JP6171864B2 - 車両用施開錠システム - Google Patents
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Description
このようなリロック機能を備える車両用施開錠システムでは、ドアの開閉検出スイッチの故障によりドアの閉扉が常に検出されている場合、リモコンによるドアのアンロック後にドアが開閉された場合であっても所定時間後にリロック条件が成立する。このため、使用者が乗車後にリモコンを車内に置いたまま降車したような場合に、リロック機能によるロックによりリモコンを車室内に閉じ込めてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、携帯機が車室内に閉じ込められることを防止することができるとともに、携帯機を車室内に保管することができる車両用施開錠システムを提供することを目的とするものである。
図1に示すように、車両用施開錠システム2は、使用者により携帯可能な携帯機としてのリモコン10と、車両1に搭載される車載装置20とから構成され、リモコン10から遠隔的に送信される要求信号に基づいて車載装置20が車両1のドア4をロックまたはアンロックするようになっている。
リモコンECU13は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入力ポート、および出力ポート等を備えたマイクロコンピュータによって構成されている。リモコンECU13において、CPUは、RAMの一部の格納領域を作業領域として利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って演算を行うようになっている。
リモコンECU13は、ロックボタン11の操作を検出するとドア4のロックを要求するロック要求信号を自機のIDコードとともに送受信部14から送信させるとともに、アンロックボタン12の操作を検出するとドア4のアンロックを要求するアンロック要求信号を自機のIDコードとともに送受信部14から送信させるようになっている。
また、リモコンECU13は、送受信部14で受信した車載装置20からの要求信号に応答して自機のIDコードを含む応答信号を生成し、その応答信号を送受信部14から送信させるようになっている。
リクエストスイッチ22は、ドア外側ハンドル5の近傍に設けられおり、使用者に操作されることで、ドア4をロック/アンロックする要求信号をECU40に出力するようになっている。
ドアロック検出スイッチ26は、ドアロックモータ32に内蔵されており、ドア4がロック状態またはアンロック状態の何れであるかを検出し、検出信号をECU40に出力するようになっている。
ドア開閉検出スイッチ24は、ドア4が閉扉状態または開扉状態の何れであるかを検出し、検出信号をECU40に出力するようになっている。
車内ドアロックスイッチ27は、車室内に設けられており、使用者により操作されることでドア4をロック/アンロックする要求信号をECU40に出力するようになっている。
イグニッション位置検出部25は、イグニッションスイッチ6がオン位置またはオフ位置の何れであるかを検出し、検出信号をECU40に出力するようになっている。ここで、イグニッションスイッチ6は、車両1の電源のオン/オフおよびエンジン始動のために操作されるスイッチであり、イグニッションスイッチ6がオフ位置であるとき車両1の電源はオフとなる。
ドアアンテナ28は、ドア外側ハンドル5の近傍に設けられており、ECU40による制御により、リモコン10の応答を要求する要求信号を車室外に送信するようになっている。ドアアンテナ28から送信される要求信号は、LF(Low Frequency)の搬送波により出力され、車室外にドアアンテナ28を中心とする半円状の車室外検知エリア29を形成するようになっている。
車室内アンテナ30は、車室内に設けられており、ECU40による制御により、リモコン10の応答を要求する要求信号を車室内に送信するようになっている。車室内アンテナ30から送信される要求信号は、LF(Low Frequency)の搬送波により出力され、車室内に矩形の車室内検知エリア31を形成するようになっている。なお、本実施形態では、車室内アンテナ30を車室の前方部と後方部にそれぞれ設けているが、車室内アンテナ30の設置位置および設置個数はこれに限定されるものではない。
また、ECU40の出力ポートには、ドアロックモータ32、ドアアンテナ28、車室内アンテナ30が接続され、ドアロックモータ32への駆動信号と、ドアアンテナ28、車室内アンテナ30からのリモコン10への要求信号が出力されるようになっている。
ECU40は、予め設定された所定状況においてリモコン10の応答を要求する要求信号をドアアンテナ28または車室内アンテナ30から送信するようになっている。ECU40には、リモコン10が登録済みの正規のものであるか否かを認証するためのIDコードが記憶されている。ECU40は、リモコン10からロック要求信号、アンロック要求信号、または応答信号を受信部42で受信したとき、これらの信号に含まれるIDコードと、予め記憶されているIDコードと、を照合することにより、リモコン10の認証を行うようになっている。ECU40は、リモコン10の認証結果に基づいて、正規のリモコン10が車室外検知エリア29内または車室内検知エリア31内に存在するか否かを判別するようになっている。
ここで、車室外検知エリア29または車室内検知エリア31を形成してリモコン10からの応答信号の有無を確認することを、以下「リモコンサーチ」ともいう。ドアアンテナ28、車室内アンテナ30および受信部42は、本発明における携帯機位置検出部を構成している。
また、ECU40は、リクエストスイッチ22の操作が検出されているとき、イグニッションスイッチ6がオフ位置であること、かつ、ドア4がロック状態であること、かつ、リモコン10が車室内にあること、を基本条件としてドア4をアンロックするようになっている。
本実施形態では、ECU40は、ドア4が最後にアンロック状態に変化してからのドア4の開扉履歴がないこと、を追加条件としてドア4をアンロックするようになっている。
また、本実施形態では、ECU40は、ドア4がロック操作によってロック状態となったときリモコン10が車室内になかったこと、を追加条件としてドア4をアンロックするようになっている。従って、ECU40は、上記の基本条件と2つの追加条件を全て満たすアンロック条件が成立したことを条件として、ドア4をアンロックするようになっている。このようにECU40は、アンロック部を備えている。
このようにECU40は、本発明におけるアンロック部を構成している。
また、本実施形態では、ECU40は、ドア4が最後にアンロック状態に変化してからのドア4の開扉履歴を「ドア開非検出フラグ」として記憶するようになっている。ECU40は、ドア4のアンロック状態が検出されるとドア開非検出フラグを1に設定し、その後ドア4の開扉が検出されるとドア開非検出フラグを0に設定するようになっている。
また、ECU40は、ロック操作によってドア4がロック状態となったとき、リモコンサーチを行ってリモコン10が車室内にあるか否かを判別し、その判別結果を「リモコン車内フラグ」として記憶するようになっている。ECU40は、リモコンサーチの結果、リモコン10が車室内にあると判別した場合にリモコン車内フラグを1に設定し、リモコン10が車室内にないと判別した場合にリモコン車内フラグを0に設定するようになっている。なお、上記のリロックによって発生したロックは、ロック操作によるロックではないため、リロックが発生したときにリモコンサーチおよびリモコン車内フラグの記憶は行われない。
図3に示すように、ドアアンロック制御において、ECU40は、「リクエストスイッチ操作によるドアアンロック制御」を実行する(ステップS1)。ここでは、ドア外側ハンドル5に設けられたリクエストスイッチ22の操作によるドアアンロックの可否判別および実行を行う。この「リクエストスイッチの操作によるドアアンロック制御」の詳細については後述する。
次いで、ECU40は、「リモコンボタン操作によるドアアンロック制御」を実行する(ステップS2)。ここでは、ECU40は、リモコン10のアンロックボタン12の操作に応じたドアアンロックの可否判別および実行を行う。
次いで、ECU40は、「キーシリンダスイッチ操作によるドアアンロック制御」を実行する(ステップS3)。ここでは、ECU40は、運転席のドア4のキーシリンダがメカニカルキーによりアンロック位置に操作されたことをキーシリンダスイッチ21により検出した場合、運転席以外のドア4のキーシリンダもアンロックされるように各ドア4のドアロックモータ32を駆動する。
次いで、ECU40は、「車内スイッチ操作によるドアアンロック制御」を実行する(ステップS4)。ここでは、ECU40は、車内ドアロックスイッチ27の操作に応じたドアアンロックの可否判別および実行を行う。
次いで、ECU40は、「ドア開非検出フラグ設定」を実行する(ステップS5)。ここでは、ECU40は、ステップS1〜ステップS4によるドアアンロックの実行結果、およびドア4の開閉履歴に応じて、後述するドア開非検出フラグを設定する。この「ドア開非検出フラグ設定」の詳細については後述する。ECU40は、ステップS1〜ステップS5の処理を繰り返し実行する。
図4に示すように、「リクエストスイッチによるドアアンロック制御」において、ECU40は、リクエストスイッチ22が操作されたか否かを判別し(ステップS11)、リクエストスイッチ22が操作されたと判定した場合、ドア4がロック状態、かつ、ドア4が閉状態、かつ、電源ポジションがオフ位置であるか否かを判別する(ステップS12)。
ECU40は、ステップS12の判別が”YES”であった場合、リモコンサーチを実施する(ステップS13)。ここでは、ECU40は、ドアアンテナ28により車室外検知エリア29を形成するとともに、車室内アンテナ30により車室内検知エリア31を形成し、リモコン10からの応答信号に含まれるIDコードを照合する。
次いで、ECU40は、車外に正規のリモコン10があるか否かを判別する(ステップS14)。ここでは、ECU40は、ステップS13で実行したリモコンサーチの結果、車室外検知エリア29にリモコン10が存在するとともにこのリモコン10の認証が成功した場合、車外に正規のリモコン10があると判別している。
次いで、ECU40は、車内に正規のリモコン10があるか否かを判別する(ステップS15)。ここでは、ECU40は、ステップS13で実行したリモコンサーチの結果、車室内検知エリア31にリモコン10が存在するとともにこのリモコン10の認証が成功した場合、車内に正規のリモコン10が存在すると判別している。
次いで、ECU40は、ドア開非検出フラグが1であるか否かを判別する(ステップS16)。ECU40は、ドア開非検出フラグが1であると判別した場合、リモコン車内フラグが1であるか否かを判別する(ステップS17)。ECU40は、ステップS17でリモコン車内フラグが1であると判別した場合、ドア4をアンロックするようドアロックモータ32を駆動し(ステップS18)、このフローチャートを終了する。
このように、ECU40は、図4の「リクエストスイッチによるアンロック制御」において、ステップS1でリクエストスイッチ22の操作が判定されているとき、ステップS12でドア4がロック状態、かつ、ドア4が閉扉状態、かつ、電源ポジションがオフであると判定され、ステップS16でドア4の開扉履歴が無いと判定されたこと条件として、ステップS18でドア4をアンロックしている。
図5に示すように、「ドア開非検出フラグ設定」において、ECU40は、ドア状態がロック状態からアンロック状態に変化したか否かを判別する(ステップS21)。ここでは、ECU40は、ドアロック検出スイッチ26の検出信号に基づいてドア4がロック状態からアンロック状態に変化したか否かを判別している。
ECU40は、ステップS21でドアロック状態がロック状態からアンロック状態に変化したと判別した場合(ステップS21でYES)、更にアンロック状態への変化がリクエストスイッチ22の操作によるものか否かを判別する(ステップS22)。ステップS21の判別がNOであった場合、ECU40は処理をステップS26に移行する。
ECU40は、ステップS22でアンロック状態への変化がリクエストスイッチ22の操作によるものではないと判別した場合(ステップS22でNO)、更にアンロック状態への変化がリモコン10のアンロックボタン12の操作によるものか否かを判別する(ステップS23)。
ECU40は、ステップS23でアンロック状態への変化がリモコン10のアンロックボタン12の操作によるものではないと判別した場合(ステップS23でNO)、更にドア4のアンロック状態への変化がキーシリンダスイッチ21の操作によるものか否かを判別する(ステップS24)。
ECU40は、ステップS22の判別結果がYESであった場合、またはステップS23の判別結果がYESであった場合、またはステップS24の判別結果がYESであった場合、ドア開非検出フラグを1に設定する(ステップS25)。
次いで、ECU40は、何れかのドア4が開いたか否かを判別し(ステップS26)、何れかのドア4が開いたと判別した場合、ドア開非検出フラグを0に設定する(ステップS27)。何れのドア4も開いていないと判別した場合、ECU40はこのフローチャートを終了する。
図6に示すように、ドアロック制御において、ECU40は、「リクエストスイッチ操作によるドアロック制御」を実行する(ステップS31)。ここでは、ドア外側ハンドル5に設けられたリクエストスイッチ22の操作によるドアロックの可否判別および実行を行う。この「リクエストスイッチ操作によるドアロック制御」の詳細については後述する。
次いで、ECU40は、「リモコンボタン操作によるドアロック制御」を実行する(ステップS32)。ここでは、ECU40は、リモコン10のロックボタン11の操作に応じたドアロックの可否判別および実行を行う。この「リモコンボタン操作によるドアロック制御」の詳細については後述する。
次いで、ECU40は、「キーシリンダスイッチ操作によるドアロック制御」を実行する(ステップS33)。ここでは、ECU40は、運転席のドア4のキーシリンダがメカニカルキーによりロック状態に切り換えられたことに連動して、運転席以外のドア4もロック状態に切り換えるように各ドア4のドアロックモータ32を駆動する。この「キーシリンダスイッチ操作によるドアロック制御」の詳細については後述する。
次いで、ECU40は、「車内スイッチ操作によるドアロック制御」を実行する(ステップS34)。ここでは、ECU40は、車内ドアロックスイッチ27の操作に応じたドアロックの可否判別および実行を行う。この「車内スイッチ操作によるドアロック制御」の詳細については後述する。
次いで、ECU40は、「リロック制御」を実行する(ステップS35)。ここでは、ECU40は、所定のリロック条件が成立した場合、ドア4を再びロックする。この「リロック制御」の詳細については後述する。
図7に示すように、「リクエストスイッチ操作によるドアロック制御」において、ECU40は、リクエストスイッチ22が操作されたか否かを判別し(ステップS41)、リクエストスイッチ22が操作されたと判定した場合、ドア4がアンロック状態、かつ、ドア4が閉状態、かつ、電源ポジションがオフ位置であるか否かを判別する(ステップS42)。
ECU40は、ステップS42の判別が”YES”であった場合、リモコンサーチを実施する(ステップS43)。ここでは、ECU40は、ドアアンテナ28により車室外検知エリア29を形成するとともに、車室内アンテナ30により車室内検知エリア31を形成し、リモコン10からの応答信号に含まれるIDコードを照合する。
次いで、ECU40は、正規のリモコン10が車内になく、かつ、車外にあるか否かを判別する(ステップS44)。ここでは、ECU40は、ステップS43で実行したリモコンサーチの結果、リモコン10が車室内検知エリア31に存在せず、かつ、車室外検知エリア29に存在し、そのリモコン10の認証が成功した場合にYESと判定している。
ECU40は、ステップS44の判別がYESであった場合、ドア4をロックするようドアロックモータ32を駆動し(ステップS45)、リモコン車内フラグを0に設定し(ステップS46)、このフローチャートを終了する。
図8に示すように、「リモコンボタン操作によるドアロック制御」において、ECU40は、リモコン10のロックボタン11の操作によるロック要求があったか否かを判別し(ステップS51)、ロック要求があったと判別した場合、ドア4をロックするようドアロックモータ32を駆動する(ステップS52)。
次いで、ECU40は、リモコンサーチを実施する(ステップS53)。ここでは、ECU40は、ドアアンテナ28により車室外検知エリア29を形成するとともに、車室内アンテナ30により車室内検知エリア31を形成し、リモコン10からの応答信号に含まれるIDコードを照合する。
次いで、ECU40は、正規のリモコン10が車内にあるか否かを判別する(ステップS54)。ここでは、ECU40は、ステップS53で実行したリモコンサーチの結果、リモコン10が車室内検知エリア31に存在し、そのリモコン10の認証が成功した場合に正規のリモコン10が車内にあると判定している。
ECU40は、ステップS54でリモコン10が車内にあると判別した場合、リモコン車内フラグを1に設定し(ステップS55)、ステップS54でリモコン10が車内にないと判別した場合、リモコン車内フラグを0に設定し(ステップS56)、このフローチャートを終了する。
図9に示すように、「キーシリンダ操作によるドアロック制御」において、ECU40は、運転席のドア4のキーシリンダの位置がロック以外の位置からロック位置に切り換えられたか否かを判別し(ステップS61)、キーシリンダの位置がロック位置に切り換えられたと判別した場合、運転席以外のドア4もロックするようドアロックモータ32を駆動する(ステップS62)。
次いで、ECU40は、リモコンサーチを実施する(ステップS63)。ここでは、ECU40は、ドアアンテナ28により車室外検知エリア29を形成するとともに、車室内アンテナ30により車室内検知エリア31を形成し、リモコン10からの応答信号に含まれるIDコードを照合する。
次いで、ECU40は、正規のリモコン10が車内にあるか否かを判別する(ステップS64)。ここでは、ECU40は、ステップS63で実行したリモコンサーチの結果、リモコン10が車室内検知エリア31に存在し、そのリモコン10の認証が成功した場合に正規のリモコン10が車内にあると判定している。
ECU40は、ステップS64でリモコン10が車内にあると判別した場合、リモコン車内フラグを1に設定し(ステップS65)、ステップS64でリモコン10が車内にないと判別した場合、リモコン車内フラグを0に設定し(ステップS66)、このフローチャートを終了する。
図10に示すように、「車内スイッチ操作によるドアロック制御」において、ECU40は、車内ドアロックスイッチ27がアンロック位置(オフ)からロック位置(オン)に切り換えられたか否かを判別する(ステップS71)。
ステップS71で車内スイッチがロック位置に切り換えられたと判別した場合、ECU40は、リモコン車内フラグを0に設定し(ステップS72)、ドア4をロックするようドアロックモータ32を駆動し(ステップS73)、このフローチャートを終了する。
図11に示すように、「リロック制御」において、ECU40は、リロック条件が成立したか否かを判別する(ステップS81)。ここでは、ECU40は、リモコン10のアンロックボタン12の操作によってドア4がアンロック状態に切り換えられてから所定時間(例えば30秒)内にドア4が開状態に変化しなかったことをリロック条件としている。ステップS81でリロック条件が成立したと判別した場合、ECU40は、ドア4を再びロックするようドアロックモータ32を駆動し(ステップS82)、このフローチャートを終了する。
Claims (1)
- 使用者により携帯可能な携帯機から遠隔的に送信される要求信号に基づいて車載装置が車両のドアをロックまたはアンロックする車両用施開錠システムであって、
前記車載装置は、
イグニッションスイッチがオン位置またはオフ位置の何れであるかを検出するイグニッション位置検出部と、
前記ドアが開扉状態または閉扉状態の何れであるかを検出するドア開閉検出スイッチと、
前記ドアがロック状態またはアンロック状態の何れであるかを検出するドアロック検出スイッチと、
前記携帯機が前記車両の車室内にあるか否かを検出する携帯機位置検出部と、
前記車両の外側に操作可能に設けられ、操作時に前記ドアのアンロックを要求するリクエストスイッチと、
前記ドアをロックまたはアンロックするよう制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記携帯機からの要求信号に応じて前記ドアがアンロックされてから予め設定された所定時間内に前記ドアの開扉が検出されない場合、前記ドアをロックするように制御するリロック部と、
前記リクエストスイッチの操作が検出されているとき、前記イグニッションスイッチがオフ位置であること、かつ、前記ドアがロック状態であること、かつ、前記携帯機が前記車室内にあること、かつ、前記ドアがロック操作によって前回ロック状態となったとき前記携帯機が前記車室内になかったこと、をアンロック条件として前記ドアをアンロックするように制御するアンロック部とを備えることを特徴とする車両用施開錠システム。
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