JPH1111257A - 車両用キー装置、車両機関始動制御方法及び車両用キーシステム - Google Patents

車両用キー装置、車両機関始動制御方法及び車両用キーシステム

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JPH1111257A
JPH1111257A JP16310597A JP16310597A JPH1111257A JP H1111257 A JPH1111257 A JP H1111257A JP 16310597 A JP16310597 A JP 16310597A JP 16310597 A JP16310597 A JP 16310597A JP H1111257 A JPH1111257 A JP H1111257A
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key
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圭司 山本
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の信号を精度良く通信する。 【解決手段】 イグニッションキー10には、スイッチ
16、18がオンした場合、ワイヤレスSW信号を電波
により送信する送信回路28と、車両側のイグニッショ
ンキーシリンダ12に設けられたアンテナコイル74か
らの電力を受電すると共に該電力を受電した場合、トラ
ンスポンダコード信号を送信するトランスポンダ30と
が設けられている。イグニッションキーシリンダ12に
イグニッションキー10が挿入されたときに、イグニッ
ションキーシリンダ12に設けられたLED22は発光
する。この光を送信回路28に設けられたフォトダイオ
ード32が受光した場合、ワイヤレスSW信号の送信を
禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用キー装置、
車両機関始動制御方法及び車両用キーシステムに係り、
より詳しくは、第1の信号の送信を指示するための指示
手段により該指示された場合、第1の信号を送信すると
共に、車両側に設けられた送電手段からの電力を受電し
た場合、第2の信号を送信する車両用キー装置、車両機
関始動制御方法及び車両用キーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、グリップの腹面に設けられた
操作スイッチが操作された時に、メモリに予め記憶され
たキーコードを送信するイグニッションキーと、イグニ
ッションキーから送信されたキーコードを受信し、受信
したキーコードが予め記憶されたキーコードと一致した
場合に、正当なイグニッションキーからキーコードが送
信されたと判断して、ドアをロック・アンロックするド
アロック・アンロック装置と、からなるキーレスエント
リーシステムが提案されている。
【0003】また、イグニッションキーがキーシリンダ
ーに挿入されたことを検知した場合、イグニッシッョン
キー側のアンテナコイルと、車両側(キーシリンダー
側)のアンテナコイルとを電磁結合させて、イグニッシ
ョンキーに電力を供給することにより、イグニッション
キーからキーコードを送信させ、このキーコードを車両
側が受信し、受信したキーコードが予め記憶されたキー
コードと一致している場合に、正当なイグニッションキ
ーからキーコードが送信されたと判断して、エンジンの
始動を許可するイモビライザー(トランスポンダ)が提
案されている。
【0004】上記キーレスエントリーシステム及びイモ
ビライザーの各々の機能をイグニッションキーに別体で
設けることは、操作が複雑になるため、各機能を兼ね備
えたキーユニットが提案されている(特開平7−324
533号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キーレ
スエントリーシステム用のイグニッションキーに、イモ
ビライザー用の上記トランスポンダを内蔵すると、キー
シリンダーにキーブレードを差し込む際、若しくはイグ
ニッションキーを回転させる際に、上記グリップの腹面
のスイッチが誤操作され、キーレスエントリーシステム
用のキーコードが電波により送信され、トランスポンダ
の通信が妨げられるおそれがある。
【0006】本発明は、上記事実に鑑みなされたもの
で、第2の信号を精度良く通信することの可能な車両用
キー装置、車両機関始動制御方法及び車両用キーシステ
ムを提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、第1の信号の送信を指示する指示手
段を備え、該指示手段による指示で第1の信号を電波に
より送信する送信手段と、車両側に設けられた送電手段
からの電力を受電すると共に該電力を受電した場合、第
2の信号を送信する送受電手段と、前記第2の信号を送
信する場合、前記第1の信号の送信を禁止する禁止手段
と、を備えている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記禁止手段を、車両側から送信されかつ
前記第1の信号の送信の禁止を表す第3の信号を受信す
る受信手段と、前記受信手段により第3の信号が受信さ
れている間、前記第1の信号の送信を禁止する信号送信
禁止手段と、により構成している。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記第3の信号は光通信によりなされるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の発明において、前記第1の信号は数を表す信
号であり、かつ、前記車両側から、前記第3の信号を送
信した後、前記第1の信号として送信される数の変更を
指示する第4の信号が更に送信されると共に、前記受信
手段は、前記第4の信号を受信可能に構成され、前記受
信手段により第4の信号が受信された場合、前記数を所
定量変更する変更手段を更に備えている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求
項4の何れか1項に記載の発明において、前記車両か
ら、前記第3の信号を送信した後、前記第2の信号を受
信しなかった場合、特定信号の送信を指示する第5の信
号が送信され、かつ、前記受信手段は、前記第5の信号
を受信可能に構成されると共に、前記送受電手段は、前
記特定信号を送信可能に構成され、前記送受電手段は、
前記受信手段により第5の信号が受信された場合、前記
特定信号を更に送信するようにしている。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記特定信号は、第1の信号であることを
特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項2乃至請求
項6の何れか1項に記載の発明において、前記車両は、
電波環境の悪い予め定めた地域を記憶し、かつ、車両の
位置を検出し、検出された車両の位置が前記記憶された
前記地域に位置するか否を判断し、車両の位置が前記地
域に位置すると判断された場合に、前記第1の信号を送
信するための周波数の変更を指示する第6の信号を更に
送信し、かつ、前記受信手段は、前記第6の信号を受信
可能に構成され、前記受信手段により第6の信号が受信
された場合、前記周波数を変更する周波数変更手段を更
に備えている。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項1記載の
車両用キー装置において、前記第1の信号は車両のドア
ロックの制御指示を表す指示信号であると共に、前記第
2の信号は車両機関始動を許可するために用いられる識
別信号であることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明の車両機関始動制御
方法は、請求項8の車両用キー装置と、前記第1の信号
を受信する受信手段、前記受信手段からの信号に基づい
てドアロックまたはドアアンロックを制御するドアロッ
ク手段、前記車両用キー装置が挿抜可能なキーシリン
ダ、及び車両機関を制御する車両機関制御手段を備えた
車両と、の間で通信により車両機関始動を制御する車両
機関始動制御方法であって、前記キーシリンダに前記車
両用キー装置が挿入された場合に前記車両の前記送電手
段を作動し、前記送電手段からの電力を受電した場合に
前記車両用キー装置が前記第2の信号を送信し、受信し
た前記第2の信号に基づいて車両側において前記車両機
関制御手段が車両機関の始動を制御する。
【0016】請求項10に記載の発明の車両用キーシス
テムは、請求項8の車両用キー装置と、車両側に設けら
れた、前記第1の信号を受信する受信手段、前記受信手
段からの信号に基づいてドアロックまたはドアアンロッ
クを制御するドアロック手段、前記車両用キー装置が挿
抜可能なキーシリンダ、及び車両機関を制御する車両機
関制御手段と、を含む車両用キーシステムにおいて、前
記キーシリンダに前記車両用キー装置が挿入された場合
に前記車両の前記送電手段を作動させる作動手段と、前
記送電手段からの電力を受電した場合に前記車両用キー
装置が前記第2の信号を送信する受電送信手段と、をさ
らに備え、前記車両機関制御手段は前記第2の信号に基
づいて車両機関の始動を制御することを特徴とする。
【0017】請求項1記載の発明に係る送信手段は、第
1の信号の送信を指示する指示手段を備え、該指示手段
による指示で第1の信号を電波により送信する。
【0018】送受電手段は、車両側に設けられた送電手
段からの電力を受電すると共に該電力を受電した場合、
第2の信号を送信する。
【0019】なお、送受電手段及び送電手段はコイルを
備え、送受電手段及び送電手段のコイルの磁気結合によ
り、送受電手段は、送電手段からの電力を受電すると共
に該電力を受電した場合、第2の信号を送信する。な
お、車両側では、車両用キー装置本体が車両の所定位置
にセットされたか否かをを検知し、本体が車両の所定位
置にセットされたことが検知された場合、送電手段から
電力が送電される。
【0020】このように車両用キー装置本体が車両の所
定位置にセットされたことが検知され、送電手段から電
力が送電されると、送受電手段は第2の信号を送信する
ことになる。このとき、指示手段による指示で第1の信
号を電波により送信すると、送信された第1の信号によ
り第2の信号の送信が阻害される。
【0021】そこで、本発明に係る禁止手段は、第2の
信号を送信する場合、第1の信号の送信を禁止する。
【0022】このように、第2の信号を送信する場合、
第1の信号の送信を禁止するので、第1の信号による第
2の信号の送信の阻害を防止することができ、第2の信
号を精度良く通信することができる。
【0023】ところで、禁止手段を、車両側から送信さ
れかつ前記第1の信号の送信の禁止を表す第3の信号を
受信する受信手段と、前記受信手段により第3の信号が
受信されている間、前記第1の信号の送信を禁止する信
号送信禁止手段と、により構成してもよい。
【0024】ここで、車両用キー装置本体が車両の所定
位置にセットされたことが車両側で検知され、送電手段
から電力が送電され、これにより第2の信号が送信され
るので、第3の信号は、車両用キー装置本体が車両の所
定位置にセットされたことが車両側で検知されてから車
両側が第2の信号を検知するまでの間に、車両側から送
信される信号としてもよい。即ち、車両用キー装置本体
が車両の所定位置にセットされたことを検知する検知手
段を車両側に備えている。
【0025】このように車両側から送信された第3の信
号を受信している間、第1の信号の送信を禁止するよう
にすれば、検知手段を車両用キー装置に備えなくともよ
いので、車両用キー装置を小型にすることができる。
【0026】なお、第3の信号は光通信によりなされる
ようにしてもよい。即ち、車両用キー装置本体が車両の
所定位置にセットされたことが車両側で検知されたとき
から、車両側が第2の信号を受信するまでの間、車両側
から発光(連続発光や所定周期で点滅)するようにして
もよい。
【0027】このように、第3の信号を光通信によりな
すようにすれば、第3の信号による第2の信号の送信の
阻害を防止することができ、第2の信号を精度良く通信
することができる。
【0028】ところで、従来より、第1の信号を、数を
表す信号とすることが提案されている。これは、第1の
信号の送信、受信により、車両用キー装置側及び車両側
で該数を所定量変更(例えば、インクリメント(デクリ
メントしてもよい))し、常に同一の数を表す信号の送
受信を繰り返すことを防止するためである。なお、車両
側では、車両用キー装置から受信した第1の信号により
表される数と、車両側で所定量変更された数と、が一致
する場合に、例えば、ドアのロック・アンロックをす
る。
【0029】この場合、第1の信号の送信、受信によ
り、車両用キー装置側及び車両側において、上記数の変
更を別個独立に実行すると、車両用キー装置側から誤っ
て第1の信号が送信されたが、この第1の信号を車両側
が受信しなかった場合、車両用キー装置側における第1
の信号により表される数(所定量変更された)と、車両
側における第1の信号により表される数(所定量変更さ
れていない)と、が一致しなくなる。よって、ドアのロ
ック・アンロックすることができない。
【0030】そこで、車両用キー装置側及び車両側にお
いて、上記数の変更が別個独立に実行されないようにす
るため、車両側から、第3の信号を送信した後、第1の
信号として送信される数の変更を指示する第4の信号を
更に送信する。なお、受信手段を、第4の信号を受信可
能に構成しておく。そして、変更手段は、受信手段によ
り第4の信号が受信された場合、上記数を所定量変更す
る。なお、車両側では、第4の信号の送信により上記数
を所定量変更する。
【0031】このように、第1の信号として送信される
数の変更を指示する第4の信号を受信した場合、上記数
を所定量変更すれば、車両用キー装置側及び車両側にお
いて該数の所定量の変更を同期させることができる。
【0032】よって、車両用キー装置側から誤って第1
の信号が送信され、該第1の信号を車両側が受信しなか
った場合でも、車両用キー装置側及び車両側間で送受信
される第1の信号により表される数を各々同じにするこ
とができる。
【0033】ところで、車両側は、車両用キー装置から
の第2の信号を受信した場合、受信した第2の信号が適
正な信号か否かを判断することにより、車両用キー装置
が適正か否かを判断する。
【0034】ここで、送受電手段に、第2の信号を適正
に送信することができない故障が発生した場合、車両用
キー装置が適正であっても車両側は該車両用キー装置が
適正でないと判断してしまう。
【0035】そこで、車両から、前記第3の信号を送信
した後、前記第2の信号を受信しなかった場合、特定信
号の送信を指示する第5の信号が送信され、かつ、前記
受信手段は、前記第5の信号を受信可能に構成されると
共に、前記受信手段により第5の信号が受信された場
合、前記特定信号を送信する。
【0036】このように、車両から送信されかつ特定信
号の送信を指示する第5の信号を受信した場合、特定信
号を送信するので、送受電手段に、第2の信号を適正に
送信することができない故障が発生しても特定信号を送
信することになる。よって、車両用キー装置が適正であ
れば、適正な特定信号を車両側が受信し、車両側は該車
両用キー装置が適正であると判断する。従って、バック
アップを図ることができる。
【0037】なお、特定信号は、第1の信号としてもよ
い。このように特定信号を第1の信号とすれば、送信等
する信号の種類を減らすことができる。
【0038】ところで、第1の信号は電波により送信す
るが、第1の信号を送信するための周波数近傍にノイズ
が多い地域がある。よって、車両が該地域に位置した場
合、精度よく第1の信号を通信することができない。
【0039】そこで、車両は、電波環境の悪い予め定め
た地域を記憶し、かつ、車両の位置を検出し、検出され
た車両の位置が記憶された地域に位置するか否を判断
し、車両の位置が地域に位置すると判断された場合に、
第1の信号を送信するための周波数の変更を指示する第
6の信号を更に送信し、かつ、受信手段は、第6の信号
を受信可能に構成され、周波数変更手段は、受信手段に
より第6の信号が受信された場合、周波数を変更する。
【0040】このように、車両が、電波環境の悪い予め
定めた地域に位置する場合、第1の信号を送信するため
の周波数を変更するので、ノイズの影響を少なくするこ
とができる。
【0041】ところで、前記車両用キー装置を用いて車
両のドアロックの指示を行ったり、車両機関始動の許可
を識別したりすることがある。そこで、請求項8にも記
載したように、前記第1の信号として車両のドアロック
の制御指示を表す指示信号、前記第2の信号として車両
機関始動を許可するために用いられる識別信号を用い
る。このようにすることによって、車両機関始動を許可
するために識別するときに車両のドアロックの指示がな
されても、車両機関始動を許可するための識別が優先さ
れ、車両のドアロックの指示の信号が車両機関始動の許
可を識別を妨げることがない。
【0042】車両機関始動をするときは、車両側に車両
用キー装置が挿入されている必要がある。そこで、請求
項9のように、キーシリンダに車両用キー装置が挿入さ
れた場合に車両の送電手段を作動し、送電手段からの電
力を受電した場合に車両用キー装置が第2の信号を送信
し、この第2の信号に基づいて車両機関制御手段が車両
機関の始動を制御する。このようにすることで、車両機
関制御手段が車両機関の始動を制御するのは、キーシリ
ンダに車両用キー装置が挿入された後に送信される車両
用キー装置が車両機関始動を許可するために用いられる
識別信号であるため、確実に車両機関始動を許可するこ
とを識別することができる。
【0043】請求項10に記載した車両用キーシステム
は、請求項8の車両用キー装置と、車両側に設けられ
た、前記第1の信号を受信する受信手段、前記受信手段
からの信号に基づいてドアロックまたはドアアンロック
を制御するドアロック手段、前記車両用キー装置が挿抜
可能なキーシリンダ、及び車両機関を制御する車両機関
制御手段とを含んでいる。前記車両用キーシステムに、
キーシリンダに前記車両用キー装置が挿入された場合に
前記車両の前記送電手段を作動させる作動手段と、前記
送電手段からの電力を受電した場合に前記車両用キー装
置が前記第2の信号を送信する受電送信手段とをさらに
備える。そして、前記車両機関制御手段が前記第2の信
号に基づいて車両機関の始動を制御する。このようにす
ることで、車両と車両用キー装置との間の信号のやりと
りが確実になされ、確実に車両機関始動を許可するため
の識別を行うことができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。
【0045】図1(1)には、イグニッションキー10
と、このイグニッションキー10が挿入されたキーシリ
ンダー12が示されている。イグニッションキー10の
グリップ14の腹面には、キーレスエントリー用の第1
のスイッチ16と、ラゲージオープン用の第2のスイッ
チ18と、が設けられている。なお、第1のスイッチ1
6及び第2のスイッチ18は、本発明の指示手段に対応
する。
【0046】また、イグニッションキー10のグリップ
14内には、図1(2)に示すように、イグニッション
キー10を車両用キー装置として機能させるための、送
信手段としての送信回路28及びトランスポンダ30が
配設されている。なお、送信回路28には、受信手段と
してのフォトダイオード32が接続されている。
【0047】キーシリンダー12には、トランスポンダ
通信用の車両側に配設されたアンテナコイル74と、イ
グニッションキー10が挿入されるためのキー挿入口2
4と、キー挿入口24側端部に設けられたLED22
と、を備えている。なお、アンテナコイル74は、送電
手段に対応する。
【0048】イグニッションキー10がキー挿入口24
に挿入された場合、イグニッションキー10のグリップ
14の側面の、LED32に対応する位置には、LED
22から発光された光を、フォトダイオード32に案内
する透明窓26が設けられている。
【0049】図2に示す様に、トランスポンダ30は、
送受電手段としてのアンテナコイル46、電源回路4
5、コンデンサ34、インピーダンスZ1 位置を有する
第1の負荷36、インピーダンスZ2 を有する第2の負
荷38、スイッチ40、制御回路42、及び記憶部44
を備えている。
【0050】コンデンサ34は、アンテナコイル46と
並列に接続されている。第1の負荷36及び第2の負荷
38は、一端がアンテナコイル46の一端に、他端がス
イッチ40の第1の端子40B、第2の端子40Cに各
々接続されており、スイッチ40の共通端子40Aがア
ンテナコイル46、アンテナコイル46の他端に接続さ
れている。スイッチ40は、共通端子40Aが第1端子
40B、または第2の端子40Bと導通する様に接点が
切り換わる。なお、第1の負荷36は、スイッチ40の
共通端子40Aが第1の端子40Bと導通され、第1の
負荷36がアンテナコイル22、46及びコンデンサ3
4と並列に接続された時の、アンテナコイル46及びコ
ンデンサ34からなるLC回路を含むトランスポンダの
共振周波数が、アンテナコイル46に誘起される交流電
圧の周波数と一致する様にインピーダンスZ1 が調節さ
れている。また、第2の負荷38は、スイッチ40の共
通端子40Aが第2の端子40Cと導通され、第2の負
荷38がアンテナコイル46、及びコンデンサ34と並
列に接続された時の、上記LC回路を含むトランスポン
ダの共振周波数が、アンテナコイル46に誘起される交
流電圧の周波数と所定値以上異なる周波数となるよう
に、インピーダンスZ2 が調整されている。
【0051】記憶部44は、ROMやEEPROM等の
不揮発性のメモリで構成されており、車両ごとに固有の
トランスポンダコードを予め記憶している。記憶部44
は、制御回路42に接続されている。制御回路42は、
電源回路45から一定電圧が印加(電力が供給)される
と作動し、アンテナコイル46に誘起される交流電圧の
振幅が記憶部44に記憶されているトランスポンダコー
ドに応じて変調される様に、スイッチ40の接点を切り
換えることにより、アンテナコイル46を介して車両側
にトランスポンダコードを送信する。
【0052】図3に示す様に、送信回路28は、前述し
た第一のスイッチ16、第2のスイッチ18が接続さ
れ、かつ、いずれのスイッチ(16、18)が操作され
たか否かを判定すると共に、後述する制御によってスイ
ッチ(16、18)の操作による操作信号の出力を禁止
するSW判定・禁止回路50を備えている。なお、SW
判定・禁止回路50は、本発明の禁止手段(信号送信禁
止手段)に対応する。
【0053】SW判定・禁止回路50には、前述したフ
ォトダイオード32が接続された増幅・光判別回路52
が接続されている。増幅・光判別回路52には、電源回
路54が接続されている。電源回路54及びSW判定・
禁止回路50には、SW判定・禁止回路50から出力さ
れた操作信号を入力した場合、発信回路58から発信さ
れた高周波信号を、記憶部56に記憶されたワイヤレス
コード(ワイヤレスドアロック・アンロック用又はラゲ
ージオープン用)により変調し、かつ、無線周波数(R
F)に変換して、キープレート92に出力することによ
り、ワイヤレスSW信号を送信するRF・ドライバー回
路90が接続されている。
【0054】次に図4を参照し、車両側に配設されてい
る車両ロック制御装置60の構成について説明する。車
両ロック制御装置60はECU(Electronic
Control Unit)62を備えている。EC
U62は、CPU62A、ROM62C、EEPROM
62D、入出力ポート62Eを備え、これらがバスを介
して互いに接続されて構成されている。EEPROM6
2D(又はROM62B)には、車両毎に固有のワイヤ
レスコード及びトランスポンダコードが予め記憶されて
いる。ECU62は車両のエンジン制御ECUとしての
機能を兼ね備えており、入出力ポート62Eには、エン
ジンの点火を制御する点火制御装置64、エンジンの燃
料噴射を制御する燃料噴射制御装置66が接続されてい
ると共に、リレー68を介してスタータモータ70が接
続されている。
【0055】また、車両のキーシリンダ72には、前述
したように、キー挿入口24側の端部にはアンテナコイ
ル74が配設されている。アンテナコイル74は、キー
シリンダ72の近傍に配置されたイモビ通信回路76に
接続されており、イモビ通信回路76はECU62の入
出力ポート62Eに接続されている。また、キーシリン
ダー12のキー挿入口24側端部に設けられたLED2
2も、ECU62の入出力ポート62Eに接続されてい
る。
【0056】周知のようにキーシリンダ72には、アク
セサリ機器の電源をオンオフするためのアクセサリスイ
ッチ、点火プラグ等の電源をオンオフするためのイグニ
ッションスイッチ、スタータモータの電源をオンオフす
るためのスタータスイッチ等の各種のスイッチが取付け
られている。これらのスイッチは、キーシリンダ72の
挿入口にイグニッションキー10が挿入された後に、イ
グニッションキー10が回転されると、回転方向に沿っ
たイグニッションキー10の位置に応じて接点が切替わ
る。上記の各種スイッチは、ECU62の入出力ポート
62Eに各々接続されている(なお図4ではイグニッシ
ョンスイッチ(IGSW)78のみを図示している)。
【0057】また、本実施形態に係るキーシリンダ72
には、キーシリンダ72の挿入口にイグニッションキー
10が挿入されるとオンするキースイッチ(KSW)8
0も取付けられており、このキースイッチ80もECU
62の入出力ポート62Eに接続されている。
【0058】また、ECU62の入出力ポート62Eに
は、ワイヤレス通信回路82を介してワイヤレス用アン
テナ84が接続されている。なお、ワイヤレス用アンテ
ナ84としては、例えばリアウインドゥデフォッガを利
用することができる。また、ECU62の入出力ポート
62Eには、リレー86を介してドアロックソレノイド
88が接続されている。ドアロックソレノイド88は、
図示は省略するが車両のドアの数と同数設けられてお
り、各ドアロックソレノイド88のプランジャは車両の
何れかのドアのドアロック機構とリンクを介して連結さ
れている(図示省略)。
【0059】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
5には、キースイッチ80がオンした時に、車両ロック
制御装置60のECU62が実行する制御ルーチンが示
されており、図5のステップ102で、イモビ通信回路
76に対してアンテナコイル74への交流電圧の印加を
指示し、イモビ通信回路76は、アンテナコイル74
に、所定周波数の交流電圧を印加する。さらに、LED
22を点灯する。
【0060】ところで、車両側のアンテナコイル74に
交流電圧が印加されると、アンテナコイル74と、イグ
ニッションキー10側のアンテナコイル46とが、磁気
結合する。これにより、アンテナコイル46に交流電圧
が誘起(受電)される。アンテナコイル46に誘起され
た交流電圧は、電源回路45で整流されるとともに平滑
化されて、一定電圧に変換され、制御回路42に印加さ
れる。これにより制御回路42は、記憶部44に記憶さ
れているトランスポンダコードを読み出し、読み出した
トランスポンダコードの前後に、コード先頭を表す所定
の開始コード及びコードの末尾を表す終了コードを付加
し、車両側に送信するコード列を生成する。そして、生
成したコード列の各ビットの値を先頭ビットから順に一
定周期で参照し、各ビットの値(0または1)に応じて
第1の負荷36または第2の負荷38がアンテナコイル
46と接続される様に、スイッチ40の接点を切り換え
る。
【0061】これにより、上記共振周波数がコード列の
各ビットの値に応じて随時変化し、アンテナコイル46
に誘起される交流電圧の振幅が、コード列の各ビットの
値に応じて変化する(変調される)ことにより、トラン
スポンダコードを含むコード列(第2の信号)が車両側
に送信される。
【0062】次のステップ104で、イモビ通信回路7
6に、車両側から送信されたコード列の、所定周期での
読み込みを開始させ、ステップ106で、EEPROM
62Dに記憶されているトランスポンダコードと車両側
から送信されたコード列内のトランスポンダコードとが
一致するか否か判断する。
【0063】トランスポンダコードが一致する場合に
は、正当なイグニッションキーがキーシリンダーに挿入
されたと判断でき、ステップ108で、イモビライザー
アンセット処理を実行し、トランスポンダコードが一致
しない場合には、正当なイグニッションキーがキーシリ
ンダーに挿入されていないと判断でき、ステップ110
でイモビライザーセット処理を実行する。
【0064】イモビライザーアンセット処理(ステップ
108)は、図6に示すように、ステップ112で、ト
ランスポンダーコードの読み込みを終了し、ステップ1
14で、車両側コイルの通電(アンテナコイル74)を
終了するとともに、LED22を消灯する。そして、エ
ンジンの始動を許可とするため、ステップ116で、イ
モビライザーをアンセットする。これにより、イグニッ
ションキー10が回転されてイグニッションスイッチ7
8がオンすれば、点火制御装置64及び燃料噴射制御装
置66に電力が供給され、更にイグニッションキー10
が回転されてスタータスイッチがオンすれば、リレー6
8を介してスタータモータ70が駆動される。
【0065】イモビライザーセット処理(ステップ11
0)は、図7に示す用に、ステップ112、ステップ1
14を実行した後、ステップ118で、エンジンの始動
を不許可とするため、イモビライザーをセットする。こ
れにより、イグニッションキーが回転されてイグニッシ
ョンスイッチ78がオンしても、点火制御装置64及び
燃料噴射制御装置66に電力が供給されず、点火制御装
置64及び燃料噴射制御装置66が作動しないので、点
火プラグが点火されないと共に、燃料噴射弁からの燃料
の噴射も行われない。また、イグニッションキーが回転
されてスタータスイッチがオンしても、スタータモータ
70は駆動されない。従って、正当なイグニッションキ
ー10を所持していなければ車両のエンジンを始動させ
ることができないので、車両の盗難を防止することがで
きる。
【0066】図8には、所定時間毎にイグニッションキ
ー10の送信回路28が実行する制御ルーチンが示され
ている。ステップ122で、フォトダイオード32が受
光しているか否か判断する。
【0067】ここで、前述(図1(1)参照)したよう
に、イグニッションキー10が、キーシリンダー12に
挿入されると、前述したようにLED22が点灯する
(ステップ102参照)。LED22が点灯すると、L
ED22で発光された光(第3の信号に対応する)は、
透明窓26を介して、フォトダイオード32に到達し、
受光される。これにより、フォトダイオード32から信
号が出力され、増幅・光判別回路を介して受光信号を入
力する。
【0068】ところで、受光信号を入力したとき、即
ち、トランスポンダ通信が行われるときに、ワイヤレス
SW信号が送信されると、送信されたワイヤレスSW信
号によりトランスポンダコードの通信が妨げられる。
【0069】そこで、ステップ124で、操作信号をR
F・ドライバー回路に出力しないようにすることで、ワ
イヤレスSW信号の送信を禁止する。
【0070】一方、フォトダイオード32が受光してい
ない場合には、トランスポンダコードの通信が妨げられ
る虞がないので、ステップ126で、ワイヤレスSW信
号の送信を許可する。
【0071】次のステップ128で、スイッチがオンさ
れているか否かを判断し、スイッチがオンされている場
合にステップ130で、操作されたスイッチ(16、1
8)に応じた、第1の信号に対応するワイヤレス信号
(ワイヤレスドアロック・アンロック用又はラゲージオ
ープン用)を送信するようにRF・ドライバー回路90
に指示する。
【0072】この様に、イグニッションキーがキーシリ
ンダーに挿入された時、LEDを点灯し、この光をイグ
ニッションキーに設けられたフォトダイオードが受光
し、ワイヤレスSW信号の送信を禁止しているので、こ
の時、イグニッションキーのスイッチが誤操作されて
も、ワイヤレスSW信号が送信されないので、トランス
ポンダコードの通信が妨げられることを防止することが
できる。
【0073】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。ここで、近年電波式ワイヤレスドアロックシステム
は、そのセキュリティ性を向上させるために、送信する
毎にワイヤレスコードをローリング化(インクリメン
ト)することが提案されている。このシステムは、イグ
ニッションキーに設けられたスイッチが誤操作されて
も、ワイヤレスSW信号が送信されると共にイグニッシ
ョンキーに記憶されたワイヤレスコードがインクリメン
トされる。この場合、車両側がワイヤレスSW信号を受
信しない場合、車両側に記憶されたワイヤレスコードは
インクリメントされない。よって、イグニッションキー
及び車両側に各々記憶されたワイヤレスコードの値が大
きく相違することになり、コード判別が不可能となり、
ドアロック作動不能となる。本形態は、上記事実に鑑み
なされたもので、上記不都合を解消するものである。
【0074】本形態の構成は、第1の実施の形態の構成
と同様であるので、その説明を省略する。次に、本形態
の作用を説明する。なお、本形態では、前述した第一の
実施の形態と同様の作用部分があるので、異なる部分の
みを説明し、同一の作用部分についてのその説明を省略
する。
【0075】即ち、本形態の車両ロック制御装置60で
は、イモビライザーアンセット処理(ステップ108)
のみが異なる。すなわち、図9に示す様に、ステップ1
12〜116を実行した後、ステップ132で、LED
32の点滅により発生するLED点滅コード(第4の信
号)により、イグニッションキー10にワイヤレスコー
ドのインクリメントを指示する。
【0076】次のステップ134で、イグニッションキ
ー10からの確認信号を受信したか否かを判断する。確
認信号を受信した場合には、ステップ136で、インク
リメントコードか否か判断する。インクリメントコード
である場合に、ステップ138で車両側のワイヤレスコ
ード(EEPROM62Dに記憶された)をインクリメ
ントする。
【0077】一方、イグニッションキーでは、図10に
示す様に、ステップ122が肯定判定された場合、ステ
ップ142で、LED点滅コードからコードインクリメ
ント指示か否か判断する。コードインクリメント指示の
場合には、ステップ144で、記憶部56に記憶されワ
イヤレスコードをインクリメントし、ステップ146で
確認信号を送信するように指示する。
【0078】この様に、車両側のLEDの点滅コードに
よりイグニッションキー側に記憶されたワイヤレスコー
ドのインクリメントを指示するので、車両側とキー側と
のワイヤレスコードのインクリメントを同期させること
ができ、スイッチの誤操作によるキー側のみのワイヤレ
スコードのインクリメントを防止することができる。
【0079】さらに、トランスポンダのコード照合後
に、車両側とキー側とのワイヤレスコードをインクリメ
ントするので、より一層セキュリティ性が向上する。
【0080】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。本形態は、トランスポンダ30の故障によるエンジ
ン不始動の不具合を防止するものである。
【0081】本形態の構成は、前述した第一の実施の形
態とほぼと同様であるが、SW判定・禁止回路50と増
幅・光判別回路52との間に、RF・ドライバー回路9
0に接続されたコード判定回路96が接続され、このコ
ード判定回路96とRF・ドライバー回路90との間に
記憶部98が接続されている点で相違する。なお、この
記憶部98には、トランスポンダコード及びワイヤレス
コードが記憶されている。
【0082】次に、本形態の作用を説明する。なお、本
形態の作用は、前述した第1の作用と同一の部分がある
ので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略し、異なる部分のみを説明する。
【0083】本形態のイモビライザーセット処理(ステ
ップ110)では、図12に示すように、ステップ11
2の後、ステップ152で、LED22を点滅させてL
ED点滅コード(第5の信号)によりワイヤレス特定コ
ードの送信を指示し、ステップ154で、ワイヤレス特
定コード信号を受信したか否かを判断し、ワイヤレス特
定コード信号を受信した場合に、ステップ156で、特
定コード(ワイヤレスコード)は正しいか否か判断す
る。特定コードが正しい場合には、ステップ158でイ
モビライザーアンセットし、特定コードが正しくない場
合は、ステップ160でイモビライザーセットする。
【0084】なお、送信回路28では、図13に示すよ
うに、ステップ122が肯定判定された場合、ステップ
162で、特定コード送信指示か否か判断し、特定コー
ド送信指示の場合には、ステップ164で特定コード
(ワイヤレスコード(記憶部98に記憶されている))
を送信するように指示する。なお、記憶部98には、ト
ランスポンダコードのみを記憶し、かつ、RF・ドライ
バー回路90にトランスポンダ30の記憶部44を接続
し、RF・ドライバー回路90は、トランスポンダ30
の記憶部44からワイヤレスコードを読み出すようにし
てもよい。このように、イモビライザーセット処理にお
いて、イグニッションキー10に、ワイヤレスSW信号
の送信を指示し、イグニッションキー10から送信され
たワイヤレスコードが、車両側に予め記憶されたワイヤ
レスコードに一致する場合、イモビライザーアンセット
するので、トランスポンダにトランスポンダコードが送
信できない故障が発生して、正当なイグニッションキー
がイグニッションシリンダーに挿入してもエンジン始動
しない事態が発生することを防止することができる。
【0085】ところで、ワイヤレスドアロックシステム
におけるワイヤレスSW信号の車両側の通信感度はある
特定地域において著しく低下する事がある。これはワイ
ヤレスSW信号を送信するのに用いられている主発信電
波の周波数近傍に、ノイズが多い事が原因である。
【0086】そこで、車両ロック制御装置60のEEP
ROM62Dに電波環境の悪い予め定めた地域を記憶す
ると共に、グローバルポジショニング信号(GPS信
号)を受信するアンテナを設ける。そして、アンテナに
より受信したGPS信号から、車両が上記記憶した地域
に位置するか否かを判断し、車両が上記記憶した地域に
位置すると判断した場合、上記LED点滅信号により、
周波数の変更の指示を行うようにする。これにより、周
波数変更手段としてのRF・ドライバー回路90は、ワ
イヤレスSW信号を送信するのに用いられている主発信
電波の周波数を変更する。よって、ノイズによりワイヤ
レスSW信号の通信が妨げられることを防止することが
できる。
【0087】以上説明した実施の形態では、LED点滅
コードにより上記指示をするようにしているが、本発明
はこれに限定されるものでなく、上記指示を電波による
指示信号により行うようにしてもよい。
【0088】また、前述した実施の形態に係る車両用キ
ー装置は、送信回路及びトランスポンダを別々の構成に
しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、一
体とした回路構成にしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、第2の信号を送信する場合、第1の信号の送信を禁
止するので、第1の信号による第2の信号の送信の阻害
を防止することができ、第2の信号を精度良く通信する
ことができる、という効果を有する。
【0090】請求項2記載の発明は、車両側から送信さ
れた第3の信号を受信している間、第1の信号の送信を
禁止するので、検知手段を車両用キー装置に備えなくと
もよいので、車両用キー装置を小型にすることができ
る、という効果を有する。
【0091】請求項3記載の発明は、第3の信号を光通
信によりなすので、第3の信号による第2の信号の送信
の阻害を防止することができ、第2の信号を精度良く通
信することができる、という効果を有する。
【0092】請求項4記載の発明は、第1の信号として
送信される数の変更を指示する第4の信号を受信した場
合、上記数を所定量変更するので、車両用キー装置側及
び車両側において該数の所定量の変更を同期させること
ができる、という効果を有する。
【0093】請求項5記載の発明は、車両から送信され
かつ特定信号の送信を指示する第5の信号を受信した場
合、特定信号を送信するので、車両用キー装置が適正で
あれば、適正な特定信号を車両側が受信し、車両側は該
車両用キー装置が適正であると判断し、よって、バック
アップを図ることができる、という効果を有する。
【0094】請求項6記載の発明は、特定信号を第1の
信号とするので、送信等する信号の種類を減らすことが
できる、という効果を有する。
【0095】請求項7記載の発明は、車両が電波環境の
悪い予め定めた地域に位置する場合、第1の信号を送信
するための周波数を変更するので、ノイズの影響を少な
くすることができる、という効果を有する。
【0096】請求項8記載の発明は、車両機関始動を許
可するために識別するときに車両のドアロックの指示が
なされても車両機関始動を許可するための識別が優先さ
れて車両のドアロックの指示の信号が車両機関始動の許
可のための識別を確実にすることができる、という効果
を有する。
【0097】請求項9記載の発明は、キーシリンダに車
両用キー装置が挿入された後に送信される車両用キー装
置が車両機関始動を許可するために用いられる識別信号
であるため、確実に車両機関始動を許可することを識別
することができる、という効果を有する。
【0098】請求項10記載の発明は、車両と車両用キ
ー装置との間の信号のやりとりが確実になされ、確実に
車両機関始動を許可するための識別を行うことができ
る、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】イグニッションキー及びキーシリンダーを示し
た図である。
【図2】第1の実施の形態に係る車両用キー装置に備え
られたトランスポンダの電気回路である。
【図3】第1の実施の形態に係る車両用キー装置に備え
られた送信回路である。
【図4】車両ロック制御装置の電気回路である。
【図5】車両ロック制御装置の制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5のステップ108のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】図5のステップ110のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】第1の実施の形態に係る車両用キー装置が実行
する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態に係るステップ108のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態に係る車両用キー装置が実
行する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】第3の実施の形態の車両制御装置に備えられ
た送信回路である。
【図12】第3の実施の形態に係るステップ110のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】第3の実施の形態に係る車両用キー装置が実
行する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
16 第1のスイッチ(指示手段) 18 第2のスイッチ(指示手段) 28 送信回路(送信手段) 32 フォトダイオード(受信手段) 46 アンテナコイル(送受電手段) 50 SW判定・禁止回路(禁止手段(信号送信禁止
手段)) 74 アンテナコイル(送電手段) 90 RF・ドライバー回路(周波数変更手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号の送信を指示する指示手段を
    備え、該指示手段による指示で第1の信号を電波により
    送信する送信手段と、 車両側に設けられた送電手段からの電力を受電すると共
    に該電力を受電した場合、第2の信号を送信する送受電
    手段と、 前記第2の信号を送信する場合、前記第1の信号の送信
    を禁止する禁止手段と、 を備えた車両用キー装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段は、 車両側から送信されかつ前記第1の信号の送信の禁止を
    表す第3の信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により第3の信号が受信されている間、前
    記第1の信号の送信を禁止する信号送信禁止手段と、 により構成されたことを特徴とする請求項1記載の車両
    用キー装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の信号は光通信によりなされる
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用キー装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の信号は数を表す信号であり、
    かつ、前記車両側から、前記第3の信号を送信した後、
    前記第1の信号として送信される数の変更を指示する第
    4の信号が更に送信されると共に、前記受信手段は、前
    記第4の信号を受信可能に構成され、 前記受信手段により第4の信号が受信された場合、前記
    数を所定量変更する変更手段を更に備えたことを特徴と
    する請求項2又は請求項3記載の車両用キー装置。
  5. 【請求項5】 前記車両から、前記第3の信号を送信し
    た後、前記第2の信号を受信しなかった場合、特定信号
    の送信を指示する第5の信号が送信され、かつ、前記受
    信手段は、前記第5の信号を受信可能に構成されると共
    に、前記送受電手段は、前記特定信号を送信可能に構成
    され、前記送受電手段は、前記受信手段により第5の信
    号が受信された場合、前記特定信号を更に送信すること
    を特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載
    の車両用キー装置。
  6. 【請求項6】 前記特定信号は、第1の信号であること
    を特徴とする請求項5記載の車両用キー装置。
  7. 【請求項7】 前記車両は、電波環境の悪い予め定めた
    地域を記憶し、かつ、車両の位置を検出し、検出された
    車両の位置が前記記憶された前記地域に位置するか否を
    判断し、車両の位置が前記地域に位置すると判断された
    場合に、前記第1の信号を送信するための周波数の変更
    を指示する第6の信号を更に送信し、かつ、前記受信手
    段は、前記第6の信号を受信可能に構成され、 前記受信手段により第6の信号が受信された場合、前記
    周波数を変更する周波数変更手段を更に備えた請求項2
    乃至請求項6の何れか1項に記載の車両用キー装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号は車両のドアロックの制
    御指示を表す指示信号であると共に、前記第2の信号は
    車両機関始動を許可するために用いられる識別信号であ
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用キー装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の車両用キー装置と、 前記第1の信号を受信する受信手段、前記受信手段から
    の信号に基づいてドアロックまたはドアアンロックを制
    御するドアロック手段、前記車両用キー装置が挿抜可能
    なキーシリンダ、及び車両機関を制御する車両機関制御
    手段を備えた車両と、の間で通信により車両機関始動を
    制御する車両機関始動制御方法であって、 前記キーシリンダに前記車両用キー装置が挿入された場
    合に前記車両の前記送電手段を作動し、 前記送電手段からの電力を受電した場合に前記車両用キ
    ー装置が前記第2の信号を送信し、 受信した前記第2の信号に基づいて車両側において前記
    車両機関制御手段が車両機関の始動を制御する、 車両機関始動制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項8の車両用キー装置と、 車両側に設けられた、前記第1の信号を受信する受信手
    段、前記受信手段からの信号に基づいてドアロックまた
    はドアアンロックを制御するドアロック手段、前記車両
    用キー装置が挿抜可能なキーシリンダ、及び車両機関を
    制御する車両機関制御手段と、 を含む車両用キーシステムにおいて、 前記キーシリンダに前記車両用キー装置が挿入された場
    合に前記車両の前記送電手段を作動させる作動手段と、 前記送電手段からの電力を受電した場合に前記車両用キ
    ー装置が前記第2の信号を送信する受電送信手段と、 をさらに備え、 前記車両機関制御手段は前記第2の信号に基づいて車両
    機関の始動を制御することを特徴とする車両用キーシス
    テム。
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