JP2003068272A - 電気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子、その端末用端子を用いた取付構造及びその端末用端子のためのプロテクタ - Google Patents

電気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子、その端末用端子を用いた取付構造及びその端末用端子のためのプロテクタ

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JP2003068272A
JP2003068272A JP2001260131A JP2001260131A JP2003068272A JP 2003068272 A JP2003068272 A JP 2003068272A JP 2001260131 A JP2001260131 A JP 2001260131A JP 2001260131 A JP2001260131 A JP 2001260131A JP 2003068272 A JP2003068272 A JP 2003068272A
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弘幸 林
Tadashi Miyazaki
正 宮崎
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄車両の解体時において、特に電気自動車
におけるバッテリーに接続されるワイヤハーネスの回収
率を向上させ、しかも解体にかかる手間を省き、作業性
を向上させ、解体コストを低減させることのできる、電
気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するため
の端末用端子及び接続方法を提供する。 【解決手段】 電気自動車用ワイヤハーネスを、電気的
に接続すべき複数のバッテリーにそれぞれ接続するため
の端末用端子11は、全体が導電性材料からなり、か
つ、バッテリーのポストに嵌合して圧接固定するための
ポスト嵌合部14と、ポスト嵌合部14と一体に連結さ
れ、電気自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブル12を
圧接収容するためのケーブル収容部13からなる。ケー
ブル収容部13は、被覆ケーブル12を圧接収容する際
に被覆ケーブル12の被覆を切り剥がして被覆ケーブル
12の導線と該ケーブル収容部13とを電気的に接触さ
せる被覆切断刃部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車用ワイ
ヤハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子、
その端末用端子を用いた取付構造及びその端末用端子の
ためのプロテクタに関し、特にリサイクルし易いこれら
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車(EV)の開発が盛ん
に行われてきている。この電気自動車は、直流バッテリ
ーをその電源とするもので、通常、複数個のバッテリー
がワイヤハーネスの被覆ケーブルの導線に電気的に接続
されて、その電力を各部に供給するようになっている。
【0003】図1に電気自動車用ワイヤハーネスの被覆
ケーブルの端末用端子とバッテリー、及びバッテリー間
の接続方法の一例を概念的に示す。図1において、1は
電気自動車用ワイヤハーネス、1A、1Bは被覆ケーブ
ル、2A、2Bはバッテリーでそれぞれ極性が反転して
いる。3はバッテリーポスト、4は接続部材、5は電線
である。この接続部材4は、図示は省略してあるがガイ
ドポスト3に締め付けボルトにより締結される取付部
と、電線5とからなり、電線5は取付部に圧着して取付
けられている。なお、ワイヤハーネス1の被覆ケーブル
1A、1Bの端末部の電線は、取付部にボルト締めによ
り圧着して取付けられている。また、バッテリー間は接
続部材4を用い締め付けボルトにより接続される。この
ようにして電源部を構成していた。
【0004】一方、最近では環境問題の認識が高まり、
資源の有効なリサイクルが大きな課題となっている。こ
のような課題は、廃棄処分された自動車についても例外
ではない。特に近時の電子化された自動車に使用される
ワイヤハーネスの量は膨大であり、電気自動車において
も同様であり、これらワイヤハーネスのリサイクルは無
視できないのが現状である。
【0005】ところで、廃棄車両の解体において、クレ
ーン等の引き上げ装置に取付けられたJ字状フックをワ
イヤハーネスに引っ掛けて引っ張ることにより、車体か
らワイヤハーネスを取外している。ところが、電気自動
車においてバッテリー間の電気的接続は、電線ないし導
体を端子に圧着した短く太い部材が使用され、バッテリ
ーのポストにボルト締結されており、リサイクルのため
の取外し作業を考慮した設計となっていないのが実情で
ある。
【0006】このため、上記のようにJ字状フックでワ
イヤハーネスを無理矢理引っ張ると途中で断線してその
回収率が低下する他、思わぬケガを受けるおそれがあっ
た。また、バッテリー間の電気的接続部材を取外すには
ボルト締結を作業者が手作業で行わなければならず、手
間がかかり、作業性も悪く、解体コストの増大にもつな
がる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の不具合を解消するためになされたもので、廃棄車
両の解体時において、特に電気自動車におけるバッテリ
ーに接続されるワイヤハーネスの回収率を向上させ、し
かも解体にかかる手間を省き、作業性を向上させ、解体
コストを低減させることのできる、電気自動車用ワイヤ
ハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子、そ
の端末用端子を用いた取付構造及びその端末用端子のた
めのプロテクタを提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は下記の技術的手段の採用により解決される。 (1)電気自動車用ワイヤハーネスを、電気的に接続す
べき複数のバッテリーにそれぞれ接続するための端末用
端子であって、全体が導電性材料からなり、かつ、バッ
テリーのポストに嵌合して圧接固定するためのポスト嵌
合部と、ポスト嵌合部と一体に連結され、電気自動車用
ワイヤハーネスの被覆ケーブルを圧接収容するためのケ
ーブル収容部からなり、ケーブル収容部は、被覆ケーブ
ルを圧接収容する際に被覆ケーブルの被覆を切り剥がし
て被覆ケーブルの導線と該ケーブル収容部とを電気的に
接触させる被覆切断刃部を有することを特徴とする、電
気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するため
の端末用端子。 (2)ケーブル収容部が被覆ケーブルの長さ方向に延び
るように形成され、かつ、ポスト嵌合部がケーブル収容
部の延びる方向に対して直角な方向に離間して連結部を
介してケーブル収容部と一体に形成されていることを特
徴とする、前記(1)に記載の電気自動車用ワイヤハー
ネスをバッテリーに接続するための端末用端子。 (3)ケーブル収容部がU字状断面を有する溝形状をな
し、その溝形状を構成する両側壁間の間隔が、ケーブル
収容部が延びる方向において規則的に広、狭を繰り返
し、被覆ケーブルの圧接収容に適した構造に形成されて
いることを特徴とする、前記(1)又は(2)に記載の
電気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するた
めの端末用端子。 (4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の端末用端
子を複数個用い、自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブ
ルを端末用端子のケーブル収容部にそれぞれ圧接、収容
し、複数のバッテリーのポストに対し、端末用端子のポ
スト嵌合部を圧接固定することにより、被覆ケーブルを
各バッテリーのポストに対して取付固定してなることを
特徴とする、自動車用ワイヤハーネスのバッテリーへの
取付構造。ッテリーに接続するための端末用端子。 (5)前記(1)〜(3)のいずれかの端末用端子を少
なくとも1個収容するための収容空間を有し、絶縁性材
料からなる端末用端子のプロテクタであって、端末用端
子を収容する端末用端子収容部と、端末用端子収容部に
対して開閉自在に取付けられた蓋部とからなり、端末端
子収容部は、端末用端子の外形形状に対応した形状の底
部と、底部から上側に延びる側壁部とからなり、底部の
部位のうち端末端子のポスト圧接部に対応する部位に
は、バッテリーのポストが挿通する開口が形成され、さ
らに側壁部の一部には自動車用ワイヤハーネスの被覆ケ
ーブルを通すための切り欠き部が形成されていることを
特徴とする、端末用端子のプロテクタ。 (6)前記(1)〜(3)のいずれかの端末用端子であ
って左右対称に形成されたものを少なくとも一対収容す
るための収容空間を有し、絶縁性材料からなる端末用端
子のプロテクタであって、一対の端末用端子を収容する
端末用端子収容部と、端末用端子収容部に対して開閉自
在に取付けられた蓋部とからなり、端末端子収容部は、
一対の端末用端子を並設したときの外形形状に対応した
形状の底部と、底部から上側に延びる側壁部とからな
り、底部の部位のうち端末端子のポスト圧接部に対応す
る部位には、バッテリーのポストが挿通する開口がそれ
ぞれ形成され、側壁部の一部には自動車用ワイヤハーネ
スの被覆ケーブルを通すための切り欠き部が形成されて
いることを特徴とする、端末用端子のプロテクタ。 (7)蓋部は、一対の端末用端子を収容したときにその
横方向の動きを規制する規制部材が設けられていること
を特徴とする、前記(5)の端末用端子のプロテクタ。 (8)自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブルを端末用
端子のケーブル収容部に圧接収容した状態で、前記
(5)〜(7)のいずれかの端末用端子のプロテクタを
装着し、バッテリーのポストに圧接固定してなることを
特徴とする、自動車用ワイヤハーネスのバッテリーへの
取付構造。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好ま
しい実施例により説明する。図2に本発明の実施例に係
る端末用端子を斜視図で示す。図2において、11は端
末用端子、12は自動車用ワイヤハーネス(以下ワイヤ
ハーネスとも称する)の被覆ケーブル、13はケーブル
収容部、14はポスト嵌合部、15はケーブル収容部1
3とポスト嵌合部14を連結する連結部である。ポスト
嵌合部14はケーブル収容部13の延びる方向(被覆ケ
ーブル12の長さ方向)に対して直角な方向に離間して
設けられている。ケーブル収容部13とポスト嵌合部1
4と連結部15からなる端末用端子11全体は、銅や真
鍮等の導電性材料から作られている。この端末用端子1
1は、図3に示すように、ケーブル収容部13でワイヤ
ハーネスの被覆ケーブル12を圧接収容するとともに、
ポスト嵌合部14でバッテリー16のポスト17に圧接
嵌合してバッテリー16に取付固定される。
【0010】ここで、ワイヤハーネスの被覆ケーブル1
2が端末用端子11に圧接収容される様子を図4により
説明する。図示の如く、被覆ケーブル12は導線12A
と絶縁被覆12Bからなる。一方、ケーブル収容部13
は断面がU字状をなし、ケーブル収容空間である溝部1
3Aを有する。その溝部13Aを構成する両側壁13
B、13C間の間隔は、ケーブル収容部13が延びる方
向において規則的に広、狭を繰り返し、被覆ケーブル1
2の圧接に適した構造に形成されている。また、ケーブ
ル収容部13には被覆切断刃部13Dが形成され、被覆
ケーブル12をケーブル収容部13内に圧接収容する際
に、被覆ケーブル12の絶縁被覆12Bを切り剥がして
被覆ケーブル12の導線12Aとケーブル収容部13と
を電気的に接触させる(図4(b)参照)。
【0011】また、端末用端子11のポスト嵌合部14
と、バッテリー16のポスト17との嵌合による圧接固
定の様子を図5に示す。本実施例では、従来のようにボ
ルト締めによる締結をしなくても済むように、ポスト嵌
合部14の内側形状14’がバッテリー16のポスト1
7の中央付近のふくらみにならった形状に形成されてお
り、しかもその嵌合により十分な力で固定がなされるよ
うになっている。なお、本実施例ではボルト締めによる
固定を行っていないが、必要に応じてボルト締めを行っ
ても構わない。
【0012】上記のような端末用端子11の構成とすれ
ば、廃棄車両の解体において、クレーン等の引き上げ装
置に取付けられたJ字状フックをワイヤハーネスに引っ
掛けて引っ張ることにより、容易に自動車用ワイヤハー
ネスの被覆ケーブル12だけがバッテリー16との結合
から開放されて、連鎖的に取外し、回収することが可能
となる。従って、ワイヤハーネスの回収率が向上する
上、その取外し作業が容易となり、解体時間の短縮、解
体コストの低減を図ることが可能となる。
【0013】上記では端末用端子について述べたが、本
発明によれば、この端末用端子を複数個用い、自動車用
ワイヤハーネスの被覆ケーブルを端末用端子のケーブル
固定部のケーブル収容部にそれぞれ圧接収容し、複数の
バッテリーの同極のポストに対し、端末用端子のポスト
嵌合部を圧接固定することにより、被覆ケーブルを各バ
ッテリーの同極のポストに対して電気的に並列となるよ
うに取付固定してなる自動車用ワイヤハーネスのバッテ
リーへの取付構造の提供が可能となる。
【0014】次に、上記端末用端子のプロテクタの実施
例について説明する。図6は、端末用端子のためのプロ
テクタの実施例を示す斜視図である。図中21はプロテ
クタであり、全体は樹脂等の絶縁性材料からなる。プロ
テクタ21は端末用端子を収容するための収容空間を有
する端末用端子収容部22と、その収容空間を覆う蓋部
23から構成される。蓋部23は例えばヒンジ24のよ
うな手段により端末用端子収容部22に対して開閉自在
に取付けられている。端末端子収容部22は、端末用端
子の外形形状に対応した形状の底部25と、底部25か
ら上側に延びる側壁部26とからなり、底部25の部位
のうち端末端子のポスト圧接部に対応する部位には、バ
ッテリーのポストが挿通する開口27が形成されてい
る。さらに側壁部26の一部には自動車用ワイヤハーネ
スの被覆ケーブルを通すための切り欠き部28が形成さ
れている。また、蓋部23には、端末用端子を収容した
ときにその横方向の動きを規制する規制部材29が設け
られている。
【0015】本実施例のプロテクタ21は、図7に示す
ように、左右対称に形成された一対の端末用端子11を
収容するものである。一方の端末用端子は正極用であ
り、他方の端子は負極用である。なお、図7において図
3と同様な要素には同じ符号を付してある。
【0016】図8に、上記プロテクタ21に端末用端子
11を装着したものを、バッテリー16のポスト17に
取付ける様子を示す。図示のように、このプロテクタ2
1を使用すれば、自動車用ワイヤハーネスのバッテリー
への組付けを極めて簡単な作業で行うことが可能とな
る。また、廃棄車両の解体時においても、極めて簡単な
作業でワイヤハーネスの取外しが可能となる。
【0017】以上詳細に説明してきたが、本発明は上記
実施例に限定されず、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施例では、バッテリー間を電気的に並列
になる場合を例示したが、直列、あるいは直列と並列の
組合せ等、種々の形態に本発明は適用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、廃棄車両の解体時において、特に電気自動車にお
けるバッテリーに接続されるワイヤハーネスの回収率が
向上でき、解体にかかる手間を省くことができ、作業性
が向上し、解体コストの低減が可能になる。また、組付
け作業も極めて容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気自動車用ワイヤハーネスの被覆ケー
ブルとバッテリー、及びバッテリ間の接続方法の一例を
概念的に示す図である。
【図2】本発明の実施例にかかる端末用端子の斜視図で
ある。
【図3】図2の端末用端子を用いて電気自動車用ワイヤ
ハーネスの被覆ケーブルをバッテリーに取付けた様子を
示す図である。
【図4】電気自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブルが
端末用端子に圧接収容される様子を示す図である。
【図5】端末用端子のポスト嵌合部とバッテリーのポス
トとの嵌合による圧接固定の様子を示す図である。
【図6】端末用端子のためのプロテクタの実施例を示す
斜視図である。
【図7】図6のプロテクタに収容される、被覆ケーブル
を取付固定した一対の端末用端子を示す図である。
【図8】図6のプロテクタに、被覆ケーブルを取付固定
した一対の端末用端子を装着したものを、バッテリーへ
取付ける様子を示す図である。
【符号の説明】
11 端末用端子 12 自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブル 13 ケーブル収容部 14 ポスト嵌合部 15 連結部 16 バッテリー 17 ポスト 21 プロテクタ 22 端末用端子収容部 23 蓋部 24 ヒンジ 25 底部 26 側壁部 27 開口 28 切り欠き部 29 規制部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 宮崎 正 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5H022 CC04 CC05 CC09 CC10 EE01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車用ワイヤハーネスを、電気的
    に接続すべき複数のバッテリーにそれぞれ接続するため
    の端末用端子であって、 全体が導電性材料からなり、かつ、 バッテリーのポストに嵌合して圧接固定するためのポス
    ト嵌合部と、 ポスト嵌合部と一体に連結され、電気自動車用ワイヤハ
    ーネスの被覆ケーブルを圧接収容するためのケーブル収
    容部からなり、 ケーブル収容部は、被覆ケーブルを圧接収容する際に被
    覆ケーブルの被覆を切り剥がして被覆ケーブルの導線と
    該ケーブル収容部とを電気的に接触させる被覆切断刃部
    を有することを特徴とする、電気自動車用ワイヤハーネ
    スをバッテリーに接続するための端末用端子。
  2. 【請求項2】 ケーブル収容部が被覆ケーブルの長さ方
    向に延びるように形成され、かつ、ポスト嵌合部がケー
    ブル収容部の延びる方向に対して直角な方向に離間して
    連結部を介してケーブル収容部と一体に形成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車用ワイ
    ヤハーネスをバッテリーに接続するための端末用端子。
  3. 【請求項3】 ケーブル収容部がU字状断面を有する溝
    形状をなし、その溝形状を構成する両側壁間の間隔が、
    ケーブル収容部が延びる方向において規則的に広、狭を
    繰り返し、被覆ケーブルの圧接収容に適した構造に形成
    されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    電気自動車用ワイヤハーネスをバッテリーに接続するた
    めの端末用端子。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の端末用
    端子を複数個用い、自動車用ワイヤハーネスの被覆ケー
    ブルを端末用端子のケーブル収容部にそれぞれ圧接収容
    し、複数のバッテリーのポストに対し、端末用端子のポ
    スト嵌合部を圧接固定することにより、被覆ケーブルを
    各バッテリーのポストに対して取付固定してなることを
    特徴とする、自動車用ワイヤハーネスのバッテリーへの
    取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の端末用
    端子を少なくとも1個収容するための収容空間を有し、
    絶縁性材料からなる端末用端子のプロテクタであって、 端末用端子を収容する端末用端子収容部と、端末用端子
    収容部に対して開閉自在に取付けられた蓋部とからな
    り、 端末端子収容部は、端末用端子の外形形状に対応した形
    状の底部と、底部から上側に延びる側壁部とからなり、 底部の部位のうち端末端子のポスト圧接部に対応する部
    位には、バッテリーのポストが挿通する開口が形成さ
    れ、 さらに側壁部の一部には自動車用ワイヤハーネスの被覆
    ケーブルを通すための切り欠き部が形成されていること
    を特徴とする、端末用端子のプロテクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の端末用
    端子であって左右対称に形成されたものを少なくとも一
    対収容するための収容空間を有し、絶縁性材料からなる
    端末用端子のプロテクタであって、 一対の端末用端子を収容する端末用端子収容部と、端末
    用端子収容部に対して開閉自在に取付けられた蓋部とか
    らなり、 端末端子収容部は、一対の端末用端子を並設したときの
    外形形状に対応した形状の底部と、底部から上側に延び
    る側壁部とからなり、 底部の部位のうち端末端子のポスト圧接部に対応する部
    位には、バッテリーのポストが挿通する開口がそれぞれ
    形成され、 側壁部の一部には自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブ
    ルを通すための切り欠き部が形成さ れていることを特
    徴とする、端末用端子のプロテクタ。
  7. 【請求項7】 蓋部は、一対の端末用端子を収容したと
    きにその横方向の動きを規制する規制部材が設けられて
    いることを特徴とする、請求項5に記載の端末用端子の
    プロテクタ。
  8. 【請求項8】 自動車用ワイヤハーネスの被覆ケーブル
    を端末用端子のケーブル収容部に圧接収容した状態で、
    請求項5〜7のいずれかに記載の端末用端子のプロテク
    タを装着し、バッテリーのポストに圧接固定してなるこ
    とを特徴とする、自動車用ワイヤハーネスのバッテリー
    への取付構造。
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