JP3414926B2 - 車両用キーレスエントリー装置 - Google Patents

車両用キーレスエントリー装置

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JP3414926B2
JP3414926B2 JP10349396A JP10349396A JP3414926B2 JP 3414926 B2 JP3414926 B2 JP 3414926B2 JP 10349396 A JP10349396 A JP 10349396A JP 10349396 A JP10349396 A JP 10349396A JP 3414926 B2 JP3414926 B2 JP 3414926B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のアウトサイ
ドハンドルを所定の操作パターンで操作することにより
ドアを解錠する車両用キーレスエントリー装置に関し、
特に、遠隔操作信号によって受信した識別コードが一致
したときには前記ドアの解錠を行う遠隔操作機能を有す
るキーレスエントリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンキーをドアに設けられたキーシ
リンダに挿入することなく車両のドアを解錠可能な車両
のキーレスエントリー装置としては、例えばドアのアウ
ターパネル表面にテンキーボードを設け、このテンキー
ボードを介して入力したコードと予め登録されたコード
とが一致した場合にドアを解錠するプッシュスイッチ式
のものが知られている。しかし、このシステムでは、ド
アパネルの表面にテンキーボードが露出しているため、
キーボードが雨風に直接さらされて劣化するおそれがあ
る上に、夜間の操作が難しく、また盗難防止の面でも好
ましくない。
【0003】そこで、例えば特開平64−58781号
公報や特公平4−37909号公報等に記載されている
如く、予め登録された所定のパターンでアウトサイドハ
ンドルを操作することにより、ドアの解錠を可能とした
アウトサイドハンドル式キーレスエントリー装置が提案
されている。
【0004】即ち、このシステムでは、アウトサイドハ
ンドルのオンオフ操作を検出するアウトサイドハンドル
検出スイッチを設け、外部から操作されたアウトサイド
ハンドルのオンオフパターンが予め記憶回路内に登録さ
れた所定の操作パターンに一致するか否かを判定し、両
操作パターンが一致したときにはドアロック機構を駆動
して解錠を行うようになっている。
【0005】そして、このアウトサイドハンドル式のシ
ステムでは、登録パターンの変更によって防盗性を維
持、向上させるべく、ユーザーによる登録パターンの変
更(更新登録)を可能としている。アウトサイドハンド
ルの操作パターンを変更する場合には、まず、イグニッ
ションスイッチにエンジンキーを挿入することにより、
正当なユーザーであることをシステムに認識させる。次
に、ユーザーがアウトサイドハンドルを希望するオンオ
フパターンで操作すると、この新たな操作パターンが記
憶回路にセットされるようになっている。
【0006】一方、他の車両用キーレスエントリー装置
としては、例えば特開平1−192970号公報等に記
載されている如く、赤外線等の無線信号によって遠隔操
作でドアロックの解錠、施錠を可能とするリモートコン
トロール式のものが提案されている。このシステムで
は、ユーザーが携行する携帯機と車体に取り付けられる
固定機とにそれぞれ同一の識別コードを記憶させてお
く。そして、ユーザーが携帯機のスイッチを操作する
と、この携帯機は識別コードを含んだ遠隔操作信号を送
信し、この信号を受信した固定機では識別コードの照合
を行い、識別コードが一致したときには解錠ないし施錠
を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したアウトサイド
ハンドル式のキーレスエントリー装置では、アウトサイ
ドハンドルを予め登録したオンオフパターン通りに操作
するだけで、ドアを解錠することができるため、例えば
エンジンキーをロッカー等に保管したままで、車室内へ
の荷物の出し入れ等を行うことができ、利便性が向上す
る。しかし、このシステムでは、簡単にドアロックを解
錠できるという利便性の反面、一旦操作パターンが他人
に知られてしまうと、つまり、操作パターンという解錠
暗号が一度破られると、エンジンキーを持たない他人で
も容易にドアを解錠できるため、防盗性が低下する。
【0008】従って、かかるアウトサイドハンドル式の
キーレスエントリー装置では、操作パターンの登録を比
較的頻繁に変更して防盗性を維持する必要があるが、操
作パターンの変更時には、ドアを開けてエンジンキーを
イグニッションスイッチに差し込み、正規ユーザーであ
ることをシステムに認識させなければならず、使い勝手
や登録操作性が低い。
【0009】一方、リモートコントロール式のキーレス
エントリー装置では、携帯機のスイッチを押すだけで、
車両から離れた状態でドアを解錠または施錠することが
できるため、視認性の低い夜間等でも、一瞬のうちに確
実にドアロックを操作することができる。しかし、この
システムでは、リモートキーという携帯機を常時携行す
る必要があり、また、携帯機の内蔵電源(電池)が消耗
した場合等には、ドアを解錠することができない。
【0010】そこで、上述したアウトサイドハンドル式
のキーレスエントリー装置とリモートコントロール式の
キーレスエントリー装置との両方を車両に搭載し、アウ
トサイドハンドルの所定の操作または携帯機の操作のい
ずれかによってドアを解錠できるように構成することも
考えられる。しかし、このように両方のキーレスエント
リー装置を単純に車両に搭載しても、アウトサイドハン
ドルの操作パターンの変更に伴う不便さを解消すること
はできない上に、構造が複雑化する。
【0011】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、全体構造を簡素化し
つつアウトサイドハンドルの登録操作パターンを容易に
変更できるようにした車両用キーレスエントリー装置を
提供することにある。本発明の他の目的は、アウトサイ
ドハンドルの登録操作パターンを容易に変更することが
できると共に、登録作業の完了を確実に伝達できるよう
にした車両用キーレスエントリー装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
すべく、本発明に係る車両用キーレスエントリー装置
は、車両のアウトサイドハンドルを操作したときの操作
パターンが予め更新可能に登録された操作パターンと一
致するときにはドアロックを解錠する車両用キーレスエ
ントリー装置であって、所定の識別コードを含んだ遠隔
操作信号を送信する携帯機と、前記携帯機側の識別コー
ドが予め登録された識別コードに一致したときには前記
ドアロックを解錠する固定機とを設け、前記携帯機側の
識別コードと前記固定機側の識別コードとが一致したと
きには前記アウトサイドハンドルの操作パターンの登録
を許可することを特徴としている。
【0013】これにより、ユーザーは、アウトサイドハ
ンドルを所定のパターンで操作するか、あるいは携帯機
を操作するかのいずれかによって、エンジンキーを用い
ることなくドアを解錠することができるため、状況に応
じて解錠方法を選択すればよく、使い勝手が向上する。
また、アウトサイドハンドルの登録された操作パターン
を変更する場合には、携帯機側の識別コードと固定機側
の識別コードとの一致によって正規ユーザーであること
を知らしめるため、ドアを開けてエンジンキーをイグニ
ッションスイッチに挿入する手間を省くことができ、使
い勝手や登録時の操作性が向上する。さらに、イグニッ
ションスイッチの状態を検出する必要がないため、該イ
グニッションスイッチの検出分だけ入力点数、機器間配
線等を省略することができ、システム全体を簡素化する
ことができる。
【0014】また、請求項2に係る発明では、所定の識
別コードを含んだ遠隔操作信号を送信する携帯機と、車
両のアウトサイドハンドルの操作状態を検出するアウト
サイドハンドル検出手段と、車両のドアロックの状態を
検出するドアロック検出手段と、前記アウトサイドハン
ドルを操作したときの操作パターンが予め更新可能に登
録された操作パターンと一致する場合または前記携帯機
側の識別コードと予め登録された固定機側の識別コード
とが一致する場合にはドアロックを解錠する固定機とを
備え、前記アウトサイドハンドルの操作パターンの登録
を要求する操作パターン登録要求手段を設け、このアウ
トサイドハンドルの操作パターンの登録要求がされた場
合には、前記携帯機側の識別コードと前記固定機側の識
別コードとが一致したときに、前記アウトサイドハンド
ルの操作パターンの登録を許可することを特徴としてい
る。
【0015】これにより、アウトサイドハンドルの所定
の操作または携帯機の操作のいずれかによってドアを解
錠することができる。また、アウトサイドハンドルの登
録操作パターンを変更する場合には、操作パターン登録
要求を発生させた後に、携帯機側の識別コードと固定機
側の識別コードとの一致判定を行って正規ユーザーであ
るか否かを確認するため、通常の携帯機による解錠操作
モードとアウトサイドハンドルの登録操作パターンの変
更モードとを確実に区別することができ、一層信頼性を
向上することができる。
【0016】さらに、より具体的な請求項3に係る発明
では、所定の識別コードを含んだ遠隔操作信号を送信す
る携帯機と、車両のアウトサイドハンドルの操作状態を
検出するアウトサイドハンドル検出手段と、車両のドア
ロックの状態を検出するドアロック検出手段と、前記ア
ウトサイドハンドルを操作したときの操作パターンが予
め更新可能に登録された操作パターンと一致する場合ま
たは前記携帯機側の識別コードと予め登録された固定機
側の識別コードとが一致する場合にはドアロックを解錠
する固定機とを備え、前記固定機は、前記携帯機側の識
別コードと前記固定機側の識別コードとが一致するか否
かを判定する識別コード照合手段と、前記アウトサイド
ハンドルの操作パターンを更新可能に登録する操作パタ
ーン登録手段と、この登録された操作パターンと前記ア
ウトサイドハンドルを操作したときの操作パターンとが
一致するか否かを判定する操作パターン判定手段と、前
記アウトサイドハンドルの操作パターンの登録を要求す
る操作パターン登録要求手段と、前記アウトサイドハン
ドルの操作パターンの登録要求がされた場合には前記携
帯機側の識別コードと前記固定機側の識別コードとが一
致したときに前記アウトサイドハンドルの操作パターン
の登録を許可する登録許可手段と、登録が完了したとき
にはドアのロックノブを動作させて登録完了の表示を行
う登録完了表示手段とを含んで構成したことを特徴とし
ている。
【0017】これによって、より具体的に携帯機による
遠隔解錠とアウトサイドハンドルによる簡易な解錠とを
自由に選択することができ、また、アウトサイドハンド
ルの登録操作パターンを容易に変更することができる。
さらに、アウトサイドハンドルの登録操作パターンを変
更した場合には、ロックノブを動作させて登録の完了を
報知するため、ユーザーは登録の完了とドアロック機構
の正常状態との両方を視覚を通じて確実に確認すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】まず、図1は、本発明の実施の形態に係る
車両用キーレスエントリー装置の外観的構成を示す説明
図であって、車両1のドア2には、アウトサイドハンド
ル3が設けられており、このアウトサイドハンドル3の
近傍に設けられた図示せぬキーシリンダは、ドア2内部
のドアロック機構4に連結されている。また、このドア
ロック機構4には、図示せぬインサイドハンドルに加え
て、ドア2の内側で上方に突出するロックノブ5が連結
されている。
【0020】リモートキーである携帯機6は、例えば合
成樹脂材料等から形成されたグリップ7と、基端側がグ
リップ7に取り付けられたエンジンキー8と、グリップ
7の表面に露出して設けられた手動スイッチ9と、この
手動スイッチ9の操作によって識別コードを含む遠隔操
作信号を例えば赤外線信号として送信する送信回路10
と、グリップ7内に交換可能に搭載された例えばボタン
電池等の電源部11と、図2と共に後述する制御部14
及び記憶部15等とから、エンジンキー一体型の携帯機
として構成されている。これにより、ユーザーは、直接
エンジンキー8をキーシリンダに差し込んでドア2を解
錠することができると共に、手動スイッチ9を押して遠
隔操作でドア2を解錠することができる。
【0021】ここで、前記遠隔操作信号は、赤外線に限
らず、電波、音波等の他の無線信号でもよい。赤外線等
の光信号を利用する場合はフォトダイオード等の光素子
を用い、電波信号を利用する場合はフェライトアンテナ
等の波長に応じたアンテナ素子を用い、音波信号を利用
する場合はマイクロフォン等を用いればよい。
【0022】また、遠隔操作信号は識別コードを含む
が、実質的に識別コードのみから遠隔操作信号を構成し
てもよい。つまり、識別コードと他の操作信号(例えば
エンジンスタート信号、バッテリチェック信号等)とか
ら遠隔操作信号を構成してもよいし、識別コードのみか
ら構成してもよい。
【0023】一方、車両1には、携帯機6からの赤外線
信号を受信するための受信回路12と、この受信回路1
2で受信した遠隔操作信号中の識別コードを照合して後
述の処理を行う固定機13とが設けられている。ここ
で、前記受信回路12は、例えばフォトトランジスタ等
の光を電気信号に変換する受光素子と、この変換された
電気信号の入力処理回路(いずれも図示せず)とを備え
て構成されている。
【0024】次に、図2の機能ブロック図を参照しつつ
携帯機6及び固定機13の具体的構成について説明す
る。
【0025】携帯機6には、制御部14が設けられ、こ
の制御部14には手動スイッチ9及び送信回路10等に
加えて、記憶部15が接続されている。この記憶部15
は、例えばROM等の記憶素子からなり、「携帯機側の
識別コード」としての携帯機IDを記憶している。そし
て、制御部14は、手動スイッチ9が操作されると、記
憶部15内の携帯機IDを読み込み、この携帯機IDを
遠隔操作信号として送信回路10から送信させるように
なっている。ここで、携帯機6にとって制御部14は必
ずしも必要ではなく、手動スイッチ7の操作によって所
定の携帯機IDを送信できる機能を備えていれば足り
る。
【0026】固定機13の詳細を説明する。入力処理回
路16には、携帯機6からの遠隔操作信号を受信する受
信回路12に加えて、フックスイッチ17と、登録スイ
ッチ18とが入力されている。ここで、前記フックスイ
ッチ17は、アウトサイドハンドル3の操作状態をオン
オフ検出するものであり、「アウトサイドハンドル検出
手段」を構成している。具体的には、リードスイッチ、
マイクロスイッチ、近接スイッチ等から形成され、アウ
トサイドハンドル3が上方に引き上げられるとオン信号
を出力し、アウトサイドハンドル3が所定の復帰位置に
あるときにはオフ信号を出力するものである。なお、図
中では、説明の便宜上のため、「アウトサイドハンドル
を引き上げる操作」を「フック」として表現している。
また、登録スイッチ18は、固定機IDを更新登録する
際に用いられるもので、該登録スイッチ18がオンする
ことにより、記憶部19内の固定機IDを書き換えるこ
とができるようになっている。
【0027】ROM等の記録素子からなり、「操作パタ
ーン登録手段」を構成する記憶部19には、前記携帯機
IDに対応する「固定機側の識別コード」としての固定
機IDと、アウトサイドハンドル3の所定の操作パター
ンであるフック暗号とが記憶されている。
【0028】ここで、前記固定機IDは、通常、携帯機
IDと同一のコードである。また、前記フック暗号は、
例えば、アウトサイドハンドル3の引き上げ回数(オン
動作の回数)のパターンとして構成されており、例えば
「4回オン、2回オン、5回オン、1回オン」であれ
ば、「4251」として記憶されている。より具体的に
は、フック暗号は4桁の数字からなり、各桁は「1」〜
「10」までの範囲で選択される。
【0029】アクチュエータドライブ回路20は、ドア
ロック機構4を駆動するためのものである。具体的に
は、ドアロック機構4は、解錠、施錠を行う動力源とし
てのモータ4Aと、ドア2の解錠状態を検出する「ドア
ロック検出手段」としてのアンロックスイッチ4Bとか
ら構成されており、これらモータ4A及びアンロックス
イッチ4Bはアクチュエータドライブ回路20に接続さ
れている。なお、ドアロック機構4を駆動するアクチュ
エータドライブ回路20と、ロックノブ5を駆動するロ
ックノブドライブ回路21とを別個に設ける如く図示し
ているが、両ドライブ回路を一体に構成してもよい。
【0030】制御部22はCPU等から構成され、本発
明に係る特徴的な内部機能として、フック暗号更新許可
部22Aと、ID照合部22Bと、フック暗号判定部2
2Cとを備えている。
【0031】ここで、「登録許可手段」としてのフック
暗号更新許可部22Aは、フック暗号の更新登録時に、
ユーザーが更新登録しようとするアウトサイドハンドル
3の操作パターン、即ち、フック暗号が所定の禁止パタ
ーンに該当しない適切なパターンであるか否かを判定す
るものである。例えば、禁止パターンとしては、「12
34」や「5432」の如き連続番号となるパターン、
「1111」や「9999」の如き同一番号となるパタ
ーンのように、変化が単調で防盗性が低下すると考えら
れるパターンと、「11」のように所定の桁数である
「10」を越えた入力を含むパターンとがある。また、
「識別コード照合手段」としての前記ID照合部22B
は、遠隔操作信号として送信された携帯機IDと記憶部
19内の固定機IDとを比較し、両IDが一致するか否
かを判定するものである。さらに、前記フック暗号判定
部22Cは「操作パターン判定手段」を構成するもの
で、ユーザーがアウトサイドハンドル3を操作したとき
の操作パターンが、記憶部19内にフック暗号として記
憶された操作パターンに一致するか否かを判定するもの
である。
【0032】なお、図2中、23はタイマ、24はブザ
ードライブ回路、25はブザードライブ回路24によっ
て鳴動するブザー、26は制御部22等に所定の電圧で
給電を行うための電源回路をそれぞれ示し、電源回路2
6は図外のバッテリに接続されている。また、図示は省
略しているが、各ドライブ回路20,21にはバッテリ
から給電が行われるようになっている。
【0033】次に、本実施の形態の作用を図3に基づい
て説明する。即ち、図3は、ドア2を解錠するためのア
ウトサイドハンドル3の操作パターンを更新登録(変
更)する場合のフローチャートである。
【0034】まず、ユーザーはフック暗号の更新登録に
際して、ドア2を解錠する。この場合は、携帯機6の手
動スイッチ9を操作して遠隔操作によりドア2を解錠し
てもよいし、あるいは携帯機6に一体化されたエンジン
キー8によって直接的にドア2を解錠してもよい。
【0035】次に、ステップ(以下、「S」と略記。)
1では、アンロックスイッチ4Bの状態を読み込んで、
ドア2が解錠されているか否かを判定する。このS1で
「NO」と判定したときはドア2が施錠されており、フ
ック暗号の更新登録を許可できない場合なので処理を終
了する。
【0036】一方、前記S1で「YES」と判定したと
きは、ドア2が解錠されている場合なのでS2に移り、
このS2では、フックスイッチ17の状態を読み込んで
アウトサイドハンドル3が例えば5秒間程度の所定時間
だけ引き上げられているか、つまり、フックスイッチ1
7が所定時間以上オン入力となっているか否かを判定す
る。かかるアウトサイドハンドル3の所定時間の連続操
作は、前記S1で要求するドア2の解錠状態と共に、
「操作パターン登録要求手段」を構成するものである。
【0037】従って、アウトサイドハンドル3が所定時
間以上、連続操作されない場合は、フック暗号の更新登
録の意思なしと見なせる場合なので、「NO」と判定し
て処理を終了する。一方、アウトサイドハンドル3が連
続操作されたときには、ユーザーがフック暗号の更新登
録を要求している場合なので、「YES」と判定し、S
3でブザー25を鳴動させ、S4ではタイマTをセット
する。S3でブザー25を鳴動させるのは、ユーザーに
対してフック暗号の更新モードに入ったことを報知する
ためである。また、S4でタイマTをセットするのは、
この所定時間T内での更新登録を要求するためであり、
更新登録時間たる所定時間Tの経過はS5によって監視
されている。
【0038】所定時間Tが経過するまではS5で「N
O」と判定されて、以下の処理が行われる。即ち、S6
では、再びアンロックスイッチ4Bの状態を読み込んで
ドア2が解錠されているか否かを判定し、S7では、携
帯機6から遠隔操作信号を受信したか否か、即ち、携帯
機IDの受信待ちを行う。
【0039】そして、携帯機6から携帯機IDを受信す
ると、前記S7では「YES」と判定し、次のS8で
は、この携帯機IDが記憶部19内の固定機IDと一致
するか否かを判定する。このS8で「NO」と判定した
ときは、他人の携帯機6からの信号を受信したか、ある
いは受信状態が悪い場合等のため、S5に戻って、所定
時間Tが経過するまでの間、携帯機6からの携帯機ID
と固定機IDとの照合を続行する。
【0040】一方、前記S8で「YES」と判定したと
きは、受信した携帯機IDと固定機IDとが一致し、フ
ック暗号の更新登録を行う権限のあるユーザーまたは該
ユーザーから許可された者であることが確認された場合
なので、S9ではブザー25の鳴動を停止させる。
【0041】次に、フック暗号の更新登録動作が行われ
る。まず、S10では、アンロックスイッチ4Bの状態
を読み込んでドア2が解錠されているか否かを判定し、
解錠されている場合には「YES」と判定してS11に
移り、このS11では、アウトサイドハンドル3が引き
上げられていない状態にあるか否か、つまり、フックス
イッチ17がオフ状態にあるか否かを確認する。即ち、
これらS10,S11は、新たなフック暗号の入力が可
能か否かの初期状態を確認するものである。
【0042】そして、S12では、ユーザーによって新
たなフック暗号F1が入力されたか否か、つまり、フッ
クスイッチ17のオンオフ状態をモニタすることによ
り、アウトサイドハンドル3の操作パターンが入力され
たか否かを判定する。このS12で「YES」と判定し
たときは、新たなフック暗号F1が入力された場合のた
め、S13では、この入力されたフック暗号F1が、連
続数字、同一数字等の禁止パターンではない有効な暗号
であるか否かを判定する。
【0043】S13によって、前記S12で入力された
フック暗号F1が有効な暗号であると判定されると、S
14ではブザー25を一時的に鳴動させることにより、
ユーザーに対して再度のフック暗号の入力を要求する。
ユーザーが確認用のフック暗号F2をアウトサイドハン
ドル3を介して入力すると、S15では「YES」と判
定し、S16では、この確認用のフック暗号F2と前記
S12で入力された最初のフック暗号F1とが一致する
か否かを判定する。
【0044】S16で「NO」と判定したときは、ユー
ザーが最初に入力したフック暗号F1を再現できない場
合等のため、処理を終了する。一方、S16で「YE
S」と判定したときは両フック暗号F1,F2が一致す
る場合のため、S17では、このフック暗号F1を記憶
部19内に更新記憶する。そして、S18では、ロック
ノブ5を上下動させることにより、ユーザーに対してフ
ック暗号の更新登録が完了したことを報知する。即ち、
この登録完了出力は、例えばロックノブ5を一度ロック
位置まで下げた後、再度ロック解錠位置まで押し上げる
動作(オフ→オン→オフ)として外部に表現される。
【0045】なお、インサイドハンドルとロックノブと
が一体化している場合等には、例えば、ロックノブは横
方向等の他の方向で動作する。
【0046】このように構成される本実施の形態によれ
ば以下の効果を奏する。
【0047】第1に、アウトサイドハンドル3を所定の
操作パターンで操作してもドア2を解錠できるほか、携
帯機6によってもドア2を解錠することができる構成の
ため、ユーザーは状況に応じて解錠方法を選択すればよ
く、使い勝手や利便性が向上する。
【0048】第2に、携帯機6の操作によって送信され
る携帯機IDと固定機13内に記憶された固定機IDと
が一致したときには、新たなフック暗号の登録を許可す
る構成のため、フック暗号の変更時に、ドア2を開けて
イグニッションスイッチにエンジンキーを挿入するとい
う手間を省くことができ、車室内に乗り込まずに車両1
の外部でフック暗号の更新登録作業を全て行うことがで
き、更新登録作業の作業性が向上する。
【0049】つまり、従来のアウトサイドハンドル式キ
ーレスエントリー装置では、イグニッションスイッチの
状態によって、即ち、エンジンキーによってフック暗号
変更者の正当性を確認しているため、フック暗号の変更
時には、エンジンキーを持って車室内に身を入れる必要
がある。従って、例えば炎天下に駐車された車両1内に
身を入れて不快感を感じたり、ドア2の開扉によって外
部の雨風が車室内に入り込んで車室内が汚れたりする等
の欠点があった。これに対し、本実施の形態では、ID
の一致によってフック暗号変更者の正当性を確認するた
め、車両1の外部で全ての更新作業を完了させることが
でき、操作性、使い勝手が向上する。
【0050】また、IDの一致によってフック暗号の更
新登録を許可する構成のため、固定機13はイグニッシ
ョンスイッチの状態を読み込む必要がない。従って、入
力処理回路16への入力点数を削減して、配線接続作業
や製造コストを低減することができる。つまり、単純に
アウトサイドハンドル式のキーレスエントリー装置とリ
モートコントロール式のキーレスエントリー装置とを搭
載した場合には、上述した通り、イグニッションスイッ
チの状態によってフック暗号変更者の正当性を確認する
ため、入力点数が増大してシステムが複雑化する。
【0051】第3に、フック暗号を変更する場合には、
ドア2が解錠状態であるかを確認した後にアウトサイド
ハンドル3が所定時間以上操作されたか否かを判定する
という、操作パターン登録要求を発生させた後に、携帯
機IDと固定機IDとの一致判定を行う構成のため、通
常の携帯機6による解錠操作モードとフック暗号の更新
登録とを確実に区別することができ、一層信頼性を向上
することができる。
【0052】第4に、フック暗号の更新登録が完了した
場合には、ロックノブ5を上下動させて登録が完了した
旨を報知する構成のため、ユーザーは、ロックノブ5が
上下に移動する動作と該動作に伴う作動音とによって、
登録の完了を視覚及び聴覚の双方で確実に知ることがで
きる。また、これに伴い、ドアロック機構4の正常作動
状態も同時に確認することができる。さらに、ロックノ
ブ5は、全車両に必須の安全装備であるため、全体構造
を簡素化しつつ登録作業の完了を確実に報知することが
できる。
【0053】なお、前記実施の形態では、携帯機6を1
個用いる場合を例示したが、複数の携帯機6の各携帯機
IDを予め固定機13に登録しておき、いずれか一の携
帯機IDが固定機IDと一致した場合には、ドア2の解
錠、フック暗号の変更を許可する構成としてもよい。こ
の場合には、複数人で1台の車両1を共用する場合に有
効である。
【0054】また、前記実施の形態では、ブザー25を
鳴動させることにより、携帯機IDの送信を促している
が、これに限らず、ロックノブ5を上下動させることに
より携帯機IDの送信を促す構成としてもよい。
【0055】さらに、例えばブザー25に替えて、液晶
表示器やLED表示器等のメッセージ表示装置、あるい
は音声合成装置等を用いることもできる。さらに、ロッ
クノブ5の上下動に替えて、ドアミラーの動作、ヘッド
ライトや車内灯の点灯、フォーン等によっても報知する
ことが可能である。また、場合によっては、固定機13
側から登録完了信号を携帯機6に送信し、携帯機6に設
けたLEDランプ等を点滅させることによりユーザーに
報知することも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る車両用
キーレスエントリー装置によれば、アウトサイドハンド
ルの所定の操作または携帯機の操作のいずれかによっ
て、ドアを解錠できるため、状況に応じて最適な解錠方
法を選択することができ、利便性や使い勝手が向上す
る。
【0057】また、携帯機側の識別コードと固定機側の
識別コードとの一致によって、操作パターン変更者の正
当性を確認する構成のため、車両の外部で全ての登録作
業を行うことができると共に、イグニッションスイッチ
の状態を読み込むための入力を省くことができ、機器間
配線作業等を簡素化して製造コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用キーレスエン
トリー装置の外観構成を示す構成説明図である。
【図2】車両用キーレスエントリー装置の機能構成を示
す機能ブロック図である。
【図3】フック暗号の更新登録を行うための登録処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両 2 ドア 3 アウトサイドハンドル 4 ドアロック機構 4B アンロックスイッチ(ドアロック検出手段) 5 ロックノブ 6 携帯機 8 エンジンキー 9 手動スイッチ 13 固定機 17 フックスイッチ(アウトサイドハンドル検出手
段) 22 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E05B 65/20 E05B 65/20 H04L 9/32 H04L 9/00 673E (56)参考文献 特開 平7−48966(JP,A) 特開 昭62−242076(JP,A) 特開 平2−164648(JP,A) 特開 平5−239963(JP,A) 実開 平7−32141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/04 E05B 65/12 - 65/42 B60R 25/00 - 25/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のアウトサイドハンドルを操作した
    ときの操作パターンが予め更新可能に登録された操作パ
    ターンと一致するときにはドアロックを解錠する車両用
    キーレスエントリー装置であって、 所定の識別コードを含んだ遠隔操作信号を送信する携帯
    機と、 前記携帯機側の識別コードが予め登録された識別コード
    に一致したときには前記ドアロックを解錠する固定機と
    を設け、 前記携帯機側の識別コードと前記固定機側の識別コード
    とが一致したときには前記アウトサイドハンドルの操作
    パターンの登録を許可することを特徴とする車両用キー
    レスエントリー装置。
  2. 【請求項2】 所定の識別コードを含んだ遠隔操作信号
    を送信する携帯機と、車両のアウトサイドハンドルの操
    作状態を検出するアウトサイドハンドル検出手段と、車
    両のドアロックの状態を検出するドアロック検出手段
    と、前記アウトサイドハンドルを操作したときの操作パ
    ターンが予め更新可能に登録された操作パターンと一致
    する場合または前記携帯機側の識別コードと予め登録さ
    れた固定機側の識別コードとが一致する場合にはドアロ
    ックを解錠する固定機とを備え、 前記アウトサイドハンドルの操作パターンの登録を要求
    する操作パターン登録要求手段を設け、 このアウトサイドハンドルの操作パターンの登録要求が
    された場合には、前記携帯機側の識別コードと前記固定
    機側の識別コードとが一致したときに、前記アウトサイ
    ドハンドルの操作パターンの登録を許可することを特徴
    とする車両用キーレスエントリー装置。
  3. 【請求項3】 所定の識別コードを含んだ遠隔操作信号
    を送信する携帯機と、車両のアウトサイドハンドルの操
    作状態を検出するアウトサイドハンドル検出手段と、車
    両のドアロックの状態を検出するドアロック検出手段
    と、前記アウトサイドハンドルを操作したときの操作パ
    ターンが予め更新可能に登録された操作パターンと一致
    する場合または前記携帯機側の識別コードと予め登録さ
    れた固定機側の識別コードとが一致する場合にはドアロ
    ックを解錠する固定機とを備え、 前記固定機は、前記携帯機側の識別コードと前記固定機
    側の識別コードとが一致するか否かを判定する識別コー
    ド照合手段と、前記アウトサイドハンドルの操作パター
    ンを更新可能に登録する操作パターン登録手段と、この
    登録された操作パターンと前記アウトサイドハンドルを
    操作したときの操作パターンとが一致するか否かを判定
    する操作パターン判定手段と、前記アウトサイドハンド
    ルの操作パターンの登録を要求する操作パターン登録要
    求手段と、前記アウトサイドハンドルの操作パターンの
    登録要求がされた場合には前記携帯機側の識別コードと
    前記固定機側の識別コードとが一致したときに前記アウ
    トサイドハンドルの操作パターンの登録を許可する登録
    許可手段と、登録が完了したときにはドアのロックノブ
    を動作させて登録完了の表示を行う登録完了表示手段と
    を含んで構成したことを特徴とする車両用キーレスエン
    トリー装置。
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