JP2008082152A - 携帯機、通信制御装置、及び通信制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯機10は、通信制御装置20からのWAKE信号に対するACK信号を複数種の周波数で送信可能な送信部13と、該応答信号の送信周波数を制御する制御部11とを備えている。WAKE信号の受信時において制御部11は、複数種のうちの一つの周波数でACK信号を送信部13から送信させるとともに、該ACK信号の受信を条件として通信制御装置20から送信されるリクエスト信号を受信できない場合に、別の周波数でACK信号を送信部13から再送信させる再送制御を行う。
【選択図】図1
Description
この車両用通信制御システムでは、車両ユーザによって所持される携帯機と、車両に搭載された通信制御装置との間で無線による相互通信を行わせることにより、車両のドア錠を自動的に施解錠させたり、エンジンの始動を許可したりするようになっている。
以下、本発明を車両用通信制御システムとして具体化した第1実施形態を図1〜図8に基づき詳細に説明する。
<携帯機10の構成>
携帯機10は無線通信機能を有し、通信制御装置20と相互通信可能となっている。詳しくは、携帯機10は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された制御部11と、その制御部11に電気的に接続された受信回路12及び送信部13と、該携帯機10の意匠面に設けられてユーザによって操作可能な操作部14とを備えている。
すなわち、図2(b)に示すように、送信部13は、一つの発振回路41と、それぞれ異なる周波数の複数(ここでは二つ)の振動子(第1振動子42(周波数fa)及び第2振動子43(周波数fb))と、該発振回路41と各振動子42,43との間に設けられた切換スイッチ44とを備えた構成をなしていてもよい。この場合、制御部11から出力される周波数制御信号(切換制御信号)に基づいて切換スイッチ44の接続状態が切り換わり、「発振回路41−第1振動子42」となる接続状態と、「発振回路41−第2振動子43」となる接続状態とが選択的に切り換わる。そして、発振回路41は、選択された振動子42,43の周波数fa,fbに基づいて制御部11からのデータ信号を変調し、その変調信号を送信アンテナ13aから外部に送信する。
まず、ステップS1において制御部11は、操作部14から操作信号が入力されたか否かを判断する。そして、制御部11は、操作部14から操作信号が入力されていないと判断すると、ステップS2において受信回路12によって通信制御装置20からのWAKE信号を受信したか否かを判断する。その結果、制御部11は、受信回路12によって通信制御装置20からのWAKE信号を受信していないと判断するとここでの処理を一旦終了する。これに対し、受信回路12によって該WAKE信号を受信したと判断すると、ステップS3において制御部11は、送信周波数を第1周波数faにする旨を示す周波数制御信号を送信部13に対して出力するとともに、該送信部13にACK信号を出力する。これにより、該送信部13から送信アンテナ13aを介して、第1周波数faのACK信号が外部に送信される。
ところで、制御部11は、前記ステップS1において操作部14から操作信号が入力されたと判断した場合には、ステップS8の処理へ移行する。そして、ステップS8において制御部11は、その操作信号が、施解錠操作と判断しうる操作信号であるか否かを判断する。なお、施解錠操作と判断しうる操作信号とは、例えば施錠操作信号や解錠操作信号が連続的に入力されず、単発的に短時間だけ入力された場合の施錠操作信号や解錠操作信号を示す。具体例としては、制御部11は、1秒間に1回だけ施解錠操作信号が入力された場合には施解錠操作と判断し、1秒間に2回以上施解錠操作信号が入力された場合や、2秒以上継続して施解錠操作信号が入力された場合には施解錠操作とは判断しないことなどが挙げられる。
図1に示すように、通信制御装置20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成されたデータ処理手段としての通信制御部21を備えている。この通信制御部21には、送信回路22及び受信手段としての受信部23が電気的に接続されている。
すなわち、図4(b)に示すように、受信部23は、高周波フィルタ61、高周波増幅器62、イメージキャンセルミキサ63、二つの中間波フィルタ(第1中間波フィルタ64a及び第2中間波フィルタ64b)、中間波増幅器65及び復調回路66と、イメージキャンセルミキサ63に接続された一つの局部発振器68と、該イメージキャンセルミキサ63と各中間波フィルタ64a,64bとの間に接続され、通信制御部21からの周波数制御信号(切換制御信号)に基づいて接点の接続状態を切り換える切換スイッチ69とを備えた構成となっていてもよい。そして、この切換スイッチ67の接続状態の切り換えにより、「イメージキャンセルミキサ63−第1中間波フィルタ64a」となる接続状態と、「イメージキャンセルミキサ63−第2中間波フィルタ64b」となる接続状態とのうちの一方が選択される。このため、各中間波フィルタ64a,64bの通過周波数を異なる周波数に設定することにより、受信部23は、切換スイッチ69の接続状態に応じて、2種類の異なる周波数の電波を検波可能となる。なお、この例において中間波増幅器65は広帯域対応となっている。
図5に示すように、通信制御部21は、ステップS20において単方向通信処理を行うとともに、ステップS30において双方向通信処理を行う。
図6に示すように、まず、ステップS21において通信制御部21は、受信部23の受信周波数を第1周波数faに設定する。すなわち、例えば受信部23が図4(a)で示したように切換スイッチ67と二つの局部発振器68a,68bを備えている場合、通信制御部21は、切換スイッチ67に対して切換制御信号を出力して第1局部発振器68aをイメージキャンセルミキサ63に接続する。これにより、受信部23の受信周波数が第1周波数faに設定される。
通信制御部21は、双方向通信処理へ移行すると、図7に示すように、まずステップS31において、送信回路22に対してWAKE信号を出力し、その送信回路22から該WAKE信号を外部に送信させる。また、ステップS32において通信制御部21は、受信部23の受信周波数を第1周波数faに設定する。なお、このステップS31,32の処理の順番は逆になっていてもよい。
<外乱なし状態における相互通信成立例>
図8(a)にポイントP1で示すように、通信制御装置20の送信回路22からWAKE信号が送信され、そのWAKE信号が携帯機10の受信回路12によって受信されると、ポイントP2で示すように、携帯機10の送信部13から第1周波数faでACK信号が送信される。
一方、図8(b)にポイントP11で示すように、WAKE信号に応答して第1周波数faで送信された携帯機10からのACK信号を通信制御装置20の受信部23によって正常に受信できない場合には、該通信制御装置20からはリクエスト信号が送信されない。
(1)携帯機10は、通信制御装置20からのWAKE信号に対応したACK信号を第1周波数faで送信したにもかかわらず、該通信制御装置20からのリクエスト信号を受信できない場合には、別の周波数(第2周波数fb)で応答信号を再送信する。このため、携帯機10は、たとえノイズ等の外乱が混入したことに起因して通信制御装置がACK信号を正常に受信できなかったとしても、別の周波数で該ACK信号を再送信することにより、通信制御装置20との通信を成立させることができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図9及び図10に基づいて説明する。なお、本実施形態を含む以下の各実施形態においては、第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
通信制御部21は、前記第1実施形態と同様に単方向通信処理から双方向通信処理に移行すると、同図に示すように、まずステップS41において、送信回路22に対してWAKE信号を出力し、その送信回路22から該WAKE信号を外部に送信させる。また、ステップS42において通信制御部21は、受信部23の受信周波数を第1周波数faに設定する。なお、このステップS41,42の処理の順番は逆になっていてもよい。
<外乱なし状態における相互通信成立例>
この場合、図8(a)に示した前記第1実施形態の動作と同等の動作となるため、ここでの詳細な説明を省略する。
図10(a)にポイントP21で示すように、通信制御装置20の送信回路22からWAKE信号が送信された後、ACK受信待機時間Δt2内に強度閾値Thを超える受信強度の電波が受信部23によって受信されない場合には、ポイントP22で示すように、所定の間欠周期で再びWAKE信号が送信される。すなわち、ACK受信待機時間Δt2内に強度閾値Thを超える電波を受信できない場合、通信制御装置20は、通信領域内に携帯機10が存在しないと判断し、周波数変更制御を行わない。
一方、図10(b)にポイントP31で示すように、WAKE信号に応答して第1周波数faで送信された携帯機10からのACK信号を通信制御装置20の受信部23によって受信したものの、そのACK信号にノイズ等の外乱が混入するなどして通信制御部21が該ACK信号を認識できない場合には、該通信制御装置20からはリクエスト信号が送信されない。
(8)通信制御部21は、受信部23によって受信された検出された受信強度に基づいて無線信号(電波)の受信有無を判定し、その結果、受信閾値を超える電波を受信できない場合には、通信領域に携帯機10が存在しないと判断し、受信周波数変更制御を行わない。このため、通信制御装置20による受信周波数変更制御は必要なときにのみ行われることとなり、通信制御装置20の電力消費量の増大を抑制することができる。
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図11〜図13に基づいて説明する。
本実施形態において前記第2実施形態と異なる点は、携帯機10の制御部11による通信処理と、通信制御装置20の通信制御部21による双方向通信処理とについてである。そこで、これら制御部11及び通信制御部21の通信処理について説明する。
まず、通信制御装置20の通信制御部21によって行われる双方向通信処理を、図11に示すフローチャートに従って説明する。
次に、携帯機10の制御部11によって行われる通信処理を、図12に示すフローチャートに従って説明する。
同図に示すように、ステップS61において制御部11は、操作部14から操作信号が入力されたか否かを判断する。そして、制御部11は、操作部14から操作信号が入力されていないと判断すると、ステップS62において受信回路12によって通信制御装置20からのWAKE信号を受信したか否かを判断する。その結果、制御部11は、受信回路12によって通信制御装置20からのWAKE信号を受信していないと判断するとここでの処理を一旦終了する。これに対し、受信回路12によって該WAKE信号を受信したと判断すると、ステップS63において制御部11は、送信周波数を第1周波数faにする旨を示す周波数制御信号を送信部13に対して出力するとともに、該送信部13にACK信号を出力する。これにより、該送信部13から送信アンテナ13aを介して、第1周波数faのACK信号が外部に送信される。
ところで、制御部11は、前記ステップS61において操作部14から操作信号が入力されたと判断した場合には、ステップS68〜S71の処理を条件に応じて行う。なお、これらステップS68〜S71の処理は、図3に示したステップS8〜S11の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
図13にポイントP41で示すように、通信制御装置20の送信回路22からWAKE信号が送信され、そのWAKE信号が携帯機10の受信回路12によって受信されると、ポイントP42で示すように、携帯機10の送信部13から第1周波数faでACK信号が送信される。この時点において通信制御装置20の受信部23の受信周波数は第1周波数faに設定されているため、通信制御装置20は、該第1周波数faで送信されたACK信号を受信可能となる。
(9)携帯機10は、WAKE信号を受信すると、選択可能な全ての送信周波数でACK信号を送信する。その後、携帯機10は、周波数指令データを含むリクエスト信号を受信すると、その周波数指令データに基づく周波数でリクエスト信号を送信する。一方、通信制御装置20は、WAKE信号の送信後、受信周波数変更制御を行うことにより、選択可能な全ての受信周波数でACK信号を受信する。そして、通信制御装置20は、受信した全てのACK信号から最適なACK信号を選定し、該選定したACK信号の周波数を示す周波数指令コードを含むリクエスト信号を送信することにより、該選定した周波数で携帯機10からIDコード信号を送信させる。すなわち、通信制御装置20は、携帯機10から送信されるIDコード信号の送信周波数を制御する。このため、その時点における通信に最適な周波数でIDコード信号を送信させることができ、携帯機10と通信制御装置20との通信精度を向上させることができる。
次に、本発明を具体化した第4実施形態を図1、図14及び図15に基づいて説明する。
通信制御部21は、前記第1実施形態と同様に単方向通信処理から双方向通信処理に移行すると、図14に示すように、まずステップS81において通信制御部21は、位置情報取得装置71からの位置情報、メモリ21Mに記録された通信履歴情報に基づき、通信周波数を選定する。詳しくは、通信制御部21は、取得した位置情報と対応する通信履歴情報をメモリ21Mから読み出す。その結果、通信制御部21は、対応する通信履歴情報がメモリ21M内に存在する場合には、該通信履歴情報によって示される周波数を通信周波数として選定する。また、通信制御部21は、該対応する通信履歴情報がメモリ21M内に存在しない場合には、該メモリ21Mに記録された全ての通信履歴情報のうち、最も通信成立回数の多い周波数を通信周波数として選定する。なお、メモリ21Mに通信履歴情報が記録されていない場合には、予め設定された初期周波数(ここでは第1周波数fa)を通信周波数として選定する。
次に、携帯機10の制御部11によって行われる通信処理を、図15に示すフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS91において制御部11は、操作部14から操作信号が入力されたか否かを判断する。そして、制御部11は、操作部14から操作信号が入力されていないと判断すると、ステップS92において受信回路12によって通信制御装置20からのWAKE信号を受信したか否かを判断する。
ところで、制御部11は、前記ステップS91において操作部14から操作信号が入力されたと判断した場合には、ステップS100の処理へ移行する。そして、ステップS100において制御部11は、その操作信号が、施解錠操作と判断しうる操作信号であるか否かを判断する。
したがって、本実施形態によれば、前記第1実施形態における上記(1)〜(7)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
次に、本発明を具体化した第5実施形態を図16〜図18に基づいて説明する。
本実施形態において前記第1実施形態と異なる点は、携帯機10の制御部11による双方向通信処理と、通信制御装置20の通信制御部21による双方向通信処理とについてである。そこで、これら制御部11及び通信制御部21の通信処理について説明する。
携帯機10の制御部11によって行われる双方向通信処理を、図3及び図16に示すフローチャートに従って説明する。
通信制御装置20の通信制御部21によって行われる双方向通信処理を、図17に示すフローチャートに従って説明する。
<外乱なし状態における相互通信成立例>
この場合、図8(a)に示した前記第1実施形態の動作と同等の動作となるため、ここでの詳細な説明を省略する。
この場合、図8(b)に示した前記第1実施形態の動作と同等の動作となるため、ここでの詳細な説明を省略する。
図18(a)にポイントP51で示すように、通信制御装置20の送信回路22からWAKE信号が送信され、そのWAKE信号が携帯機10の受信回路12によって受信されると、ポイントP52で示すように、携帯機10の送信部13から第1周波数faでACK信号が送信される。
(12)携帯機10は、通信制御装置20からのリクエスト信号に対応したIDコード信号を第1周波数faで送信したにもかかわらず、該通信制御装置20からの確認信号を受信できない場合には、別の周波数(第2周波数fb)で応答信号を再送信する。このため、携帯機10は、たとえノイズ等の外乱が混入したことに起因して通信制御装置がIDコード信号を正常に受信できなかったとしても、別の周波数で該IDコード信号を再送信することにより、通信制御装置20との通信を成立させることができる。
・ 前記第3実施形態において携帯機10の制御部11は、図3に示した第1実施形態の制御部11と同じ処理態様となっていてもよい。すなわち、前記実施形態において制御部11は、第1周波数faでACK信号を送信させた後、リクエスト信号の受信有無にかかわらず、リクエスト受信待機時間Δt1を経過した際に必ず第2周波数fbでACK信号を送信するようになっている。しかし、制御部11は、第1周波数faでACK信号を送信させた後、リクエスト受信待機時間Δt1内にリクエスト信号を受信したと判断した場合には、第2周波数fbでACK信号を送信させることなくIDコード信号を送信するようになっていてもよい。このようにした場合であっても、第3実施形態の通信制御装置20は、第1周波数faでACK信号を受信してもすぐにはリクエスト信号を送信せず、ACK受信待機時間Δt2間は第2周波数fbで送信されるACK信号を受信しようとするため、結果として制御部11は、第3実施形態と同等の処理を行うこととなる。
(1) 対応する通信制御装置と無線通信を行い、該通信制御装置から送信される応答要求信号を受信した際に対応する応答信号を送信する送受信機能を有する携帯機であって、前記応答信号を複数種の周波数で送信可能な送信手段と、前記応答信号の送信周波数を制御する送信制御手段とを備え、前記送信制御手段は、前記応答要求信号として第1応答要求信号を受信した際には前記応答信号として第1応答信号を前記複数種の周波数で前記送信手段から順次送信させ、前記次段送信信号として周波数指令データを含む第2応答要求信号を受信した際には、その周波数指令データに基づく周波数で第2応答信号を前記送信手段から送信させることを特徴とする携帯機。この(1)に記載の技術的思想によれば、通信制御装置は、携帯機からの第1応答信号に基づいて最適な周波数を選定することができ、その選定した周波数を示す周波数指令データを含む第2応答要求信号を送信することにより、携帯機から最適な周波数で第2応答信号を送信させることができる。よって、こうした携帯機を用いることにより、携帯機と通信制御装置との通信を確実に行わせることができる。
Claims (12)
- 対応する通信制御装置と無線通信を行い、該通信制御装置から送信される応答要求信号を受信した際に対応する応答信号を送信する送受信機能を有する携帯機であって、
前記応答信号を複数種の周波数で送信可能な送信手段と、前記応答信号の送信周波数を制御する送信制御手段とを備え、
前記応答要求信号の受信時において送信制御手段は、前記複数種のうちの一つの周波数で前記応答信号を前記送信手段から送信させるとともに、該応答信号の受信を条件として前記通信制御装置から送信される次段送信信号を受信できない場合に、別の周波数で前記応答信号を前記送信手段から再送信させる再送制御を行うことを特徴とする携帯機。 - 前記送信制御手段は、前記応答要求信号として第1応答要求信号を受信した際には前記応答信号として第1応答信号を前記送信手段から送信させ、前記次段送信信号として第2応答要求信号を受信した際には、該第2応答要求信号の送信条件を満たした前記第1応答信号の周波数と同じ周波数で第2応答信号を前記送信手段から送信させることを特徴とする請求項1に記載の携帯機。
- 前記送信制御手段は、周波数指令データを含む前記応答要求信号を受信した際には、その周波数指令データに基づく周波数で前記応答信号を前記送信手段から送信させるとともに、前記次段送信信号を受信できない場合には前記再送制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯機。
- 前記送信制御手段は、前記応答要求信号として第1応答要求信号を受信した際には前記応答信号として第1応答信号を前記送信手段から送信させ、前記次段送信信号として周波数指令データを含む第2応答要求信号を受信した際には、その周波数指令データに基づく周波数で第2応答信号を前記送信手段から送信させることを特徴とする請求項1に記載の携帯機。
- 無線通信機能を有する携帯機に対して応答信号の送信を要求する応答要求信号を送信するとともに、該応答信号の受信を条件として対応する制御を行う通信制御装置であって、
複数種の周波数の無線信号を受信可能な受信手段と、前記応答要求信号を送信する送信制御、及び前記応答信号の受信に基づく制御を行うとともに、前記受信手段の受信周波数を制御する通信制御手段とを備え、
前記通信制御手段は、前記応答要求信号の送信後にあっては、予め設定された受信待機時間が経過する毎に前記受信手段の受信周波数を変更する受信周波数変更制御を行うとともに、対応する周波数で送信された前記携帯機からの応答信号を受信した際に次段送信信号を送信する次段送信制御を行うことを特徴とする通信制御装置。 - 前記通信制御手段は、前記応答要求信号として第1応答要求信号を送信して前記携帯機から対応する第1応答信号の受信待機状態となるとともに、該第1応答信号を受信した際には第2応答信号の送信を要求する第2応答要求信号を前記次段送信信号として送信した後、前記受信手段の受信周波数を該第1応答信号の受信周波数と同じ周波数に設定して該第2応答信号の受信待機状態となることを特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御手段は、前記携帯機からの応答信号を前記受信手段によって受信した時点で前記周波数変更制御を終了して前記次段送信制御を行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御手段は、前記応答要求信号として第1応答要求信号を送信して前記携帯機から対応する第1応答信号の受信待機状態となるとともに、該第1応答信号を受信した際には第2応答信号の送信を要求する第2応答要求信号を前記次段送信信号として送信し、前記第2応答要求信号の送信後、前記第2応答信号を前記受信手段によって受信できない場合には、別の周波数で前記第2応答信号を前記携帯機から再送信させる再送制御を行うとともに、前記受信手段の受信周波数をその再送させる第2応答信号の周波数に変更する受信周波数変更制御を行うことを特徴する請求項5に記載の通信制御装置。
- 前記受信手段は、受信した無線信号の受信強度を検出する受信強度検出機能を有し、
前記通信制御手段は、前記受信手段によって検出された受信強度に基づいて無線信号の受信有無を判定し、その結果、無線信号の非受信時には前記受信周波数変更制御を行わずに前記送信制御を再び行い、前記応答信号とは異なる無線信号の受信時には前記受信周波数変更制御を行うことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 前記携帯機との通信が成立した際における前記応答信号の周波数を通信履歴情報として記録する記録手段を備え、
前記通信制御手段は、前記記録手段に記録された通信履歴情報に基づいて、前記応答信号の送信周波数及び前記受信手段の受信周波数の優先順位を選定し、その周波数の優先順位を示す周波数指令データを前記応答要求信号に含んで送信するとともに、前記受信周波数変更制御を行う際に、該優先順位に基づいて前記受信手段の受信周波数を変更することを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 前記通信制御手段は、前記受信周波数変更制御時にあっては、前記応答要求信号として第1応答要求信号を送信した後、該第1応答要求信号に応答して前記携帯機から送信される第1応答信号を、前記受信周波数変更制御により変更可能な全ての周波数で受信を待機する受信待機状態となり、
前記次段送信制御時にあっては、該受信周波数変更制御によって受信した各周波数の無線信号を比較して最適な応答信号を判断する選定処理を行い、該選定処理によって最適と判断した応答信号の受信周波数に前記受信手段の受信周波数を設定するとともに、該受信周波数を示す周波数指令データを含む第2応答要求信号を前記次段送信信号として送信することにより、該第2応答要求信号に対応する第2応答信号を該受信周波数と同じ周波数で前記携帯機から送信させる周波数最適化処理を行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の通信制御装置。 - 対応する通信制御装置と無線通信を行い、該通信制御装置から送信される応答要求信号を受信した際に対応する応答信号を送信する送受信機能を有する携帯機と、その携帯機に対して前記応答要求信号を送信するとともに、前記応答信号の受信を条件として対応する制御を行う通信制御装置とを備えた通信制御システムであって、
前記携帯機は、前記応答信号を複数種の周波数で送信可能な送信手段と、前記応答要求信号の受信時に前記複数種のうちの一つの周波数で前記応答信号を前記送信手段から送信させるとともに、該応答信号の受信を条件として前記通信制御装置から送信される次段送信信号を受信できない場合に、別の周波数で前記応答信号を前記送信手段から再送信させる再送制御を行う送信制御手段とを備え、
前記通信制御装置は、複数種の周波数の無線信号を受信可能な受信手段と、前記応答要求信号を送信する送信制御、及び前記応答信号の受信に基づく制御を行うとともに、前記応答要求信号の送信後にあっては、予め設定された受信待機時間が経過する毎に前記受信手段の受信周波数を変更する受信周波数変更制御を行うとともに、対応する周波数で送信された前記携帯機からの応答信号を受信した際に次段送信信号を送信する次段送信制御を行う通信制御手段とを備え、
前記携帯機の送信周波数の変更パターン及び変更時間と、前記通信制御装置の受信周波数の変更パターン及び変更時間とを同期するように設定したことを特徴とする通信制御システム。
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