JPH0923541A - ワイヤハーネス用クランプ - Google Patents

ワイヤハーネス用クランプ

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Publication number
JPH0923541A
JPH0923541A JP19419495A JP19419495A JPH0923541A JP H0923541 A JPH0923541 A JP H0923541A JP 19419495 A JP19419495 A JP 19419495A JP 19419495 A JP19419495 A JP 19419495A JP H0923541 A JPH0923541 A JP H0923541A
Authority
JP
Japan
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wire harness
locking
clamp
bending
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP19419495A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamashita
浩司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP19419495A priority Critical patent/JPH0923541A/ja
Publication of JPH0923541A publication Critical patent/JPH0923541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネス13に取付ける取付部2に立
設した係止柱3に、上端から開脚状に垂設され、かつ、
下端に段差係止部5を有する弾性係止片4からなる係止
頭6を備え、係止頭6を車体15の係止孔16に嵌着係
止するワイヤハーネス用クランプ1において、車体15
へ配設係止したワイヤハーネス13の外し作業を容易に
して、ワイヤハーネス13のリサイクル使用を可能にす
る。 【構成】 横断面長方形の係止柱3の基部7の近傍に、
基部7と平行して係止柱3の長辺側の両側に対称配設し
たV字ノッチ8からなる曲げ・捩り破断部10を設け、
車体15へ係止姿勢の係止柱3の縦軸心9に対して、ワ
イヤハーネス13を下曲げする下曲げ応力、または、ワ
イヤハーネス13を横曲げする捩り応力によって、曲げ
・捩り破断部10から容易に破断分離可能にした構造が
特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの外周
に取付けて、そのワイヤハーネスの車体・機器への配設
姿勢を整えて保持するのに使用するワイヤハーネス用ク
ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネス用クランプは(図3参
照)、ワイヤハーネス13への取付部2に係止柱3を立
設し、その係止柱3の上端から開脚状に垂設して、下端
に段差係止部5を備えた片持梁状一対の弾性係止片4等
からなる係止頭6を立設した構造を有し、その係止頭6
を車体・機器15の係止孔16に嵌着して、段差係止部
5によって抜け止め係止し、ワイヤハーネス13の車体
・機器15への配設姿勢を整えて保持する係止頭嵌着構
造のものが主として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の係止頭嵌
着構造のワイヤハーネス用クランプは、車体・機器15
への嵌着係止がワンタッチ的にできるものの、ワイヤハ
ーネス13のメンテナンスやリサイクル使用に際して、
その嵌着係止を外すことが極めて困難になる。即ち、弾
性係止片4の弾性開脚力によって、車体・機器15の係
止孔16に嵌着係止した係止頭6は、弾性係止片4の開
脚姿勢を強制縮小しない限り、係止孔16から円滑に引
き出すことができないので、メンテナンス等に際してワ
イヤハーネス13を車体・機器15から外す必要が生じ
たときは、例えば、10kgf等の強い引き外力を、狭隘
な配設空間のワイヤハーネス13に加え、係止柱3を破
断せざるを得ない難渋作業となり、ワイヤハーネス13
の配設離脱の作業性が極めて劣る。
【0004】一方、自動車のワイヤハーネスシステムは
車体と共に廃却する使い捨てが行なわれているものの、
ワイヤハーネスシステムは合成樹脂材が多く使用されて
いるので、その廃却に基づく産業公害上の難点があり、
さらに、近年は資源有効活用の見地から、ワイヤハーネ
スシステムのリサイクル使用の指向が強く、そのリサイ
クル使用のための技術開発が、当該分野で求められてい
る。
【0005】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
ると共に、当該分野の技術要求に応えるワイヤハーネス
用クランプを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のワイヤハーネス用クランプは「車体・機器へ
の係止頭を、係止柱に設けたワイヤハーネス用クランプ
において、前記係止柱の基端部位に、前記基端と概ね平
行する曲げ・捩り破断部を設け、前記係止柱の縦軸心に
対する曲げ・捩りによって、前記曲げ・捩り破断部が破
断分離可能に形成された構造」になっている。
【0007】即ち、本発明のワイヤハーネス用クランプ
は、車体・機器へ配設された状態のワイヤハーネスに、
その配設保持中に受ける定常外力以外の曲げ・捩り外
力、または、その合成力によって、係止頭を車体・機器
に係止している係止柱を、容易に破断分離できるように
した構造が特徴であり、その曲げ・捩り破断部は、係止
柱の横断方向に薄肉にした切欠ノッチ溝、または、同じ
く横断方向に切設した切欠スリット、或は、破断小孔を
連設した折れ目ライン等の態様が採択される。
【0008】
【作用】以上の構成の本発明のワイヤハーネス用クラン
プを、ワイヤハーネスの外周に所要スパンをおいて取付
け、突設した係止頭を車体・機器に係止した使用状態の
ワイヤハーネスを、車体・機器から外す必要が生じた場
合は、長尺電線束のワイヤハーネスの先端部分から順次
に「車体・機器に対して、ワイヤハーネスの正常配設ル
ートを横曲げ」または「車体・機器から遠ざける下方曲
げ」をすると、その横曲げ・下方曲げ外力が、係止柱の
縦軸心に対する捩れ外力・曲げ外力となって、前記曲げ
・捩り破断部に及ぶので、車体・機器への係止状態のワ
イヤハーネス用クランプは、その曲げ・捩れ破断部から
容易に破断分離され、ワイヤハーネスを損傷することな
く車体・機器から外すことができる。
【0009】そして、その曲げ・捩り破断部の破断によ
って、車体・機器から外されたワイヤハーネスは、ワイ
ヤハーネス本体の損傷のおそれはなく、破断したワイヤ
ハーネス用クランプのみの交換によってリサイクル使用
できる。なお、車体・機器へ係止したワイヤハーネス用
クランプは、ワイヤハーネスの外周に所要スパンで並設
されているので、定常な使用状態では、曲げ・捩り破断
部を破断する前記の捩り外力や曲げ外力は発生するおそ
れがなく、ワイヤハーネス保持のクランプ性能は正常に
安定する。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明第一実施例を示す図1を参照して、ワイヤハ
ーネス13の外周にテープ巻き14によって取付け固定
する長方形板体の取付部2の中央に、係止柱3を立設す
ると共に、係止柱3の上端から開脚状に垂設されて、下
端に段差係止部5を有する対称一対の片持梁状の弾性係
止片4からなる係止頭6を備え、係止頭6を車体15の
係止孔16に嵌着し、係止孔16の周縁に係合した段差
係止部5によって、係止頭6を抜け止め係止する係止頭
嵌着構造のワイヤハーネス用クランプ1において、係止
柱3の下端近傍には、係止柱3の基端7と平行してV字
溝をなし、長方形状の長辺側の両側に対称に切設した一
対のV字ノッチ8からなる曲げ・捩り破断部10が設け
られている。
【0011】詳しくは、曲げ・捩り破断部10は、係止
頭6を係止孔16に嵌着係止してワイヤハーネス13を
吊り下げ配設した状態において、車体振動等によってワ
イヤハーネス13が揺振動する定常外力では、容易に破
断しない抗張力等の機械的性質を有する横断面形状を有
すると共に、ワイヤハーネス13を車体15から遠ざけ
る方向に強制下曲げしたり、ワイヤハーネス13を係止
柱3の縦軸心9を中心として強制横曲げ(図面の紙面に
対して引き起して曲げる)すると、(図1の(C)参
照)その下曲げによる曲げ応力、または、その横曲げに
よる捩り応力、或は、その合成応力によって、容易に破
断する形状に設定されている。
【0012】以上の図1実施例のワイヤハーネス用クラ
ンプ1は、前記の作用があり、長尺電線束体のワイヤハ
ーネス13の長手方向に沿って所要スパンで取付けられ
たワイヤハーネス用クランプ1を、ワイヤハーネス13
の端部部分から、順次前記の下曲げまたは横曲げする
と、ワイヤハーネス13を損傷することなく車体15か
ら外せることができる。そして、そのワイヤハーネス1
3はワイヤハーネス用クランプ1を交換することによっ
て、リサイクル使用できる。
【0013】続いて、図2を参照して本発明のワイヤハ
ーネス用クランプ1の他の実施例のを説明する。即ち、
図1実施例と同様な破断応力要件を有する曲げ・捩り破
断部10を有するものにおいて、曲げ・捩り破断部10
は、前記のV字ノッチ8に代えて、係止柱3の両側から
対称に切設したスロット11によって、係止柱3の横断
面を縮小したネック形状構造にしたり、係止柱3を横断
する破断小孔12を細ピッチで連設し、当該部位の係止
柱3の横断面積を減縮した折れ目ライン構造にする等の
変化がある。
【0014】なお、本発明のワイヤハーネス用クランプ
1は、前記の実施例に限定されず、係止頭6と取付部2
を他の公知形状に変更することがある。
【0015】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のワイヤハ
ーネス用クランプは、ワイヤハーネスを車体・機器に配
設した状態からのワイヤハーネスの外し作業が容易にし
て、ワイヤハーネスのメンテナンス性の向上を図ると共
に、ワイヤハーネスシステムのリサイクル使用を可能に
して、当該分野の技術要求に応え、さらに、ワイヤハー
ネスシステムの使い捨て廃却を防止して、産業廃棄物公
害の防止を図る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のワイヤハーネス用クランプ
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の
正面図、(C)はその作用状態の正面図
【図2】本発明の他の実施例のワイヤハーネス用クラン
プを示し、(A)(B)ともその係止柱の部分側面図
【図3】従来のワイヤハーネス用クランプを示し、
(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の正面図
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用クランプ 2 取付部 3 係止柱 4 弾性係止片 5 段差係止部 6 係止頭 7 係止柱基部 8 V字ノッチ 9 係止柱の縦軸心 10 曲げ・捩り破断部 11 スロット 12 破断用小孔 13 ワイヤハーネス 14 テープ巻き 15 車体 16 係止孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体・機器への係止頭を、係止柱に設け
    たワイヤハーネス用クランプにおいて、前記係止柱の基
    端部位に、前記基端と概ね平行する曲げ・捩り破断部を
    設け、前記係止柱の縦軸心に対する曲げ・捩りによっ
    て、前記曲げ・捩り破断部が破断分離可能に形成された
    構造を特徴とするワイヤハーネス用クランプ。
  2. 【請求項2】 Vノッチ溝からなる曲げ・捩り破断部を
    有する請求項1のワイヤハーネス用クランプ。
JP19419495A 1995-07-06 1995-07-06 ワイヤハーネス用クランプ Pending JPH0923541A (ja)

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