JP2003178825A - アース端子 - Google Patents

アース端子

Info

Publication number
JP2003178825A
JP2003178825A JP2001377587A JP2001377587A JP2003178825A JP 2003178825 A JP2003178825 A JP 2003178825A JP 2001377587 A JP2001377587 A JP 2001377587A JP 2001377587 A JP2001377587 A JP 2001377587A JP 2003178825 A JP2003178825 A JP 2003178825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing member
wire
ground terminal
connection portion
earth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001377587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
Keiichi Ito
桂一 伊藤
Yoshihide Tsukamoto
欣秀 塚本
Masanori Wakui
雅徳 涌井
Isao Yoneyama
勲 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001377587A priority Critical patent/JP2003178825A/ja
Publication of JP2003178825A publication Critical patent/JP2003178825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 廃棄車両のリサイクル時、ワイヤハーネスに
組み込まれたアース端子を高い割合で回収でき、解体コ
ストを低減させることのできるアース端子を提供する。 【解決手段】 アース端子21は、自動車のアース用電
線の末端に接続し、車体に取付固定されており、全体が
1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き、一部を折
り曲げあるいは折り返して加工されたものである。電線
接続部分23と首部26を介して連結され、電線接続部
分23より幅広で、かつ固定用部材取付用開口24が形
成された固定用部材締結部分22とからなる。固定用部
材締結部分24は、板状体を途中で谷折りに折り返して
形成され、上側部となった先端が、該首部26の両側で
下向きに山折りされてリブ27A、27Bが形成され、
固定用部材締結部分22の開口24の前方側は開放され
ている。さらに電線接続部分23では幅方向両側が折り
曲げられアース用電極接続のための空間が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のワイヤハ
ーネスに組み込まれたアース用電線に接続させて、車体
に取り付けるためのアース端子に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車用のワイヤハーネスにおいては、
アース用電線(以下、アース線とも称する)が組み込ま
れ、その末端にアース端子を圧着して、このアース端子
を車体の所定位置にボルト、ネジ等の固定用部材により
取り付けるようになっている。 【0003】一方、最近では環境問題の認識が高まり、
資源の有効なリサイクルが大きな課題となっている。こ
のような課題は、廃棄処分された自動車についても例外
ではない。特に車体を構成する鉄製材料のみならず、ワ
イヤハーネスについてもそのリサイクルは無視できない
のが現状である。 【0004】そこで、最近では、リサイクルの観点か
ら、易破断部を設けたアース端子が提案されている。図
1及び図2にその2例を示す。図1は第1の例のアース
端子を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
このアース端子1は、ボルト締結部分2と電線接続部分
3からなる。ボルト締結部分2にはボルト取付穴4が形
成されている。電線接続部分3は前方圧着固定部5と後
方圧着固定部6からなり、前方圧着固定部5はアース線
Wの芯線7を圧着固定し、後方圧着固定部6はアース線
Wの絶縁被覆部8を圧着固定する。図1の例では、易破
断部として、ボルト締結部分2と電線接続部分3の間の
首部9の所に、切り込み10を両側から形成している。 【0005】図2は第2の例のアース端子を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。このアース端
子11は、ボルト締結部分12と電線接続部分13から
なる。ボルト締結部分12にはボルト取付穴14が形成
されている。電線接続部分13は前方圧着固定部15と
後方圧着固定部16からなり、前方圧着固定部15はア
ース線Wの芯線17を圧着固定し、後方圧着固定部16
はアース線Wの絶縁被覆部18を圧着固定する。以上ま
では、図1の例と同様である。図2の例では、易破断部
として、ボルト締結部分12と電線接続部分13の間の
首部19の所に、V字状溝10を横方向に形成してい
る。 【0006】このようなアース端子を車体に取付けた場
合、例えば図1のアース端子1のケースでは、図3に示
すような取付構造となる。図中Tはボルト、Bは車体で
ある。この取付構造において、廃棄車両解体時にワイヤ
ハーネスにクレーン等の引上装置のJ字状フックを引っ
掛けてワイヤハーネスを取外す場合、図3の矢印Pの方
向に引っ張り力が加わると、図1の切り込み10の部分
で端子破断が生じ、首部9よりボルト締結部分2側の部
分は残ったままとなる。図2を用いた取付構造の場合も
同様である。 【0007】ところで、廃棄車両の解体において、クレ
ーン等の引き上げ装置に取付けられたJ字状フックをワ
イヤハーネスに引っ掛けて引っ張ることにより、車体か
らワイヤハーネスを取外している。ボルト・ナットやネ
ジ等の固定用部材はアース端子の固定以外に役割がな
く、これら固定用部材をワイヤハーネスの取外しの前に
取らないと、ワイヤハーネスとアース端子が車体に残っ
てしまい、回収した車体の鉄の中に銅等の異種材料が残
存し、リサイクル鉄の商品性(純度)が低下してしま
う。また、ワイヤハーネスの回収率の低下を招いてしま
う。さらに、ワイヤハーネスの取外しの前に、作業者が
アース端子の固定用部材をそれぞれ手作業で外すと、手
間がかかり、解体時間、解体コストの増大にもつなが
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の不具合を解消するためになされたもので、廃棄車
両の解体時においてリサイクル鉄の商品性を損なうこと
なく、ワイヤハーネスに組み込まれたアース線の末端に
接続されたアース端子を高い割合で回収でき、しかも解
体にかかる手間を省き、解体コストを低減させることの
できるアース端子を提供することをその課題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するため、自動車に配索されたワイヤハーネス
に組み込まれたアース用電線の末端に接続し、車体に取
付固定させるためのアース端子において、全体が1枚の
導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工したものの一
部を折り曲げあるいは折り返して作製されたものであ
り、電線接続部分と、該電線接続部分と首部を介して連
結され、該電線接続部分より幅広で、かつ固定用部材取
付用開口が形成された固定用部材締結部分とからなり、
該固定用部材締結部分は、該板状体を途中で谷折りに二
つ折りに折り返して形成され、さらに折り返されて上側
部となった先端が、該首部の両側で下向きに山折りされ
てリブが形成され、該固定用部材締結部分の該開口の前
方側は開放されており、さらに該電線接続部分では幅方
向両側が折り曲げられてアース用電極接続のための空間
が形成されていることを特徴とするアース端子が提供さ
れる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好ま
しい実施例により説明する。図4は本発明による実施例
に係るアース端子(以下、本アース端子とも称する)を
示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。本
アース端子は、自動車に配索されたワイヤハーネスに組
み込まれたアース用電線に接続し、車体に取付固定させ
るために使用されるものである。 【0011】図4において21は本アース端子であり、
全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工
したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製され
ている。本アース端子21は、大別して、ボルト締結部
分22と電線接続部分23とからなる。ボルト締結部分
22は取付用ボルト(図示せず)を貫通させるための開
口24が形成されている。この開口24は、該取付用ボ
ルトを取付るための部分を有する他、前方側(図面左側
部分)が開放された形状となっている。ボルト締結部分
22は板状体を折り返し部25の所で谷折りに二つ折り
に折り返して形成され、上側部22Aと下側部22Bか
らなる。ボルト締結部分22と電線接続部分23との間
には首部26が介在し、ボルト接続部分22は電線接続
部分23より幅広に形成されている。ボルト締結部分2
2の上側部22Aの電線接続部分23側の部位(首部2
6)は一部が切除されており、その両側に、下向きに板
状体の山折りによる折り曲げにより、リブ27A、27
Bが形成されている。これらリブ27A、27Bは、丁
度下側部22Bの側面を覆うように折り曲げられて、全
体として一つのボルト締結部分22のようになってい
る。 【0012】一方、電線接続部分23は本アース端子2
1をアース線Wに接続するためのものである。電線接続
部分23は、底板部28の左右両縁部から前後一対の立
ち上がり部が形成されて、前方圧着固定部29と後方圧
着固定部30となっている(なお図4にはこれら圧着固
定部は圧着固定後の状態で示してある)。前方圧着固定
部29はアース線Wの芯線31を圧着固定し、後方圧着
固定部30はアース線Wの絶縁被覆部32を圧着固定す
るものである。 【0013】このようなアース端子21の構成によれ
ば、車体への取付は図5及び図6に示すように行われ
る。先ず、アース端子21の接続部分23の前方圧着固
定部29、後方圧着接続部30にアース線Wの芯線3
1、絶縁被覆部32をそれぞれあてがい、かしめて圧着
固定する。そして、ボルトTをアース端子21のボルト
締結部22の開口24に挿通させ、例えば図5に示すよ
うに車体Bの取付穴33に取付固定する。 【0014】また、車両解体作業時におけるワイヤハー
ネス取外しの作業は次のようにして行われる。先ず、ク
レーン等の引上装置のフックをワイヤハーネス(図示せ
ず)の適所に引っ掛け、引き上げて引っ張り力を作用さ
せる。すると、図7(a)の矢印Xで示す方向に引っ張
り力が作用する。ところが、さらに力を加えると、リブ
27A、27Bが、ボルト締結部分22の下側部22B
を強固に保持しようとする力Y(図7(b))が加わ
り、応力がボルト締結部分22側に集中し、開口24の
前方側が開放状態となっていることと相俟って、アース
端子21を高い回収率で取外し、回収できるようにな
る。 【0015】このように図4のような構造とすると、ア
ース端子21を高い回収率で取外し、回収できるように
なるため、リサイクル性の向上を図ることができる。ま
た、本アース端子21は1枚の導電性材料からなる板状
体を打ち抜き加工したものを折り曲げ、あるいは折り返
して製造できるので、その構造は簡素であり、また生産
効率も良く、低コストでの提供が可能となる。さらに、
回収鉄に銅等不純物が混ざらないので、リサイクル鉄の
品質を向上されることができる。 【0016】以上、本発明を一実施例に基づいて説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されず、種々の変形、
変更が可能である。例えば、上記実施例ではアース端子
の車体への取付にボルトを用いたが、これに限定され
ず、ネジ等、従来から用いられている各種固定用部材を
用いることができる。また、圧着固定による電線接続部
分23も図示のような形態に限定されず、アース線を強
固に圧着固定できるものであれば、従来から用いられて
いる各種圧着固定構造のものを用いることができる。 【0017】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、廃棄車両の解体時においてリサイクル鉄の商品性
を損なうことなく、ワイヤハーネスに組み込まれたアー
ス線の末端に接続されたアース端子を高い割合で回収で
き、しかも解体にかかる手間を省き、解体コストを低減
させることのできるアース端子を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来のアース端子の一例の構造を示す図であ
る。 【図2】従来のアース端子の別例の構造を示す図であ
る。 【図3】図1のアース端子の取付構造を示す図である。 【図4】本発明による実施例に係るアース端子の構造を
示す図である。 【図5】図4のアース端子の車体への取付構造を示す図
である。 【図6】図4のアース端子の車体への取付の様子を示す
斜視図である。 【図7】本発明による実施例に係るアース端子の作用効
果説明図である。 【符号の説明】 21 アース端子 22 ボルト締結部分 22A 上側部 22B 下側部 23 電線接続部分 24 開口 25 折り返し部 26 首部 27A、27B リブ 28 底板部 29 前方圧着固定部 30 後方圧着固定部 31 芯線 32 絶縁被覆部 W アース端子 B 車体 T ボルト
フロントページの続き (71)出願人 000003207 トヨタ自動車株式会社 愛知県豊田市トヨタ町1番地 (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 伊藤 桂一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 塚本 欣秀 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 涌井 雅徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 米山 勲 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5E012 BA12 BA15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車に配索されたワイヤハーネスに組
    み込まれたアース用電線の末端に接続し、車体に取付固
    定させるためのアース端子において、 全体が1枚の導電性材料からなる板状体を打ち抜き加工
    したものの一部を折り曲げあるいは折り返して作製され
    たものであり、 電線接続部分と、該電線接続部分と首部を介して連結さ
    れ、該電線接続部分より幅広で、かつ固定用部材取付用
    開口が形成された固定用部材締結部分とからなり、 該固定用部材締結部分は、該板状体を途中で谷折りに二
    つ折りに折り返して形成され、さらに折り返されて上側
    部となった先端が、該首部の両側で下向きに山折りされ
    てリブが形成され、 該固定用部材締結部分の該開口の前方側は開放されてお
    り、さらに該電線接続部分では幅方向両側が折り曲げら
    れてアース用電極接続のための空間が形成されているこ
    とを特徴とするアース端子。
JP2001377587A 2001-12-11 2001-12-11 アース端子 Pending JP2003178825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001377587A JP2003178825A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 アース端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001377587A JP2003178825A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 アース端子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003178825A true JP2003178825A (ja) 2003-06-27

Family

ID=19185510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001377587A Pending JP2003178825A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 アース端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003178825A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767081B1 (ko) 2006-02-28 2007-10-17 경신공업 주식회사 자동차 배선용 리사이클 어스단자
KR101205313B1 (ko) 2011-02-11 2012-11-28 삼성중공업 주식회사 파이프용 접지선
JP2016023712A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 矢崎総業株式会社 ブラケット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767081B1 (ko) 2006-02-28 2007-10-17 경신공업 주식회사 자동차 배선용 리사이클 어스단자
KR101205313B1 (ko) 2011-02-11 2012-11-28 삼성중공업 주식회사 파이프용 접지선
JP2016023712A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 矢崎総業株式会社 ブラケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6803523B2 (en) Electrical conductor assembly
JP2003178824A (ja) アース端子
JP2011160605A (ja) バスバ取付体及びそれを備えた車両用ルームランプ
US20080244889A1 (en) Mounting structure and method for removing linear member
JP2003178825A (ja) アース端子
JP2003229185A (ja) アース端子及びアース端子取付構造
JP3892672B2 (ja) ワイヤーハーネス用アース端子構造
JP2003178822A (ja) アース端子
JP2004096917A (ja) バスバーとリレー端子の接続構造
JP4054265B2 (ja) 圧着端子と電線の接続構造
US6670555B2 (en) Terminal
JP2004207209A (ja) 積層型アース端子及びこれを備えたワイヤハーネス
JP3914429B2 (ja) アース端子
JP3094870B2 (ja) アース端子の取付け構造
JP2000232716A (ja) ワイヤハーネスに結合される電気部品
JP2003143736A (ja) 電気接続箱
JP2003123865A (ja) アース端子
JP2003063324A (ja) 電気接続箱
JPH1174010A (ja) 車両ボデーへのアース接続装置
CN2704134Y (zh) 电缆连接器
JP2003068272A (ja) 電気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子、その端末用端子を用いた取付構造及びその端末用端子のためのプロテクタ
WO2016047776A1 (ja) 端子金具の接続構造、端子金具の接続方法、及び、ワイヤハーネス
CN203103538U (zh) 防撞电瓶负极线
JP2006351205A (ja) アース端子
JP2002313164A (ja) ワイヤーハーネスのリサイクル処理方法