JP6816177B2 - ドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法 - Google Patents

ドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法 Download PDF

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Description

本発明は、ドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法に関する。
近年では、車両の使用者(ユーザー)が鍵を使用せずにドアを施錠(ロック)することができるキーレスエントリー装置を搭載した車両が普及している。キーレスエントリー装置は、車両の全てのドアが閉状態になっているときに、車両のユーザー、特に車両の運転者(ドライバー)による操作に応じて、全てのドアを施錠(ロック)する。このため、車両のドライバーは、同乗してきた他のユーザー、いわゆる、同乗者が降車してドアを閉めた後に、キーレスエントリー装置を操作してドアを施錠する必要がある。
これに関して、車両の全てのドアが閉状態になっていないときでも車両のドライバーがドアを施錠(ロック)する操作を行うことができるキーレスエントリー装置に関する技術が開示されている(特許文献1参照)。このキーレスエントリー装置は、運転席のドアが開状態であるときに運転者(施錠操作者)がドアを施錠(ロック)する操作をすると、運転席のドアが開状態であることを表す信号によって予約施錠モードであると判断する予約施錠モード判定手段を備える。そして、このキーレスエントリー装置は、予約施錠モードにおいて、タイマーに設定した所定時間が経過した後にドアを施錠する。
特許第4051917号公報
ところで、特許文献1に開示されたキーレスエントリー装置は、予約施錠モードの動作において、所定時間の間に、再度、ドアの施錠または解錠の操作の有無を判定し、所定時間が経過しても全てのドアが閉状態になっていない場合には、さらに所定時間を延長して全てのドアが閉状態になっているか否かを判定する。そして、延長した所定時間の間に全てのドアが閉状態になっていることが判定された場合に、ドアを施錠する。このように、特許文献1に開示されたキーレスエントリー装置では、最初の所定時間または延長した所定時間が経過しないとドアを施錠することができず、実際に全てのドアが施錠されるまで多くの時間を要してしまう。
なお、特許文献1には、予約施錠モードの動作中に運転者(施錠操作者)がドアを施錠(ロック)する操作をすることによって、所定時間の経過を待つことなく、ただちにドアを施錠することができることが記載されている。しかしながら、予約施錠モード中における施錠(ロック)の操作は、2度目の操作であり、運転者(施錠操作者)にとっては煩雑な操作である。しかも、予約施錠モードにおいて設定するタイマー機能の実現はコストアップの要因となる。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、より早く好適にドアを施錠することができるドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法を提供することを目的としている。
(1):上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るドアロック制御装置は、車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示に応じて当該車両の全てのドアをロック状態にして施錠するとともに、前記車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置であって、前記携帯キーの位置を認識するとともに、前記車両のそれぞれのドアについて開状態であるか閉状態であるかを判定する予約施錠モード判定部を備え、全てのドアがロック状態であり、前記車両の外部にある前記携帯キーからの信号の受信、および一以上のドアが開状態であることを条件に前記予約施錠モード判定部を起動させ、前記予約施錠モード判定部は、前記一以上のドアが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させる。
(2):上記(1)の態様において、本発明の一態様に係るドアロック制御装置は、開状態にあるドアを含めた全てのドアを前記ロック状態にした後、前記携帯キーが前記車両の外部にあり、前記車両の少なくとも1つのドアが開状態にある場合に前記予約施錠モード判定部を起動させ、前記予約施錠モード判定部は、前記携帯キーが前記車両の外部にあり、全てのドアが閉状態にあると判定した場合に前記セキュリティー機能を作動させるものである。
(3):上記(2)の態様において、前記予約施錠モード判定部は、複数のドアが開状態である状態で起動した場合、前記複数のドアの全てが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させるものである。
(4):上記(1)〜(3)のいずれか一態様において、前記予約施錠モード判定部は、起動した後、開状態のドアを閉状態に移行させるものである。
(5):上記(4)の態様において、前記予約施錠モード判定部は、開状態のドアに対する閉状態へのきっかけに応じて、当該開状態のドアを閉状態に移行させるものである。
(6):上記(4)または(5)の態様において、前記予約施錠モード判定部は、開状態のドアを閉状態に移行させたこと、および前記セキュリティー機能を作動させたことを、通知手段に通知させるものである。
(7):上記(6)の態様において、本発明の一態様に係るドアロック制御装置は、開状態のドアを閉状態に移行させたときと、前記セキュリティー機能を作動させたときとで、前記通知の態様を異ならせるものである。
(8):上記(6)または(7)の態様において、前記通知手段は、前記車両に搭載される灯火手段や発音手段であるものである。
(9):上記(1)〜(8)のいずれか一態様において、前記予約施錠モード判定部は、前記セキュリティー機能を作動させた後も引き続き、前記携帯キーが前記車両の外部にあるか否かの判定を複数回行うものである。
(10):また、本発明の一態様に係るドアロック制御装置による施錠方法は、車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示に応じて当該車両の全てのドアをロック状態にして施錠するとともに、前記車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置による施錠方法であって、全てのドアがロック状態であり、前記車両の外部にある前記携帯キーからの信号の受信、および一以上のドアが開状態であることを条件に、前記携帯キーの位置を認識するとともに、前記車両のそれぞれのドアについて開状態であるか閉状態であるかを判定する予約施錠モード判定部を起動させ、前記予約施錠モード判定部が、前記一以上のドアが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させる。
(11):また、本発明の一態様に係るドアロック制御装置による施錠方法は、車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置に対して、前記車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示を行い、次に、前記ドアロック制御装置が前記車両の外部にある前記携帯キーからの信号を受信し、次いで、一以上のドアが開状態であることを条件に、前記携帯キーの位置を認識するとともに、前記車両のそれぞれのドアについて開状態であるか閉状態であるかを判定する予約施錠モード判定部を起動させ、次に、前記車両の全てのドアをロック状態にして施錠し、前記一以上のドアが開状態から閉状態になった場合に、通知する。
上述した(1)〜(11)の構成によれば、全てのドアが閉状態になっていないときでも、ドアのロック指示に応じて開状態にあるドアを含めた全てのドアをロック状態にするため、車両のドライバーは、全てのドアが完全に閉状態になるのを待つことなく、車両から離れることができるとともに、閉状態となる前に全てのドアはロックされているため、盗難に対する耐性も向上させることができる。
本実施形態のドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムの概略構成を示すブロック図である。 ドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムにおける動作の流れを示すフローチャートである。 ドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムが動作中の車両の様子の一例を模式的に示す図である。 ドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムにおける動作のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 ドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムが動作中の車両の様子の別の一例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明においては、本実施形態のドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムが、複数のドアを備える車両に搭載されたものとする。また、キーレスエントリーシステムは、車両の運転席側と助手席側とに設置され、ユーザーが手前方向に引っ張るまたは奥手方向に押すことによって開状態や閉状態にするドアと、運転席の後方と助手席の後方とにそれぞれ設置され、ユーザーが車両の前後方向に滑らせることによって開状態や閉状態にする後部ドア、いわゆる、スライドドアとを備える車両に搭載されたものとする。なお、スライドドアは、例えば、ドアノブに車両のユーザーが触れるなど、開閉状態に移行させるためのきっかけを与えることによってスライドドアの開閉を支援するアシスト機能を備える、いわゆる、パワースライドドアであるものとする。従って、本実施形態のドアロック制御装置は、アシスト機能によってスライドドアを自動で開閉させることができるものとする。以下の説明においては、車両の運転席側のドアを「運転席ドアFRDR」といい、助手席側のドアを「助手席ドアFRAS」といい、運転席側の後部ドアを「運転席側後部スライドドアPSDDR」といい、助手席側の後部ドアを「助手席側後部スライドドアPSDAS」という。
なお、本実施形態のドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムが搭載される車両は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関による駆動によって走行する車両、バッテリ(電池)から供給される電力で駆動される電動モータによって走行する車両、バッテリ(電池)と内燃機関とを組み合わせた駆動によって走行するハイブリッド車両など、いかなる車両でもよい。つまり、本実施形態のドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムは、車両の全般に適用可能である。
図1は、本実施形態のドアロック制御装置を備えるキーレスエントリーシステムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すキーレスエントリーシステム1は、ドアロック制御装置10と、携帯キー20と、外部ドアロックスイッチ30とを含む。キーレスエントリーシステム1は、車両に備えるドアの施錠(ロック)を、携帯キー20により送信された無線信号KYE−SIGまたは外部ドアロックスイッチ30から出力された操作信号LOCK―SWに応じて行うシステムである。キーレスエントリーシステム1では、車両のユーザー、特に携帯キー20を携帯する車両のドライバーの位置や現在のドアの開閉状態に応じて、ドアの施錠(ロック)が予約され、全てのドアが閉状態になった後に、車両に備える保安(セキュリティー)機能を作動させる。ここで、セキュリティー機能は、ドアに対して行われた通常と異なる開扉の動作や車両のエンジンを起動させる動作に対して警報を発する機能である。
なお、図1には、キーレスエントリーシステム1の動作に関連する、車両に搭載される各種の構成要素も併せて示している。より具体的には、図1には、運転席ドアスイッチ41、助手席ドアスイッチ42、運転席側後部スライドドアスイッチ43、助手席側後部スライドドアスイッチ44を含むドアスイッチ40を示している。なお、ドアスイッチ40には、不図示のテールゲートスイッチを含んでもよい。また、図1には、ドアロックモータ50、格納ミラー用モータ60、左側ランプ70Lおよび右側ランプ70Rからなるランプ70、ホーン80、ブザー90を示している。
ドアスイッチ40のそれぞれは、自身に対応するドアの開閉状態を検出する。運転席ドアスイッチ41は、運転席ドアFRDRの開閉状態を検出し、助手席ドアスイッチ42は、助手席ドアFRASの開閉状態を検出し、運転席側後部スライドドアスイッチ43は、運転席側後部スライドドアPSDDRの開閉状態を検出し、助手席側後部スライドドアスイッチ44は、助手席側後部スライドドアPSDASの開閉状態を検出する。ドアスイッチ40は、例えば、対応するドアが開状態のときにオン状態を示すドア状態信号を出力し、ドアが閉状態のときにオフ状態を示すドア状態信号を出力する。なお、ドア状態信号を出力しないことが開状態と閉状態のいずれかを示している場合、「オン状態(またはオフ状態)を示すドア状態信号を出力する」とは、「ドア状態信号を出力しないこと」を意味してもよい。
ドアスイッチ40のそれぞれは、検出した対応するドアの開閉状態を表すドア状態信号を、ドアロック制御装置10に出力する。より具体的には、運転席ドアスイッチ41は、運転席ドアFRDRの開閉状態を表すドア状態信号FRDR−SWをドアロック制御装置10に出力する。また、助手席ドアスイッチ42は、助手席ドアFRASの開閉状態を表すドア状態信号FRAS−SWをドアロック制御装置10に出力する。また、運転席側後部スライドドアスイッチ43は、運転席側後部スライドドアPSDDRの開閉状態を表すドア状態信号PSDDR−SWをドアロック制御装置10に出力する。また、助手席側後部スライドドアスイッチ44は、助手席側後部スライドドアPSDASの開閉状態を表すドア状態信号PSDAS−SWをドアロック制御装置10に出力する。なお、運転席ドアFRDRには、種々の状態を検出するための複数のスイッチが配置されていると考えられる。このため、図1では、運転席ドアスイッチ41が複数のスイッチで構成されている状態を示しているが、以下の説明においては、複数のスイッチをまとめて運転席ドアスイッチ41とし、1つのドア状態信号FRDR−SWを出力するものとする。
ドアロックモータ50は、ドアロック制御装置10からの制御に応じて動作し、ドアを施錠状態(以下、「ロック状態」)または解錠状態(以下、「アンロック状態」)にするため、それぞれのドアに設置された施錠用の機械的機構を動作させるモータである。なお、図1においては1つのドアロックモータ50のみを示しているが、ドアロックモータ50は、それぞれのドアごとに配置されている。
格納ミラー用モータ60は、ドアロック制御装置10からの制御に応じて、格納型のサイドミラーを格納状態または展開状態にする。
ランプ70は、ドアロック制御装置10からの制御に応じて、点灯または消灯する灯火手段である。図1においては、ランプ70が、車両の左側に配置された左側ランプ70Lと、車両の右側に配置された右側ランプ70Rによって構成される方向指示器である場合を示している。
ホーン80は、ドアロック制御装置10からの制御に応じて、吹鳴(発音)する、例えば、クラクションなどの吹鳴器からなる発音手段である。
ブザー90は、ドアロック制御装置10からの制御に応じて、電子音を発音する発音手段である。
キーレスエントリーシステム1では、格納ミラー用モータ60、ランプ70(左側ランプ70L、右側ランプ70R)、ホーン80、およびブザー90のそれぞれが、キーレスエントリーシステム1の動作状態を車両のユーザーに通知する通知手段である。より具体的には、キーレスエントリーシステム1では、ドアロック制御装置10が、格納ミラー用モータ60による格納型のサイドミラーを格納状態(または展開状態)にさせる、左側ランプ70Lと右側ランプ70Rとを同時に点滅させる(つまり、ハザード)、ホーン80を吹鳴させる、ブザー90に電子音を発音させるなど、それぞれの動作やその組み合わせによって、キーレスエントリーシステム1における動作状態を車両のユーザーに通知する。
外部ドアロックスイッチ30は、少なくとも運転席ドアFRDRの外壁に設置され、車両のドアの施錠(以下、「ロック」という)を指示するためのスイッチである。外部ドアロックスイッチ30は、車両のユーザー、特に車両のドライバーによって操作されると、操作されたことを表す操作信号LOCK―SWをドアロック制御装置10に出力する。なお、外部ドアロックスイッチ30が出力する操作信号LOCK―SWは、車両のドライバーなどによって操作されたことを表すのみの信号であり、その操作がドアをロックする指示であるかドアの解錠(以下、「アンロック」という)の指示であるかは、車両に備える全てのドアの現在の状態に基づいて、ドアロック制御装置10が判断する。例えば、ドアロック制御装置10は、全てのドアがロック状態であるときに外部ドアロックスイッチ30から操作信号LOCK―SWが入力された場合には、車両のドライバーなどによってドアの解錠(アンロック)の指示がされたと判断する。一方、ドアロック制御装置10は、いずれかのドアがアンロック状態であるときに外部ドアロックスイッチ30から操作信号LOCK―SWが入力された場合には、車両のドライバーなどによってドアの施錠(ロック)の指示がされたと判断する。
携帯キー20は、車両から分離され、車両のユーザー、特に車両のドライバーによって携帯される電子鍵(電子キー)である。携帯キー20は、キーレスエントリー送信器201を含む。キーレスエントリー送信器201は、ドアロック制御装置10に備える後述するキーレスエントリー受信器101に暗号化された無線信号KYE−SIGを送信する。携帯キー20は、キーレスエントリー送信器201によって、所定の時間間隔(例えば、1[sec]間隔)ごとに、携帯キー20自体を認証する、つまり、車両が対応する携帯キー20を認証するための認証信号を、無線信号KYE−SIGとしてキーレスエントリー送信器201に送信する。また、携帯キー20には、例えば、車両のドアのロックを指示するためのドアロック釦、車両のドアのアンロックを指示するためのドアアンロック釦、車両のトランクやテールゲートの解錠(アンロック)を指示するためのトランクオープン釦など、不図示の釦を備えている。携帯キー20は、車両のユーザーによっていずれかの釦が押下されると、キーレスエントリー送信器201によって、押下された釦による指示を表す指示信号を、無線信号KYE−SIGとしてキーレスエントリー送信器201に送信する。
ドアロック制御装置10は、車両に備えるそれぞれのドアのロックやアンロックを制御する。ドアロック制御装置10は、キーレスエントリー受信器101と、予約施錠モード判定部110とを含む。ドアロック制御装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサと、プログラムを記憶した記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)とを備え、プロセッサがプログラム実行することで各種機能を実現する。また、ドアロック制御装置10の機能のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。また、例えば、ドアロック制御装置10に備える予約施錠モード判定部110の機能が、専用のLSIによって実現されてもよい。
なお、ドアロック制御装置10の機能は、キーレスエントリーシステム1が備える専用の装置ではなく、例えば、車両の全体の電気的な制御を行うECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)に含まれてもよい。つまり、車両に搭載されたECUが、キーレスエントリーシステム1を構成するドアロック制御装置10の機能を実現する構成要素であってもよい。
キーレスエントリー受信器101は、携帯キー20に備えるキーレスエントリー送信器201により送信されてきた無線信号KYE−SIGを受信する。キーレスエントリー受信器101は、携帯キー20により送信されてきた暗号化された無線信号KYE−SIGに含まれる認証信号(認証信号SA)と指示信号(指示信号SI)とのそれぞれを出力する。ドアロック制御装置10は、キーレスエントリー受信器101から出力された認証信号SAに基づいて、無線信号KYE−SIGを送信してきた携帯キー20が、ドアのロックを制御する対象の車両、つまり、ドアロック制御装置10が搭載されている車両に対応する携帯キー20であるか否かを認証する。また、ドアロック制御装置10は、キーレスエントリー受信器101が対応する携帯キー20からの無線信号KYE−SIGを受信したとき受信状態によって、対応する携帯キー20の位置を認識する。つまり、ドアロック制御装置10は、対応する携帯キー20を携帯した車両のドライバーが、車両の内部(車内)にいるのか、車両の外部(車外)にいるのか、車外において車両から離れた位置(無線信号KYE−SIGを受信することができない位置)にいるのかを確認する。また、ドアロック制御装置10は、キーレスエントリー受信器101から出力された指示信号SIに基づいて、携帯キー20を携帯している車両のユーザーからの車両のロックの指示を確認する。なお、ドアロック制御装置10における携帯キー20の認証や、携帯キー20の位置の認識、車両のユーザーからの指示の確認は、既存の技術によって行うことができるため、詳細な説明は省略する。
ドアロック制御装置10は、キーレスエントリー受信器101から出力された指示信号SI、または外部ドアロックスイッチ30から出力された操作信号LOCK―SWが、ドアをロックする指示である場合、つまり、車両のユーザーからドアのロックが指示された場合、ドアロックモータ50を制御してそれぞれのドアをロックする。このとき、ドアロック制御装置10は、認識した対応する携帯キー20の位置と、ドアスイッチ40が出力したドア状態信号とに基づいて、すぐに全てのドアをロック状態にする(つまり、通常の通りにドアをロックする)か、ドアのロックを予約する予約施錠モードでドアをロックするかを判断する。この結果、予約施錠モードでドアをロックすると判断した場合、ドアロック制御装置10は、全てのドアをロック状態にした後、予約施錠モード判定部110を起動させる。
予約施錠モード判定部110は、予約施錠モードのときに、開状態のドアのアシスト機能を作動させて、開状態のドアを閉状態に移行させる。その後、予約施錠モード判定部110は、対応する携帯キー20の位置を認識する。また、予約施錠モード判定部110は、ドアスイッチ40が出力したドア状態信号に基づいて、それぞれのドアの開閉状態を判定する。そして、予約施錠モード判定部110は、認識した対応する携帯キー20の位置と、それぞれのドアの開閉状態に基づいて、車両に備えるセキュリティー機能を作動させる。また、予約施錠モード判定部110は、予約施錠モードにおいて開状態のドアを閉状態に移行させたことや、セキュリティー機能を作動させたことを、通知手段(格納ミラー用モータ60、ランプ70(左側ランプ70L、右側ランプ70R)、ホーン80、およびブザー90)を用いて車両のユーザーに通知する。
なお、キーレスエントリーシステム1では、予約施錠モード判定部110が、開状態のドアのアシスト機能の作動や、認識した対応する携帯キー20の位置およびそれぞれのドアの開閉状態を表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、車両状態信号に応じて、実際に開状態のドアのアシスト機能を作動させて閉状態に移行させたり、実際にセキュリティー機能を作動させたりする構成であってもよい。さらに、ドアロック制御装置10が、車両状態信号に応じて通知手段を制御し、予約施錠モードにおけるそれぞれの状態を車両のユーザーに通知する構成であってもよい。
このような構成によって、キーレスエントリーシステム1では、予約施錠モードにおいて、予約施錠モード判定部110(またはドアロック制御装置10)が、対応する携帯キー20の位置、およびそれぞれのドアの開閉状態に基づいて、車両に備えるドアのロックをするタイミングとセキュリティー機能を作動させるタイミングとを制御する。また、キーレスエントリーシステム1では、予約施錠モードにおいて、予約施錠モード判定部110(またはドアロック制御装置10)が、現在の動作状態を、通知手段(格納ミラー用モータ60、ランプ70(左側ランプ70L、右側ランプ70R)、ホーン80、およびブザー90)を用いて車両のユーザーに通知する。
ここで、キーレスエントリーシステム1における動作について説明する。まず、キーレスエントリーシステム1におけるドアロック制御装置10の処理の流れについて説明する。図2は、ドアロック制御装置10を備えるキーレスエントリーシステム1における動作の流れを示すフローチャートである。また、図3は、ドアロック制御装置10を備えるキーレスエントリーシステム1が動作中の車両の様子の一例を模式的に示す図である。以下のキーレスエントリーシステム1の動作の説明では、図3に示した車両100の様子を適宜参照する。以下の説明においては、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態のときに、車両100のドライバーDRが外部ドアロックスイッチ30を操作してドアをロックする指示を出し、ドアロック制御装置10が予約施錠モードでドアをロックすると判断した場合におけるキーレスエントリーシステム1の動作について説明する。なお、車両100のドライバーDRが携帯キー20を操作してドアをロックする指示を出した場合のキーレスエントリーシステム1の動作は、外部ドアロックスイッチ30の操作を携帯キー20に備えるドアロック釦の操作に代えるのみで、キーレスエントリーシステム1の動作は容易に置き換えることができる。
車両100のドライバーDRが降車して運転席ドアFRDRを閉めたとき、車両100は、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態であり、その他のドア(運転席ドアFRDR、助手席ドアFRAS、および助手席側後部スライドドアPSDAS)は閉状態である(図3の(a)参照)。その後、ドライバーDRが外部ドアロックスイッチ30を操作する(図3の(b)参照)と、外部ドアロックスイッチ30は、操作信号LOCK―SWをドアロック制御装置10に出力する(ステップS1)。これにより、ドアロック制御装置10は、外部ドアロックスイッチ30から出力された操作信号LOCK―SWが、ドアをロックする指示であると判断し、携帯キー20が車外にあるか否かを判定する(ステップS11)。ドアロック制御装置10は、例えば、キーレスエントリー受信器101が対応する携帯キー20により送信された無線信号KYE−SIGを受信したときに、受信状態に基づいて携帯キー20の位置を認識し、認識した位置に基づいて携帯キー20が車外にあるか否かを判定する。
ステップS11において、携帯キー20が車外にない、つまり、携帯キー20が車内にあると判定した場合、ドアロック制御装置10は、ドアをロックせずに、処理を終了する。
一方、ステップS11において、携帯キー20が車外にあると判定した場合、ドアロック制御装置10は、予約施錠モードの処理に移行し、全てのドアをロック状態にした後、予約施錠モード判定部110を起動させる(ステップS12)(図3の(c)参照)。なお、ドアロック制御装置10は、ステップS12において、全てのドアをロック状態にして予約施錠モード判定部110を起動させたことを、通知手段を用いて車両100のドライバーDRやその他のユーザーに通知してもよい。
予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉扉であるか否かを判定する(ステップS21)。予約施錠モード判定部110は、例えば、運転席側後部スライドドアスイッチ43から出力されたドア状態信号PSDDR−SWが閉状態を表しているか否かを判定することで、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉扉であるか否かを判定する。
ステップS21において、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉扉ではない、つまり、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態のままであると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRのアシスト機能を作動させて、閉状態に移行させる(ステップS22)(図3の(d)参照)。このとき、予約施錠モード判定部110は、ステップS22における運転席側後部スライドドアPSDDRの閉状態への移行を、例えば、車両100のドライバーによって閉状態に移行させるためのきっかけが与えられるまで待ち、きっかけが与えられたときにアシスト機能を作動させてもよい。これにより、車両100のユーザーは、車両100に積んでいる荷物などを降ろした後に、運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させることができる。
なお、ステップS21において運転席側後部スライドドアPSDDRが閉扉ではないと判定した場合、予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態であることを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて、実際に運転席側後部スライドドアPSDDRのアシスト機能を作動させて、閉状態に移行させてもよい。
その後、予約施錠モード判定部110は、車両100のユーザーに運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させたことを、通知手段を用いて通知(例えば、ホーン80やブザー90の発音を1回)する(ステップS23)(図3の(d)参照)。そして、予約施錠モード判定部110は、処理をステップS21に戻す。なお、ステップS23において予約施錠モード判定部110は、車両100のユーザーに運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させたことを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて実際に通知手段を制御し、運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させたことを通知させてもよい。これにより、車両100のユーザーは、ステップS23における通知によって運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態に移行され、これから車両100の全てのドアが自動的に閉状態になりセキュリティー機能が作動することを知ることができる。このため、車両100のユーザーは、通知があった後、何らかの理由によって、完全に閉状態になる前に運転席側後部スライドドアPSDDRの動作が止まってしまった場合でも、手動で運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態にすることができる。
一方、ステップS21において、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉扉である、つまり、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態であると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、全てのドアが閉状態であるか否かを判定する(ステップS31)。予約施錠モード判定部110は、例えば、運転席ドアスイッチ41から出力されたドア状態信号FRDR−SW、助手席ドアスイッチ42から出力されたドア状態信号FRAS−SW、運転席側後部スライドドアスイッチ43から出力されたドア状態信号PSDDR−SW、および助手席側後部スライドドアスイッチ44から出力されたドア状態信号PSDAS−SWの全てが閉状態を表しているか否かを判定することで、全てのドアが閉状態であるか否かを判定する。
ステップS31において、全てのドアが閉状態ではない、つまり、いずれかのドアが開状態であると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、全てのドアをアンロック状態にした後、処理を停止する。なお、ステップS31において予約施錠モード判定部110は、いずれかのドアが開状態であることを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて、実際に全てのドアをアンロック状態にした後、予約施錠モードを終了するとともに、予約施錠モード判定部110を停止させてもよい。
一方、ステップS31において、全てのドアが閉状態であると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、携帯キー20が車外にあるか否かを判定する(ステップS32)(図3の(e)参照)。予約施錠モード判定部110は、例えば、キーレスエントリー受信器101が対応する携帯キー20により送信された無線信号KYE−SIGを受信したときに、受信状態に基づいて携帯キー20の位置を認識し、認識した位置に基づいて携帯キー20が車外にあるか否かを判定する。
ステップS32において、携帯キー20が車外にない、つまり、携帯キー20が車内にあると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、処理を停止する。なお、ステップS32において予約施錠モード判定部110は、携帯キー20が車内にあることを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて、予約施錠モードを終了するとともに、予約施錠モード判定部110を停止させてもよい。
一方、ステップS32において、携帯キー20が車外にあると判定した場合、予約施錠モード判定部110は、車両100のユーザーにセキュリティー機能を作動させることを、通知手段を用いて通知(例えば、左側ランプ70Lと右側ランプ70Rとによるハザードの点滅を1回、ホーン80やブザー90の発音を1回)する(ステップS33)(図3の(e)参照)。なお、ステップS32において予約施錠モード判定部110は、セキュリティー機能を作動させることを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて実際に通知手段を制御し、セキュリティー機能を作動させることを通知させてもよい。
そして、予約施錠モード判定部110は、実際にセキュリティー機能を作動させ、処理を停止する(ステップS41)。なお、ステップS41において予約施錠モード判定部110は、実際にセキュリティー機能を作動させることを表す車両状態信号を出力し、ドアロック制御装置10が、予約施錠モード判定部110から出力された車両状態信号に応じて、実際にセキュリティー機能を作動させ、予約施錠モードを終了するとともに、予約施錠モード判定部110を停止させてもよい。なお、予約施錠モード判定部110(またはドアロック制御装置10)は、セキュリティー機能を作動させた後に、例えば、格納ミラー用モータ60によって格納型のサイドミラーを格納状態にして、実際にセキュリティー機能を作動させたことを車両100のユーザーに通知してもよい。
次に、キーレスエントリーシステム1における動作のタイミングについて説明する。図4は、ドアロック制御装置10を備えるキーレスエントリーシステム1における動作のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。図4には、ドアスイッチ40が出力するそれぞれのドア状態信号(ドア状態信号FRDR−SW、ドア状態信号FRAS−SW、ドア状態信号PSDDR−SW、およびドア状態信号PSDAS−SW)と、操作信号LOCK―SWとを示している。また、図4には、予約施錠モード判定部110(またはドアロック制御装置10)がそれぞれのドアに設置された施錠用の機械的機構を動作させるドアロックモータ50に出力する制御信号を示している。より具体的には、運転席ドアFRDRに設置されたドアロックモータ50に出力する制御信号FRDR−AC、助手席ドアFRASに設置されたドアロックモータ50に出力する制御信号FRAS−AC、運転席側後部スライドドアPSDDRに設置されたドアロックモータ50に出力する制御信号PSDDR−AC、および助手席側後部スライドドアPSDASに設置されたドアロックモータ50に出力する制御信号PSDAS−ACを示している。また、図4には、予約施錠モード判定部110(またはドアロック制御装置10)が、携帯キー20の位置を検索(認識)するタイミング、通知手段を用いて現在の状態を通知するタイミング、車両100の制御状態を変更するタイミングを示している。
なお、図4においてそれぞれのドア状態信号は、対応するドアが開状態(ドアスイッチ40がオン状態)のときにドア状態信号が“High”レベルになり、ドアが閉状態(ドアスイッチ40がオフ状態)のときにドア状態信号が“Low”レベルになるものとする。また、図4において操作信号LOCK―SWは、車両100のユーザーが外部ドアロックスイッチ30を操作すると“High”レベルになるものとする。また、図4においてそれぞれのドアロックモータ50の制御信号は、ドアをアンロック状態にするときに“Low”レベルとし、ドアをロック状態にするときに“High”レベルにするものとする。
車両100のドライバーが降車して運転席ドアFRDRを閉める。このため、図4では、運転席ドアFRDR、助手席ドアFRAS、および助手席側後部スライドドアPSDASが閉状態であり、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態である。その後、ドライバーが外部ドアロックスイッチ30を操作すると、タイミングt1において、外部ドアロックスイッチ30は、“High”レベルの操作信号LOCK―SWをドアロック制御装置10に出力する。これにより、ドアロック制御装置10は、ドアをロックする指示であると判断し、タイミングt2から、携帯キー20の位置を検索する。
その結果、携帯キー20が車外にあることが検索されると、ドアロック制御装置10は、タイミングt3において、予約施錠モードでの制御状態に移行し、予約施錠モード判定部110を起動させる。そして、ドアロック制御装置10は、タイミングt4において、全てのドアをロック状態にするため、それぞれのドアに設置されたドアロックモータ50に出力する制御信号を“High”レベルにする。つまり、ドアロック制御装置10は、制御信号FRDR−AC、制御信号FRAS−AC、制御信号PSDDR−AC、および制御信号PSDAS−ACのそれぞれを“High”レベルにする。これにより、それぞれのドアに設置されたドアロックモータ50は、施錠用の機械的機構を作動させてドアをロック状態にする。
また、予約施錠モード判定部110は、起動されると、それぞれのドアに対応するドア状態信号に基づいて、開状態のドアがあるか否かを判定する。図4では、運転席ドアFRDR、助手席ドアFRAS、および助手席側後部スライドドアPSDASが閉状態であり、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態である。このため、予約施錠モード判定部110は、ドア状態信号PSDDR−SWの“High”レベルによって、運転席側後部スライドドアPSDDRが開状態あると判定し、タイミングt5において、運転席側後部スライドドアPSDDRのアシスト機能を作動させて閉状態に移行させ、このことを、通知手段を用いて車両100のユーザーに通知する。
その後も予約施錠モード判定部110は、ドア状態信号PSDDR−SWの信号レベルから、運転席側後部スライドドアPSDDRの開閉状態を判定し、タイミングt6において、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態になったと判定すると、このタイミングt6から、携帯キー20の位置を検索する。
その結果、予約施錠モード判定部110は、タイミングt7において、携帯キー20が車外にあることが検索(認識)される。なお、予約施錠モード判定部110は、携帯キー20の位置の検索を複数回行う。図4では、予約施錠モード判定部110が、携帯キー20の位置の検索を、引き続き5回、すなわち、合計で6回行っている場合を示している。
そして、予約施錠モード判定部110は、タイミングt8において、セキュリティー機能をさせる制御状態に移行し、セキュリティー機能を作動させる。その後、予約施錠モード判定部110は、タイミングt9において、セキュリティー機能を作動させたことを、通知手段を用いて車両100のユーザーに通知する。
このように、キーレスエントリーシステム1では、ドアロック制御装置10が、携帯キー20が車外にあり、少なくとも1つのドアが開状態にある場合に、全てのドアをロック状態にするとともに、予約施錠モードの処理に移行して予約施錠モード判定部110を起動させる。また、キーレスエントリーシステム1では、予約施錠モード判定部110が、携帯キー20が車外にあり、全てのドアが閉状態にある場合にセキュリティー機能を作動させる。これにより、キーレスエントリーシステム1では、いずれかのドアが開状態であっても、全てのドアがロック状態となるため、車両100の盗難に対する耐性を向上させることができる。このため、キーレスエントリーシステム1が搭載された車両100のドライバーは、自身が降車した後、荷物などを降ろすために開状態にしていたり、アシスト機能が付いたスライドドアのように安全性の観点から閉状態になるまでに他のドアよりも多くの時間を要するドアが開状態であったりした場合でも、それらのドアが閉まるまで待ってからドアを施錠(ロック)する操作をする必要がなく、降車後すぐに車両100から離れることができる。また、キーレスエントリーシステム1が搭載された車両100では、全てのドアが閉状態になった後、つまり、最後のドアが閉状態になった後にセキュリティー機能が作動するため、携帯キー20を持っていない車両100のユーザーは、急ぐことなく、開状態となっているドアから荷物などを降ろすことができる。
なお、上述した説明では、運転席側後部スライドドアPSDDRのみが開状態である場合について説明した。しかし、上述したように、キーレスエントリーシステム1では、ドアロック制御装置10が、いずれかのドアが開状態であっても全てのドアをロック状態にし、予約施錠モード判定部110が、全てのドアが閉状態になった後にセキュリティー機能を作動させる。以下に、運転席側後部スライドドアPSDDR以外のドアも開状態であった場合のキーレスエントリーシステム1の動作について説明する。なお、運転席側後部スライドドアPSDDR以外のドアが開状態であっても、キーレスエントリーシステム1の動作の流れや動作のタイミングは、上述した運転席側後部スライドドアPSDDRのみが開状態である場合の動作の流れや動作のタイミングに基づいて容易に考えることができる。このため、運転席側後部スライドドアPSDDR以外のドアが開状態であるときのキーレスエントリーシステム1の動作の流れや動作のタイミングに関する詳細な説明は省略し、車両100の様子の一例を用いて、運転席側後部スライドドアPSDDR以外のドアが開状態であるときのキーレスエントリーシステム1の動作について説明する。
図5は、ドアロック制御装置10を備えるキーレスエントリーシステム1が動作中の車両の様子の別の一例を模式的に示す図である。図5には、運転席側後部スライドドアPSDDRに加えて、助手席ドアFRASも開状態である場合においてキーレスエントリーシステム1が動作しているときの車両100の様子を模式的に示している。
車両100のドライバーDRとともに、助手席に同乗していた同乗者ASも降車する。ただし、ドライバーDRが運転席ドアFRDRを閉めたとき、例えば、荷物を降ろしているなどによって、同乗者ASは助手席ドアFRASを閉めていない状態である。つまり、車両100は、助手席ドアFRASと、運転席側後部スライドドアPSDDRとが開状態であり、その他のドア(運転席ドアFRDRおよび助手席側後部スライドドアPSDAS)は閉状態である(図5の(a)参照)。その後、ドライバーDRが外部ドアロックスイッチ30を操作すると、ドアロック制御装置10は、全てのドアをロック状態にした後、予約施錠モード判定部110を起動させる(図5の(b)参照)。このときも、助手席ドアFRASは、開状態である。
その後、予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRのアシスト機能を作動させ、運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させる。なお、このとき助手席ドアFRASが開状態である。このため、予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させても、このことを車両100のユーザー、特にドライバーDRに通知しない(図5の(c)参照)。これにより、車両100のユーザー(特にドライバーDR)は、助手席ドアFRASが開状態であることを知ることができる。
その後、同乗者ASが、助手席ドアFRASを閉める。このとき、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態になっていない場合には、予約施錠モード判定部110は、車両100のユーザー(特にドライバーDR)に、運転席側後部スライドドアPSDDRを閉状態に移行させている途中であることを通知してもよい(図5の(d)参照)。その後、予約施錠モード判定部110は、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態になったときに、全てのドアが閉状態であることを判定することができる。なお、同乗者ASが、運転席側後部スライドドアPSDDRが閉状態になった後に、助手席ドアFRASを閉めた場合には、予約施錠モード判定部110は、助手席ドアFRASが閉状態になったときに、全てのドアが閉状態であることを判定することができる。
その後、予約施錠モード判定部110は、携帯キー20が車外にあると判定した場合、車両100のセキュリティー機能を作動させ、このことを車両100のユーザー、特にドライバーDRに通知する(図5の(e)参照)。
このように、キーレスエントリーシステム1では、複数のドアが開状態であっても、携帯キー20が車外にあるときには、ドアロック制御装置10が、全てのドアをロック状態にするとともに、予約施錠モードの処理に移行して予約施錠モード判定部110を起動させる。そして、キーレスエントリーシステム1では、同様に、予約施錠モード判定部110が、携帯キー20が車外にあり、全てのドアが閉状態にある場合、つまり、最後のドアが閉状態になった場合に、セキュリティー機能を作動させる。これにより、キーレスエントリーシステム1では、車両100の盗難に対する耐性を向上させることができ、キーレスエントリーシステム1が搭載された車両100のドライバーは安心して、降車後すぐに車両100から離れることができる。
上記に述べたとおり、本発明を実施するための形態によれば、車両100のいずれかのドアが開状態であっても、車両100のユーザーによってドアをロックする指示があった場合には、ドアロック制御装置10が、携帯キー20が車外にあることを判定(認識)した上で、全てのドアをロック状態にするとともに、予約施錠モードの処理に移行して予約施錠モード判定部110を起動させる。これにより、本発明を実施するための形態のキーレスエントリーシステム1が搭載された車両100では、いずれかのドアが開状態であっても、全てのドアがロック状態なり、車両100の盗難に対する耐性を向上させることができる。このことにより、本発明を実施するための形態のキーレスエントリーシステム1が搭載された車両100のユーザーは、安心して、降車後すぐに車両100から離れることができる。また、本発明を実施するための形態では、予約施錠モード判定部110が、携帯キー20が車外にあり、全てのドアが閉状態にあることを判定、つまり、最後のドアが閉状態になったことを確認してから、セキュリティー機能を作動させる。これにより、本発明を実施するための形態のキーレスエントリーシステム1が搭載された車両100では、携帯キー20を持っていない車両100のユーザーが急ぐことなく、開状態となっているドアから荷物などの積み降ろしをすることができる。
なお、本発明を実施するための形態では、キーレスエントリーシステム1が搭載された車両100が、アシスト機能によって自動で開閉させることができるパワースライドドアを備える車両である場合の例を説明した。しかしながら、キーレスエントリーシステム1は、本発明を実施するための形態において示した車両100への搭載に限定されるものではなく、様々な形態のドアを備える車両に搭載することができ、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
1・・・キーレスエントリーシステム
10・・・ドアロック制御装置
101・・・キーレスエントリー受信器
110・・・予約施錠モード判定部
20・・・携帯キー
201・・・キーレスエントリー送信器
30・・・外部ドアロックスイッチ
40・・・ドアスイッチ
41・・・運転席ドアスイッチ
42・・・助手席ドアスイッチ
43・・・運転席側後部スライドドアスイッチ
44・・・助手席側後部スライドドアスイッチ
50・・・ドアロックモータ
60・・・格納ミラー用モータ
70・・・ランプ
70L・・・左側ランプ
70R・・・右側ランプ
80・・・ホーン
90・・・ブザー
FRDR・・・運転席ドア
FRAS・・・助手席ドア
PSDDR・・・運転席側後部スライドドア
PSDAS・・・助手席側後部スライドドア

Claims (11)

  1. 車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示に応じて当該車両の全てのドアをロック状態にして施錠するとともに、前記車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置であって、
    前記携帯キーの位置を認識するとともに、前記車両のそれぞれのドアについて開状態であるか閉状態であるかを判定する予約施錠モード判定部を備え、
    前記ロック指示があったとき、前記携帯キーが前記車両の外部にあり、かつ一以上のドアが開状態であった場合に予約施錠モードの処理に移行し、前記ドアロック制御装置は、ドアに設置された施錠用の機械的機構を動作させて、開状態にあるドアを含めた全てのドアをロック状態にさせ、
    前記予約施錠モード判定部は、
    前記全てのドアが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させる、
    ドアロック制御装置。
  2. 記携帯キーが前記車両の外部にあり、前記車両の少なくとも1つのドアが開状態にある場合に前記予約施錠モード判定部を起動させ、
    前記予約施錠モード判定部は、
    前記携帯キーが前記車両の外部にあり、全てのドアが閉状態にあると判定した場合に前記セキュリティー機能を作動させる、
    請求項1に記載のドアロック制御装置。
  3. 前記予約施錠モード判定部は、
    複数のドアが開状態である状態で起動した場合、
    前記複数のドアの全てが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させる、
    請求項2に記載のドアロック制御装置。
  4. 前記予約施錠モード判定部は、
    起動した後、開状態のドアを閉状態に移行させる、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  5. 前記予約施錠モード判定部は、
    開状態のドアに対する閉状態へのきっかけに応じて、当該開状態のドアを閉状態に移行させる、
    請求項4に記載のドアロック制御装置。
  6. 前記予約施錠モード判定部は、
    開状態のドアを閉状態に移行させたこと、および前記セキュリティー機能を作動させたことを、通知手段に通知させる、
    請求項4または請求項5に記載のドアロック制御装置。
  7. 開状態のドアを閉状態に移行させたときと、前記セキュリティー機能を作動させたときとで、前記通知の態様を異ならせる、
    請求項6に記載のドアロック制御装置。
  8. 前記通知手段は、
    前記車両に搭載される灯火手段や発音手段である、
    請求項6または請求項7に記載のドアロック制御装置。
  9. 前記予約施錠モード判定部は、
    前記セキュリティー機能を作動させた後も引き続き、前記携帯キーが前記車両の外部にあるか否かの判定を複数回行う、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  10. 車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示に応じて当該車両の全てのドアをロック状態にして施錠するとともに、前記車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置による施錠方法であって、
    前記ロック指示があったとき、前記携帯キーが前記車両の外部にあり、かつ一以上のドアが開状態であった場合に予約施錠モードの処理に移行し、前記ドアロック制御装置が、ドアに設置された施錠用の機械的機構を動作させて、開状態にあるドアを含めた全てのドアをロック状態にさせ、
    前記携帯キーの位置を認識するとともに、前記車両のそれぞれのドアについて開状態であるか閉状態であるかを判定し、
    全てのドアが開状態から閉状態になった場合に、前記セキュリティー機能を作動させる、
    ドアロック制御装置による施錠方法。
  11. 車両のセキュリティー機能を作動させるドアロック制御装置に対して、前記車両の少なくとも1つのドアに配置されたドアロックスイッチの操作、または前記車両から分離可能で当該車両と通信する携帯キーから受信したドアのロック指示を行い、
    次に、前記ドアロック制御装置が前記車両の外部にある前記携帯キーからの信号を受信し、
    次いで、前記ロック指示があったとき、前記携帯キーが前記車両の外部にあり、かつ一以上のドアが開状態であった場合に予約施錠モードの処理に移行し、前記ドアロック制御装置が、ドアに設置された施錠用の機械的機構を動作させて、開状態にあるドアを含めた全てのドアをロック状態にさせ、
    次に、前記車両の全てのドアをロック状態にして施錠し、
    前記全てのドアが開状態から閉状態になった場合に、通知する、
    ドアロック制御装置による施錠方法。
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