JP2012112235A - キーレスエントリシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両のドアの施錠時の応答性の向上およびセキュリティ性の向上を図る。
【解決手段】少なくとも1つの携帯機2が車室外に位置し、かつ、この携帯機2が車室内に位置しないことを判定した場合、車両のドアの施錠制御を実施し、その後、他の携帯機2が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する携帯機2を照合対象外に指定する。エンジン始動制御時に、照合対象外に指定した携帯機2を照合対象から除外して車室内照合を実施し、この車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動を禁止する。
【選択図】図6
【解決手段】少なくとも1つの携帯機2が車室外に位置し、かつ、この携帯機2が車室内に位置しないことを判定した場合、車両のドアの施錠制御を実施し、その後、他の携帯機2が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する携帯機2を照合対象外に指定する。エンジン始動制御時に、照合対象外に指定した携帯機2を照合対象から除外して車室内照合を実施し、この車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動を禁止する。
【選択図】図6
Description
本発明は、複数の正規の携帯機に対して照合を実施し、この照合の結果に従って車両のドアの施錠制御を行うキーレスエントリシステムに関するものである。
従来、携帯機との照合を行い、照合の結果に応じて車両のドアの施錠および解錠、車両のエンジンの始動制御を行う車両用キーレス装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記したような車両用キーレス装置には、複数の正規の携帯機を照合対象とし照合を行い、正規の携帯機のいずれの携帯機を用いても車両のドアの施錠、解錠、車両のエンジンの始動等が可能となったものがある。
このような構成の車両用キーレス装置では、正規の携帯機が車室内に置き忘れたままの状態で、ユーザが所持した別の正規の携帯機の照合が成立して車両のドアを施錠してしまうとういった状況が考えられる。
しかし、このように正規の携帯機が車室内に置き忘れたままの状態で、ユーザが所持した別の正規の携帯機の照合が成立して車両のドアを施錠してしまうと、例えば、車両の窓ガラスが割られ、悪意のある第三者に車室内に入り込まれてしまうと、車室内に残された携帯機との間で照合が成立し、車両のエンジンが始動してしまい車両が盗難されてしまうといったことが考えられる。
したがって、車両のドアの施錠制御を実施する際には、正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、他の正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定してから、車両のドアの施錠制御を実施するのが好ましい。
しかし、複数の正規の携帯機が位置する場合、各携帯機が車室内で検出されたか、車室外で検出されたか、あるいは、検出されないかを特定するために、車両の各部に設けられたアンテナおよび照合エリアを順次切り替えて携帯機の照合を実施する必要がある。
しかし、このように全ての正規の携帯機の位置を特定してから、車両のドアの施錠制御を実施するような構成では、車両のドアを施錠するまでに長時間を要し、応答性が悪いといった問題がある。特に、正規の携帯機の数が多くなるほど、応答性が悪くなるといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両のドアの施錠時の応答性の向上およびセキュリティ性の向上を図ること目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数の正規の携帯機の照合を行って車両のドアの施錠制御を行うキーレスエントリシステムであって、車両のドアの施錠制御の開始指示に応じて、車室外に位置する携帯機を照合する車室外照合および車室内に位置する携帯機を照合する車室内照合を実施し、少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両のドアの施錠制御を実施する施錠制御手段と、施錠制御手段により車両のドアの施錠制御が実施された後、他の正規の携帯機に対する車室内照合を実施し、他の正規の携帯機が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する正規の携帯機を照合対象外に指定する照合対象外指定手段と、車両の動力源の始動指示があった場合、照合対象外指定手段により指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室内照合を実施し、当該車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動を禁止することを特徴としている。
このような構成によれば、車両のドアの施錠制御の開始指示に応じて、車室外に位置する携帯機を照合する車室外照合および車室内に位置する携帯機を照合する車室内照合を実施し、少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両のドアの施錠制御を実施し、車両のドアの施錠制御を実施した後、他の正規の携帯機に対する車室内照合を実施し、他の正規の携帯機が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する正規の携帯機を照合対象外に指定し、車両の動力源の始動指示があった場合、照合対象外指定手段により指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室内照合を実施し、当該車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動が禁止されるので、車両のドアの施錠時の応答性を向上しつつ、セキュリティ性の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、施錠制御手段は、前記少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、他の正規の携帯機が車室内に位置するか否かを判定する前に、前記車両のドアの施錠制御を実施することを特徴としている。
このような構成によれば、他の正規の携帯機が車室内に位置するか否かを判定する前に、前記車両のドアの施錠制御が実施されるので、車両のドアの施錠時の応答性をより向上することができる。
また、請求項3に記載の発明は、車両のドアの解錠指示に応じて車室外照合を実施し、当該車室外照合により正規の携帯機が車室外に位置することを判定した場合、車両のドアの解錠制御を実施するとともに、照合対象外指定手段により照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機を照合対象に戻す解錠制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、車両のドアの解錠指示に応じて車室外照合を実施し、車室外照合により正規の携帯機が車室外に位置することを判定した場合、車両のドアの解錠制御を実施するとともに、照合対象外指定手段により照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機が照合対象に戻されるので、一度、照合対象外に指定された携帯機であっても、正規の携帯機としての機能を実現できるようにすることができる。
また、請求項4に記載の発明は、解錠制御手段は、照合対象外指定手段により照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室外照合を実施することを特徴としている。
このような構成によれば、照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室外照合が実施されるので、誤って、車室外照合により車室内に置き忘れた携帯機の照合が成立し、車室内に置き忘れた携帯機により車両のドアの解錠制御が実施されてしまうといったことを防止することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、施錠制御手段により車両のドアの施錠制御が実施された後、他の正規の携帯機に対する車室内照合を実施し、車室内に他の正規の携帯機が位置することを判定した場合、車室内に正規の携帯機を置き忘れていることを報知することもできる。
本発明の一実施形態に係るキーレスエントリシステムの構成を図1に示す。本キーレスエントリシステムは、照合ECU10、D側アンテナ11a、P側アンテナ11b、トランク内アンテナ11c、チューナ12およびスピーカ13を備えている。なお、照合ECU10には、D席ドアスイッチ3a、P席ドアスイッチ3b、ドアECU4、エンジンECU5が接続されている。
本キーレスエントリシステムは、車両に搭載され、車両の各部に設けられた各アンテナ11a〜11cから電子キーとして用いられる携帯機2を照合するための電波を送出させ、この電波の送出に応じて携帯機2から返送される応答データの受信判定を行うことにより携帯機2の照合を行い、照合の結果に従って車両のドアの施錠および解錠、車両のエンジンの始動制御等を行う。
照合ECU10は、記憶部10a、制御部10b、通信制御部10cおよびLFアンテナ出力部10dを備えている。
記憶部10aは、各種データを記憶するためのもので、RAM、ROM、EEPRPMにより構成されている。
制御部10bは、CPU、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUは記憶部10aに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
通信制御部10cは、車両LANとしてのCANに接続されたドアECU4、エンジンECU5等と通信を行うためのものである。
LFアンテナ出力部10dは、制御部10bより入力される信号に応じてLF帯の信号を生成し、生成した信号に応じた電波を各アンテナ11a〜11cから送出させる。
D側アンテナ11aは、運転席側の前部座席と後部座席の間にあるピラーの内側に配置されており、P側アンテナ11bは、助手席側の前部座席と後部座席の間にあるピラーの内側に配置されており、トランク内ピラー11cは、トランク内に配置されている。各アンテナ11a〜11cは、照合ECU10より入力される信号に応じた電波を無線送信する。
チューナ12は、携帯機2より返送される応答データを受信するための装置である。
本実施形態において、照合ECU10は、それぞれD側アンテナ11aおよびP側アンテナ11bより出力させる電波の強度を変化させて、車室外に位置する携帯機2の照合を行うための車室外照合と、車室内に位置する携帯機2の照合を行うための車室内照合を別々に実施する。
図2に、D側アンテナ11aにより車室外照合を行う場合の照合エリア(D側車室外エリア)、D側アンテナ11aにより車室内照合を行う場合の照合エリア(D側車室内エリア)、P側アンテナ11bにより車室外照合を行う場合の照合エリア(P側車室外エリア)、P側アンテナ11bにより車室内照合を行う場合の照合エリア(P側車室内エリア)、トランク内アンテナ11cによりトランク内照合を行う場合の照合エリア(トランク内エリア)を示す。
この図において、例えば、D側車室外エリアにて携帯機2が検出され、かつ、P側車室内エリアにて携帯機2が検出されない場合、携帯機2はD側の車室外に位置すると判断することができる。また、D側車室内エリアにて携帯機2が検出され、かつ、P側車室内エリアにて携帯機2が検出された場合、携帯機2は車室内に位置すると判断することができる。このように、照合エリアを変更して携帯機2の位置を特定することが可能である。
なお、照合ECU10は、定期的(例えば、100ミリ秒(ms)毎)に、照合エリアを変更して携帯機2の位置を特定する。
携帯機2には、固有のキーIDが割り当てられており、車両納入時に、複数の正規の携帯機2のキーIDが照合ECU10のメモリに記憶されるようになっている。本実施形態では、照合ECU10のメモリに、2つの正規の携帯機2の各キーIDが記憶されているものとして説明する。また、照合ECU10は、2つの正規の携帯機2のうち、1つをメインキーとし、もう1つをサブキーとしてメモリに記憶するようになっている。また、照合ECU10は、予め定められた条件に従ってメインキーとサブキーとの入れ替えを行うようになっている。
照合ECU10は、メモリに記憶されている正規の携帯機2のキーIDを含むリクエスト信号を送出する。
図3に、照合ECU10から送信されるリクエスト信号のフレームを示す。照合ECU10は、図3(a)に示すように、メインキーIDを含むフレームとサブキーIDを含むフレームを続けて送出するイベント照合と、図3(b)に示すように、メインキーIDを含むフレームに限定して送出するメインキー限定照合と、図3(c)に示すように、サブキーIDを含むフレームに限定して送出するサブキー限定照合を区別して行うことができるようになっている。
図4に、車両の運転席のドアに設けられたD席ドアスイッチ3aに対する操作が行われた場合の照合ECU10のフローチャートを示す。
運転者が車両を降車してD席ドアスイッチ3aに対する操作が行われ、D席ドアスイッチ3aから照合ECU10へスイッチ操作に応じた信号が入力されると、照合ECU10は図4に示す処理を実施する。
まず、トランク内エリアにてイベント照合を実施する(S100)。具体的には、まず、図2に示したトランク内エリアが照合エリアとなるようにトランク内アンテナ11cに指示するとともに、図3(a)に示したようなメインキーIDを含むフレームとサブキーIDを含むフレームを続けて送出するように、トランク内アンテナ11cを介してリクエスト信号を送信する。次に、このリクエスト信号の送信に応じて携帯機2から送信された応答信号がチューナ12により受信され、かつ、応答信号に正規の携帯機2のキーIDが含まれるか否かの判定を行うことによりトランク内エリアにおける携帯機2の照合を実施する。
S102では、S100の照合結果に基づいてメインキーがトランク内エリアにて検出されたか否かを判定する。
また、S104では、S100の照合結果に基づいてサブキーがトランク内エリアにて検出されたか否かを判定する。
ここで、メインキーとしての携帯機2がトランク内に位置し、この携帯機2からキーIDを含む応答信号が送信されると、S102の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行う(S106)。具体的には、スピーカ13より置き忘れ警告を行うためのブザー音を出力させ、本処理を終了する。
また、サブキーとしての携帯機2がトランク内に位置し、この携帯機2からキーIDを含む応答信号が送信されると、S104の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行い(S106)、本処理を終了する。
また、メインキーとしての携帯機2とサブキーとしての携帯機2のいずれもトランク内にない場合、S102の判定はNO、S104の判定もNOとなり、次D側車室外エリアにてイベント照合を実施する(S108)。具体的には、図2に示したD側車室外エリアが照合エリアとなるようにD側アンテナ11aに指示するとともに、図3(a)に示したようなメインキーIDを含むフレームとサブキーIDを含むフレームを続けて送出するように、D側アンテナ11aを介してリクエスト信号を送信する。次に、このリクエスト信号の送信に応じて携帯機2から送信された応答信号がチューナ12により受信され、かつ、応答信号に正規の携帯機2のキーIDが含まれるか否かの判定を行うことによりD側車室外エリアにおける携帯機2の照合を実施する。
S110では、S108の照合結果に基づいてメインキーがD側車室外エリアにて検出されたか否かを判定する。
また、S112では、S108の照合結果に基づいてサブキーがD側車室外エリアにて検出されたか否かを判定する。
ここで、メインキーとしての携帯機2もサブキーとしての携帯機2も検出されない場合、S110の判定はNO、S112の判定もNOとなり、車両のドアの施錠制御を実施することなく、本処理を終了する。
また、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出されずに、サブキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出された場合、S110の判定はNO、S112の判定はYESとなり、次に、P側車室内エリアにてサブキー限定照合を実施する(S114)。具体的には、図2に示したP側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S116)。ここで、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されない場合、S116の判定はYESとなり、次に、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施する(S117)。具体的には、ドアECU4に対して車両の各ドアの施錠を指示する情報を送出する。これにより、車両の各ドアの施錠が完了する。
次に、キー順序の入れ替えを行う(S118)。具体的には、サブキーとしての携帯機をメインキーとし、メインキーとしての携帯機2をサブキーとしてメモリに記憶させ、本処理を終了する。
このように、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出されず、かつ、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアで検出された場合、車両のドアの施錠(ロック)制御が実施され、サブキーとしての携帯機2がメインキーとなる。
また、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されない場合には、S116の判定はNOとなり、次に、D側車室内エリアにてサブキー限定照合を実施する(S120)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S122)。ここで、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出された場合、S122の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行う(S124)。具体的には、スピーカ13より置き忘れ警告を行うためのブザー音を出力させ、本処理を終了する。
このように、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出されず、かつ、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアとD側車室内エリアの両方で検出された場合には、置き忘れ警告が実施される。
また、サブキーとしての携帯機2がD側車室内エリア検出されない場合には、S122の判定はNOとなり、車両のドアの施錠制御を実施することなく、本処理を終了する。
また、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出された場合、S110の判定はYESとなり、次に、P側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施する(S126)。具体的には、図2に示したP側車室内エリアを照合エリアとし、図3(b)に示したようなメインキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、メインキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S128)。ここで、メインキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されない場合、S128の判定はNOとなり、次に、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施する(S130)。
次に、D側車室内エリアにてサブキー限定照合を実施する(S132)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2がD側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S122)。ここで、サブキーとしての携帯機2がD側車室内エリアにて検出されない場合、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施することなく、本処理を終了する。
また、サブキーとしての携帯機2がD側車室内エリアにて検出された場合、S134の判定はYESとなり、次に、P側車室内エリアにてサブキー限定照合を実施する(S136)。具体的には、図2に示したP側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S138)。ここで、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出された場合、次に、サブキーとしての携帯機2を、エンジン始動制御および車両のドアのアンロック制御のための照合における照合対象外に指定する(S140)。具体的には、サブキーとしての携帯機2が照合対象外であることをメモリに記憶させ、本処理を終了する。
なお、照合ECU10は、エンジンの始動制御を実施するための照合時に、メモリに記憶された携帯機2を照合対象から除外するようになっている。また、照合ECU10は、図示してないが、車両のドアの解錠(アンロック)制御を実施すると、照合対象外として携帯機2を照合対象に戻す処理を実施する。
このように、本実施形態では、車両のドアの施錠時の応答性の向上を図るべく、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアで検出された場合、サブキーとしての携帯機2を検出するためのS132、S136の照合を実施する前に、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施するようになっている。
しかし、このままでは、サブキーとしての携帯機2が車室内に置き忘れたままの可能性があり、例えば、車両の窓ガラスが割られ、悪意のある第三者に車室内に入り込まれてしまうと、車室内に残された携帯機との間で照合が成立し、車両のエンジンが始動してしまい車両が盗難されてしまうといったことが考えられる。
そこで、サブキーとしての携帯機2を、エンジン始動制御および車両のドアのアンロック制御のための照合における照合対象外に指定するようにして、車室内に置き忘れたサブキーとしての携帯機2により車両のエンジンが始動してしまうのを防止している。
また、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリアにて検出され、S110の判定はYESとなり、P側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施し(S126)、メインキーが検出されたか否かを判定し(S128)、メインキーとしての携帯機2が検出された場合、S128の判定はYSとなり、図5中のAへ進み、次に、D側車室外エリアにてサブキー限定照合を実施する(S142)。具体的には、図2に示したD側車室外エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2がD側車室外エリアにて検出されたか否かを判定する(S144)。ここで、サブキーとしての携帯機2がD側車室外エリアにて検出されない場合、S144の判定はNOとなり、次に、D側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施する(S146)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(b)に示したようなメインキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、メインキーとしての携帯機2がD側車室内エリアにて検出されたか否かを判定する(S148)。ここで、メインキーとしての携帯機2がD側車室内エリアにて検出された場合、S148の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行う(S150)。具体的には、スピーカ13より置き忘れ警告を行うためのブザー音を出力させ、本処理を終了する。
このように、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリア、P側車室内エリアおよびD側車室内エリアで検出され、かつ、サブキーとしての携帯機2がD側車室外エリアにて検出された場合、メインキーの車室内への置き忘れが警告される。
また、メインキーとしての携帯機2が検出されない場合、S148の判定はNOとなり、車両のドアの施錠制御を実施することなく、本処理を終了する。
また、S144にてサブキーとしての携帯機2が検出された場合、S144の判定はYESとなり、次に、P側車室内エリアにてサブキー限定照合を実施する(S152)。具体的には、図2に示したP側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、サブキーとしての携帯機2が検出されたか否かを判定する(S154)。ここで、サブキーとしての携帯機2が検出されない場合、S154の判定はNOとなり、次に、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施する(S156)。具体的には、ドアECU4に対して車両の各ドアの施錠を指示する情報を送出する。これにより、車両の各ドアの施錠が完了する。
このように、本実施形態では、車両のドアの施錠時の応答性の向上を図るべく、上記したように、メインキーとしての携帯機2がD側車室外エリア、P側車室内エリアおよびD側車室内エリアで検出され、かつ、サブキーとしての携帯機2がD側車室外エリアにて検出され、かつ、サブキーとしての携帯機2がP側車室内エリアにて検出されない場合、メインキーとしての携帯機2を検出するためのS162の照合を実施する前に、車両のドアの施錠(ロック)制御を実施するようになっている。
次に、キー順序の入れ替えを行う(S158)。具体的には、サブキーとしての携帯機をメインキーとし、メインキーとしての携帯機2をサブキーとしてメモリに記憶させる。
次に、D側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施する(S160)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(c)に示したようなサブキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、メインキーとしての携帯機2が検出されたか否かを判定する(S162)。ここで、メインキーとしての携帯機2が検出された場合、S162の判定はYESとなり、次に、メインキーとしての携帯機2を、エンジン始動制御および車両のドアのアンロック制御のための照合における照合対象外に指定する(S164)。具体的には、メインキーとしての携帯機2が照合対象外であることをメモリに記憶させ、本処理を終了する。
このように、メインキーとしての携帯機2がエンジンの始動制御のための携帯機2の照合対象から除外されるので、車室内に置き忘れたメインキーとしての携帯機2により車両のエンジンが始動してしまうのが防止される。
また、メインキーとしての携帯機2が検出されない場合、S162の判定はNOとなり、車両のドアの施錠制御を実施することなく、本処理を終了する。
また、S154にてサブキーとしての携帯機2が検出された場合、S154の判定はYESとなり、次に、D側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施する(S166)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(b)に示したようなメインキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、メインキーとしての携帯機2が検出されたか否かを判定する(S168)。ここで、メインキーとしての携帯機2が検出された場合、S168の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行う(S170)。具体的には、スピーカ13より置き忘れ警告を行うためのブザー音を出力させ、本処理を終了する。
また、メインキーとしての携帯機2が検出されない場合、S168の判定はNOとなり、次に、D側車室内エリアにてメインキー限定照合を実施する(S172)。具体的には、図2に示したD側車室内エリアを照合エリアとし、図3(b)に示したようなメインキーIDを含むフレームを送出するようにして照合を実施する。
次に、メインキーとしての携帯機2が検出されたか否かを判定する(S174)。ここで、メインキーとしての携帯機2が検出された場合、S174の判定はYESとなり、置き忘れ警告を行う(S170)。
また、メインキーとしての携帯機2が検出されない場合、S174の判定はNOとなり、車両のドアの施錠制御を実施することなく、本処理を終了する。
図6に、車両のエンジン始動制御のフローチャートを示す。照合ECU10は、図6に示す処理を定期的に実施する。
まず、エンジン始動要求があるか否かを判定する(S200)。具体的には、運転者による始動スイッチに対する操作に応じて、始動スイッチよりエンジン始動要求を示す信号が入力されたか否かに基づいてエンジン始動要求があるか否かを判定する。
ここで、始動スイッチよりエンジン始動要求を示す信号が入力されない場合、S200の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、運転者による始動スイッチに対する操作に応じて、始動スイッチよりエンジン始動要求を示す信号が入力されると、S200の判定はYESとなり、次に、D側車室内エリアにて携帯機2の照合を実施する(S202)。ここで、メモリを参照して照合対象外に指定された正規の携帯機2を除外して照合を実施する。例えば、メインキーが照合対象外に指定されている場合には、メインキーを照合対象から除外して照合を行う。
次に、S202の照合結果に基づいて正規の携帯機2が検出されたか否かを判定する(S204)。
ここで、正規の携帯機2が検出されない場合、S204の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、正規の携帯機2が検出された場合には、S204の判定はYESとなり、次に、P側車室内にて携帯機2の照合を実施する(S206)。ここで、メモリを参照して照合対象外に指定された正規の携帯機2を除外して照合を実施する。
次に、S206の照合結果に基づいて正規の携帯機2が検出されたか否かを判定する(S208)。
ここで、正規の携帯機2が検出されない場合、S208の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、正規の携帯機2が検出された場合には、S208の判定はYESとなり、次に、車両のエンジン始動制御を行うようにエンジンECU5に指示をして(S210)、本処理を終了する。なお、エンジンECU5は、この照合ECU10の指示に応じて車両のエンジンを始動させる。
図7に、車両のドアの施錠制御のフローチャートを示す。照合ECU10は、図7に示す処理を定期的に実施する。
まず、D席ドアスイッチ3aに対する操作があるか否かを判定する(S300)。具体的には、運転者によるD席ドアスイッチ3aに対する操作に応じて、D席ドアスイッチ3aより乗員の操作に応じた信号が入力されたか否かに基づいてD席ドアスイッチ3aに対する操作があるか否かを判定する。
ここで、D席ドアスイッチ3aより乗員の操作に応じた信号が入力されない場合、S300の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、運転者によるD席ドアスイッチ3aに対する操作に応じて、D席ドアスイッチ3aより乗員の操作に応じた信号が入力されると、S304の判定はYESとなり、次に、D側車室外エリアにて携帯機2の照合を実施する(S304)。ここで、メモリを参照して照合対象外に指定された正規の携帯機2を除外して照合を実施する。例えば、メインキーが照合対象外に指定されている場合には、メインキーを照合対象から除外して照合を行う。
次に、S302の照合結果に基づいて正規の携帯機2が検出されたか否かを判定する(S304)。
ここで、正規の携帯機2が検出されない場合、S304の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、正規の携帯機2が検出された場合には、S304の判定はYESとなり、次に、P側車室内にて携帯機2の照合を実施する(S306)。ここで、メモリを参照して照合対象外に指定された正規の携帯機2を除外して照合を実施する。
次に、S306の照合結果に基づいて正規の携帯機2が検出されたか否かを判定する(S308)。
ここで、正規の携帯機2が検出されない場合、S308の判定はNOとなり、本処理を終了する。また、正規の携帯機2が検出された場合には、S208の判定はYESとなり、次に、車両のアンロック制御を行う(S310)。具体的には、ドアECU4へ車両のドアのアンロックを指示する。
ドアECU4は、この照合ECU10の指示に応じて車両のドアをアンロックする。
次に、照合対象のキーを照合対象に戻す(S312)。具体的には、S140にて、メモリに照合対象外であることを記憶した情報を消去し、本処理を終了する。
上記した構成によれば、車両のドアの施錠制御の開始指示に応じて、車室外に位置する携帯機を照合する車室外照合および車室内に位置する携帯機を照合する車室内照合を実施し、少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両のドアの施錠制御を実施し、車両のドアの施錠制御を実施した後、他の正規の携帯機に対する車室内照合を実施し、他の正規の携帯機が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する正規の携帯機を照合対象外に指定し、車両の動力源の始動指示があった場合、照合対象外指定手段により指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室内照合を実施し、当該車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動が禁止されるので、車両のドアの施錠時の応答性を向上しつつ、セキュリティ性の向上を図ることができる。
また、他の正規の携帯機が車室内に位置するか否かを判定する前に、前記車両のドアの施錠制御が実施されるので、車両のドアの施錠時の応答性をより向上することができる。
また、車両のドアの解錠指示に応じて車室外照合を実施し、車室外照合により正規の携帯機が車室外に位置することを判定した場合、車両のドアの解錠制御を実施するとともに、照合対象外指定手段により照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機が照合対象に戻されるので、一度、照合対象外に指定された携帯機であっても、正規の携帯機としての機能を実現できるようにすることができる。
また、照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して車室外照合が実施されるので、誤って、車室外照合により車室内に置き忘れた携帯機の照合が成立し、車室内に置き忘れた携帯機により車両のドアの解錠制御が実施されてしまうといったことを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、エンジンを走行用の動力源とする車両の制動制御を行う構成を示したが、例えば、エンジンとモータを走行用の動力源とするハイブリッド車両、モータを動力源とする電気自動車に適用することもできる。
また、上記実施形態では、メインキーとサブキーの2つの携帯機を正規の携帯機とする構成を示したが、3つ以上の正規の携帯機を有するシステムに適用することもできる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S108、S110、S216、S218、S130等が施錠制御手段に相当し、S140が照合対象外指定手段に相当し、S300〜S312が解錠制御手段に相当し、S106、S124、S150、S170が報知手段に相当する。
1 キーレスエントリシステム
2 携帯機
10 照合ECU
11a D側アンテナ
11b P側アンテナ
11c トランク内アンテナ
12 チューナ
13 スピーカ
2 携帯機
10 照合ECU
11a D側アンテナ
11b P側アンテナ
11c トランク内アンテナ
12 チューナ
13 スピーカ
Claims (5)
- 複数の正規の携帯機の照合を行って車両のドアの施錠制御を行うキーレスエントリシステムであって、
前記車両のドアの施錠制御の開始指示に応じて、車室外に位置する前記携帯機を照合する車室外照合および車室内に位置する前記携帯機を照合する車室内照合を実施し、少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、前記車両のドアの施錠制御を実施する施錠制御手段と、
前記施錠制御手段により前記車両のドアの施錠制御が実施された後、他の正規の携帯機に対する前記車室内照合を実施し、前記他の正規の携帯機が車室内に位置することを判定した場合、この車室内に位置する正規の携帯機を照合対象外に指定する照合対象外指定手段と、
前記車両の動力源の始動指示があった場合、前記照合対象外指定手段により指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して前記車室内照合を実施し、当該車室内照合により正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、車両の走行用の動力源の始動を禁止することを特徴とするキーレスエントリシステム。 - 前記施錠制御手段は、前記少なくとも1つの正規の携帯機が車室外に位置し、かつ、この正規の携帯機が車室内に位置しないことを判定した場合、他の正規の携帯機が車室内に位置するか否かを判定する前に、前記車両のドアの施錠制御を実施することを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリシステム。
- 前記車両のドアの解錠指示に応じて前記車室外照合を実施し、当該車室外照合により前記正規の携帯機が車室外に位置することを判定した場合、前記車両のドアの解錠制御を実施するとともに、前記照合対象外指定手段により前記照合対象外に指定された前記車室内に位置する正規の携帯機を照合対象に戻す解錠制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のキーレスエントリシステム。
- 前記解錠制御手段は、前記照合対象外指定手段により前記照合対象外に指定された車室内に位置する正規の携帯機を除外して前記車室外照合を実施することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のキーレスエントリシステム。
- 前記施錠制御手段により前記車両のドアの施錠制御が実施された後、前記他の正規の携帯機に対する前記車室内照合を実施し、車室内に前記他の正規の携帯機が位置することを判定した場合、車室内に正規の携帯機を置き忘れていることを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のキーレスエントリシステム。
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