JP2015098926A - 取り付け機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂部材を取り付け対象箇所から除去したい場合に、その除去作業の作業性が良好な取り付け機構を提供すること。【解決手段】樹脂部材1は、クランプ部2と取り付け機構3とを備える。取り付け機構3は、支柱部11と、当接部12と、逆止部13とを有する。樹脂部材1の一部には、樹脂部材1が取り付け対象箇所P3へ取り付けられた状態において一方側で樹脂部材2に対して所定の向きに所定以上の外力を加えると破断する破断部15が設けられ、破断部15を破断させると樹脂部材1が複数の破断片1A,1Bに分解され、破断片1Aが一方側へ取り外し可能となり、残りの破断片1Bが他方側へ取り外し可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂部材を所定の取り付け対象箇所に取り付ける際に利用される取り付け機構に関する。
従来、各種樹脂部材(例えば、クランプ、スペーサー、結束バンド、基板ガイド等。)を取り付け対象箇所(例えば、筐体パネル等。)に取り付ける際に利用される取り付け機構として、鏃型スナップを有する取り付け機構が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の取り付け機構は、取り付け対象箇所の表側及び裏側いずれか一方側と他方側との間を貫通する貫通孔に対し、一方側から鏃型スナップを挿し込むことで、取り付け対象箇所への取り付けが可能なものである。
また、特許文献1に記載の技術において、鏃型スナップは、上記一方側で所定の係合解除操作を行えば、取り付け対象箇所との係合を解除可能な構造とされている。そのため、取り付け対象箇所から樹脂部材を取り外したい場合には、他方側での操作を行わなくても一方側での操作のみによって、樹脂部材を破損させることなく取り外すことができる。
特許4625398号公報
ところで、上述のような係合解除操作が可能な構造を採用した場合、何らかの事情で係合解除操作に相当するような外力が作用するおそれがあれば、樹脂部材が取り付け対象箇所から外れてしまうことが危惧される。そのため、このような事態を避けたい場合には、上述のような係合解除操作が可能な構造を採用することはできなくなる。
ただし、係合解除操作が可能な構造を採用しなければ、樹脂部材を取り付け対象箇所から取り外したい場合でも、容易には取り外せなくなる。そのため、例えば、取り付け対象箇所側を再利用するために、そこに取り付けられた樹脂部材を除去したい、といった状況下では、ニッパーなどの工具で樹脂部材の一部を切断して、樹脂部材を取り付け対象箇所から切り落とす、といった対処をせざるを得ないこともある。
しかしながら、このような対処をするには、どうしてもニッパーなどの工具が必要で、係合解除操作のように手だけを使って樹脂部材を取り除くといったことはできないので、それだけでも作業性は低下することがある。
しかも、ニッパーによる切断を行う際には、切断箇所を適切に選定しないと、樹脂部材の一部を切り落としても、残りの一部が取り付け対象箇所に残ってしまい、その残った部分が取り付け対象箇所から外れない、といった問題も起こる。そのため、取り付け対象箇所に残ってしまった部分を再切断する作業が必要となれば、作業性が低下することになり、その一方、再切断が不要となる最適な切断箇所を選定する作業に時間をかけていたのでは、これも作業性が低下することになる。
以下に説明する技術は、上述のような課題を解決しようとするものであり、その目的の一つは、樹脂部材を取り付け対象箇所から除去したい場合に、その除去作業の作業性が良好な取り付け機構を提供することにある。
以下に説明する取り付け機構は、樹脂部材の一部として設けられ、前記樹脂部材を所定の取り付け対象箇所に取り付ける際に、当該取り付け対象箇所の表側及び裏側いずれか一方側と他方側との間を貫通する貫通孔を利用して取り付け可能な取り付け機構であって、前記樹脂部材が前記取り付け対象箇所に取り付けられる際に、前記一方側から前記貫通孔へ挿入されて、所定位置まで挿入されると、先端部分が前記他方側へ突出する状態となる支柱部と、前記支柱部が前記所定位置まで挿入された際に、前記一方側で前記取り付け対象箇所に当接して、前記支柱部が前記他方側へ変位するのを規制する状態となる当接部と、前記支柱部の前記先端部分に設けられ、前記支柱部が前記貫通孔へ挿入される際、前記先端部分が前記貫通孔の内部を通過する間は弾性変形し、前記先端部分が前記他方側へ突出する状態になると弾性変形していた箇所の形状が復元し、前記支柱部が前記一方側へ変位するのを規制する状態となる逆止部とを有し、さらに、前記樹脂部材の一部には、溝又は孔が形成された部分であって、前記樹脂部材が前記取り付け対象箇所へ取り付けられた状態において前記一方側で前記樹脂部材に対して所定の向きに所定以上の外力が加えられた際に、前記溝又は前記孔から亀裂が生じて破断に至る一以上の破断部が設けられ、当該破断部を破断させると前記樹脂部材が複数の破断片に分解されて取り外し可能となる。
このように構成された取り付け機構によれば、取り付け対象箇所の表裏いずれか一方側での操作により、樹脂部材を取り付け対象箇所に対して取り付けることができる。しかも、樹脂部材が取り付け対象箇所に取り付けられた状態において、一方側で樹脂部材に対して所定の向きに所定以上の外力を加えると、樹脂部材の所定位置に設けられた破断部において、破断部の有する溝又は孔に応力が集中し、当該箇所に亀裂が入って破断に至る。破断部を破断させた場合、樹脂部材は、複数の破断片に分解されて取り外し可能となる。すなわち、破断部は、当該破断部において破断した際に、全ての破断片が取り付け対象箇所から取り外し可能となる位置に設けられる。
したがって、このような取り付け機構であれば、取り付け対象箇所との係合解除操作が可能な構造を備えていなくても、破断部を破断させることで、取り付け対象箇所から容易に除去することができる。また、工具を利用して樹脂部材の一部を適宜切断した場合とも異なり、破断後の破断片を取り付け箇所から取り外せない、といった問題を招くこともない。よって、樹脂部材の除去作業について、その作業性を良好にすることができる。
以上のような取り付け機構は、更に以下に挙げるような構成を備えていると好ましい。
まず、前記破断部は、前記当接部と前記支柱部との間となる箇所、又は、前記支柱部に設けられていると好ましい。
このように構成された取り付け機構によれば、当接部と支柱部との間となる箇所で破断部を破断させるか、支柱部に設けられた破断部を破断させれば。各破断片を取り外すことができる。したがって、破断部相当の箇所とは別の箇所を適宜切断した場合のように、いずれかの部分が除去できても、残る部分が取り付け対象箇所に残ってしまう、といった事態に陥ることがない。
また、前記破断部は、前記支柱部に設けられており、前記貫通孔の貫通方向に延びる仮想的な軸線を回転中心にして、前記一方側にある前記樹脂部材の一部を、前記他方側にある前記樹脂部材の一部に対して相対的に回転させる方向へ捻ると破断する部分であると好ましい。
このように構成された取り付け機構によれば、一方側にある樹脂部材の一部を他方側にある樹脂部材の一部に対して相対的に回転させる方向へ捻る、という簡単な操作により、支柱部に形成された判断部を破断させることができる。
また、前記逆止部は、一対の弾性逆止片を有し、前記一対の弾性逆止片は、それぞれが前記支柱部の先端に対してV字をなして折り返す方向へ前記支柱部を挟んで対称に延出しており、前記支柱部との連結箇所には他箇所よりも薄肉に成形された薄肉部が形成されて、前記貫通孔を通過する際には前記薄肉部で弾性変形する構造とされ、しかも、前記破断部の断面積Dと前記薄肉部の断面積Eは、不等式D<E×2を満足する関係に設計されていると好ましい。
このように構成された取り付け機構によれば、一対の弾性逆止片にはそれぞれ薄肉部が設けられているにもかかわらず、それら両方の薄肉部の断面積Eの合計値E×2よりも、破断部の断面積Dは小さく設計されている。したがって、このような樹脂部材の場合、破断部が最も脆弱な箇所となって、外力が加わった場合には、両方の薄肉部よりも破断部に応力が集中しやすく、樹脂部材を破断部において破断させることができる。
また、前記一方側にある前記樹脂部材の一部を、前記回転させる方向へ捻ると互いに当接し、更に前記回転させる方向へ捻ると、少なくとも一方が有する傾斜面に沿って互いに摺動し、当該摺動に伴って、前記破断部を挟んで両側にある部分を互いに離間する方向へと変位させる破断促進部を有すると好ましい。
このように構成された取り付け機構によれば、一方側にある樹脂部材の一部を他方側にある樹脂部材の一部に対して相対的に回転させる方向へ捻ると、破断部を挟んで両側にある破断促進部が互いに当接する。これら破断促進部は、少なくとも一方の破断促進部が傾斜面を有し、当該傾斜面に沿って双方の破断促進部が互いに摺動すると、破断部を挟んで両側にある部分が互いに離間する方向へと変位する。したがって、単に破断部が捻られるだけではなく、破断部を挟んで両側にある部分が破断促進部によって強制的に引き離されるので、このような破断促進部が存在しないもの以上に、破断部における破断を促すことができる。
第一の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は正面図、(D)は右側面図、(E)は背面図、(F)は底面図。 第一の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、樹脂部材の取り付け状態と取り付け対象箇所の板厚との関係を示す説明図。 第一の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け機構を示す斜視図、(B)は破断部の断面形状と薄肉部の断面形状を示す斜視図、(C)は破断部を破断させる操作を示す説明図、(D)は破断部が破断した状態を示す説明図。 第二の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け機構を示す斜視図、(B)は破断部を破断させる操作を示す説明図、(C)は破断部が破断した状態を示す説明図。 第三の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け機構を示す斜視図、(B)は取り付け機構を示す右側面図。 第三の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け前の取り付け機構を示す説明図、(B)は取り付け後の取り付け機構を示す説明図。 第四の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け機構を示す斜視図、(B)は取り付け機構を示す右側面図。 第四の事例として挙げる樹脂部材を示す図であり、(A)は取り付け前の取り付け機構を示す説明図、(B)は取り付け後の取り付け機構を示す説明図。 (A)は第五の事例として挙げる樹脂部材の取り付け機構を示す説明図、(B)は第六の事例として挙げる樹脂部材の取り付け機構を示す説明図。
次に、上述の取り付け機構について、より具体的な例を挙げて説明する。
[第一の事例]
図1(A)〜図1(F)に示す樹脂部材1は、ケーブル類の外周を取り囲んで当該ケーブル類を保持可能なクランプ部2と、樹脂部材1を所定の取り付け対象箇所に取り付け可能とするための取り付け機構3とを備える。これらクランプ部2と取り付け機構3は、樹脂材料(例えば、ポリアミド又はポリプロピレンなどの硬質プラスチック。)を射出成形することによって一体成形されている。
クランプ部2は、環状体の一部を開環させた形状で、その開環箇所を介してケーブル類を出し入れ可能な収容部5と、収容部5の一端にヒンジ部6を介して連結されることにより、収容部5の開環箇所を開閉可能に構成された開閉部7とを備える。開閉部7は、ヒンジ部6とは反対側の端部に係合部8を有し、収容部5は、ヒンジ部6とは反対側の端部に被係合部9を有する。これら係合部8及び被係合部9は、開閉部7が収容部5の開環箇所を閉じる閉位置へと変位した際に互いに係合し、これにより、開閉部7は閉位置に保持されて、収容部5に収容されたケーブル類は収容部5から取り出し不能となる。また、係合部8と被係合部9との係合を解除すると、開閉部7は収容部5の開環箇所を開く開位置へと変位可能となり、開閉部7を開位置へ変位させれば、収容部5に収容されたケーブル類は収容部5から取り出し可能となる。
取り付け機構3は、図2(A)〜図2(D)に示すように、取り付け対象箇所となる板状部分P1〜P4に形成された貫通孔H1〜H4を利用して、板状部分P1〜P4に対して取り付け可能に構成されたものである。図2(A)〜図2(D)に示した事例は、板状部分P1〜P4の板厚(図中の上下方向寸法。)が異なる事例であるが、各事例とも取り付け機構3の形状及び寸法は同一である。
取り付け機構3は、支柱部11と、当接部12と、逆止部13とを有する。支柱部11は、樹脂部材1が板状部分P1〜P4に取り付けられる際に、板状部分P1〜P4の表側及び裏側いずれか一方側と他方側のうち、一方側から貫通孔H1〜H4へ挿入されて、所定位置まで挿入されると、支柱部11の先端部分が他方側へ突出する状態となる。
当接部12は、支柱部11が所定位置まで挿入された際に、板状部分P1〜P4の一方側に当接して、支柱部11が板状部分P1〜P4の他方側へ変位するのを規制する状態となる部分である。なお、本事例の場合、クランプ部2の一部が当接部12として兼用されている。より具体的には、支柱部11が所定位置まで挿入された際には、クランプ部2の一部が、当接部12として機能している。
逆止部13は、支柱部11の延出方向先端部分に設けられた一対の弾性逆止片14,14を有する。一対の弾性逆止片14,14は、支柱部11を挟んで対称に延出しており、各弾性逆止片14,14の延出方向は、支柱部11の先端に対してV字をなして折り返す方向とされている。弾性逆止片14と支柱部11との連結箇所には、弾性逆止片14の他箇所よりも薄肉に成形された薄肉部14Aが形成され、弾性逆止片14は、薄肉部14Aにおいて弾性変形する構造とされている。
このように構成された逆止部13は、支柱部11が貫通孔H1〜H4へ挿入される際、支柱部11の先端部分が貫通孔H1〜H4の内部を通過する間は薄肉部14Aにおいて弾性変形して、その幅(図中左右方向寸法。)が狭まる。そして、支柱部11の先端部分が板状部分P1〜P4の他方側へ突出する状態になると、弾性変形していた箇所の形状が復元し、その幅(図中左右方向寸法。)が拡がる。その結果、各弾性逆止片14,14の外側面に形成された階段状部分14Bにおいて、いずれかの段が板状部分P1〜P4の他方側に当接し、支柱部11が板状部分P1〜P4の一方側へ変位するのを規制する状態となる。階段状部分14Bのいずれの段が板状部分P1〜P4の他方側に当接するかは、板状部分P1〜P4の板厚に応じて決まる。したがって、板状部分P1〜P4の板厚が決まれば、その板厚に応じた幅(図中の左右方向寸法。)を持つ貫通孔H1〜H4を形成することで、階段状部分14Bを貫通孔H1〜H4の開口周縁にぴったりと当接させて、取り付け機構3による取り付けを行うことができる。
また、支柱部11には、図3(A)に示すように、破断部15が形成されている。この破断部15は、樹脂部材1が板状部分P1〜P4へ取り付けられた状態において、板状部分P1〜P4の一方側で樹脂部材1に対して所定の向きに所定以上の外力を加えると破断する部分である。
より詳しくは、上述のような破断部15での破断を促すため、本事例においては、第一の構成として、支柱部11には、図3(B)に示すように、外周に沿った位置に断続的に四箇所の溝16が刻設され、当該箇所が破断部15とされている。また、第二の構成として、破断部15(溝16が刻設された箇所。)の断面積Dは、一つの弾性逆止片14が有する薄肉部14Aの断面積Eとの関係を考慮して、不等式D<E×2を満足する関係に設計されている。さらに、第三の構成として、破断部15は、樹脂部材1の成形時にウェルドラインが生じる箇所とされている。すなわち、樹脂部材1を成形する際に、樹脂部材1に相当する形状を持つキャビティ内へと射出される溶融樹脂は、破断部15となる箇所を挟んで両側にあるゲートそれぞれからキャビティ内へと充填される。このとき、各ゲートから破断部15となる箇所までの距離と、各ゲートからの樹脂注入量との関係に従い、キャビティ内を流動する溶融樹脂は、ちょうど破断部15となる箇所で合流・融着し、その融着箇所となった界面にウェルドラインが生じる。なお、ウェルドラインが生じる位置は、金型のキャビティ形状(樹脂部材の形状)に応じて、ゲートの位置や形状(更に必要があれば、キャビティ形状)を適宜調節することで変更することができる。したがって、こうした調節をしながら何度か試作を繰り返すことで、ゲートの位置や形状を最適化すれば、以降は、破断部にウェルドラインが発生した樹脂部材を量産することができる。
これら第一〜第三の構成は、いずれも破断部15の機械的強度を他箇所よりも低下させるために採用した構成である。ただし、これら第一〜第三の構成について全てを採用するか否かは任意であり、破断部15の機械的強度を十分に脆弱にできれば、いずれか一つ以上の構成を採用すれば十分である。例えば、溝を十分に深くしたり孔を設けたりすることで機械的強度を十分に低下させることができる場合であれば、その箇所にウェルドラインが生じているか否かは任意である。あるいは、例えば、破断部15となる箇所にウェルドラインが生じていることで破断部15が十分に脆弱になっていれば、溝の有無は任意であり、上述の不等式を満足する断面積であるか否かも任意である。
次に、樹脂部材1の取り外し方について説明する。なお、図2では、板厚の異なる板状部分P1〜P4に対して樹脂部材1を取り付けた例を示したが、これらの板状部分P1〜P4から樹脂部材1を取り外す方法に差異はないので、以下の説明では、板状部分P3から樹脂部材1を取り外す場合について、図示を交えて説明する。
樹脂部材1を板状部分P3から取り外したい場合は、図3(C)に示すように、貫通孔H3の貫通方向に延びる仮想的な軸線を回転中心にして、クランプ部2(すなわち、板状部分P3の一方側にある樹脂部材1の一部。)を、逆止部13(すなわち、板状部分P3の他方側にある樹脂部材1の一部。)に対して相対的に回転させる方向へ捻る。これにより、破断部15に対して所定以上の外力を加えると、樹脂部材1は破断部15において破断する。
より詳しくは、破断部15には溝16が刻設されているため、支柱部11に作用する応力が破断部15に集中しやすく、溝16のある箇所には亀裂が発生しやすくなっている。また、両方の薄肉部14A,14Aの断面積E×2よりも破断部15の断面積Dが小さくなっているため、両方の薄肉部14A,14Aにかかる負荷は断面積E×2の範囲に分散するのに対し、破断部15にかかる負荷は断面積Dの範囲に集中するので、これも破断部15における破断を促す要因となっている。さらに、破断部15がウェルドラインの発生した箇所となっているため、破断部15ではウェルドラインとなった界面に沿った亀裂が生じやすくなっており、これも破断部15における破断を促す要因となっている。したがって、上述したような外力を樹脂部材1に作用させると、樹脂部材1は、樹脂部材1の中で最も脆弱な構造となっている破断部15において破断することになる。
樹脂部材1が破断部15において破断した場合、樹脂部材1は、図3(D)に示すように、二つの破断片1A,1Bに分解される。その結果、一方の破断片1Aは板状部分P3の一方側へ取り外し可能となり、もう一方の破断片1Bは板状部分P3の他方側へ取り外し可能となる。
以上説明したような樹脂部材1が有する取り付け機構3によれば、板状部分P1〜P4の表裏いずれか一方側での操作により、樹脂部材1を板状部分P1〜P4に取り付けることができる。しかも、板状部分P1〜P4の一方側で樹脂部材1に外力を加えて破断部15を破断させれば、樹脂部材1を複数の破断片1A,1Bに分解して、各破断片1A,1Bを板状部分P1〜P4から取り外すことができる。
したがって、このような取り付け機構3であれば、板状部分P1〜P4との係合解除操作が可能な構造を備えていなくても、簡単な操作で破断部15を破断させることができ、これにより、破断片1A,1Bを板状部分P1〜P4から容易に除去することができる。また、工具を利用して樹脂部材1の一部を適宜切断した場合とも異なり、破断後の破断片1A,1Bを取り付け箇所から取り外せない、といった問題を招くこともない。よって、樹脂部材1の除去作業について、その作業性を良好にすることができる。
[第二の事例]
次に、上述した第一の事例とは別の事例について説明する。ただし、以下の説明では、第一の事例との相違点を中心に詳述し、第一の事例と差異がない部分については、その説明を省略する。
図4(A)に示す樹脂部材21は、クランプ部22及び取り付け機構23を有する。なお、図4(A)〜図4(C)では、クランプ部22の一部を省略して図示してあるが、この省略部分の構造は、第一の事例で示した樹脂部材1のクランプ部2と全く同様とされている。取り付け機構23は、支柱部31と、当接部32と、逆止部33とを有する。なお、本事例においても、第一の事例同様、クランプ部22の一部が当接部32として兼用されている。
また、本事例において、樹脂部材21には破断部35が設けられているが、この破断部35の位置が、第一の事例とは相違する。具体的には、第一の事例においては、支柱部11に破断部15が設けられていたが、本事例において、破断部35は、当接部32と支柱部31との間となる箇所に設けられている。より詳しくは、図4(B)に示す通り、当接部32は、貫通孔H3を挟む両側において板状部分P3に当接する箇所であり、支柱部31は、貫通孔H3の中央を通る位置に配置されている。これら支柱部31及び当接部32に対し、破断部35は、支柱部31よりも当接部32側に近い箇所、かつ当接部32よりも支柱部31側に近い箇所(すなわち、当接部32と支柱部31との間となる箇所。)に設けられている。なお、本事例において、破断部35には溝36が形成され、この溝36が破断部35における破断を促すように構成されているが、さらに、第一の事例同様、破断部35においてウェルドラインが生じている構造などを採用してもよい。
以上のように構成された樹脂部材21を板状部分P3から取り外したい場合は、図4(C)に示すように、クランプ部2が有する収容部5を互いに内側へと折り曲げる。これにより、破断部35に対して所定以上の外力を加えると、樹脂部材21は破断部35において破断する。樹脂部材21が破断部35において破断した場合、樹脂部材21は、図4(C)に示すように、三つの破断片21A,21B,21Cに分解される。その結果、二つの破断片21A,21Bは板状部分P3の一方側へ取り外し可能となり、もう一つの破断片21Cは板状部分P3の他方側へ取り外し可能となる。
したがって、このような取り付け機構23によれば、板状部分P1〜P4との係合解除操作が可能な構造を備えていなくても、簡単な操作で破断部35を破断させることができ、これにより、破断片21A〜21Cを板状部分P1〜P4から容易に除去することができる。また、工具を利用して樹脂部材21の一部を適宜切断した場合とも異なり、破断後の破断片21A〜21Cを取り付け箇所から取り外せない、といった問題を招くこともない。よって、樹脂部材21の除去作業について、その作業性を良好にすることができる。
[第三の事例]
図5(A)及び図5(B)に示す樹脂部材41は、クランプ部42及び取り付け機構43を有する。なお、図5(A)及び図5(B)では、クランプ部42の一部を省略して図示してあるが、この省略部分の構造は、第一の事例で示した樹脂部材1のクランプ部2と全く同様とされている。取り付け機構43は、第一の事例同様、支柱部51と、当接部52と、逆止部53とを有し、逆止部53は、一対の弾性逆止片54,54を有する。なお、本事例においても、第一の事例同様、クランプ部42の一部が当接部52として兼用されている。また、本事例において、樹脂部材41には破断部55が設けられている。この破断部55は、支柱部51に設けられており、第一の事例と全く同様に構成されている。
さらに、本事例における特有の構成として、クランプ部42と弾性逆止片54が最も近接する箇所には、破断促進部57が構成されている。この破断促進部57は、クランプ部42から弾性逆止片54側に向かって突出する凸部57Aと、弾性逆止片54からクランプ部42側に向かって突出する凸部57Bとを有する。
これら凸部57Aと凸部57Bは、図6(A)に示すように、樹脂部材41が板状部分P3に取り付けられる前の時点では、互いに対向しない位置へずれた状態にある。一方、樹脂部材41が板状部分P3に取り付けられた際には、図6(B)に示すように、弾性逆止片54,54が変位するのに伴って、凸部57Aと凸部57Bは、互いに対向する位置へと変位する。このとき、凸部57Aと凸部57Bは、図5(B)に示すように、それぞれが有する傾斜面を相互に対向させる状態になる。
この状態において、樹脂部材41を板状部分P3から取り外したい場合は、板状部分P3の一方側にあるクランプ部42を、板状部分P3の他方側にある逆止部53に対して相対的に回転させる方向へ捻る。このとき、平面視で(すなわち、クランプ部42側が手前となる向きに見て)クランプ部42を時計回りに回転させると、凸部57Aと凸部57Bは、互いの傾斜面同士で当接し、互いの傾斜面に沿って摺動する。その際、凸部57Aは、凸部57Bによって板状部分P3の一方側へと押圧され、凸部57Bは、凸部57Aによって板状部分P3の他方側へと押圧される。
そのため、単に破断部55が捻られて破断するだけではなく、破断部55よりもクランプ部42側にある部分と、破断部55よりも逆止部53側にある部分は、上述のような押圧力を受けて互いに離間する方向へと変位し、破断部55には亀裂が発生しやすくなる。したがって、このような樹脂部材41であれば、破断促進部57に相当する構成が存在しないもの以上に、破断部55における破断を促すことができる。
[第四の事例]
図7(A)及び図7(B)に示す樹脂部材61は、クランプ部62及び取り付け機構63を有する。なお、図7(A)及び図7(B)では、クランプ部62の一部を省略して図示してあるが、この省略部分の構造は、第一の事例で示した樹脂部材1のクランプ部2と全く同様とされている。取り付け機構63は、第一の事例同様、支柱部71と、当接部72と、逆止部73とを有し、逆止部73は、一対の弾性逆止片74,74を有する。なお、本事例においても、第一の事例同様、クランプ部62の一部が当接部72として兼用されている。また、本事例において、樹脂部材61には破断部75が設けられている。この破断部75は、支柱部71に設けられており、第一の事例と全く同様に構成されている。
さらに、本事例における特有の構成として、クランプ部62と弾性逆止片74が最も近接する箇所には、破断促進部77が構成されている。この破断促進部77は、クランプ部62から弾性逆止片74側に向かって突出する凸部77Aと、弾性逆止片74からクランプ部62側に向かって突出する凸部77B,77Cとを有する。
これら凸部77A,77B,77Cは、図8(A)に示すように、樹脂部材61が板状部分P3に取り付けられる前の時点では、互いに対向しない位置へずれた状態にある。一方、樹脂部材61が板状部分P3に取り付けられた際には、図8(B)に示すように、弾性逆止片74,74が変位するのに伴って、凸部77Aと凸部77Bが互いに対向し、凸部77Aと凸部77Cも互いに対向する位置へと変位する。このとき、凸部77Aは、図7(B)に示すように、凸部77Bと凸部77Cとの間に収まり、凸部77Aが有する二つの傾斜面のうち、一方が凸部77Bの有する傾斜面に対向、他方が凸部77Cの有する傾斜面に対向する状態となる。
この状態において、樹脂部材61を板状部分P3から取り外したい場合は、板状部分P3の一方側にあるクランプ部62を、板状部分P3の他方側にある逆止部73に対して相対的に回転させる方向へ捻る。このとき、平面視で(すなわち、クランプ部62側が手前となる向きに見て)クランプ部62を時計回りに回転させると、凸部77Aと凸部77Bは、互いの傾斜面同士で当接し、互いの傾斜面に沿って摺動する。その際、凸部77Aは、凸部77Bによって板状部分P3の一方側へと押圧され、凸部77Bは、凸部77Aによって板状部分P3の他方側へと押圧される。この点は、第三の事例と同様である。
一方、本事例の場合、第三の事例とは異なり、平面視で(すなわち、クランプ部62側が手前となる向きに見て)クランプ部62を反時計回りに回転させてもよい。この場合、凸部77Aと凸部77Cは、互いの傾斜面同士で当接し、互いの傾斜面に沿って摺動する。その際、凸部77Aは、凸部77Cによって板状部分P3の一方側へと押圧され、凸部77Cは、凸部77Aによって板状部分P3の他方側へと押圧される。
つまり、本事例の場合、クランプ部62を時計回り及び反時計回り、いずれの方向へ回転させても、破断促進部77が有効に機能する。したがって、このような破断促進部77が設けられていれば、第三の事例同様、破断促進部77に相当する構成が存在しないもの以上に、破断部75における破断を促すことができ、しかも、第三の事例以上に、破断促進部77を機能させる際の操作性を良好にすることができる。
[第五の事例]
図9(A)に示す樹脂部材81は、クランプ部82及び取り付け機構83を有する。なお、図9(A)では、クランプ部82の一部を省略して図示してあるが、この省略部分の構造は、第一の事例で示した樹脂部材1のクランプ部2と全く同様とされている。取り付け機構83は、支柱部91と、当接部92と、逆止部93とを有する。ただし、これまで説明した第一の事例〜第四の事例とは異なり、当接部92が、板ばね状に形成されて、クランプ部82とは別部分として構成されている。
このような当接部92を設ければ、樹脂部材81を板状部分P3に取り付けら際、当接部92は、弾性変形することにより、板状部分P3の一方側において支柱部91を引き抜く方向へと付勢する。したがって、板状部分P3の板厚に多少の誤差があっても、そのような誤差を当接部92の弾性変形によって吸収し、樹脂部材81を板状部分P3に対してがたつきなく取り付けることができる。また、本事例において、破断部95は、支柱部91に設けられており、この点は第一の事例と全く同様に構成されている。このように構成された樹脂部材81も、第一の事例と同様の操作で、破断部95を破断させることができ、第一の事例と同様に、板状部分P3から容易に樹脂部材81を取り外すことができる。
[第六の事例]
図9(B)に示す樹脂部材101は、クランプ部102及び取り付け機構103を有する。なお、図9(B)では、クランプ部102の一部を省略して図示してあるが、この省略部分の構造は、第一の事例で示した樹脂部材1のクランプ部2と全く同様とされている。取り付け機構103は、支柱部111と、当接部112と、逆止部113とを有する。当接部112は、第五の事例と同様に、板ばね状に形成されて、クランプ部102とは別部分として構成されている。したがって、第五の事例同様、板状部分P3の板厚に多少の誤差があっても、そのような誤差を当接部112の弾性変形によって吸収し、樹脂部材101を板状部分P3に対してがたつきなく取り付けることができる。また、本事例において、破断部115は、当接部112と支柱部111との間となる箇所に設けられており、この点は第二の事例と全く同様に構成されている。このように構成された樹脂部材101も、第二の事例と同様の操作で、破断部115を破断させることができ、第二の事例と同様に、板状部分P3から容易に樹脂部材101を取り外すことができる。
[その他の事例]
以上、樹脂部材の取り付け機構について、具体的な事例を挙げて説明したが、本発明は、上述の事例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上述の各事例においては、クランプ部を有する樹脂部材を例示したが、本発明は、破断部を有する取り付け機構に発明の本質があり、同等な取り付け機構を有する樹脂部材であれば、クランプ部を有するか否かは任意である。
クランプ部を有さない樹脂部材としては、クランプ部に代えて結束バンド部を備えたもの、クランプ部に代えてスペーサー部を備えたもの、クランプ部に代えて基板ガイド部を備えたものなど、板状部分に対して取り付け可能な各種プラスチックファスナー類を挙げることができ、これらいずれに対しても本発明を適用することができる。
1,21,41,61,81,101…樹脂部材、1A,1B,21A,21B,21C…破断片、2,22,42,62,82,102…クランプ部、3,23,43,63,83,103…取り付け機構、5…収容部、6…ヒンジ部、7…開閉部、8…係合部、9…被係合部、11,31,51,71,91,111…支柱部、12,32,52,72,92,112…当接部、13,33,53,73,93,113…逆止部、14,54,74…弾性逆止片、14A…薄肉部、14B…階段状部分、15,35,55,75,95,115…破断部、16,36…溝、57,77…破断促進部、57A,57B,77A,77B,77C…凸部。

Claims (5)

  1. 樹脂部材の一部として設けられ、前記樹脂部材を所定の取り付け対象箇所に取り付ける際に、当該取り付け対象箇所の表側及び裏側いずれか一方側と他方側との間を貫通する貫通孔を利用して取り付け可能な取り付け機構であって、
    前記樹脂部材が前記取り付け対象箇所に取り付けられる際に、前記一方側から前記貫通孔へ挿入されて、所定位置まで挿入されると、先端部分が前記他方側へ突出する状態となる支柱部と、
    前記支柱部が前記所定位置まで挿入された際に、前記一方側で前記取り付け対象箇所に当接して、前記支柱部が前記他方側へ変位するのを規制する状態となる当接部と、
    前記支柱部の前記先端部分に設けられ、前記支柱部が前記貫通孔へ挿入される際、前記先端部分が前記貫通孔の内部を通過する間は弾性変形し、前記先端部分が前記他方側へ突出する状態になると弾性変形していた箇所の形状が復元し、前記支柱部が前記一方側へ変位するのを規制する状態となる逆止部と
    を有し、
    さらに、前記樹脂部材の一部には、溝又は孔が形成された部分であって、前記樹脂部材が前記取り付け対象箇所へ取り付けられた状態において前記一方側で前記樹脂部材に対して所定の向きに所定以上の外力が加えられた際に、前記溝又は前記孔から亀裂が生じて破断に至る一以上の破断部が設けられ、当該破断部を破断させると前記樹脂部材が複数の破断片に分解されて取り外し可能となる
    取り付け機構。
  2. 前記破断部は、前記当接部と前記支柱部との間となる箇所、又は、前記支柱部に設けられている
    請求項1に記載の取り付け機構。
  3. 前記破断部は、前記支柱部に設けられており、前記貫通孔の貫通方向に延びる仮想的な軸線を回転中心にして、前記一方側にある前記樹脂部材の一部を、前記他方側にある前記樹脂部材の一部に対して相対的に回転させる方向へ捻ると破断する部分である
    請求項2に記載の取り付け機構。
  4. 前記逆止部は、一対の弾性逆止片を有し、
    前記一対の弾性逆止片は、それぞれが前記支柱部の先端に対してV字をなして折り返す方向へ前記支柱部を挟んで対称に延出しており、前記支柱部との連結箇所には他箇所よりも薄肉に成形された薄肉部が形成されて、前記貫通孔を通過する際には前記薄肉部で弾性変形する構造とされ、
    しかも、前記破断部の断面積Dと前記薄肉部の断面積Eは、不等式D<E×2を満足する関係に設計されている
    請求項3に記載の取り付け機構。
  5. 前記一方側にある前記樹脂部材の一部を、前記回転させる方向へ捻ると互いに当接し、更に前記回転させる方向へ捻ると、少なくとも一方が有する傾斜面に沿って互いに摺動し、当該摺動に伴って、前記破断部を挟んで両側にある部分を互いに離間する方向へと変位させる破断促進部を有する
    請求項3又は請求項4に記載の取り付け機構。
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