JP3892672B2 - ワイヤーハーネス用アース端子構造 - Google Patents

ワイヤーハーネス用アース端子構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両におけるワイヤーハーネス用アース端子構造に関するものである。また、本発明は、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられたワイヤーハーネス用アース端子を、車体ボディにボルトで固定するアース端子取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両においてはワイヤーハーネスが多用されている。これら車両におけるアースシステムは、図1に示すように、バッテリのマイナス(−)側を、車両のボディへアースすることで、ボディ全体がアース体となっている。従って、各エリアで何個かのワイヤーハーネスのシステムをまとめて、1本ないし2本のアース線をボディにアースさせるようになっている。この際、アースを確実にとるため、丸端子をボルト締めするのが一般的で、ボルトもタッピングタイプのものが使用されている。
【0003】
一方、近年、資源の再利用、すなわちリサイクルが大きな課題となっており種々の分野で広がってきている。自動車の部品もその例外ではなく、いかにして有効利用できるか、盛んに検討が行われている。
【0004】
自動車等の車両においては、使用済み自動車から高炉向け製鉄原料の回収、すなわち車両のボディ薄板のような高級鋼の原料になり得る高品質なスクラップの回収が着目されている。このためには、使用済み自動車の解体作業において、非鉄金属回収、特にワイヤーハーネスの分別が問題になってきている。特に、自動車用ワイヤーハーネスのなかでも、車体ボディからワイヤーハーネスを如何に確実に除去するかが重要となってくる。
【0005】
図2に従来の自動車用ワイヤーハーネスのアース端子の取付構造を示す。図中1はワイヤーハーネス(アース用)であり、その末端にアース端子2が取り付けられる。アース端子2は丸端子形状となっており、ボルト3で車両のボディBに締め付け固定されるのが一般的である。図3にその取付状態を示す。
【0006】
使用済み自動車から、このようなアース用のワイヤーハーネス1を取り外す場合、図4に示すようにホイスト(天井クレーン)4等でワイヤーハーネス1を引っ張り上げる。しかし、ワイヤーハーネス1のコネクタによる接続部は、そのロック部が破壊され、結合部が外れる傾向があるが、アース端子2の部分はボルト締めが堅固なため、取り外すには非常に強い力が必要である。そして、しばしばアース端子部が取り外される前にワイヤーハーネス1自体が引きちぎられることが多々あり、ボディB側にワイヤーハーネス1の一部が残ってしまうことになる。例えば、図4の▲1▼は電線の圧着部が引きちぎられる様子を示し、少量の被覆が残る。また、▲2▼はホイスト4を引っ掛けた部位が引きちぎれる様子を示し、少量の電線が残る。その結果、ボディ側に樹脂(電線の被覆)が残った状態となるため、ボディ(鉄板)のリサイクルを行う際、不純物が混入することが避けられなくなる。
【0007】
このように、樹脂や、銅などの不純物が回収された鉄に混入すると、磁選機で鉄を分別しても完全に除去することはできない。特に銅が鉄に混入すると鉄がもろくなり、高品質な鉄を再生することができなくなる。通常のシュレッダ鉄スクラップの場合、銅が0.2〜0.3重量%含まれているのが現状である。ところが、鉄をもろくしないためには銅の含有率は0.06重量%以下であることが要求される。そこで、アース用ワイヤーハーネスの一部が残らないような分別回収が望まれていた。
【0008】
また、従来のアース用ワイヤーハーネスを車体から取り外す場合、ボルトを人手により取り外していたのが実情であり、分別に多くの時間と手間を要していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑み、解体作業の際に、分別に多くの時間と手間がかからず、高品質なシュレッダ鉄スクラップの回収が可能なワイヤーハーネス用アース端子構造及びアース端子取付構造を提供することをその課題とする。
【0010】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明によれば以下の各ワイヤーハーネス用アース端子構造が提供される。
(1)車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられ、車両のボディに固定具で固定されるワイヤーハーネス用アース端子構造において、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔を有するボディ固定部とを備え、該電線固定部は、背部と、該背部から延び隙間を隔てて設けられた前後2カ所のかしめ部を有し、いずれか一方のかしめ部の上記隙間側上端部が鋭利な刃状に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス用アース端子構造。
(2)車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられたワイヤーハーネス用アース端子を、車両のボディに固定具で固定するアース端子取付構造において、該アース端子は、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔及び先端側の突起を有するボディ固定部とを備え、車両のボディ側には、固定具で該アース端子を締め付け固定されたときに該アース端子のボディ固定部と接触している部分の近傍に該ボディ固定部の外周形状に沿ったスリットが形成されるとともに、該スリットから外方へ離間した位置に、上記突起と係合する透孔を有していることを特徴とするアース端子取付構造。
(3)車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられたワイヤーハーネス用アース端子を、車両のボディに固定具で固定するアース端子取付構造において、該アース端子は、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔及び先端側の突起を有するボディ固定部とを備え、車両のボディ側には、固定具で該アース端子を締め付け固定されたときに該アース端子のボディ固定部と接触している部分の近傍に該ボディ固定部の外周形状に沿った環状溝が形成されるとともに、該環状溝から外方へ離間した位置に、上記突起と係合する透孔を有していることを特徴とするアース端子取付構造。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を好ましい実施例により詳述する。先ず、本発明の参考第1実施形態のアース端子を説明する。図5の(a)は参考第1実施形態の実施例のアース端子の構成を示す平面図、(b)はアース端子を取り付けるためのボルトを示す平面図、(c)はアース端子をボルトで車両のボディへ取り付けた様子を示す平面図である。これらの図中、10はアース端子であり、電線固定部11とボディ固定部12からなる。電線固定部11は、車両用ワイヤーハーネス(図示せず)の電線の端部を固定するもので、通常、2カ所のかしめ部から構成されるが、これに限定されず、電線端部を強固に固定できるものであれば、従来公知の各種の構造のものとすることができる。ボディ固定部12は丸端子形状となっており、その中央に、車両のボディに固定するためにボルト15が挿通する円形孔13を有し、ボルト15が締め付け固定されたときに該ボルト15と接触している部分の近傍にボルト15の外周形状に沿ったスリット14が形成されている(図5(c)参照)。このスリット14により、ボディ固定部12は、実質的に内側のリング状部12Aと外側のリング状部12Bから構成されているようになっている。アース端子10にはボディと同様、鉄(鋼)製材料を用いることが望ましい。なお、上記では取付のためにボルトを用いたが、代わりにネジ等の固定具を用いてもよい(以下同様)。
【0012】
上記のような構成のアース端子10の取り外し動作を述べる。図6に示すように、電線固定部11にワイヤーハーネス16の電線端部が固定され、ボディ固体部12がボルト15で車両のボディBに固定した状態から、ホイスト(天井クレーン)17で引っ張って取り外す場合、図6(a)のようにホイスト17をワイヤーハーネス16に引っ掛け、上方へ引っ張り力を加える。すると、アース端子10の圧着部やワイヤーハーネス16が引きちぎられる前に、アース端子10がスリット14のところで破断しはじめ、さらに引っ張ると図6(b)に示すように、アース端子10は内周リング12Aを残してワイヤーハーネス16とともに車両のボディBから外れる。従って、被覆や電線が車両のボディB側に残ることが防止される。
【0013】
図7に参考第1実施形態の変形例を示す。図7(a)のアース端子10は、上記と同様の電線固定部(図示を省略)と、上記とは構造が異なるボディ固定部12から構成される。ボディ固定部12には上記のスリットの代わりに環状溝18が形成されている。この環状溝18の断面形状は、図7(b)、(c)に示すU字状、V字状の他、矩形状等任意の形状とすることができる。環状溝18の形状、深さ、幅は、アース端子取り外しの際に、その内側部分12Aがアース端子及びワイヤーハーネス(図示せず)とともに、車両のボディBから容易に外れるような適切な形状、寸法に設定することが望ましい。この環状溝18により、ボディ固定部12は、実質的に内側のリング状部12Aと外側のリング状部12Bから構成されているようになっている。この環状溝18により、上記実施例と同様に、アース端子取り外しの際に、アース端子10の圧着部やワイヤーハーネスが引きちぎられる前に、アース端子10が環状溝18のところで破断しはじめ、さらに引っ張るとアース端子10はワイヤーハーネスともに車両のボディから外れる。従って、被覆や電線が車両のボディ側に残ることが防止される。
【0014】
次に、本発明の参考第2実施形態について図8を参照して説明する。この参考第2実施形態では、アース端子20(20A〜20E)のボディ固定部22(22A〜22E)において、上記のスリット、環状溝の代わりに切り込みないし溝状薄肉部を形成したことを特徴とする。図8(a)のアース端子20Aは、上記と同様の電線固定部21と、上記とは構造が異なるボディ固定部22Aから構成される。ボディ固定部22Aにはそのリング状部の一部にリング外側から鋭い切り込み24が形成されている。この切り込み24により、アース端子取り外しの際に、アース端子20Aの圧着部やワイヤーハーネスが引きちぎられる前に、アース端子20Aが切り込み24のところで破断しはじめ、さらに引っ張るとアース端子20Aはワイヤーハーネスとともに車両のボディBから外れる。従って、被覆や電線が車両のボディB側に残ることが防止される。
【0015】
図8(b)は図8(a)と同様な作用を示すものであるが、緩やかな切り込み25がリング外側から形成されたものである。
図8(c)も図8(a)と同様な作用を示すものであるが、緩やかな切り込み26がリング内側から形成されたものである。
図8(d)も図8(a)と同様な作用を示すものであるが、緩やかな切り込み27、28がリング外側とリング内側からそれぞれ形成されたものである。
図8(e)は図8(a)と同様な作用を示すものであるが、リング外側とリング内側にかけて溝29が形成され、その部分が肉薄になっているものである。この溝は図示の例では1カ所に形成されているが、2カ所以上としてもよい。
このような構成としても、上記と同様な効果を得ることができる。
【0016】
次に本発明の参考第3実施形態について説明する。図9は参考第3実施形態の一実施例を示す平面図である。図中30はアース端子であり、従来のものと同様の構成の電線固定部31とボディ固定部32からなる。電線固定部31にはワイヤーハーネス34の電線端部が固定され、ボディ固定部32はボルト33により車両のボディBに締め付け固定されるようになっている。この実施例では、車両のボディBに、ボルト33が締め付け固定されたときに該ボルト33がアース端子30と接触している部分の近傍にボルト33の外周形状に沿ったスリット35が形成されている。このスリット35により、アース端子取り外しの際に、アース端子30の圧着部やワイヤーハーネス34が引きちぎられる前に、ボディBのスリット35のところで破断が起こり、さらに引っ張るとアース端子30はワイヤーハーネス34とボディBのリング状部分36とともに車両のボディBから外れる。従って、被覆や電線が車両のボディB側に残ることが防止される。
【0017】
図10に参考第3実施形態の変形例を示す。この変形例では、車両のボディBに、図9のスリットの代わりに環状溝37が形成され、その部分が肉薄部になっている。この環状溝37の断面形状は、図10(b)、(c)に示すU字状、V字状の他、矩形状等任意の形状とすることができる。環状溝37の形状、深さ、幅は、アース端子取り外しの際に、その内側部分36がアース端子及びワイヤーハーネス(図示せず)とともに、車両のボディBから容易に外れるような適切な形状、寸法に設定することが望ましい。このような構成としても上記と同様な有利な効果を得ることができる。また、環状溝37の形状も図11に示すような楕円状、あるいは矩形状等の形状とすることができる。
【0018】
次に、本発明の第実施形態について説明する。この第実施形態の実施例を図12に示す。この実施例のアース端子40は、上記と同様、電線固定部41と、ボディ固定部42ら構成されるが、ボディ固定部42は、上記に示したものとは異なり、電線固定部41に対して反対側が延びた形状をしており、かつその先端部43が垂直に折れ曲がっている。44はボルトが挿通する円形孔、45はワイヤーハーネスである。一方、車両のボディB側には、ボルトで締め付け固定されたときにボルトがアース端子40と接触している近傍にボディ固定部42の外周形状(電線固定部側のみ)に沿ったスリット51が図示のごとく形成されている。また、このスリット51から少し離間した位置に、上記先端部43と係合する透孔52が形成されている。53はボルトが挿通する透孔、54はスリット51で規定されるリング状部である。
【0019】
上記のような構成にすると、アース端子取り外しの際に、アース端子40の圧着部やワイヤーハーネスが引きちぎられる前に、車両のボディBがスリット51のところで▲1▼から順に破断しはじめ、最終的には▲5▼が破断し、さらに引っ張るとリング状部54がアース端子40及びワイヤーハーネス45ともに車両のボディBから外れる。従って、被覆や電線が車両のボディ側に残ることが防止される。
【0020】
次に、本発明の第実施形態を説明する。図13(a)は第実施形態の実施例のアース端子の構成を示す側面図、(b)は正面図、(c)はアース端子を車両のボディへ取り付けた様子を示す側面図である。これらの図中、60はアース端子であり、電線固定部61とボディ固定部62からなる。電線固定部21は、隙間63を隔てて離間して設けられた2つのかしめ部64A、64Bを有している。ここまでは従来のアース端子と同様である。本実施例のアース端子60では、一方のかしめ部64Aの隙間63側端部が鋭利な刃状部65に形成されている。なお、図中66はボルト挿通用の円形孔、67はワイヤーハーネス、68は電線、69はボルトである。
【0021】
上記のような構成によれば、アース端子60を取り外す際、図13(c)のようにホイスト(図示せず)等で引っ張ると、図14(a)〜(d)に示すように、かしめ部64Aの刃状部65により、ワイヤーハーネス67の電線68が切断され、ワイヤーハーネス67が車両のボディBから容易に外される。残った電線くずも容易に除去することができる。被覆や電線が車両のボディB側に残ることが防止される。
【0022】
なお、上記実施例では、かしめ部64Aに刃状部を設けたが、かしめ部64Bに設ける構成、あるいは両方に設ける構成としてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、上記構成を採用したので、解体作業の際に、分別に多くの時間と手間がかからず、高品質なシュレッダ鉄スクラップの回収が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両におけるアースシステムの説明図である。
【図2】従来の自動車用ワイヤーハーネスのアース端子の取付構造を示す斜視図である。
【図3】図2のアース端子を自動車のボディに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】従来のアース端子取付構造の問題点の説明図である。
【図5】(a)は参考第1実施形態の実施例のアース端子を示す平面図、(b)はアース端子を取り付けるためのボルトを示す平面図、(c)はアース端子をボルトで車両のボディへ取り付けた様子を示す平面図である。
【図6】図5のアース端子の取り外し動作の説明図である。
【図7】(a)は参考第1実施形態の変形例を示す平面図、(b)及び(c)は(a)のX−X線断面の2例である。
【図8】参考第2実施形態の各実施例を示す平面図である。
【図9】参考第3実施形態の実施例を示す平面図である。
【図10】(a)は参考第3実施形態の変形例を示す平面図、(b)及び(c)は(a)のY−Y線断面の2例である。
【図11】参考第3実施例の変形例を示す平面図である。
【図12】第1実施形態の実施例を示す斜視図である。
【図13】(a)は第2実施形態の実施例を示す側面図、(b)は平面図、(c)は(a)のアース端子をボルトで車両のボディへ取り付けた様子を示す側面図である。
【図14】図1のアース端子の取り外し動作の説明図である。
【符号の説明】
(図5、図6)
10 アース端子
11 電線固定部
12 ボディ固定部
12A 内側リング状部
12B 外側リング状部
13 円形孔
14 スリット
15 ボルト
16 ワイヤーハーネス
17 ホイスト
B 車両のボディ
(図7、図8)
20、20a〜20e アース端子
21 電線固定部
22 ボディ固定部
23〜27 切り込み
28 溝
(図9、図10、図11)
30 アース端子
31 電線固定部
32 ボディ固定部
33 ボルト
34 ワイヤーハーネス
35 スリット
36 リング状部
37 環状溝
b 車両のボディ
(図12)
40 アース端子
41 電線固定部
42 ボディ固定部
43 先端部
44 円形孔
45 ワイヤーハーネス
51 スリット
52 透孔
53 透孔
54 リング状部
B 車両のボディ
(図13)
60 アース端子
61 電線固定部
62 ボディ固定部
63 空隙
64A、64B かしめ部
65 刃状部
66 円形孔
67 ワイヤーハーネス
68 電線
69 ボルト
B 車両のボディ

Claims (3)

  1. 車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられ、車両のボディに固定具で固定されるワイヤーハーネス用アース端子構造において、
    車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔を有するボディ固定部とを備え、該電線固定部は、背部と、該背部から延び隙間を隔てて設けられた前後2カ所のかしめ部を有し、いずれか一方のかしめ部の上記隙間側上端部が鋭利な刃状に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス用アース端子構造。
  2. 車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられたワイヤーハーネス用アース端子を、車両のボディに固定具で固定するアース端子取付構造において、
    該アース端子は、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔及び先端側の突起を有するボディ固定部とを備え、
    車両のボディ側には、固定具で該アース端子を締め付け固定されたときに該アース端子のボディ固定部と接触している部分の近傍に該ボディ固定部の外周形状に沿ったスリットが形成されるとともに、該スリットから外方へ離間した位置に、上記突起と係合する透孔を有していることを特徴とするアース端子取付構造。
  3. 車両用ワイヤーハーネスの電線の端部に取り付けられたワイヤーハーネス用アース端子を、車両のボディに固定具で固定するアース端子取付構造において、
    該アース端子は、車両用ワイヤーハーネスの電線の端部を固定するための電線固定部と、車両のボディに固定するために固定具が挿通する円形孔及び先端側の突起を有するボディ固定部とを備え、
    車両のボディ側には、固定具で該アース端子を締め付け固定されたときに該アース端子のボディ固定部と接触している部分の近傍に該ボディ固定部の外周形状に沿った環状溝が形成されるとともに、該環状溝から外方へ離間した位置に、上記突起と係合する透孔を有していることを特徴とするアース端子取付構造。
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