JP7470727B2 - 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7470727B2
JP7470727B2 JP2022044332A JP2022044332A JP7470727B2 JP 7470727 B2 JP7470727 B2 JP 7470727B2 JP 2022044332 A JP2022044332 A JP 2022044332A JP 2022044332 A JP2022044332 A JP 2022044332A JP 7470727 B2 JP7470727 B2 JP 7470727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lock
doors
state
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022044332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023137902A (ja
Inventor
勇太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2022044332A priority Critical patent/JP7470727B2/ja
Priority to CN202310086305.8A priority patent/CN116767135A/zh
Publication of JP2023137902A publication Critical patent/JP2023137902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7470727B2 publication Critical patent/JP7470727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラムに関する。
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して車両の利便性をより一層改善する研究開発に注力している。そして、従来から、車両の利便性を改善する技術として、車両に設けられたドアを自動で施錠する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、車両に設けられたドアを自動で施錠する予約ロックの設定を、車両に設置されたスイッチの操作や、電子キーやスマートフォンなどの携帯機器の操作などによって実行することを開示している。
特開2021-025394号公報
しかしながら、特許文献1は、予約ロックを設定する携帯機器と車両との距離によっては、予約ロックを実行中、第三者が車両に侵入する虞があるという課題がある。
そこで、本発明は、第三者が車両に進入する可能性を低減しつつ車両のドアを自動で施錠できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様は、車両を制御する車両制御装置であって、前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付ける受付部と、前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行するロック機能実行部と、を備え、前記ロック機能実行部は、前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、又は、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、前記受付部が前記携帯鍵以外のであって前記車両の電子鍵として機能する携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、車両制御装置である。
本発明の一態様によれば、第三者が車両に進入する可能性を低減しつつ車両のドアを自動で施錠できる。
車両の構成を示す図である。 車両制御装置の構成を示す図である。 セキュリティ制御部の動作状態の遷移図である。 車両制御装置の動作を示すフローチャートである。 セキュリティ制御部の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。 車両制御装置の構成を示す図である。 セキュリティ制御部の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。 セキュリティ制御部の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。
[1.第1実施形態]
[1-1.車両の構成]
図1は、車両1の構成を示す図である。
図1に示すように、車両1は、乗車定員6名の乗用車であり、運転席10A、助手席10B、2列目右席10C、2列目左席10D、3列目右席10E、及び3列目左席10Fを備える。
車両1は、右パワーヒンジドア11A、左パワーヒンジドア11B、右パワースライドドア11C、左パワースライドドア11D、及びパワーテールゲート11Eを備える。以下の説明において、右パワーヒンジドア11A、左パワーヒンジドア11B、右パワースライドドア11C、及び左パワースライドドア11Dを区別しない場合、「ドア」といい「11」の符号を付す。右パワーヒンジドアのアウトハンドルには、ロックスイッチ12が設けられており、車両1の携帯鍵2を所持したユーザUは、ロックスイッチ12を操作することによって、車両1のドア11を施錠できる。携帯鍵2は、いわゆるFOB(Frequency Operated Button)キーである。
また、以下の説明において、右パワースライドドア11C、及び左パワースライドドア11Dを区別しない場合、「パワースライドドア」といい「11F」の符号を付す。
ロックスイッチ12は、本開示の「操作デバイス」に相当する。
右パワーヒンジドア11Aは、図示せぬ電動アクチュエータによって右パワーヒンジドア11Aを開閉駆動する右PHD(Power Hinge Door)駆動部13Aを備える。左パワーヒンジドア11Bは、電動アクチュエータにより左パワーヒンジドア11Bを開閉駆動する左PHD駆動部13Bを備える。右パワースライドドア11Cは、電動アクチュエータにより右パワースライドドア11Cを開閉駆動する右PSD(Power Slide Door)駆動部13Cを備える。左パワースライドドア11Dは、電動アクチュエータにより左パワースライドドア11Dを開閉駆動する左PSD駆動部13Dを備える。パワーテールゲート11Eは、電動アクチュエータによりパワーテールゲート11Eを開閉駆動するPTG(Power Tail Gate)駆動部13Eを備える。
右パワーヒンジドア11Aには、右パワーヒンジドア11Aの開閉を検出するドアスイッチ14Aが設けられている。左パワーヒンジドア11Bには、左パワーヒンジドア11Bの開閉を検出するドアスイッチ14Bが設けられている。右パワースライドドア11Cには、右パワースライドドア11Cの開閉を検出するドアスイッチ14Cが設けられている。右パワースライドドア11Cには、右パワースライドドア11Cの開閉を検出するドアスイッチ14Cが設けられている。左パワースライドドア11Dには、左パワースライドドア11Dの開閉を検出するドアスイッチ14Dが設けられている。パワーテールゲート11Eには、パワーテールゲート11Eの開閉を検出するドアスイッチ14Eが設けられている。
以下、ドアスイッチ14A~14Eを区別しない場合、「14」の符号を付して、ドアスイッチ14という。
車両1は、右パワーヒンジドア11Aを施錠及び解錠するロック機構15Aを備える。ロック機構15Aは、自身の状態を、右パワーヒンジドア11Aを施錠している施錠状態、又は、右パワーヒンジドア11Aを解錠している解錠状態に切り替える。右パワーヒンジドア11Aの車室側には、右パワーヒンジドア11Aを施錠及び解錠するためのシルコンスイッチ16Aが設けられる。シルコンスイッチ16Aは、ロック機構15Aが施錠状態である場合、右パワーヒンジドア11Aを施錠している施錠状態になり、ロック機構15Aが解錠状態である場合、右パワーヒンジドア11Aを解錠している解錠状態になる。
車両1は、左パワーヒンジドア11Bを施錠するロック機構15Bを備える。ロック機構15Bは、自身の状態を、左パワーヒンジドア11Bを施錠している施錠状態、又は、左パワーヒンジドア11Bを解錠している解錠状態に切り替える。左パワーヒンジドア11Bの車室側には、左パワーヒンジドア11Bを施錠及び解錠するためのシルコンスイッチ16Bが設けられる。シルコンスイッチ16Bは、ロック機構15Bが施錠状態である場合、左パワーヒンジドア11Bを施錠している施錠状態になり、ロック機構15Bが解錠状態である場合、左パワーヒンジドア11Bを解錠している解錠状態になる。
車両1は、右パワースライドドア11Cを施錠するロック機構15Cを備える。ロック機構15Cは、自身の状態を、右パワースライドドア11Cを施錠している施錠状態、又は、右パワースライドドア11Cを解錠している解錠状態に切り替える。右パワースライドドア11Cの車室側には、右パワースライドドア11Cを施錠及び解錠するためのシルコンスイッチ16Cが設けられている。シルコンスイッチ16Cは、ロック機構15Cが施錠状態である場合、右パワースライドドア11Cを施錠している施錠状態になり、ロック機構15Cが解錠状態である場合、右パワースライドドア11Cを解錠している解錠状態になる。
車両1は、左パワースライドドア11Dを施錠するロック機構15Dを備える。ロック機構15Dは、自身の状態を、左パワースライドドア11Dを施錠している施錠状態、又は、左パワースライドドア11Dを解錠している解錠状態に切り替える。左パワースライドドア11Dには、左パワースライドドア11Dを施錠及び解錠するためのシルコンスイッチ16Dが設けられている。シルコンスイッチ16Dは、ロック機構15Dが施錠状態である場合、左パワースライドドア11Dを施錠している施錠状態になり、ロック機構15Dが解錠状態である場合、左パワースライドドア11Dを解錠している解錠状態になる。
車両1は、パワーテールゲート11Eを施錠するロック機構15Eを備える。ロック機構15Eは、自身の状態を、パワーテールゲート11Eを施錠している施錠状態、又は、パワーテールゲート11Eを解錠している解錠状態に切り替える。
以下の説明において、ロック機構15A~15Eを区別しない場合、「15」の符号を付してロック機構15という。また、以下の説明において、シルコンスイッチ16A~16Dを区別しない場合、「16」の符号を付してシルコンスイッチ16という。
車両1は、携帯鍵2と通信可能な第1通信装置17、ユーザUが使用する携帯機器3と通信可能な第2通信装置18、ライトユニット19、放音ユニット20、イモビライザー装置21、及び車両制御装置22を備える。
第1通信装置17は、LF(Low Frequency)/RF(Radio Frequency)アンテナ171、無線通信回路などを備え、車両制御装置22の制御に従って、携帯鍵2と通信する。
第2通信装置18は、アンテナや無線通信回路などを備え、車両制御装置22の制御に従って、携帯機器3と通信する。第2通信装置18は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に従って携帯機器3と通信してもよい。第2通信装置18は、TCU(Telematics Control Unit)で構成されてもよい。携帯機器3には、電子鍵アプリケーションプログラムがインストールされていて、この電子鍵アプリケーションプログラムの機能によって、車両1の電子鍵として機能する。
ライトユニット19は、ヘッドライトや、ポジションランプ、ウインカーランプなどの各種のライトを含む。放音ユニット20は、スピーカを含み、車外に音を出力する。イモビライザー装置21は、イモビライザー機能を実行する装置である。車両制御装置22は、車両1を制御する装置である。
[1-2.車両制御装置の構成]
図2を参照して、車両制御装置22について詳述する。
図2は、車両制御装置22の構成を示す図である。
車両制御装置22は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサ200、メモリ210、及び他の装置やセンサ類が接続されるインターフェース回路を備える。
メモリ210は、プロセッサ200が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリ210は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリ210は、プロセッサ200のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。また、メモリ210は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。メモリ210は、プロセッサ200により処理されるデータや、プロセッサ200が実行する制御プログラム211を記憶する。
車両制御装置22には、右PHD駆動部13A、右PSD駆動部13C、左PHD駆動部13B、左PSD駆動部13D、PTG駆動部13E、ドアスイッチ14A~14E、ロック機構15A~15E、ロックスイッチ12、シルコンスイッチ16A~16D、第1通信装置17、第2通信装置18、ライトユニット19、放音ユニット20、及びイモビライザー装置21が接続する。
右PHD駆動部13A、右PSD駆動部13C、左PHD駆動部13B、左PSD駆動部13D、及びPTG駆動部13Eは、車両制御装置22ら制御信号を受信し、受信した制御信号に従って駆動する。
ドアスイッチ14A~14Eは、検出結果を示す信号を車両制御装置22に出力する。
ロック機構15A~15Eは、車両制御装置22から制御信号を受信し、受信した制御信号に従って、自身の状態を解錠状態又は施錠状態に切り替える。
シルコンスイッチ16A~16Dは、自身の状態を示す信号を車両制御装置22に出力する。本実施形態において、シルコンスイッチ16の各々には、シルコンスイッチ16の状態を示す信号を車両制御装置22に出力するための通信線が設けられている。
第1通信装置17は、車両制御装置22の制御に従って、第1通信装置17と交信可能な範囲に存在する携帯鍵2と通信する。
第2通信装置18は、車両制御装置22の制御に従って、携帯機器3と通信する。
ライトユニット19は、車両制御装置22の制御に従って、点灯及び消灯する。
放音ユニット20は、車両制御装置22の制御に従って、音を出力する。
イモビライザー装置21は、車両制御装置22の制御に従って、イモビライザー機能を有効又は無効にする。
プロセッサ200は、制御プログラム211を読み出して実行することにより、受付部201、ドア制御部202、ロック制御部203、施錠検出部204、ロック機能実行部205、及びセキュリティ制御部206として機能する。
受付部201は、ユーザUから、ドア11の施錠を指示するロック指示を受け付ける。受付部201は、第1受付部2011、第2受付部2012、及び第3受付部2013として機能する。
第1受付部2011は、ロックスイッチ12からロック指示を受け付ける。ロックスイッチ12は、ユーザUに操作されると、ロック指示を示すロック指示信号を車両制御装置22に出力する。第1受付部2011は、ロックスイッチ12からロック指示信号を受信することでロックスイッチ12からロック指示を受け付ける。
第2受付部2012は、携帯鍵2からロック指示を受け付ける。携帯鍵2は、ユーザUからロック指示を受け付けるボタンを有する。携帯鍵2は、第1通信装置17と通信する場合において当該ボタンが操作された場合、ロック指示信号を車両1に出力する。第2受付部2012は、第1通信装置17を介してロック指示信号を携帯鍵2から受信することで、携帯鍵2からロック指示を受け付ける。
第3受付部2013は、携帯機器3からロック指示を受け付ける。携帯機器3は、ユーザUの操作に基づいて、電子鍵アプリケーションプログラムの機能によりロック指示信号を車両1に出力する。第3受付部2013は、第2通信装置18を介してロック指示信号を携帯機器3から受信することで、携帯機器3からロック指示を受け付ける。
ドア制御部202は、右PHD駆動部13Aに制御信号を出力することによって右PHD駆動部13Aを制御し、右パワーヒンジドア11Aを閉状態から開状態、或いは、右パワーヒンジドア11Aを開状態から閉状態にする。ドア制御部202は、左PHD駆動部13Bに制御信号を出力することによって左PHD駆動部13Bを制御し、左パワーヒンジドア11Bを閉状態から開状態、或いは、左パワーヒンジドア11Bを開状態から閉状態にする。ドア制御部202は、右PSD駆動部13Cに制御信号を出力することによって右PSD駆動部13Cを制御し、右パワースライドドア11Cを閉状態から開状態、或いは、右パワースライドドア11Cを開状態から閉状態にする。ドア制御部202は、左PSD駆動部13Dに制御信号を出力することによって左PSD駆動部13Dを制御し、左パワースライドドア11Dを閉状態から開状態、或いは、左パワースライドドア11Dを開状態から閉状態にする。ドア制御部202は、PTG駆動部13Eに制御信号を出力することによってPTG駆動部13Eを制御し、パワーテールゲート11Eを閉状態から開状態、或いは、パワーテールゲート11Eを開状態から閉状態にする。
ロック制御部203は、ロック機構15A~15Eの各々に制御信号を出力することで、ロック機構15A~15Eの各々の状態を解錠状態又は施錠状態に切り替える。なお、シルコンスイッチ16は、ロック機構15の状態に対応する状態となる。すなわち、シルコンスイッチ16は、対応するロック機構15が解錠状態である場合に解錠状態になり、対応するロック機構15が施錠状態である場合に施錠状態になる。
施錠検出部204は、ドア11が施錠されているか否かを検出する。上述したように、本実施形態においてシルコンスイッチ16の各々には、シルコンスイッチ16の状態を示す信号が出力される通信線が設けられている。施錠検出部204は、当該電気線を介して、シルコンスイッチ16から信号を受信し、受信した信号に基づいてシルコンスイッチ16が施錠状態であるか否かを検出する。施錠検出部204は、ドア11ごとに、シルコンスイッチ16が施錠状態であるか否かを検出する。
ロック機能実行部205は、予約ロック機能を実行する。
予約ロック機能とは、開状態のパワースライドドア11Fを自動で閉状態にし、車両1の全てのドア11が閉状態になった後に車両1の全てのドア11を自動で施錠する機能である。
予約ロック機能は、ドア11が次の態様である場合に開始可能とされる。すなわち、予約ロック機能は、右パワーヒンジドア11A及び左パワーヒンジドア11Bが閉状態であり、且つ、右パワースライドドア11C及び左パワースライドドア11Dの少なくともいずれかが開状態である場合に、開始可能とされる。以下、このドア11の態様を、「開始可能態様」という。ロック機能実行部205は、ドアスイッチ14A~14Eが車両制御装置22に出力する信号に基づいて、ドア11の態様が開始可能態様であるか否かを判定する。
予約ロック機能は、ドア11が開始可能態様である場合において、携帯鍵2が車両1から所定距離内(例えば、1m~3m内)に存在するときにロックスイッチ12が操作された場合、又は、携帯鍵2からロック指示を受け付けた場合に、開始される。
ロック機能実行部205は、ドア11の態様が開始可能態様であると判定した後、携帯鍵2が車両1から所定距離内に存在し且つ受付部201がロックスイッチ12からロック指示を受け付けた場合、予約ロック機能を開始する。なお、ロック機能実行部205は、第1通信装置17を介して携帯鍵2と通信することにより、携帯鍵2が車両1から所定距離内に存在するか否かを判定する。
ロック機能実行部205は、ドア11の態様が開始可能態様であると判定した後、受付部201が携帯鍵2からロック指示を受け付けた場合も、予約ロック機能を開始する。
予約ロック機能において、ロック機能実行部205は、まず、予約ロック機能を開始したことを通知する音を放音ユニット20に出力させる。
次いで、予約ロック機能において、ロック機能実行部205は、開状態のパワースライドドア11Fのアウトハンドルが引かれると、開状態のパワースライドドア11Fを閉状態にする指示情報をドア制御部202に出力する。これにより、ドア制御部202は、開状態のパワースライドドア11Fを閉状態にする。
次いで、予約ロック機能において、ロック機能実行部205は、開状態のパワースライドドア11Fが閉状態になった場合、ドア11を施錠する指示情報をロック制御部203に出力する。これにより、ロック制御部203は、全てのドア11を施錠する。
次いで、予約ロック機能において、ロック機能実行部205は、ドア11を施錠すると、ドア11を施錠したことを通知する音を放音ユニット20に出力させる。また、ロック機能実行部205は、ドア11を施錠したことを通知する光をライトユニット19に出力させる。
セキュリティ制御部206は、車両1のセキュリティ機能を制御する。セキュリティ制御部206は、自身の動作状態を図3に示す遷移図に従って遷移させる。
図3は、セキュリティ制御部206の動作状態の遷移図である。
セキュリティ制御部206の動作状態は、解除状態J1、セット状態J2、スタンバイ状態J3、及びスタンバイ遷移待機状態J4を有する。
解除状態J1は、車両1のセキュリティ機能を無効にしている状態である。セキュリティ制御部206は、解除状態J1である場合、イモビライザー装置21のイモビライザー機能を無効にしている。
セット状態J2は、車両1のセキュリティ機能が有効にしている状態である。セキュリティ制御部206は、セット状態J2である場合、イモビライザー装置21のイモビライザー機能を有効にしている。
スタンバイ状態J3は、セット状態J2への遷移を待機している状態である。セキュリティ制御部206は、スタンバイ状態J3である場合、イモビライザー装置21のイモビライザー機能を無効にしている。
スタンバイ遷移待機状態J4は、スタンバイ状態J3への遷移を待機している状態である。セキュリティ制御部206は、スタンバイ遷移待機状態J4である場合、イモビライザー装置21のイモビライザー機能を無効にしている。
セキュリティ制御部206の動作状態の遷移態様は、シルコンスイッチ16の状態を車両制御装置22が検出可能であるか否かで異なる。本実施形態では、セキュリティ制御部206の動作状態は、スタンバイ遷移待機状態J4に遷移しない。
本実施形態において、解除状態J1からスタンバイ状態J3に遷移する条件は、全てのドア11の閉状態であることである。また、本実施形態において、スタンバイ状態J3からセット状態Jに遷移する条件は、全てのドア11が閉状態であり且つ全てのシルコンスイッチ16が施錠状態であることである。
[1-3.車両制御装置の動作]
次に、車両制御装置22の動作について説明する。
図4は、車両制御装置22の動作を示すフローチャートである。
図4に示す動作は、予約ロック機能の実行に係わる動作である。
ロック機能実行部205は、ドア11の態様が開始可能態様であるか否かを判定する(ステップSA1)。ロック機能実行部205は、ドア11の態様が開始態様でないと判定した場合(ステップSA1:NO)、再度、ステップSA1の判定を行う。
一方、ロック機能実行部205は、ドア11の態様が開始態様であると判定した場合(ステップSA1:YES)、ロック指示を受付部201が受け付けたか否かを判定する(ステップSA2)。
ロック機能実行部205は、ロック指示を受付部201が受け付けていないと判定した場合(ステップSA2:NO)、処理をステップSA1に戻す。
ロック機能実行部205は、ロック指示を受付部201が受け付けたと判定した場合(ステップSA2:YES)、ロックスイッチ12からロック指示を受け付けたか、携帯鍵2からロック指示を受け付けたか、携帯機器3からロック指示を受け付けたかを判定する(ステップSA3)。
ステップSA3の判定は、次のように行う。
ロック機能実行部205は、第1受付部2011がロック指示を受け付けた場合、ロックスイッチ12からロック指示を受け付けたと判定する。ロック機能実行部205は、第2受付部2012がロック指示を受け付けた場合、携帯鍵2からロック指示を受け付けたと判定する。ロック機能実行部205は、第3受付部2013がロック指示を受け付けた場合、携帯機器3からロック指示を受け付けたと判定する。
ロック機能実行部205は、携帯鍵2からロック指示を受け付けたと判定した場合(ステップSA3:携帯鍵)、予約ロック機能を実行する(ステップSA5)。
ロック機能実行部205は、ロックスイッチ12からロック指示を受け付けたと判定した場合(ステップSA3:ロックスイッチ)、携帯鍵2が車両1から所定距離内に存在するか否かを判定する(ステップSA4)。
ロック機能実行部205は、携帯鍵2が車両1から所定距離内に存在すると判定した場合(ステップSA4:YES)、予約ロック機能を実行する(ステップSA5)。
ロック機能実行部205は、携帯鍵2が車両1から所定距離内に存在しないと判定した場合(ステップSA4:NO)、予約ロック機能を実行しない(ステップSA6)。
ロック機能実行部205は、携帯機器3からロック指示を受け付けたと判定した場合(ステップSA3:携帯機器)、予約ロック機能を実行しない(ステップSA6)。
次に、予約ロック機能が開始した場合におけるセキュリティ制御部206の動作状態の遷移について、図5を参照して説明する。
図5は、セキュリティ制御部206の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。
タイミングチャートC1は、全てのドア11が開状態から閉状態になるタイミングを示している。タイミングチャートC2は、全てのドア11が閉状態になったことをロック機能実行部205が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC3は、全てのドア11が閉状態になったことをセキュリティ制御部206が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC4は、全てのシルコンスイッチ16が解錠状態から施錠状態になったタイミングを示している。タイミングチャートC5は、全てのシルコンスイッチ16が施錠状態になったことをセキュリティ制御部206が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC6は、ロック機能実行部205が施錠要求をロック制御部203に出力するタイミングを示している。タイミングチャートC7は、ロック制御部203がロック機構15に施錠を指示する制御信号(以下、「施錠制御信号」という)を出力するタイミングを示している。タイミングチャートC8は、セキュリティ制御部206の動作状態が遷移するタイミングを示している。
なお、図5に示すタイミングチャートの開始時点は、ロック機能実行部205が予約ロック機能を実行している。また、図5に示すタイミングチャートの開始時点は、セキュリティ制御部206の動作状態が解除状態J1である。
タイミングチャートC1で示すように、予約ロック機能において、全てのドア11は、タイミングT1で閉状態になる。全てのドア11が閉状態になると、タイミングチャートC2で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングT2において、全てのドア11が閉状態であることを検出する。タイミングT1とタイミングT2のタイミングの差は、ロック機能実行部205の検出周期により生じる差である。当該周期は、例えば40msに設定されている。ドア11が閉状態であることを検出すると、タイミングチャートC6で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングT2において、ロック制御部203に施錠要求を出力する。これにより、タイミングチャートC7で示すように、ロック制御部203は、タイミングT2において、施錠制御信号をロック機構15に出力する。タイミングT2において全てのドア11が閉状態であることをロック機能実行部205が検出すると、タイミングT2においては、スタンバイ状態J3に遷移する条件が成立する。そのため、タイミングチャートC8で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングT2において、動作状態を解除状態J1からスタンバイ状態J3に遷移させる。
タイミングチャートC4で示すように、予約ロック機能において、全てのシルコンスイッチ16は、タイミングT3で施錠状態になる。この後に、タイミングチャートC3で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングT4において、全てのドア11が閉状態であることを検出する。タイミングT1とタイミングT4のタイミングの差は、セキュリティ制御部206の検出周期によって生じる差である。当該周期は、例えば500msに設定されている。なお、ロック機能実行部205の検出周期よりセキュリティ制御部206の検出周期が長く設定されているのは、ドア11の閉、且つ、ドア11の施錠が確実に完了した後にセキュリティ機能を有効とするためである。
タイミングチャートC5で示すように、予約ロック機能において、セキュリティ制御部206は、タイミングT5において、全てのシルコンスイッチ16が施錠状態であることを検出する。タイミングT5において全てのシルコンスイッチ16が施錠状態であることが検出されると、タイミングT5においては、全てのドア11が閉状態であり、且つ、全てのシルコンスイッチ16の状態が施錠状態であることが確定する。よって、タイミングT5においてはセット状態J2に遷移する条件が成立し、タイミングチャートC8で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングT5において、動作状態をスタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移させる。
ところで、ドアスイッチ14A~14Eにはチャタリングと呼ばれる現象が生じ得る。チャタリングが発生すると、ドアスイッチ14A~14Eから出力される信号が短期間で閉状態と開状態とを繰り返すため、全てのドア11が閉状態であることを確定できない期間が生じる。しかしながら、本実施形態は、全てのドア11が閉状態であり、且つ、全てのシルコンスイッチ16が施錠状態であることを、スタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移する条件としている。そのため、チャタリングが発生した場合でも、セキュリティ制御部206は、チャタリングが解消した後に遷移条件が成立することで、動作状態をセット状態J2に遷移させることができる。つまり、本実施形態は、ドアスイッチ14A~14Eにチャタリングが発生した場合であっても、予約ロック機能の実行後に、車両1のセキュリティ機能を有効にできる。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態の構成について、第1実施形態と同じ構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2実施形態の車両1は、第1実施形態の車両1と比較して、シルコンスイッチ16A以外について、シルコンスイッチ16の状態を示す信号が出力される通信線が設けられていない。
[2-1.車両制御装置の構成]
図6は、第2実施形態の車両制御装置22の構成を示す図である。
第2実施形態の施錠検出部204は、シルコンスイッチ16Aの状態が施錠状態であるか否かを検出する。
ドア11の開閉状態を検出することでドアロックやセキュリティ機能を有効にするため、第2実施形態のセキュリティ制御部206は、ロック指示があった後、所定期間内(例えば500~600ms)に全てのドア11が閉状態になり、且つ、シルコンスイッチAが施錠状態になったことが確定すれば、セキュリティ機能を有効にする。これは、第1実施形態に記載の通り、ドア11が閉状態であることを検出する際に、ロック機能実行部205の検出周期(例えば40ms)、セキュリティ制御部の検出周期(例えば500ms)分の時間を要するためである。
第2実施形態のロック機能実行部205は、第1実施形態のロック機能実行部205と同様、ロックスイッチ12又は携帯鍵2からロック指示があった場合、予約ロック機能を実行し、携帯機器3からロック指示があった場合、予約ロック機能を実行しない。
第2実施形態のセキュリティ制御部206は、ロックスイッチ12又は携帯鍵2からロック指示があった場合、ロック指示があってから所定期間内に、全てのドア11が閉状態になり、且つ、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になったことを条件にセキュリティ機能を有効にする。より具体的には、第2実施形態のセキュリティ制御部206は、ロック指示に伴ってロック制御部203がロック機構15に施錠制御信号を出力してから、所定期間内に、全てのドア11が閉状態になり、且つ、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になったことを条件にセキュリティ機能を有効にする。但し、第2実施形態のセキュリティ制御部206は、予約ロック機能が実行された場合は、全てのドア11が閉状態になり、且つ、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になったことを条件にセキュリティ機能を有効にする。また、第2実施形態のセキュリティ制御部206は、携帯機器3からロック指示があった場合、ロック指示があってから所定期間内に、全てのドア11が閉状態になり、且つ、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になったことが確定したことを条件にセキュリティ機能を有効にする。
本実施形態は、シルコンスイッチ16A以外のシルコンスイッチ16の状態を車両制御装置22が検出できない構成である。そのため、セキュリティ制御部206の動作状態は、スタンバイ遷移待機状態J4に遷移する構成とされる。本実施形態において、セキュリティ制御部206の動作状態は、解除状態J1から直接、スタンバイ状態J3に遷移しない構成とされる。
本実施形態において、解除状態J1からスタンバイ遷移待機状態J4に遷移する条件は、何れかのドア11が開状態で、ロックスイッチ12または携帯機2からロック指示がありロック制御部203からロック機構15に施錠信号を出力したことである。また、本実施形態において、スタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移する条件は、ロックスイッチ12又は携帯鍵2からのロック指示の場合、全てのドア11が閉状態であることが確定したことである。一方、携帯機器3からのロック指示の場合、スタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移する条件は、所定期間内に、全てのドア11が閉状態になったことが確定したことである。また、本実施形態において、スタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移する条件は、全てのドア11が閉状態であり、且つ、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になることである。なお、スタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移する条件は、全てのドア11が閉状態であることとしてもよい。
[2-2.車両制御装置の動作]
第2実施形態の車両制御装置22は、予約ロック機能の開始に係わる動作については第1実施形態の車両制御装置22の動作と同様の動作を実行する。
次に、予約ロック機能が開始した後のセキュリティに関する車両1の状態の遷移タイミングについて説明する。
図7は、セキュリティ制御部206の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。
タイミングチャートC9は、シルコンスイッチ16Aが施錠状態になったことをセキュリティ制御部206が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC10は、全てのドア11が開状態から閉状態になるタイミングを示している。タイミングチャートC11は、全てのドア11が閉状態になったことをロック機能実行部205が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC12は、全てのドア11が閉状態になったことをセキュリティ制御部206が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC13は、ロック機能実行部205がロック制御部203に施錠要求の出力するタイミングを示している。タイミングチャートC14は、ロック制御部203がロック機構15に施錠制御信号を出力するタイミングを示している。タイミングチャートC15は、セキュリティ制御部206の動作状態が遷移するタイミングを示している。
なお、図7に示すタイミングチャートの開始時点は、ロック機能実行部205が予約ロック機能を実行している。また、図7に示すタイミングチャートの開始時点は、セキュリティ制御部206の動作状態が解除状態J1である。
タイミングチャートC10で示すように、予約ロック機能において、全てのドア11は、タイミングTAで閉状態になる。全てのドア11が閉状態になると、タイミングチャートC11で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングTBにおいて、全てのドア11が閉状態であることを検出する。タイミングTAとタイミングTBのタイミングの差は、ロック機能実行部205の検出周期により生じる差である。当該周期は、例えば40msに設定されている。全てのドア11が閉状態であることを検出すると、タイミングチャートC13で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングTBにおいて、ロック制御部203に施錠要求を出力する。これにより、タイミングチャートC14で示すように、ロック制御部203は、タイミングTBにおいてロック機構15に施錠制御信号を出力する。全てのドア11が閉状態であることをロック機能実行部205が検出すると、タイミングTBにおいては、スタンバイ状態J3に遷移する条件が成立する。そのため、タイミングチャートC15で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングTBにおいて、動作状態を解除状態J1からスタンバイ状態J3に遷移させる。
タイミングチャートC12で示すように、予約ロック機能において、セキュリティ制御部206は、タイミングTCにおいて、全てのドア11が閉状態であることを検出する。タイミングTAとタイミングTCとのタイミング差は、セキュリティ制御部205の検出周期による差である。当該差は、例えば500msに設定されている。セキュリティ制御部206は、タイミングTCで全てのドア11が開状態であることを検出すると、タイミングTCでは、全てのドア11が閉状態であることが確定される。よって、タイミングTCにおいては、スタンバイ状態J3に遷移する条件が成立する。そのため、タイミングチャートC15で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングTCにおいて、動作状態をスタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移させる。タイミングチャートC9で示すように、タイミングTDにおいて、セキュリティ制御部206は、シルコンスイッチ16Aが施錠状態であることを検出する。これにより、タイミングTDにおいては、スタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移する条件が成立する。よって、セキュリティ制御部206は、タイミングTDにおいて、動作状態をスタンバイ状態J3からセット状態J2に遷移させる。
第1実施形態で説明したように、ドアスイッチ14A~14Eにはチャタリングと呼ばれる現象が生じ得る。ここで、仮に、スタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移する条件が携帯機器3からロック指示を受け付けた場合と同じ条件であると、チャタリングの発生によって、セキュリティ制御部206は、動作状態をスタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移させることができない可能性がある。図8を参照して、このことについて説明する。
図8は、セキュリティ制御部206の動作状態の遷移を説明するためのタイミングチャートである。
タイミングチャートC16は、全てのドア11が開状態及び閉状態になるタイミングを示している。タイミングチャートC17は、全てのドア11が閉状態になったことをロック機能実行部205が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC18は、全てのドア11が閉状態になったことをセキュリティ制御部206が検出するタイミングを示している。タイミングチャートC19は、ロック機能実行部205の施錠要求をロック制御部203に出力するタイミングを示している。タイミングチャートC20は、ロック制御部203がロック機構15に施錠制御信号を出力するタイミングを示している。タイミングチャートC21は、スタンバイ状態J2への遷移条件である所定期間の経過を示している。タイミングチャートC22は、セキュリティ制御部206の動作状態が遷移するタイミングを示している。
なお、図8に示すタイミングチャートの開始時点は、ロック機能実行部205が予約ロック機能を実行している。また、図8に示すタイミングチャートの開始時点は、セキュリティ制御部206の動作状態が解除状態J1である。
タイミングチャートC16で示すように、予約ロック機能において、全てのドア11は、タイミングTEで閉状態になる。全てのドア11が閉状態になると、タイミングチャートC17で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングTFにおいて、全てのドア11が閉状態であることを検出する。全てのドア11が閉状態であることが検出されると、タイミングチャートC19で示すように、ロック機能実行部205は、タイミングTFにおいて、ロック制御部203に施錠要求を出力する。これにより、タイミングチャートC20で示すように、ロック制御部203は、タイミングTFにおいてロック機構15に施錠制御信号を出力する。ロック機構15に施錠の信号を出力すると、タイミングチャートC22で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングTFにおいて、動作状態を解除状態J1からスタンバイ遷移待機状態J4に遷移させる。また、タイミングチャートC21で示すように、セキュリティ制御部206は、タイミングTFにおいて、スタンバイ状態J3へ遷移させることが可能な所定期間のカウントを開始する。図8では、当該所定期間として500msを例示している。
図8では、タイミングTGからタイミングTHの間でチャタリングが発生する場合を示している。チャタリングが発生すると、セキュリティ制御部206は、チャタリングが発生している間、全てのドア11が閉状態であることを確定できない。セキュリティ制御部206は、所定の検出周期(例えば、500ms)で全てのドア11が開状態であるか否かを検出する。そのため、検出タイミングとチャタリングが発生している期間とが重なってしまうと、全てのドア11が閉状態であること検出するタイミングは、遅延する。図8では、この遅延によって、ドア11が閉状態であることをセキュリティ制御部206が検出する前に、タイミングTIにおいて、スタンバイ状態J3へ遷移させることが可能な所定期間のカウントが終了する。そのため、タイミングチャートC22で示すように、セキュリティ制御部206は、ドア11が閉状態であることを確定できずに当該所定期間が経過するため、動作状態をスタンバイ遷移待機状態J4から解除状態J1に遷移させる。第2実施形態では、解除状態J1からセット状態J2に遷移するためには、スタンバイ遷移待機状態J4を経由してスタンバイ遷移状態J3に遷移する必要がある。そのため、セキュリティ制御部206は、スタンバイ状態J3に遷移させることが可能な所定期間のカウントが終了した後に、全てのドア11の閉状態を検出したとしても、動作状態をセット状態J2に遷移させることができない。
以上、図8を参照して説明したように、スタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移する条件が携帯機器3からロック指示を受け付けた場合と同じ条件であると、チャタリングの発生によって、セキュリティ制御部206は、動作状態をスタンバイ遷移待機状態J4からスタンバイ状態J3に遷移させることができない可能性がある。しかしながら、本実施形態では、予約ロック機能を実行する場合においては、スタンバイ状態J3に遷移させることが可能な所定期間を考慮しない。そのため、セキュリティ制御部206は、チャタリングによって全てのドアが閉状態であることが確定できない期間が発生したとしても、当該期間の経過後に、車両の全てのドア11が閉状態であることを検出できる。よって、本実施形態は、第1実施形態と同様、予約ロック機能の実行後、車両1のセキュリティ機能を有効にできる。
[3.他の実施形態]
上述した実施形態は、あくまでも一態様を示すものであり任意に変形及び応用が可能である。
上述した実施形態では、車両1のセキュリティ機能としてイモビライザー機能を例示した。しかしながら、車両1のセキュリティ機能は、イモビライザー機能に限定されない。
上述した実施形態では、「操作デバイス」としてロックスイッチ12を例示した。しかしながら、本開示の「操作デバイス」は、スイッチに限定されず、タッチセンサなどのユーザUの操作を検出するデバイスであればよい。
上述した実施形態は、予約ロック機能において開状態から閉状態になるドア11としてパワースライドドア11Fを例示した。しかしながら、予約ロック機能において開状態から閉状態になるドア11は、パワースライドドア11Fに限定されず、右パワーヒンジドア11Aでも左パワーヒンジドア11Bでもよい。
プロセッサ200は、複数のプロセッサにより構成されてもよいし、単一のプロセッサで構成されてもよい。プロセッサ200は、上述したプロセッサ200の機能部を実現するようプログラムされたハードウェアでもよい。この場合、プロセッサ200は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成される。
また、図1に示した車両1の各部は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、車両1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図4に示す動作のステップ単位は、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
制御プログラム211は、可搬型の情報記録媒体に制御プログラム211を記録させた状態で実現することも可能である。情報記録媒体は、ハードディスク等の磁気的記録媒体、CD等の光学的記録媒体、USB(Universal Serial Bus)メモリやSSD(Solid State Drive)等の半導体記憶デバイスが挙げられるが、その他の記録媒体を用いることも可能である。
[4.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)
車両を制御する車両制御装置であって、前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付ける受付部と、前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行するロック機能実行部と、を備え、前記ロック機能実行部は、前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、又は、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、前記受付部が前記携帯鍵以外の携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、車両制御装置。
構成1の車両制御装置によれば、携帯鍵又は操作デバイスからのロック指示で予約ロック機能を実行し、携帯鍵以外の携帯機器からのロック指示では予約ロック機能が実行しないため、ロック指示を行ったユーザと車両との距離に応じて予約ロック機能の実行を制御できる。よって、車両制御装置は、第三者が車両に進入する可能性を低減しつつ車両のドアを自動で施錠できる。
(構成2)
前記受付部は、LF(Low Frequency)/RF(Radio Frequency)アンテナによって通信する第1通信装置を介して、前記携帯鍵から前記ロック指示を受け付け、前記第1通信装置より交信距離が長い第2通信装置を介して、前記携帯機器から前記ロック指示を受け付ける、構成1に記載の車両制御装置。
構成2の車両制御装置によれば、外部機器と通信する通信装置の交信距離に応じて予約ロック機能の実行を制御できるようになり、適切に、第三者が車両に進入する可能性を低減しつつ車両のドアを自動で施錠できる。
(構成3)
前記車両のドアが施錠されたことを検出する施錠検出部と、前記車両の全てのドアが施錠されたことを前記施錠検出部が検出したことを条件に、前記車両のセキュリティ機能を有効にするセキュリティ制御部と、を備える、構成1又は構成2に記載の車両制御装置。
構成3の車両制御装置によれば、車両の全てのドアが施錠されたことを条件に車両のセキュリティ機能が有効になる。そのため、チャタリングなどの要因によって全てのドアが閉状態であることが確定できない期間が発生したとしても、当該期間の経過後に、車両の全てのドアが施錠されたことを検出できる。よって、予約ロック機能の実行後、確実に車両のセキュリティ機能を有効にできる。
(構成4)
前記車両のドアを施錠するロック機構に施錠を指示する制御信号を出力するロック制御部と、前記ロック制御部が前記制御信号を出力した後、所定期間内に、前記車両の全てのドアが閉状態であることが確定したことを条件に、前記車両のセキュリティ機能を有効にするセキュリティ制御部と、を備え、前記セキュリティ制御部は、前記予約ロック機能において、前記車両の全てのドアが閉状態になったことが確定したことを条件に前記車両のセキュリティ機能を有効にする、構成1又は構成2に記載の車両制御装置。
所定期間内に全てのドアが閉状態であることが確定したことを条件に、車両のセキュリティ機能を有効にする構成では、チャタリングなどの要因よってドアが閉状態であることが確定できない期間が発生すると、当該所定期間内で全てのドアが閉状態であることを確定できない場合がある。しかしながら、構成4の車両制御装置によれば、予約ロック機能においては、全てのドアが閉状態になったことが車両のセキュリティ機能を有効にする条件となる。そのため、予約ロック機能が行われた際には、チャタリングなどの要因によって全てのドアが閉状態であることが確定できない期間が発生したとしても、当該期間の経過後に、車両の全てのドアが閉状態であることを検出できる。よって、予約ロック機能の実行後、確実に車両のセキュリティ機能を有効にできる。
(構成5)
車両を制御する車両制御装置の制御方法であって、前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付けた場合、前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付ステップで前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行し、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、前記携帯鍵以外の携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、車両制御装置の制御方法。
構成5の車両制御装置の制御方法によれば、構成1の車両制御装置の効果と同様の効果を奏する。
(構成6)
車両を制御する車両制御装置のプロセッサであって、前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付ける受付部と、前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行するロック機能実行部として機能させ、前記ロック機能実行部は、前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、又は、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、前記受付部が前記携帯鍵以外の携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、プログラム。
構成6のプログラムによれば、構成1の車両制御装置の効果と同様の効果を奏する。
1…車両、2…携帯鍵、3…携帯機器、11…ドア、11A…右パワーヒンジドア、11B…左パワーヒンジドア、11C…右パワースライドドア、11D…左パワースライドドア、11E…パワーテールゲート、11F…パワースライドドア、12…ロックスイッチ(操作デバイス)、15…ロック機構、22…車両制御装置、171…LF/RFアンテナ、200…プロセッサ、201…受付部、202…ドア制御部、203…ロック制御部、204…施錠検出部、205…ロック機能実行部、206…セキュリティ制御部、210…メモリ、211…制御プログラム(プログラム)、2011…第1受付部、2012…第2受付部、2013…第3受付部。

Claims (6)

  1. 車両を制御する車両制御装置であって、
    前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付ける受付部と、
    前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行するロック機能実行部と、を備え、
    前記ロック機能実行部は、
    前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、又は、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、
    前記受付部が前記携帯鍵以外のであって前記車両の電子鍵として機能する携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、
    車両制御装置。
  2. 前記受付部は、
    LF(Low Frequency)/RF(Radio Frequency)アンテナによって通信する第1通信装置を介して、前記携帯鍵から前記ロック指示を受け付け、
    前記第1通信装置より交信距離が長い第2通信装置を介して、前記携帯機器から前記ロック指示を受け付ける、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記車両のドアが施錠されたことを検出する施錠検出部と、
    前記車両の全てのドアが施錠されたことを前記施錠検出部が検出したことを条件に、前記車両のセキュリティ機能を有効にするセキュリティ制御部と、を備える、
    請求項1又は2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両のドアを施錠するロック機構に施錠を指示する制御信号を出力するロック制御部と、
    前記ロック制御部が前記制御信号を出力した後、所定期間内に、前記車両の全てのドアが閉状態であることが確定したことを条件に、前記車両のセキュリティ機能を有効にするセキュリティ制御部と、を備え、
    前記セキュリティ制御部は、前記予約ロック機能において、前記車両の全てのドアが閉状態になったことが確定したことを条件に前記車両のセキュリティ機能を有効にする、
    請求項1又は2に記載の車両制御装置。
  5. 車両を制御する車両制御装置の制御方法であって、
    前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付けた場合、前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行し、
    前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、
    前記携帯鍵以外のであって前記車両の電子鍵として機能する携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、
    車両制御装置の制御方法。
  6. 車両を制御する車両制御装置のプロセッサを、
    前記車両のドアを施錠するロック指示を受け付ける受付部と、
    前記車両のいずれかのドアが開状態であり且つ前記車両のいずれかのドアが閉状態である場合に前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、開状態の前記車両のドアを閉状態にし、前記車両の全てのドアが閉状態になった場合に前記車両の全てのドアを施錠する予約ロック機能を実行するロック機能実行部として機能させ、
    前記ロック機能実行部は、
    前記車両のユーザに使用される携帯鍵から前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、又は、前記携帯鍵が前記車両から所定距離内に存在する場合に前記車両に設置される操作デバイスから前記受付部が前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行し、
    前記受付部が前記携帯鍵以外のであって前記車両の電子鍵として機能する携帯機器から前記ロック指示を受け付けた場合、前記予約ロック機能を実行しない、
    プログラム。
JP2022044332A 2022-03-18 2022-03-18 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム Active JP7470727B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022044332A JP7470727B2 (ja) 2022-03-18 2022-03-18 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム
CN202310086305.8A CN116767135A (zh) 2022-03-18 2023-02-01 车辆控制装置、车辆控制装置的控制方法以及记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022044332A JP7470727B2 (ja) 2022-03-18 2022-03-18 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023137902A JP2023137902A (ja) 2023-09-29
JP7470727B2 true JP7470727B2 (ja) 2024-04-18

Family

ID=87993702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022044332A Active JP7470727B2 (ja) 2022-03-18 2022-03-18 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7470727B2 (ja)
CN (1) CN116767135A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215793A (ja) 2008-03-11 2009-09-24 Honda Motor Co Ltd 車両用電子キーシステム
JP2016017368A (ja) 2014-07-10 2016-02-01 株式会社東海理化電機製作所 ロックシステム、ロック装置
JP2018150734A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両ドア制御装置
JP2020111283A (ja) 2019-01-16 2020-07-27 本田技研工業株式会社 ドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法
JP2021025394A (ja) 2019-08-09 2021-02-22 日本電産モビリティ株式会社 車両制御装置、車両制御システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215793A (ja) 2008-03-11 2009-09-24 Honda Motor Co Ltd 車両用電子キーシステム
JP2016017368A (ja) 2014-07-10 2016-02-01 株式会社東海理化電機製作所 ロックシステム、ロック装置
JP2018150734A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両ドア制御装置
JP2020111283A (ja) 2019-01-16 2020-07-27 本田技研工業株式会社 ドアロック制御装置およびドアロック制御装置による施錠方法
JP2021025394A (ja) 2019-08-09 2021-02-22 日本電産モビリティ株式会社 車両制御装置、車両制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023137902A (ja) 2023-09-29
CN116767135A (zh) 2023-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10510200B2 (en) System and method for providing hands free operation of at least one vehicle door
CN100585645C (zh) 车载设备控制系统
EP1894795B1 (en) Keyless entry system
JP2010255347A (ja) 車両のキーレスエントリー装置
JP2006028838A (ja) 車両ドア遠隔操作システム
US10815717B2 (en) System and method for providing hands free operation of at least one vehicle door
JP2006233533A (ja) 車両用遠隔操作装置
JP2000297569A (ja) 電子閉鎖システム
CN110259323A (zh) 汽车车门控制方法、电子设备及汽车
JP4039198B2 (ja) 施解錠装置
JP7470727B2 (ja) 車両制御装置、車両制御装置の制御方法、及びプログラム
EP3037614B1 (en) Control device and control system for vehicle opening/closing body
JP2009227066A (ja) 車両の制御装置
KR20210045068A (ko) 차량용 도어 제어장치 및 방법
CN114347948A (zh) 车辆控制方法、装置、设备、介质及程序产品
JP2010222810A (ja) 車両のキーレスエントリー装置
JP5640518B2 (ja) 車載用ecu
JP7075389B2 (ja) 車両制御システム
JP2022168790A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、車両制御プログラム、車両制御システム、及び通信端末
EP3617011B1 (en) Electronic key and method for operating an electronic key
JP4797424B2 (ja) 車載通信装置および方法
KR20220089522A (ko) 전기차용 전원 제어 시스템 및 방법
JP2015218523A (ja) 車両用制御装置
JP6300537B2 (ja) 車両用ドアの制御装置
JP4912040B2 (ja) 制御方法、車載システム及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7470727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150