JP2003178822A - アース端子 - Google Patents
アース端子Info
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Abstract
を取外す際の作業性を向上させ、解体コストを低減させ
ることができ、しかも低コストでかつ生産効率の良いア
ース端子を提供する。 【解決手段】 本アース端子11は、全体が1枚の導電
性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものの一部を
折り曲げあるいは折り返して作製され、固定用部材取付
用貫通穴15が形成された固定用部材締結部分12と、
電線接続部分13とからなる。固定用部材締結部分12
は、板状体を途中で山折りに二つ折りに折り返して形成
される。固定用部材締結部分12の上側部12Aには、
易破断部18が設けられ、また、下側部12Bからは上
側部12Bを抱き込む固定用爪19A、19Bが形成さ
れている。さらに、電線接続部分13では幅方向両側が
折り曲げられてアース用電極接続のための空間が形成さ
れている。
Description
ーネスに組み込まれたアース用電線に接続させて、車体
に取り付けるためのアース端子に関するものである。
アース用電線(以下、アース線とも称する)が組み込ま
れ、その末端にアース端子を圧着して、このアース端子
を車体の所定位置にボルト、ネジ等の固定用部材により
取り付けるようになっている。図1及び図2に従来の部
品構成とその取付の様子を模式的に示す。アース端子1
は導電性材料の板状体を成形してなり、その前方側部分
2が円形をなし、その中央にはボルト3が貫通するボル
ト取付用貫通穴4が形成されている。また、アース端子
1の後方側部分5にはアース線6を圧着固定するための
接続部7が設けられている。アース端子1の車体への取
付は、例えば図2に示すように、車体8に設けられた取
付穴9の裏側に溶接ナット10を取り付けておき、ボル
ト締めで取り付ける。
資源の有効なリサイクルが大きな課題となっている。こ
のような課題は、廃棄処分された自動車についても例外
ではない。特に車体を構成する鉄製材料のみならず、ワ
イヤハーネスについてもそのリサイクルは無視できない
のが現状である。
ヤハーネスの取外しは、クレーン等の引き上げ装置に取
り付けられたJ字状フックをワイヤハーネスに引っ掛け
て引っ張ることにより行っている。ところが、アース線
の末端に圧着固定されたアース端子はボルト・ナットや
ネジ等の固定用部材により強固に固定されているため、
取外し作業時にワイヤハーネスの取外しが困難となった
り、場合によっては途中で破断し、作業者に思わぬケガ
を与える恐れがある。また、ワイヤハーネスの取外しの
前に、作業者がアース端子の固定用部材をそれぞれ手作
業で外すと、手間がかかり、解体時間、解体コストの増
大にもつながる。
度を意図的に低下させた構造とする提案もあるが、この
ようにすると強度不足から、通常使用状態でその部分が
破断してしまう恐れがある。さらに、従来の易解体性ア
ース端子は構造が複雑で生産効率が悪く、コストも高い
ものであった。
技術の不具合を解消するためになされたもので、廃棄車
両からアース線を含むワイヤハーネスを取外す際の作業
性を向上させ、解体コストを低減させることができ、し
かも低コストでかつ生産効率の良いアース端子を提供す
ることをその課題とする。
題は下記の技術的手段の採用により解決される。 (1)自動車に配索されたワイヤハーネスに組み込まれ
たアース用電線の末端に接続し、車体に取付固定させる
ためのアース端子において、全体が1枚の導電性材料か
らなる板状体を打ち抜き加工したものの一部を折り曲げ
あるいは折り返して作製されたものであり、固定用部材
取付用貫通穴が形成された固定用部材締結部分と、電線
接続部分とからなり、該固定用部材締結部分は、該板状
体を途中で山折りに二つ折りに折り返して形成され、二
つ折りされた該固定用部材締結部分の上側部には易破断
部が設けられ、二つ折りされた該固定用部材締結部分の
下側部又は/及び上側部からは上側部又は/及び下側部
を保持固定する固定用爪が形成され、さらに、該電線接
続部分では幅方向両側が折り曲げられてアース用電極接
続部が形成されていることを特徴とするアース端子。 (2)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部に
おける該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分
寄りの部位に設けられた横方向からの切り込みにより形
成されていることを特徴とする前記(1)に記載のアー
ス端子。 (3)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部に
おける該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分
寄りの部位に設けられた横方向の溝により形成されてい
ることを特徴とする前記(1)に記載のアース端子。 (4)該易破断部が、該固定用部材締結部分の上側部に
おける該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線接続部分
寄りの部位に設けられた横方向に並んで設けられた複数
の小径貫通穴により形成されていることを特徴とする前
記(1)に記載のアース端子。 (5)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部
材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状
溝により形成されていることを特徴とする前記(1)に
記載のアース端子。 (6)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部
材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けられた周状
溝及び該周状溝の該電線接続部分寄りの部位に該周状溝
に連続して設けられた貫通穴により形成されていること
を特徴とする前記(1)に記載のアース端子。 (7)該易破断部が、該固定用部材締結部分の固定用部
材が締結される部位の周囲の外側近傍に周状をなして設
けられた複数の小径貫通穴により形成されていることを
特徴とする前記(1)に記載のアース端子。 (8)該固定用爪が、該固定用部材取付用貫通穴よりも
該電線接続部分寄りの部位の側方に形成されていること
を特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載のア
ース端子。 (9)該固定用爪が、該固定用部材締結部分の後側に形
成されていることを特徴とする前記(1)〜(7)のい
ずれかに記載のアース端子。 (10)該固定用爪が、該固定用部材締結部分の下側部
の後部中央に設けられた爪片よりなり、かつ該固定用部
材締結部分の上側部における該固定用部材取付用貫通穴
よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた固定用穴
に挿通され折り曲げられていることを特徴とする前記
(1)〜(7)のいずれかに記載のアース端子。 (11)該固定用部材締結部分の下側部から下方に向け
て延びる廻り止め部材が形成されていることを特徴とす
る前記(1)〜(10)のいずれかに記載のアース端
子。
しい実施例により説明する。図3に本発明による実施例
に係るアース端子(以下、本アース端子とも称する)を
斜視図で示す。本アース端子は、自動車に配索されたワ
イヤハーネスに組み込まれたアース用電線に接続し、車
体に取付固定させるために使用されるものである。
全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工
したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製され
ている。本アース端子11は、大別して、ボルト締結部
分12と電線接続部分13とからなる。ボルト締結部分
12は取付用ボルト14を貫通させるための貫通穴15
が形成されている。ボルト締結部分12は板状体を折り
返し部16の所で山折りに二つ折りに折り返して形成さ
れ、上側部12Aと下側部12Bからなる。上側部12
Aには、貫通穴15より電線接続部分13側の部位に両
側部から切り込み17A、17Bにより形成された易破
断部18が設けられている。また、下側部12Bには、
易破断部18より電線接続部分13寄りの部位の両側部
に固定用爪19A、19Bが設けられている。これら固
定用爪19A、19Bは、下側部12Bの両側部から外
側横方向に延びた爪片を折り返し、図示のように上側部
12Aを抱き込んで保持している。このボルト締結部分
12は本アース端子11を、ボルト14を貫通穴15に
貫通させ、例えば図2と同様な方法により車体へ取り付
けるためのものである。
1をアース線Wに接続するためのものである。電線接続
部分13は、底板部20の左右両縁部から前後一対の立
ち上がり部21A、21B;22A、22Bが形成され
て、前方圧着固定部21と後方圧着固定部22となって
いる(なお図3にはこれら圧着固定部は圧着固定後の状
態で示してある)。前方圧着固定部21A、21Bはア
ース線Wの芯線23を圧着固定し、後方圧着固定部22
A、22Bはアース線Wの絶縁被覆部24を圧着固定す
るものである。
ば、車体への取付は次のようにして行われる。先ず、ア
ース端子11の接続部分13の前方圧着固定部21、後
方圧着接続部22にアース線Wの芯線23、絶縁被覆部
24をそれぞれあてがい、かしめて圧着固定する。そし
て、ボルト14をアース端子11のボルト締結部12の
貫通穴15に貫通させ、例えば図2と同様な方法により
車体の取付穴に取付固定する。その場合、切り込み17
A、17Bを形成することにより設けられた幅狭の易破
断部18は、ボルト締結部分12が二つ折りにしてある
ため、取付時及び通常使用時にはその部分に応力が集中
しないようになっている。また、固定用爪19A、19
Bによりボルト締結部分12の上側部12Aと下側部1
2Bが一体に保持された状態となり、強度を保ってい
る。
ネス取外しの作業は次のようにして行われる。先ず、ク
レーン等の引上装置のフックをワイヤハーネス(図示せ
ず)の適所に引っ掛け、引き上げて引っ張り力を作用さ
せる。すると、図4(a)に示すように、ワイヤハーネ
スに組み込まれたアース線Wの末端及びそれに接続され
た接続部13(21、22)とボルト締結部分12の易
破断部18より後方側の部分は矢印の方向に力を受け、
上方に引っ張られ、これにより固定用爪19A、19B
によるボルト締結部分12の上側部12Aの保持状態は
解除され、さらに引っ張り力を加えることにより、図4
(b)に示すように、易破断部18の所で破断し、容易
に取外される。
さな力でアース端子破断を生じさせることができ、ワイ
ヤハーネスの取外し作業性を向上させることができる。
また取付時及び通常使用時には、アース端子11の易破
断部18には応力が集中することはないので、これらに
おける破断は防止される。さらに、本アース端子11は
1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したも
のを折り曲げ、あるいは折り返して製造できるので、そ
の構造は簡素であり、また生産効率も良く、低コストで
の提供が可能となる。
たが、本発明は上記実施例に限定されず、種々の変形、
変更が可能である。
ボルト締結部分12の上側部12Aにおける貫通穴15
よりも電線接続部分13寄りの部位に、両側から直角三
角形状の切り込みをそれぞれ形成して設けたが、図5
(a)〜(e)のような形態としてもよい。なお、図5
において、Cは切り込み、Gは溝、Hは小径貫通穴であ
る。(a)は切り込みC(17A、17B)の形状を変
えたものである。(b)、(c)は切り込みCに代えて
横断溝Gを形成したものである。この場合、溝Gの断面
形状はV字状でも、U字状でも、コ字状でもよく、その
形成箇所は、ボルト締結部分12の上側部分12Aの表
面でもよく、裏面でもよく、また両面でもよい。
(d)、(e)は切り込みに代えて複数の小径貫通穴H
を横方向に設けたものものである。
の形成部位を、ボルト締結部分12の上側部12Aにお
ける貫通穴15よりも電線接続部分13寄りの部位とし
たが、本発明によれば、図6の(f)〜(h)に示すよ
うに、その形成部位を、ボルト締結位置の周囲の外側近
傍部位とすることもできる。この場合、易破断性を高め
るために、折り返し部16において上側部12Aの幅を
狭くなるようにすることが好ましい。なお、図6におい
て図5と同様な要素には同じ符号を付してあり、Sはス
リット(透孔)である。(f)はボルト締結位置に沿っ
てその外側近傍部位に、小径貫通穴Hをリング状に並べ
て設けたものである。(g)はボルト締結位置に沿って
その外側近傍部位に、溝Gを周状に設けたものである。
この場合、溝Gの断面形状はV字状でも、U字状でも、
コ字状でもよく、その形成箇所は、ボルト締結部分12
の上側部分12Aの表面でもよく、裏面でもよく、また
両面でもよい。(h)はボルト締結位置に沿ってその外
側近傍部位に、溝Gを周状に設けるとともに、この周状
溝Gの電線接続部分13寄りの所にこの周状溝Gに連続
して小さなスロット(透孔)Sを設けたものである。こ
のスロットSを設けることにより、(g)よりも易破断
性を一層向上させることができる。この場合も(g)と
同様、溝Gの断面形状はV字状でも、U字状でも、コ字
状でもよく、その形成箇所は、ボルト締結部分12の上
側部分12Aの表面でもよく、裏面でもよく、また両面
でもよい。
ト締結位置の周囲の外側近傍部位とした場合の取外し動
作について、図6(f)の形態を例として述べるが、
(g)、(h)の場合も同様である。図7において、図
4と同様な要素には同様な符号を付してある。図示のよ
うに、このアース端子11の場合、ボルト締結位置の周
囲の外側近傍部位に複数の小径貫通穴Hが形成され、か
つ上側部12Aの幅が折り返し部16’において狭くな
るようにしてある。
イヤハーネス(図示せず)の適所に引っ掛け、引き上げ
て引っ張り力を作用させる。すると、図7(a)に示す
ように、ワイヤハーネスに組み込まれたアース線Wの末
端及びそれに接続された接続部13(21、22)とボ
ルト締結部分12の後方側の部分は矢印の方向に力を受
け、上方に引っ張られ、これにより固定用爪19A、1
9Bによるボルト締結部分12の上側部12Aの保持状
態は解除され、さらに引っ張り力を加えることにより、
図7(b)に示すように、易破断部18の所で破断し、
容易に取外される。従って、このような構成としても、
図3及び図4の例で示したものと同様な優れた効果を得
ることができる。
定用爪19A、19Bを電線接続部分12の下側部12
Bの両側方に設けた爪片を折り返して形成したが、いず
れか一方のみに設けてもよい。また、固定用爪19A、
19Bは、図8に示すように、ボルト固定部分12の上
側部12Aの両側方に爪片を設けて折り返して形成して
もよい。この場合もいずれか一方のみ設けるようにして
もよい。この形態では、(b)に示すように固定用爪1
9A、19Bが下側部12Bの下側に折り曲げられる厚
さ分だけ、ボルト固定部分12を屈曲させると、ボルト
締結が確実になる。また、固定用爪19A、19Bは、
図9に示すように、ボルト締結部分12の下側部12B
の後側に設けた爪片を用いて形成してもよい。また上側
部12Aの後側に設けた爪片を用いて形成してもよい。
さらに、固定用爪は、図10に示すように、ボルト締結
部分12の下側部12Bの中央に設けられた爪片を用い
るとともに、上側部12Aにおけるその対応部分に固定
用穴26を設けて折り曲げて形成してもよい。図中19
が固定用爪である。
に、ボルト締結部分12の下側部12Bから下方に向け
て延びる廻り止め部材26を形成するようにしてもよ
い。この場合、車体側の対応位置には、ボルト取付穴と
は別の透孔を設け、廻り止め部材26と係合するように
する。これにより、アース端子取付時の廻りが防止さ
れ、取付作業が効率良くできるようになる。
の取付にボルトを用いたが、これに限定されず、ネジ
等、従来から用いられている各種固定用部材を用いるこ
とができる。さらに、圧着固定による電線接続部分13
も図示のような形態に限定されず、アース線を強固に圧
着固定できるものであれば、従来から用いられている各
種圧着固定構造のものを用いることができる。
れば、廃棄車両からアース線を含むワイヤハーネスを取
外す際の作業性を向上させ、解体コストを低減させるこ
とができ、しかも低コストでかつ生産効率の良いアース
端子を提供することができる。
である。
明図である。
る様子を示す図である。
平面図である。
す概略平面図である。
外す際に端子破断が生じる様子を示す図4と同様な図で
ある。
図である。
す図である。
止め防止部材を設けた例を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 自動車に配索されたワイヤハーネスに組
み込まれたアース用電線の末端に接続し、車体に取付固
定させるためのアース端子において、 全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工
したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製され
たものであり、 固定用部材取付用貫通穴が形成された固定用部材締結部
分と、電線接続部分とからなり、 該固定用部材締結部分は、該板状体を途中で山折りに二
つ折りに折り返して形成され、 二つ折りされた該固定用部材締結部分の上側部には易破
断部が設けられ、 二つ折りされた該固定用部材締結部分の下側部又は/及
び上側部からは上側部又は/及び下側部を保持固定する
固定用爪が形成され、さらに、 該電線接続部分では幅方向両側が折り曲げられてアース
用電極接続部が形成されていることを特徴とするアース
端子。 - 【請求項2】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線
接続部分寄りの部位に設けられた横方向からの切り込み
により形成されていることを特徴とする請求項1に記載
のアース端子。 - 【請求項3】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線
接続部分寄りの部位に設けられた横方向の溝により形成
されていることを特徴とする請求項1に記載のアース端
子。 - 【請求項4】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
上側部における該固定用部材取付用貫通穴よりも該電線
接続部分寄りの部位に設けられた横方向に並んで設けら
れた複数の小径貫通穴により形成されていることを特徴
とする請求項1に記載のアース端子。 - 【請求項5】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けら
れた周状溝により形成されていることを特徴とする請求
項1に記載のアース端子。 - 【請求項6】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に設けら
れた周状溝及び該周状溝の該電線接続部分寄りの部位に
該周状溝に連続して設けられた貫通穴により形成されて
いることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。 - 【請求項7】 該易破断部が、該固定用部材締結部分の
固定用部材が締結される部位の周囲の外側近傍に周状を
なして設けられた複数の小径貫通穴により形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のアース端子。 - 【請求項8】 該固定用爪が、該固定用部材取付用貫通
穴よりも該電線接続部分寄りの部位の側方に形成されて
いることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
アース端子。 - 【請求項9】 該固定用爪が、該固定用部材締結部分の
後側に形成されていることを特徴とする請求項1〜7の
いずれかに記載のアース端子。 - 【請求項10】 該固定用爪が、該固定用部材締結部分
の下側部の後部中央に設けられた爪片よりなり、かつ該
固定用部材締結部分の上側部における該固定用部材取付
用貫通穴よりも該電線接続部分寄りの部位に設けられた
固定用穴に挿通され折り曲げられていることを特徴とす
る請求項1〜7のいずれかに記載のアース端子。 - 【請求項11】 該固定用部材締結部分の下側部から下
方に向けて延びる廻り止め部材が形成されていることを
特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のアース端
子。
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