JP4574510B2 - 端子構造 - Google Patents

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本発明は、ボルト等の締結部材により自動車等に締結されるアース端子等の端子構造に関する。
従来からボルトにより自動車等の車体に固定されるアース端子の取付構造は知られている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。図8は、特許文献1で開示されているアース端子取付構造を示す分解斜視図である。
図8を参照すると、アース端子100は、ボルト締結部分101及び電線接続部分102からなり、ボルト締結部分101には、取付用ボルトTを挿通させる開口103が形成されている。開口103の前方側(図8中、左奥側)には、開放部104が形成されており、開放部104は、開口103の前方側を開放している。
図9は、特許文献2で開示されているワイヤーハーネス用アース端子構造のアース端子を示す平面図である。
図9を参照すると、ワイヤーハーネス用アース端子110は、電線固定部111及びボディ固定部112からなり、ボディ固定部112に設けられた円形孔113に挿通されるボルト(図示しない)により、車両のボディに固定される。
ボディ固定部112における円形孔113の周囲には、スリット114が、ボルトの外周形状に沿って形成されている。スリット114は、ワイヤーハーネス用アース端子110の取り外しに伴ってワイヤーハーネスが引張り操作されることにより破断され、ボディ固定部112を内側リング状部112aと外側リング状部112bとに分割させる。
図10は、特許文献3で開示されているアース端子の車体取付構造を示す分解斜視図である。
図10を参照すると、アース端子120は、基板部121の両側に弾性係止片122,123を設けられるとともに、バレル部124に電線Wを圧着されており、車体側接続部品130を介して車体に取り付けられる。
すなわち、車体側接続部品130は、ボルト頭部131及びボルト軸部132から構成されるボルト部により、車体に連結される。また、車体側接続部品130は、板状合部133をアース端子120の弾性係止片122,123内方に嵌挿させるとともに、係止爪部134を弾性係止片122,123に係止させることにより、アース端子120を保持する。
特開2003―229185号公報(第3頁、第4図) 特開2002―231334号公報(第4頁、第5図) 特開2004―206965号公報(第5頁、第1図)
上述した従来のアース端子のうち、図8に示すアース端子取付構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時には、取付用ボルトTを完全に外さず、僅かに緩めた状態で、開口103の開放部104を介して取付用ボルトTをアース端子100から外す。これにより、アース端子100は、取付用ボルトTによる締結から解放され、取り外される。
しかし、取付用ボルトTを完全に外す必要はないものの、取付用ボルトTを緩める必要があり、レンチ等をかけて取付用ボルトTを所定量緩める作業が必要になる。したがって、アース端子100の取り外しまでに時間を要し、解体作業時間の増大を招き、低効率であるという問題があった。
また、図9に示すワイヤーハーネス用アース端子構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、ボディ固定部112をスリット114に沿って迅速に破断させるには、スリット114に適切な方向から引張り力を作用させる必要がある。
更に、図10に示すアース端子の車体取付構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、アース端子120は、引張り力により弾性係止片122,123を観音開き状に無理に開かれることにより、車体側接続部品130の係止爪部134と弾性係止片122,123との係止を外され、電線Wを破断させることなく、車体側接続部品130から離脱される。この際、車体側接続部品130の係止爪部134とアース端子120の弾性係止片122,123との係止を迅速に外すには、係止爪部134及び弾性係止片122,123に適切な方向から引張り力を作用させる必要がある。
しかし、図9に示すワイヤーハーネス用アース端子構造、及び図10に示すアース端子の車体取付構造のいずれの場合でも、ボディ固定部112のスリット114(図9)、又は車体側接続部品130の係止爪部134とアース端子120の弾性係止片122,123(図10)に適切な方向から引張り力を作用させることが困難であった。
したがって、ワイヤーハーネス用アース端子100のボディ固定部112のスリット114に沿う破断(図9)、又は車体側接続部品130からのアース端子120の係止外れ(図10)までに時間を要し、解体作業時間の増大を招き、低効率であるという問題があった。
本発明は、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結部材を取り外すことなく、電線端部を端子本体から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる端子構造を提供することを目的としている。
1)本発明の端子構造は、端子本体の基端側に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、前記端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段を備え、前記切断手段が、外力により変形する変形部を介して前記端子本体と一体に形成されており、前記変形部の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする。
前記端子構造では、ワイヤーハーネスの解体作業時、切断手段が外力によって電線端部に接触して、電線端部を切断する。切断された電線端部は、端子本体から分離され、締結部材を取り外すことなく、端子取付部から切り離される。したがって、解体作業等の効率向上を図ることができる端子構造が得られる。
また、前記端子構造では、部品点数及びコストの削減が図られるとともに、端子本体及び電線端部に対する切断手段の高い位置精度が確保される。これにより、切断手段による電線端部の切断をより確実に行うことができる端子構造が得られる。
2)本発明の端子構造は、端子本体の基端側に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、前記端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段を備え、前記端子本体の基端側は、防水材が前記電線端部を被覆するようにモールド成形により設けられ、前記切断手段は、前記防水材がモールド成形される際、前記防水材内の所定位置に埋設されており、外力による前記防水材の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする。
前記端子構造では、端子本体の基本構造を変更する必要なく、より低コストに切断手段を設けることができる端子構造が得られる。
本発明の端子構造によれば、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結部材を取り外すことなく、電線端部を端子本体から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる。
以下、本発明を図示実施形態により説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である端子構造を示す側面図であり、図2は、図1の右側面図である。
図1及び図2を参照すると、第1実施形態の端子構造において、LA端子本体10は、基端側(図1中、左手前側)に電線端部1が連結され、LA端子本体10に形成された貫通孔11に挿通される締結ボルト2により、車両ボディ等の端子取付部に締結・固定される。
LA端子本体10には、切断刃12が、電線端部1を挟んで図1中の上下一対、刃先12aから電線端部1まで所定の隙間を空けて設けられている。各切断刃12は、変形部13を介してLA端子本体10の基端側と一体に形成されており、外力による変形部13の変形に伴って電線端部1に接触して、電線端部1を所定の位置で切断する。
本実施形態の作用を説明する。
例えばワイヤーハーネスの解体作業時、プラスチックハンマ等により変形部13に外力Fが加えられるのに伴って、切断刃12が電線端部1側に変位され、電線端部1を所定位置で切断する。切断された電線端部1は、LA端子本体10から分離され、締結ボルト2を取り外すことなく、端子取付部から切り離される。
図3は、本発明の第2実施形態である端子構造を示す側面図であり、図4は、図3の右側面図である。
図3及び図4を参照すると、第2実施形態の端子構造において、LA端子本体20の切断刃21は、電線端部1の図3中の上方に配置されており、図4中の左右両端部をそれぞれ変形部22を介してLA端子本体20の基端側(図3中、右端側)と一体に形成されている。その他の構成及び作用については、上記第1実施形態と同様である。
図5は、本発明の第3実施形態である端子構造を示す側面図であり、図6は、図1の平面図である。
図5及び図6を参照すると、第3実施形態の端子構造において、LA端子本体30の切断刃31は、電線端部1の図5中の上方に配置されており、図5中の上端部をアーム状の変形部32を介してLA端子本体30の締結ボルト2側(図5中、左端側)と一体に形成されている。その他の構成及び作用については、上記第1実施形態と同様である。
図7は、本発明の第4実施形態である端子構造を示す側面図である。
図7を参照すると、第4実施形態の端子構造において、LA端子本体40の基端側には、防水材41が、電線端部1を被覆するようにモールド成形により形成されている。切断刃42は、防水材41がLA端子本体40にモールド成形される際、防水材41内の所定位置に埋設され、LA端子本体40に対して所定の位置に保持されており、電線端部1の図7中の上方に配置されている。防水材41に埋設された切断刃42は、プラスチックハンマ等で図7中の上面に外力Fを加えることにより、防水材41の変形に伴って電線端部1側に変位され、電線端部1を所定位置で切断する。その他の構成及び作用については、上記第1実施形態と同様である。
以上のように上記各実施形態によれば、ワイヤーハーネスの解体作業時、締結ボルト2を取り外すことなく、電線端部1をLA端子本体10,20,30,40から短時間で容易かつ確実に切り離すことができ、解体作業等の効率向上を図ることができる。
本発明により得られる端子構造は、LA端子本体からの電線端部の迅速な切り離しを要求される場合に好適に用いられる。
本発明の第1実施形態である端子構造を示す側面図である。 図1の右側面図である。 本発明の第2実施形態である端子構造を示す側面図である。 図3の右側面図である。 本発明の第3実施形態である端子構造を示す側面図である。 図1の平面図である。 本発明の第4実施形態である端子構造を示す側面図である。 特許文献1で開示されているアース端子取付構造を示す分解斜視図である。 特許文献2で開示されているワイヤーハーネス用アース端子構造のアース端子を示す平面図である。 特許文献3で開示されているアース端子の車体取付構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 電線端部
2 締結部材(締結ボルト)
10 端子本体(LA端子本体)
11 貫通孔
12 切断手段(切断刃)
12a 刃先
13 変形部
40 端子本体(LA端子本体)
41 防水材
42 切断手段(切断刃)

Claims (2)

  1. 端子本体の基端側に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、前記端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、
    外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段を備え、
    前記切断手段が、外力により変形する変形部を介して前記端子本体と一体に形成されており、前記変形部の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする端子構造。
  2. 端子本体の基端側に電線端部を連結され、前記端子本体に形成された貫通孔に挿通される締結部材により、前記端子本体を端子取付部に締結される端子構造において、
    外力による変位に伴って前記電線端部を切断可能な切断手段を備え、
    前記端子本体の基端側は、防水材が前記電線端部を被覆するようにモールド成形により設けられ、前記切断手段は、前記防水材がモールド成形される際、前記防水材内の所定位置に埋設されており、外力による前記防水材の変形に伴って前記電線端部に接触して、該電線端部を切断することを特徴とする端子構造
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