JP5724838B2 - アースコネクタ - Google Patents
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Description
このアースコネクタは、車体等の被接地部に固定されるアース端子が、ハウジングに一体に設けられたものであり、ハウジングには、電線側の端子金具が保持された電線側コネクタが嵌合可能とされている。電線側コネクタがアースコネクタに嵌合することで、電線側コネクタに保持された電線側の端子金具が、アース端子に接続されて接地される。
アースコネクタのハウジングの上壁には、前後方向に細長いスリット溝が形成されており、車両の解体作業時に電線を上側に引っ張ると、電線側コネクタがスリット溝の両端部を破損し、上壁が蓋状に持ち上がって、電線側コネクタを電線とともに取り外して回収できる構造である。
このような構成によれば、解体作業時に電線を引っ張ると、食い込み刃がハウジングに食い込んでハウジングが破損するから、アース端子が一体に設けられたハウジングに、電線側の端子金具が個別に挿入されて保持されるアースコネクタであっても、解体作業を容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるアースコネクタCは、図示しない車両の車体(被接地部)に取り付けられて、複数の電線10を一括して接地するアースジョイントコネクタである。このアースコネクタCは、被接地部に接続されるアース端子20が、ハウジング30に埋設されて一体に設けられたものである。以下、各構成部材において、図1の左手前側(ハウジング30に対する端子金具11の挿入方向の前側)を前方、右奥側を後方、上側を上方、下側を下方として説明する。
また、ハウジング30の前端部には、下方へ突出するリブ33が設けられている(図1および図3参照)。リブ33は、ハウジング30の前端縁に沿ってハウジング30の幅方向に延びている。
本実施形態のアースコネクタCは、被接地部に接続されるとともに、電線10に固着された端子金具11が接続されるアース端子20が、ハウジング30に埋設されて一体に設けられたものであり、アース端子20のうちハウジング30に埋設された埋設部26には、解体作業時に電線10が引っ張られることで、ハウジング30に食い込み可能な食い込み刃27が設けられている。
次に、本発明を具体化した実施形態2に係るアースコネクタ50を図9〜図12によって説明する。
本実施形態のアースコネクタ50は、食い込み刃51が、ハウジング30の側面(幅方向の端面)36に向かうものである点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明を、複数の電線10を一括して接地するアースジョイントコネクタに適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、1本の電線を接地するアースコネクタにも適用することができる。
(2)上記実施形態では、本発明を、端子金具11が個別に挿入されて保持されるアースコネクタ50に適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、電線側コネクタが嵌合する形態のアースコネクタにも適用することができる。このような場合にも同様に、解体作業時に電線を引っ張ると、電線側コネクタと嵌合した状態でハウジングが傾き、食い込み刃がハウジングに食い込んでハウジングが破損するから、解体作業を容易に行うことができる。
(4)上記実施形態では、食い込み刃27(51)は、アース端子20のうちハウジング30の側面36に近い位置に設けられているが、これに限らず、例えば食い込み刃を、アース端子のうちハウジングの幅方向の中央部付近(繋ぎ部の近傍)に位置するところに設けてもよい。
(5)上記実施形態では、食い込み刃27(51)は、ハウジング30の前端面35または側面に向かうものとされているが、これに限らず、例えば食い込み刃は、アース接続部の後端縁に形成されて上側へ向かう鋸状のものであってもよい。
10…電線
11…端子金具
20…アース端子
21…アース接続部
22…端子部
26…埋設部
27,51…食い込み刃
30…ハウジング
35…ハウジングの前端面
36…ハウジングの側面(ハウジングの外側面、ハウジングの幅方向の端面)
Claims (4)
- アース端子がハウジングに一体に設けられたアースコネクタであり、
前記アース端子は、被接地部に接続されるアース接続部と、端子金具が接続される端子部と、前記アース接続部の後端部に立ち上げられて前記アース接続部と前記端子部とを繋ぐ繋ぎ部と、前記繋ぎ部に並列する配置で前記アース接続部の後端部に立ち上げられた脚部とを備え、前記アース端子のうち前記繋ぎ部と前記脚部の一部は前記ハウジングに埋設される埋設部とされ、
前記埋設部における前記脚部には前記ハウジングの外面に向かう食い込み刃が設けられており、解体作業時に前記電線が前記食い込み刃の突出方向と反対方向に引っ張られることで前記食い込み刃が前記ハウジングに食い込み可能とされているアースコネクタ。 - 前記食い込み刃は、前記脚部のうち前記ハウジングの外側面に近い位置に設けられている請求項1に記載のアースコネクタ。
- 前記アース端子は、前記ハウジングの前端部に埋設され、前記食い込み刃は前記ハウジングの前端面に向かうものである請求項1または請求項2に記載のアースコネクタ。
- 前記アース端子は、前記アース接続部と、前記端子部とが、前後に配置されたものであり、
前記食い込み刃は、前記アース端子の前後方向に略直交する幅方向の端部に設けられて前記ハウジングの前記幅方向の端面に向かうものである請求項1または請求項2に記載のアースコネクタ。
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2011
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