JP2007109427A - 端子構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤーハーネスの解体作業時、締結部材を取り外すことなく、電線端部を端子本体から短時間で容易かつ確実に切り離し、解体作業等の効率向上を図る。
【解決手段】切断刃21は、カバー20がLA端子本体10に樹脂モールド成形される際、基端部22をカバー20の上面近傍に配置された状態で、刃先21aを除いてカバー20内に埋設される。切断刃21は、カバー20が上面にプラスチックハンマ3等で外力を加えられることにより、主として基端部22で外力を受けるとともに、カバー20の変形に伴って電線端部1に対して刃先21aを下方に繰り出すように変位され、電線端部1の電線部分1aを切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボルト等の締結部材により自動車等に締結されるアース端子等の端子構造に関する。
従来からボルトにより自動車等の車体に固定されるアース端子の取付構造は知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。図6は、特許文献1で開示されているアース端子取付構造を示す分解斜視図である。
図6を参照すると、アース端子100は、ボルト締結部分101及び電線接続部分102からなり、ボルト締結部分101には、取付用ボルトTを挿通させる開口103が形成されている。開口103の前方側(図中、右側端部)には、開放部104が形成されており、開放部104は、開口103の前方側を開放している。
図7は、特許文献2で開示されているワイヤーハーネス用アース端子構造のアース端子を示す平面図である。
図7を参照すると、ワイヤーハーネス用アース端子110は、電線固定部111及びボディ固定部112からなり、ボディ固定部112に設けられた円形孔113に挿通されるボルト(図示しない)により、車両のボディに固定される。
ボディ固定部112における円形孔113の周囲には、スリット114が、ボルトの外周形状に沿って形成されている。スリット114は、ワイヤーハーネス用アース端子110の取り外しに伴ってワイヤーハーネスが引張り操作されることにより破断され、ボディ固定部112を内側リング状部112aと外側リング状部112bとに分割させる。
特開2003―229185号公報(第3頁、第4図) 特開2002―231334号公報(第4頁、第5図)
上述した従来のアース端子のうち、図6に示すアース端子取付構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時には、取付用ボルトTを完全に外さず、僅かに緩めた状態で、開口103の開放部104を介して取付用ボルトTをアース端子100から外す。これにより、アース端子100は、取付用ボルトTによる締結から解放され、取り外される。
しかし、取付用ボルトTを完全に外す必要はないものの、取付用ボルトTを緩める必要があり、レンチ等をかけて取付用ボルトTを所定量緩める作業が必要になる。したがって、アース端子100の取り外しまでに時間を要し、解体作業時間の増大を招き、低効率であるという問題があった。
また、図7に示すワイヤーハーネス用アース端子構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、ボディ固定部112をスリット114に沿って迅速に破断させるには、スリット114に適切な方向から引張り力を作用させる必要がある。
しかし、ボディ固定部112のスリット114に適切な方向から引張り力を作用させることが困難であった。したがって、ワイヤーハーネス用アース端子110のボディ固定部112のスリット114に沿う破断までに時間を要し、解体作業時間の増大を招き、低効率であるという問題があった。
本発明は、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結部材を取り外すことなく、電線端部を端子本体から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる端子構造を提供することを目的としている。
1)本発明の端子構造は、端子本体に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、該端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、前記端子本体とは別体に設けられ、該端子本体を被覆するカバー部材と、該カバー部材に設けられ、外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段と、を備えることを特徴とする。
前記端子構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、端子本体とは別体のカバー部材に設けられた切断手段が、外力によって電線端部側に変位され、この変位に伴って電線端部を切断する。切断された電線端部は、端子本体から分離され、締結部材を取り外すことなく、端子取付部から切り離される。したがって、解体作業等の効率向上を図ることができる端子構造が得られる。
2)本発明の端子構造は、前記1)に記載の端子構造において、前記カバー部材は、外力により変形可能に構成され、前記切断手段は、前記カバー部材の内面側に設けられ、外力による前記カバー部材の変形に伴って電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする。
前記端子構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、端子本体とは別体のカバー部材が、外力によって変形されるのに伴って、カバー部材の内面側に設けられた切断手段が、電線端部側に変位され、この変位に伴って電線端部を切断する。切断された電線端部は、端子本体から分離され、締結部材を取り外すことなく、端子取付部から切り離される。したがって、解体作業等の効率向上を図ることができる端子構造が得られる。
3)本発明の端子構造は、前記1)又は2)に記載の端子構造において、前記カバー部材は、モールド成形により形成され、前記切断手段は、前記カバー部材がモールド成形される際、前記カバー部材内に埋設されており、外力による前記カバー部材の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする。
前記端子構造では、部品点数及び組付工数が低減され、コスト削減が図られるとともに、端子本体及び電線端部に対する切断手段の高い位置精度が確保される。これにより、切断手段による電線端部の切断をより確実に行うことができる端子構造が得られる。
本発明の端子構造によれば、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結部材を取り外すことなく、電線端部を端子本体から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる。
以下、本発明を図示実施形態により説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である端子構造を示すカバー部材を断面とした側面図である。
図1を参照すると、第1実施形態の端子構造において、LA端子本体10は、基端側(図1中、右側)に電線端部1を連結され、LA端子本体10に形成された貫通孔11に挿通される締結ボルト2により、車両ボデー等の端子取付部4に締結・固定される。
LA端子本体10の図1中の上面には、カバー20が、電線端部1及び貫通孔11に挿通された締結ボルト2を被覆するように設けられている。
カバー20には、切断刃21が、刃先21aを電線端部1の被覆を皮剥きされた芯線部分1aの上方に位置され、刃先21aから電線端部1の芯線部分1aまで所定の隙間を空けて配置されている。
すなわち、切断刃21は、図1中ほぼ水平に配置された基端部22と、基端部22とほぼ直交して基端部22と一体に設けられ、刃先21aを形成された先端部23とから構成されており、全体としてL字状に形成されている。切断刃21は、カバー20がLA端子本体10に樹脂モールド成形される際、基端部22をカバー20の図1中の上面近傍に配置された状態で、刃先21aを除いてカバー20内に埋設されることにより、LA端子本体10に対して所定の位置に保持される。
切断刃21は、カバー20が図1中の上面にプラスチックハンマ等で外力Fを加えることにより、主として基端部22で外力Fを受けるとともに、カバー20の変形に伴って刃先21aを図1中の下方に繰り出すように変位され、電線端部1の芯線部分1aを所定の位置で切断する。
本実施形態の作用を説明する。
ワイヤーハーネスの解体作業時、カバー20の図1中の切断刃21の基端部22の上方付近に、プラスチックハンマ等により外力Fが加えられるのに伴って、切断刃21の刃先21aが電線端部1側(図1中、下方)に変位され、この変位に伴って電線端部1の芯線部分1aを所定の位置で切断する。切断された電線端部1は、LA端子本体10から分離され、締結ボルト2を取り外すことなく、端子取付部4から切り離される。
図2は、本発明の第2実施形態である端子構造の電線端子切断時の状態を示すカバー部材を断面とした要部側面図である。
図2を参照すると、第2実施形態の端子構造において、切断刃31は、基端部32をカバー30における図2中の下面近傍に配置された状態で、刃先31aを含む先端部33の図2中下側を除いてカバー30内に埋設されている。切断刃31は、刃先31aを電線端部1の被覆部分1bの図2中上方に位置されており、プラスチックハンマ等によりカバー30に外力が加えられるのに伴って、電線端部1の被覆部分1bの所定位置を切断する。その他の構成及び作用については、上記第1実施形態と同様である。
図3は、本発明の第3実施形態である端子構造を示す側面図である。
図3を参照すると、第3実施形態の端子構造において、切断刃41は、カバー40内に埋設されておらず、カバー40の内部空間に固定されている。すなわち、切断刃41は、基端部42がカバー40の図3中上面の裏面側に固定されており、刃先41aをカバー40の図3中の下面から突出しない位置に配置されている。その他の構成及び作用については、上記第2実施形態と同様である。
図4は、本発明の第4実施形態である端子構造の側面図であり、図5は、図4の端子構造を示すカバー部材を断面とした側面図である。
図4及び図5を参照すると、第4実施形態の端子構造において、カバー50の基端側(図4中、右側)は、上面がせり上がるような湾曲形状とされており、これに合わせて切断刃51の基端部52(図4中、左側)も、カバー50の上面形状に合わせた形状とされている。その他の構成及び作用については、上記第2実施形態と同様である。
以上のように上記各実施形態によれば、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結ボルト2を取り外すことなく、LA端子本体10とは別体のカバー10,20,30,40,50に設けられた切断刃11,21,31,41,51により、電線端部1をLA端子本体10から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる。
本発明により得られる端子構造は、LA端子本体からの電線端部の迅速な切り離しを要求される場合に好適に用いられる。
本発明の第1実施形態である端子構造を示すカバー部材を断面とした側面図である。 本発明の第2実施形態である端子構造の電線端子切断時の状態を示すカバー部材を断面とした要部側面図である。 本発明の第3実施形態である端子構造を示す側面図である。 本発明の第4実施形態である端子構造の側面図である。 図4の端子構造を示すカバー部材を断面とした側面図である。 特許文献1で開示されているアース端子取付構造を示す分解斜視図である。 特許文献2で開示されているワイヤーハーネス用アース端子構造のアース端子を示す平面図である。
符号の説明
1 電線端部
1a 電線部分
1b 被覆部分
2 締結部材(締結ボルト)
4 端子取付部
10 端子本体(LA端子本体)
11 貫通孔
20 カバー部材(カバー)
21 切断手段(切断刃)
21a 刃先
22 基端部
23 先端部

Claims (3)

  1. 端子本体に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、該端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、
    前記端子本体とは別体に設けられ、該端子本体を被覆するカバー部材と、
    該カバー部材に設けられ、外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段と、を備えていることを特徴とする端子構造。
  2. 前記カバー部材は、外力により変形可能に構成され、前記切断手段は、前記カバー部材の内面側に設けられ、外力による該カバー部材の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする請求項1記載の端子構造。
  3. 前記カバー部材は、モールド成形により形成され、前記切断手段は、前記カバー部材がモールド成形される際、前記カバー部材内の所定位置に埋設されており、外力による前記カバー部材の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする請求項1又は2記載の端子構造。
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