の香り、色調
の点で、乾燥重量換算で、0.01−5.0%の濃度範囲
とすることが望ましい。
【0022】
【作用および発明の効果】本発明医薬の有効成分である
甜茶抽出物のシクロオキシゲナーゼ阻害活性、すなわち
PG合成の阻害による抗炎症活性はアスピリンのそれの
約1/5であり、抗ヒスタミン活性は抗アレルギー薬イ
ンタールの活性成分であるDSCGのそれに匹敵した。
従って、本発明の医薬は抗炎症作用および抗アレルギ
ー作用を有する医薬として有用なものである。 また、
甜茶抽出物を含む食品を日常的に摂取することにより、
風邪に伴なう炎症やのどのはれ、花粉症、せきなどを予
防・改善することができる。 同様に、甜茶抽出物を含む
化粧品の使用により、皮膚のかゆみなどを改善すること
が可能である。
【0023】本発明による甜茶抽出物は強力なヒアルロ
ン酸分解阻止剤として皮膚や動脈壁、関節腔などに含ま
れるヒアルロン酸含量の低下を抑制する。このことによ
り、間接的作用ではあるが、皮膚の保湿性および柔軟性
を高め、加齢に伴なう動脈硬化を予防し、関節炎の改善
などに寄与する。
【0024】甜茶抽出物は、安全性の確立された植物抽
出物であり、かつ、抗炎症剤、抗アレルギー剤としての
作用の他にヒアルロン酸分解阻止剤としての種々の効果
を合わせ持っており、その多機能性は他に例を見ないも
のである。
【0025】
【実施例】次に甜茶抽出物の製造法、シクロオキシゲナ
ーゼ阻害試験、ヒアルロニダーゼ阻害試験、ヒスタミン
遊離抑制試験および抗炎症剤、抗アレルギー剤並びにヒ
アルロン酸の分解阻止剤の製造に関する実施例を挙げ、
本発明を更に詳しく説明する。 実 施 例 1 甜茶抽出物の製造:甜茶 100gを3000mlの三
角フラスコにいれ、熱水 1000mlを加え、沸騰水
浴中で3時間抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液
を凍結乾燥し、抽出物 32.3gを得た(甜茶抽出物
1)。
【0026】実 施 例 2 甜茶抽出物の製造:甜茶 100gを3000mlの三
角フラスコにいれ、50容量%のエタノール1000m
lを加え、室温下で、1時間ごとに軽く撹拌し、24時
間抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液を減圧下濃
縮してエタノールを除去後、水を加えて凍結乾燥し、抽
出物 31.1gを得た(甜茶抽出物2)。
【0027】実 施 例 3 シクロオキシゲナーゼ阻害活性の検定:実施例1で得た
抽出物について、下記の方法で、そのシクロオキシゲナ
ーゼ阻害活性を測定した。 その結果を表1に示す。
【0028】( 測 定 法 )羊精嚢腺ミクロゾーム(フ
ナコシ薬品、メーカーコードA3)のシクロオキシゲナ
ーゼ活性に対する阻害効果を酸素吸収法により測定し
た。すなわち、酸素電極を備えた4ml容の反応槽に、
10mMのL−トリプトファンを含む0.2Mトリス塩
酸緩衝液(pH8.0)3.835ml、40μMヘモグ
ロビン液25μl、被験試料液100μlおよびミクロ
ゾーム0.6mgを含む上記緩衝液30μlを加え、5
分間プレインキュベートした後、エタノールに溶かした
10mMアラキドン酸液10μlの添加により反応を開
始させた。反応温度は30℃である。 被験試料液の代
わりに精製水を加えた対照の初発酵素吸収速度をC、被
験試料添加時のそれをSとして、以下の計算式により阻
害率I(%)を求めた。 I(%)=100×(C−S)/C 甜茶および羅漢果抽出物とも、阻害活性の用量依存曲線
は直線性を示さず、I=50%付近に変曲点を持つS字
型となった。
【0029】
【表1】
【0030】実 施 例 4 ヒアルロニダーゼ阻害活性の検定:実施例1で得た抽出
物について、下記の方法で、そのヒアルロニダーゼ阻害
活性を測定した。 その結果を表2に示す。
【0031】( 測 定 法 )牛睾丸由来のヒアルロニダ
ーゼ(Sigma,TypeIV)を用いて、コンパウ
ンド 48/80による、不活性型酵素の活性化段階の
阻害作用を中心に測定した。酵素活性は、ヒアルロン酸
の加水分解により生成するN−アセチルヘキソサミンを
還元末端とする四糖の還元力の増加をA585で比色定量
することにより、測定した(前田 有美恵ら:食衛誌、
31巻、233−237頁、1990)。すなわち、適量の
被験試料を0.1M酢酸緩衝液(pH4.0)100μl
に溶かして試験管にとり、同緩衝液 50μlに溶かし
た酵素 0.10mg(100NF units)を加
え、37℃−20分間インキュベートした後、同緩衝液
に100μlに溶かしたコンパウンド 48/80(5
0μg)を加え、更に37℃−20分間インキュベート
する。最後に、同緩衝液250μlに溶かしたヒアルロ
ン酸ナトリウム塩(200μg、微生物由来)を加え
て、37℃− 40分間インキュベートした後、0.4N
NaOH 100μlを加えて氷冷後、ホウ酸緩衝液
(pH9.1)100μlを加えて3分間煮沸する。氷
冷後、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド試液 3m
lを加えて、37℃−20分間インキュベート後、A
585を測定した。対照には試料溶液の代わりに上記酢酸
緩衝液を用いた。また、それぞれのブランクとして、酵
素溶液の代わりに上記酢酸緩衝液を用いた。阻害活性は
次の式から求められる阻害率で表した。 A: 対照溶液のA585 B: 対照溶液のブランクのA585 C: 試料溶液のA585 D: 試料溶液のブランクのA585
【0032】
【表2】 * ジソジウムクロモグリケート(商品名 インタール)
【0033】実 施 例 5 肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制試験:実施例1で得
た抽出物について、下記の方法で、そのヒスタミン遊離
抑制活性を測定した(平井 裕子ら:生薬学雑誌、37
巻、374−380、1983)。その結果を表3に示す。
【0034】( 測 定 法 )脱血致死させたウィスター
系ラットの腹腔内にタイロード(Tyrode)液を注
入して採取した腹腔細胞から、牛血清アルブミン(BS
A)−生理食塩水(比重1.068)を用いる重層遠心
法により肥満細胞を単離した。得られた細胞は2×10
6個/mlとなるように0.1%BSA含有タイロード液
に懸濁し、細胞浮遊液を調製した。試料溶液 10μl
に細胞浮遊液10μlを加えて37℃−10分間放置し
た後、脱顆粒誘発剤としてコンパウンド 48/80
(5μg/ml)20μlを加えて37℃−10分間反
応させた。 その後、いったん氷冷し、遠心分離(15
0×g、5分)した上清中に遊離されたヒスタミン量を
蛍光検出器付き高速液体クロマトグラフィーにより測定
した。ヒスタミン遊離抑制活性は次式により算出した。 ヒスタミン遊離抑制率(%)=100×[1−(SR−
C)/(R−C)] C: 対照の細胞から遊離されるヒスタミン量 R: 誘発剤を加えたときに細胞から遊離されるヒスタ
ミン量 SR:試料を共存させて誘発剤を加えたときに細胞から
遊離されるヒスタミン量
【0035】
【表3】 * ジソジウムクロモグリケート(商品名 インタール)
【0036】実 施 例 6 錠 剤:150gの甜茶抽出物1を同量の乳糖及びス
テアリン酸マグネシウム5gと混合し、この混合物を単
発式打錠機にて打錠し、直径10mm、重量300mg
の錠剤を製造した。
【0037】実 施 例 7 顆 粒 剤:実施例6で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩別し
て20−50メッシュの顆粒剤を得た。
【0038】実 施 例 8 飴 : ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 粉末ソルビトール 99.7 香 料 0.2 甜 茶 抽 出 物 0.05 ソルビトールシード 0.05 全 量 100
【0039】実 施 例 9 キャンデー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 砂 糖 47.0 水 飴 49.76 香 料 1.0 水 2.0 甜茶抽出物 0.24 全 量 100
【0040】実 施 例 10 トローチ: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) アラビアゴム 6 ブドウ糖 73 甜茶抽出物 0.05 リン酸第二カリウム 0.2 リン酸第一カリウム 0.1 乳 糖 17 香 料 0.1 ステアリン酸マグネシウム 残 量 全 量 100
【0041】実 施 例 11 ガ ム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ガムベース 20 炭酸カルシウム 2 ステビオサイド 0.1 甜茶抽出物 0.05 乳 糖 76.85 香 料 1 全 量 100
【0042】実 施 例 12 チューインガム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ガムベース 20.0 砂 糖 75.62 香 料 1.0 クエン酸 1.0 水 2.0 甜茶抽出物 0.38 全 量 100
【0043】実 施 例 13 キャラメル: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 32.0 水 飴 20.0 粉 乳 40.0 硬 化 油 4.0 食 塩 0.6 香 料 0.02 水 3.22 甜茶抽出物 0.16 全 量 100
【0044】実 施 例 14 コーヒーゼリー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 15.0 ゼ ラ チ ン 1.0 コーヒーエキス 5.0 水 78.93 甜茶抽出物 0.07 全 量 100
【0045】実 施 例 15 アイスクリーム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 生クリーム(45%脂肪) 33.8 脱脂粉乳 11.0 グラニュー糖 14.8 加糖卵黄 0.3 バニラエッセンス 0.1 水 39.93 甜茶抽出物 0.07 全 量 100
【0046】実 施 例 16 カスタードプディング: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 牛 乳 47.51 全 卵 31.9 上 白 糖 17.1 水 3.4 甜茶抽出物 0.09 全 量 100
【0047】実 施 例 17 水ようかん: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 赤生あん 24.8 粉末寒天 0.3 食 塩 0.1 上 白 糖 24.9 甜茶抽出物 0.1 水 49.8 全 量 100
【0048】実 施 例 18 ジュース: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 冷凍濃縮温州みかん果汁 5 果糖ブドウ糖液糖 11 クエン酸 0.2 L−アスコルビン酸 0.02 甜茶抽出物 0.05 香 料 0.2 色 素 0.1 水 残 量 全 量 100
【0049】実 施 例 19 炭酸飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 8.0 濃縮レモン果汁 1.0 L−アスコルビン酸 0.10 クエン酸 0.06 クエン酸ナトリウム 0.05 着 色 料 0.05 香 料 0.15 炭 酸 水 90.55 甜茶抽出物 0.04 全 量 100
【0050】実 施 例 20 乳酸菌飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 乳固形分21%発酵乳 14.76 果糖ブドウ糖液糖 13.31 ペ ク チ ン 0.5 ク エ ン 酸 0.08 香 料 0.15 水 71.14 甜茶抽出物 0.06 全 量 100
【0051】実 施 例 21 コーヒー飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 8.0 脱 脂 粉 乳 5.0 カ ラ メ ル 0.2 コーヒー抽出物 2.0 香 料 0.1 ポリグリセリン 0.05 脂肪酸エステル 食 塩 0.05 水 84.56 甜茶抽出物 0.04 全 量 100
【0052】実 施 例 22 歯磨剤: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 第二リン酸カルシウム 42 グリセリン 18 カラギーナン 0.9 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.09 パラオキシ安息香酸ブチル 0.005 甜茶抽出物 0.05 香 料 1 水 残 量 全 量 100
【0053】実 施 例 23 洗口液: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ラウリル硫酸ナトリウム 0.8 グリセリン 7 ソルビトール 5 エチルアルコール 15 甜茶抽出物 0.05 1−メントール 0.05 香 料 0.04 サッカリンナトリウム 0.1 水 残 量 全 量 100
【0054】実 施 例 24 柔軟化粧水(弱酸性): ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.05 ポリオキシエチレンソルビタン モノラウリン酸エステル 1.5 (20E.O.) ポリオキシエチレンラウリル 0.5 エーテル(20E.O.) エタノール 10.0 香 料 0.1 染 料 適 量 防 腐 剤 適 量 紫外線吸収剤 適 量 精 製 水 78.75
【0055】実 施 例 25 エモリエントクリーム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ミツロウ 2.0 ステアリルアルコール 5.0 ステアリン酸 8.0 スクアラン 10.0 自己乳化型プロピレングリコール 3.0 モノステアレート ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.0 (20E.O.) 香 料 0.5 防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 プロピレングリコール 7.8 グリセリン 4.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.0 精 製 水 57.5
【0056】実 施 例 26 エモリエントローション: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ステアリン酸 2.0 セタノール 1.5 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレンモノオレイン酸 2.0 エステル(10E.O.) 香 料 0.5 酸化防止剤 適 量 防 腐 剤 適 量 プロピレングリコール 4.8 グリセリン 3.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.0 精 製 水 70.0
【0057】実 施 例 27 乳液状ファンデーション: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ステアリン酸 2.4 モノステアリン酸プロピレン 2.0 グリコール セトステアリルアルコール 0.2 液状ラノリン 2.0 流動パラフィン 3.0 ミリスチン酸イソプロピル 8.5 パラオキシ安息香酸プロピル 適 量 精 製 水 64.1 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2 ベントナイト 0.5 プロピレングリコール 3.8 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.1 パラオキシ安息香酸メチル 適 量 酸化チタン 8.0 タ ル ク 4.0 着色顔料 適 量 香 料 適 量
【0058】実 施 例 28 育毛ヘアトニック: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) エタノール 70.0 センブリエキス 0.2 ビタミンE 0.2 L−メントール 0.4 グリチルリチン 0.1 甜茶抽出物 0.1 サリチル酸 0.5 グリセリン 0.5 香 料 適 量 精 製 水 28.0
【0059】実 施 例 29 シャンプー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) アルキルエーテル硫酸 16.0 ナトリウム(AES−Na) ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 プロピレングリコール 1.9 甜茶抽出物 0.1 防腐剤、色素、香料 適 量 精 製 水 78.0
【0060】実 施 例 30 リンス: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 塩化ステアリルジメチル 1.4 ベンジルアンモニウム ステアリルアルコール 0.6 グリセリンモノステアレート 1.5 食 塩 0.1 甜茶抽出物 0.1 精 製 水 96.3 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23G 3/00 107 A23G 3/00 107 3/30 3/30 9/00 9/00 A23L 1/06 A23L 1/06 1/187 1/187 1/30 1/30 B 2/52 2/38 C 2/38 A61K 7/00 K A61K 7/00 W 7/02 P 7/02 7/06 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/26 7/26 7/48 7/48 7/50 7/50 9/20 U 9/20 A23L 2/00 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甜茶抽出物を有効成分とするヒアルロン
    酸分解阻止剤。
  2. 【請求項2】 甜茶抽出物が、水と極性溶媒の混合溶媒
    による抽出物である請求項第1項記載のヒアルロン酸分
    解阻止剤。
  3. 【請求項3】 甜茶抽出物を乾燥重量換算で0.01〜
    5%含有する請求項第1項または第2項記載のヒアルロ
    ン酸分解阻止剤。
  4. 【請求項4】 トローチ剤である請求項第1項ないし第
    3項の何れかの項記載のヒアルロン酸分解阻止剤。
  5. 【請求項5】 請求項第1項ないし第3項の何れかの項
    記載のヒアルロン酸分解阻止剤を含有する食品。
  6. 【請求項6】 飴、トローチ、ガム、ヨーグルト、アイ
    スクリーム、プディング、ゼリー、水ようかん、コーヒ
    ー飲料、ジュース、炭酸飲料、清涼飲料水、牛乳、乳清
    飲料および乳酸菌飲料からなる群より選ばれたものであ
    る請求項第5項記載の食品。
  7. 【請求項7】 請求項第1項ないし第3項の何れかの項
    記載のヒアルロン酸分解阻止剤を含有する化粧品。
  8. 【請求項8】 化粧水、化粧クリーム、乳液、ファンデ
    ーション、口紅、整髪料、ヘアトニック、育毛料、歯磨
    き、洗口液、シャンプー、リンスおよび入浴剤からなる
    群より選ばれたものである請求項第7項記載の化粧品。
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