JPH1174010A - 車両ボデーへのアース接続装置 - Google Patents

車両ボデーへのアース接続装置

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JPH1174010A
JPH1174010A JP23476797A JP23476797A JPH1174010A JP H1174010 A JPH1174010 A JP H1174010A JP 23476797 A JP23476797 A JP 23476797A JP 23476797 A JP23476797 A JP 23476797A JP H1174010 A JPH1174010 A JP H1174010A
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wire
vehicle body
locking
clamp
press
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Masashi Sugiyama
政司 杉山
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両ボデーに電線を簡単にアース接続する。 【解決手段】 電線圧接部12を有すると共に車両ボデ
ー26ヘ係止部13を有する金属製のアースクランプ1
1を設け、該アースクランプの電線圧接部で、ワイヤハ
ーネスを構成する電線群の中で所要の電線w1を圧接接
続すると共に、係止部13を車両ボデー26に穿設した
係止穴27に挿入係止して、アース接続とワイヤハーネ
スの車両ボデーへの係止を同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に配索する電
線を車両ボデーへアース接続する装置に関するもので、
特に、アース専用電線を不要として作業性を向上するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車に配索するワイヤハーネスの電線
は車両ボデーにアース接続しているが、このアース接続
方法は、通常、図9に示すように、まず、アース接続用
圧着端子(所謂LA端子)1を端末に接続したアース専
用電線w1を設け、該アース専用電線w1の他端端末w
1−aを他の電線w2の中間皮剥ぎ部分w2ーaと中間
圧着端子(スプライス端子)3を用いて圧着接続してい
る。かつ、該圧着接続部分を絶縁樹脂テープ9あるいは
シートを巻いて保護している。
【0003】ワイヤハーネスW/Hの車両配索時におい
て、上記アース専用電線w1の端末のアース接続用圧着
端子1を図10に示すように、車両ボデー4に予め穿設
している取付穴5にボルト6で締結固定することによ
り、アース接続を行っている。また、ワイヤハーネスW
/H自体は、上記アース接続位置と離れた位置で、ワイ
ヤハーネスW/Hに固定したクランプ7を用いて、車両
ボデー4に穿設している取付穴8に係止羽根7aを挿入
係止して固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したアース接続方
法によれば、まず、アース専用電線w1の両端末を皮剥
ぎして芯線を露出させ、一方の端末にはアー接続用圧着
端子1を圧着接続する工程が必要となる。さらに、電線
w2の中間皮剥ぎを行い、この中間皮剥ぎ部分とアース
専用電線w1とを中間圧着端子3で圧着接続する工程が
必要となる。さらに、この圧着接続部分にテープ9を巻
き付ける作業工程が必要となる。このように、作業工数
が多く、非常に手数がかかる問題がある。
【0005】さらに、アース専用電線w1を分岐させる
ワイヤハーネスW/Hの幹線自体を車両ボデー4に固定
するために、クランプ7をワイヤハーネスW/Hにテー
プ10で巻き付けて固定する作業も必要となる。
【0006】また、車両ボデー4にはアース接続用の取
付穴5とワイヤハーネス係止用の取付穴8の穿設してお
き、アース接続用とクランプ係止用との2つのスペース
を設けておく必要があるが、車両スペース上で、これら
2つのスペースを確保することが困難な場合もある。ま
た、車両取付時に、上記アース接続作業と、クランプ係
止作業との2つの作業が必要となり、この点からも、作
業手数がかかる問題がある。
【0007】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、アース接続用圧着端子を接続したアース専用電
線を不要とすると共に、他の電線とのスプライス接続も
不要とし、さらに、車両ボデー側に対して、アース接続
とクランプ係止とを同時に行えるようにして、車両スペ
ース上の問題を解消することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、電線圧接部を有すると共に
車両ボデーヘ係止部を有する金属製のアースクランプを
設け、該アースクランプの上記電線圧接部で、ワイヤハ
ーネスを構成する電線群の中で所要の電線を圧接接続す
ると共に、上記係止部を車両ボデーに穿設した係止穴に
挿入係止して、アース接続とワイヤハーネスの車両ボデ
ーへの係止を同時に行う構成としていることを特徴とす
る車両ボデーへのアース接続構造を提供している。
【0009】上記のように、車両ボデーに挿入係止する
金属製のアースクランプを設け、該アースクランプに電
線圧接部を設けておくと、該電線圧接部でワイヤハーネ
ス中の所要の電線を圧接接続するだけで、アースクラン
プを車両ボデーに挿入係止すると、電線のアース接続を
図ることができる。即ち、従来必要とされたアース接続
用圧着端子の圧着作業、他の電線とのスプライス接続作
業が不要となり、作業手数を大幅に削減できる。しか
も、アース接続する電線はワイヤハーネス幹線から分岐
させたアース専用電線ではなく、ワイヤハーネスを構成
する電線群の内から所要の電線を分岐させずに、アース
クランプに通して圧接接続するだけであるため、少なく
とも該電線と接続したアースクランプを車両ボデーに係
止することにより、該電線とテープ巻き等で結束されて
いるワイヤハーネス自体を別個に車両ボデーにクランプ
を用いて係止する必要がなくなる。
【0010】上記アースクランプは、逆U字形状の両側
下端より外側に向けて上向きに折り返して形成した一対
のバネ片からなる上記係止部を設けていると共に、上記
両側部の一方の側部内面より上記電線圧接部を突設し、
かつ、該電線圧接部より下方位置で上記両側部の外面に
プレート係止用突起を設けている一方、樹脂製で平板状
とした電線固定用プレートを設け、該電線固定用プレー
トに上記一対のバネ片を貫通させる一対の貫通穴を形成
しておき、これら貫通穴にアースクランプの両側部を通
して上記プレート係止用突起により係止保持した状態
で、少なくとも上記電線圧接部で圧接接続した電線を上
記電線固定用プレートにテープ巻き固定しておき、車両
ボデーへの取付時に、該車両ボデーの上記係止穴に上記
一対のバネ片を挿入して、これらバネ片の上端を車両ボ
デーの下面に係止して取り付けた状態で、上記電線固定
用プレートを車両ボデーの上面側に位置させている(請
求項2)。
【0011】上記のように電線固定用プレートに、アー
スクランプの内部を通して電線圧接部で圧接接続した電
線をテープ巻きで固定すると、該電線とアースクランプ
との電気接続信頼性を高めることができる。また、該ア
ース接続する電線以外にも、該電線と共にワイヤハーネ
スを構成する他の電線を電線固定用プレートにテープ巻
固定することも好ましい。このように、ワイヤハーネス
を構成する電線を電線固定用プレートに固定しておく
と、該電線固定用プレートを組みつけたアースクランプ
を車両ボデーに係止することにより、ワイヤハーネス全
体を車両ボデーに確実に係止することができる。
【0012】上記電線圧接部は上記側部の幅方向の端面
より内面側へと折り返して形成している(請求項3)。
即ち、アースクランプを展開状態で側部の端面より突設
して形成しておき、これを折り返して形成している。其
の際、側部の両端面より突設しておき、側部の幅方向に
対向して2枚の圧接部を設けて、1本の電線を2カ所で
圧接接続する構成とすると、電気接触面積が増大して好
ましい。
【0013】なお、側部の端面より突設せずに、側部の
幅方向の端面より切り起こして内面側へと突設して電線
圧接部を形成してもよい。さらに、圧接部を別に設けて
側部の内面に溶接固定してもよい。
【0014】また、上記電線圧接部は複数本の電線を圧
接接続できる構成としていることが好ましい(請求項
4)。
【0015】即ち、上記圧接部の刃先の長さを、複数本
の電線を圧接接続できる大きさに設定しておき、複数の
電線を水平方向に並列状態で同時に圧接接続できる構成
としてもよい。あるいは、圧接刃を上下に複数段設け
て、複数の電線を上下方向に並列した状態で圧接接続で
きる構成としてもよい。
【0016】このように、1つのアースクランプで複数
本の電線を圧接接続できる構成としておくと、車両ボデ
ーにアース接続するために、アース接続される電線に他
の電線をスプライス接続する必要がなくなる。
【0017】さらに、上記車両ボデー取付時に車両ボデ
ーよりも上面に位置する部分の上記アースクランプの外
面に絶縁性塗料を塗布していることが好ましい(請求項
5)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0019】図1乃至図4は第1実施形態を示し、11
は電線圧接部12を有すると共に車両ボデーヘ係止部1
3を有する金属製のアースクランプ、14は樹脂製で平
板形状の電線固定用プレートである。上記アースクラン
プ11は、逆U字形状の両側部15、16の下端より外
側に向けて上向きに湾曲して折り返して形成した一対の
バネ片17、18を上記係止部13として設けている。
これらバネ片17、18はその上端17a、18aをさ
らに外向きに湾曲させてる。
【0020】上記アースクランプ11の一方の側部15
の内面には、金属板から形成した一対の電線圧接板19
を幅方向に対向させて溶接固着して、上記電線圧接部1
2を設けている。上記各電線圧接板19は、先端面より
水平方向に切り込んだ圧接刃19aを備え、両側部15
と16の間に通す電線w1を一対の圧接刃19aに通す
ことにより、該電線w1の絶縁被覆を切り込んで芯線C
と接触し、電線w1をアースクランプ11に電気接続さ
せるものである。
【0021】また、アースクランプ11の両側部15、
16の外面には、上記電線圧接刃部12より下方位置
で、上向きに外側に向かって傾斜するプレート係止用突
起20、21を突設している。これらプレート係止用突
起20、21も溶接固着してもいるが、両側部15、1
6を切り起こして或いは打ち出して形成することが好ま
しい。
【0022】さらに、両側部15、16の外面には、図
3中にLで示す範囲の部分で、絶縁性の樹脂塗料22を
図中クロスハッチンで示すように塗布している。この塗
料を塗布した部分は、後述するように、車両ボデーへの
取付時に車両ボデーより上面に位置する部分である。
【0023】上記樹脂製で平板状とした電線固定用プレ
ート14は、上記一対のバネ片17、18と共に側部1
5、16の下側部を夫々貫通させる一対の貫通穴23、
24を備えている。これら貫通穴23、24に夫々アー
スクランプの両側部15、16を通して上記プレート係
止用突起20、21により係止保持した状態で、図1に
示すように、少なくとも上記電線圧接刃部12で圧接接
続した電線w1を電線固定用プレート14にテープ25
巻き固定するものである。
【0024】上記電線固定用プレート14を組みつけた
アースクランプ11を取り付ける車両ボデー26側に
は、アースクランプ11の両側部15、16を挿入でき
る大きさの1つの係止穴27を予め設けている。
【0025】上記アースクランプ11と電線固定用プレ
ート14を用いて車両ボデー26へのアース接続方法に
ついて説明すると、まず、図4(A)に示すように、ワ
イヤハーネスW/Hを構成する電線群wの中からアース
接続する電線w1を取り出し、アースクランプ11の両
側部15と16の間に下方より挿入して通す。
【0026】ついで、図4(B)に示すように、一対の
電線圧接板19の圧接刃19aに押圧して挿入し、圧接
刃19aの刃先により電線w1の絶縁被覆を切断して、
刃先を芯線Cと接触させる。これにより、電線w1は二
か所で圧接刃19aと接続することとなる。
【0027】その後、図4(C)に示すように、電線固
定用プレート14の貫通穴23、24にアースクランプ
11のバネ片17、18を近接する方向に撓ませて夫々
貫通させ、さらに、プレート係止用突起20、21を乗
り越えさせて、その上面側で電線固定用プレート14を
アースクランプ11に係止して組みつける。
【0028】このようにアースクランプ11に組みつけ
た電線固定用プレート14に対して、上記アースクラン
プ11と圧接接続した電線w1を、図1に示すように、
テープ25で巻き付けて固定しておく。ワイヤハーネス
W/Hの他の電線wはアースクランプ11の外側を通し
ておく。
【0029】なお、他の電線wもテープ25で圧接接続
した電線w1と共に電線固定用プレート14にテープ2
5で固定しておいてもよい。さらに、図5の変形例に示
すように、圧接接続した電線w1とは別に、他のテープ
28で電線固定用プレート14にテープ巻固定しておい
てもよい。
【0030】上記のようにワイヤハーネスW/Hにアー
スクランプ11および電線固定用プレート14を組みつ
けた状態としておき、自動車に搭載する。この車両への
ワイヤハーネス配索時、車両ボデー26の係止穴27に
アースクランプ11の両側部15、16をバネ片17、
18と共に互いに近接する方向に撓ませて通す。図1お
よび図2に示すように、係止穴27を通した後、バネ片
17、18は原状に復帰して広がり、その上端面17
a、18aが車両ボデー26の下面に当接係止して、ア
ースクランプ11を車両ボデー26に固定する。
【0031】アースクランプ11に組みつけた電線固定
用プレート14は車両ボデー26の上面に沿って位置さ
れ、ワイヤハーネスW/Hを車両ボデー26に沿って保
持する。
【0032】このように、上記装置では、車両ボデーに
アース接続する電線をアースクランプの電線圧接部に圧
接接続するだけでよく、かつ、この電線を圧接接続した
アースクランプを車両ボデーの係止穴に差し込むだけで
係止できる。また、アース接続する電線はワイヤハーネ
スの電線群から分岐させずにアースクランプを介して車
両ボデーに接続固定しているため、アース接続部の近傍
でワイヤハーネスを車両ボデーに係止する別個のクラン
プを不要とすることができる。
【0033】なお、第1実施形態では、アースクランプ
11に電線固定用プレート14を組み合わせているが、
アースクランプ11の電線圧接部12において電線w1
を殆ど移動不可に位置決め保持するため、必ずしも電線
固定用プレート14は必要でない。しかしながら、電線
w1の位置決め保持をより確実に行うため、および、他
の電線も固定するためには、電線固定用プレート14を
用いることが好ましい。
【0034】図6はアースクランプ11の電線圧接部1
2を一体的に設けた第2実施形態を示す。該アースクラ
ンプ11では、図6(B)に示すように、アースクラン
プ11を形成する導電性金属板を打抜加工する時、一方
の側部15となる部分の幅方向の両端より圧接部19’
を突設しておく。この打抜加工した金属板をプレスによ
り折り曲げ加工する時に、上記圧接部19’を内側に向
けて90度屈折させ、図6(A)に示すように側部15
の幅方向の両端より突出した一対の電線圧接部12’を
形成している。他の構成および電線との圧接、車両ボデ
ーへの取付は第1実施形態と同様であるため、説明を省
略する。
【0035】図7は第3実施形態を示し、電線圧接部1
2’を側部15の端面より切り起こして形成している。
該構成とすると、アースクランプ11を歩留まりよく金
属板より形成することができる。
【0036】図8(A)(B)は第4実施形態を示し、
アースクランプ11の電線圧接部12で複数本の電線を
圧接接続できるようにしたものである。まず、図8
(A)は、アースクランプ11より折り曲げ加工して一
体に形成した電線圧接部12’の圧接刃12a’を長く
して、圧接接続する電線w1、w1’を水平方向に隣接
させて圧接刃12a’に押し込んで圧接接続している。
【0037】図8(B)では、電線圧接部12”に上下
に3個の圧接刃12a”を形成し、各圧接刃12a”に
夫々圧接接続する電線w1、w1’、w1”を押し込ん
で、圧接接続している。
【0038】上記いずれの実施形態においても、電線圧
接部12に設ける圧接刃は他の側部16側に開口する横
向きに形成しているが、上面開口の上向き或いは下面開
口の下向きとしてもよい。なお、横向き開口とすると、
他側の側部16を内側へと押圧して圧接接続する電線w
1を圧接刃へ押し込む作業を容易に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、金属製で電線圧接部を有すると共に車両ボデ
ーへの係止部を有するアースクランプを用いると、車両
ボデーにアース接続する電線を上記電線圧接部に圧接接
続すればよいため、従来のアース接続用圧着端子および
スプライス用の圧着端子を用いる場合と比較して、作業
工数を大幅に減少できる。
【0040】しかも、アースクランプに圧接接続する電
線は、ワイヤハーネスより分岐させて延在させておく必
要はなく、ワイヤハーネスを構成する電線群の中でアー
スクランプと接続することができる。よって、該アース
クランプを車両ボデーに上記係止部で固定すると、ワイ
ヤハーネスに別個にクランプを取り付けて車両ボデーに
固定する必要がなくなる。即ち、車両ボデーへのアース
接続と、ワイヤハーネスの車両ボデーへのクランプとを
同時に行うことができる。
【0041】その結果、従来は車両ボデーの2カ所でア
ース接続固定とクランプ固定とを行う必要があったの
が、車両ボデーに対して1カ所の固定ですむため、車両
ボデーに対してもスペースを取らず、そのため、スペー
ス確保が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の斜視図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 アース接続装置の分解斜視図である。
【図4】 (A)(B)(C)は第1実施形態の組みつ
け作業工程を示す斜視図である。
【図5】 第1実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図6】 第2実施形態を示し、(A)はアースクラン
プの斜視図、(B)はアースクランプの一部展開図であ
る。
【図7】 第3実施形態のアースクランプの斜視図であ
る。
【図8】 (A)は第4実施形態のアースクランプの概
略正面図、(B)は第4実施形態のアースクランプの変
形例の概略正面図である。
【図9】 従来例を示す概略図である。
【図10】 従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
11 アースクランプ 12 電線圧接部 13 係止部 14 電線固定用プレート 15、16 側部 17、18 バネ片 20、21 プレート係止用突起 22 塗料 25 テープ 26 車両ボデー 27 係止穴 w1 圧接電線 W/H ワイヤハーネス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線圧接部を有すると共に車両ボデーヘ
    係止部を有する金属製のアースクランプを設け、該アー
    スクランプの上記電線圧接部で、ワイヤハーネスを構成
    する電線群の中で所要の電線を圧接接続すると共に、上
    記係止部を車両ボデーに穿設した係止穴に挿入係止し
    て、アース接続とワイヤハーネスの車両ボデーへの係止
    を同時に行う構成としていることを特徴とする車両ボデ
    ーへのアース接続構造。
  2. 【請求項2】 上記アースクランプは、逆U字形状の両
    側下端より外側に向けて上向きに折り返して形成した一
    対のバネ片からなる上記係止部を設けていると共に、上
    記両側部の一方の側部内面より上記電線圧接部を突設
    し、かつ、該電線圧接刃部より下方位置で上記両側部の
    外面にプレート係止用突起を設けている一方、 樹脂製で平板状とした電線固定用プレートを設け、該電
    線固定用プレートに上記一対のバネ片を貫通させる一対
    の貫通穴を形成しておき、これら貫通穴にアースクラン
    プの両側部を通して上記プレート係止用突起により係止
    保持した状態で、少なくとも上記電線圧接部で圧接接続
    した電線を上記電線固定用プレートにテープ巻き固定し
    ておき、 車両ボデーへの取付時に、該車両ボデーの上記係止穴に
    上記一対のバネ片を挿入して、これらバネ片の上端を車
    両ボデーの下面に係止して取り付けた状態で、上記電線
    固定用プレートを車両ボデーの上面側に位置させている
    請求項1に記載の車両ボデーへのアース接続構造。
  3. 【請求項3】 上記電線圧接部は上記側部の幅方向の端
    面より内面側へと折り返して形成している請求項1また
    は請求項2に記載の車両ボデーへのアース接続構造。
  4. 【請求項4】 上記電線圧接部は、その圧接刃部を複数
    本の電線を圧接接続できる大きさに設定としている請求
    項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両ボデーへ
    のアース接続構造。
  5. 【請求項5】 上記車両ボデー取付時に車両ボデーより
    も上面に位置する部分の上記アースクランプの外面に絶
    縁樹脂塗料を塗布している請求項1乃至請求項4のいず
    れか1項に記載の車両ボデーへのアース接続装置。
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