JP3875547B2 - アース端子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のワイヤハーネスに組み込まれたアース用電線に接続させて、車体に取り付けるためのアース端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のワイヤハーネスにおいては、アース用電線(以下、アース線とも称する)が組み込まれ、その末端にアース端子を圧着して、このアース端子を車体の所定位置にボルト、ネジ等の固定用部材により取り付けるようになっている。図1及び図2に従来の部品構成とその取付の様子を模式的に示す。アース端子1は導電性材料の板状体を成形してなり、その前方側部分2が円形をなし、その中央にはボルト3が貫通するボルト取付用貫通穴4が形成されている。また、アース端子1の後方側部分5にはアース線6を圧着固定するための接続部7が設けられている。
アース端子1の車体への取付は、例えば図2に示すように、車体8に設けられた取付穴9の裏側に溶接ナット10を取り付けておき、ボルト締めで取り付ける。
【0003】
一方、最近では環境問題の認識が高まり、資源の有効なリサイクルが大きな課題となっている。このような課題は、廃棄処分された自動車についても例外ではない。特に車体を構成する鉄製材料のみならず、ワイヤハーネスについてもそのリサイクルは無視できないのが現状である。
【0004】
ところで、廃棄車両の解体において、ワイヤハーネスの取外しは、クレーン等の引き上げ装置に取り付けられたJ字状フックをワイヤハーネスに引っ掛けて引っ張ることにより行っている。ところが、アース線の末端に圧着固定されたアース端子はボルト・ナットやネジ等の固定用部材により強固に固定されているため、取外し作業時にワイヤハーネスの取外しが困難となったり、場合によっては途中で破断し、作業者に思わぬケガを与える恐れがある。また、ワイヤハーネスの取外しの前に、作業者がアース端子の固定用部材をそれぞれ手作業で外すと、手間がかかり、解体時間、解体コストの増大にもつながる。
【0005】
また、アース端子の易解体性向上のため強度を意図的に低下させた構造とする提案もあるが、このようにすると強度不足から、通常使用状態でその部分が破断してしまう恐れがある。
さらに、従来の易解体性アース端子は構造が複雑で生産効率が悪く、コストも高いものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の不具合を解消するためになされたもので、廃棄車両からアース線を含むワイヤハーネスを取外す際の作業性を向上させ、解体コストを低減させることができ、しかも低コストでかつ生産効率の良いアース端子を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は下記の技術的手段の採用により解決される。
(1)自動車に配索されたワイヤハーネスに組み込まれたアース用電線の末端に接続し、車体に取付固定させるためのアース端子において、
全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製されたものであり、
固定用部材取付用貫通穴が形成された固定用部材締結部分と、電線接続部分とからなり、
該固定用部材締結部分は、該板状体を途中で山折りに二つ折りに折り返して形成され、
二つ折りされた該固定用部材締結部分の上側部には、少なくとも一部が該固定用部材取付用貫通穴より該電線接続部分側の部位に形成された易破断部が設けられ、
二つ折りされた該固定用部材締結部分の下側部又は/及び上側部には、該易破断部より該電線接続部分寄りの部位ら上側部又は/及び下側部を保持固定する固定用爪が形成され、さらに、
該電線接続部分では幅方向両側が折り曲げられてアース用電極接続部が形成されていることを特徴とするアース端子。
(2)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向からの切り込みにより形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(3)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向の溝により形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(4)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向に並んで設けられた複数の小径貫通穴により形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(5)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状溝により形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(6)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状溝及び該周状溝の該電線接続部分寄りの部位に該周状溝に連続して設けられた貫通穴により形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(7)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に周状をなして設けられた複数の小径貫通穴により形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。
(8)該固定用爪が、該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位の側方に形成されていることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載のアース端子。
(9)該固定用爪が、該固定用部材締結部分の後側に形成されていることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載のアース端子。
(10)該固定用爪が、該固定用部材締結部分の下側部の後部中央に設けられた爪片よりなり、かつ該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた固定用穴に挿通され折り曲げられていることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載のアース端子。
(11)該固定用部材締結部分の下側部から下方に向けて延びる廻り止め部材が形成されていることを特徴とする前記(1)〜(10)のいずれかに記載のアース端子。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好ましい実施例により説明する。
図3に本発明による実施例に係るアース端子(以下、本アース端子とも称する)を斜視図で示す。本アース端子は、自動車に配索されたワイヤハーネスに組み込まれたアース用電線に接続し、車体に取付固定させるために使用されるものである。
【0009】
図3において11は本アース端子であり、全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製されている。本アース端子11は、大別して、ボルト締結部分12と電線接続部分13とからなる。
ボルト締結部分12は取付用ボルト14を貫通させるための貫通穴15が形成されている。ボルト締結部分12は板状体を折り返し部16の所で山折りに二つ折りに折り返して形成され、上側部12Aと下側部12Bからなる。上側部12Aには、貫通穴15より電線接続部分13側の部位に両側部から切り込み17A、17Bにより形成された易破断部18が設けられている。また、下側部12Bには、易破断部18より電線接続部分13寄りの部位の両側部に固定用爪19A、19Bが設けられている。これら固定用爪19A、19Bは、下側部12Bの両側部から外側横方向に延びた爪片を折り返し、図示のように上側部12Aを抱き込んで保持している。このボルト締結部分12は本アース端子11を、ボルト14を貫通穴15に貫通させ、例えば図2と同様な方法により車体へ取り付けるためのものである。
【0010】
一方、電線接続部分13は本アース端子11をアース線Wに接続するためのものである。電線接続部分13は、底板部20の左右両縁部から前後一対の立ち上がり部21A、21B;22A、22Bが形成されて、前方圧着固定部21と後方圧着固定部22となっている(なお図3にはこれら圧着固定部は圧着固定後の状態で示してある)。前方圧着固定部21A、21Bはアース線Wの芯線23を圧着固定し、後方圧着固定部22A、22Bはアース線Wの絶縁被覆部24を圧着固定するものである。
【0011】
このようなアース端子11の構成によれば、車体への取付は次のようにして行われる。先ず、アース端子11の接続部分13の前方圧着固定部21、後方圧着接続部22にアース線Wの芯線23、絶縁被覆部24をそれぞれあてがい、かしめて圧着固定する。そして、ボルト14をアース端子11のボルト締結部12の貫通穴15に貫通させ、例えば図2と同様な方法により車体の取付穴に取付固定する。その場合、切り込み17A、17Bを形成することにより設けられた幅狭の易破断部18は、ボルト締結部分12が二つ折りにしてあるため、取付時及び通常使用時にはその部分に応力が集中しないようになっている。また、固定用爪19A、19Bによりボルト締結部分12の上側部12Aと下側部12Bが一体に保持された状態となり、強度を保っている。
【0012】
また、車両解体作業時におけるワイヤハーネス取外しの作業は次のようにして行われる。先ず、クレーン等の引上装置のフックをワイヤハーネス(図示せず)の適所に引っ掛け、引き上げて引っ張り力を作用させる。すると、図4(a)に示すように、ワイヤハーネスに組み込まれたアース線Wの末端及びそれに接続された接続部13(21、22)とボルト締結部分12の易破断部18より後方側の部分は矢印の方向に力を受け、上方に引っ張られ、これにより固定用爪19A、19Bによるボルト締結部分12の上側部12Aの保持状態は解除され、さらに引っ張り力を加えることにより、図4(b)に示すように、易破断部18の所で破断し、容易に取外される。
【0013】
このように図3のような構造とすると、小さな力でアース端子破断を生じさせることができ、ワイヤハーネスの取外し作業性を向上させることができる。また取付時及び通常使用時には、アース端子11の易破断部18には応力が集中することはないので、これらにおける破断は防止される。
さらに、本アース端子11は1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものを折り曲げ、あるいは折り返して製造できるので、その構造は簡素であり、また生産効率も良く、低コストでの提供が可能となる。
【0014】
以上、本発明を一実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、種々の変形、変更が可能である。
【0015】
先ず、上記実施例では、易破断部18は、ボルト締結部分12の上側部12Aにおける貫通穴15よりも電線接続部分13寄りの部位に、両側から直角三角形状の切り込みをそれぞれ形成して設けたが、図5(a)〜(e)のような形態としてもよい。なお、図5において、Cは切り込み、Gは溝、Hは小径貫通穴である。
(a)は切り込みC(17A、17B)の形状を変えたものである。
(b)、(c)は切り込みCに代えて横断溝Gを形成したものである。この場合、溝Gの断面形状はV字状でも、U字状でも、コ字状でもよく、その形成箇所は、ボルト締結部分12の上側部分12Aの表面でもよく、裏面でもよく、また両面でもよい。
(d)、(e)は切り込みに代えて複数の小径貫通穴Hを横方向に設けたものものである。
【0016】
図5の(a)〜(e)では、易破断部18の形成部位を、ボルト締結部分12の上側部12Aにおける貫通穴15よりも電線接続部分13寄りの部位としたが、本発明によれば、図6の(f)〜(h)に示すように、その形成部位を、ボルト締結位置の周囲の外側近傍部位とすることもできる。この場合、易破断性を高めるために、折り返し部16において上側部12Aの幅を狭くなるようにすることが好ましい。なお、図6において図5と同様な要素には同じ符号を付してあり、Sはスリット(透孔)である。
(f)はボルト締結位置に沿ってその外側近傍部位に、小径貫通穴Hをリング状に並べて設けたものである。
(g)はボルト締結位置に沿ってその外側近傍部位に、溝Gを周状に設けたものである。この場合、溝Gの断面形状はV字状でも、U字状でも、コ字状でもよく、その形成箇所は、ボルト締結部分12の上側部分12Aの表面でもよく、裏面でもよく、また両面でもよい。
(h)はボルト締結位置に沿ってその外側近傍部位に、溝Gを周状に設けるとともに、この周状溝Gの電線接続部分13寄りの所にこの周状溝Gに連続して小さなスロット(透孔)Sを設けたものである。このスロットSを設けることにより、(g)よりも易破断性を一層向上させることができる。この場合も(g)と同様、溝Gの断面形状はV字状でも、U字状でも、コ字状でもよく、その形成箇所は、ボルト締結部分12の上側部分12Aの表面でもよく、裏面でもよく、また両面でもよい。
【0017】
図7に、易破断部18の形成部位を、ボルト締結位置の周囲の外側近傍部位とした場合の取外し動作について、図6(f)の形態を例として述べるが、(g)、(h)の場合も同様である。図7において、図4と同様な要素には同様な符号を付してある。図示のように、このアース端子11の場合、ボルト締結位置の周囲の外側近傍部位に複数の小径貫通穴Hが形成され、かつ上側部12Aの幅が折り返し部16’において狭くなるようにしてある。
【0018】
先ず、クレーン等の引上装置のフックをワイヤハーネス(図示せず)の適所に引っ掛け、引き上げて引っ張り力を作用させる。すると、図7(a)に示すように、ワイヤハーネスに組み込まれたアース線Wの末端及びそれに接続された接続部13(21、22)とボルト締結部分12の後方側の部分は矢印の方向に力を受け、上方に引っ張られ、これにより固定用爪19A、19Bによるボルト締結部分12の上側部12Aの保持状態は解除され、さらに引っ張り力を加えることにより、図7(b)に示すように、易破断部18の所で破断し、容易に取外される。
従って、このような構成としても、図3及び図4の例で示したものと同様な優れた効果を得ることができる。
【0019】
また、図3及び図4に示す実施例では、固定用爪19A、19Bを電線接続部分12の下側部12Bの両側方に設けた爪片を折り返して形成したが、いずれか一方のみに設けてもよい。
また、固定用爪19A、19Bは、図8に示すように、ボルト固定部分12の上側部12Aの両側方に爪片を設けて折り返して形成してもよい。この場合もいずれか一方のみ設けるようにしてもよい。この形態では、(b)に示すように固定用爪19A、19Bが下側部12Bの下側に折り曲げられる厚さ分だけ、ボルト固定部分12を屈曲させると、ボルト締結が確実になる。
また、固定用爪19A、19Bは、図9に示すように、ボルト締結部分12の下側部12Bの後側に設けた爪片を用いて形成してもよい。また上側部12Aの後側に設けた爪片を用いて形成してもよい。
さらに、固定用爪は、図10に示すように、ボルト締結部分12の下側部12Bの中央に設けられた爪片を用いるとともに、上側部12Aにおけるその対応部分に固定用穴26を設けて折り曲げて形成してもよい。図中19が固定用爪である。
【0020】
また、本発明によれば、図11に示すように、ボルト締結部分12の下側部12Bから下方に向けて延びる廻り止め部材26を形成するようにしてもよい。この場合、車体側の対応位置には、ボルト取付穴とは別の透孔を設け、廻り止め部材26と係合するようにする。これにより、アース端子取付時の廻りが防止され、取付作業が効率良くできるようになる。
【0021】
また、上記実施例ではアース端子の車体への取付にボルトを用いたが、これに限定されず、ネジ等、従来から用いられている各種固定用部材を用いることができる。
さらに、圧着固定による電線接続部分13も図示のような形態に限定されず、アース線を強固に圧着固定できるものであれば、従来から用いられている各種圧着固定構造のものを用いることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、廃棄車両からアース線を含むワイヤハーネスを取外す際の作業性を向上させ、解体コストを低減させることができ、しかも低コストでかつ生産効率の良いアース端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアース端子の部品構成を示す図である。
【図2】従来のアース端子を用いた取付の様子を示す図である。
【図3】本発明による実施例に係るアース端子の構造説明図である。
【図4】図3のアース端子を取外す際に端子破断が生じる様子を示す図である。
【図5】(a)〜(e)は易破断部の別の例を示す概略平面図である。
【図6】(f)〜(h)は易破断部のさらに別の例を示す概略平面図である。
【図7】図6(f)の易破断部を有するアース端子を取外す際に端子破断が生じる様子を示す図4と同様な図である。
【図8】固定用爪の設置形態の変形例を示す図である。
【図9】固定用爪の設置形態のさらに別の変形例を示す図である。
【図10】固定用爪の設置形態のさらに別の変形例を示す図である。
【図11】ボルト締結部分の下側部に下方に向けた廻り止め防止部材を設けた例を示す図である。
【符号の説明】
11 アース端子
12 ボルト締結部分
12A、12B 上側部分
13 電線接続部分
14 取付用ボルト
15 ボルト取付用貫通穴
16、16’ 折り返し部
17A、17B、C 切り込み
18 易破断部
19A、19B 固定用爪
20 底板部
21(21A、21B) 前方圧着固定部
22(22A、22B) 後方圧着固定部
W アース端子
23 芯線
24 絶縁被覆部
25 固定用穴
26 廻り止め防止部材
G 溝
H 小径貫通穴
S スロット(透孔)

Claims (11)

  1. 自動車に配索されたワイヤハーネスに組み込まれたアース用電線の末端に接続し、車体に取付固定させるためのアース端子において、
    全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製されたものであり、
    固定用部材取付用貫通穴が形成された固定用部材締結部分と、電線接続部分とからなり、
    該固定用部材締結部分は、該板状体を途中で山折りに二つ折りに折り返して形成され、
    二つ折りされた該固定用部材締結部分の上側部には、少なくとも一部が該固定用部材取付用貫通穴より該電線接続部分側の部位に形成された易破断部が設けられ、
    二つ折りされた該固定用部材締結部分の下側部又は/及び上側部には、該易破断部より該電線接続部分寄りの部位ら上側部又は/及び下側部を保持固定する固定用爪が形成され、さらに、
    該電線接続部分では幅方向両側が折り曲げられてアース用電極接続部が形成されていることを特徴とするアース端子。
  2. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向からの切り込みにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  3. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向の溝により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  4. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた横方向に並んで設けられた複数の小径貫通穴により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  5. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状溝により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  6. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状溝及び該周状溝の該電線接続部分寄りの部位に該周状溝に連続して設けられた貫通穴により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  7. 該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に周状をなして設けられた複数の小径貫通穴により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。
  8. 該固定用爪が、該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位の側方に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアース端子。
  9. 該固定用爪が、該固定用部材締結部分の後側に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアース端子。
  10. 該固定用爪が、該固定用部材締結部分の下側部の後部中央に設けられた爪片よりなり、かつ該固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた固定用穴に挿通され折り曲げられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアース端子。
  11. 該固定用部材締結部分の下側部から下方に向けて延びる廻り止め部材が形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のアース端子。
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