JPH11126033A - 電気光学装置及びこれを備えた投射型表示装置 - Google Patents

電気光学装置及びこれを備えた投射型表示装置

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JPH11126033A
JPH11126033A JP23607098A JP23607098A JPH11126033A JP H11126033 A JPH11126033 A JP H11126033A JP 23607098 A JP23607098 A JP 23607098A JP 23607098 A JP23607098 A JP 23607098A JP H11126033 A JPH11126033 A JP H11126033A
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wiring
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panel
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正治 有村
Hiromi Saito
広美 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気光学パネルモジュールとして構成された
電気光学装置において、フレキシブル配線基板をねじっ
ても外部端子部との接着部分に応力の加わらない新規の
構造を実現し、これによって接着部の剥離や導通不良を
防止する。 【解決手段】 パネル取付枠10の正面に形成された開
口部12の両縁部からは、それぞれ板状に形成された支
持体14,15が前方に突出形成され、さらに開口部1
2に沿って相互に接近するように内側に伸びている。こ
れらの支持体14,15の下面は平坦な支持面14a,
15aとなっている。フレキシブル配線基板26の裏面
は底面12aに支持され、表面は支持面14a,15a
によって支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学装置に係
り、特に、電気光学パネルを取付体に取付けてなる電気
光学パネルモジュールとして、液晶を電気光学物質とし
て用いた液晶プロジェクタなどの投射型表示装置に用い
る場合に好適な電気光学装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロジェクタ等の光投射部に用い
る小型の電気光学パネルモジュールにおいては、図5に
示すように、合成樹脂製のパネル取付枠10の内部に電
気光学パネル20を嵌合させて、さらに、弾性を有する
金属で形成された保持板30によって電気光学パネル2
0を上から保持するようになっている。
【0003】電気光学パネル20は、2枚のガラスなど
からなる透明基板21と22とを図示しないシール材を
介して貼り合わせた後、当該シール材の内側に電気光学
物質を注入して電気光学物質セルを構成し、透明基板2
1と22の外面上にそれぞれ偏光板23,24を貼着す
ることにより形成されている。透明基板21は透明基板
22よりも平面寸法がひとまわり大きく形成されてお
り、透明基板21は透明基板22の周縁部よりも外側に
張り出している。透明基板21の最も大きく張り出した
部分の表面には、電気光学物質表示領域25において適
宜の画像を表現するための複数の電気配線が引き出さ
れ、この電気配線に接続された複数の外部端子が形成さ
れた外部端子部21aが形成されている。この外部端子
部21aには、フレキシブル配線基板26の導電接続部
26aが例えば異方性導電接着剤等によって導電接続さ
れるように接着され、その接着部は図示しない樹脂によ
って封止されている。
【0004】パネル取付枠10の内側には、上記電気光
学パネル20を収容するための収容凹部11が形成さ
れ、この収容凹部11の内部に段差部11a,11b,
11c(11bと11cの一方は図示せず)が形成され
ている。これらの段差部の下には底面枠11dが張り出
している。底面枠11dの内側は表示窓10aとなって
いる。パネル取付枠10の正面側には、上記フレキシブ
ル配線基板26を引き出すための開口部12が形成さ
れ、この開口部12の底面12aは平坦面となってい
る。パネル取付枠10の側面部には一対の係合凹部1
3,13が形成され、これらの係合凹部13の内部には
それぞれ係合突起13aが形成されている。
【0005】保持板30は、中央部に表示窓30aを備
えた矩形の枠状に形成され、枠板31は上記透明基板2
1の周縁部を押さえるようになっている。側面部には一
対の係止部32,32が形成され、これらの係止部32
には係止孔32aが設けられている。パネル取付枠10
の収容凹部11に電気光学パネル20を嵌合させたと
き、上方から保持板30を装着すると、係止孔32aは
係合突起13aに係合するように構成されている。
【0006】上記電気光学パネル20をパネル取付枠1
0の収容凹部11内に嵌合させると、透明基板22が段
差部11a,11b,11cの側面と底面部11dの表
面との間にて位置決めされ、透明基板21が段差部の上
面と収容凹部11の内側面との間にて位置決めされる。
この状態で、外部端子部21aとフレキシブル配線基板
26との接着部分が一対の段差部11b,11bの間に
収容されるとともに、当該接着部分の外側においてフレ
キシブル配線基板26は下方から底面12aによって押
さえつけられるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な電気光学パネルモジュールにおいては、プロジェクタ
や小型撮像装置等の種々の機器の内部にパネル取付枠1
0が固定され、電気光学パネル20に接続されたフレキ
シブル配線基板26は機器内部のコネクタ等に接続され
る。ここで、近年特に機器の小型化に伴ってフレキシブ
ル配線基板等をねじったり、屈曲させてコネクタ等に接
続させる場合が多くなっているため、機器の組み立て時
において、フレキシブル配線基板26をねじったり屈曲
させたりする際に外部端子部21aと導電接続部26a
との接続部分の端部に強い応力がかかる場合があり、こ
の応力によって接着部が剥離してしまったり、一部が導
通不良となってしまう恐れがあるとともに、フレキシブ
ル配線基板26に加わる応力によって電気光学パネル2
0がパネル取付枠10に対して位置ずれを起こし、画面
ズレを招くという問題点がある。画面ズレは特に電気光
学パネルが電気光学物質プロジェクタなどの投射型表示
装置のライトバルブとして用いられる場合、画質に大き
な影響を与える。
【0008】また、他の目的は、配線部材からの応力に
起因する電気光学パネルの画面ズレを低減し、電気光学
装置を用いた投射型表示装置その他の各種表示装置の表
示品位を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、外部端子部を備えた電気光学
パネルと、該電気光学パネルを収容する取付体と、前記
外部端子部に導電接続される配線を含む配線部材とを有
する電気光学装置において、前記取付体は、前記配線部
材のうちの前記外部端子に接続される導電接続部の周辺
部を被覆する配線被覆部を備えていることを特徴とす
る。
【0010】取付体に配線被覆部を設けたことにより、
電気光学パネルを取付体に取り付けることによって電気
光学パネルと配線部材との間の導電接続部の周辺部を被
覆することができるので、配線被覆部の存在によって、
配線部材における導電接続部に近い部分の変形を抑制す
ることができ、導電接続部の近傍へ加わる応力を低減す
ることができる。また、電気光学パネルを取付体へ取り
付ける際に使用する接着剤が配線部材の周囲に広がって
きても、配線被覆部によって接着剤を覆うことができる
ため、電気光学装置の取り扱い性を改善することができ
る。
【0011】ここで、前記導電接続部及び前記導電接続
部の周辺の前記配線部材に対して一側から支持するため
の第1支持面と、前記配線部材を他側から支持する第2
支持面とを設け、前記第1支持面と前記第2支持面の少
なくとも一方を前記配線被覆部に形成することが好まし
い。
【0012】また、外部端子部を備えた電気光学パネル
と、該電気光学パネルを収容する取付体と、前記外部端
子部に導電接続される配線を含む配線部材とを有する電
気光学装置において、前記取付体は、前記導電接続部の
周辺部の前記配線部材に対して一側から支持するための
第1支持面と、前記配線部材を他側から支持する第2支
持面とを備えていることを特徴とする。
【0013】この手段によれば、電気光学パネルに導電
接続された配線を含む配線部材は、第1支持面と第2支
持面とによって表裏両側から支持されるため、配線部材
に応力が加わっても、電気光学パネルと配線部材との間
の導電接続部にかかる応力をより効果的に低減すること
ができる。特に、配線部材を表裏双方から支持すること
によって配線部材のねじれによる接続部分の端部に加わ
る力を抑制し、接続部分の剥離や導通不良を防止するこ
とができる。
【0014】ここで、前記取付体を、前記電気光学パネ
ルを収容する取付枠部材と、該取付枠部材に前記電気光
学パネルを収容させた状態で保持する保持部材とから構
成し、前記取付枠部材と前記保持部材のいずれか一方に
前記第1支持面を形成するとともに、いずれか他方に前
記第2支持面を形成することが好ましい。
【0015】この手段によれば、取付枠部材と保持部材
の一方に第1支持面を形成し、他方に第2支持面を形成
したので、配線部材を第1支持面と第2支持面との間に
挿通させる作業を行う必要がなく、容易に組み立てるこ
とができる。
【0016】また、前記第1支持面と前記第2支持面の
少なくとも一方を構成する支持構造部に、前記配線部材
を前記第1支持面と前記第2支持面との間に挿入可能と
する導入部を形成することが好ましい。
【0017】この手段によれば、導入部から配線部材を
挿入して第1支持面と第2支持面との間に入れることが
できるので、組み立て作業が容易になる。
【0018】さらに、前記第1支持面と前記第2支持面
とを、前記配線部材を挟んで互いに前記第1支持面及び
前記第2支持面の平面方向にずらして形成することが好
ましい。
【0019】この手段によれば、第1支持面と第2支持
面とが相互に支持方向にずれた状態に形成されているた
め組み立て作業が容易になるとともに、両支持面がその
支持面の平面方向にずれていることによって、両支持面
のずれ量に対応する配線部材の長さ部分にて応力を吸収
できるから、たとえ両支持面の支持方向の間隔にある程
度の大小があっても支障なく、有効に導電接続部を保護
することができる。
【0020】なお、この場合には、第1支持面と第2支
持面とを、互いに平面的に重ならないようにずらして形
成することが望ましい。このようにすると、両支持面の
間隔が配線部材の厚さよりも小さくなっても、配線部材
の撓みによって吸収できるので支障なく組み立てできる
とともに、配線部材が撓んだ状態で両支持面によってし
っかりと支持されるため、導電接続部への応力伝達を効
果的に遮断することができる。したがって、外部端子部
と配線部材との間の導電接続部の信頼性を向上させるこ
とができるとともに、電気光学パネルの画面ズレを低減
することができる。
【0021】請求項1又は請求項2においては、前記配
線被覆部は、前記取付体において前記導電接続部の近傍
から前記配線部材の延長方向に張出し、前記配線部材の
周辺の全幅にわたって被覆するように構成されているこ
とが好ましい。
【0022】配線被覆部が導電接続部の近傍から張出
し、配線部材周辺の全幅にわたって被覆するように構成
されているので、前記取付体に前記電気光学パネルを接
着する接着剤、或いは、電気光学パネルの透明基板と他
の透明基板とを重ねて貼り合わせるための透明接着剤が
溢れ出して配線部材の導電接続部もしくはその周辺に出
てきても、配線被覆部材によって接着剤が直接に外部に
露出しないようになっているので、取り扱いが容易にな
る。
【0023】また、請求項1又は請求項7においては、
前記配線被覆部は、前記配線部材に対して、少なくとも
前記電気光学パネルのパネル面とほぼ平行な平面方向に
前記配線部材を規制するように係合する係合部を備えて
いることが好ましい。
【0024】この手段によれば、係合部が配線部材に係
合して配線被覆部が配線部材をパネル面とほぼ平行な平
面方向に規制するため、配線部材に応力が加わっても導
電接続部に応力が伝達されにくくなり、導電接続部の信
頼性を向上させることができるとともに、電気光学パネ
ルの画面ズレを低減することができる。
【0025】また、外部端子部を備えた電気光学パネル
と、該電気光学パネルを収容する取付体と、前記外部端
子部に導電接続される配線を含む配線部材とを有する電
気光学装置において、前記取付体は、前記配線部材に対
して、少なくとも前記電気光学パネルのパネル面とほぼ
平行な平面方向に前記配線部材を規制するように係合す
る係合部を備えていることを特徴とする。
【0026】請求項8又は請求項9において、前記係合
部は、前記配線部材に設けられた開口部に挿通される突
起により構成されていることが望ましい。
【0027】また、請求項8においては、前記配線被覆
部に対して前記配線部材の反対側に配置されたもう一つ
の対向する配線被覆部を設け、前記配線部材に設けられ
た開口部を挿通して、対向する2つの前記配線被覆部が
相互に係合するように構成されていることが望ましい。
【0028】請求項1、請求項2又は請求項7におい
て、前記配線被覆部は、前記配線部材との間に所定の間
隔を備え、その先端部側において前記配線部材に向けて
接近していることが好ましい。このようにすると、配線
部材の表面上に流動性の高い接着剤が流れ出していて
も、当該接着剤が配線被覆部に触れて配線被覆部の表面
上に吸い上げられにくくなるため、取り扱い性を向上さ
せることができる。
【0029】上記各手段においてはいずれも、取付体と
して、電気光学パネルを収容する取付枠部材と、取付枠
部材に電気光学パネルを収容した状態で保持する保持部
材とを含むものとすることができる。そして、配線被覆
部は、取付枠部材と保持部材のいずれに設けてもよく、
双方に設けてもよい。
【0030】上記の各電気光学装置をライトバルブとし
て備えた投射型表示装置を構成することが特に好まし
い。本発明の電気光学装置は上述のように配線部材への
応力に対する外部端子部と配線部材との導電接続部の信
頼性に優れ、画面ズレにも強いことから、投射型表示装
置の信頼性や画質を向上させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0032】〔第1実施形態〕図1乃至図3は本発明に
係る電気光学物質表示装置の第1実施形態を示すもので
ある。図1に示すように、本実施形態は、全体的には図
5に示した従来例とほぼ同様の構造を示すものであり、
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本
実施形態では、取付体を構成するパネル取付枠10及び
保持板30のうち、パネル取付枠10に従来例とは異な
る特徴を有するものである。
【0033】パネル取付枠10の正面に形成された開口
部12の両縁部からは、それぞれ板状に形成された配線
被覆部を構成する支持体14,15が前方に突出形成さ
れている。これらの支持体14,15は射出成形等によ
ってパネル取付枠10と一体に成形されたものである。
支持体14,15は、それぞれ開口部12の縁部から前
方に突出し、さらに開口部12に沿って、相互に接近す
るように内側に伸びた形状をしている。これらの支持体
14,15の下面は平坦な支持面14a,15aとなっ
ている。
【0034】電気光学パネル20に接続されたフレキシ
ブル配線基板26は、電気光学パネル20をパネル取付
枠10の収容凹部11に嵌合させたとき、底面12aと
支持体14,15との間に挿入されるようにして取り付
けられる。この状態を示すものが図2である。図2に示
すように、フレキシブル配線基板26は、支持体14,
15の先端部14b,15bの間から滑り込ませるよう
にして、底面12aと支持体14,15との間に挿入さ
れる。
【0035】図1に示すパネル取付枠10、電気光学パ
ネル20及び保持板30を組みたてた状態の断面を示す
ものが図3である。図3に示すように、ガラスなどから
なる透明基板22は収容凹部11の内部に形成された段
差部11a,11b,11c(11cは図示せず)によ
って位置決めされ、偏光板24の貼着面はパネル取付枠
10の表示窓10aに臨んでいる。透明基板21は収容
凹部11における内周面と段差部の上面にて位置決めさ
れている。透明基板21と透明基板22との間には電気
光学物質層が形成されている。透明基板21の偏光板2
3の貼着面は保持板の枠板31によって押さえ付けられ
ている。
【0036】透明基板21の外部端子部21aにはフレ
キシブル配線基板26の端子部26aが導電状態となる
ように接着されている。フレキシブル配線基板26は、
端子部26aから開口部12を通して第1支持面を構成
する底面12aに接触した状態で導出される。開口部1
2を通ったフレキシブル配線基板26は、支持板14,
15(15は図示せず)の下面として形成された第2支
持面を構成する支持面14a,15a(15aは図示せ
ず)に接触した状態で外部へと導出される。
【0037】本実施形態においては、フレキシブル配線
基板26は底面12aによって裏面側を支持された状態
で導出されるとともに、その外側でさらに支持面14
a,15aによって表面側を支持された状態で導出され
ているので、表裏両面から支持されている状態となって
いる。したがって、フレキシブル配線基板26がねじら
れた場合にフレキシブル配線基板26の端部に加わるべ
き応力は、底面12aと支持面14a,15aのいずれ
かによって遮断され、フレキシブル配線基板26の端子
部26aには加わりにくい。その結果、外部端子部21
aとフレキシブル配線基板26の導電接続部との間の接
続部分には応力が伝達されにくくなるため、当該導電接
続部の剥離や導通不良が発生することを抑制することが
できる。また、フレキシブル配線基板26に加わる応力
よる電気光学パネルの位置ずれも低減できる。
【0038】特に、第1支持面を構成する底面12aと
第2支持面を構成する支持面14a,15aとが相互に
フレキシブル配線基板26の延長方向にある程度離れて
いるため、フレキシブル配線基板26のセット作業が容
易になる。また、底面12aと支持面14a,15aと
の間隔がフレキシブル配線基板26の厚さと正確に一致
していなくても、両者間にフレキシブル配線基板26を
挿入することができるとともに、外部応力を確実に遮断
することができる。
【0039】すなわち、上記間隔がフレキシブル配線基
板26の厚さよりも狭くなっていても、底面12aと支
持面14a,15aとの距離が離れており、しかも両面
が平面的に重なっていないためにフレキシブル配線基板
26を容易に挿入することができる。特に、この場合
に、間隔をフレキシブル配線基板26の厚さよりも意図
的に小さくし、フレキシブル配線基板26が撓んだ状態
で底面12aと支持面14a,15aに圧接されるよう
に構成することによって、フレキシブル配線基板26を
両側の支持面にしっかりと保持させることができるの
で、応力の遮断特性を高めることができる。
【0040】逆にまた、上記間隔がフレキシブル配線基
板26の厚さよりも広くなっていても、上記間隔の広さ
によって生ずる応力遮断の不完全さを底面12aと支持
面14a,15aとの間に存在するフレキシブル配線基
板26自体の可撓性によって吸収することができるた
め、上記フレキシブル配線基板の導電接続部に致命的な
損傷を与える程の応力が加わることが防止される。
【0041】本実施形態においては、第1支持面を構成
する底面12aと、第2支持面を構成する支持面14
a,15aが共にパネル取付枠10に一体に形成されて
いるため、組み立て工程を複雑にすることなく、上記効
果を得ることができる。
【0042】特に、第2支持面14a,15aは、互い
に分離した2つの支持体14,15によって構成されて
いるので、これらの先端部14b,15bの間に導入部
が形成され、この導入部にフレキシブル配線基板26を
挿入することができる。したがって、フレキシブル配線
基板26を第1支持面と第2支持面との間に挿通する手
間をなくすことができる。
【0043】なお、支持面及び底面は、フレキシブル配
線基板26の表裏面に接触するように構成されていて
も、或いは、表裏面に対して離れていてもよい。
【0044】〔第2実施形態〕次に、図4を参照して本
発明に係る第2実施形態について説明する。この実施形
態においては、図4に示すように、パネル取付枠10は
図5に示す従来例の構造とほぼ同様であるが、保持板3
0に、その正面側に突出し、相互に向けて伸びる形状を
した一対の支持部34,35を一体に設けたことに特徴
がある。
【0045】これらの支持部34,35は、全体として
板状であり、その下面に平坦な支持面34a,35aが
形成されている。支持部34,35の先端部34b,3
5bは相互に対向している。
【0046】この実施形態によれば、電気光学パネル2
0をパネル取付枠10に嵌合させた後、保持板30を上
方から被せ、その側面部に形成された係止部32をパネ
ル取付枠10の係合突起13aに係合させると、フレキ
シブル配線基板26の表面は支持部34と35とに上方
から支持され、フレキシブル配線基板26の裏面はパネ
ル取付枠10の底面12aに下方から支持される。
【0047】この実施形態によれば、支持部34,35
が保持板30に設けられているために、フレキシブル配
線基板26を底面12aと支持面34a,35aとの間
に挿入したり、挿通させたりする必要がなくなり、容易
に組み立てることができる。また、パネル取付枠10の
構造を複雑化することなく、保持板30に支持部34,
35を設けるだけでよいため、部品の製造工程を簡略化
することができる。ここで、保持板30に支持部34
a,35aを形成することは、例えばプレス加工時のプ
レス型、射出成形時の成形型を変えるだけで容易に対応
できる。
【0048】この実施形態においても、支持面及び底面
はフレキシブル配線基板の表裏面に接触していても、離
れていてもよい。
【0049】〔第3実施形態〕次に、本発明に係る第3
実施形態について図6及び図7を参照して説明する。図
6に示すものは上述のパネル取付枠10の代わりに用い
ることのできるパネル取付枠40の平面図である。この
パネル取付枠40は図7に示すように電気光学パネル5
0を装着し、さらに保持板60を取り付けることによっ
て固定されるが、電気光学パネル50のパネル取付枠4
0に対する位置精度を高めるとともに電気光学パネルモ
ジュールの耐衝撃性を向上させるために、電気光学パネ
ル50をパネル取付枠40に対して接着剤を用いて接着
する場合に後述するように特に適した構造を備えてい
る。なお、上述の第1及び第2実施形態のパネル取付枠
10と電気光学パネル20においても接着剤による接着
が可能である。
【0050】本実施形態のパネル取付枠40において
は、電気光学パネル50を収容する収容凹部41が設け
られ、外周に形成された係合凹部43内の係合突起43
aは、先の各実施形態とほぼ同様に形成された保持板6
0の係合部62の係合孔62aに係合するようになって
いる。
【0051】本実施形態の収容凹部41内にはそれぞれ
枠状に形成された第1段差部42Aと第2段差部42B
とが設けられており、第1段差部42Aには溜め溝42
aが形成されている。この溜め溝42aは、収容凹部4
1の四隅部分において上部に開口するように形成された
それぞれ一対の開口部44及び45に連通している。第
1段差部42の内縁部は枠状に連続し、その一辺部の中
央に、外側に逃げた形状の逃げ凹部42bを備えてい
る。逃げ凹部42bの外側には、第1段差部42の内部
よりも僅かに下がった内側支持面部47が形成され、内
側支持面部47の両側には溜め溝42aよりもさらに深
い一対の凹溝47aが形成されている。内側支持面部4
7のさらに外側には外側支持面部48が形成され、この
外側支持面部48には内外の中央を横断するように凹溝
48aが設けられている。
【0052】この実施形態において上記パネル取付枠に
収容される電気光学パネル50は、図7に示すように、
ガラスなどからなる透明基板51と52との間に電気光
学物質層が配置されてなるものであり、さらに、透明基
板52の外面上に透明基板53が貼り付けられている。
この電気光学パネルのより詳細な構造を示すものが図1
1及び図12である。なお、本実施形態では、後述する
ように電気光学物質として液晶を用いたプロジェクタの
側に偏光板が設置されているが、偏光板は電気光学パネ
ルには貼着されていない場合もある。透明基板51と5
2の内面上には例えば配線層、画素電極、TFTなどの
アクティブ素子などが公知のパターンにて形成されてお
り、その上に配向膜が被着される。配向膜は所定方向に
ラビング処理を施される。このように形成された透明基
板51と52はシール材54を介して貼り付けられる。
シール材54としては多くの場合、光硬化性樹脂などが
用いられ、透明基板51と52とを所定間隔にセットす
るように仮硬化された後に、真空中にてシール材の内側
に開口部54aから電気光学物質が注入される。電気光
学物質注入後、基板の平行度が確保された状態で開口部
54aが樹脂からなる封止材55によって封止され、シ
ール材を本硬化させることにより電気光学物質セルが完
成する。より面積の大きな透明基板51の内面上には予
め所定の外部配線パターン51aが形成されており、こ
の外部配線パターン51aに合わせてドライバIC57
及び58が実装されている。また、透明基板51の一辺
側端部には外部端子59を多数配列させた外部端子部5
1bが形成されており、この外部端子部51bには、図
7に示すフレキシブル配線基板56の接続部が異方性導
電膜などを介して導電接続される。なお、遮光膜52a
は透明基板52の内面上にCr等の金属により形成され
たものである。
【0053】電気光学パネル50においては、透明基板
52の外面上にさらに透明基板53を透明接着剤53a
を介して貼り付けている。この透明基板53は、透明基
板52とほぼ同一の光屈折率を備えた透明材料で形成さ
れた透明接着剤によって貼り付けられることによって、
電気光学物質プロジェクタなどの投射型表示装置に用い
る場合に、透明基板52の外面上の塵埃などによる画質
の低下を防止することができるものである。これは、透
明基板53の外面に付着した塵埃は、電気光学物質層か
ら透明基板52及び53の厚さ合計分だけ離れ焦点が合
わないために画像に対して影響を与えにくいからであ
る。
【0054】上記透明基板53としては、例えば透明基
板52が石英基板(光屈折率=1.46)であれば同様
の石英基板を用いることによって光屈折率を一致させる
ことができる。また、透明接着剤53aとしては、上述
のように石英基板を用いる場合には光屈折率が1.46
となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接
着剤を用いることができる。
【0055】もちろん、透明基板52がネオセラムなど
の屈折率が1.54の高耐熱ガラス板であれば、透明基
板53においても同じ材質の高耐熱ガラス板を用いれば
よい。また、透明接着剤53aについても、上記シリコ
ン系接着剤やアクリル系接着剤を屈折率が1.54にな
るように調製することができる。尚、これに限るもので
はなく、透明基板52、53及び透明接着剤53aはほ
ぼ等しい屈折率を有すればよい。
【0056】本実施形態では、透明基板51,52とし
て、それぞれ1.2mm厚の石英基板、1.1mm厚の
ネオセラムを用い、透明基板53としては、1.1mm
厚のネオセラムを用いている。また、透明接着剤53a
の厚さについては、5〜30μmの範囲とすることが好
ましい。特に、接着剤の厚さを5μm以上とすることに
よって基板の傷や塵埃を接着剤により隠すことができ
る。また、10μm以下にして、接着強度を十分高いも
のとすることができる。
【0057】なお、上記遮光膜を透明基板53の接着面
側の表面に形成してもよい。また、透明基板53ととも
に、或いは、透明基板53の代わりに、透明基板51の
外面上に同様の作用を果たす透明基板51’(図示2点
鎖線)を貼り付けてもよい。
【0058】上記電気光学パネルにおいて透明基板53
を接着する工程について説明する。この工程において
は、透明基板53の内面と、透明基板52の外面の双方
にあるいは一方に透明接着剤53aを滴下、塗布した
後、透明接着剤53a同士を最初の接触点としてこれら
2枚の透明基板53,52を重ね合わせ、かつ、双方を
押し付けることにより、2枚の透明基板53,52の間
で透明接着剤53aを押し広げ、しかる後に透明接着剤
53aを硬化させる。このようにすると、透明接着剤5
3aの内部に気泡が残ることがないので、気泡に起因す
る表示品位の低下を避けることができる。なお、この接
着工程は電気光学パネルの組み立て前後のいずれのタイ
ミングで行ってもよい。
【0059】ここで、上記透明接着剤は硬化後にも弾性
を有していることが好ましい。透明接着剤の硬化後の針
入度が90以上であれば硬化時に接着剤が基板上から流
れてしまい、適量の接着剤を基板上に保持することがで
きない。また、針入度が60未満であれば接着剤硬化時
の応力を吸収することができず、基板間に歪みが発生し
てしまう。したがって、透明接着剤は硬化後の針入度が
60以上90未満であることが好ましい。
【0060】本実施形態では、上記の電気光学パネル5
0をパネル取付枠40の収容凹部41内に収容し、保持
板60をセットすることによって電気光学パネルモジュ
ールが形成される。ここで、電気光学パネル50の透明
基板51における透明基板52から外側に張り出した張
出領域と、収容凹部41内の第1段差部42Aとの間に
シリコーンゴムなどを主成分とする接着剤を流し込み、
接着剤を固化させることによって電気光学パネル50を
確実にパネル取付枠40に固定することができる。この
とき、電気光学パネル50の例えば透明基板53の外面
が第2段差部42Bに当接して位置決めされる。
【0061】上記接着剤は硬化後にも所定の弾性率を備
えているものを選択することによって、耐衝撃性を向上
させるために電気光学パネル50とパネル取付枠40と
の間の弾性変位を可能としつつ、充分な相互固定を行う
ことが可能である。この接着剤としては、ゴム系接着剤
を用いることができ、例えばシリコーンRTV(室温硬
化型シリコーンゴム)などがある。
【0062】このとき、第1段差部42Aに形成された
溜め溝42aは接着剤を第1段差部と電気光学パネルと
の間に充分に存在させ、接着強度を高めるとともに充分
な弾性変形を許容する。開口部44,45は接着剤を介
しての電気光学パネルとパネル取付枠との接着時におい
て、余分な接着剤を電気光学パネル50と第1段差部4
2との間から逃がすことを可能にする。また、接着後に
接着剤を開口部44,45から補充することもできる。
さらに、凹溝47aは、溜め溝42aと同様の作用を果
たすとともに、余分な接着剤を収容して、フレキシブル
配線基板56の引き出し方向に溢れ出にくくするという
作用をも果たす。
【0063】逃げ凹部42bは、電気光学パネルの図1
1に示す封止剤55の盛り上がりを回避するためのもの
であり、パネル取付枠への収容状態において電気光学パ
ネル50の浮き上がりを防止する。また、内側支持面部
47は外部端子部51b上に貼り付けられたフレキシブ
ル配線基板56の導電接続部を軽く押さえるか若しくは
僅かな間隔を以て導電接続部に対向し、導電接続部の剥
離などを防止するためのものである。さらに、外側支持
面部48はフレキシブル配線基板を軽く抑えるか若しく
は僅かな間隔を以てフレキシブル配線基板の表面に対向
し、フレキシブル配線基板の不要な変形を抑制する。
【0064】外側支持面部48に設けられた凹溝48a
には接着剤を充填させてフレキシブル配線基板56をパ
ネル取付枠40に接着させることも可能である。このよ
うにすることによって、フレキシブル配線基板56とパ
ネル取付枠40とが導電接続部よりも外側で固着される
ので、導電接続部に応力が加わりにくくなり、電気光学
パネルの外部端子部と配線部材の導電接続部との接続部
分の信頼性を向上させることができ、また、電気光学パ
ネル50の画面ずれを低減することができる。特に、本
実施形態では弾性を有する接着剤によって電気光学パネ
ル50をパネル取付枠40に取り付けているので、フレ
キシブル配線基板56に応力が加わると電気光学パネル
50が接着剤の弾性によって僅かながらも動いてしまう
危険性があり、本実施形態ではこのような危険性を低減
することができる。また、フレキシブル配線基板56に
は凹溝48aに対応する位置に、凹溝48aに嵌合可能
なリブ又はボスなどの凸部を設け、この凸部を凹溝48
aに嵌合させることによってフレキシブル配線基板56
をパネル取付枠40に固定してもよい。この場合にも、
凹溝48aに接着剤を充填する場合と同様の効果を得る
ことができる。このような係合部の構造は種々設計でき
る。
【0065】さらに、本実施形態では、内側支持面部4
7と外側支持面部48とに設けられた凹溝47aや凹溝
48a(凹溝48aについてはその中に接着剤を充填し
ない場合)によってパネル取付枠40内の接着剤がフレ
キシブル配線基板56に沿って溢れ出すことが抑制され
るため、接着剤の表面が外部に露出する面積を低減する
ことができる。
【0066】電気光学パネルとパネル取付枠とを接着す
る接着剤は、本実施形態では未硬化時においても或る程
度粘性の高いものを用いている。したがって、接着剤の
しみだしはそれほど大きいものではない。一方、電気光
学パネルの透明基板52と53(或いは透明基板51と
51‘)との接着に用いる透明接着剤は、本実施形態で
はシリコーン系樹脂を主成分とするゲル状のものであ
り、流動性がきわめて高い。また、組み立て後に透明接
着剤を熱硬化させるが、硬化後においても弾性を有し、
糊のようにべとつくものである。しかし、本実施形態で
は、特に電気光学パネルからパネル取付枠側にしみだし
てくる透明接着剤を、フレキシブル配線基板と電気光学
パネルの外部端子部との導電接続部の側に導き、パネル
取付枠の外面部の透明接着剤によるべたつきなどをなく
し、容易に取り扱うことができるようにすることが可能
である。
【0067】本実施形態のパネル取付枠においては、電
気光学パネルにおけるパネルを構成する透明基板と防塵
用の透明基板とを透明接着剤にて接着し、透明接着剤を
硬化させる前に電気光学パネルをパネル取付枠にセット
し、透明接着剤のしみだし方向を電気光学パネルの外部
端子部とフレキシブル配線基板との導電接続部の側に集
中させ、透明接着剤によって導電接続部を覆うようにし
てから、透明接着剤を硬化させることによって、フレキ
シブル配線基板の接続状態を透明接着剤による接着力に
よって透明基板やパネル取付枠に対して補強することも
可能である。
【0068】〔第4実施形態〕次に、図8を参照して本
発明に係る第4実施形態について説明する。この実施形
態においては、パネル取付枠40及び電気光学パネル5
0については上記第3実施形態と全く同じであるので、
その説明は省略する。この実施形態の保持板70は、枠
板71と、枠板71の側部に設けられた一対の係合部7
2と、枠板71から外側に張り出すように形成された配
線被覆部である張出被覆部73とから構成される。枠板
71及び係合部72は上記各実施形態のものと同様であ
る。
【0069】張出被覆部73は、パネル取付枠40の収
容凹部41に電気光学パネル50がセットされたとき、
電気光学パネル50から引き出されるフレキシブル配線
基板56の表面56aを覆うように構成されている。こ
の張出被覆部73によってフレキシブル配線基板56の
導電接続部周辺は外部から被覆されることとなるため、
フレキシブル配線基板56の変形が妨げられ、導電接続
部に過大な応力が加わることを防止することができると
ともに、フレキシブル配線基板56の表面56aに接着
剤などが溢れ出していても、接着剤の溢れ出し部分が外
部に露出しないので、取り扱いが容易になる。特に、電
気光学パネル構成用の透明基板と防塵用の透明基板とを
接着する透明接着剤は、硬化前にはかなりの流動性があ
り、しかも、硬化後においても弾力性があり、べとつく
ため、この透明接着剤のしみだし部分を張出被覆部73
によって覆うことによって取り扱い性が向上する。特
に、第3実施形態の末尾に記載したように透明接着剤の
しみだし方向をフレキシブル配線基板の導電接続部に導
き、当該導電接続部にて硬化させてフレキシブル配線基
板の付着状態を接着力によって補強する場合には、張出
被覆部73を設けてフレキシブル配線基板の導電接続部
周辺を覆うことが特に有効である。
【0070】張出被覆部73はフレキシブル配線基板5
6の基板表面56aになるべく接触するか接近している
ことが好ましいが、或る程度基板表面56aから離れて
いても効果がある。張出被覆部73をフレキシブル配線
の表面56aに接触させるか、或いは充分に接近させる
ために、図8に一点鎖線で示すような折り曲げ形状若し
くは段差を有する形状の張出被覆部73’を形成しても
よい。また、二点鎖線で示すようにフレキシブル配線基
板56の延長方向に間隔を隔てて伸ばした先をフレキシ
ブル配線基板56の表面上に向けて接近させるように構
成した張出被覆部73”を形成することにより、フレキ
シブル配線基板56の表面上にしみだした接着剤(特に
透明接着剤)が張出被覆部73”に触れてその表面に沿
って吸い上げられることを防止できる。これらの張出被
覆部73,73’,73”は、図示のようにフレキシブ
ル配線基板56の導電接続部周辺において幅方向の全部
を被覆していることが好ましい。
【0071】〔第5実施形態〕次に、図9を参照して本
発明に係る第5実施形態について説明する。この実施形
態においては、第3及び第4実施形態と同様のパネル取
付枠40を用いるが、保持板80及び電気光学パネル1
00に導電接続されたフレキシブル配線基板106の形
状が異なるものである。
【0072】この実施形態では、第4実施形態と同様に
保持板80の枠板81から張り出した張出被覆部83が
設けられ、この張出被覆部83におけるフレキシブル配
線基板106の表面106aに対向する面から一対の突
起83aが突出形成されている。一方、フレキシブル配
線基板106における張出被覆部83に対向する部分に
は、一対の貫通孔106bが上記突起83aに対応する
位置に形成されている。
【0073】電気光学パネル50をパネル取付枠40に
収容し、保持板80をパネル取付枠40に装着すると、
突起83aはフレキシブル配線基板106の貫通孔10
6bに挿入若しくは嵌合され、フレキシブル配線基板1
06の導電接続部の周辺は保持板80によって電気光学
パネル100のパネル面に平行な平面方向に規制され
る。したがって、フレキシブル配線基板106の先端側
を変形させても、突起83aと貫通孔106bとの挿通
による規制によりフレキシブル配線基板106に応力が
伝達されにくくなり、導電接続部の接続状態や電気光学
パネルの表示位置に影響を与えにくくなる。
【0074】本実施形態では保持板80において配線被
覆部に相当する張出被覆部83を設け、張出被覆部83
にフレキシブル配線基板106に対する係合部である突
起を設けているが、パネル取付枠40の内側支持面部4
7又は外側支持面部48に係合部を設けてもよい。この
場合、外側支持面48をフレキシブル配線基板106の
延長方向にさらに伸ばして、張出形成された配線被覆部
とすることが好ましい。また、いずれの場合において
も、フレキシブル配線基板106などの配線部材の側に
突起を設け、配線被覆部の側に凹部若しくは孔部を設け
て相互に係合させてもよい。これらの場合、配線部材と
配線被覆部との係合状態は多少の遊びがあって単なる規
制のみがなされるものであっても、或いは、圧入若しく
は嵌合のように係合自体で位置決めが或る程度厳密にな
されるものであってもよい。
【0075】〔第6実施形態〕最後に、図10を参照し
て本発明に係る第6実施形態を説明する。この実施形態
においては、第5実施形態と同様のフレキシブル配線基
板106を備えた電気光学パネル100と、第5実施形
態と同様の保持板80を用いているが、パネル取付枠9
0が上記実施形態と異なるものである。
【0076】パネル取付枠90は基本的に上記第3乃至
第5実施形態とほぼ同様の構造を備えているが、内側支
持面部97の外側に形成された外側支持面部98が略矩
形状の枠状輪郭よりも外側に大きく突出し、配線被覆部
となっている。この外側支持面部98には、凹溝98a
よりも外側において一対の略円筒状の穴付凸部98bが
形成されている。この穴付凸部98bは基本的に保持板
80の突起部83a及びフレキシブル配線基板106の
貫通孔106bと対応した位置に対向した形状に形成さ
れている。そのため、電気光学パネル100をパネル取
付枠90に収容し、保持板80を装着すると、突起部8
3aが貫通孔106bを挿通して穴付凸部98bに挿入
若しくは嵌合するようになっている。この場合において
も、フレキシブル配線基板106は保持板80の突起部
83aによって規制されるが、突起部83aがフレキシ
ブル配線基板106の反対側に配置された穴付凸部98
bに挿入若しくは嵌合し、支持されることとなるので、
より強固かつ確実にフレキシブル配線基板106を規制
することができる。また、同時にパネル取付枠90の配
線被覆部を構成する外側支持面部98もフレキシブル配
線基板106の延長方向により長く形成されているた
め、フレキシブル配線基板106の導電接続部周辺を表
裏両側から被覆し、支持することが可能になるため、外
部端子部と配線部材との導電接続部をより確実に保護
し、電気光学パネルの平面位置をより確実に保持するこ
とができる。
【0077】本実施形態におけるパネル取付枠と保持板
の双方に形成された配線被覆部の相互の係合構造は、上
記突起部83aと上記穴付凸部98bのような形状に限
らず、相互に対応した形状となっていて、一方の突出形
状部分を他方が支持し、或いは、双方の突出形状部分を
互いに支持し合う構造となっていれば、他の種々の構造
でも構わない。例えば、突起部83aが充分に長けれ
ば、穴付凸部98bの代わりに外側支持面部98に単な
る穴部若しくは孔部を形成してもよい。
【0078】以上説明した各実施形態は、いずれも、フ
レキシブル配線基板を導電接続させた電気光学パネル
と、電気光学パネルを収容するパネル取付枠と、電気光
学パネルを保持するように装着される保持板とからなる
電気光学パネルモジュールである。しかし、電気光学パ
ネルに導電接続されるものはフレキシブル配線基板に限
らず、導電性ワイヤ、配線ケーブル、コネクタ類などの
配線を含む配線部材であればよい。また、取付体として
は、パネル取付枠と保持板のように2体構造の取付体で
ある場合に限らず、電気光学パネルを収容し、取り付け
るための取付体でさえあれば一体構造のもの、或いは3
体以上の組立体であってもよい。
【0079】〔第7実施形態〕最後に、上記各実施形態
に示した電気光学パネル及び取付体を投射型表示装置の
ライトバルブとして用いる場合の実施形態について説明
する。図12は本実施形態における投射型表示装置であ
る液晶プロジェクタの概略構造を示すものである。液晶
プロジェクタ120のハウジング内には、図示断面で示
す光学ユニットが内蔵されており、この光学ユニットに
は、光源を含む照明用光学系と、光源光を赤、緑、青の
各光束R,G,Bに分離する色分離光学系と、後述する
各液晶ライトバルブを透過させた後に各光束R,G,B
を再合成する色合成光学系と、色分離光学系から色合成
光学系へと光束を導く導光系とを備えている。
【0080】照明用光学系には、光源ランプ121と、
微小レンズの集合体からなるインテグレータレンズ12
2,123と、偏光分離膜と1/4波長板との集合体か
らなる偏光変換素子124と、反射ミラー125とが設
置されている。光源ランプとしてはハロゲンランプ、メ
タルハライドランプ、キセノンランプなどを用いること
ができる。偏光変換素子124は、光軸に対して傾斜し
た偏光分離膜を配列させた状態に内蔵する透光板が1/
4波長板に接した構造を備えており、入射光のうちS偏
光は偏光分離膜を透過し、偏光分離膜にて反射されたP
偏光は隣接する別の偏光分離膜にて反射されてS偏光に
変換されるので、入射光をS偏光に揃えることができ
る。
【0081】色分離光学系には、赤緑反射ダイクロイッ
クミラー126と、緑反射ダイクロイックミラー128
が設置されており、赤緑反射ダイクロイックミラー12
6において光束R及びGは反射され、光束Bは透過す
る。反射された光束R及びGのうち、光束Gは緑反射ダ
イクロッイックミラー128にて反射され、光束Rは緑
反射ダイクロイックミラー128を透過する。
【0082】導光系においては、光束Bは反射ミラー1
27にて反射され、集光レンズ135に入射する。光束
Gは緑反射ダイクロイックミラー27から直接集光レン
ズ134に入射する。光束Rは入射側レンズ129、反
射ミラー130、中間レンズ131及び反射ミラー13
2を経て集光レンズ133に入射する。
【0083】集光レンズ133,134,135の先に
は、それぞれ電気光学物質ライトバルブ136,13
7,138が取り付けられている。これらの電気光学物
質ライトバルブは、後述する電気光学パネルをパネル取
付枠に収容し、フレキシブル配線基板などの配線部材を
接続させた電気光学パネルモジュールによって構成さ
れ、後述するパネル取付枠を光学ユニット内の支持固定
部139に対して挿入固定することによって設置され
る。これらのライトバルブは、図示しない制御駆動手段
(上記配線部材に導電接続される。)によって所望の画
像情報に応じてスイッチングが制御され、各光束R,
G,Bに対する変調を行う。
【0084】色合成光学系では、上記電気光学物質ライ
トバルブ136,137,138によってそれぞれに変
調されて所定の画像成分を構成するようにされた各光束
R,G,Bを3つの面にて受けるキュービック状のプリ
ズムユニット140が設置されている。プリズムユニッ
ト140は各光束R,G,Bを合成し、所望の画像情報
を含むカラー画像を構成する。このカラー画像は、投射
レンズユニット141により所定位置にある図示しない
スクリーン上に拡大投影される。
【0085】上記のような投射型表示装置においては、
電気光学パネルを収容した取付体を表示装置の所定部位
に取付固定して上記の電気光学物質ライトバルブとして
用いるが、電気光学パネルがそのパネル面と平行な平面
方向に僅かでもずれると画面ズレが発生して表示品位が
大きく損なわれる。本発明の電気光学装置では、フレキ
シブル配線基板などの配線部材に応力が加わっても電気
光学パネルに応力が伝達されにくくなることから、配線
部材に応力を加えても画面ズレが生じにくく、表示品位
が損なわれにくい。また、投射型表示装置においても小
形化、軽量化が進展してきており、電気光学パネルを収
容した取付体を取付固定する部位と、配線部材を接続す
る部位との位置関係が複雑化している。したがって、配
線部材を極端に折り曲げたりねじったりして表示装置内
のコネクタなどに接続する必要があるが、本発明に係る
電気光学装置については、配線部材に加わる応力を導電
接続部や電気光学パネルに伝達しにくくなっているた
め、画面ズレを抑制できる上に、電気光学パネルの外部
端子部と配線部材との導電接続部の信頼性を損ないにく
くすることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線部材に応力が加わっても、配線被覆部によって配線部
材の変形を少なくすることができるので、電気光学パネ
ルの外部端子部と配線部材の導電接続部との間の接続部
分にかかる応力を低減することができる。特に、配線部
材を表裏双方から支持することによって配線部材のねじ
れによる導電接続部の端部に加わる力を抑制し、接続部
分の剥離や導通不良を低減することができる。また、配
線部材に加わる応力が電気光学パネルに伝達されにくい
ため、電気光学パネルの位置ずれを低減することがで
き、表示品位の悪化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気光学装置の第1実施形態の構
造を示す分解斜視図である。
【図2】第1実施形態において、電気光学パネルをパネ
ル取付枠に装着した状態を示す平面図である。
【図3】第1実施形態の組み立て状態の縦断面図であ
る。
【図4】本発明に係る電気光学装置の第2実施形態の構
造を示す分解斜視図である。
【図5】従来の電気光学装置の構造を示す分解斜視図で
ある。
【図6】本発明に係る電気光学装置の第3実施形態にお
けるパネル取付枠の構造を示す拡大平面図である。
【図7】第3実施形態の構造を示す分解斜視図である。
【図8】本発明に係る電気光学装置の第4実施形態の構
造を示す分解斜視図である。
【図9】本発明に係る電気光学装置の第5実施形態の構
造を示す分解斜視図である。
【図10】本発明に係る電気光学装置の第6実施形態の
構造を示す分解斜視図である。
【図11】第3実施形態乃至第6実施形態の電気光学パ
ネルの平面構造を示す模式的な平面透視図である。
【図12】第3実施形態乃至第6実施形態の電気光学パ
ネルの断面構造を示す模式的な断面図である。
【図13】本発明に係る電気光学物質ライトバルブを備
えた投射型表示装置である第7実施形態の電気光学物質
プロジェクタの全体構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10,40,70,90 パネル取付枠 11,41,91 収容凹部 12a 底面 13a 係合突起 14,15 支持体 14a,15a 支持面 20,50,100 電気光学パネル 21,22,51,51’,52,53 透明基板 21a,51b 外部端子部 26,56,106 フレキシブル配線基板 26a 端子部 30,60,70,80 保持板 32 係止部 34,35 支持部 34a,35a 支持面 47,97 内側支持面部 48,98 外側支持面部 73,83 張出被覆部 83a 突起部 98b 穴付凸部 106a フレキシブル配線基板の表面 106b 開口部 120 プロジェクタ 136,137,138 ライトバルブ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子部を備えた電気光学パネルと、
    該電気光学パネルを収容する取付体と、前記外部端子部
    に導電接続される配線を含む配線部材とを有する電気光
    学装置において、前記取付体は、前記配線部材のうちの
    前記外部端子に接続される導電接続部の周辺部を被覆す
    る配線被覆部を備えていることを特徴とする電気光学装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記導電接続部の周
    辺に対して一側から支持するための第1支持面と、前記
    配線部材を他側から支持する第2支持面とを設け、前記
    第1支持面と前記第2支持面の少なくとも一方を前記配
    線被覆部に形成したことを特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 外部端子部を備えた電気光学パネルと、
    該電気光学パネルを収容する取付体と、前記外部端子部
    に導電接続される配線を含む配線部材とを有する電気光
    学装置において、前記取付体は、前記配線部材のうちの
    前記外部端子と接続される導電接続部の周辺部に対して
    一側から支持するための第1支持面と、前記配線部材を
    他側から支持する第2支持面とを備えていることを特徴
    とする電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、前記取
    付体を、前記電気光学パネルを収容する取付枠部材と、
    該取付枠部材に前記電気光学パネルを収容させた状態で
    保持する保持部材とから構成し、前記取付枠部材と前記
    保持部材のいずれか一方に前記第1支持面を形成すると
    ともに、いずれか他方に前記第2支持面を形成すること
    を特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3において、前記第
    1支持面と前記第2支持面の少なくとも一方を構成する
    支持構造部に、前記配線部材を前記第1支持面と前記第
    2支持面との間に挿入可能とする導入部を形成したこと
    を特徴とする電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3において、前記第
    1支持面と前記第2支持面とを、前記配線部材を挟んで
    互いに前記第1支持面及び前記第2支持面の平面方向に
    ずらして形成したことを特徴とする電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2において、前記配
    線被覆部は、前記取付体において前記導電接続部の周辺
    部から前記配線部材の延長方向に張出し、前記導電接続
    部の周辺部の全幅にわたって被覆するように構成されて
    いることを特徴とする電気光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項7において、前記配
    線被覆部は、前記配線部材に対して、少なくとも前記電
    気光学パネルのパネル面とほぼ平行な平面方向に前記配
    線部材を規制するように係合する係合部を備えているこ
    とを特徴とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】 外部端子部を備えた電気光学パネルと、
    該電気光学パネルを収容する取付体と、前記外部端子部
    に導電接続される配線を含む配線部材とを有する電気光
    学装置において、前記取付体は、前記配線部材に対し
    て、少なくとも前記電気光学パネルのパネル面とほぼ平
    行な平面方向に前記配線部材を規制するように係合する
    係合部を備えていることを特徴とする電気光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9において、前記
    係合部は、前記配線部材に設けられた開口部に挿通され
    る突起により構成されていることを特徴とする電気光学
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項8において、前記配線被覆部に
    対して前記配線部材の反対側に配置されたもう一つの対
    向する配線被覆部を設け、前記配線部材に形成された開
    口部を挿通して、対向する2つの前記配線被覆部が相互
    に係合するように構成されていることを特徴とする電気
    光学装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項2又は請求項7にお
    いて、前記配線被覆部は、前記配線部材との間に所定の
    間隔を備え、その先端部側において前記配線部材に向け
    て接近していることを特徴とする電気光学装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
    か1項に記載された電気光学装置をライトバルブとして
    備えた投射型表示装置。
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