JPH11132364A - 線条体用クリップ - Google Patents

線条体用クリップ

Info

Publication number
JPH11132364A
JPH11132364A JP9311444A JP31144497A JPH11132364A JP H11132364 A JPH11132364 A JP H11132364A JP 9311444 A JP9311444 A JP 9311444A JP 31144497 A JP31144497 A JP 31144497A JP H11132364 A JPH11132364 A JP H11132364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
flange
clip
stem
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9311444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3940208B2 (ja
Inventor
Kazunori Machida
和則 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Priority to JP31144497A priority Critical patent/JP3940208B2/ja
Publication of JPH11132364A publication Critical patent/JPH11132364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3940208B2 publication Critical patent/JP3940208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車体パネル等の被取付部材の奥側に回収困難に
一部が残ることなく回収が容易な線条体用クリップを提
供すること。 【解決手段】ステム部2と、バンド部3と、ロック部4
とからなり、バンド部3でハーネス等の線条体を抱持し
てロック部4に固定するとともに、ステム部2を被取付
部材の取付孔に係合固定する線条体用クリップ1であっ
て、ステム部2には、バンド部3とロック部4との間に
脆弱部19が形成され、ステム部2には、被取付部材の
取付孔よりも外方に延設されたフランジ部5が形成され
ている。また、脆弱部19は、線条体の軸方向の結合強
さが、当該軸方向に直交する方向の結合強さよりも大き
く設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車内部等に
配設されるハーネス等の線条体を車体パネル等の被取付
部材に装着固定するための線条体用クリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる線条体用クリップとして、
特開平9−23541号に開示されたもの(従来例1)
がある。本従来例1は、車体パネルの奥側のパネル係止
頭と表側のハーネス取付部との間に曲げ、捩り破断部を
設け、強い曲げ、捩りを加えることによって、曲げ、捩
り破断部が破断分離可能に形成されたものである。
【0003】しかしながら従来例1では、修理の為、又
は廃車後のリサイクルの為にハーネスを取り外す場合、
曲げ、捩り破断部で破断した際には、ハーネス側とは分
離したパネル係止頭が車体パネルの奥側に残ってしま
い、回収が困難であった。よって、車両修理後には、車
体側に残った部分が運転時の異音の発生の原因となるこ
とがあったり、廃車後のリサイクルに際して樹脂や金属
等の徹底分別が著しく困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決し、車体パネル等の被取付部材
の奥側に回収困難に一部が残ることなく、回収が容易な
線条体用クリップを提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明では、ステム部と、バンド部
と、ロック部とからなり、バンド部で線条体を抱持して
ロック部に固定するとともに、ステム部を被取付部材の
取付孔に係合固定する線条体用クリップにおいて、前記
ステム部には、バンド部及びロック部との間に脆弱部が
形成され、前記ステム部には、前記被取付部材の取付孔
よりも外方に延設されたフランジ部が形成されているこ
とを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記脆弱部は、前記フラン
ジ部の周囲を囲む様に設けられ、前記線条体の軸方向に
沿って設けられた脆弱部の結合強さが、当該軸方向に直
交する方向に沿って設けられた脆弱部の結合強さよりも
大きく設定されていることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記脆弱部は、前記フラン
ジ部の周囲を囲む様に設けられ、前記バンド部及びロッ
ク部をステム部から分離する際に、バンド部及びロック
部をステム部に対して前記線条体の軸方向に傾け、線条
体の軸方向と直交する方向へも傾けるが、前記脆弱部の
破断に要する必要強度は、前記線条体を軸方向に破断す
る際の必要荷重よりも、線条体を軸方向と直交する方向
へ破断する際の必要荷重の方が小さくなる様に形成され
ている構成を特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、フラン
ジ部は、第1フランジと一対の第2フランジからなるH
字形状に成形されており、第1フランジは、ステム部に
形成された係止脚部の上方にあって、当該係止脚部の両
側部外方で線条体の軸方向に形成された一対の第2フラ
ンジと連結している構成を特徴としている。
【0009】さらに、請求項5記載の発明では、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の構成に加え
て、前記被取付部材の取付孔に表面側から弾接する弾性
翼片が、前記フランジ部に対向して前記バンド部に一体
に形成されている構成を特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明では、以下の作用効果
を奏し得る。 (1) 線条体を線条体用クリップの上方に配設した通常の
組付態様では、脆弱部位置で線条体用クリップを破断し
た後に被取付部材側に残るステム部は、破断時の衝撃が
あり、被取付部材の取付孔との係合が解除されたとして
も、ステム部には被取付部材の取付孔よりも外方に延設
されたフランジ部が形成されているため、当該フランジ
部が取付孔の表面側に係合するため、被取付部材から離
脱する恐れがなく、回収が可能であり、よって、運転時
の異音の発生を完全に防止することが出来る。 (2) また、通常の組付態様とは逆に、線条体用クリップ
により線条体を吊り下げ配設した組付態様を採用すると
仮定した場合、脆弱部位置で線条体用クリップを破断し
た後に被取付部材側に残るステム部は、破断時の衝撃が
あり、被取付部材の取付孔との係合が解除されたとして
も、ステム部には被取付部材の取付孔よりも外方に延設
されたフランジ部が形成されているため、被取付部材か
ら離脱する恐れがなく、回収が可能であり、運転時の異
音の発生を完全に防止することが出来る。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用効果に加えて次の作用効果を奏し得る。 (3) 線条体の軸方向の結合強さが、当該軸方向に直交す
る方向の結合強さよりも大きくなるように脆弱部が設定
されているため、線条体の軸方向に曲げ、捩じり力を加
えて脆弱部を破断させる際に、脆弱部の破断に要する総
エネルギー量は従来例と同一であっても、脆弱部を破断
するのに必要な最大抵抗力を小さくすることができ、破
断作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0012】(4) 請求項3記載の発明では、請求項1記
載の発明の作用効果に加えて、上記請求項2記載の発明
と同様の作用効果を奏し得る。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の発明の作用効果に加えて次の
作用効果を奏し得る。 (5) 第1フランジが、ステム部に形成された係止脚部の
上方にあって、当該係止脚部の両側部外方で線条体の軸
方向に形成された一対の第2フランジと連結しているた
め、脆弱部位置で線条体用クリップを破断後に被取付部
材側に残るステム部を回収する作業を行う際に、係止脚
部を被取付部材の取付孔から外部側に取り外す時に第1
フランジ及び第2フランジが邪魔にならず、回収作業を
効率良く行うことが出来る。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の発明の作用効果に加えて次の
作用効果を奏し得る。 (6) 被取付部材の取付孔に表面側から弾接する弾性翼片
が、フランジ部に対向してバンド部と一体に形成されて
おり、線条体用クリップの組付時には、被取付部材の取
付孔に表面側から弾接している弾性翼片が、線条体用ク
リップの破断後には、バンド部と共に除去されるため、
破断後にステム部を回収する際に弾性翼片が邪魔になら
ず、当該作業をより効率良く行うことが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は本発明の第1実
施形態を示すものであり、図1は本実施形態に係る線条
体用クリップの平面図、図2は図1のA−A断面図、図
3は図1のB−B断面図、図4は図1のC−C断面図、
図5は図1のD−D断面図、図6は線条体の組付態様を
示す説明図、図7は組付時の態様を示す説明図、図8は
組付時の態様を示す要部説明図、図9及び図10は脆弱
部で破断後の態様を示す説明図である。
【0016】図中1は本実施形態に係る線条体用クリッ
プである。この線条体用クリップ1は、概略的には、ス
テム部2と、バンド部3と、ロック部4とから構成さ
れ、全体が合成樹脂で一体成形されている。バンド部3
の基端部側(図1において左側)に近い中間位置にステ
ム部2が形成され、バンド部3の基端部には、ロック部
4が成形されている。そして、概略的には、バンド部3
で線条体としてのハーネス40を抱持してロック部4に
固定するとともに、ステム部2を車体パネル等の被取付
部材45の取付孔46に係合固定するように構成されて
いる。また、本実施形態では、バンド部3とロック部4
とは、一体に形成されている例を示している。
【0017】以下に、本実施形態の特徴であるステム部
2の構成について説明する。本実施形態ではステム部2
は、フランジ部5と、係止脚部10から構成されてい
る。フランジ部5は、第1フランジ6と一対の第2フラ
ンジ7、7からなるH字形状に成形されている。即ち、
第1フランジ6は、係止脚部10の上方にあって、当該
係止脚部10の両側部外方で一対の第2フランジ7、7
間を連結して相互に一体成形されている。第1フランジ
6は、後述の如く組み付けられるハーネス40の軸方向
と直交する方向に配設され、一対の第2フランジ7は、
各々ハーネス40の軸方向と平行する方向に配設されて
いる。
【0018】第1フランジ6の両端部6aは、被取付部
材45の取付孔46の周縁よりも所定寸法分だけ外方に
延設されており、また、一対の第2フランジ7の両端部
7aも被取付部材45の取付孔46の周縁よりも所定寸
法分だけ外方に延設されている。また、本実施形態で
は、図9及び図10に示すように、第1フランジ6の方
が一対の第2フランジ7よりも、被取付部材45の取付
孔46の周縁から外方に延設した寸法が大きく設定され
ている。但し、これはあくまでも設計段階での寸法設定
上の話であり、逆に一対の第2フランジ7の方が第1フ
ランジ6よりも、被取付部材45の取付孔46の周縁か
ら外方に延設した寸法が大きく設定することが可能であ
る。
【0019】また、本実施形態のように第1フランジ6
及び一対の第2フランジ7の端部6a、7aの両方が、
被取付部材45の取付孔46の周縁よりも外方に延設さ
れた構成が、線条体用クリップ1の破断後に、万一、係
止脚部10が取付孔46から離脱した際の、取付孔46
周縁に対するフランジ部5の当接安定性の見地からは好
適である。但し、線条体用クリップ1の破断後に離脱せ
ず、回収が可能であるという本発明の課題を達成するた
めには、第1フランジ6及び一対の第2フランジ7の各
々の端部6a、7aの両方が、被取付部材45の取付孔
46の周縁よりも外方に延設された構成とする必要はな
く、第1フランジ6及び一対の第2フランジ7のいずれ
か一方が、被取付部材45の取付孔46の周縁よりも外
方に延設された構成であればよい。
【0020】また、図2に示すように第1フランジ6の
上部は、各第2フランジ7よりも肉厚が大きく成形され
ており、第1フランジ6の上面中央部には、線条体規制
部8が形成されている。この線条体規制部8は、組み付
けるハーネス40の曲面外形に対応した円弧形状に形成
されており、後述の如くハーネス40の組付時には、当
該ハーネス40の外面に圧接して、ハーネス40の回り
止め機能と位置規制機能とを果たすようになっている。
【0021】前記係止脚部10は、図3等に示すよう
に、第1フランジ6の中心位置で下方に所定寸法だけ垂
下、延設された軸部11と一対の係止脚12、12から
なる錨足形状に形成されておりフランジ部5と一体成形
されている。各係止脚12には段差係止部14が設けら
れ、この段差係止部14に被取付部材45の取付孔46
周縁が係止、固定されるようになっている。また、各段
差係止部14からはフランジ部5方向に向けて、当該フ
ランジ部5と所定の間隔をあけて延長部15が立設され
ている。この一対の延長部15は、後述する係止脚部1
0を取付孔46から取り外す際に、作業者が指で把持し
うる長さ寸法に設定されている。
【0022】次に、ステム部2には、バンド部3との間
に脆弱部が形成され、この脆弱部は、ハーネス40の軸
方向の結合強さが、当該軸方向に直交する方向の結合強
さよりも大きく設定されている構成となっている。
【0023】即ち、本実施形態では図1及び図3に示す
ように、フランジ部5の外周部分には貫通孔17が設け
られており、この貫通孔17の外周部分には、バンド部
3と一体化された分離部18が、第2フランジ7と同一
肉厚で形成されている。そして、フランジ部5と分離部
18との間には、脆弱部としての薄肉部19が形成され
ている。また、ハーネス40の軸方向の結合強さが、当
該軸方向に直交する方向の結合強さよりも大きく設定さ
れるように、この脆弱部としての薄肉部19は、ハーネ
ス40の軸方向に沿って所定長さ分だけ延設されて、第
2フランジ7と分離部18との間に各々形成されてい
る。この脆弱部としての薄肉部19は、ハーネス40を
組付後に曲げ、捩じり変形させることにより、容易に破
断可能になっている。
【0024】また、一対の弾性翼片20、20が、フラ
ンジ部5に対向して分離部18から一体に延設されてい
る。この一対の弾性翼片20は、弾性変形可能であり、
後述する線条体用クリップ1の組付時に被取付部材45
の取付孔46に表面側から所定の圧力で弾接しうるよう
に構成されている。この一対の弾性翼片20もバンド部
3と一体に形成されている。なお、上記係止脚部10の
一対の係止脚11は、この弾性翼片20と協働して取付
孔46の裏面側周縁に向かって弾発付勢され、線条体用
クリップ1を被取付部材45の取付孔46に装着した際
には、この一対の係止脚11と一対の弾性翼片20とが
協働して、取付孔46の周縁部を挟持することで被取付
部材45に固定されるようになっている。
【0025】ロック部4には、係合孔21が貫通して形
成されており、該係合孔21の内部には、本実施形態で
は、出口側に弾性変形可能な3個の係止爪22が形成さ
れている。各係止爪22は、図1に示すようにロック部
4本体から係合孔21内に突出形成された弾性変形部2
3の自由端部に形成されている。
【0026】なお、係止爪22の形成個数は多い方が、
後述するハーネス40の締め付け固定の際の係合強度が
高い点で有利であるが、余り多過ぎると締め付け作業性
の点でマイナスとなるので、本実施例の如く3個程度が
望ましいが、この形成個数は、設計条件に応じて適宜変
更可能である。また、図1に示すように係止爪22は、
係合孔21の幅方向の両端を残した幅寸法分だけ突出形
成されており、この両端部には、所定幅の平滑部24が
残されている。
【0027】バンド部3は、全体が長尺状に形成されて
おり、図2に示すように、片面、即ち線条体抱持面25
とは反対側の係止面26(図2においてステム部2の係
止脚部10側の面)の中間位置には、ステム部2の位置
から先端側方向に向けて、バンド部3の長手方向に沿っ
てほぼ全面にわたって、ラッチ状係止部27が形成され
ている。ラッチ状係止部27は、前記係止爪22と噛合
することが可能なように、当該係止爪22の断面形状に
対応した鋸歯状の断面形状を有する溝形に形成されてい
る。
【0028】従って、ラッチ状係止部27は、バンド部
3を係合孔21に挿通して締付けた際に、係合孔21の
係止爪22と噛合し、ハーネス40を抱持した状態でバ
ンド部3を所定位置に固定しうるようになっている。
【0029】ラッチ状係止部27は、バンド部3の肉厚
内で、内部側に向けて刻設されて形成されており、図2
及び図5に示すように外部に突出しないように設定され
ている。即ち、本実施例では、係止面26の両側に所定
幅で平滑面として形成されている摺動部28の表面と、
ラッチ状係止部27の山側頂部とが同一の高さになるよ
うに形成されている。なお、バンド部3の幅寸法は、ロ
ック部4の係合孔21の幅寸法に等しいか、または僅か
に小さく設定されている。
【0030】図2及び図5に示すように、ラッチ状係止
部27とは反対側の線条体抱持面25側には、バンド部
3の幅方向中央部に長手方向に沿ってガイド部29が形
成されており、ロック部4の係合孔21の線条体抱持面
25側が通過する位置には、ガイド部29に対応してガ
イド溝30が形成されており、このガイド溝30内をガ
イド部29が摺動可能になっている。
【0031】また、図2に示すようにバンド部3のバン
ド先端部31は、ラッチ状係止部27の形成された部分
よりも、所定寸法分薄肉に形成されている。このバンド
先端部31の係止面26側には、図2及び図4に示すよ
うに、幅方向の両端部に沿って所定間隔を置いて第1小
突起32が複数個形成されており、後述する線条体組付
時にガイド機能と位置ずれ防止機能とを果たすようにな
っている。
【0032】さらに、上記摺動部28及び第1小突起3
2の幅寸法は、係止爪22の形成部分で上記係合孔21
の幅方向両端部に形成された、一対の平滑部24の幅寸
法よりも若干小さく設定されている。また、図1に示す
ように、ステム部2とロック部4との間のバンド部3に
は、このバンド部3の幅方向にわたって所定間隔を隔し
て一対の第2小突起33が形成されており、ハーネス4
0の組付時に当該ハーネス40の位置ずれ防止と、位置
規制の機能を果たす。
【0033】次に、本実施形態の線条体用クリップ1の
組付手順について説明する。まず、図6乃至図8に示す
ように、線条体用クリップ1の係止脚部10を図6乃至
図8に示すように、被取付部材45の取付孔46内に押
圧、嵌挿し、一対の係止脚12の弾性変形により取付孔
46を通過させ、次に一対の係止脚12の若干の弾性復
元力により、一対の係止脚の各段差係止部14を図7に
示すように、取付孔46の裏面側周縁に係止させる。
【0034】この際には、図7等に示すように一対の弾
性翼片20も弾性変形して、被取付部材45の取付孔4
6に表面側から所定の圧力で弾接する。よって、一対の
係止脚11と一対の弾性翼片20とが協働して、取付孔
46の周縁部を挟持することで線条体用クリップ1が被
取付部材45に固定されることになる。なお、被取付部
材45には、配設されるハーネス40の軸方向に沿って
所定間隔毎に、所定個数の取付孔46があらかじめ所定
位置に穿設されており、線条体用クリップ1はこの所定
個数の取付孔46に対応した数のものを用意しておくこ
とになる。
【0035】次に、図6に示すように、ハーネス40
を、バンド部3の線条体抱持面25で抱持し、バンド先
端部31を、ロック部4の係合孔21に挿入する。しか
る後に、係合孔21に挿入したバンド先端部31を、当
該係合孔21に沿って移動させると、バンド先端部31
の幅方向両側の各第1小突起32が係合孔21の平滑部
24によって案内されて摺動する。よって、バンド先端
部31が、進行方向に対して左右に位置ずれを起こす事
態を確実に防ぐことができる。このバンド先端部31の
通過の際は、係合孔21の壁面には、両端部の第1小突
起32のみがガイドとして接触して摺動、通過すること
となり、バンド先端部31の幅方向中央部は、係止爪2
2には接触しないため、通過時の抵抗が少なく、線条体
用クリップ1の初期の挿入作業性が向上する。
【0036】次に、係合孔21から突出したバンド先端
部31の先を引っ張ると、バンド先端部に続いてバンド
部3のラッチ状係止部27と、ガイド部29の形成され
た本体部分がバンド部12の係合孔21を通過する位置
状態となる。この場合、バンド先端部31に第1小突起
32が形成してあるため、引っ張る際の滑り止めとな
り、操作が容易、かつ確実となる。
【0037】ここで、バンド先端部31をさらに引っ張
ると、ラッチ状係止部27が、係合孔21を通過してい
く。また、ガイド部29がガイド溝30内を摺動してい
くため、バンド部3の本体部分が係合孔21を通過する
際のガイドの役割を果たし、進行方向に対して左右に位
置ずれを起こす事態を確実に防ぐことができる。
【0038】そして、所定位置において、当該位置のラ
ッチ状係止部27が対応する係止爪22に各々噛合する
ことにより、図6に示すように、ハーネス40がバンド
部3により緊締される。なお、係合孔21から突出した
バンド部3のバンド先端部31は不要なので、ハーネス
40の径に応じて、所定位置でカットしておくのが望ま
しい。この緊締位置では、係合孔21の係止爪22が弾
性変形してラッチ状係止部27の所定位置に強固に噛合
するため、これ以降のバンド部3の係合孔21内の移動
が阻止される。
【0039】また、この緊締位置では、線条体規制部8
は、ハーネス40の外面に圧接しており、また、一対の
第2小突起33もハーネス40の外面に圧接しているた
め、この両者がハーネス40の回り止め機能と位置規制
機能とを果たす。さらに、バンド部3のラッチ状係止部
27は、バンド部3の肉厚内で内部側に向けて刻設さ
れ、外部に突出しないように設定されているため、バン
ド部3の肉厚を従来例に比較して格段に薄く成形するこ
とができ、その分だけ、係合孔21の孔寸法も小さくで
きるから、バンド部3全体の小型化を達成可能である。
なお、上記した線条体用クリップ1の係止脚部10を被
取付部材45の取付孔46に係合、固定する作業は、線
条体用クリップ1によりハーネス40を緊締状態にした
後に行うことも出来る。
【0040】次に、線条体用クリップ1を上記した組付
後に、メンテナンスやリサイクル使用等、あるいは廃車
後にハーネス40を取り外す必要が生じた場合について
説明する。この際には、図6に示すような組付状態にあ
るハーネス40にその組付状態で受ける定常外力以上の
曲げ、捩じり力あるいはその合成力を加えると、脆弱部
としての一対の薄肉部19にハーネス40の軸方向と平
行する方向の大きな外力が作用する。
【0041】ここで、本実施形態では一対の薄肉部19
が各々ハーネス40の軸方向に所定長さを有して形成さ
れているため、ハーネス40の軸方向と平行する方向の
大きな外力に対して薄肉部19は、容易に破断する。即
ち、ハーネス40の軸方向に所定長さを有して形成され
た薄肉部19にハーネス40の軸方向と平行する方向の
大きな外力が作用すると、当該薄肉部19は全体が一度
に破断するのではなく、薄肉部19の長さ方向の端部か
ら亀裂が入り、これが拡大していって薄肉部19全体が
破断する態様をとる。
【0042】これに対して、上記従来例1では、曲げ、
捩じり破断部がハーネス40の軸方向と直交して所定長
さ寸法分だけ形成されているため、本実施形態と同様の
線条体の軸方向と平行する方向の大きな外力が発生する
と、この外力が所定長さを有する曲げ、捩じり破断部と
直交して作用するため、曲げ、捩じり破断部は一度に全
体が破断することになり、それには相当大きな力で線条
体に曲げ、捩じり力あるいはその合成力を加える必要が
あるが、これに比較すると、本実施形態では定常外力以
上のより小さな曲げ、捩じり力あるいはその合成力を加
えるだけでよいことになり、破断時の作業性が向上す
る。
【0043】図11及び図12はこの破断状態を具体的
に図示したものであり、図11は、上記従来例1の曲
げ、捩じり破断部の場合を示し、図12が、本実施形態
にかかる薄肉部19の場合を示しており、縦軸に破断に
要する抵抗力F、横軸に距離Lをとっている。即ち、図
11及び図12においてハーネス40の軸方向に沿って
微小なΔLの距離分だけ曲げ、捩じり破断部及び薄肉部
19を破断していく際に、当該脆弱部上で破断される樹
脂の微小量をΔQとする。すると、ΔQ/ΔL、すなわ
ち抵抗力Fは、従来例1では曲げ、捩じり破断部がハー
ネス40の軸方向と直交方向に配設されているので、一
度に曲げ、捩じり破断部全体が破断するため、図11に
示すように大きな最大抵抗力Fが必要となる。これに対
して、本実施形態では薄肉部19は一度に破断するので
はなく、当該薄肉部19の長さ方向の端部から亀裂が入
り、これが拡大していって薄肉部19全体が徐々に破断
する態様をとるため、破断に必要な総エネルギー量は同
一であるとしても、図12に示すように最大抵抗力Fは
格段に小さくてすむことになる。なお、図11及び図1
2で斜線で示す部分の面積が夫々総エネルギー量を示し
ている。
【0044】そして、図7及び図8に示す、ハーネス4
0の組付状態から薄肉部19を破断すると、バンド部3
と一体である上記分離部18及び一対の弾性翼片20が
ステム部2から分離し、図9及び図10に示すように、
被取付部材45側には、ステム部2、即ち、フランジ部
5と、係止脚部10のみが残ることになる。このよう
に、本実施形態では、分離部18及び一対の弾性翼片2
0がステム部2側ではなくバンド部3と一体であるよう
に構成されているため、破断後にステム部2を回収する
際に分離部18及び一対の弾性翼片20が邪魔にならず
回収作業を効率良く行うことが出来る。取付孔46を通
過した段階で弾性復元力により、各々の段差係止部14
が取付孔46の裏面側周縁に強固に係合しており、さら
に、前記の如く、一対の薄肉部19を破断する際に必要
な外力も比較的小さくてすむため、当該薄肉部19の破
断時の衝撃で段差係止部14が取付孔46から離脱する
恐れはほぼ無い。
【0045】よって、図9及び図10に示した破断後の
状態からフランジ部5と、係止脚部10とを取り外す際
には、例えば、フランジ部5を把持して一方の係止脚1
2と取付孔46の裏面側周縁との係合が解除されるま
で、図9に矢線Eで示す方向に移動させる、この一方の
係止脚12側の段差係止部14を取付孔46の表面側に
取り出せば容易に取り外しが可能である。あるいは、各
係止脚12と取付孔46の裏面側周縁との係合がより強
い場合には、図9に示す状態でフランジ部5を把持して
おき、一対の延長部15の側方から所定の工具あるいは
指により、当該一対の延長部15を各々内方(軸部11
方向)に変形させ、各係止脚12と取付孔46の裏面側
周縁との係合を解除させ、フランジ部5を把持して引き
抜けば、容易に取り外しが可能である。なお、本実施形
態では、分離部18及び一対の弾性翼片20がステム部
2側ではなくバンド部3と一体であるように構成されて
いるため、取り外し作業の際に、特に一対の弾性翼片2
0が邪魔にならないため、取り外しの作業性がより向上
する。
【0046】また、万が一、薄肉部19の破断時の衝撃
で段差係止部14が取付孔46から離脱したとしても、
本実施形態では、図10に示すように第1フランジ6の
長さ方向(図10における左右方向)の寸法L1は、こ
れに対応する取付孔46の周縁間の寸法L3よりも大き
く設定されており、また、図9に示すように、一対の第
2フランジ7の長さ方向(図9における左右方向)の寸
法L2は、これに対応する取付孔46の周縁間の寸法L
4よりも大きく設定されているため、この第1フランジ
6及び一対の第2フランジ7が取付孔46の表面側に係
合するから、上記従来例1のように係止脚部10が脱落
する恐れは全くない。
【0047】そして、フランジ部5を把持して上方に引
き上げれば、一対の延長部15が取付孔46から表面側
に突出するから、上記したのと同様にフランジ部5を把
持しておき、一対の延長部15の側方から所定の工具あ
るいは指により、当該一対の延長部15を各々内方に変
形させ、各係止脚12と取付孔46の裏面側周縁との係
合を解除させ、フランジ部5を把持して引き抜けば、容
易に取り外し、回収が可能である。よって、上記従来例
1とは異なり、運転時の異音の発生を完全に防止するこ
とが出来る。
【0048】また、本実施形態では、図6に示すように
ハーネス40を線条体用クリップ1の上方に配設するの
が通常の組付態様であるが、これとは逆に、線条体用ク
リップ1によりハーネス40を吊持した組付態様を採用
すると仮定した場合でも、薄肉部19の位置で線条体用
クリップ1を破断した後に被取付部材45側に残るフラ
ンジ部5と、係止脚部10は、破断時の衝撃があり、被
取付部材45の取付孔46との係合が解除されたとして
も、本実施形態ではフランジ部5が被取付部材45の取
付孔46よりも外方に延設されているため、被取付部材
45から離脱する恐れがなく、回収が可能であり、運転
時の異音の発生を完全に防止することが出来る。
【0049】次に、図13は、係止脚部10の他の実施
形態を示している。即ち、本実施形態では、上記した取
り外し作業の作業性をより向上させるために、図3に示
す係止脚部10の構成から一対の延長部15をさらにフ
ランジ部5の下面に近付け、また、図11に示すよう
に、段差係止部14が水平方向となす角度Fを約45度
以上に設定したものである。これにより、取付孔46か
ら突出する延長部15の寸法が増大し、さらに、段差係
止部14に対して取付孔46の裏面側周縁との係合状態
を解除する作業がより容易になり、取り外し作業の作業
性が向上する。
【0050】また、図14は本発明の第2実施形態を示
す線条体用クリップ1の平面図である。本実施形態で
は、脆弱部として一対の薄肉部19、19を上記第1実
施形態と同様に配設し、かつ、ハーネス40の軸方向と
平行して貫通孔17の位置にフランジ部5と分離部18
とを連結する脆弱部としてのブリッジ34を配設した場
合を例示したものである。このブリッジ34は、ハーネ
ス40を軸方向に曲げ、捩じり変形させた場合に容易に
破断可能なように薄肉に形成されている。なお、本実施
形態ではブリッジ34を総計で4か所配設した場合を例
示したが、この形成個数は適宜変更可能である。
【0051】本実施形態では、ハーネス40を軸方向に
曲げ、捩じり変形させた場合に、脆弱部としての貫通孔
17と薄肉部19とが、フランジ5の周囲を囲む様に設
けられ、バンド部3及びロック部4をステム部2から分
離する際に、ブリッジ34の形成された脆弱部としての
貫通孔17と、脆弱部としての薄肉部19の両方がハー
ネス40の軸方向に傾けられるが、この際に、脆弱部と
しての薄肉部19を破断するのに必要な強度よりも、脆
弱部としての貫通孔17のブリッジ34を破断するのに
必要な強度のようがより小さくて済むため、まず、この
ブリッジ34部分が破断し、次いで、薄肉部19が破断
するようになっている。そして、バンド部3及びロック
部4がステム部2から分離するように構成されている。
また、その他の構成は上記第1実施形態と同一であるの
で、上記第1実施形態に準じた作用効果を奏し得る。
【0052】なお、上記第1実施形態では、脆弱部とし
て所定長さを有する薄肉部19を例示したが、本発明は
これに限定されず、他の脆弱部として例えば切欠スリッ
ト、あるいは破断用小孔(図示せず)を連設したもので
あっても良い。さらに、上記第1実施形態では、ハーネ
ス40の軸方向の結合強さが、当該軸方向に直交する方
向の結合強さよりも大きく設定されている構成の脆弱部
として所定長さを有する薄肉部19を例示したが、本発
明はこれに限定されない。
【0053】即ち、上記第1実施形態における貫通孔1
7は設けずに、フランジ部5の外周に直接上記分離部1
8を設け、かつ、この分離部18に対してハーネス40
の軸方向の肉厚を相対的に厚く成形し、ハーネス40の
軸方向に直交する方向の肉厚をこれよりも相対的に薄肉
に成形したもので、上記の如くステム部2が被取付部材
45側に残るように破断可能に設定されたものであって
も良い。
【0054】その他、ステム部2が被取付部材45側に
残るように破断可能であれば、ハーネス40の軸方向の
結合強さが、当該軸方向に直交する方向の結合強さより
も大きく設定されている構成として他の適宜応用例を採
用しうる等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変形例が可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成されており、破
断後にステム部が離脱せず、回収が可能である。よっ
て、例えば自動車に用いられる場合、脱着作業後に一部
が残ることがなく回収が容易で、運転時の異音の発生を
防止しうる。また、廃車後のリサイクルの際には、樹脂
と金属との分別作業が簡単になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る線条体用クリップ
の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C拡大断面図である。
【図5】図1のD−D拡大断面図である。
【図6】線条体の組付態様を示す説明図示す説明図であ
る。
【図7】組付時の態様を示す説明図である。
【図8】組付時の態様を示す要部説明図である。
【図9】脆弱部で破断後の態様を示す説明図である。
【図10】脆弱部で破断後の態様を示す説明図である。
【図11】従来の脆弱部の破断状態を示す説明図であ
る。
【図12】本実施形態に係る脆弱部の破断状態を示す説
明図である。
【図13】係止脚部10の他の実施形態を示す断面図で
ある。
【図14】脆弱部の他の実施形態を示す線条体用クリッ
プの平面図である。
【符号の説明】
1 線条体用クリップ 2 ステム部 3 バンド部 4 ロック部 5 フランジ部 6 第1フランジ 6a 第1フランジ端部 7 第2フランジ 7a 第2フランジ端部 8 線条体規制部 10 係止脚部 11 軸部 12 係止脚 14 段差係止部 15 延長部 17 貫通孔(脆弱部) 18 分離部 19 薄肉部(脆弱部) 20 弾性翼片 21 係合孔 22 係止爪 23 弾性変形部 24 平滑部 25 線条体抱持面 26 係止面 27 ラッチ状係止部 28 摺動部 29 ガイド部 30 ガイド溝 31 バンド先端部 32 第1小突起 33 第2小突起 34 ブリッジ 40 ハーネス(線条体) 45 被取付部材 46 取付孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステム部と、バンド部と、ロック部とから
    なり、 バンド部で線条体を抱持してロック部に固定するととも
    に、ステム部を被取付部材の取付孔に係合固定する線条
    体用クリップにおいて、 前記ステム部には、バンド部及びロック部との間に脆弱
    部が形成され、 前記ステム部には、前記被取付部材の取付孔よりも外方
    に延設されたフランジ部が形成されていることを特徴と
    する線条体用クリップ。
  2. 【請求項2】前記脆弱部は、前記フランジ部の周囲を囲
    む様に設けられ、前記線条体の軸方向に沿って設けられ
    た脆弱部の結合強さが、当該軸方向に直交する方向に沿
    って設けられた脆弱部の結合強さよりも大きく設定され
    ている請求項1記載の線条体用クリップ。
  3. 【請求項3】前記脆弱部は、前記フランジ部の周囲を囲
    む様に設けられ、前記バンド部及びロック部をステム部
    から分離する際に、バンド部及びロック部をステム部に
    対して前記線条体の軸方向に傾け、線条体の軸方向と直
    交する方向へも傾けるが、前記脆弱部の破断に要する必
    要強度は、前記線条体を軸方向に破断する際の必要荷重
    よりも、線条体を軸方向と直交する方向へ破断する際の
    必要荷重の方が小さくなる様に形成されている請求項1
    記載の線条体用クリップ。
  4. 【請求項4】前記フランジ部は、第1フランジと一対の
    第2フランジからなるH字形状に成形されており、第1
    フランジは、前記ステム部に形成された係止脚部の上方
    にあって、当該係止脚部の両側部外方で前記線条体の軸
    方向に形成された一対の第2フランジと連結している請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の線条体用クリッ
    プ。
  5. 【請求項5】前記被取付部材の取付孔に表面側から弾接
    する弾性翼片が、前記フランジ部に対向して前記バンド
    部に一体に形成されている請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の線条体用クリップ。
JP31144497A 1997-10-27 1997-10-27 線条体用クリップ Expired - Fee Related JP3940208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144497A JP3940208B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 線条体用クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144497A JP3940208B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 線条体用クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11132364A true JPH11132364A (ja) 1999-05-21
JP3940208B2 JP3940208B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=18017297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31144497A Expired - Fee Related JP3940208B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 線条体用クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3940208B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001967A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Sasaoka Kogyo:Kk カレンダー支持具
KR100440858B1 (ko) * 2001-09-19 2004-07-21 현대자동차주식회사 자동차의 케이블 고정 클립
JP2006220207A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Hellermann Tyton Co Ltd クランプ付結束ヘッド
JP2008157418A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Calsonic Kansei Corp ハーネスクリップ構造
WO2008093705A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Calsonic Kansei Corporation ハーネスクリップ構造
WO2009084302A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Hellermanntyton Co., Ltd. ワイヤーハーネス用締結具
JP2010156465A (ja) * 2010-01-25 2010-07-15 Hellermann Tyton Co Ltd クランプ付結束ヘッド
JP2012253909A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Daiwa Kasei Kogyo Kk ベルトクランプ
JP2015098926A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 北川工業株式会社 取り付け機構
EP2888514A4 (en) * 2012-08-22 2016-04-13 Inco Innovation CABLE TIES FOR MOUNTING CABLES ON A PLATE
WO2018189776A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 締結装置および冷凍サイクル装置
JP2020076503A (ja) * 2016-09-08 2020-05-21 株式会社Jvcケンウッド 取付構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6131912B2 (ja) * 2014-05-30 2017-05-24 住友電装株式会社 ハーネスクランプ

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001967A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Sasaoka Kogyo:Kk カレンダー支持具
KR100440858B1 (ko) * 2001-09-19 2004-07-21 현대자동차주식회사 자동차의 케이블 고정 클립
JP4576256B2 (ja) * 2005-02-10 2010-11-04 ヘラマンタイトン株式会社 クランプ付結束ヘッド
JP2006220207A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Hellermann Tyton Co Ltd クランプ付結束ヘッド
JP2008157418A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Calsonic Kansei Corp ハーネスクリップ構造
WO2008093705A1 (ja) * 2007-01-31 2008-08-07 Calsonic Kansei Corporation ハーネスクリップ構造
JP2009165200A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Hellermann Tyton Co Ltd ワイヤーハーネス用締結具
WO2009084302A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Hellermanntyton Co., Ltd. ワイヤーハーネス用締結具
JP2010156465A (ja) * 2010-01-25 2010-07-15 Hellermann Tyton Co Ltd クランプ付結束ヘッド
JP2012253909A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Daiwa Kasei Kogyo Kk ベルトクランプ
EP2888514A4 (en) * 2012-08-22 2016-04-13 Inco Innovation CABLE TIES FOR MOUNTING CABLES ON A PLATE
US9533808B2 (en) 2012-08-22 2017-01-03 One Inventor Sweden AB Cable tie for mounting cables against a panel
JP2015098926A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 北川工業株式会社 取り付け機構
JP2020076503A (ja) * 2016-09-08 2020-05-21 株式会社Jvcケンウッド 取付構造
WO2018189776A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 締結装置および冷凍サイクル装置
JPWO2018189776A1 (ja) * 2017-04-10 2019-12-19 三菱電機株式会社 締結装置および冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3940208B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11132364A (ja) 線条体用クリップ
JP3949401B2 (ja) ワイヤハーネス用クランプ
US7255597B2 (en) Detachable attachment structure and electric connection box therewith
WO2009084302A1 (ja) ワイヤーハーネス用締結具
JP4929987B2 (ja) ワイヤハーネス用クリップ
JP3925933B2 (ja) 光コネクタの分解治具
JPH0923541A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JP3875547B2 (ja) アース端子
JP3851133B2 (ja) クランプ
KR101476857B1 (ko) 밴드케이블
JP4537321B2 (ja) ボルト締め用端子
JP2008105464A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JPH09196236A (ja) バンドクリップ
JP2002235870A (ja) クリップ
JP2003023722A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JP7134363B2 (ja) サンバイザホルダ
JP2008141883A (ja) 固定具、固定具用の保護材、及び固定具の保護方法。
JPH11275743A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
KR100297191B1 (ko) 버스 지붕의 비상구 탈거 장치
JP3235658B2 (ja) コネクタ用キー
KR0131303Y1 (ko) 자동차의 클립분리용 공구
JP2007306706A (ja) クランプ
JPH1047544A (ja) 留め具
KR0138736Y1 (ko) 자동차용 퓨즈
KR200430506Y1 (ko) 차량용 램프의 인너렌즈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070330

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees