JPH1113320A - キーレスエントリー装置 - Google Patents

キーレスエントリー装置

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JPH1113320A
JPH1113320A JP16746797A JP16746797A JPH1113320A JP H1113320 A JPH1113320 A JP H1113320A JP 16746797 A JP16746797 A JP 16746797A JP 16746797 A JP16746797 A JP 16746797A JP H1113320 A JPH1113320 A JP H1113320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用操作器1の車両への近接時に、他の予
設定条件が満たされたとき、車両ドアをアンロック状態
にするようにしたキーレスエントリー装置を提供する。 【解決手段】 検知信号受信時に操作信号を送信する携
帯用操作器1と車両側に配置の車両側制御機構2とを備
え、車両側制御機構2は、動作状態が選択設定される盗
難防止部15、検知信号送信と操作信号受信を行う送受
信部11、受信操作信号が正規の時受信確認信号を発生
する信号確認部14、携帯用操作器1の車両への近接時
に近接信号を発生する近接検出部13、車両接触時に応
答検知信号を発生する応答検知部19、ドアロック時に
ロック検知信号を発生するドアロック検知部18、ドア
を施錠解錠するドア制御部17、盗難防止部15のセッ
ト時、ロック検知信号、近接信号、受信確認信号の併せ
出力時に盗難防止部15のセット解除を行い、盗難防止
部15のセット解除時、受信確認信号、応答検知信号の
併せ出力時にドアをアンロックする制御部16を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーレスエントリ
ー装置に係わり、特に、車両所有者が携帯する携帯用操
作器と車両側に配置された車両側制御機構またはドア制
御機構とを用い、安全性を保った状態で、機能的なドア
施錠または解錠操作を行うことができるキーレスエント
リー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両所有者が携帯する携帯用操作
器と、車両側に配置されたドア制御機構とを用いたキー
レスエントリー装置が知られている。このキーレスエン
トリー装置は、携帯用操作器側が、少なくとも、所定の
入力操作が行われる操作部と、操作部の操作に基づいた
機能信号を発生する機能信号発生部と、この機能信号を
電波または赤外線等の無線操作信号に変換して送信する
操作信号送信部とを備えており、ドア制御機構側が、少
なくとも、操作信号を受信する受信部と、受信した操作
信号の正否を判定し、正の判定をしたときに操作信号の
内容に対応した機能信号を発生する操作信号判断部と、
機能信号の内容が車両ドア等の施錠または解錠であると
きに、その機能信号に応答して車両ドア等の施錠または
解錠を行うドア制御部とを備えている。
【0003】かかる構成を備えた既知のキーレスエント
リー装置において、車両所有者が携帯用操作器を用いて
車両ドアの解錠(または施錠)を行いたい場合は、車両
所有者が車両から離れた地点で携帯する携帯用操作器の
操作部を操作し、機能信号発生部でドア解錠(またはド
ア施錠)を行うための機能信号を形成し、この機能信号
を操作信号送信部から操作信号として車両側のドア制御
機構に送信する。このとき、ドア制御機構は、受信部が
この操作信号を受信し、操作信号判断部が受信した操作
信号の正否を判定し、それが正であると判定すると、操
作信号を車両ドア解錠(またはドア施錠)を行う機能信
号に変換し、この機能信号をドア制御部に供給する。ド
ア制御部は、この機能信号の受領に応答し、車両ドアの
解錠(または施錠)を実行する。
【0004】ところで、この既知のキーレスエントリー
装置は、車両所有者が携帯用操作器を用いて車両ドアの
解錠(または施錠)を行うときに、必ず、携帯用操作器
の操作部の操作、例えば、押しボタンを押圧する等の操
作が必要があることから、車両所有者が両手に荷物を抱
えている場合等のように、操作部を操作すべき両手が塞
がっているときは、両手に抱えている荷物をいずれかの
箇所に置くか、他の者に荷物を持って貰う等のことをし
ない限り、車両所有者の手で携帯用操作器を操作するこ
とができないという不都合がある。
【0005】このような不都合を解決するために、携帯
用操作器を操作しない状態において携帯用操作器側(場
合によっては車両側のドア制御機構あるいは両方)から
常時または間歇的に検知信号を発生するように構成して
おき、車両所有者が携帯用操作器を携帯して車両に近づ
くと、盗難防止機構(場合によっては携帯用操作器)は
相手側が発生した検知信号を受信することにより相手側
の近接を感知し、車両側のドア制御機構が自動的に車両
ドアをアンロック状態(またはロック状態)にする非操
作型キーレスエントリー装置が既に開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記既知の非操作型キ
ーレスエントリー装置は、車両所有者が携帯用操作器を
携帯したまま車両に近づくだけで、車両ドアをアンロッ
ク状態(またはロック状態)にすることができることか
ら、車両所有者の両手が塞がっているようなときに、有
効にドアロックの制御を行うことができる等の利点を有
する反面、ドア制御機構が受信する検知信号レベルの大
小によって検知信号の検出が行われ、それによって車両
ドアをアンロック状態またはロック状態にするものであ
るため、携帯用操作器の所在位置、即ち、携帯用操作器
を携帯する車両所有者がドア制御機構で受信可能な検知
信号レベルの境界線上等に位置している場合、または、
携帯用操作器と車両側のドア制御機構との間に他の車両
等の障害物があり、携帯用操作器からの検知信号がその
障害物に邪魔され、ドア制御機構で受信可能な検知信号
レベルが大きく変化したような場合、車両所有者が車両
ドアをアンロック状態(またはロック状態)にしようと
しても、頻繁に車両ドアがアンロック状態及びロック状
態に切替られてしまうという問題があり、その上に、携
帯用操作器を携帯した車両所有者が車両の側に到着する
以前に、車両側のドア制御機構が携帯用操作器の近接を
感知し、車両ドアを自動的にアンロック状態にして場合
があって、このような場合には車両ドアがアンロック状
態になってから操作器所有者が車両の側に到着するまで
の短時間内に、第3者によってアンロック状態になった
車両ドアが開かれ、車両内に設置された各種車載用機器
等の盗難に遭遇することがあるという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的は、携帯用操作器が車両に近接した際に
他の予設定した条件が満たされたときに限り、車両ドア
をアンロック状態にするようにしたキーレスエントリー
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のキーレスエントリー装置は、携帯用操作器
と車両側に配置する車両側制御機構とからなり、携帯用
操作器は、車両側制御機構からの検知信号の受信時に操
作信号を送信し、車両側制御機構は、セット状態または
セット解除状態に設定される盗難防止部、検知信号の送
信及び操作信号の受信を行う送受信部、受信操作信号が
正規との判定時に受信確認信号を発生する信号確認部、
携帯用操作器の近接時に近接信号を発生する近接検出
部、車両に加えられる物理変化の検知時に応答検知信号
を発生する応答検知部、車両のドアロック時を検知して
ロック検知信号を発生するドアロック検知部、車両のド
アを施錠または解錠するドア制御部、盗難防止部のセッ
ト状態時に、ロック検知信号と近接信号と受信確認信号
とが併せて出力された場合、盗難防止部のセット状態を
解除するとともに、盗難防止部のセット解除状態時に、
受信確認信号と応答検知信号とが併せて出力された場
合、車両のドアをアンロック状態にする制御部をそれぞ
れ備える第1の手段を具備している。
【0009】この第1の手段によれば、車両のドアがロ
ックされており、車両に設置の車両側制御機構の盗難防
止部がセット状態になっているとき、車両所有者が携帯
用操作器を携帯して車両に近接した後、車両に接触した
ような場合に、車両側制御機構の制御部がドアをロック
状態からアンロック状態に変更するので、既知の非操作
型キーレスエントリー装置と同様に、携帯用操作器を操
作することなく、携帯用操作器を車両に近接させるだけ
で、車両のドアをアンロック状態にすることが可能にな
り、利便な操作性を有するキーレスエントリー装置が得
られ、しかも、このキーレスエントリー装置は、既存の
この種のキーレスエントリー装置と既在の盗難防止部の
構成部品に僅かな設計変更を施すだけで得ることができ
る。
【0010】また、前記目的を達成するために、本発明
のキーレスエントリー装置は、携帯用操作器と車両側に
配置するドア制御機構とからなり、携帯用操作器は、ド
ア制御機構からの検知信号の受信時に操作信号を送信
し、ドア制御機構は、検知信号の送信及び操作信号の受
信を行う送受信部、受信操作信号が正規との判定時に受
信確認信号を発生する信号確認部、携帯用操作器の近接
時に近接信号を発生する近接検出部、車両に加わる物理
変化を検知して応答検知信号を出力する応答検知部、車
両のドアロック時を検知してロック検知信号を発生する
ドアロック検知部、車両のドアを施錠または解錠するド
ア制御部、ロック検知信号と近接信号と受信確認信号と
応答検知信号が併せて出力された場合、車両のドアをア
ンロック状態にする制御部をそれぞれ備える第2の手段
を具備している。
【0011】この第2の手段によれば、車両のドアがロ
ックされており、車両所有者が携帯用操作器を携帯して
車両に近接した後、車両に接触したような場合に、ドア
制御機構の制御部がドアをロック状態からアンロック状
態に変更するので、既知の非操作型キーレスエントリー
装置と同様に、携帯用操作器を操作することなく、携帯
用操作器を車両に近接させるだけで、車両のドアをアン
ロック状態にすることが可能になり、利便な操作性を有
するキーレスエントリー装置が得られ、しかも、このキ
ーレスエントリー装置は、既存の車載用制御機器の構成
部品に若干の設計変更を施すだけで得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施の形態におい
て、キーレスエントリー装置は、車両所有者が携帯する
携帯用操作器と車両側に配置した車両側制御機構とから
なり、携帯用操作器は、車両側制御機構からの検知信号
の受信時に操作信号を送信し、車両側制御機構は、選択
的にセット状態またはセット解除状態に設定される盗難
防止部と、検知信号を送信し、操作信号を受信する送受
信部と、受信した操作信号の正否を判定し、正と判定し
た時に受信確認信号を発生する信号確認部と、携帯用操
作器が車両から所定範囲以内に近接した時に近接信号を
発生する近接検出部と、車両に加えられた物理変化を検
知して応答検知信号を発生する応答検知部と、車両のド
アロック時を検知してロック検知信号を発生するドアロ
ック検知部と、車両のドアを施錠または解錠するドア制
御部と、盗難防止部のセット状態時に、ロック検知信号
と近接信号と受信確認信号とが併せて出力された場合、
盗難防止部にセット解除信号を供給してセット状態を解
除するとともに、盗難防止部のセット解除状態時に、受
信確認信号と応答検知信号とが併せて出力された場合、
ドア制御部に解錠信号を供給して車両のドアをアンロッ
ク状態にする制御部とを備えるものである。
【0013】この本発明の1つの実施の形態における好
適例として、車両のドアのアンロック状態は、制御部が
ドア解錠信号を発生してから一定時間が経過すると、自
動的にドアロック状態に復帰し、盗難防止部がセット状
態に設定されるものである。
【0014】かかる本発明の1つの実施の形態によれ
ば、車両のドアがロックされており、車両に設置されて
いる車両側制御機構の盗難防止部がセット状態に設定さ
れている状態のとき、車両所有者が携帯用操作器を携帯
して車両に近接し、かつ、車両に接触したような場合、
車両側制御機構の制御部が、ドアロック状態、盗難防止
部のセット状態、携帯用操作器の近接状態、車両への接
触状態をそれぞれ検知し、これらの状態が併せて検知さ
れた際に、ドア制御部を介して自動的にドアをロック状
態からアンロック状態に変更するので、既知の非操作型
キーレスエントリー装置と同様に、携帯用操作器を何等
操作しなくても、携帯用操作器を携帯して車両に近接
し、車両に接触するだけで、車両のドアをアンロック状
態に変更することが可能になり、利便な操作性を有する
キーレスエントリー装置が得られる。そして、このキー
レスエントリー装置は、既存のこの種のキーレスエント
リー装置を構成する各種構成部品を全体的に交換しなく
ても、その一部の構成部品に僅かな設計変更を施すだけ
で得ることができるものである。
【0015】この本発明の1つの実施の形態において、
一旦、車両のドアがアンロック状態に変更された後、一
定時間が経過しても、ドアが開かれない場合、自動的に
ドアがロック状態に復帰し、盗難防止部がセット状態に
設定されるようにすれば、必要以上の期間ドアがアンロ
ック状態に維持されて、各種車載用機器等が盗難に遭う
のを未然に防ぐことができる。
【0016】また、本発明の他の実施の形態において、
キーレスエントリー装置は、車両所有者が携帯する携帯
用操作器と車両側に配置したドア制御機構とからなり、
携帯用操作器は、ドア制御機構からの検知信号の受信時
に操作信号を送信し、ドア制御機構は、検知信号を送信
し、操作信号を受信する送受信部と、受信した操作信号
の正否を判定し、正と判定した時に受信確認信号を発生
する信号確認部と、携帯用操作器が車両から所定範囲以
内に近接した時に近接信号を発生する近接検出部と、車
両に加えられる物理変化を検知して応答検知信号を出力
する応答検知部と、車両のドアロック時を検知してロッ
ク検知信号を発生するドアロック検知部と、車両のドア
を施錠または解錠するドア制御部と、ロック検知信号と
近接信号と受信確認信号と応答信号が併せて出力された
ときに、ドア制御部に解錠信号を供給して車両のドアを
アンロック状態にするドアアンロック部とを備えるもの
である。
【0017】この本発明の他の実施の形態における好適
例として、車両のドアのアンロック状態は、制御部がド
ア解錠信号を発生してから一定時間が経過すると、自動
的にドアロック状態に復帰するものである。
【0018】かかる本発明の他の実施の形態によれば、
車両のドアがロックされているとき、車両所有者が携帯
用操作器を携帯して車両に近接し、かつ、車両に接触し
たような場合、ドア制御機構の制御部が、ドアロック状
態、携帯用操作器の近接状態、車両への接触状態をそれ
ぞれ検知し、これらの状態が併せて検知された際に、ド
ア制御部を介して自動的にドアをロック状態からアンロ
ック状態に変更するので、既知の非操作型キーレスエン
トリー装置と同様に、携帯用操作器を何等操作しなくて
も、携帯用操作器を携帯して車両に近接し、車両に接触
するだけで、車両のドアをアンロック状態に変更するこ
とが可能になり、利便な操作性を有するキーレスエント
リー装置が得られる。そして、このキーレスエントリー
装置は、既存の車載用制御機器を構成する各種構成部品
を全体的に交換しなくても、その一部の構成部品に若干
の設計変更を施すだけで得ることができるものである。
【0019】この本発明の他の実施の形態においても、
一旦、車両のドアがアンロック状態に変更された後、一
定時間が経過しても、ドアが開かれない場合、自動的に
ドアがロック状態に復帰するようにすれば、必要以上の
期間ドアがアンロック状態に維持されて、各種車載用機
器等が盗難に遭うのを未然に防ぐことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0021】図1は、本発明に係わるキーレスエントリ
ー装置の第1実施例を示すブロック構成図である。
【0022】図1に示されるように、キーレスエントリ
ー装置は、携帯用操作器1と車両側制御機構2とによっ
て構成されている。携帯用操作器1は、一般に、自動車
(車両)所有者が携帯しているもので、操作部3と、機
能信号発生部4と、IDコード付与部5と、操作信号発
生部6と、送受信部7と、制御部8と、送受信アンテナ
9とを備え、図1に図示されるように接続されている。
また、車両側制御機構2は、自動車(車両)側に設置さ
れている車載用のもので、送受信アンテナ10と、送受
信部11と、検知信号発生部12と、近接検出部13
と、信号確認部14と、盗難防止部15と、制御部16
と、ドア制御部17と、ドアロック検知部18と、応答
検知部19と、計時部20と、記憶部21とを備え、図
1に図示されるように接続されている。
【0023】そして、携帯用操作器1側において、操作
部3は、押しボタン等からなるもので、各種機能を達成
するための複数個の押しボタンを有している。機能信号
発生部4は、操作部3でいずれかの押しボタンが押され
たとき、押された押しボタンに応答して、その押しボタ
ンが表す機能を有する機能信号を発生し、IDコード付
与部5に供給する。IDコード付与部5は、供給された
機能信号にこの携帯用操作器1に固有のIDコードを付
加し、操作信号発生部6に供給する。操作信号発生部6
は、供給されたIDコード付の機能信号により高周波信
号を変調して操作信号を発生し、送受信部7に供給す
る。送受信部7は、供給された操作信号を電波の形で送
受信アンテナ9から送信させ、同時に、送受信アンテナ
9でキャッチした検知信号を受信し、制御部8に供給す
る。制御部8は、携帯用操作器1全体の動作を制御する
とともに、送受信部7から供給された検知信号の正否を
判定する。
【0024】また、車両側制御機構2において、送受信
部11は、送受信アンテナ10でキャッチした操作信号
を受信し、受信操作信号を近接検出部13と信号確認部
14に供給するとともに、検知信号を電波の形で送受信
アンテナ10から送信する。検知信号発生部12は、検
知信号を発生し、送受信部11に供給する。近接検出部
13は、供給された受信操作信号のレベルを検知し、そ
のレベルが予め設定されているレベルを超えている場
合、近接信号を発生し、制御部16に供給する。信号確
認部14は、供給された受信操作信号の中のIDコード
が予め登録されているIDコードに一致するか否かを調
べ、予め登録されているIDコードに一致したものであ
る場合、受信確認信号を発生し、制御部16に供給す
る。盗難防止部15は、自動車(車両)のセキュリテイ
機能を果たすもので、制御部16の制御によって、セキ
ュリテイ機能の実行が可能なセット状態と、セキュリテ
イ機能の実行が停止されるセット解除状態に設定され
る。制御部16は、後述するように、車両側制御機構2
全体の動作を制御する。ドア制御部17は、制御部16
の制御によって、自動車(車両)のドアをロック状態ま
たはアンロック状態に設定する。ドアロック検知部18
は、自動車(車両)のドアのロック状態を検知し、その
検知時にロック検知信号を発生し、制御部16に供給す
る。応答検知部19は、自動車(車両)のセキュリテイ
機能を達成するためのセンサ部の一つであって、自動車
(車両)のガラスや車体の一部等に接触したとき、その
接触状態を検知して応答検知信号を発生し、盗難防止部
15を介してまたは直接制御部16に供給する。計時部
20は、設定時間を計測するタイマーからなるもので、
制御部16の制御によりタイマーのセット、リセットが
行われる。記憶部21は、制御部16の内蔵メモリある
いは他の補充メモリとして働くもので、制御部16の制
御により適宜情報またはデータ書き込みまたは読み取り
が行われる。
【0025】次に、図2及び図3は、図1に図示された
第1実施例のキーレスエントリー装置で実行される動作
経緯を示すフローチャートであって、図2はその動作の
前半部分、図3はその動作の後半部分を示すものある。
【0026】ここで、図2及び図3を用い、本実施例の
キーレスエントリー装置の動作について説明する。
【0027】本実施例のキーレスエントリー装置は、既
知の車両盗難防止装置と同様に、例えば、接触(容量)
センサーからなる応答検知部19の他に、ガラスセンサ
ーや振動センサー等を具備しており、これらのセンサー
の中の少なくとも1つのセンサーがが自動車(車両)を
盗もうとする者または自動車(車両)の車載機器等を盗
もうとする者の行動を検知すると、直ちにセット状態に
設定されている盗難防止部を動作させ、アラーム等の警
報を発生させるもので、自動車(車両)のドアは、ドア
制御部17によってロック状態に設定されている。
【0028】本実施例のキーレスエントリー装置におい
て、車両側制御機構2側は送受信部11を通して間歇的
に検知信号を送信しており、一方、携帯用操作器1側
は、駆動電源であるバッテリーの消耗を防ぐために、通
常、間歇的に電源の供給が停止されている。
【0029】そして、携帯用操作器1、即ち、携帯用操
作器1を携帯する自動車(車両)所有者等が自動車(車
両)から一定距離以内に入った場合、携帯用操作器1の
送受信部7が車両側制御機構2側が送信した検知信号を
受信し、携帯用操作器1は、検知信号の受信に伴って間
歇モードから通常の動作モードである通常モードに移行
するようになる。
【0030】検知信号の信号強度は自動車から一定距離
以内の範囲で携帯用操作器1によって受信可能なように
設定されている。
【0031】始めに、図2に図示される動作について説
明すると、図2の括弧書きに示されるように、自動車
(車両)のドアがロック状態に設定されており、そのロ
ック状態をドアロック検知部18で検知し、その検知に
応答してドアロック検知部18がロック検知信号を発生
して制御部16に供給し、ロック検知信号を記憶部21
に一時的に記憶されているものであり、しかも、車両側
制御機構2の盗難防止部15がセット状態に設定され、
セット状態の設定が同じく記憶部21に一時的に記憶さ
れているときに限り、このフローチャートがスタートす
る。
【0032】まず、ステップS1において、車両側制御
機構2側の検知信号発生部12が間歇的に少なくとも何
等かのコードを含む検知信号を発生しており、この検知
信号が送受信部11から電波の形で間歇的に送信され
る。
【0033】次に、ステップS2において、携帯用操作
器1側の制御部8が送受信部7を通して車両側制御機構
2側から送信された検知信号を所定受信レベルを超えた
レベルでかつ正しい内容で受信したか否かを判断する。
そして、所定受信レベルを超えかつ正しい内容の検知信
号が受信された(Y)と判断したときは次のステップS
3に移行し、一方、所定受信レベルを超えた検知信号が
未だ受信されないあるいは内容が不正である(N)と判
断したときは最初のステップS1に戻り、再度、ステッ
プS1以降の処理が行われる。
【0034】次いで、ステップS3において、携帯用操
作器1側の制御部8が送受信部7を通して、少なくとも
IDコードを付した応答信号(または操作信号)を電波
の形で送信する。
【0035】続く、ステップS4において、車両側制御
機構2側の送受信部11が応答信号(または操作信号)
を受信し、近接検出部13及び信号確認部14に供給す
る。このとき、近接検出部13は、受信応答信号(また
は受信操作信号)が所定受信レベルを超えたレベルであ
ると判断したときに近接信号を発生し、この近接信号を
制御部16に供給して記憶部21に一時的に記憶させ、
同時に、信号確認部14に供給した受信応答信号(また
は受信操作信号)を有効にする。
【0036】続いて、ステップS5において、車両側制
御機構2側の信号確認部14が受信応答信号(または受
信操作信号)の中のIDコードを予め登録されているI
Dコードと比較し、受信応答信号(または受信操作信
号)が正規信号であるか否かを判断する。そして、受信
応答信号(または受信操作信号)が正規信号である
(Y)と判断したときは次のステップS6に移行し、一
方、受信応答信号(または受信操作信号)が正規信号で
ない(N)と判断したときは最初のステップS1に戻
り、再度ステップS1以降の処理が行われる。
【0037】次に、ステップS6において、車両側制御
機構2側の信号確認部14が受信確認信号を発生して制
御部16に供給し、制御部16が受信確認信号を記憶部
21に一時的に記憶させる。
【0038】次いで、ステップS7において、車両側制
御機構2側の制御部16が盗難防止部15にセット解除
信号を供給し、盗難防止部15をセット解除状態に設定
し、同時に、計時部20を駆動してタイマーの動作を開
始させる。
【0039】続く、ステップS8において、車両側制御
機構2側の検知信号発生部12から再び間歇的に検知信
号を発生させ、この検知信号を送受信部11から電波の
形で間歇的に送信する。
【0040】続いて、ステップS9において、携帯用操
作器1側の制御部8が送受信部7を通して車両側制御機
構2側から送信された検知信号を所定受信レベルを超え
たレベルで受信したか否かを判断する。そして、所定受
信レベルを超えた検知信号が受信された(Y)と判断し
たときは次のステップS10に移行し、一方、所定受信
レベルを超えた検知信号が未だ受信されない(N)と判
断したときは図3に図示の他のステップS25に移行す
る。
【0041】次に、ステップS10において、携帯用操
作器1側の制御部8が送受信部7を通して、少なくとも
IDコードを付した操作信号を電波の形で送信する。
【0042】次いで、ステップS11において、車両側
制御機構2側の送受信部11がこの操作信号を受信し、
近接検出部13及び信号確認部14に供給する。このと
き、近接検出部13は、受信操作信号が所定受信レベル
を超えたレベルであると判断したときに再度近接信号を
発生し、この近接信号を制御部16に供給して記憶部2
1に一時的に記憶させ、同時に、信号確認部14に供給
した受信操作信号を有効にする。
【0043】続く、ステップS12において、車両側制
御機構2側の信号確認部14が受信操作信号の中のID
コードを予め登録されているIDコードと比較し、受信
操作信号が正規信号であるか否かを判断する。そして、
受信操作信号が正規信号である(Y)と判断したときは
次のステップS13に移行し、一方、受信操作信号が正
規信号でない(N)と判断したときは同じく図3に図示
の他のステップS25に移行する。
【0044】続いて、ステップS13において、車両側
制御機構2側の信号確認部14が受信確認信号を発生し
て制御部16に供給し、制御部16が受信確認信号を記
憶部21に一時的に記憶させる。
【0045】これ以降の動作は図3に図示されるもの
で、まず、ステップS14において、車両側制御機構2
側の制御部16が計時部20のタイマーをクリアし、再
度、そのタイマーの動作を開始させる。
【0046】次に、ステップS15において、車両側制
御機構2側の盗難防止部15が応答検知部19を介して
自動車(車両)のガラスまたは車体の一部への接触があ
ったか否かを判断する。そして、ガラスまたは車体の一
部への接触があった(Y)と判断したときは次のステッ
プS16に移行し、一方、ガラスまたは車体の一部への
接触がない(N)と判断したときは他のステップS18
に移行する。
【0047】次いで、ステップS16において、車両側
制御機構2側の盗難防止部15が応答検知信号を発生し
て制御部16に供給し、制御部16が応答検知信号を記
憶部21に一時的に記憶させる。
【0048】続く、ステップS17において、車両側制
御機構2側の制御部16が記憶部21に一時記憶されて
いる盗難防止部15のセット状態、ロック検知信号、受
信確認信号、応答検知信号の存在を確認してドア解錠信
号を発生し、ドア制御部17に供給する。同時に、計時
部20のタイマーをクリアし、再度、そのタイマーの動
作を開始させる。
【0049】また、ステップS18において、車両側制
御機構2側の制御部16が計時部20のタイマーがタイ
ムアップ状態になったか否かを判断する。そして、タイ
ムアップ状態になった(Y)と判断したときは1つのス
テップS26に移行し、未だタイムアップ状態になって
いない(N)と判断したときは前のステップS15に戻
り、再度ステップS15以降の処理が行われる。
【0050】次に、ステップS19において、車両側制
御機構2側のドア制御部17がドア解錠信号の供給でド
アをアンロック状態に設定し、ドアロック検知部18が
制御部16にアンロック検知信号を供給し、アンロック
検知信号を記憶部21に一時的に記憶する。
【0051】次いで、ステップS20において、車両側
制御機構2側の制御部16がドアが開かれたか否かを判
断する。そして、ドアが開かれた(Y)と判断したとき
はこの一連の処理を終了させ、一方、ドアが未だ開かれ
ていない(N)と判断したときは次のステップS21に
移行する。
【0052】続く、ステップS21において、車両側制
御機構2側の制御部16が計時部20のタイマーがタイ
ムアップ状態になったか否かを判断する。そして、タイ
ムアップ状態になった(Y)と判断したときは次のステ
ップS22に移行し、未だタイムアップ状態になってい
ない(N)と判断したときは前のステップS20に戻
り、再度ステップS20以降の処理が行われる。
【0053】続いて、ステップS22において、車両側
制御機構2側の制御部16がドア施錠信号及びセット状
態設定信号を発生し、ドア制御部17及び盗難防止部1
5に供給する。
【0054】次に、ステップS23において、車両側制
御機構2側のドア制御部17がドア施錠信号の供給でド
アをロック状態に設定し、ドアロック検知部18が制御
部16にロック検知信号を供給し、ロック検知信号を記
憶部21に記憶する。
【0055】次いで、ステップS24において、車両側
制御機構2側の盗難防止部15がセット状態設定信号の
供給でセット状態に設定され、この一連の処理が終了す
る。
【0056】一方、ステップS25において、車両側制
御機構2側の制御部16が計時部20のタイマーがタイ
ムアップ状態になったか否かを判断する。そして、タイ
ムアップ状態になった(Y)と判断したときは次のステ
ップS26に移行し、未だタイムアップ状態になってい
ない(N)と判断したときは前のステップS8に戻り、
再度ステップS8以降の処理が行われる。
【0057】次に、ステップS26において、車両側制
御機構2側の制御部16がセット状態設定信号を発生
し、盗難防止部15に供給する。
【0058】次いで、ステップS27において、車両側
制御機構2側の盗難防止部15がセット状態設定信号の
供給でセット状態に設定され、この一連の処理が終了す
る。
【0059】このように、本実施例のキーレスエントリ
ー装置によれば、自動車(車両)のドアがロックされ、
自動車(車両)に設置の車両側制御機構2の盗難防止部
15がセット状態のとき、自動車(車両)所有者が携帯
用操作器1を携帯して自動車(車両)に近接し、自動車
(車両)に接触したような場合、車両側制御機構2の制
御部16がドアをロック状態からアンロック状態に変更
するので、既知の非操作型キーレスエントリー装置と同
様に、携帯用操作器1を操作することなく、携帯用操作
器1を自動車(車両)に近接させるだけで、自動車(車
両)のドアをアンロック状態にすることが可能になり、
利便な操作性を有するキーレスエントリー装置が得られ
る。また、このキーレスエントリー装置は、既存のこの
種のキーレスエントリー装置並びにセキュリティー装置
の構成部品に僅かな設計変更を施すだけで、得ることが
でき、製造コストも安価なものである。
【0060】また、本実施例のキーレスエントリー装置
によれば、自動車(車両)のドアがアンロック状態に変
更されてから、一定時間以上が経過したとき、例えば、
携帯用操作器1を携帯する自動車(車両)所有者が自動
車(車両)に近づいたにも係らず、ドアを開けずに自動
車(車両)から離れたような場合、自動的にドアがロッ
ク状態に、盗難防止部15がセット状態にそれぞれ復帰
するので、自動車(車両)や車載機器の盗難等を未然に
防ぐことができる。
【0061】次に、図4は、本発明に係わるキーレスエ
ントリー装置の第2実施例を示すブロック構成図であ
る。
【0062】図4において、図1に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0063】図4に示されるように、第2実施例のキー
レスエントリー装置は、自動車(車両)側に第1実施例
の車両側制御機構2に代えてドア制御機構2’を用いて
いるもので、携帯用操作器1は第1実施例の携帯用操作
器1と同じものが用いられる。この場合、ドア制御機構
2’は、盗難防止部15を具備していない点において車
両側制御機構2と構成を異にしているだけで、その他の
点においては同じ構成を有するものである。このため、
第2実施例のキーレスエントリー装置の構成について
は、これ以上の説明を省略する。
【0064】また、図5は、第2実施例のキーレスエン
トリー装置で実行される動作経緯を示すフローチャート
である。
【0065】ここで、図5を用いて、第2実施例のキー
レスエントリー装置の動作について説明する。
【0066】図5の括弧書きに示されるように、自動車
(車両)のドアがロック状態に設定されており、そのロ
ック状態をドアロック検知部18で検知し、その検知に
応答してドアロック検知部18がロック検知信号を発生
して制御部16に供給し、ロック検知信号を記憶部21
に一時的に記憶されているときに限り、このフローチャ
ートがスタートする。
【0067】まず、ステップS31において、ドア制御
機構2’側の検知信号発生部12が間歇的に少なくとも
何等かのコードを含む検知信号を発生しており、この検
知信号が送受信部11から電波の形で間歇的に送信され
る。
【0068】次に、ステップS32において、携帯用操
作器1側の制御部8が送受信部7を通してドア制御機構
2’側から送信された検知信号を所定受信レベルを超え
たレベルでかつ正しい内容で受信したか否かを判断す
る。そして、所定受信レベルを超えかつ正しい内容の検
知信号が受信された(Y)と判断したときは次のステッ
プS33に移行し、一方、所定受信レベルを超えた検知
信号が未だ受信されないあるいは内容が不正である
(N)と判断したときは最初のステップS31に戻り、
再度、ステップS31以降の処理が行われる。
【0069】次いで、ステップS33において、携帯用
操作器1側の制御部8が送受信部7を通して、少なくと
もIDコードを付した操作信号(応答信号)を電波の形
で送信する。
【0070】続く、ステップS34において、ドア制御
機構2’側の送受信部11が操作信号を受信し、近接検
出部13及び信号確認部14に供給する。このとき、近
接検出部13は、受信操作信号が所定受信レベルを超え
たレベルであると判断したときに近接信号を発生し、こ
の近接信号を制御部16に供給して記憶部21に一時的
に記憶させ、同時に、信号確認部14に供給した受信操
作信号(受信応答信号)を有効にする。
【0071】続いて、ステップS35において、ドア制
御機構2’側の信号確認部14が受信操作信号の中のI
Dコードを予め登録されているIDコードと比較し、受
信操作信号が正規信号であるか否かを判断する。そし
て、受信操作信号が正規信号である(Y)と判断したと
きは次のステップS36に移行し、一方、受信操作信号
が正規信号でない(N)と判断したときは最初のステッ
プS31に戻り、再度ステップS31以降の処理が行わ
れる。
【0072】次に、ステップS36において、ドア制御
機構2’側の信号確認部14が受信確認信号を発生して
制御部16に供給し、制御部16が受信確認信号を記憶
部21に一時的に記憶させる。
【0073】次いで、ステップS37において、ドア制
御機構2’側の制御部16が計時部20を駆動してタイ
マーの動作を開始させる。
【0074】続く、ステップS38において、ドア制御
機構2’側の制御部16が応答検知部19がを介して自
動車(車両)のガラスまたは車体の一部への接触があっ
たか否かを判断する。そして、ガラスまたは車体の一部
への接触があった(Y)と判断したときは次のステップ
S39に移行し、一方、ガラスまたは車体の一部への接
触がない(N)と判断したときは他のステップS42に
移行する。
【0075】続いて、ステップS39において、ドア制
御機構2’側の制御部16が応答検知信号を発生し、こ
の応答検知信号を記憶部21に一時的に記憶させる。
【0076】次に、ステップS40において、ドア制御
機構2’側の制御部16が記憶部21に一時記憶されて
いるロック検知信号、受信確認信号、応答検知信号の存
在を確認してドア解錠信号を発生し、ドア制御部17に
供給する。同時に、刑事部20のタイマーをクリアし、
再度、そのタイマーの動作を開始させる。
【0077】次いで、ステップS41において、ドア制
御機構2’側のドア制御部17がドア解錠信号の供給で
ドアをアンロック状態に設定し、ドアロック検知部18
が制御部16にアンロック検知信号を供給し、アンロッ
ク検知信号を記憶部21に一時的に記憶する。
【0078】また、ステップS42において、ドア制御
機構2’側の制御部16が計時部20のタイマーがタイ
ムアップ状態になったか否かを判断する。そして、タイ
ムアップ状態になった(Y)と判断したときはこの一連
の処理を終了させ、未だタイムアップ状態になっていな
い(N)と判断したときは前のステップS38に戻り、
再度ステップS38以降の処理が行われる。
【0079】続く、ステップS43において、ドア制御
機構2’側の制御部16がドアが開かれたか否かを判断
する。そして、ドアが開かれた(Y)と判断したときは
この一連の処理を終了させ、一方、ドアが未だ開かれて
いない(N)と判断したときは次のステップS44に移
行する。
【0080】続いて、ステップS44において、ドア制
御機構2’側の制御部16が計時部20のタイマーがタ
イムアップ状態になったか否かを判断する。そして、タ
イムアップ状態になった(Y)と判断したときは次のス
テップS45に移行し、未だタイムアップ状態になって
いない(N)と判断したときは前のステップS43に戻
り、再度ステップS43以降の処理が行われる。
【0081】次に、ステップS45において、ドア制御
機構2’側の制御部16がドア施錠信号を発生し、ドア
制御部17に供給する。
【0082】次いで、ステップS46において、ドア制
御機構2’側のドア制御部17がドア施錠信号の供給で
ドアをロック状態に設定し、ドアロック検知部18が制
御部16にロック検知信号を供給し、ロック検知信号を
記憶部21に記憶し、この一連の処理を終了させる。
【0083】このように、第2実施例のキーレスエント
リー装置によれば、自動車(車両)のドアがロック状態
のとき、自動車(車両)所有者が携帯用操作器1を携帯
して自動車(車両)に近接し、自動車(車両)に接触し
たような場合、ドア制御機構2’の制御部16がドアを
ロック状態からアンロック状態に変更するので、既知の
この種の非操作型の装置と同様に、携帯用操作器1を操
作せずに、携帯用操作器1を自動車(車両)に近接させ
るだけで、自動車(車両)のドアをアンロック状態にす
ることが可能になり、利便な操作性を有するキーレスエ
ントリー装置が得られる。また、このキーレスエントリ
ー装置は、既存のこの種の非操作型の装置の構成部品に
若干の設計変更を施すだけで得ることができ、製造コス
トも安価なものである。
【0084】また、第2実施例のキーレスエントリー装
置によれば、自動車(車両)のドアがアンロック状態に
変更されてから、一定時間以上が経過したとき、例え
ば、携帯用操作器1を携帯する自動車(車両)所有者が
自動車(車両)に近づいたにも係らず、ドアを開けずに
自動車(車両)から離れたような場合、自動的にドアが
ロック状態に復帰するので、自動車(車両)や車載機器
の盗難等を未然に防ぐことができる。
【0085】なお、前記第1実施例及び第2実施例にお
いては、検知信号、応答信号または操作信号の伝送信号
として電波を用いた例を挙げて説明したが、本発明に用
いられる伝送信号は電波に限られるものでなく、電波に
類似の他の伝送信号、例えば、赤外線や超音波等を用い
てもよい。
【0086】また、前記第1実施例及び第2実施例にお
いては、キーレスエントリー装置が車両に用いられる場
合を例に挙げて説明したが、本発明によるキーレスエン
トリー装置は車載用機器に適用したものに限られるもの
でなく、住宅やその他のキーの施錠/解錠にも適用して
もよい。
【0087】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、車両のドアがロックされ、車両に設置の車両側
制御機構の盗難防止部がセット状態であるとき、車両所
有者が携帯用操作器を携帯して車両に近接した後、車両
に接触したような場合、車両側制御機構の制御部がドア
をロック状態からアンロック状態に変更するので、既知
の非操作型キーレスエントリー装置と同様に、携帯用操
作器を操作せずに、携帯用操作器を車両に近接させるだ
けで、車両のドアをアンロック状態にすることが可能に
なり、利便な操作性を有するキーレスエントリー装置を
得ることができ、しかも、このキーレスエントリー装置
は、この種の車両盗難防止装置並びに盗難防止部の構成
部品に僅かな設計変更を施すだけで得られるという効果
がある。
【0088】また、請求項2に記載の発明によれば、車
両のドアがロックされ、車両所有者が携帯用操作器を携
帯して車両に近接した後、車両に接触したような場合、
車両側制御機構の制御部がドアをロック状態からアンロ
ック状態に変更するので、既知の非操作型キーレスエン
トリー装置と同様に、携帯用操作器を操作せずに、携帯
用操作器を車両に近接させるだけで、車両のドアをアン
ロック状態にすることが可能になり、利便な操作性を有
するキーレスエントリー装置を得ることができ、しか
も、そのキーレスエントリー装置は、既存のキーレスエ
ントリー装置の構成部品に若干の設計変更を施すだけで
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキーレスエントリー装置の第1
実施例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に図示された第1実施例のキーレスエント
リー装置で実行される動作経緯の前半部分を示すフロー
チャートである。
【図3】図1に図示された第1実施例のキーレスエント
リー装置で実行される動作経緯の後半部分を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明に係わるキーレスエントリー装置の第2
実施例を示すブロック構成図である。
【図5】図4に図示された第2実施例のキーレスエント
リー装置で実行される動作経緯を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 携帯用操作器 2 車両側制御機構 2’ ドア制御機構 3 操作部 4 機能信号発生部 5 IDコード付与部 6 操作信号発生部 7、11 送受信部 8、16 制御部 9、10 送受信アンテナ 12 検知信号発生部 13 近接検出部 14 信号確認部 15 盗難防止部 17 ドア制御部 18 ドアロック検知部 19 応答検知部 20 計時部 21 記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両所有者が携帯する携帯用操作器と車
    両側に配置した車両側制御機構とからなり、前記携帯用
    操作器は、前記車両側制御機構からの検知信号の受信時
    に操作信号を送信し、前記車両側制御機構は、選択的に
    セット状態またはセット解除状態に設定される盗難防止
    部と、前記検知信号を送信し、前記操作信号を受信する
    送受信部と、前記受信した操作信号の正否を判定し、正
    と判定した時に受信確認信号を発生する信号確認部と、
    前記携帯用操作器が前記車両から所定範囲以内に近接し
    た時に近接信号を発生する近接検出部と、前記車両に加
    えられる物理変化を検知して応答検知信号を発生する応
    答検知部と、前記車両のドアロック時を検知してロック
    検知信号を発生するドアロック検知部と、前記車両のド
    アを施錠または解錠するドア制御部と、前記盗難防止部
    のセット状態時に、前記ロック検知信号と前記近接信号
    と前記受信確認信号とが併せて出力された場合に、前記
    盗難防止部にセット解除信号を供給してセット状態を解
    除するとともに、前記盗難防止部のセット解除状態時
    に、前記受信確認信号と前記応答検知信号とが併せて出
    力された場合、前記ドア制御部に解錠信号を供給して前
    記車両のドアをアンロック状態にする制御部とを備える
    ことを特徴とするキーレスエントリー装置。
  2. 【請求項2】 前記車両のドアのアンロック状態は、前
    記信号確認部が受信確認信号を発生してから一定時間が
    経過すると、自動的にドアロック状態に復帰し、前記盗
    難防止部がセット状態に設定されることを特徴とする請
    求項1に記載のキーレスエントリー装置。
  3. 【請求項3】 車両所有者が携帯する携帯用操作器と車
    両側に配置したドア制御機構とからなり、前記携帯用操
    作器は、前記ドア制御機構からの検知信号の受信時に操
    作信号を送信し、前記ドア制御機構は、前記検知信号を
    送信し、前記操作信号を受信する送受信部と、前記受信
    した操作信号の正否を判定し、正と判定した時に受信確
    認信号を発生する信号確認部と、前記携帯用操作器が前
    記車両から所定範囲以内に近接した時に近接信号を発生
    する近接検出部と、前記車両に加えられる物理変化を検
    知して応答検知信号を出力する応答検知部と、前記車両
    のドアロック時を検知してロック検知信号を発生するド
    アロック検知部と、前記車両のドアを施錠または解錠す
    るドア制御部と、前記ロック検知信号と前記近接信号と
    前記受信確認信号と前記応答検知信号が併せて出力され
    た場合、前記ドア制御部に解錠信号を供給して前記車両
    のドアをアンロック状態にする制御部とを備えることを
    特徴とするキーレスエントリー装置。
  4. 【請求項4】 前記車両のドアのアンロック状態は、前
    記信号確認部が受信確認信号を発生してから一定時間が
    経過すると、自動的にドアロック状態に復帰することを
    特徴とする請求項3に記載のキーレスエントリー装置。
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