JP6398760B2 - ロックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車室内への携帯機の閉じ込めを防止するとともに、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良いロックシステムに関する。
特許文献1には、ロックシステムの一例である車両用キーレス装置において、車室内へのキー閉じ込めを防止するため、ドア開状態で、携帯機を車外で検知しなくなった後、ドア閉状態になった際に車内外で携帯機を検知できない場合には、予め設定した時間内では、車両への操作によりドアのアンロックを許可する点が記載されている。
特開2007−217968号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、予め設定した時間が経過すると、ユーザが車両への操作を行なってもドアがアンロックされず、ユーザにとっての利便性がよくないという問題があった。また、予め設定した時間内であれば、ユーザ以外の第三者による車両への操作によってもドアのアンロックが許可される可能性があり、セキュリティの面で問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、車室内への携帯機の閉じ込めを防止するとともに、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良いロックシステムを提供することにある。
本発明のロックシステムによれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、車両がロック状態である場合において、ユーザの所有する携帯機が車両の車室内に位置すると特定されたときまたは携帯機の位置が特定されなかったときには、入力受付手段を有効に設定する。その後、有効に設定された入力受付手段にユーザによる入力が行われた場合には、その入力内容が情報記憶手段に記憶される認証情報と一致するか否かを判定する。入力内容が認証情報と一致すると判定された場合には車両をアンロック状態にする旨の信号を出力する。
このことにより、例えば、携帯機を車室内に放置したまま車両をロック状態にした場合であっても、携帯機を所有するユーザであることを認証することで、車両をアンロック状態にすることができるので、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良い。
したがって、車室内への携帯機の閉じ込めを防止するとともに、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良いロックシステムを提供することができる。
(a)はドアロックシステムの概略構成を示す構成図であり、(b)は暗証コードテーブルを示す説明図である。 閉じ込み防止処理を構成するオートロック制御フローを表すフローチャートである。 閉じ込み防止処理を構成するドアアンロック制御フロー(1)を表すフローチャートである。 閉じ込み防止処理を構成するドアアンロック制御フロー(2)を表すフローチャートである。 (a)は閉じ込み防止処理を構成するオートロック作動設定フローを表すフローチャートであり、(b)は閉じ込み防止処理を構成するセンターサポートフローを表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。本発明は下記実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
[1.ドアロックシステムの構成]
本実施形態のドアロックシステムは、図1に示すように、車両1に搭載された無線通信装置(DCM:Data Communication Module)11およびロックシステムとしてのドアロックシステム制御部12と、車両1のドライバ等により携帯される携帯機30と、センタ40と、を有する。
以下に、車両1に搭載されるDCM11およびドアロックシステム制御部12、携帯機30、センタ40の各構成について順に説明する。
[1.1.車両1側の構成]
車両1に搭載されるDCM11およびドアロックシステム制御部12は、バス状の通信バスを介して相互に接続されている。また、DCM11およびドアロックシステム制御部12は、図示しないバッテリから電源線を介して給電を受けて動作するように構成されている。
DCM11は、公衆無線通信網を利用した無線通信を実行する周知の構成である。
ドアロックシステム制御部12は、予め割り当てられた機能を実現する電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)であり、車両1の各ドアをロック/アンロック状態に切り替える機能を有する。ドアロックシステム制御部12は、DCM11を介して携帯機30やセンタ40と無線通信を行うことができる。
ドアロックシステム制御部12は、RF受信部13と、LF出力部14と、LF出力部15と、LF送信部16と、各ドアハンドルSW入力17と、各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18と、各ドアSW状態入力19と、ロック出力20と、アンロック出力21と、ロック状態入力22と、暗証コードアンロック機能制御部23と、キー閉じ込み判定部24と、降車オートロック制御部25と、ポーリング制御26と、を有する。
RF受信部13は、通信可能範囲に存在する携帯機30から送信される通信電波を受信する。RF受信部13は、本発明の位置特定手段の一例である。
LF出力部14は、例えば、車両1の車室外に設置されるアンテナである。LF出力部14は、例えば、車両1の運転席、助手席、および左右後部座席への乗降用ドア等にそれぞれ設けられている。LF出力部14は、これら各ドアを中心とする車両1周囲の予め定められた範囲(例えば車両1から約1mの領域)を通信エリアとして、そのエリア内に存在する携帯機30に対して信号を送信する。LF出力部14は、本発明の位置特定手段の一例である。
LF出力部15は、例えば、車両1の車室内に設置されるアンテナである。LF出力部15は、例えば、車室内の中央部分に設けられており、車室内を通信エリアとして、そのエリア内に存在する携帯機30に対して信号を送信する。LF出力部15は、本発明の位置特定手段の一例である。
LF送信部16は、運転者が持つ携帯機30に通信電波を送信する無線送信機である。通信電波は、LF出力部14およびLF出力部15を介して送信される。このLF送信部16は、所定の長波帯の周波数(LF:Low Frequency)の電波を用いて、携帯機30に各種情報を送信する。LF送信部16は、本発明の位置特定手段の一例である。
各ドアハンドルSW入力17には、車両1の各ドアハンドルSWの状態が入力される。各ドアハンドルSW入力17に入力された各ドアハンドルSWの状態は、暗証コードアンロック機能制御部23に入力される。各ドアハンドルSW入力17は、本発明の入力受付手段の一例である。なお、各ドアハンドルSW入力17については、車両1に一つ以上あればよい。また、各ドアハンドルSW入力17の機能を、例えば、後述する各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18によって代用させるようにしてもよい。
各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18には、車両1の各ドアハンドルロック/アンロックSWの状態が入力される。各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18に入力された各ドアハンドルロック/アンロックSWの状態は、暗証コードアンロック機能制御部23に入力される。各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18は、本発明の入力受付手段の一例である。
各ドアSW状態入力19には、車両1の各ドアSWの状態が入力される。各ドアSW状態入力19に入力された各ドアSWの状態は、降車オートロック制御部25に入力される。
ロック出力20からは、降車オートロック制御部25からの指示により、車両1の各ドアをロック状態にする旨の信号が出力される。ロック出力20は、本発明の信号出力手段の一例である。
アンロック出力21からは、暗証コードアンロック機能制御部23または降車オートロック制御部25からの指示により、車両1の各ドアをアンロック状態にする旨の信号が出力される。アンロック出力21は、本発明の信号出力手段の一例である。
ロック状態入力22には、車両1の各ドアのロック/アンロック状態が入力される。ロック状態入力22に入力された各ドアのロック/アンロック状態は、降車オートロック制御部25に入力される。ロック状態入力22は、本発明の入力受付手段の一例である。
暗証コードアンロック機能制御部23は、設定コードを記憶する機能を有する。設定コードには、通常/オートロックの種別がある。また、暗証コードアンロック機能制御部23は、暗証コードを記憶する機能を有する。暗証コードには、有効/無効の種別がある。また、暗証コードアンロック機能制御部23は、ロック時/閉じ込め検出時のキーIDを特定する機能を有する。また、暗証コードアンロック機能制御部23には、図1(b)に例示する記憶テーブルとして、キーIDと、室外キー検出履歴と、通常暗証コードと、オートロック用暗証コードと、が関連付けて記憶されている。暗証コードは、ユーザにより予め設定されるようにしてもよい。暗証コードは、本発明の認証情報の一例である。暗証コードアンロック機能制御部23は、本発明の情報記憶手段の一例である。
暗証コードアンロック機能制御部23には、各ドアハンドルSW入力17から車両1の各ドアハンドルSWの状態が入力される。また、暗証コードアンロック機能制御部23には、各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18から車両1の各ドアハンドルロック/アンロックSWの状態が入力される。
暗証コードアンロック機能制御部23は、入力された各ドアハンドルSWの状態および各ドアハンドルロック/アンロックSWの状態に基づき、車両1の各ドアをアンロック状態にする必要があるか否かを判断する。暗証コードアンロック機能制御部23は、車両1の各ドアをアンロック状態にする必要であると判断した時には、アンロック出力21を介して車両1の各ドアをアンロック状態にする旨の信号を出力する。また、暗証コードアンロック機能制御部23は、キー閉じ込み判定部24および降車オートロック制御部25に上記判断結果や暗証コードなどの各種情報を出力する。
暗証コードアンロック機能制御部23は、車両1がロック状態であると検出された場合において、携帯機30が車両1の車室内に位置すると特定されたときまたは携帯機30の位置が特定されなかったときには、各ドアハンドルSW入力17および各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18からの入力を有効に設定する。暗証コードアンロック機能制御部23は、有効に設定された各ドアハンドルSW入力17および各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18にユーザによる入力が行われた場合には、その入力内容が、当該暗証コードアンロック機能制御部23に記憶される認証情報としての暗証コードと一致するか否かを判定し、一致すると判定された場合には降車オートロック制御部25を制御して車両1をアンロック状態にする旨の信号をアンロック出力21から出力させる。暗証コードアンロック機能制御部23は、本発明の制御手段の一例である。
キー閉じ込み判定部24には、暗証コードアンロック機能制御部23から上記判断結果や暗証コードなどの各種情報が入力される。また、キー閉じ込み判定部24には、RF受信部13から各種情報が入力される。
キー閉じ込み判定部24は、暗証コードアンロック機能制御部23からの上記判断結果や暗証コードなどの各種情報およびRF受信部13からの各種情報に基づき、車両1の車室内にキーが閉じ込められているか否かを判定する。
キー閉じ込み判定部24は、LF送信部16を制御してLF出力部14およびLF出力部15を介して携帯機30に上記判定結果などの各種情報を送信する。
降車オートロック制御部25には、RF受信部13から各種情報が入力される。また、降車オートロック制御部25には、暗証コードアンロック機能制御部23から上記判断結果や暗証コードなどの各種情報が入力される。また、降車オートロック制御部25には、各ドアSW状態入力19から車両1の各ドアSWの状態が入力される。また、降車オートロック制御部25には、ロック状態入力22から車両1の各ドアのロック/アンロック状態が入力される。
降車オートロック制御部25は、暗証コードアンロック機能制御部23からの上記判断結果や暗証コードなどの各種情報、RF受信部13からの各種情報、各ドアSW状態入力19からの各ドアSWの状態、およびロック状態入力22からの各ドアのロック/アンロック状態に基づき、車両1の各ドアをロック/アンロック状態にする必要があるか否かを判断する。降車オートロック制御部25は、ロックにする必要であると判断した時には、ロック出力20を介して、車両1の各ドアをロック状態にする旨の信号を出力する。降車オートロック制御部25は、アンロックにする必要であると判断した時には、アンロック出力21を介して、車両1の各ドアをアンロック状態にする旨の信号を出力する。また、降車オートロック制御部25は、LF送信部16を制御してLF出力部14およびLF出力部15を介して携帯機30に上記判定結果などの各種情報を送信する。降車オートロック制御部25は、本発明の制御手段の一例である。
ポーリング制御26は、定期的にポーリング信号を出力する。
[1.2.携帯機30の構成]
携帯機30は、RF送信部31と、LF受信部32と、制御部33と、を有する。RF送信部31は、通信可能範囲に存在する車両1のDCM11に通信電波を送信する。LF受信部32は、通信可能範囲に存在する車両1のDCM11から送信される通信電波を受信する。制御部33は、CPU、ROM、RAM等を中心とするマイクロコンピュータを用いて構成されている。制御部33は、RF送信部31およびLF受信部32を制御して各種情報の送受信を行う。
[1.3.センタ40の構成]
センタ40は、サーバ等から構成されている。センタ40は、車載機10や携帯機30と各種情報の送受信を行う。
[2.閉じ込み防止処理]
次に、ドアロックシステムが実行する閉じ込み防止処理について説明する。この閉じ込み防止処理は、オートロック制御フロー、ドアアンロック制御フロー(1)、ドアアンロック制御フロー(2)、オートロック作動設定フロー、センターサポートフロー、から構成される。以下、順に説明する。
[2.1.オートロック制御フロー]
オートロック制御フローについて図2を参照して説明する。
本フローは、ユーザによるドアの開動作がなされたと判断された場合に開始される。
最初のステップS105では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S105:YES)、再度S105を実行する。一方、否定判断を行った場合には(S105:NO)、S110に移行する。
S110では、室外アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室外に設置されるアンテナであるLF出力部14から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部14が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S110:YES)、S115に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S110:NO)、S120に移行する。
S115では、室外キー検出履歴を記憶する。ここでは、暗証コードアンロック機能制御部23が記憶する記憶テーブルにおいて、S110にて車室外で検出された携帯機30のキーIDに関連付けられる室外キー検出履歴の項目を「なし」から「あり」に変更する。その後、S120に移行する。
S120では、ユーザによるドア閉がなされたか否かを判断する。ここでは、各ドアSW状態入力19に入力された車両1の各ドアSWの状態を示す情報から、ユーザによるドア閉がなされたか否かを判断する。肯定判断を行った場合には(S110:YES)、S125に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S120:NO)、S110に移行する。
S125では、室外アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、S110と同様に、車両1の車室外に設置されるアンテナであるLF出力部14から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部14が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S125:YES)、S130に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S125:NO)、S135に移行する。
S130では、室外キー検出履歴を記憶する。ここでは、S115と同様に、暗証コードアンロック機能制御部23が記憶する記憶テーブルにおいて、S130にて車室外で検出された携帯機30のキーIDに関連付けられる室外キー検出履歴の項目を「なし」から「あり」に変更する。その後、S125に移行する。
S135では、室外キー検出履歴があるか否かを判断する。具体的には、暗証コードアンロック機能制御部23が記憶する記憶テーブルを参照して、室外キー検出履歴の項目が「あり」となっている携帯機30が存在するか否かを判断する。肯定判断を行った場合には(S135:YES)、S140に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S135:NO)、S175に移行する。
S140では、最後まで室外アンテナで検出されたキーを記憶する。具体的には、S135にて特定した、室外キー検出履歴の項目が「あり」となっている携帯機30のうち、最後まで室外アンテナで検出された携帯機30に関する情報を記憶する。なお、該当する携帯機30が複数存在する場合には、これら複数の携帯機30に関する情報を記憶する。その後、S145に移行する。
S145では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S145:YES)、S180に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S145:NO)、S150に移行する。
S150では、車両1をロックする。ここでは、降車オートロック制御部25からの指示により、車両1の各ドアをロック状態にする旨の信号をロック出力20から出力する。その後、S155に移行する。
S155では、より確実な閉じ込み検出が必要か否かを判断する。肯定判断を行った場合には(S155:YES)、S160に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S155:NO)、S170に移行する。
S160では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S160:YES)、S165に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S160:NO)、S185に移行する。
S165では、キー閉じ込みを判断する。具体的には、車室内に携帯機30が存在する状態で、車両1がロックされていると判断する。そして、キー閉じ込みを判断した旨を記憶する。なお、キー閉じ込み判断は携帯機30側で実施しても良い。その後、S170に移行する。
S170では、ドアアンロック制御を開始する。ここでは、後述するドアアンロック制御を開始する旨の信号を出力する。なお、S175から本S170に移行した場合において、車両1の各ドアがアンロックのままであるときには、前記信号を出力しない。その後、本フローを終了する。
S175では、ユーザによるドアの開閉動作がキー不携帯者によって行われたと判断する。車両1の各ドアをアンロックのまま、または、一定時間後に、室内外でキー照合を実施し、キー応答なければアンロック放置防止のため、車両1の各ドアをロックする。具体的には、降車オートロック制御部25からの指示により、車両1の各ドアをロック状態にする旨の信号をロック出力20から出力する。その後、S170に移行する。
S180では、ユーザへキー閉じ込みを通知する、または、車両1がアンロック状態のままで放置されることを懸念し、車両1の各ドアをロックする。具体的には、降車オートロック制御部25からの指示により、車両1の各ドアをロック状態にする旨の信号をロック出力20から出力する。その後、S170へ移行する。
S185では、閉じ込み確認を終了するか否かを判断する。閉じ込み確認は、一定時間、一定回数またはドアアンロックされるまで、室内アンテナでキー検出し且つ車両1の各ドアがロック状態にあることを所定の間隔で行う。閉じ込み確認が行われたら、肯定判断を行う。一方、閉じ込み確認が行われなかったら否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S185:YES)、S170に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S185:NO)、S160に移行する。
[2.2.ドアアンロック制御フロー(1)]
ドアアンロック制御フロー(1)について図3を参照して説明する。
本フローは、オートロック制御フローのS170にてドアアンロック制御を開始する旨の信号が出力された場合において、ポーリングシステムであるときに開始される。
最初のステップS210では、室外アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室外に設置されるアンテナであるLF出力部14から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部14が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S210:YES)、S220に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S210:NO)、再度S210を実行する。
S220では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S220:YES)、S230に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S220:NO)、S250に移行する。
S230では、キー閉じ込みと判断するとともに、閉じ込み状態を記憶する。なお、キー閉じ込み判断は携帯機30側で実施しても良い。その後、S240に移行する。
S240では、ポーリング停止または閉じ込めキー応答へ配慮した照合方法へ切り替える。その後、本フローを終了する。
S250では、通常のスマートアンロックを作動させる。その後、本フローを終了する。
[2.3.ドアアンロック制御フロー(2)]
ドアアンロック制御フロー(2)について図4を参照して説明する。
本フローは、オートロック制御フローのS170にてドアアンロック制御を開始する旨の信号が出力された場合において、ポーリングが無いシステムであるとき、停止状態であるとき、または、閉じ込めキー応答配慮状態であるときの何れかの場合に開始される。
最初のステップS305では、アンロック操作があるか否かを判断する。ここでは、各ドアハンドルロック/アンロックSW入力18に入力された車両1の各ドアハンドルロック/アンロックSWの状態を示す情報から、ユーザによるアンロック操作がなされたか否かを判断する。肯定判断を行った場合には(S305:YES)、S310に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S305:NO)、再度S305を実行する。
S310では、室外アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室外に設置されるアンテナであるLF出力部14から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部14が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S310:YES)、S315に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S310:NO)、S330に移行する。
S315では、キー閉じ込みありとの履歴があるか否かを判断する。キー閉じ込みありとの履歴は、オートロック制御フローのS165およびドアアンロック制御フロー(2)のS350を実行する際に記憶されるので、この履歴の有無を確認する。肯定判断を行った場合には(S315:YES)、S320に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S315:NO)、S340に移行する。
S320では、S310にて室外で検出されたキーがS315にて履歴があると判断された閉じ込みキーと同一であるか否かを判断する。肯定判断を行った場合には(S320:YES)、S325に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S320:NO)、S345に移行する。
S325では、該当するキーについて、暗証コードアンロック機能制御部23が記憶する記憶テーブルにおいて、暗証コードを有効に設定するとともに、暗証コードをアンロックすることが可能である旨をユーザに通知する。なお、暗証コードは、閉じ込め検出されたキー毎に値を設定できるようにしても良い。また、車両設定によってこの通知を実施しないようにしてもよい。その後、本フローを終了する。
S330では、キー閉じ込みありとの履歴があるか否かを判断する。キー閉じ込みありとの履歴は、オートロック制御フローのS165を実行する際に記憶されるので、この履歴の有無を確認する。肯定判断を行った場合には(S330:YES)、S325に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S330:NO)、S335に移行する。
S335では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S335:YES)、S350に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S335:NO)、S305に移行する。
S340では、室内アンテナでキー検出したか否かを判断する。ここでは、車両1の車室内に設置されるアンテナであるLF出力部15から送信された信号が携帯機30に受信され、これを受けて携帯機30から送信された通信電波をRF受信部13が受信した場合に肯定判断を行う。LF出力部15が信号を送信したが、RF受信部13が携帯機30からの通信電波を受信しない場合には否定判断を行う。肯定判断を行った場合には(S340:YES)、S350に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S340:NO)、S345に移行する。
S345では、通常のスマートアンロックを作動させる。その後、本フローを終了する。
S350では、キー閉じ込みを判断する。具体的には、車室内に携帯機30が存在する状態で、車両1がロックされていると判断する。そして、キー閉じ込みを判断した旨を記憶する。なお、キー閉じ込み判断は携帯機30側で実施しても良い。その後、S325に移行する。
[2.4.オートロック作動設定フロー]
オートロック作動設定フローについて図5(a)を参照して説明する。
本フローは、降車オートロック機能設定を開始する旨の指示が出力された場合に実行される。
最初のステップS410では、暗証コード設定済みか否かを判断する。ここでは、暗証コードアンロック機能制御部23が記憶する記憶テーブルを参照して、暗証コード設定済みか否かを判断する。なお、設定する暗証コードは、セキュリティ性を考慮してオートロック専用で別コードを設定できるようにしても良く、そのコードは利便性を考慮し通常の暗証コードよりも簡易コードで設定できるようにしても良い。肯定判断を行った場合には(S410:YES)、S420に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S410:NO)、再度S410を実行する。
S420では、降車オートロック機能を作動可能にする。降車オートロック機能は、本発明のオートロック機能の一例である。その後、本フローを終了する。
[2.5.センターサポートフロー]
センターサポートフローについて図5(b)を参照して説明する。
本フローは、降車オートロックセンタサポート機能を開始する旨の指示が出力された場合に実行される。
最初のステップS510では、ユーザによるセンタ40への問い合わせを受け付ける。その後、S520に移行する。
S520では、センタ40が車両1情報(暗証コードのデータを含む)をDCM11経由で収集する。その後、S530に移行する。
S530では、オートロックによるキー閉じ込め履歴があるか否かを判断する。キー閉じ込め履歴は、オートロック制御フローのS165、ドアアンロック制御フロー(1)のS230およびドアアンロック制御フロー(2)のS350を実行する際に記憶されるので、この履歴の有無を確認する。肯定判断を行った場合には(S530:YES)、S540に移行する。一方、否定判断を行った場合には(S530:NO)、本フローを終了する。
S540では、車両1の各ドアをアンロックする、または、ユーザへ暗証コードを通知する。その後、本フローを終了する。
[3.実施形態の効果]
本実施形態のドアロックシステムによれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、車両1がロック状態である場合において、ユーザの所有する携帯機30が車両1の車室内に位置すると特定されたときまたは携帯機30の位置が特定されなかったときには、入力受付手段を有効に設定する。その後、有効に設定された入力受付手段にユーザによる入力が行われた場合には、その入力内容が情報記憶手段に記憶される認証情報と一致するか否かを判定する。入力内容が認証情報と一致すると判定された場合には車両1をアンロック状態にする旨の信号を出力する。
このことにより、例えば、携帯機30を車両1の車室内に放置したまま車両1をロック状態にした場合であっても、携帯機30を所有するユーザであることを認証することで、車両1をアンロック状態にすることができるので、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良い。
したがって、車両1の車室内への携帯機30の閉じ込めを防止するとともに、ユーザにとって利便性が良く、セキュリティ性能も良い車載機およびドアロックシステムを提供することができる。
1…車両、11…DCM、12…ドアロックシステム制御部、13…RF受信部、14…LF出力部、15…LF出力部、16…LF送信部、17…各ドアハンドルSW入力、18…各ドアハンドルロック/アンロックSW入力、19…各ドアSW状態入力、20…ロック出力、21…アンロック出力、22…ロック状態入力、23…暗証コードアンロック機能制御部、24…キー閉じ込み判定部、25…降車オートロック制御部、26…ポーリング制御、30…携帯機、31…RF送信部、32…LF受信部、33…制御部、40…センタ。

Claims (4)

  1. 車両(1)に搭載され、ユーザの所有する携帯機(30)と無線通信可能なロックシステム(12)であって、
    前記車両(1)をロック/アンロック状態にする旨の信号を出力する信号出力手段(20,21)と、
    前記車両(1)のロック/アンロック状態を検出する状態検出手段(18,22)と、
    前記携帯機(30)が存在する位置を特定する位置特定手段(13〜16)と、
    前記車両(1)をアンロック状態にするための認証情報を記憶する情報記憶手段(23)と、
    ユーザによる入力を受け付け可能な入力受付手段(17,18)と、
    前記状態検出手段(18,22)によって前記車両(1)がロック状態であると検出された場合において、前記位置特定手段(13〜16)によって前記携帯機(30)が前記車両(1)の車室内に位置すると特定されたときまたは前記携帯機(30)の位置が特定されなかったときには、前記入力受付手段(17,18)を有効に設定し、有効に設定された前記入力受付手段(17,18)にユーザによる入力が行われた場合には、その入力内容が前記情報記憶手段(23)に記憶される前記認証情報と一致するか否かを判定し、一致すると判定された場合には前記信号出力手段(20,21)を制御して前記車両(1)をアンロック状態にする旨の信号を出力させる制御手段(23,25)と、
    を備え、
    前記制御手段(23,25)は、前記認証情報が設定されている場合に、オートロック機能を有効とする、
    ことを特徴とするロックシステム(12)。
  2. 前記認証情報は、ユーザにより予め設定されることを特徴とする請求項1に記載のロックシステム(12)。
  3. 前記情報記憶手段(23)は、前記認証情報として暗証コードを記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロックシステム(12)。
  4. 前記制御手段(23,25)は、前記車両の車室内に前記携帯機が閉じ込められたか否かを判断し、肯定判断である場合には、前記車両の車室内に前記携帯機が閉じ込められた旨をユーザに通知する、または、前記認証情報により前記車両をアンロック可能である旨を通知すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のロックシステム(12)。
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