JP2005326578A - 電気光学装置、その製造方法、電気光学パネルおよび電子機器 - Google Patents

電気光学装置、その製造方法、電気光学パネルおよび電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気光学パネルと筐体との相対的な位置を容易かつ高精度に調整する
【解決手段】 電気光学パネルP1は、複数の画素が配列された表示領域151の外側の領域に平面的なアライメントマーク24が形成された第1基板11を有する。筐体Cは、第1基板11と対向するように配置されて内周縁41aが表示領域151を包囲する略枠状の枠部材41を有する。この枠部材41のうちアライメントマーク24に対応する位置には切欠411が形成されている。電気光学パネルP1と筐体Cとの相対的な位置関係は、筐体Cの切欠411を介して電気光学パネルP1のアライメントマーク24を観察しながら切欠411とアライメントマーク24とが合致するように調整される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気光学物質を用いて画像を表示する装置に関し、特に、電気光学パネルとこれを収容する筐体との相対的な位置を調整する技術に関する。
液晶やOLED(Organic Light
Emitting Diode)素子といった電気光学物質を用いた電気光学パネルが各種の電子機器の表示装置として広く普及している。この種の電気光学パネルは、外力の作用による破損など種々の不具合を防止するために、略枠状の筐体に収容された状態で電子機器に搭載される。例えば特許文献1には、外周縁が略枠状の支持部材の内周縁に当接するように電気光学パネルが支持部材に嵌め込まれた構成が開示されている。
特開2001−282112号公報(段落0002および図6)
ところで、電気光学パネルを構成する基板やこれを収容する筐体には不可避的に寸法の誤差が生じ得る。このような誤差がある場合にも電気光学パネルを筐体に対して容易に収容できるように、筐体のうち電気光学パネルが収容される部分は電気光学パネルを収容し得る本来の寸法よりも大きい寸法とされるのが一般的である。このように筐体が本来の寸法よりも大きく選定された構成のもとでは、筐体とこれに収容された電気光学パネルとの間に隙間が形成されるから、筐体に対する電気光学パネルの相対的な位置や姿勢は、余剰に確保された寸法の限度で本来の位置からずれる可能性がある。
例えば、図17には、電気光学パネル70が筐体72に対してX軸の負方向にずれた位置に固定された状況を示している。なお、図17に示される電気光学パネル70は、複数の画素が配列された表示領域を包囲するように枠状に形成されて表示領域の周囲を遮光する遮光部71を有する。図17のように電気光学パネル70の位置が本来の位置からずれた場合には、遮光部71のうちX軸の正方向に位置する部分の外周縁71aが筐体72の内周縁72aよりも内側に位置することになる。このため、遮光部71の外周縁71aと筐体72の内周縁72aとに隙間B1が形成され、例えば電気光学パネル70の背面側に配置されたバックライトの照射光が隙間B1から出射して(いわゆる光漏れが生じて)表示品位の低下を招き得るという問題がある。また、図18は、電気光学パネル70が筐体72に対して傾いた位置に固定された状況を示している。この場合には、表示領域の一部B2が筐体72によって覆われる(いわゆる画素欠けが生じる)ことになるから、図17の場合と同様に表示品位の低下を招き得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気光学パネルと筐体との相対的な位置を容易かつ高精度に調整することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の画素が配列された表示領域の外側の領域に平面的なアライメントマークが形成された第1基板を有する電気光学パネルと、第1基板と対向するように配置されて内周縁が表示領域を包囲する略枠状の枠部材であってアライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体とを具備する。この電気光学装置は、典型的には各種の電子機器の表示装置として採用され得る。
この構成によれば、筐体に切欠が形成されるとともに電気光学パネルの基板にアライメントマークが形成されているから、筐体の切欠から電気光学パネルのアライメントマークを確認しながら筐体と電気光学パネルとの相対的な位置を調整することによって製造される。したがって、筐体と電気光学パネルとが容易に精度よく調整されることにより光漏れや画素欠けが回避されて良好な表示品位が実現される。なお、電気光学パネルと筐体との相対的な位置を調整するための構成としては、例えば、電気光学パネルに形成された突起(または窪み)と筐体に形成された窪み(または突起)とを機構的に係合させる構成も採用され得る。しかしながら、この構成においては、電気光学パネルや筐体に突起や窪みを形成するための工程が必要となるから製造工程の煩雑化や製造コストの増大を招き、さらに、突起や窪みの寸法に誤差が生じることにより双方が適正に係合せず、この結果として電気光学パネルと筐体との位置が適正な位置に調整されないといった問題が生じ得る。本発明によれば、平面的なアライメントマークを筐体の切欠から観察することにより双方の相対的な位置が調整されるから、このような問題を解消することができる。
本発明の望ましい態様において、切欠は、その輪郭線の内側にアライメントマークが内包されるように外形および寸法が選定される。この態様によれば、電気光学パネルを筐体に固定するときに筐体の切欠から電気光学パネルのアライメントマークを確実に確認することができるから、より精度よく電気光学パネルと筐体との相対的な位置が調整される。また、電気光学パネルに複数のアライメントマークを形成するとともに、筐体の枠部材のうち各アライメントマークに対応する位置に複数の切欠を形成した構成とすれば、各アライメントマークと各切欠とが整合するように筐体と電気光学パネルとの相対的な位置が調整されるから、さらに精度よく電気光学パネルと筐体との位置を調整することができる。
さらに他の態様において、アライメントマークは、第1の方向を長手方向とする長尺状の領域と第1の方向に交差する第2の方向を長手方向とする長尺状の領域とが組み合わされた外形を有する。この態様によれば、電気光学パネルと筐体との相対的な位置が第1の方向または第2の方向の双方にわたって調整されるから、例えば電気光学パネルの面内方向の傾きを防止して特に画素欠けを有効に回避することができる。
本発明の好ましい態様において、電気光学パネルは、第1基板に形成されて表示領域を包囲する略枠状の遮光部を有し、アライメントマークは、遮光部の外周縁の外側の領域に当該遮光部と共通の材料によって形成される。本態様によれば、アライメントマークと遮光部とを共通の工程にて形成することができるから、アライメントマークと遮光部とを別個の工程にて形成した場合と比較して製造コストの低減および製造工程の簡素化が図られる。なお、この態様の具体的な内容は第1実施形態として後述する。
さらに好ましい態様において、電気光学パネルは、第1基板に形成されて表示領域を包囲する略枠状の遮光部であってアライメントマークが切欠として形成された遮光部と、第1基板と対向するように配置された第2基板と、第2基板のうち遮光部のアライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンとを有する。この態様によれば、遮光部に切欠として形成されたアライメントマークと位置合わせパターンとを合致させることにより第1基板と第2基板との相対的な位置関係が調整されるから、両基板の組ずれに起因した表示品位の低下が有効に抑制される。この態様における第1基板および第2基板のうち何れが観察側(または背面側)に位置するかは不問である。なお、本態様の具体的な内容は第2実施形態として後述する。
この態様における位置合わせパターンは、例えば、その輪郭線の内側にアライメントマークが内包されるように外形および寸法が選定される。さらに、光反射性を有する材料によって位置合わせパターンを形成すれば、電気光学パネルの背面側から観察側に向かう光は遮光部および位置合わせパターンによって遮光されるから光漏れを有効に防止でき、さらには筐体側からの入射光が位置合わせパターンによって反射されるから、筐体の切欠を介して位置合わせパターンを容易に確認することができるという利点がある。本態様の特徴は電気光学パネルとしても具現化される。すなわち、この電気光学パネルは、複数の画素を配列した表示領域が画定された第1基板と、第1基板と対向するように配置された第2基板と、表示領域を包囲するように第1基板に配置されるとともにアライメントマークが切欠として形成された略枠状の遮光部と、第2基板のうち遮光部のアライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンとを具備する。
次に、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、複数の画素が配列された表示領域の外側の領域に平面的なアライメントマークが形成された第1基板を有する電気光学パネルと、電気光学パネルの表示領域を包囲するように内周縁の寸法が選定された略枠状の枠部材であってアライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体とを備えた電気光学装置を前提とし、前記電気光学パネルと前記筐体との相対的な位置関係を、筐体の切欠を介して電気光学パネルのアライメントマークを認識しながら切欠とアライメントマークとが合致するように調整し、この調整後の位置が維持されるように電気光学パネルと筐体とを固定することによって製造される。この方法によれば、筐体の切欠から電気光学パネルのアライメントマークを確認しながら筐体と電気光学パネルとの相対的な位置が調整されるから、筐体と電気光学パネルとが容易に精度よく調整されることにより光漏れや画素欠けが回避されて良好な表示品位が実現される。
また、他の態様の電気光学装置の製造方法は、複数の画素が配列された表示領域を包囲するとともにアライメントマークが切欠として形成された遮光部を有する第1基板及び前記アライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンを有する第2基板を有する電気光学パネル、並びに前記表示領域を包囲するように内周縁の寸法が選定された略枠状の枠部材であって前記アライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体を備えた電気光学装置を前提とし、アライメントマークと位置合わせパターンとが合致するように位置を調整したうえで第1基板と第2基板とを貼り合わせて電気光学パネルを構成し、筐体の切欠を介して電気光学パネルのアライメントマークまたは位置合わせパターンを認識しながら切欠とアライメントマークまたは位置合わせパターンとが合致するように筐体と前記電気光学パネルとの相対的な位置を調整し、この調整後の位置が維持されるように電気光学パネルと筐体とを固定することによって製造される。この方法によれば、筐体と電気光学パネルとの相対的な位置を精度よく調整できることはもちろん、第1基板と第2基板との相対的な位置をも精度よく調整することができる。さらに、アライメントマークは第1基板と第2基板とを貼り合わせるための基準として機能するとともに、筐体を取り付けるための基準としても機能するので、装置全体のを統一した基準で位置決めすることが可能となる。
<1.第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置について説明する。この電気光学装置は、電気光学パネルとこれを収容して支持する筐体とを具備する。図1は、このうち電気光学パネルの構成を示す平面図であり、図2は、図1におけるII−II'線からみた断面図である。同図に示されるように、電気光学パネルP1は、相互に対向するように略枠状のシール材16(図1においては図示略)を介して貼り合わされた第1基板11および第2基板12を有する。第1基板11および第2基板12は光透過性を有する板状の部材(例えばガラス基板)である。第1基板11および第2基板12とシール材16とによって囲まれた領域には電気光学物質たる液晶が封止されている。また、第2基板12のうち第1基板11の縁辺から張り出した領域にはフレキシブル配線基板17が実装されている。
電気光学パネルP1は、第1基板11および第2基板12と略平行な面内においてX方向およびY方向にわたってマトリクス状に配列された複数の画素151を有する。各画素151は、電気光学パネルP1により表示される画像の最小単位となる要素であり、具体的には、第1基板11および第2基板12の各々に形成された各電極の間隙に液晶を介在させた構成を有する。第1基板11のうち第2基板12に対向する表面には遮光部21が形成されている。この遮光部21は、複数の画素151が配列された領域(以下「表示領域」という)15の周辺を遮光するための膜体であり、内周縁21aが表示領域15を包囲するように第1基板11の各縁辺に沿う枠状の外形を有する。したがって、遮光部21は、表示領域15を画定するための要素としても把握され得る。遮光部21は、クロムなどの単体金属やこれを主成分とする合金、あるいはカーボンブラックの分散により黒色に着色された樹脂材料など、遮光性を有する種々の材料によって形成される。
また、第1基板11のうち第2基板12に対向する表面上には4つのアライメントマーク24が形成されている。これらのアライメントマーク24は、電気光学パネルP1と筐体(詳細は後述する)との相対的な位置関係を確認および調整するためのマークであり、遮光部21の外周縁21bと第1基板11の縁辺とに挟まれた領域のうち第1基板11の四隅に対応するように各々が形成されている。各アライメントマーク24は、図1に示されるように第1基板11に垂直な方向からみると、X方向を長手方向とする長尺状の部分241とY方向を長手方向とする長尺状の部分242とを組み合わせた略L字状の外形を有する。
これらのアライメントマーク24は、遮光部21と共通の工程において同一の材料により形成される。すなわち、第1基板11の表面を覆うように形成された遮光性の膜体をパターニングするときに各アライメントマーク24と遮光部21とが一括的に形成される。したがって、各アライメントマーク24は遮光性を有する。なお、遮光部21や各アライメントマーク24は第1基板11上の他の要素と共通の工程にて形成され得る。さらに詳述すると、遮光部21および各アライメントマーク24は、例えば各画素151の間隙を遮光するように第1基板11の表面に格子状に配置されるブラックマトリクスとともに形成されてもよいし、第1基板11の表面に形成された複数色(例えば赤色、緑色および青色)の着色層を重ね合わせることによって形成されてもよい。
次に、図3は、電気光学パネルP1と筐体Cとを組み合わせた電気光学装置Dの構成を示す平面図であり、図4は、電気光学パネルP1と筐体Cとに分離して電気光学装置Dの構成を示す分解斜視図である。これらの図に示されるように、電気光学パネルP1は、プラスチックなどの材料からなる筐体Cに収容された状態で例えば接着剤や両面テープなどの固定手段により当該筐体Cに固定される。筐体Cは、図3に示されるように電気光学パネルP1の表示領域15に垂直な方向(すなわち第1基板11または第2基板12に垂直な方向)からみると略長方形の枠状をなす部材であり、電気光学パネルP1に対向する枠部材41を有する。この枠部材41は、図3および図4に示されるように、その内周縁41aが電気光学パネルP1の表示領域15を包囲するように寸法および形状が選定された板状の部材(換言すると、電気光学パネルP1の表示領域15に対して略長方形状に開口する板状の部材)である。より具体的には、図3に示されるように表示領域15に垂直な方向からみると、枠部材41は、その内周縁41aが遮光部21と重なり合うように寸法および形状が選定されている。したがって、図3に示されるように、枠部材41の内周縁41aの内側に遮光部21の内周縁21aが位置し、その内側に表示領域15が位置することになる。
一方、枠部材41の外周縁41bは第2基板12の外形よりも大きい寸法とされている。この外周縁41bを構成する四辺の各々には、枠部材41に対して略垂直な方向に側板部43が連設されている。各側板部43は電気光学パネルP1の側端面と対向する部材である。これらの側板部43のうちX方向に対向する各側板部43の内面(電気光学パネルP1の側端面と対向する表面)同士の距離は第2基板12のX方向の寸法よりも長く、Y方向に対向する各側板部43の内面同士の距離は第2基板12のY方向の寸法よりも長い。したがって、電気光学パネルP1や筐体Cに寸法の誤差があっても、電気光学パネルP1を容易に筐体Cに収容することができる。また、ひとつの側板部43にはフレキシブル配線基板17の幅よりも僅かに大きい長さにわたって切欠431が形成されており、電気光学パネルP1が筐体Cに収容されるとフレキシブル配線基板17が切欠431に嵌まり合うようになっている。
図5は、図3におけるV−V'線からみた断面図である。図3から図5に示されるように、枠部材41のうち電気光学パネルP1のアライメントマーク24に対応する4ヶ所の各々には、枠部材41を貫通するように開口した穴である切欠411が形成されている。また、図6は、ひとつのアライメントマーク24の近傍を拡大して示す平面図である。図3から図6に示されるように、各切欠411は、表示領域15に垂直な方向からみると各アライメントマーク24に相似する形状(すなわち略L字状)となっている。ただし、各切欠411は、その輪郭線の内側に各アライメントマーク24が内包されるように当該アライメントマーク24の外形よりも大きい寸法とされている。各切欠411の位置は、電気光学パネルP1と筐体Cとが適正な位置関係にあるときに当該切欠411とアライメントマーク24とが合致するように(すなわち表示領域15に垂直な方向からみて切欠411の内部にアライメントマーク24が位置するように)選定されている。したがって、図5および6に示されるように、電気光学パネルP1が筐体Cの所期の位置に固定されていれば、各切欠411の輪郭線の内側にアライメントマーク24の輪郭線が位置することになる。
本実施形態における電気光学装置Dは以下の手順により組み立てられる。
第1に、電気光学パネルP1と筐体Cとの相対的な位置が調整される。すなわち、まず、電気光学パネルP1と筐体Cとを重ね合わせ、筐体Cに対して電気光学パネルP1の反対側から(図4における上方から)各切欠411を介して電気光学パネルP1のアライメントマーク24を観察しながら、各切欠411の内側にアライメントマーク24が位置するように電気光学パネルP1と筐体Cとの相対的な位置を調整する。第2に、この調整された位置が維持されるように電気光学パネルP1と筐体Cとが相互に固定される。例えば、電気光学パネルP1の周辺に接着剤を塗布することにより電気光学パネルP1を筐体Cに固定する。あるいは、筐体Cの枠部材41のうち電気光学パネルP1に対向する表面に両面テープを貼付しておき、この両面テープにより電気光学パネルP1を筐体Cに固定してもよい。この後、電気光学パネルP1の背面側にバックライトユニット(照明装置)などが配置され、さらに筐体Cの各側板部43にわたって蓋部(図示略)が固定される。以上の工程により、筐体Cに電気光学パネルP1が収容された電気光学装置が完成する。
以上に説明したように、本実施形態によれば、筐体Cの切欠411からアライメントマーク24を確認しながら電気光学パネルP1と筐体Cとの相対的な位置関係が精度よく調整され、これにより光漏れや画素欠けが回避されて良好な表示品位が実現される。また、本実施形態においては、アライメントマーク24および切欠411の各外形が略L字状とされており、しかも複数のアライメントマーク24および複数の切欠411が形成されているから、X方向およびY方向の双方における電気光学パネルP1および筐体Cの位置関係が調整され、したがってX−Y平面内における電気光学パネルP1の筐体Cに対する傾きも精度よく調整することができる。加えて、各切欠411の寸法がアライメントマーク24の外形よりも大きい寸法とされているから、筐体Cと電気光学パネルP1との位置関係の調整に際し、各切欠411を介してアライメントマーク24を容易に観察することができる。さらに、アライメントマーク24が遮光部21と共通の工程において同一の材料により形成されるから、アライメントマーク24を遮光部21と別個の材料により形成する場合と比較して製造工程の簡素化および製造コストの低減が図られる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置について説明する。上記第1実施形態に示した構成においては、各切欠411がアライメントマーク221よりも大きい寸法とされている。この構成においては、電気光学パネルP1と筐体Cとの位置を調整するときに各切欠411を介してアライメントマーク221を容易に確認できるという利点があるものの、図6に示されるように切欠411とアライメントマーク221とのあいだに隙間が形成されるため、例えばバックライトユニットによる照射光がこの隙間から観察側に漏れて観察者に視認される可能性がある。本実施形態は、この光漏れを防止することによって表示品位の更なる向上を図るための態様である。なお、以下の各図に示される要素のうち上記第1実施形態と共通するものについては同一の符号を付してその説明を適宜に省略する。
図7は、本実施形態に係る電気光学装置Dのうち電気光学パネルP2の構成を示す平面図であり、図8は図7におけるVIII−VIII'線からみた断面図である。これらの図に示されるように、本実施形態に係る電気光学パネルP2の構成は、遮光部22の形状と第2基板12に形成される要素(後述する位置合わせパターン26)とを除いて上記第1実施形態の電気光学パネルP1と共通する。
電気光学パネルP2の遮光部22は、表示領域15の周縁から第1基板11の縁辺の近傍にまで至るように(すなわち上記第1実施形態におけるアライメントマーク24が形成された領域をも被覆するように)形成されている。この遮光部22のうち第1基板11の四隅に対応する各位置には、アライメントマーク221が当該遮光部22の切欠として形成されている。すなわち、上記第1実施形態においては遮光部21と別個にアライメントマーク24が形成されていたのに対し、本実施形態においては、遮光部22のうち略L字状の領域を選択的に除去した部分がアライメントマーク221とされる。したがって、遮光部22への照射光はアライメントマーク221を通過する。
一方、図9は、電気光学パネルP2のうち第2基板12上の要素を示す図である。同図においては第1基板11や遮光部22の外形が破線により示されている。図8および図9に示されるように、第2基板12のうち第1基板11に対向する表面には、第1基板11上の各アライメントマーク221に対応する4つの位置合わせパターン26が光反射性を有する材料によって形成されている。各位置合わせパターン26はアライメントマーク221と相似する外形となっている。ただし、図8に示されるように、各位置合わせパターン26は、その輪郭線の内側に各アライメントマーク221が内包されるように当該アライメントマーク221の外形よりも大きい寸法とされている。さらに、各位置合わせパターン26は、第1基板11と第2基板12とが所期の位置に貼り合わされたときに、表示領域15に垂直な方向からみて第1基板11のアライメントマーク221と重なり合うように(すなわち位置合わせパターン26の全輪郭線が遮光部22と重なり合うように)位置が選定されている。
各位置合わせパターン26は第2基板12上の他の要素と共通の工程にて形成され得る。例えば、各位置合わせパターン26は、第2基板12のうち表示領域15に形成された反射層(図示略)と共通の材料によって形成される。すなわち、第2基板12の表面を覆うように形成された光反射性の膜体をパターニングする工程において反射層と各位置合わせパターン26とが一括的に形成される。この反射層は、観察側からの入射光を観察側に反射させて表示の光量を増加させるための膜体(いわゆる反射型表示を実現するために利用される膜体)である。アクティブマトリックス型ディスプレイにおいては、位置合わせパターン26は、電気光学物質である液晶を駆動する薄膜トランジスタのゲート電極、ソース電極、あるいはドレイン電極等の各種電極や、信号線、電源線等の配線を構成する金属電極と共通の材料にて形成してもよい。
次に、図10は、電気光学パネルP2と筐体Cとを組み合わせた電気光学装置Dの構成を示す平面図であり、図11は、電気光学パネルP2と筐体Cとに分離して電気光学装置Dの構成を示す分解斜視図である。これらの図に示されるように、本実施形態における電気光学パネルP2は上記第1実施形態と同様の筐体Cに収容される。ここで、図12は、図10におけるXII−XII'線からみた断面図であり、図13は、ひとつのアライメントマーク221の近傍を拡大して示す平面図である。図10から図13に示されるように、本実施形態における筐体Cの各切欠411は、表示領域15に垂直な方向からみると、その輪郭線の内側に各位置合わせパターン26が内包されるように当該位置合わせパターン26の外形よりも大きい寸法(したがってアライメントマーク221の外形よりも大きい寸法)とされている。したがって、第1基板11と第2基板12と筐体Cとが適正な位置に固定されている場合、図13に示されるように表示領域15に垂直な方向からみると、筐体Cの各切欠411の輪郭線の内側に位置合わせパターン26の輪郭線(遮光部22と重なり合うため図13においては破線にて示されている)が位置し、さらに位置合わせパターン26の輪郭線の内側にアライメントマーク221の輪郭線が位置することになる。図13に示される領域Aは、位置合わせパターン26と遮光部22とが重なり合う領域である。
本実施形態における電気光学装置Dは以下の手順により作成される。
第1に、第1基板11と第2基板12とが貼り合わされて電気光学パネルP2が作成される。すなわち、まず、第2基板12の位置合わせパターン26を、第1基板11に対して第2基板12の反対側から(図7における紙面の手前側から)遮光部22のアライメントマーク221を介して観察しながら、各位置合わせパターン26と各アライメントマーク221とが重なり合うように(すなわち各位置合わせパターン26の全輪郭線が遮光部22と重なり合うように)第1基板11と第2基板12との相対的な位置を調整する。そして、この調整された位置が維持されるように第1基板11と第2基板12とがシール材16を介して貼り合わされる。これに続いて第1基板11および第2基板12の表面に偏光板や位相差板(図示略)が貼り合わされて電気光学パネルP2が完成する。
第2に、電気光学パネルP2と筐体Cとの相対的な位置が調整される。すなわち、まず、電気光学パネルP2の各アライメントマーク221(または位置合わせパターン26)を、筐体Cに対して電気光学パネルP2の反対側から各切欠411を介して観察しながら、各切欠411の内側にアライメントマーク221が位置するように電気光学パネルP2と筐体Cとの相対的な位置を調整する。上述したように位置合わせパターン26は光反射性を有する材料によって形成されているから、電気光学パネルP2と筐体Cとの位置を調整する工程においては、筐体C側に光を反射する領域(すなわち位置合わせパターン26のうちアライメントマーク221と重なり合う領域)がアライメントマーク221として認識される。第3に、この調整された位置が維持されるように電気光学パネルP2と筐体Cとを相互に固定する。この固定には上記第1実施形態と同様の方法が採用される。この後にバックライトユニットや蓋部が設置されることによって電気光学装置Dが完成する。
以上に説明したように、本実施形態においても筐体Cの各切欠411から各アライメントマーク221を確認することにより電気光学パネルP2と筐体Cとの相対的な位置関係が調整されるから、上記第1実施形態と同様の効果が奏される。また、各位置合わせパターン26が光反射性を有する材料によって形成されているから、電気光学パネルP2と筐体Cとの位置を調整する工程においてアライメントマーク221を容易に観察することができる。しかも、本実施形態においては、位置合わせパターン26がその全周縁にわたって遮光部22と重なり合うから、アライメントマーク221の周縁において光漏れが発生することはない。さらに、各位置合わせパターン26が表示領域15の反射層と共通の工程において同一の材料により形成されるから、各位置合わせパターン26を他の要素とは別個に形成する場合と比較して製造工程の簡素化および製造コストの低減が図られる。また、光反射性を有する材料によって形成される位置合わせパターン26と、遮光性材料により形成される遮光部22とからアライメントマーク221を形成することにより、電気光学パネルP2と筐体Cとの相対的な位置が調整する際光学的に観察するのであれば、光反射性材料と遮光性材料によりアライメントマーク221を良好に認識することができ、電気光学パネルP2と筐体Cの位置合わせを良好とすることができる。
<3.変形例>
上記各実施形態に対しては種々の変形が加えられ得る。具体的な変形の態様を挙げれば以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせた構成も採用され得る。
(1)上記各実施形態においては、第1基板11のうち第2基板12と対向する表面にアライメントマーク24または221が形成された構成を例示したが、第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面にアライメントマーク24または221が形成された構成も採用され得る。さらに、背面側に位置する第2基板12の表面(何れの表面であるかは問わない)にアライメントマーク24または221が形成された構成も採用され得る。要するに、本発明においては、電気光学パネルを構成する基板のうち表示領域の外側の領域にアライメントマークが平面的に形成された構成であれば足りる。
例えば、上記第1実施形態においては、第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面にアライメントマーク24が形成された構成も採用され得る。この構成のもとでは、遮光部22が第1基板11のうち第2基板12に対向する表面に形成されていてもよいし、あるいは遮光部22が第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面にアライメントマーク24とともに形成されていてもよい。第2実施形態についても同様であり、アライメントマーク221が第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面に形成された構成も採用され得る。例えば、第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面に遮光部22とは別個の膜体を形成し、この膜体を部分的に除去してなる切欠をアライメントマーク221として利用してもよいし、アライメントマーク221が切欠として形成された遮光部22を第1基板11のうち第2基板12とは反対側の表面に配置してもよい。また、ここではアライメントマーク24または221や遮光部21または22が第1基板11に形成された構成を例示したが、これらの要素が第2基板12に形成された構成も採用され得る。すなわち、筐体Cの切欠411を介して視認され得るようにアライメントマーク24または221が形成されていれば足りる。
また、上記第2実施形態に示した位置合わせパターン26が形成される位置は、第2基板12のうち第1基板11と対向する表面に限られず、第1基板11とは反対側の表面であってもよい、さらに、本変形例に例示したようにアライメントマーク221が第2基板12に形成された構成のもとでは位置合わせパターン26が第1基板11の表面に形成されることが望ましい。すなわち、筐体Cの切欠411を介して視認され得るように位置合わせパターン26が形成されていれば足りる。
(2)上記各実施形態においては、アライメントマーク24または221と筐体Cの切欠411と(第2実施形態においてはさらに位置合わせパターン26)の平面的な形状を略L字状とした場合を例示したが、これらの要素(以下では「位置合わせ要素」と総称する)の形状は任意に選定され得る。例えば、円形、楕円形、多角形または十字状といった種々の形状が採用され得る。もっとも、筐体Cに対する電気光学パネルP1(またはP2)の傾きを調整するためには、例えばL字状や十字状など、第1の方向を長手方向とする長尺状の領域(例えばX方向を長手方向とする部分241)とこれに交差する方向を長手方向とする長尺状の領域(例えばY方向を長手方向とする部分242)とが組み合わされた形状とされることが望ましい。
(3)上記各実施形態においては、筐体Cの各隅部に対応するように合計4つのアライメントマーク24または221(あるいは切欠411や位置合わせパターン26)が形成された構成を例示したが、位置合わせ要素の個数は任意である。例えば、ひとつの位置合わせ要素のみが形成された構成としてもよいし、表示領域15の対角に対応するように2つの位置合わせ要素が形成された構成としてもよい。ただし、位置合わせ要素がひとつだけ形成された構成においては筐体Cに対する電気光学パネルP1またはP2の傾きを調整することが困難となるから、互いに相違する位置に2つ以上の位置合わせ要素が形成された構成が望ましい。さらに、位置合わせ要素の個数が多いほど位置合わせの精度を向上させることができるから、5つ以上の位置合わせ要素が形成された構成も採用され得る。
(4)上記第2実施形態においては位置合わせパターン26が光反射性を有する材料により形成された構成を例示したが、この位置合わせパターン26を形成する材料は任意に選定され得る。ただし、遮光部22と同等の遮光性を有する材料によって位置合わせパターン26を形成した場合には、図13に示されるように遮光部22と位置合わせパターン26とが重ね合わされたときに双方の境界の視認性が低下してアライメントマーク221を明確に特定し得ない可能性があるから、遮光部22の光学的な特性と位置合わせパターン26の光学的な特性とは相違することが望ましい。例えば、第2基板12の表面上に着色層(カラーフィルタ)が配置される構成のもとでは、複数色または単色の着色層により位置合わせパターン26を形成してもよい。
(5)上記各実施形態においては液晶を備えた電気光学パネル(すなわち液晶表示パネル)P1およびP2を例示したが、液晶以外の電気光学物質を用いた電気光学パネルにも本発明は適用される。電気光学物質とは、電気信号(電流信号または電圧信号)の供給によって透過率や輝度といった光学的特性が変化する物質である。例えば、有機EL(ElectroLuminescent)や発光ポリマーなどのOLED素子を電気光学物質として用いた表示パネルや、着色された液体と当該液体に分散された白色の粒子とを含むマイクロカプセルを電気光学物質として用いた電気泳動表示パネル、極性が相違する領域ごとに異なる色に塗り分けられたツイストボールを電気光学物質として用いたツイストボールディスプレイパネル、黒色トナーを電気光学物質として用いたトナーディスプレイパネル、あるいはヘリウムやネオンなどの高圧ガスを電気光学物質として用いたプラズマディスプレイパネルなど各種の電気光学パネルに対しても上記各実施形態と同様に本発明が適用され得る。位置合わせパターン26を光反射性を有する材料により形成された構成では、例えばOLED素子やプラズマディスプレイパネルのセルに用いられる電極と共通の材料を用いてもよい。
<4.応用例>
次に、本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器について説明する。図14に、上記各実施形態に係る電気光学装置Dを表示装置に適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、電気光学装置Dと本体部2010とを備える。このうち電気光学装置Dは、上記各実施形態に示したように、切欠411が形成された筐体Cとこれに収容された電気光学パネルP(P1またはP2)とを有する。一方、本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。
図15に、上記各実施形態に係る電気光学装置Dを適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、ならびに表示装置としての電気光学装置Dを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置Dの電気光学パネルPに表示される画面がスクロールされる。
図16に、上記各実施形態に係る電気光学装置Dを適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002、ならびに表示装置としての電気光学装置Dを備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置Dの電気光学パネルPに表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図14から図16に示したもののほか、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
本発明の第1実施形態に係る電気光学パネルの構成を示す平面図である。 図1におけるII−II'線からみた断面図である。 電気光学装置の構成を示す平面図である。 電気光学装置の構成を示す分解斜視図である。 図3におけるV−V'線からみた断面図である。 電気光学装置のうちひとつのアライメントマークの周辺を拡大して示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る電気光学パネルの構成を示す平面図である。 図7におけるVIII−VIII'線からみた断面図である。 電気光学パネルのうち第2基板の構成を示す平面図である。 電気光学装置の構成を示す平面図である。 電気光学装置の構成を示す分解斜視図である。 図10におけるXII−XII'線からみた断面図である。 電気光学装置のうちひとつのアライメントマークの周辺を拡大して示す平面図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。 本発明を適用した携帯情報端末の構成を示す斜視図である。 従来の電気光学装置の問題点を説明するための平面図である。 従来の電気光学装置の問題点を説明するための平面図である。
符号の説明
D……電気光学装置、P1,P2……電気光学パネル、11……第1基板、12……第2基板、15……表示領域、151……画素、21……遮光部、24……アライメントマーク、22……遮光部、221……アライメントマーク、26……位置合わせパターン、C……筐体、41……枠部材、41a……内周縁、41b……外周縁、411……切欠、43……側板部。

Claims (12)

  1. 複数の画素が配列された表示領域の外側の領域に平面的なアライメントマークが形成された第1基板を有する電気光学パネルと、
    前記第1基板と対向するように配置されて内周縁が前記表示領域を包囲する略枠状の枠部材であって前記アライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体と
    を具備する電気光学装置。
  2. 前記切欠は、その輪郭線の内側に前記アライメントマークが内包されるように外形および寸法が選定されている
    請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記電気光学パネルは、複数の前記アライメントマークを有し、
    前記筐体の枠部材は、前記各アライメントマークに対応する位置に複数の切欠が形成されている
    請求項1に記載の電気光学装置。
  4. 前記アライメントマークは、第1の方向を長手方向とする長尺状の領域と前記第1の方向に交差する第2の方向を長手方向とする長尺状の領域とが組み合わされた外形を有する
    請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 前記電気光学パネルは、前記第1基板に形成されて前記表示領域を包囲する略枠状の遮光部を有し、
    前記アライメントマークは、前記遮光部の外周縁の外側の領域に当該遮光部と共通の材料によって形成される
    請求項1に記載の電気光学装置。
  6. 前記電気光学パネルは、
    前記第1基板に形成されて前記表示領域を包囲する略枠状の遮光部であって前記アライメントマークが切欠として形成された遮光部と、
    前記第1基板と対向するように配置された第2基板と、
    前記第2基板のうち前記遮光部の前記アライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンとを有する
    請求項1に記載の電気光学装置。
  7. 前記位置合わせパターンは、その輪郭線の内側に前記アライメントマークが内包されるように外形および寸法が選定されている
    請求項6に記載の電気光学装置。
  8. 前記位置合わせパターンは光反射性を有する材料からなる
    請求項6または7に記載の電気光学装置。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載の電気光学装置を備えた電子機器。
  10. 複数の画素を配列した表示領域が形成された第1基板と、
    前記第1基板と対向するように配置された第2基板と、
    前記表示領域を包囲するように前記第1基板に配置されるとともにアライメントマークが切欠として形成された略枠状の遮光部と、
    前記第2基板のうち前記遮光部の前記アライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンと
    を具備する電気光学パネル。
  11. 複数の画素が配列された表示領域の外側の領域に平面的なアライメントマークが形成された第1基板を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルの表示領域を包囲するように内周縁の寸法が選定された略枠状の枠部材であって前記アライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体とを備えた電気光学装置の製造方法であって、
    前記電気光学パネルと前記筐体との相対的な位置を、前記筐体の前記切欠を介して前記電気光学パネルの前記アライメントマークを認識しながら前記切欠と前記アライメントマークとが合致するように調整し、
    この調整後の位置が維持されるように前記電気光学パネルと前記筐体とを固定する
    電気光学装置の製造方法。
  12. 複数の画素が配列された表示領域を包囲するとともにアライメントマークが切欠として形成された遮光部を有する第1基板及び前記アライメントマークに対応する位置に形成された位置合わせパターンを有する第2基板を有する電気光学パネル、並びに前記表示領域を包囲するように内周縁の寸法が選定された略枠状の枠部材であって前記アライメントマークに対応する位置に切欠が形成された枠部材を有する筐体を備えた電気光学装置の製造方法であって、
    前記アライメントマークと前記位置合わせパターンとが合致するように位置を調整したうえで前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせて電気光学パネルを構成し、
    前記筐体の前記切欠を介して前記電気光学パネルの前記アライメントマークまたは前記位置合わせパターンを認識しながら前記切欠と前記アライメントマークまたは前記位置合わせパターンとが合致するように前記筐体と前記電気光学パネルとの相対的な位置を調整し、
    この調整後の位置が維持されるように前記電気光学パネルと前記筐体とを固定する
    電気光学装置の製造方法。
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