JP6400401B2 - 成形用金型、及び成形方法 - Google Patents

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本発明は、例えば射出成形等に用いる成形用金型、及び成形方法に関するものである。
射出成形等においては、互いに対向した第1成形型と第2成形型とを型締めした状態で、第1成形型と第2成形型との間に画成された成形部内に、ゲートを通して溶融した樹脂材料を注入する。その後、成形部内の樹脂材料を固化させた後、第1成形型と第2成形型とを型開きし、成形部から成形品を取り出すことによって、成形部の内面形状に応じた成形品を得ることができる。
ここで、成形部内に樹脂材料を注入するゲート方式として、変形や反りの少ない成形品を得るためにサイドゲートを用いることが一般的である。サイドゲートは、第1成形型と第2成形型との型合わせ面に沿って延設され、成形部の側面部分で開口している。
また、上述したサイドゲートを用いる金型では、成形品とゲート部分との間を切断(ゲートカット)するためのゲートカットピンを備える構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−309802号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成にあっては、ゲートカットピンやゲートカットピンを作動させる機構等のゲートカット機構が別途必要となり、金型の構造が複雑化するという課題がある。
なお、成形後に型開きするタイミングで成形品とゲート部分との間を自動的にゲートカットする構成として、ピンゲートを用いることも考えられる。ピンゲートは、第1成形型及び第2成形型の何れか一方の成形型において、型合わせ面に交差する方向に延設され、成形部内で開口している。
しかしながら、ピンゲートを採用する場合には、ゲート開口の断面積が大きいと、ゲートカット時において、成形品がゲート部分側に引っ張られ、切断性が低下することで、成形品の変形や反りが発生するおそれがある。
これに対し、ゲート開口を小さくすると、ゲートカット時の切断性は向上するものの、樹脂材料を成形部内に注入する際の圧力損失が大きくなり、成形部内への充填性が低下する。この場合には、成形品にヒケ等の不良が生じる原因となる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、金型構造の簡素化を図るとともに、成形品とゲート部分との間の切断性を確保した上で、成形部内への成形材料の充填性を向上させることができる成形用金型、及び成形方法を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明の成形用金型は、第1成形型と、前記第1成形型に対して接離可能とされ、前記第1成形型との間に成形部を画成する第2成形型と、を備え、前記第1成形型は、前記成形部のうち、少なくとも前記第1成形型と前記第2成形型との移動方向に交差する側面部分で開口するゲート開口を有していることを特徴としている。
また、本発明の成形方法は、上記本発明の成形用金型を用いる成形方法であって、前記第1成形型と前記第2成形型とを互いに突き合わせた状態で、前記第1成形型の前記ゲート開口を通して前記成形部内に成形材料を充填する充填工程と、前記第1成形型と前記第2成形型とを離間させる型開き工程と、を有し、前記型開き工程では、前記ゲート開口の開口縁のうち、移動方向における前記第2成形型側に位置する部分で前記成形部と前記ゲート開口との境界部分に位置する成形材料にせん断力を付与し、成形材料を切断することを特徴としている。
この構成によれば、第1成形型と第2成形型との型開き工程において、ゲート開口の開口縁のうち、第2成形型側に位置する部分によって、成形部とゲート開口との境界部分に位置する成形材料との間に、移動方向に沿ってせん断力を付与することができる。これにより、成形部内で成形される成形品と、ゲート内で成形されるゲート部分と、の接続部を型開きするタイミングで自動的にゲートカットすることができる。
特に、従来のサイドゲートのように、ゲートカットピン等のゲートカット機構を別途設ける必要がないので、金型構造の簡素化を図った上で、切断性を確保できる。そのため、成形品の変形や反りを抑え、所望の形状に成形することができる。なお、本発明の構成によれば、上述したように成形品とゲート部分との接続部にせん断力を作用させるので、ピンゲートに比べてゲート開口の断面積の拡大に伴う切断性の低下を抑制できる。
さらに、ゲート開口が成形部の側面部分で開口するサイドゲートを採用することで、圧力損失を低減し、成形部の面内方向に沿って樹脂材料をスムーズに供給することができる。そのため、ピンゲートを採用する場合に比べて充填性を向上させ、ヒケ等の発生を抑制できる。
また、本発明の成形用金型は、前記第1成形型のうち、前記ゲート開口に対して移動方向の前記第2成形型側に位置する部分には、移動方向に交差する方向に突出し、前記側面部分を画成するサポート部が形成されていてもよい。
この構成によれば、第1成形型のうち、ゲート開口に対して第2成形型側に位置する部分に、移動方向に交差する方向に延びるサポート部が形成されているため、型開き工程において、ゲート部分がサポート部によって第2成形型側から保持された状態で第1成形型とともに第2成形型に対して離間する。これにより、成形品とゲート部分との接続部に対してせん断力を確実に付与することができ、成形品とゲート部分との切断を確実に行うことができる。
また、本発明の成形用金型は、前記ゲート開口は、前記側面部分と、前記第1成形型のうち、移動方向で前記成形部に面する対向部分と、のなす角部に跨って配設されていてもよい。
この構成によれば、成形部の側面部分と、第1成形型のうち、移動方向で成形部内に面する対向部分と、のなす角部に跨って開口しているため、ゲート開口の開口面積を拡大することができる。これにより、ゲート開口を通過する際の圧力損失を抑え、充填性をより一層高めることができる。
本発明によれば、金型構造の簡素化を図るとともに、成形品とゲート部分との間の切断性を確保した上で、成形部内への成形材料の充填性を向上させることができる。
本発明の実施形態における金型の断面図である。 第1成形型を型合わせ面側から見た斜視図である。 第2成形型を型合わせ面側から見た斜視図である。 図1のIV部拡大図である。 樹脂成形体の斜視図である。 型開き工程を説明するための工程図であって、図1に相当する断面図である。 取出し工程を説明するための工程図であって、図1に相当する断面図である。 本発明の実施形態の変形例を示す図であり、図4に相当する拡大図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[金型]
図1は金型1の断面図であり、図2は第1成形型10を型合わせ面11側から見た斜視図である。また、図3は第2成形型20を型合わせ面21側から見た斜視図である。図4は図1のIV部拡大図である。
図1〜図4に示すように、金型1は、第1成形型10と、第1成形型10に対向配置され、第1成形型10との間に成形部Cを画成する第2成形型20と、これら第1成形型10及び第2成形型20をZ方向(移動方向)に接離可能に相対移動させる駆動機構(不図示)と、を備えている。なお、本実施形態においては、第1成形型10を固定型とし、第2成形型20を駆動機構(不図示)によって第1成形型10に対して接離させる移動型としている。
図1、図3、図4に示すように、第2成形型20は、第1成形型10に対向する型合わせ面21に、Z方向における第1成形型10側とは反対側に窪むキャビティ部22が形成されている。キャビティ部22は、成形品S(図5参照)の内面形状を成形する成形凹部23と、成形凹部23内に連通するとともに、第1成形型10の後述する凸部12を収容するガイド凹部24と、を備えている。
図5は、樹脂成形体の斜視図である。
なお、図5に示すように、本実施形態の成形品Sは、例えばZ方向から見て平面視矩形状の薄板とされている。したがって、成形凹部23は、平面視矩形状とされ、型合わせ面21に対して一定の深さを有している。なお、成形凹部23には、型開き時における成形品Sの浮き上がりを防止するための図示しないアンダーカット部が配設されている。
図3に示すように、ガイド凹部24は、平面視矩形状を呈し、成形凹部23の内側面のうち、長辺方向の一端側に位置する内側面23aの中央部から、成形凹部23に対して外方に延設されている。なお、ガイド凹部24の深さは成形凹部23の深さと同等になっている。
図1、図2、図4に示すように、第1成形型10は、第2成形型20のキャビティ部22を閉塞するとともに、型締め時において第2成形型20の型合わせ面21に突き当たる型合わせ面11を有している。そして、第1成形型10(型合わせ面11)と、第2成形型20の成形凹部23と、で画成された空間は、成形品Sを成形するための成形部Cを画成している。
第1成形型10の型合わせ面11側には、型合わせ面11に対して第2成形型20側に突出する凸部12が形成されている。凸部12は、直方体形状とされ、型締め時において上述したガイド凹部24内に収容される。したがって、凸部12の外側面のうち、成形凹部23内を臨む外側面12aは、上述した内側面23a(図3参照)と面一とされ、内側面23aとともに成形部Cの側面部分C1を構成している。なお、凸部12における第2成形型20側に位置する先端面12bは、型合わせ面11に平行な平坦面とされ、型締め時において、ガイド凹部24の底面に突き合わされるようになっている。
図4に示すように、第1成形型10には、図示しない供給源から供給される溶融状態の樹脂材料(成形材料)を成形部C内に供給するためのゲート13がZ方向に延設されている。具体的に、ゲート13は、樹脂材料の流通方向における下流側(型合わせ面11側)に向かうに従い内径が漸次縮小するテーパ状とされている。また、ゲート13の下流側端部は、凸部12内で終端している。なお、ゲート13のうち、凸部12内に位置する部分の内径は、上流側に位置する部分に対して段差をもって縮小している。
また、ゲート13のうち、成形部C側に位置する内壁面13aは、Z方向から見た平面視において凸部12の外側面12aよりも成形部C側に位置している。そして、第1成形型10のうち、上述した凸部12の外側面12aと、型合わせ面11のうち外側面12aに連なる部分と、のなす角部30には、ゲート13と成形部C内とを連通させるゲート開口14Aが形成されている。すなわち、ゲート開口14Aは、上述した角部30を跨がるように形成されている。
凸部12のうち、ゲート13よりも第2成形型20側に位置する部分(ゲート13の下流側端面13bと凸部12の先端面12bとの間に位置する部分)は、Z方向に直交する方向に沿って延び、ゲート13を第2成形型20側から保持するサポート部15を構成している。
このように、本実施形態のゲート開口14Aは、第1成形型10のみによって画成されている。この場合、ゲート開口14Aの開口縁のうち、第2成形型20側に位置する部分は、凸部12の外側面12aとゲート13の下流側端面13bとのなす角部(サポート部15の角部)により画成され、型開き時において、成形品Sとゲート部分Gとの間を切断する。
[射出成形方法]
次に、上述した金型1を用いた成形品Sの製造方法(射出成型方法)について説明する。
まず、図1、図4に示すように、駆動機構(不図示)により、第2成形型20を第1成形型10に対してZ方向に沿って接近させ、型締め状態とする(型締め工程)。型締め状態において、型合わせ面21を第1成形型10の型合わせ面11に突き当てることで、第2成形型20の成形凹部23と、第1成形型10の型合わせ面11及び凸部12の外側面12aと、に画成された部分に、成形品Sを形成する成形部Cが画成される。さらに、第1成形型10の凸部12は、第2成形型20のガイド凹部24内に収容されるとともに、外側面12aが成形凹部23の内側面23aに面一に配置される。これにより、ゲート13のゲート開口14Aは、成形部Cの側面部分C1と、第1成形型10の型合わせ面11のうち、成形部C内に面する部分(対向部分C2)と、に跨って開口する。
次に、溶融状態の樹脂材料を、図示しない供給源からゲート13を通して供給する(充填工程)。具体的に、供給源からゲート13内に供給された樹脂材料は、ゲート13内をZ方向に沿って流通する。その後、樹脂材料は、ゲート13の下流側端面13bに突き当たった後、ゲート開口14Aに向けて流れの向きを変える。そして、樹脂材料は、ゲート開口14Aを通して成形部C内に流入する。このとき、樹脂材料は、成形部C内において、型合わせ面11,21の面内に沿って流通する。これにより、成形部C内に樹脂材料が充填される。
その後、金型1を冷却して、樹脂材料を固化させる。これにより、図5に示すように、金型1の内面形状に応じた樹脂成形体31が成形される。すなわち、樹脂成形体31は、成形部Cにより成形された成形品Sと、ゲート13により成形されたゲート部分Gと、が一体に形成される。
図6は、型開き工程を説明するための工程図であって、図1に相当する断面図である。
図4、図6に示すように、成形材料の固化後、駆動機構(不図示)により、第2成形型20を第1成形型10に対してZ方向に離間させる(型開き工程)。この際、樹脂成形体31のうち、成形部C内で成形された成形品Sは、成形凹部23に形成された図示しないアンダーカット部により、成形凹部23に保持される。一方、樹脂成形体31のうち、ゲート13内で成形されたゲート部分Gは、第1成形型10のゲート13内に保持されている。
そのため、成形品Sとゲート部分Gとの接続部Jには、Z方向に沿ってせん断力が作用する。具体的に、成形品Sは、第2成形型20とともに、第1成形型から離間するのに対し、ゲート部分Gは、サポート部15によって保持され、第2成形型20側への移動が規制される。そのため、接続部Jには、サポート部15の角部からせん断力が集中的に作用する。これにより、成形品Sとゲート部分Gとが接続部Jで切断される。
図7は、取出し工程を説明するための工程図であって、図1に相当する断面図である。
図7に示すように、型開き工程の後、図示しないエジェクタピン等を用いて第2成形型20の成形凹部23から成形品Sを取り出すとともに、ゲート13からランナRを除去する(取出し工程)。これにより、成形品Sの成形が完了する。
このように、本実施形態では、成形部C内に樹脂材料を供給するゲート開口14Aが第1成形型10に形成されているので、第1成形型10と第2成形型20との型開き工程において、ゲート開口14Aの開口縁のうち、第2成形型20側に位置する部分(サポート部15の角部)によって、成形品Sとゲート部分Gとの間にZ方向に沿ってせん断力を付与することができる。これにより、型開きのタイミングで成形品Sとゲート部分Gとの間を自動的にゲートカットすることができる。
特に、従来のサイドゲートのように、ゲートカットピン等のゲートカット機構を別途設ける必要がないので、金型構造の簡素化を図った上で、切断性を確保できる。そのため、成形部C内で薄板の成形品Sを成形する場合であっても、成形品Sの変形や反りを抑え、所望の形状に成形することができる。なお、本実施形態では、上述したように成形品Sとゲート部分Gとの接続部Jにせん断力を作用させるので、ピンゲートに比べてゲート開口14Aの断面積の拡大に伴う切断性の低下を抑制できる。
さらに、ゲート開口14Aが成形部Cの側面部分C1で開口するサイドゲートを採用することで、圧力損失を低減し、成形部Cの面内方向に沿って樹脂材料をスムーズに供給することができる。そのため、ピンゲートを採用する場合に比べて充填性を向上させ、ヒケ等の発生を抑制できる。
また、本実施形態では、第1成形型10のうち、ゲート開口14Aに対して第2成形型20側に位置する部分に、Z方向に交差する方向に延びるサポート部15が形成されているため、型開き工程において、ゲート部分Gがサポート部15によって保持された状態で第1成形型10とともに第2成形型20から引き離される。これにより、成形品Sとゲート部分Gとの接続部Jに対してせん断力を確実に付与することができ、成形品Sとゲート部分Gとの切断を確実に行うことができる。
さらに、本実施形態のゲート開口14Aは、成形部Cの側面部分C1と、第1成形型10の型合わせ面11のうち、成形部C内に面する対向部分C2と、に跨って開口しているため、ゲート開口14Aの開口面積を拡大することができる。これにより、ゲート開口14Aを通過する際の圧力損失を抑え、充填性をより一層高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、ゲート開口14Aが、成形部Cの側面部分C1と、第1成形型10の型合わせ面11のうち、成形部C内に面する対向部分C2と、に跨って開口する場合について説明したが、これに限らず、少なくとも側面部分C1で開口していれば構わない。この場合、例えば図8に示すように、ゲート開口14Bが、凸部12の外側面12aのみ(成形部Cの側面部分C1)で開口する構成としても構わない。
また、成形品Sは、板状に限らず、種々の形状を採用することが可能である。
また、上述した実施形態では、成形材料として、樹脂材料を用いる場合について説明したが、これに限らず、例えばガラス系材料、金属材料等であってもよい。
さらに、上述した実施形態では、金型1として、第1成形型10と第2成形型20とを備える構成としたが、これに限られない。例えば、第1成形型10に対して第2成形型20側とは反対側に、第1成形型10との間にランナを形成するランナ形成用プレートを配置した、いわゆる3プレート構成の金型1装置としてもよい。
1…金型(成形用金型)
10…第1成形型
14A,14B…ゲート開口
15…サポート部
20…第2成形型
C…成形部
C1…側面部分
C2…対向部分

Claims (3)

  1. 第1成形型と、
    前記第1成形型に対して接離可能とされ、前記第1成形型との間に成形部を画成する第2成形型と、を備え、
    前記第1成形型は、前記成形部のうち、少なくとも前記第1成形型と前記第2成形型との移動方向に交差する側面部分で開口するゲート開口を有し
    前記ゲート開口は、前記側面部分と、前記第1成形型のうち、移動方向で前記成形部に面する対向部分と、のなす角部に跨って配設されていることを特徴とする成型用金型。
  2. 前記第1成形型のうち、前記ゲート開口に対して移動方向の前記第2成形型側に位置する部分には、移動方向に交差する方向に突出し、前記側面部分を画成するサポート部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の成形用金型。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の成形用金型を用いる成形方法であって、
    前記第1成形型と前記第2成形型とを互いに突き合わせた状態で、前記第1成形型の前記ゲート開口を通して前記成形部内に成形材料を充填する充填工程と、
    前記第1成形型と前記第2成形型とを離間させる型開き工程と、を有し、
    前記型開き工程では、前記ゲート開口の開口縁のうち、移動方向における前記第2成形型側に位置する部分で前記成形部と前記ゲート開口との境界部分に位置する成形材料にせん断力を付与し、成形材料を切断することを特徴とする成形方法。
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