JPH11130667A - ソフトコンタクトレンズ用の眼科用組成物、ソフトコンタクトレンズの濡れ増強方法およびテルペノイドの吸着抑制方法 - Google Patents

ソフトコンタクトレンズ用の眼科用組成物、ソフトコンタクトレンズの濡れ増強方法およびテルペノイドの吸着抑制方法

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JPH11130667A
JPH11130667A JP10195800A JP19580098A JPH11130667A JP H11130667 A JPH11130667 A JP H11130667A JP 10195800 A JP10195800 A JP 10195800A JP 19580098 A JP19580098 A JP 19580098A JP H11130667 A JPH11130667 A JP H11130667A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 テルペノイドを有効成分として含有して
なるソフトコンタクトレンズ(SCL)用の眼科用組成
物、さらにポリオキシエチレンソルビタンエステルを配
合したSCL用の眼科用組成物、テルペノイドをソフト
コンタクトレンズと接触させることによるSCLの濡れ
増強方法およびテルペノイドを含有する眼科用組成物に
ポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合すること
によるSCLに対するテルペノイドの吸着抑制方法。 【効果】 テルペノイドを配合した眼科用組成物は、例
えばSCLの濡れ性を向上させ、ひいてはSCLに含ま
れる含水量の減少を抑制するので、SCL装着時に乾燥
感、異物感が生じることを抑制し得、SCLの濡れ増強
用として有用である。また、ポリオキシエチレンソルビ
タンエステルを配合することによってSCLに対するテ
ルペノイドの吸着が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトコンタクト
レンズ(以下、SCLと略記する)用の眼科用組成物、
特にSCL用の濡れ増強用組成物、SCLの濡れ増強方
法およびSCLに対するテルペノイドの吸着抑制方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】SCLは、通常水を含んでおり異物感が
少ないが、長時間使用することによって、乾燥感を訴え
ることが多く、その理由としては、レンズに含まれてい
る水分の蒸発によってSCL下の涙液層も影響を受け、
角膜ステインが発生し、さらに含水量が低下することに
よって、SCLの形状のカーブ等に変化を与え、ひいて
はレンズ規格も変化し、異物感を増強させる。従って、
SCLに含まれる含水量の減少によって、乾燥感、異物
感が生じるのはSCLに特有の問題であり、SCLにお
けるかかる問題点の解決が待望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、SCLに含まれる含水量の減少による乾燥感、異物
感が生じることを抑制することのできる組成物等のSC
L用の眼科用組成物を提供することである。また、本発
明の他の目的は、SCLの濡れ増強方法を提供すること
である。本発明の他の目的は後述の記載から明らかとな
ろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために種々研究を重ねてきたところ、テルペ
ノイドが、SCLの濡れ性を向上させ、ひいてはSCL
に含まれる含水量の減少を抑制し、乾燥感、異物感が生
じることを抑制することを見い出して本発明を完成し
た。
【0005】上記の説明および後述することから、本発
明は下記の通りである。 (1)テルペノイドを有効成分として含有してなるSC
L用の眼科用組成物。 (2)眼科用組成物がSCL用の濡れ増強用組成物であ
る上記(1)記載の眼科用組成物。 (3)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよび
カンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である
上記(1)または(2)記載の眼科用組成物。 (4)点眼剤の形態である上記(1)〜(3)のいずれ
かに記載の眼科用組成物。 (5)ポリオキシエチレンソルビタンエステルを含有し
てなる用時液状の形態である上記(1)〜(4)のいず
れかに記載の眼科用組成物。 (6)用時のpHが5.5以上に調整されてなる用時液
状の形態である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の
SCL用の眼科用組成物。 (7)テルペノイドをSCLと接触させることを特徴と
するSCLの濡れ増強方法。 (8)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよび
カンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である
上記(7)記載のSCLの濡れ増強方法。 (9)テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用組
成物にポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合す
ることを特徴とするSCLに対するテルペノイドの吸着
抑制方法。 (10)テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用
組成物の用時pHを5.5以上に調整することを特徴と
するSCLに対するテルペノイドの吸着抑制方法。 (11)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよ
びカンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種であ
る上記(9)または(10)記載のSCLの濡れ増強方
法。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のSCL用の眼科用組成物
に含有されるテルペノイドとしては、メントール、ボル
ネオール、カンフル、ゲラニオール、シネオール、アネ
トール、リモネン、オイゲノール等のモノテルペン、フ
ァルネソール、ネロリドール等のセスキテルペン、フィ
トール、センブレン等のジテルペン等が使用され、特に
好ましくはメントール、ボルネオール、カンフル等が使
用される。本発明のSCL用の眼科用組成物におけるテ
ルペノイドの配合量は、用時において0.0001〜
0.2(W/V)%、好ましくは0.001〜0.05
(W/V)%であることが好ましい。
【0007】テルペノイドを配合した本発明のSCL用
の眼科用組成物は、SCL用の眼科用途に使用されるあ
らゆる用途の組成物として使用される。具体的には、例
えばSCL用の濡れ増強用組成物等として使用される。
【0008】本発明のSCL用の眼科用組成物は、例え
ば、眼局所用として一般的に用いられているあらゆる製
剤形態で用いることができ、かかる製剤としては、例え
ば、点眼剤、眼軟膏剤、ゲル剤、用時溶解により液状と
なりうる固形製剤(例えば錠剤、散剤、顆粒剤、凍結乾
燥剤等)等が挙げられるが、点眼剤の形態で用いること
が好ましい。点眼剤は、水性もしくは非水性点眼剤のい
ずれでもよく、また、溶液であっても懸濁液であっても
よい。
【0009】眼に装着されたSCLは涙液によって洗わ
れる状態にあり、仮に眼科用組成物中の成分がSCLに
吸着されたとしても、通常は洗い流されて眼刺激等を来
すことは極めて少ない。しかしながら、各成分の吸着量
は可及的に少ないことが望ましい。かかる観点から本発
明者らは種々研究を重ねたところ、テルペノイドを有
効成分として含有してなるSCL用の用時液状の眼科用
組成物にポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合
することによって、および/またはその用時のpHを
5.5以上とすることによって、テルペノイドのSCL
に対する吸着が抑制されることを見いだした。従って、
本発明はテルペノイドを有効成分として含有してなるS
CL用の用時液状の眼科用組成物であって、ポリオキ
シエチレンソルビタンエステルを含有してなる組成物、
および/または用時のpHが5.5以上に調整されて
なる組成物を提供するものである。また、別の観点から
本発明は、下記の発明を提供するものである。 テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用組成物
にポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合するこ
とを特徴とするSCLに対するテルペノイドの吸着抑制
方法。 テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用組成物
の用時pHを5.5以上に調整することを特徴とするS
CLに対するテルペノイドの吸着抑制方法。
【0010】ポリオキシエチレンソルビタンエステルは
用時における濃度が0.01〜0.5(W/V)%、好
ましくは0.05〜0.2(W/V)%となるように配
合されることが好ましい。
【0011】ポリオキシエチレンソルビタンエステルと
しては、ポリソルベート80の他ポリソルベート20、
40、60、65、85等が好適なものとして例示され
る。
【0012】本発明の組成物は、用時のpHが5.5以
上、好ましくはpHが5.5以上8以下となるように調
整される。かくしてテルペノイドのSCLに対する吸着
が抑制される。pHが5.5以上の場合、テルペノイド
は殆どSCLへ吸着されない。pHが8以上の場合アル
カリ性が強く眼科用組成物として好ましいとはいえな
い。
【0013】pHの調整はpH調整剤を使用することに
よっておこなわれる。pH調整剤としては、例えば塩
酸、クエン酸又はその塩(クエン酸ナトリウム、クエン
酸二水素ナトリウム等)、リン酸又はその塩(リン酸水
素二ナトリウム、リン酸二水素カリウム等)、酢酸又は
その塩(酢酸ナトリウム、酢酸アンモニウム等)、酒石
酸又はその塩(酒石酸ナトリウム等)、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、ホウ酸またはその塩(ホウ砂)等が挙げられる。
【0014】本発明のSCL用の眼科用組成物は、テル
ペノイドおよび、基剤(例えば、溶剤、軟膏基剤等)、
さらにはその剤型に応じて溶解補助剤、緩衝剤、等張化
剤、保存剤、安定化剤、粘稠剤、吸着防止剤、キレート
剤、pH調整剤、懸濁化剤等の各種の添加剤を適宜配合
し、公知の方法に従って製造することができる。
【0015】基剤としての溶剤としては、水(例えば蒸
留水、滅菌精製水、生理食塩水等)、アルコール類(例
えばエタノール、プロピレングリコール、マクロゴー
ル、グリセリン等)等が挙げられる。
【0016】溶解補助剤としては、例えば、ポリビニル
ピロリドン、ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、ステア
リン酸ポリオキシル40等が挙げられる。
【0017】緩衝剤は、本発明のSCL用の眼科用組成
物のpHが約5〜9、好ましくは6〜8の範囲となるよ
うに用いられる。例えば、ホウ酸又はその塩(ホウ砂
等)、クエン酸又はその塩(クエン酸ナトリウム等)、
酒石酸又はその塩(酒石酸ナトリウム等)、グルコン酸
又はその塩(グルコン酸ナトリウム等)、酢酸又はその
塩(酢酸ナトリウム等)、リン酸又はその塩(リン酸一
水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム等)、各種ア
ミノ酸等又はそれらの組み合わせが挙げられる。
【0018】等張化剤としては、例えば、ソルビトー
ル、グルコース、マンニトール、グリセリン、プロピレ
ングリコール、塩化ナトリウム、塩化カリウム等が挙げ
られる。
【0019】保存剤としては、例えば、パラオキシ安息
香酸エステル類、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼト
ニウム、クロロブタノール、ベンジルアルコール、ソル
ビン酸又はその塩、グルコン酸クロルヘキシジン、デヒ
ドロ酢酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩酸ア
ルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられる。
【0020】安定化剤としては、例えばアスコルビン
酸、エデト酸ナトリウム、シクロデキストリン、縮合リ
ン酸又はその塩、亜硫酸塩、クエン酸又はその塩等が挙
げられる。
【0021】粘稠剤としては、例えばメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、コ
ンドロイチン硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
【0022】キレート剤としては、例えばエデト酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウム、縮合リン酸又はその塩
(縮合リン酸ナトリウム等)等が挙げられる。
【0023】懸濁化剤としては、例えばメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、ステアリ
ン酸ポリオキシル40、ポリエチレングリコール、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルアルコ
ール等が挙げられる。
【0024】さらに、本発明のSCL用の眼科用組成物
には、本発明の目的に反しないかぎり、薬効を有する成
分、例えばビタミン(例えば、パルミチン酸レチノー
ル、塩酸ピリドキシン、酢酸トコフェロール等)、血管
収縮剤(例えば、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロ
ゾリン等)、抗炎症剤(例えば、グリチルリチン酸二カ
リウム、アズレンスルホン酸ナトリウム等)等を適宜配
合してもよい。
【0025】本発明のSCL用の眼科用組成物の投与量
は、例えば成人に点眼剤として用いる場合、有効成分で
あるテルペノイドを0.0001〜0.2(W/V)
%、好ましくは0.001〜0.05(W/V)%含有
する点眼剤として、1回量2〜3滴を1日5〜6回投与
することが好ましい。
【0026】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明し、試験例によって本発明の効果を明らかにする
が、これらは単なる例示であり、本発明はこれらにより
何ら限定されるものではない。
【0027】実施例1 常法により、次の処方で点眼剤を調製した。
【0028】 実施例2 常法により、次の処方で点眼剤を調製した。 塩化カリウム 0.15g 塩化ナトリウム 0.55g ホウ酸 0.5 g グルコン酸クロルヘキシジン液(20W/V%) 0.025ml (グルコン酸クロルヘキシジンとして0.005g) エデト酸ナトリウム 0.01g l−メントール 0.002g ヒドロキシエチルセルロース 0.1 g ポリソルベート80 0.15g 滅菌精製水 適量 水酸化ナトリウム 適量 全量 100ml (pH7.3)
【0029】 実施例3 常法により、次の処方で点眼剤を調製した。 塩化カリウム 0.15g 塩化ナトリウム 0.55g ホウ酸 0.5 g グルコン酸クロルヘキシジン液(20W/V%) 0.025ml (グルコン酸クロルヘキシジンとして0.005g) エデト酸ナトリウム 0.01g l−メントール 0.002g ヒドロキシエチルセルロース 0.1 g ポリソルベート80 0.15g ホウ砂 0.05g 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH7.3)
【0030】 試験例1濡れ性試験 以下の配合処方で試験液を調製した。 試験液A:ポリソルベート80 1g l−メントール 0.2g 滅菌精製水 適量 全量 100ml 試験液B:ポリソルベート80 1g 滅菌精製水 適量 全量 100ml 上記試験液A、試験液Bを、それぞれ、あらかじめ水分
を拭き取った下記のSCL1枚に滴下し、接触角測定器
〔エルマゴニオメーター式接触角測定器,M−2010
A−A型(ERMA社製)〕で真横からSCL表面と接
している部分の液滴の角度を計ることにより、接触角を
測定した。 (使用SCL) SCL(No.1) 主材質:メチルメタクリレート+N−ビニルピロリドン SCL(No.2) 主材質:メチルメタクリレート+グリセリルメタクリレ
ート 得られた接触角を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】SCLNo.1、No.2共に、l−メン
トールを配合した試験液を滴下した時のほうが接触角が
小さくなった。この結果から、テルペノイドの配合によ
って、SCLの濡れ性を向上させうることが示された。
【0033】試験例2乾燥感、異物感の抑制作用試験 SCLを装着している被験者8名について、片眼に実施
例1の処方の点眼剤を2〜3滴投与し、反対眼には以下
の処方の試験液Cを2〜3滴投与し、それぞれの眼につ
いてSCLによる乾燥感、異物感の変化を調べた。
【0034】常法により、次の処方で点眼液を調製し、
試験液Cとした。
【0035】得られた結果について以下のように点数で
評価し、乾燥感についての結果を表2、異物感について
の結果を表3に示す。 評価方法:5点−(乾燥感または異物感が)解消した 4点−(乾燥感または異物感が)ほぼ解消した 3点−(乾燥感または異物感が)変わらない 2点−(乾燥感または異物感が)少しひどくなった 1点−(乾燥感または異物感が)ひどくなった
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】 試験例3テルペノイドのSCLに対する吸着抑制試験 以下の配合処方で試験液を調製した。 試験液A:l−メントール 0.002g ポリソルベート80 0.15ml 滅菌精製水 適量 全量 100ml 試験液B:l−メントール 0.002g 滅菌精製水 適量 全量 100ml 上記試験液A、試験液Bを、それぞれバイアル瓶に正確
に4ml量り、SCL(2枚)を浸漬した。その際、S
CLを浸漬しない液を対照試験液とした。室温で14時
間振盪後のl−メントール含量を測定し、対照試験液と
の差をSCLへの吸着量とした。l−メントールはクロ
ロホルムで抽出し、ガスクロマトグラフィーにて定量し
た。 (使用SCL) 主材質:ヒドロキシエチルメタクリレート+メタクリル
酸 得られた結果は表4に示す通りである。なお、表中の値
はSCL2枚分の総量である。
【0039】
【表4】
【0040】実施例1の点眼剤を投与した方の眼ではS
CLによる乾燥感、異物感ともに解消されているが、テ
ルペノイドを含まない試験液Cを投与した方の眼ではほ
とんど変化がない。この結果から、テルペノイドを含有
する本発明の眼科用組成物を用いることにより、SCL
による乾燥感、異物感を抑制しうることが確認された。
また、ポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合し
た組成物は、SCLに対するテルペノイドの吸着が抑制
されている。
【0041】 試験例4浸透圧およびpHの影響試験 以下の配合処方で試験液を調製した。 試験液A:l−メントール 0.002g リン酸1Na・2水 0.5g 水酸化ナトリウムまたは塩酸 適量 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH4.5) 試験液B:l−メントール 0.002g リン酸1Na・2水 0.5g 水酸化ナトリウムまたは塩酸 適量 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH5.5) 試験液C:l−メントール 0.002g リン酸1Na・2水 0.5g 水酸化ナトリウムまたは塩酸 適量 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH6) 試験液D:l−メントール 0.002g リン酸1Na・2水 0.5g 水酸化ナトリウムまたは塩酸 適量 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH7) 試験液E:l−メントール 0.002g リン酸2Na・12水 0.5g 水酸化ナトリウムまたは塩酸 適量 滅菌精製水 適量 全量 100ml (pH8)
【0042】上記処方をそれぞれバイアル瓶に正確に
2.5mL量り、SCL(2枚)を浸漬した。その際、
SCLを浸漬しない液を、対照試験液とした。室温で3
8時間振盪後のλ−メントールはクロロホルムで抽出
し、ガスクロマトグラフにて定量した。 (使用SCL) 主材質:ヒドロキシエチルメタクリレート+メタクリル
酸 含水率:58.0% 得られた結果は表5に示す通りであった。なお、表中の
値はSCL2枚分の総量である。
【0043】
【表5】
【0044】
【発明の効果】本発明のSCL用の眼科用組成物は、例
えばSCLの濡れ性を向上させ、ひいてはSCLに含ま
れる含水量の減少を抑制するため、SCL装着時の乾燥
感、異物感が生じることを抑制することができ、SCL
の濡れ増強用として有用である。また、ポリオキシエ
チレンソルビタンエステルを配合した用時液状の眼科用
組成物およびpHが5.5以上に調整されてなる用時
液状の眼科用組成物は、SCLに対するテルペノイドの
吸着が抑制されているので、眼刺激の懸念が少なく、ま
たSCLに対して濁り等の悪影響の懸念が少ない。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記の説明および後述することから、本発
明は下記の通りである。 (1)テルペノイドを有効成分として含有してなるSC
L用の眼科用組成物。 (2)眼科用組成物がSCL用の濡れ増強用組成物であ
る上記(1)記載の眼科用組成物。 (3)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよび
カンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である
上記(1)または(2)記載の眼科用組成物。 (4)点眼剤の形態である上記(1)〜(3)のいずれ
かに記載の眼科用組成物。 (5)ポリオキシエチレンソルビタンエステルを含有し
てなる用時液状の形態である上記(1)〜(4)のいず
れかに記載の眼科用組成物。 (6)用時のpHが5.5以上に調整されてなる用時液
状の形態である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の
SCL用の眼科用組成物。 (7)テルペノイドをSCLと接触させることを特徴と
するSCLの濡れ増強方法。 (8)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよび
カンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である
上記(7)記載のSCLの濡れ増強方法。 (9)テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用組
成物にポリオキシエチレンソルビタンエステルを配合す
ることを特徴とするSCLに対するテルペノイドの吸着
抑制方法。 (10)テルペノイドを含有してなる用時液状の眼科用
組成物の用時pHを5.5以上に調整することを特徴と
するSCLに対するテルペノイドの吸着抑制方法。 (11)テルペノイドがメントール、ボルネオールおよ
びカンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1種であ
る上記(9)または(10)記載のSCLに対するテル
ペノイドの吸着抑制方法。
フロントページの続き (72)発明者 酒井 範子 奈良県奈良市北登美ケ丘2丁目5番1号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テルペノイドを有効成分として含有して
    なるソフトコンタクトレンズ用の眼科用組成物。
  2. 【請求項2】 眼科用組成物がソフトコンタクトレンズ
    用の濡れ増強用組成物である請求項1記載の眼科用組成
    物。
  3. 【請求項3】 テルペノイドがメントール、ボルネオー
    ルおよびカンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1
    種である請求項1または2記載の眼科用組成物。
  4. 【請求項4】 点眼剤の形態である請求項1〜3のいず
    れかに記載の眼科用組成物。
  5. 【請求項5】 ポリオキシエチレンソルビタンエステル
    を含有してなる用時液状の形態である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の眼科用組成物。
  6. 【請求項6】 用時のpHが5.5以上に調整されてな
    る用時液状の形態である請求項1〜5のいずれかに記載
    のソフトコンタクトレンズ用の眼科用組成物。
  7. 【請求項7】 テルペノイドをソフトコンタクトレンズ
    と接触させることを特徴とするソフトコンタクトレンズ
    の濡れ増強方法。
  8. 【請求項8】 テルペノイドがメントール、ボルネオー
    ルおよびカンフルよりなる群から選ばれる少なくとも1
    種である請求項7記載のソフトコンタクトレンズの濡れ
    増強方法。
  9. 【請求項9】 テルペノイドを含有してなる用時液状の
    眼科用組成物にポリオキシエチレンソルビタンエステル
    を配合することを特徴とするソフトコンタクトレンズに
    対するテルペノイドの吸着抑制方法。
  10. 【請求項10】 テルペノイドを含有してなる用時液状
    の眼科用組成物の用時pHを5.5以上に調整すること
    を特徴とするソフトコンタクトレンズに対するテルペノ
    イドの吸着抑制方法。
  11. 【請求項11】 テルペノイドがメントール、ボルネオ
    ールおよびカンフルよりなる群から選ばれる少なくとも
    1種である請求項9または10記載のソフトコンタクト
    レンズの濡れ増強方法。
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