JP2002054331A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

Info

Publication number
JP2002054331A
JP2002054331A JP2000239466A JP2000239466A JP2002054331A JP 2002054331 A JP2002054331 A JP 2002054331A JP 2000239466 A JP2000239466 A JP 2000239466A JP 2000239466 A JP2000239466 A JP 2000239466A JP 2002054331 A JP2002054331 A JP 2002054331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable device
signal
control
authentication code
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000239466A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Yamashita
収司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2000239466A priority Critical patent/JP2002054331A/ja
Publication of JP2002054331A publication Critical patent/JP2002054331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体機20(車載機)と携帯機10間で双方
向無線通信を行い、所定の携帯機であることの照合確認
をした上で車両ドアの自動開錠等を行う制御装置(パッ
シブエントリー装置)において、動作信頼性の向上等を
図る。 【解決手段】 携帯機10が、リクエスト信号を受信す
ると、予め登録された認証コードを含むアンサー信号を
周波数切り替え方式で無線送信し、一方本体機20が、
ドアノブセンサ31などの検出手段の検出結果に基づい
てリクエスト信号を送信し、その後に前記アンサー信号
を周波数切り替え方式で受信する動作を実行し、受信し
たアンサー信号に含まれる認証コードの照合判定を行
い、この判定結果が肯定的であれば、例えば車両ドアの
自動開錠制御を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエントリー
システムなどにおいて、認証コードの照合確認(いわゆ
るID認証)を伴う制御動作(例えば車両のドアの開錠
動作)を使用者のめんどうな操作を要することなく実現
する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御装置を含むシステム
としては、例えば、近年では広く普及している車両のキ
ーレスエントリーシステムがある。これは、使用者が携
帯可能な携帯機と、制御対象側(この場合、車両側)に
設置された本体機(この場合、車載機)とを有し、これ
らの間で無線通信により認証コードの照合確認を行い、
この照合結果が一致であることを必要条件として、前記
本体機の制御により所定の制御対象(この場合、車両ド
アの錠装置)の所定の動作(開錠動作や施錠動作)を実
現するものである。そして、このようなシステムの初期
的かつ一般的なものは、いわゆるリモートキーレスエン
トリシステムと呼ばれるもので、携帯機に設けられた特
定のボタンなどを使用者が操作することで、携帯機から
認証コードや操作情報(例えば車両ドアの開錠指令)を
含む特定の操作信号が無線送信され、これを受信した本
体機がその受信信号中に含まれる認証コードが予め本体
機に設定されている認証コードに対応していることを確
認した上で(即ち、照合確認した上で)、所定の制御対
象を制御するための所定の制御処理(例えば、車両ドア
の開錠のための制御信号出力)を行う構成、即ち、携帯
機(この場合、送信機)から本体機(この場合、受信
機)への一方向の通信のみが行われる単方向通信式のも
のである。なお、上述した携帯機のボタンなどの操作手
段は、1個だけの場合もあるし、複数設けられて複数の
操作(例えば、車両ドアの施開錠の他、トランクの開
錠、エンジンの始動等)が可能なものもある。そして、
このような単方向通信式のもの(リモートキーレスエン
トリシステム)は、上述したように、必ず使用者のなん
らかの操作をきかっけとして信号を送信する構成である
(即ち、使用者の意識的ななんらかの操作が必ず必要と
なる)ため、使用者の利便性を高めるには限界がある。
【0003】そこで近年では、携帯機と本体機との間で
双方向通信を行って、必要な照合確認を行った上で制御
対象の動作を実現するより高度な装置が提案され一部実
用化されつつある。例えば、車両のキーレスエントリー
システムとしては、通信可能範囲に入った携帯機が、本
体機から送信されるリクエスト信号を受信すると、認証
コードを含む信号を本体機に対して送信する双方向通信
式のものが登場している。このような双方向通信式のも
のでは、前記リクエスト信号をきっかけ(トリガ)とし
て認証コードを含むアンサー信号を本体機に対して自動
送信することが可能となるので、使用者がなんら操作を
しなくても、制御対象の所定の動作を実現することがで
きる。例えば、車両のエントリーシステムでは、携帯機
を携帯した使用者が対応する本体機を搭載した特定の車
両のドアに近づくだけで、上記双方向通信が成立して施
錠状態にあったそのドアの錠装置に開錠指令が自動的に
出力され、自動的に車両ドアが開錠されるといったこと
が可能となる。なお、このように基本的に使用者の意識
的な操作を要さず車両ドアの開錠又は施錠動作を実現す
るより利便性の高いエントリーシステムは、一般的なキ
ーレスエントリーシステムの発展型として、パッシブエ
ントリーシステム(或いは、スマートエントリーシステ
ム)などと呼ばれ、車両の商品価値を高めるものとして
市場ニーズが高まっている。ところで、このパッシブエ
ントリーシステムなどのシステムにおける制御装置(本
体機と携帯機とを含む装置)では、認証コードを含む信
号(前記操作信号やアンサー信号など)の携帯機から本
体機への送受信は、従来一定の周波数で行われていた。
また、認証コードなどの送信情報量を十分確保するなど
のために、この認証コードを含む信号の送受信は、高周
波(例えば、300MHz帯)で行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、使用環境下
での電波状況によっては、例えば他の電磁波やノイズな
どの影響を受けて、特に携帯機から車載機に対する通信
ができなくなる恐れがあった。そして、このような通信
障害によって通信が不能になると、パッシブエントリー
システムでは、ユーザが通常のキーを取り出して機械的
に車両ドアの施錠や開錠を行う必要があり、せっかくの
利便性が極端に低下してしまう。あるいは、通常のキー
を持ち歩いていないユーザの場合には、最悪ドアの施錠
や開錠或はエンジンの始動等ができなくなる問題が生じ
る。そこで本発明は、前述したような双方向通信式の制
御装置であって、特に携帯機から本体機への通信が信頼
性高く成立して、高い利便性が確実に発揮できる制御装
置を提供することを目的としている。
【0005】なお、リモートキーレスエントリシステム
などの単方向通信式のものでは、携帯機から認証コード
を含む信号を送信する場合に、複数の周波数を切り替え
て使用する方式(いわゆる周波数ホッピングを行う構
成)も提案されている。しかし、この周波数切り替え方
式の場合、車載機には、周波数切り替えができる高周波
受信回路、即ち周知のPLL(位相同期ループ)回路や
局部発信回路を含む高周波受信回路が必要であるととも
に、さらに受信動作時の車載機の消費電流が増加する不
利がある。そして、リモートキーレスエントリシステム
では、いつ携帯機から操作信号が送信されるのか車載機
側ではわからないため、例えば図3(a)に示すよう
に、車載機は常時受信動作を間欠的に継続して実行し、
携帯機側ではこの受信間隔Tよりも大きなフレーム長を
持つ信号を送信する必要がある。このため、リモートキ
ーレスエントリシステムで周波数切り替え方式を単純に
採用しようとすると、車載機において消費電力の大きな
受信動作を常時継続的に実行する必要があり、車両のバ
ッテリー寿命の制約を満足できない問題があった。ちな
みに、図3(b)に示すように、複数の局部発振回路を
同時に動作させずに周波数切り替えを前記発信間隔T毎
に行う場合には、図3(a)の場合に対する消費電流増
加を回避可能であるが、送信データのフレーム長が2倍
の大きさになるため、携帯機の操作から所定の制御対象
の動作(例えば、車両ドアの開錠動作)が実行されるま
での遅れ時間(応答時間)がその分だけ長くなり、使い
勝手が悪くなる問題がある。したがって、リモートキー
レスエントリシステムの実際の製品で周波数切り替え方
式を採用している例はほとんどない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による制御装置
は、使用者が携帯可能な携帯機と、制御対象を含む物に
搭載、付設、又は接続され、前記携帯機との間で無線通
信を行って所定の携帯機であることを照合確認した上で
制御対象の所定の動作を実現するための制御処理を実行
する本体機とを有する制御装置であって、前記制御対象
の所定の動作に関連する前記携帯機、使用者又は前記物
の動作を検出する検出手段を備え、前記携帯機が、前記
本体機から無線送信されるリクエスト信号を受信するこ
とを条件として、予め登録された認証コードを含むアン
サー信号を周波数切り替え方式で無線送信する機能を有
し、前記本体機が、前記検出手段の検出結果に基づいて
前記リクエスト信号を無線送信し、このリクエスト信号
の送信後に前記アンサー信号を周波数切り替え方式で受
信する動作を実行し、前記アンサー信号を受信すると、
受信したアンサー信号に含まれる認証コードが予め登録
された認証コードに対応しているか否かを判定し、この
判定結果が肯定的であれば、前記照合確認がなされたと
する機能を有するものである。
【0007】この発明によれば、例えば、所定の携帯機
を携帯した使用者の身体が、制御対象を含む物(例え
ば、車両)のなんらかの動作(例えば、車両ドアの開錠
と開動)を実現すべく、制御対象を含む物の特定個所
(例えば、車両のドアノブ)に接近したことを検出手段
が検出すると、本体機が、この検出手段の検出結果に基
づいてリクエスト信号を無線送信する。すると、このリ
クエスト信号を受信した携帯機は、予め登録された認証
コードを含むアンサー信号を周波数切り替え方式で無線
送信し、一方本体機は、前記リクエスト信号の送信後に
前記アンサー信号を周波数切り替え方式で受信する動作
を実行し、前記アンサー信号を受信すると、受信したア
ンサー信号に含まれる認証コードが予め登録された認証
コードに対応しているか否かを判定し、この判定結果が
肯定的であれば、前記照合確認がなされたとし、所定の
制御処理(例えば、車両ドアを開錠する制御信号出力)
を実行する。
【0008】即ち本発明では、制御対象の所定の動作の
前提となる認証コードを含むアンサー信号の携帯機から
本体機への送受信動作が、前記リクエスト信号の送受信
実行後のタイミングで開始される周波数切り替え方式の
通信によって行われる。このため、一つのチャンネル
(特定の周波数)でノイズ等による通信障害が発生して
も、他のチャンネルで通信が成立する可能性が極めて高
く、電波状況に無関係に認証コードを含むアンサー信号
の送受信が極めて確実に実行される。したがって、通信
の信頼性が格段に向上し、双方向通信式の制御装置とし
ての高い利便性が確実に発揮できる。しかも、周波数切
り替え方式の通信動作は、前記リクエスト信号の送受信
実行後のタイミングで開始されるため、例えば前記アン
サー信号の送受信が成立した時点でその都度停止させる
ようにすれば、常時継続的に実行する必要はなく、必要
な時に必要最低限の時間だけ行われることになる。この
ため、消費電流の大きな周波数切り替え方式の受信動作
を本体機側で継続的に行うことによって、例えば車両の
バッテリー寿命の制約を満足できないなどの、消費電力
面での問題も起こらないし、この消費電力増の問題に対
処するために応答性が低下してしまう問題も発生しな
い。
【0009】なおここで、「制御対象を含む物」は、制
御対象自体である場合も当然あり、具体的には、例えば
車両(四輪車や二輪車)や小型飛行機などの乗物、機
械、機器、建造物又は設備などがあり得る。また、「制
御対象の所定の動作」には、例えば、乗物等のドアやト
ランク或いは盗難防止装置等の開錠又は施錠、或いは乗
物の搭載物(エンジン等)の稼働又はその稼働許可など
がある。なお、乗物の搭載物としては、例えば、エンジ
ンやモータ等の駆動源、トランスミッションなどの駆動
機構、エアコン、オーディオ、ナビゲーションシステ
ム、照明等があり得る。このうち、例えば駆動源や駆動
機構については、本発明が適用されて照合確認が必要と
なれば、第3者が容易に稼働操作(例えば、エンジン始
動操作)できなくなるため、特に乗物自体の盗難防止に
役立つ。また、「検出手段」としては、例えば、前記制
御対象が車両ドアの錠装置である場合のドアノブセンサ
(ドアノブへの使用者の手などの接近や接触を検出する
センサ)やドアノブ作動センサ(ドアノブの作動を検出
するセンサ)、又はドア開閉センサ(ドアの開閉を検出
するセンサ)などがあり得る。また、前記制御対象が車
両の駆動源である場合(前記所定の動作がこの駆動源の
始動等である場合)には、例えば、車両の運転席に携帯
機を携帯した使用者(運転者)が着座したこと、或いは
使用者が車両の操作具(ハンドルやブレーキペダル等)
に手や足を近づけたことなどを検出するセンサがあり得
る。また、「検出手段」として、携帯機や使用者の本体
機又は前記物に対する相対移動(接近や後退)を検出す
るセンサ等を設けてもよい。
【0010】また、「リクエスト信号」は、通常の通信
用周波数で送信される信号でもよいが、携帯機に電力伝
送するための低周波の電磁波として本体機より無線送信
されるものであることが好ましい。即ち、例えばパッシ
ブエントリーシステムとしては、本体機から携帯機に向
けて100〜150kHz程度の低周波電磁波を出力す
る第1の方式(本体機から携帯機に対して電力伝送を行
う場合)と、300MHz帯(UHFバンド)の高周波
電磁波を出力する第2の方式(前記電力伝送を行わない
場合)の、大きく分けて2通りの方式があり、本発明は
基本的にはいずれの方式でもよい。但し、電力伝送によ
って携帯機の消費電力を節約するとともに、本体機から
携帯機に対する通信の信頼性をも高く確保して、装置全
体の動作信頼性を特に高めるためには、ノイズ等の影響
を受け難くしかも電力伝送が可能な低周波を使用する第
1の方式が好ましい。ここで、上記第1の方式は、携帯
機が本体機から送信される電磁波を検波・整流して電源
とし、電源としての電磁波が供給されたら(即ち、電力
伝送を受けたら)、この電磁波をリクエスト信号として
扱って携帯機が認証コードを含むアンサー信号を本体機
に対して返信するものである。なお、この第1の方式と
しては、携帯機で必要な電力を全て本体機からの電力伝
送でまかなうタイプ(内蔵電池が不要なもの)と、例え
ば電力伝送の電力を内蔵回路の起動用としてのみ使用し
てその後の電力(例えば、アンサー信号の送信用電力)
を内蔵電池によってまかなうものとが原理的には可能で
ある。一方、第2の方式は、携帯機が、内蔵電池のみを
通信用電源として備え、この電池の電力を使って受信状
態を保持し、車両側からのリクエスト信号(高周波)を
受信したときに、携帯機が認証コードを含むアンサー信
号を本体機に対して高周波で返信するものである。ま
た、「リクエスト信号」には、例えば近くにある同種の
本体機からのリクエスト信号と区別するために、装置固
有の識別用コード(防犯上、前記認証コードとは異なる
ものであることが好ましい)を含ませ、携帯機では、こ
の識別用コードの照合が一致した場合にのみ前記アンサ
ー信号を送信する構成とすることが好ましい。
【0011】また、この発明の好ましい態様としては、
携帯機が、使用者が操作する操作部を有し、この操作部
が操作されると、対応する操作情報と予め登録された認
証コードを含む操作信号を無線送信する機能を有し、前
記本体機が、前記検出手段の検出結果に無関係に前記操
作信号を受信する動作を継続的(連続的又は間欠的)に
実行し、前記操作信号を受信すると、受信した操作信号
に含まれる認証コードが予め登録された認証コードに対
応しているか否かを判定し、この判定結果が肯定的であ
れば、前記照合確認がなされたとして、受信した操作信
号に含まれる操作情報に対応する制御対象の動作を実現
する制御処理を実行する機能を有していてもよい。この
場合、双方向通信式の制御装置としての機能(例えば、
パッシブエントリーシステムとしての機能)に加えて、
前述した単方向通信式の制御装置としての機能(例え
ば、リモートキーレスエントリーシステムとしての機
能)をも備えることになり、従来どおりのマニュアル遠
隔操作も可能となって、ユーザの利便性がより向上す
る。なおこの場合、前記操作信号の送受信は、単一の周
波数で行われる構成(即ち、周波数切り替え方式で行わ
れない構成)として、前述した消費電力の問題や応答性
低下の問題を回避することが好ましい。
【0012】また、本発明の好ましい態様としては、前
記物が乗物(例えば、自動車、小型飛行機等)であっ
て、前記制御対象が乗物のドアの施錠又は開錠を行う錠
装置であり、前記制御処理が、前記錠装置の施錠動作又
は開錠動作を実現する制御信号出力であってもよい。こ
の場合、乗物の施開錠システム(即ち、いわゆるパッシ
ブエントリーシステム)において本発明の前述の効果
(動作信頼性の向上など)を発揮することができる。な
お、このように本発明を乗物のエントリーシステムに適
用した場合、前記検出手段は、例えば、乗物のドアノブ
を操作するために、このドアノブ又はその付近に接近又
は接触した使用者の身体を検出するドアノブセンサであ
ってもよい。この構成であると、所定の携帯機を携帯し
た使用者が乗物に乗ろうとして、ドアノブに例えば手を
かけると、それが上記ドアノブセンサで検出されたこと
をきっかけ(トリガ)として、使用者が携帯した携帯機
と本体機との間で、前記リクエスト信号及びアンサー信
号の送受信がなされて、本体機の制御処理によってその
乗物の錠装置の例えば開錠動作が自動的に実行される。
つまり、使用者は、特に意識的な開錠等のための操作を
なんらすることなく、ドアノブに例えば手をかけるとい
った自然な動作(開錠状態のドアを開ける通常の動作)
のみにより、ドアが施錠状態にある乗物に乗ることがで
きる。このため、いわゆるパッシブエントリーシステム
の搭乗動作が良好に実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。本形態例は、車両のパッシ
ブエントリーシステムの制御装置に本発明を適用した例
である。この装置は、図1に示すように、携帯機10
と、車両に搭載した本体機20とよりなる。なお、図1
における符号1は、車両ドアの錠装置の駆動源であるモ
ータ(ドアロックアクチュエータ)を示す。携帯機10
は、低周波電磁波による非接触式の電力伝送により電力
を受けるためのアンテナ11及び受電回路12と、通常
の高周波数(例えばUHFバンド内の周波数)で信号を
周波数切り替え方式で送信するための高周波送信回路
(周知のPLL回路や複数の局部発信回路よりなるも
の)13及びアンテナ14と、少なくとも認証コード
(IDコードなどとも呼ばれる)を記憶する携帯機側記
憶手段(図示省略)と、携帯機全体の制御や必要な情報
処理を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)を含む制御回路15と、内蔵電池(図示省略)と、
この内蔵電池の電力や受電回路12により受電した電力
を電力消費要素(制御回路15など)に供給する電源回
路(図示省略)などを備える。また、この携帯機10の
操作表面には、押しボタン式の操作部である施錠用スイ
ッチと開錠用スイッチ(図示省略)が設けられている。
ここで、携帯機側記憶手段は、識別コードや認証コード
を記憶する書き込み消去可能な不揮発性のメモリ(例え
ば、EEPROM)よりなる。
【0014】また、前記電源回路は、必要な電圧変換や
電圧の安定化処理等を行う回路を有するものである。な
おこの場合、例えばこの電源回路には、携帯機10全体
の電源供給(或いは主要な電源供給)をオンオフする電
源制御手段(スイッチング素子や電磁リレー又は半導体
リレー等よりなるもの)が設けられ、制御回路15の制
御指令(スリープ指令)によってこの電源制御手段が携
帯機10全体の電源をオフにすると、携帯機10全体の
稼働が停止して消費電力がゼロ(又はほぼゼロ)になる
いわゆるスリープ状態となる構成になっている。また、
このスリープ状態において、アンテナ11及び受電回路
12により起動信号及びリクエスト信号としての所定の
電磁波を受信すると、前記電源制御手段が駆動されて携
帯機10全体の電源供給(或いは主要な電源供給)がオ
ンして携帯機10が起動し、前記スリープ指令が再度出
力されるまで、この起動状態が維持される構成となって
いる。
【0015】また、制御回路15は、そのマイコンの動
作プログラム設定等によって、以下のような処理動作を
実行する機能を有する。即ち、図2(b)に示すよう
に、起動時に受信した起動信号としての電磁波(この場
合、本発明のリクエスト信号に相当)に含まれる識別コ
ードが前記携帯機側記憶手段に登録されたものと一致す
るか否か判定し(ステップS21)、一致していれば起
動から所定時間(例えば、5msec)経過後に、前記
携帯機側記憶手段に登録された認証コードを含むアンサ
ー信号を、高周波送信回路13及びアンテナ14によっ
て周波数切り替え方式で送信する(ステップS22)。
この周波数切り替え方式の送信動作は、例えば送信周波
数を二つの異なる周波数に交互に切り替えて、アンサー
信号を各周波数で複数フレームずつ送信する動作を所定
回数繰り返すものである。この際、周波数切り替えは、
上述したような2チャンネルに限らず、3チャンネル以
上に切り替えるようにしてもよい。なお、この場合の制
御回路15は、上記所定回数の送信動作を実行し終わる
と、節電のために、前述のスリープ指令を出力して携帯
機10をスリープ状態に戻す。また、携帯機10は、図
示省略した施錠用スイッチ又は開錠用スイッチが操作さ
れると、起動して、認証コードを含む施錠操作信号、或
いは認証コードを含む開錠操作信号を無線送信する機能
も有する。なお、これら施錠操作信号又は開錠操作信号
が送信され、これらが本体機20で受信されると、本体
機20の制御機能で照合確認がなされた上で車両のドア
を即座に施錠又は開錠する動作が実行される。即ち、携
帯機10と本体機20とよりなる本形態例の制御装置
は、一般的なリモートキーレスエントリーシステムの制
御装置(前述した単方向通信式のもの)と同じ機能をも
実現する構成となっている。
【0016】一方、本体機20は、図1に示すように、
ドアノブセンサ31やエンジン始動許可スイッチ32な
どのセンサ類と、車載ユニット20aを備える。ここ
で、ドアノブセンサ32は、車両のドアノブを操作する
ためにこのドアノブ又はその付近に接近又は接触した使
用者の身体(例えば手や指)を検出する例えば近接スイ
ッチである。また、エンジン始動許可スイッチ32は、
車両のエンジンを始動操作するために、例えば運転席に
着座した使用者の身体(例えば腕や足)を検出する例え
ば近接スイッチである。なお、上記ドアノブセンサ31
などは、後述するように、ドアの施錠又は開錠動作或い
はエンジンの始動許可状態を制御する際のトリガを形成
するための検出手段(本発明の検出手段)を構成してい
る。ここで、ドアノブセンサ31の代わりに、或いはド
アノブセンサ31に加えて、他のセンサ(例えば、ドア
ノブ作動センサ)を設けてもよい。ドアノブ作動センサ
は、ドアノブが引かれると検出信号を出力するなんらか
のセンサである。また、エンジン始動許可スイッチ32
としては、運転席の運転操作(エンジンの始動操作含
む)を行うための操作具類が配置された各所に、運転者
の腕や足を検出するための近接センサを設けてもよい。
また、本発明の検出手段として車両に既設のセンサ(例
えば、ドアの開閉を検出するドア開閉センサ)を利用し
てもよい。
【0017】そして、車載ユニット20aは、この場合
携帯機10に対する起動信号及びリクエスト信号である
電力伝送用電磁波を発生させ送信するための電力伝送回
路21及びアンテナ22と、前述の高周波送信回路13
に対応する周波数切り替え方式で信号を受信するための
高周波受信回路23及びアンテナ24と、識別コードや
認証コードを記憶する本体機側記憶手段(図示省略)
と、本体機全体の制御や必要な情報処理を行うマイコン
よりなる制御回路25と、電源回路(図示省略)などを
備える。ここで、本体機側記憶手段は、識別コードや認
証コードを記憶する書き込み消去可能な不揮発性のメモ
リ(例えば、EEPROM)よりなる。また、電源回路
は、車両に搭載されたバッテリー(図示省略)を入力電
源として、必要な電圧変換や電圧の安定化処理等を行う
回路を有するものであり、車載ユニット20aの電力消
費要素に基本的に常に電源供給を行っている。
【0018】また、上記制御回路25は、そのマイコン
の動作プログラム設定等によって、以下のような処理動
作を実行する機能を有する。即ち、図2(a)に示すよ
うに、前述したいずれかの検出手段(この場合、ドアノ
ブセンサ31又はエンジン始動許可スイッチ32など)
が作動してトリガが形成されると(ステップS1)、電
力伝送回路21とアンテナ22によって前記起動信号及
びリクエスト信号となる電力供給用電磁波を送信する
(ステップS2)。なお、この電力供給用電磁波には、
本体機側記憶手段に登録された識別コードが載せられ
る。そして、この電力供給用電磁波を送信してから規定
時間経過後に、高周波受信回路23を作動させて、周波
数切り替え(ホッピング)方式でのアンサー信号の受信
動作を開始する(ステップS3)。ここで、この周波数
切り替え方式の受信動作は、携帯機10側の前記送信動
作(ステップS22)に対応するもので、例えば受信周
波数を二つの異なる周波数に交互に切り替えて、アンサ
ー信号を各周波数で受信する動作を繰り返すものであ
る。この際、高周波受信回路23の複数の局部発信回路
は、応答性を高めるべく、同時に動作させてもよい。ま
た、上記規定時間は、前記電力供給用電磁波(即ち、リ
クエスト信号)を携帯機10が受信して起動するのに要
する遅延時間(例えば、5msec)に、携帯機10が
起動後に前記アンサー信号の送信動作を開始するまでの
前記所定時間(例えば、5msec)を加算した時間
(例えば、10msec)に設定されている。即ち、携
帯機10でのアンサー信号の送信タイミング(送信周波
数の切り替えタイミング含む)と、本体機20側のアン
サー信号の受信タイミング(受信周波数の切り替えタイ
ミング含む)が、前記検出手段の検出(トリガ発生)に
基づくリクエスト信号の送信タイミングをスタート時点
として同期するようになっている。この結果、携帯機1
0側と本体機20側での周波数切り替えが、例えば予め
設定された所定の間隔で順次実行されれば、送信周波数
と受信周波数を常に等しく維持できて、周波数切り替え
方式での通信が問題なく可能となる。
【0019】そして、制御回路25は、所定の通信許容
時間が設定されたタイマがタイムアップするまでに携帯
機10からのアンサー信号を受信すると(ステップS
4,S5)、そのアンサー信号全体を受信し終わるまで
受信周波数を維持して受信を完了させた後、受信したア
ンサー信号に含まれる認証コードが本体機側記憶手段に
登録された認証コードに対応しているか否かを判定し、
この判定結果が肯定的であれば照合確認がなされたとし
て、前記トリガの内容やその時点での制御対象の状態に
応じた所定の制御処理を実行する(ステップS7〜S1
2)。この場合、具体的には、ステップS1のトリガを
形成したセンサが例えばドア開閉センサであり、ドアを
施錠すべき状態(例えば、ドアが開状態から閉じられて
かつ施錠されていない状態)であると判定されると、前
述したモータ1が施錠方向に動作するように制御され
て、ドアの施錠動作が実行される(ステップS7,S1
0)。また、ステップS1のトリガを形成したセンサが
例えばドアノブセンサ31であり、ドアを開錠すべき状
態(例えば、ドアノブセンサ31が作動してかつドアが
施錠された状態)であると判定されると、前述したモー
タ1が開錠方向に動作するように制御されて、ドアの開
錠動作が実行される(ステップS8,S11)。また、
ステップS1のトリガを形成したセンサが例えばエンジ
ン始動許可スイッチ32であり、エンジンの始動を許可
すべき状態(例えば、エンジン始動許可スイッチ32が
作動してかつエンジンが停止している状態)であると判
定されると、エンジン始動を許可する制御が実行される
(ステップS9,S12)。なお、ここでいうエンジン
始動の許可とは、例えば、運転席に設けられたエンジン
始動スイッチ(図示省略)を例えば単に押圧操作するこ
とで、従来の機械式キーを使用しなくてもエンジン始動
が可能となるものである。また、ステップS3で開始さ
れた周波数切り替え方式の受信動作は、節電のために、
適正なアンサー信号が受信された時点で、或いは前述の
通信許容時間が設定されたタイマがタイムアップした時
点で、停止され(ステップS6)、この停止状態は、次
のトリガが発生するまで継続される(ステップS1)。
そして、上記通信許容時間は、前述した携帯機10のア
ンサー信号の送信動作(ステップS22)が実行される
時間に対応して設定されている。即ち、本体機20側で
の受信動作は、通信エリア内にある所定の携帯機10か
らアンサー信号が送信されていると推定される必要最低
限の期間だけしか実行されない。
【0020】なお、本体機20側の制御機能としては、
上述したような双方向通信によって照合確認がなされた
上で実行される制御機能以外にも、例えば次のような機
能が設けられている。即ちこの場合、本体機20は、携
帯機10の説明で既述したように、携帯機10の操作部
(例えば、前述した施錠用スイッチや開錠用スイッチ)
の操作によって、携帯機10から送信された操作信号
(例えば、認証コードを含む施錠操作信号)を受信する
と、認証コードの照合確認をした上でその操作信号に含
まれる指令に応じた動作(例えば、車両ドアを施錠する
動作)を実現する制御信号出力を実行する機能(即ち、
一般的なリモートキーレスエントリーシステムと同じ機
能)をも有している。
【0021】以上説明した本形態例の制御装置では、消
費電力が増加する問題(バッテリー寿命の問題)や、応
答性が低下する問題を発生させることなく、利便性の高
いパッシブエントリーシステムの動作を信頼性高く実現
できる。即ち、本装置では、例えば、適正な携帯機10
を携帯した使用者の身体が、車両ドアの開錠を実現すべ
く、車両のドアノブに接近したことをドアノブセンサ3
1(検出手段)が検出すると、本体機20が、この検出
手段の検出結果に基づいてリクエスト信号(この場合、
識別コードを情報として含む電力供給用電磁波)を無線
送信する。すると、このリクエスト信号を受信した携帯
機10は、予め登録された認証コードを含むアンサー信
号を周波数切り替え方式で無線送信し、一方本体機20
は、前記リクエスト信号の送信後に前記アンサー信号を
周波数切り替え方式で同期して受信する動作を実行し、
前記アンサー信号を受信すると、受信したアンサー信号
に含まれる認証コードが予め登録された認証コードに対
応しているか否かを判定し、この判定結果が肯定的であ
れば、前記照合確認がなされたとし、所定の制御処理
(例えば、車両ドアを開錠する制御信号出力)を実行す
る。
【0022】つまり本装置では、車両ドアの錠装置やエ
ンジン制御システム(制御対象)の所定の動作の前提と
なる認証コードを含むアンサー信号の携帯機10から本
体機20への送受信動作が、前記リクエスト信号の送受
信実行後のタイミングで開始される周波数切り替え方式
の通信によって行われる。このため、一つのチャンネル
(特定の周波数)でノイズ等による通信障害が発生して
も、他のチャンネルで通信が成立する可能性が極めて高
く、電波状況に無関係に認証コードを含むアンサー信号
の送受信が極めて確実に実行される。したがって、上記
通信の信頼性が格段に向上し、双方向通信式の制御装置
としての高い利便性が確実に発揮できる。
【0023】しかも、周波数切り替え方式の通信動作
は、前記リクエスト信号の送受信実行後のタイミングで
開始され、必要な時に必要最低限の時間だけ行われるこ
とになるため、消費電流の大きな周波数切り替え方式の
受信動作を本体機側で継続的に行うことによって、例え
ば車両のバッテリー寿命の制約を満足できないなどの、
消費電力面での問題も起こらない。また、消費電流増に
対する対策のために応答性が低下する弊害も回避でき
る。また本装置では、携帯機に電力伝送するための低周
波の電磁波としてリクエスト信号を無線送信する構成と
なっている。このため、電力伝送によって携帯機の消費
電力を節約するとともに、本体機から携帯機に対する通
信の信頼性をも高く確保して、装置全体の動作信頼性を
特に高めることができる。
【0024】なお、本発明は上記形態例に限定されるも
のでなく、各種の変形や態様があり得る。例えば、上記
実施の形態ではドアの開錠動作又は施錠動作等について
しか具体例を挙げなかったが、本発明はドアの開錠等に
限られず、各種の制御対象や制御内容があり得ることは
課題を解決するための手段の欄で記述のとおりである。
即ち、携帯機と本体機間の無線通信により照合確認を行
った上でなんらかの制御を行う装置であれば、車両のエ
ントリーシステム等以外にも広く適用することができ
る。また、本体機から携帯機への電力伝送を行う場合
に、電力供給用電磁波とは別個に、リクエスト信号を送
信してもよい。例えば、検出手段によるトリガ発生後
に、電力伝送用の低周波で起動信号を送信して携帯機を
起動させた後、高周波の電磁波(通常の通信用周波数の
電磁波)でリクエスト信号を送信するようにしてもよ
い。また、上記実施の形態において、携帯機10にはさ
らに複数のスイッチが設けられ、これに対応して各種の
遠隔操作(マニュアル操作)が可能な構成とされていて
もよい。例えば、トランクやエンジンルーム又は燃料補
給口等の開閉を遠隔操作するためのスイッチや、暴漢に
襲われたときなどに車両のクラクションを鳴らすための
パニックスイッチなどが、適宜設けられていてもよいこ
とはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、制御対象の所定の動作
の前提となる認証コードを含むアンサー信号の携帯機か
ら本体機への送受信動作が、検出手段の検出動作に基づ
くリクエスト信号の送受信実行後のタイミングで開始さ
れる周波数切り替え方式の通信によって行われる。この
ため、一つのチャンネル(特定の周波数)でノイズ等に
よる通信障害が発生しても、他のチャンネルで通信が成
立する可能性が極めて高く、電波状況に無関係に認証コ
ードを含むアンサー信号の送受信が極めて確実に実行さ
れる。したがって、通信の信頼性が格段に向上し、双方
向通信式の制御装置としての高い利便性が確実に発揮で
きる。しかも、周波数切り替え方式の通信動作は、前記
リクエスト信号の送受信実行後のタイミングで開始され
るため、例えば前記アンサー信号の送受信が成立した時
点でその都度停止させるようにすれば、常時継続的に実
行する必要はなく、必要な時に必要最低限の時間だけ行
われることになる。このため、消費電流の大きな周波数
切り替え方式の受信動作を本体機側で継続的に行うこと
によって、例えば車両のバッテリー寿命の制約を満足で
きないなどの、消費電力面での問題も起こらないし、こ
の消費電力増の問題に対処するために応答性が低下して
しまう問題も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置の構成を示す図である。
【図2】制御装置の特徴的制御処理を示すフローチャー
トである。
【図3】背景技術の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
10 携帯機 20 本体機 31 ドアノブセンサ(検出手段) 32 エンジン始動許可スイッチ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 65/12 E05B 65/12 B 65/19 D 65/19 65/20 65/20 B60J 5/00 501N Fターム(参考) 2E250 AA00 AA01 AA21 BB08 BB35 CC20 DD06 FF24 FF27 FF35 FF36 HH00 HH01 JJ03 KK03 LL00 LL01 LL13 LL14 LL15 PP12 RR11 SS01 SS02 SS05 SS06 SS09 TT03 TT04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が携帯可能な携帯機と、 制御対象を含む物に搭載、付設、又は接続され、前記携
    帯機との間で無線通信を行って所定の携帯機であること
    を照合確認した上で制御対象の所定の動作を実現するた
    めの制御処理を実行する本体機とを有する制御装置であ
    って、 前記制御対象の所定の動作に関連する前記携帯機、使用
    者又は前記物の動作を検出する検出手段を備え、 前記携帯機は、 前記本体機から無線送信されるリクエスト信号を受信す
    ることを条件として、予め登録された認証コードを含む
    アンサー信号を周波数切り替え方式で無線送信する機能
    を有し、 前記本体機は、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記リクエスト信号
    を無線送信し、このリクエスト信号の送信後に前記アン
    サー信号を周波数切り替え方式で受信する動作を実行
    し、前記アンサー信号を受信すると、受信したアンサー
    信号に含まれる認証コードが予め登録された認証コード
    に対応しているか否かを判定し、この判定結果が肯定的
    であれば、前記照合確認がなされたとする機能を有する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記リクエスト信号は、前記携帯機に電
    力伝送するための低周波の電磁波として前記本体機より
    無線送信されるものであることを特徴とする請求項1記
    載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯機は、 使用者が操作する操作部を有し、この操作部が操作され
    ると、対応する操作情報と予め登録された認証コードを
    含む操作信号を無線送信する機能を有し、 前記本体機は、 前記検出手段の検出結果に無関係に前記操作信号を受信
    する動作を継続的に実行し、前記操作信号を受信する
    と、受信した操作信号に含まれる認証コードが予め登録
    された認証コードに対応しているか否かを判定し、この
    判定結果が肯定的であれば、前記照合確認がなされたと
    して、受信した操作信号に含まれる操作情報に対応する
    制御対象の動作を実現する制御処理を実行する機能を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操作信号の送受信は、単一の周波数
    で行われることを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記物は乗物であって、前記制御対象は
    乗物のドアの施錠又は開錠を行う錠装置であり、前記制
    御処理は、前記錠装置の施錠動作又は開錠動作を実現す
    る制御信号出力であることを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、乗物のドアノブを操作
    するために、このドアノブ又はその付近に接近又は接触
    した使用者の身体を検出するドアノブセンサであること
    を特徴とする請求項5記載の制御装置。
JP2000239466A 2000-08-08 2000-08-08 制御装置 Pending JP2002054331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239466A JP2002054331A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239466A JP2002054331A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002054331A true JP2002054331A (ja) 2002-02-20

Family

ID=18731000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239466A Pending JP2002054331A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002054331A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090706A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Tokai Rika Co Ltd 照明システム
JP2004197649A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Toyota Motor Corp エンジン制御装置
JP2005005902A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Toshiba Corp 通信装置、携帯端末装置、通信システム、通信制御プログラム及び通信制御方法
JP2005524009A (ja) * 2002-04-30 2005-08-11 ヴァレオ エレクトロニク 使用者に対するアラーム手段を伴う自動車へのアクセスおよび/または始動のコマンドシステム
JP2007142886A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Tokai Rika Co Ltd 無線通信制御システム
JP2008082152A (ja) * 2006-08-31 2008-04-10 Tokai Rika Co Ltd 携帯機、通信制御装置、及び通信制御システム
JP2009002123A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Murata Mfg Co Ltd 解施錠制御システム
WO2009047988A1 (ja) * 2007-10-10 2009-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 車両の制御装置および制御方法
JP2009278452A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Tokai Rika Co Ltd ノイズ監視通信システム
JP2010127030A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Omron Corp 解錠装置、解錠方法、およびプログラム
JP2010252398A (ja) * 2010-07-30 2010-11-04 Tokai Rika Co Ltd 無線通信制御システム
KR101010659B1 (ko) 2007-04-05 2011-01-24 카부시키가이샤 토카이리카덴끼 세이사쿠쇼 휴대용 장치와 통신 제어기 사이의 무선 통신을 제어하는시스템
JP2012039265A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Iwatsu Electric Co Ltd 近接給電・通信装置
JP2012070315A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Iwatsu Electric Co Ltd 近接給電・通信装置
JP2013023868A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Tokai Rika Co Ltd 機能統合受信機
CN108297827A (zh) * 2018-03-23 2018-07-20 深圳市维邦云计算技术发展有限公司 一种判定车辆遥控器位置的电路和方法
WO2019150494A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
WO2019150495A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005524009A (ja) * 2002-04-30 2005-08-11 ヴァレオ エレクトロニク 使用者に対するアラーム手段を伴う自動車へのアクセスおよび/または始動のコマンドシステム
JP2004090706A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Tokai Rika Co Ltd 照明システム
JP2004197649A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Toyota Motor Corp エンジン制御装置
US7359696B2 (en) 2003-06-10 2008-04-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus, portable terminal and communication control program
JP2005005902A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Toshiba Corp 通信装置、携帯端末装置、通信システム、通信制御プログラム及び通信制御方法
US8032116B2 (en) 2003-06-10 2011-10-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus, portable terminal and communication control program
JP4585961B2 (ja) * 2005-11-18 2010-11-24 株式会社東海理化電機製作所 無線通信制御システム
JP2007142886A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Tokai Rika Co Ltd 無線通信制御システム
JP2008082152A (ja) * 2006-08-31 2008-04-10 Tokai Rika Co Ltd 携帯機、通信制御装置、及び通信制御システム
KR101010659B1 (ko) 2007-04-05 2011-01-24 카부시키가이샤 토카이리카덴끼 세이사쿠쇼 휴대용 장치와 통신 제어기 사이의 무선 통신을 제어하는시스템
US8532576B2 (en) 2007-04-05 2013-09-10 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho System for controlling wireless communication between portable device and communication controller
JP2009002123A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Murata Mfg Co Ltd 解施錠制御システム
US8239103B2 (en) 2007-10-10 2012-08-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control device and control method
WO2009047988A1 (ja) * 2007-10-10 2009-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 車両の制御装置および制御方法
JP2009278452A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Tokai Rika Co Ltd ノイズ監視通信システム
JP2010127030A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Omron Corp 解錠装置、解錠方法、およびプログラム
JP2010252398A (ja) * 2010-07-30 2010-11-04 Tokai Rika Co Ltd 無線通信制御システム
JP4729644B2 (ja) * 2010-07-30 2011-07-20 株式会社東海理化電機製作所 無線通信制御システム
JP2012039265A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Iwatsu Electric Co Ltd 近接給電・通信装置
JP2012070315A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Iwatsu Electric Co Ltd 近接給電・通信装置
JP2013023868A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Tokai Rika Co Ltd 機能統合受信機
WO2019150494A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
WO2019150495A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
CN108297827A (zh) * 2018-03-23 2018-07-20 深圳市维邦云计算技术发展有限公司 一种判定车辆遥控器位置的电路和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3899505B2 (ja) 無線装置
JP4022859B2 (ja) ドアロック制御装置
US20010028297A1 (en) Control apparatus and control method
JP3712834B2 (ja) キーレスエントリー装置
US7388466B2 (en) Integrated passive entry and remote keyless entry system
US7492250B2 (en) Power-saving on-vehicle controller
US7305284B2 (en) Remote control system and method for vehicle
JP2002054331A (ja) 制御装置
US20050219036A1 (en) Vehicular remote locking and unlocking control apparatus
JP2001237626A (ja) 制御装置
JP2001336321A (ja) 制御装置
JP2001254549A (ja) 制御装置
JP2001295524A (ja) 制御装置
JPH112053A (ja) 車両用パッシブエントリ制御システム
JP4022913B2 (ja) 無線装置
JP2002047839A (ja) 制御装置
JP2002047835A (ja) 制御装置
JP2002021386A (ja) 電波式キーシステム
JP2005320708A (ja) 電子キーシステム、電子キー及び発信機
JP4377039B2 (ja) 車両用遠隔操作装置
JP3582384B2 (ja) 車載機器遠隔制御装置
JP2002168018A (ja) 車載機器遠隔制御装置
JP3720308B2 (ja) 車載機器遠隔制御システム
JP3669883B2 (ja) 車両キーレスエントリー装置
JP2001115700A (ja) 車両キーレスエントリー装置