JPH11120488A - 交通安全支援方法及び装置 - Google Patents

交通安全支援方法及び装置

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JPH11120488A
JPH11120488A JP27686597A JP27686597A JPH11120488A JP H11120488 A JPH11120488 A JP H11120488A JP 27686597 A JP27686597 A JP 27686597A JP 27686597 A JP27686597 A JP 27686597A JP H11120488 A JPH11120488 A JP H11120488A
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JP
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dangerous
driver
driving
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JP27686597A
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English (en)
Inventor
Miyako Hotta
堀田  都
Takayoshi Yokota
孝義 横田
Takeshi Inoue
健士 井上
Kenichiro Yamane
憲一郎 山根
Yoshihiko Miyamoto
芳彦 宮本
Kanman Hamada
亘曼 浜田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の路上走行中に個々の運転者の行った危険
行為を自動的に検出し、集計することにより、従来のド
ライビングシミュレータなどでは正確に計測が不可能な
運転技能を、定量的に把握できる交通安全支援装置、ま
たそれを用いた交通安全支援システムを提供する。 【解決手段】信号制御情報や交通規制情報の他に、運転
者の運転操作の危険度を判定するために必要な情報を受
信する。受信した情報と、地図データベース,車内セン
サ等の情報から安全度に関わるパラメータを算出し、算
出した安全度に関わる情報を他の処理部に出力する。さ
らに出力された安全度に関わる情報を表示する。車内情
報処理手段2は、入力された情報から運転者行動に危険
行為があったか否かを判定する危険行為判定手段21
と、危険行為判定手段21で判定された危険行為を集計
・記憶する個人属性集計手段22からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通安全支援方法
および装置およびシステムに係わり、特に、通常の走行
中に個々の運転者の運転の危険度を判定し、集計するこ
とにより交通安全度を向上させる交通安全支援方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人の運転の技能を計る方法とし
ては、ドライビングシミュレータなどが用いられてい
る。このドライビングシミュレータは、これは仮定され
た状況での模擬試行に過ぎず、必ずしも実際の運転技能
を正確に反映するものとはいえなかった。一方、実際に
道路上を走行している際の履歴を運転技能として反映し
たいというニーズがあるが、現状では記録として採取で
きるのは事故や違反など結果として現れる事項のみであ
る。よって、事故や、違反の検挙には至らないが危険な
運転の多い運転者等に関しては、自分自身でも、自分の
運転の危険度が高いという意識を持たないまま運転して
しまうというのが現状であった。
【0003】また、走行中の危険度を判定する技術に関
しては、特開平5−54291号公報に記載されているよう
に、環境状態や運転状態からその車両の瀕している危険
度を判定するものがある。この技術を使って判定された
結果は、例えば車載の情報表示装置に警告として表示す
るなど、その時の運転の安全性にのみ考慮されるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は、現時点のみの安全性から、現時点において報告を出
すのみであり、長期的にみて、各個人の危険度を判断す
るようなことは行われていない。
【0005】そこで本発明の第一の目的は、通常の路上
走行中に個々の運転者の行った危険行為を自動的に検出
し、集計することにより、従来のドライビングシミュレ
ータなどでは正確に計測が不可能な運転技能を、定量的
に把握する交通安全支援方法を提供することである。
【0006】また、本発明の第二の目的は、通常の路上
走行中に個々の運転者の行った危険行為を自動的に検出
し、集計することにより、従来のドライビングシミュレ
ータなどでは正確に計測が不可能な運転技能を、定量的
に把握する交通安全支援装置を提供することである。
【0007】また、本発明の第三の目的は、個人単位で
集計した危険行為の発生状況や、危険車の走行状況を中
央装置で集計し、地点ごと,時間帯ごとの危険行為発生
属性として集計し、またそれを運転者に向け報知する交
通安全支援システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第一の目
的を達成するために、交通事故の原因となる運転者の危
険行為を検出し、運転者本人及び周囲の運転者に運転の
危険度を知らせる、交通安全支援方法において、運転者
の運転操作中に、信号パラメータ,交通規制等の管制情
報と、時刻と、地図データと、ブレーキ,アクセル,速
度等車両の走行状況を検知する車内センサから、運転者
の運転に危険行為があったか否かを判定し、該危険行為
を発生地点,時刻等とともに集計し、危険行為の発生状
況を必要に応じて運転者に報知することを特徴とする交
通安全支援方法を提案するものである。
【0009】本発明は、また、上記第一の目的を達成す
るために、車内センサと時刻の情報から、運転者の急ブ
レーキ回数,平均走行速度等の走行属性を集計し、該走
行属性から運転者の走行挙動の総合的な安全度を判定
し、該安全度を必要に応じ運転者に報知することを特徴
とする交通安全支援方法を提案するものである。
【0010】また、判定された運転者の走行挙動の総合
的な安全度の値が一定値以下で、危険度が高いと判定さ
れた場合、車両のブレーキ,アクセルなどの運転操作部
に操作制御を加えるようにしてもよい。
【0011】判定された運転者の走行挙動の総合的な安
全度の値が一定値以下で、危険度が高いと判定された場
合、それを車両の外部に表示し周囲の車両に報知するよ
うにしても良い。
【0012】本発明は、上記第二の目的を達成するため
に、交通事故の原因となる運転者の危険行為を検出し、
運転者本人及び周囲の運転者に運転の危険度を知らせ
る、交通安全支援装置において、運転者の運転操作中
に、信号パラメータ,交通規制等の管制情報と、時刻
と、地図データと、ブレーキ,アクセル,速度等車両の
走行状況を検知する車内センサから、運転者の運転に危
険行為があったか否かを判定し、該危険行為を発生地
点,時刻等とともに集計し、危険行為の発生状況を必要
に応じて運転者に報知することを特徴とする交通安全支
援装置を提案するものである。
【0013】危険行為を発生地点,時刻等とともに集計
する手段を車両本体から着脱可能な構成とし、運転者個
人に帰属する集計手段として用いることができる。
【0014】本発明は、また、上記第二の目的を達成す
るために、車内センサと時刻の情報から、運転者の急ブ
レーキ回数,平均走行速度等の走行属性を集計し、該走
行属性から運転者の走行挙動の総合的な安全度を判定
し、該安全度を必要に応じ運転者に報知することを特徴
とする交通安全支援装置を提案するものである。
【0015】また、運転者の急ブレーキ回数,平均走行
速度等の走行属性を集計する手段を車両本体から着脱可
能な構成とし、運転者個人に帰属する集計手段として用
いることができる。
【0016】運転者の急ブレーキ回数,平均走行速度等
の走行属性を集計する手段として、ICカード化された
運転免許証を用いることができる。
【0017】本発明は、上記第三の目的を達成するため
に、第二の目的を達成するために構成した交通安全支援
装置を搭載した複数の車両が走行している状況下で、該
複数の車両が発信する、危険行為に関する情報を受信
し、地点別,時間帯別等、条件別に集計することを特徴
とする交通安全支援システムを提案するものである。
【0018】また、条件別に集計した危険行為に関する
情報を、道路上の任意の場所に設置した個々の情報出力
装置から、その道路上を走行する車両に送信することが
できる。
【0019】本発明は、また、上記第三の目的を達成す
るために、第二の目的を達成するために構成した交通安
全支援装置を搭載した車両は、危険行為に関する情報
と、運転者の走行挙動の総合的な安全度の値が一定値以
下で、危険度が高いと判定された場合、危険車である情
報を発信し、該複数の車両が発信する危険行為に関する
情報を受信し、地点別,時間帯別等、条件別に集計し、
道路上の任意の場所に設置した個々の情報出力手段か
ら、その道路上を走行する車両に送信するとともに、危
険車通過情報を受信した場合には、該危険車の走行履歴
等から該危険車の走行経路を追跡し、その影響の及ぶ範
囲に存在する車両に向けて危険車存在情報を発信するこ
とを特徴とする交通安全支援システムを提案するもので
ある。
【0020】また、交通弱者の携帯する交通弱者発信手
段から発信される交通弱者信号を受信し、交通弱者の存
在を道路上を走行中の車両に報知するとともに、また交
通弱者に対しては危険車の存在や、交通弱者の通行する
地点の安全度などを報知することもできる。
【0021】集計した地点別,時間帯別の危険行為に関
する情報の充実度と、交通安全支援装置の整備率、また
路上の情報送受信装置の整備率から、システム導入によ
る効果を推定することもできる。
【0022】システム導入による効果を推定する際に、
地点別の路上の送受信装置の設置効果を推定し、それぞ
れの効果の値に基づき路上の送受信装置の設置地点を決
定することもできる。
【0023】また、交通安全支援装置を搭載した複数の
車両が危険行為に関する情報を発信する際、車種,運転
免許証番号などのプライバシーに関わる属性は発信しな
いよう設定することもできる。
【0024】このように構成した本発明においては、運
転者は普通に路上を走行するだけで危険行為を自動的に
検出し、集計することにより、従来のドライビングシミ
ュレータなどでは正確に計測が不可能な運転技能を、定
量的に把握することができる。
【0025】また、個人単位で集計した危険行為の発生
状況や、危険車の走行状況を中央装置で集計し、地点ご
と,時間帯ごとの危険行為発生属性として集計すること
により、地点別の危険度を分析し、対策立案などを行う
際の有効な資料となりうる。また集計した安全に関する
情報を運転者に向け報知することにより、運転者は地点
の危険度などを把握し、より安全運転を心がける効果が
上がることは明らかである。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図13を参照して、
交通安全支援方法及び装置及びシステムの実施例を説明
する。
【0027】図1は、本発明による交通安全支援装置
の、第1の実施例の構成を示すブロック図である。図1
の交通安全支援装置は、信号制御情報や交通規制情報な
ど、交通管制の中央装置で持っている情報のうち、運転
者の運転操作の危険度を判定するために必要な情報(す
なわち、運転中の運転操作に関わる情報(例えばブレー
キ,速度等))を受信する車内受信手段1と、車内受信
手段1で受信した情報と、地図データベース,車内セン
サ,時計などの情報から安全度に関わるパラメータを算
出する車内情報処理手段2と、車内情報処理手段2で算
出された安全度に関わる情報を他の処理部に出力する車
内出力手段3と、車内出力手段3により出力された安全
度に関わる情報を受け取って、車両の乗員に向け表示す
る車内情報表示部4からなる。車内情報処理手段2は、
入力された情報から運転操作に危険行為があったか否か
を判定する危険行為判定手段21と、危険行為判定手段
21で判定された危険行為を集計・記憶する個人属性集
計手段22からなる。本実施例では、特に個人属性集計
手段22中で、判定された危険行為を集計するための手
段である危険行為個人別集計手段221を含む。
【0028】以上の構成により、車両の走行中に発生す
る危険行為を判定し、それを個人属性集計手段22で集
計することができる。この集計された危険行為に関する
情報は車内情報表示部で表示することができるため、運
転者は自分の運転においてどのような危険行為が多いか
を蓄積された統計情報として認識することができ、安全
運転を心がける上で効果がある。
【0029】図2は、本願発明による第2の実施例の構
成を表す図であり、第1の実施例の交通安全支援装置
に、車内情報処理手段2の構成要素である個人属性個人
別集計手段22の構成要素として、個人分布集計手段2
22と、また車内情報処理手段の構成要素として個人安
全度判定手段23を付加した実施例の構成を示すブロッ
ク図である。個人分布集計手段222は、車内センサ
と、時計から、運転者の運転操作中の危険行為の原因と
なりうる行為の発生頻度を集計する。個人安全度判定手
段23は、個人分布集計手段222で集計された個人の
運転操作の属性から、個人の安全度を判定する手段であ
る。
【0030】以上の構成により、個人分布集計手段22
2で例えば急ブレーキなど、危険行為のきっかけとなり
やすい運転者の属性の発生頻度が記録可能である。運転
者は、危険行為に関する情報と合わせて、集計された個
人の運転属性の分布を車内情報表示部を通じて認識する
ことにより、運転者は自分の運転の特性を認識して更に
安全運転に心がける効果がある。
【0031】図3は、本願発明による第3の実施例の構
成を表す図であり第2の実施例の交通安全支援装置に、
車内操作情報作成手段5と、車内操作手段6を付加した
実施例の構成を示すブロック図である。車内操作情報作
成手段5は、個人安全度判定手段23で安全度が一定値
以下と判定された場合に、車内操作部向けに車内操作制
御情報を作成する手段である。車内操作手段6は、車内
操作情報作成手段5で作成された操作情報出力を受け
て、車内操作を自動制御する。
【0032】以上の構成により、安全度が一定値以下で
危険と判定された場合に車両の操作部に自動ブレーキ等
の介入操作が行えるため、運転者の運転技術が未熟なた
めに発生する危険行為を未然に防ぐ安全支援機能とな
る。
【0033】図3は、本願発明による第4の実施例を表
す図であり、第2の実施例の交通安全支援装置に、安全
度表示手段7を付加した実施例の構成を示すブロック図
である。安全度表示手段7は、個人安全度判定手段23
で安全度が一定値以下と判定された場合に、車両外部に
表示し周囲の車両に報知する手段である。
【0034】以上の構成により、個人安全度判定手段2
3で安全度が一定値以下で危険と判定された場合には、
安全度が一定値以下で危険であることを他車に向けて表
示しながら走行することができ、他車は該車両にあまり
近づかないようにしたり、危険行為を誘発したりしない
よう気を付けることで、危険を避ける効果が得られると
考えられる。
【0035】図5は、本願発明による第5の実施例を表
す図であり、第1の実施例の交通安全支援装置に、車内
発信手段8を付加した構成の装置を搭載した車両が走行
している状況下で実施可能な交通安全支援システムの実
施形態であり、集計情報入力手段9と、インフラ情報処
理手段10と、インフラ情報処理部の構成要素である危
険行為集計手段101を付加した実施例の構成を示すブ
ロック図である。車内発信手段8は、危険行為個人別集
計手段221で集計された危険行為に関する情報を集計
情報入力手段9に向け発信する。集計情報入力手段9
は、路上を走行中の車両の車内発信手段から発信される
危険行為に関する情報を受信する手段である。インフラ
情報処理手段10は、集計情報入力手段9で入力された
情報を集計し、安全情報を作成する手段である。危険行
為集計手段101は、入力された危険行為に関する情報
を、時間帯別,地点別などに集計する手段である。
【0036】以上の構成により、複数の車両が道路網上
を走行した結果として発生する危険行為を、時間帯別,
地点別に集計することが可能となる。この統計情報は、
交通事故には至らないが事故の原因となりうる危険行為
の発生分布を知る上で重要な情報であり、例えば、道路
の幾何構造を変えるなど安全上の対策の必要な地点の特
定にも重要な資料となりうる。
【0037】図6は、本願発明による第6の実施例を表
す図であり、第5の実施例の交通安全支援システムに、
インフラ情報処理手段10の構成要素である安全情報コ
ンテンツ生成手段102と、路上出力手段11とを付加
し、また交通安全支援装置に車内受信手段(2)12を
付加した構成であり、実施例の構成を示したブロック図
である。
【0038】安全情報コンテンツ生成手段102は、危
険行為集計手段101で集計された情報から、時間帯
別,地点別などに、路上の運転者に報知する情報の内容
を作成する手段である。路上出力手段は、安全情報コン
テンツ生成手段で作成された情報を、路上を走行する運
転者向けに発信するための路上に設置する発信手段であ
る。車内受信手段(2)12は、路上出力手段7から出
力された情報を受信するための、車両に搭載する受信手
段である。
【0039】以上の構成により、危険行為集計手段10
1で集計した危険行為の発生状況を、地点別,時間帯別
に整理した上で該道路網上を走行中の複数の車両に報知
することにより、各車両は自分の走行中の路上で、統計
的に危険行為の多発する地点等を認識しながら走行する
ことが可能となり、危険を避けるよう気を付けながら走
行することが可能となる。
【0040】図7は、本願発明による第7の実施例を表
す図であり、第4の実施例の交通安全支援装置に、車内
発信手段8と、車内発信手段(2)13と、車内受信手
段(2)12を付加した構成の装置を搭載した車両が走
行している状況下で実施可能な交通安全支援システムの
実施形態であり、実施例の構成に、危険車通過入力手段
14と、危険車追跡手段103を付加した実施例の構成
を示すブロック図である。車内発信手段(2)13は個
人安全度判定手段23で安全度が一定値以下で、危険度
が高いと判定された場合に、当該車両が危険車であると
いう情報を発信する。危険車通過入力手段14は、道路
上を走行する車両の車内発信装置(2)13から発信され
た危険車であるか否かの情報を受信し、インフラ情報処
理手段10中の危険車追跡手段103に入力する。危険
車追跡手段103は、入力された危険車に関する情報を
受け、複数の危険車が現在どの地点を通過しているかの
危険車分布および危険車走行状況情報を作成する。
【0041】尚、本実施例の場合は、安全情報コンテン
ツ生成手段102では、実施例における機能に加え、危
険車追跡手段103で作成された危険車分布,危険車走
行状況情報から地点別の危険車存在情報を作成する。
【0042】以上の構成により、路上を走行中の車両
は、インフラ情報処理手段10経由でどの車両が危険車
であるかを報知され、その車両に近づかないよう注意し
ながら走行することができる。
【0043】図8は、本願発明による第8の実施例を表
す図であり、第7の実施例の交通安全支援システムに、
更に交通弱者発信手段15と、路上受信手段16の存在
を考慮した実施例の構成を示すブロック図である。交通
弱者発信手段15は、道路上を通行中の交通弱者に携帯
され、交通弱者の存在信号を発信し、また路上受信手段
からの発信情報を受信する。路上受信手段は、道路上の
任意の地点に設置され、交通弱者発信手段からの交通弱
者信号を受信し、また安全情報コンテンツ生成手段10
2からの安全情報を交通弱者発信手段に向けて発信す
る。本実施例では、安全情報コンテンツ生成手段102
では、交通弱者の存在情報を集計し、安全情報に付加す
る。
【0044】以上の構成により、交通弱者が存在する場
合にその存在を複数の車両に向けて報知したり、逆に交
通弱者に向けて、インフラ情報処理手段で集計した地点
別,時間帯別の危険行為に関する情報や、危険車の存在
情報を報知したりすることで、車両側,交通弱者側相互
に気をつけることで交通弱者保護の効果がある。
【0045】図9は、本願発明による第9の実施例を表
す図であり、第8の実施例の交通安全支援システムに、
更にその構成要素として評価値算出手段171と、路上
出力手段配置点決定手段172を持つシステム効果推定
部17を付加した実施例の構成を示すブロック図であ
る。評価値算出手段171は、交通安全支援装置の運用
により安全度がどれだけ向上するかを、危険行為集計手
段101の集計内容から算出する手段である。路上出力
手段配置点決定手段172は、評価値算出手段171で
推定されたシステム効果から、更に、地点別に設置効果
を推定して、路上出力装置の配置点を決定する手段であ
る。
【0046】以上の構成により、システム効果推定部1
7でシステムの導入効果を算出することにより、交通安
全支援システム導入により実際に事故の減少に効果がど
の程度得られるかを推定できる。
【0047】尚、第1の実施例から第4の実施例は、本
発明を個々の車両に搭載する場合の実現形態を説明する
ものであり、第5の実施例から第9の実施例は、第1の
実施例から第4の実施例の交通安全支援装置を搭載した
車両の存在下で実現可能な交通安全支援システムの実現
形態を説明するものである。
【0048】説明の重複を避けるために、各実施例に共
通な構成要素を一括して説明する。車内受信手段1,車
内情報処理手段2,車内出力手段3,車内情報表示手段
4,車内操作情報作成手段5,車内操作手段6,安全度
表示手段7,車内発信手段8,車内発信手段(2)1
3,車内受信手段(2)12は、車両に帰属する構成部
分である。
【0049】車内受信手段1は、危険行為の判定に必要
な情報のうち、車両が単体では持ち得ない、交通管制制
御に関わる情報を必要に応じ受信する。例えば危険行為
の一つである信号無視の挙動を車内で判定するために
は、走行中の路上の前方にある信号がどのタイミングで
赤になるかの情報を得て、そのタイミングと車両の位置
情報と、時刻とを合わせて監視している必要がある。
【0050】車内情報処理手段は、車両に搭載され、車
内受信装置1で受信する交通管制に関わる情報と、地図
情報,ブレーキ,アクセルなどの車内センサ、および時
刻の情報から、自車両の操作上の危険行為等、安全に関
わる個人属性の検出,集計を行う。具体的には、危険行
為を検出し、種類,時間,地点別に集計することと、ま
た運転者の運転操作の属性を集計し、総合的な安全度を
判定する処理を含む。個人属性集計手段22は、個人属
性集計手段内で処理された個人情報を集計する記憶手段
である。
【0051】図10は、危険行為判定手段21をより詳
細に説明するための表である。この表は、車内情報処理
手段2内の記憶手段(図示せず)にデータとして保持さ
れ、危険行為判定時に参照される。この表は、最上列に
記載された各危険行為を検出するために必要な情報を○
で表示した一覧表である。危険行為判定手段21では、
各危険行為に関して、それぞれ危険行為判定処理を持
ち、各処理の中で図10に表示される必要情報を参照し
ながら判定を行う。危険行為の判定処理を、一時停止不
履行を例に取り、図11を用いて説明する。
【0052】図11において、ステップ111は待機中
の状態であり、通常はこのモードで待機している。
【0053】ステップ112において、一時停止に関す
る情報を受信する割り込みを受け付ける。具体的には一
時停止規制の存在が位置情報とともに受信される。これ
により、ステップ113以下の処理が起動される。ステ
ップ113では地図情報と現在位置をマッチングし、地
図上での現在位置を追跡する。
【0054】そしてステップ114において、現在位置
が一時停止位置になった時、その前後数メートルにおい
て速度が0になったか否かを判定する。0になっていれ
ば処理111へ戻り、0になっていなければステップ1
15へ進む。ステップ115では、一時停止不履行を判
定し、その際の時刻,位置とともに記憶する。これは図
1の危険行為個人別集計手段に記録される。ステップ1
15が終了すると、ステップ111に戻り、再び待機中
のモードに戻る。
【0055】以上は危険度判定処理の一例であり、他の
危険行為に関しても同様に判定処理を行い判定する。ま
た、図11の例においてはステップ113において現在
位置の追跡処理を起動しているが、常に起動しておいて
ステップ114の判定処理を処理112により起動する
方法でも良い。
【0056】危険行為個人別集計手段221は、危険行
為判定手段21において判定された危険行為を、発生時
刻,地点とともに集計する。
【0057】個人分布集計手段222は、車内センサで
検出される運転操作から、安全度評価パラメータとなる
走行属性を集計する。ここでの走行属性には、平均速
度,急ブレーキ頻度,急ハンドル頻度,平均加速度,ウ
インカ忘れ等がある。これらも危険行為と同様に、日時
とともに集計記録する。尚、急ブレーキ頻度などは、単
位時間あたりなどの値に正規化して集計することが望ま
しい。
【0058】個人安全度判定手段23は、個人分布集計
手段で集計された分布を基に、安全度を判定する。ここ
では、各安全評価パラメータの安全基準値を記憶してお
き、個人分布集計手段で集計された値を安全基準値と比
較し危険領域に入っていれば危険として判定する方法を
取る。
【0059】この安全基準値の設定方法の例を、図12
を用いて説明する。安全基準値の作成は、例えば予め多
数の運転者について安全度評価パラメータの記録を取っ
て、それぞれの運転者の危険行為の発生率から、安全度
評価パラメータの値と危険行為の発生率との相関をとる
等の方法が考えられる。例えば、安全評価パラメータの
一つである急ブレーキ回数と危険行為の発生率の関係が
図12のようであったとする。例えば危険行為の発生率
が30%以上の場合を危険度が高いと設定するとすれ
ば、この図の例では急ブレーキ発生回数が3回/時間以
上の場合が危険度が高いと判定されることとなる。この
例では危険度を測るパラメータとして危険行為発生率を
用いたが、危険度を測定できるパラメータであれば他の
ものを用いても構わないし、また統計を用いず別の手段
で作成した安全基準値でも構わない。
【0060】以上、車内情報処理手段2について述べて
きたが、個人属性集計手段22は、着脱可能な構成にす
ることにより、運転者が異なった複数の車両で運転を行
う場合も継続して個人属性の集計を行うことができる。
更に、個人属性集計手段22をICカード化された運転
免許証にすることにより、運転時に必ず携帯している媒
体であるため、実現した場合の効果は更に大きい。
【0061】車内出力手段3は、車内情報処理手段2で
生成された安全に関する情報を、車内の他の処理系に向
けて出力するための出力手段である。ここでは、車内出
力手段3から車内情報表示手段4に出力する処理と、車
内出力手段3から車内操作情報作成5に出力し、車内操
作手段に操作情報が伝達される処理を順を追って説明す
る。
【0062】車内情報表示手段4は、車内情報処理手段
2で集計された安全に関する情報を、運転者に対し表示
する手段である。これは、例えば危険行為の発生状況を
ヒストグラムを用いて表示したり、個人安全度判定手段
23で危険度が高いと判定された場合には、危険度の高
い評価パラメータを割り込みで文字表示するなど(「急ブ
レーキ多し!」等)の方法がある。
【0063】車内操作情報作成手段5に安全情報を出力
する場合は、車内出力手段3では、危険度が高いと判定
された評価パラメータのリストを車内操作情報作成手段
4に出力する。車内操作情報作成手段5では、出力され
たリストから、リストに挙げられた危険度の高い評価パ
ラメータに該当する操作情報を作成する。これは、言い
換えれば個人安全度判定手段23で、苦手と判定された
運転操作に、一部自動運転を取り入れて運転者操作の補
助を行う機能を起動するというものである。
【0064】例えば、出力されたリストに「急ブレーキ
頻度」が記載されていた場合、これは運転者のブレーキ
操作が遅いと判断し、先行車との車間距離により、自動
ブレーキがかかる自動ブレーキ機能を立ち上げる等であ
る。
【0065】車内操作部6は、通常は運転者の操作によ
り車両の運転操作を制御している部分であるが、車内操
作情報作成手段5で例えば自動ブレーキ機能などが起動
された場合には、車内操作部6は運転者の操作以外に、
車内操作情報作成手段5からの割り込み操作指令により
運転操作を制御する。
【0066】尚、車内操作情報作成手段5が起動されて
いる場合には、ランプの点灯などで起動されている旨を
運転者に報知する機能をつけたり、更に、例えばスイッ
チなどのON/OFFにより車内操作情報作成手段の機
能をOFFにするなどの実現形態も考えられる。
【0067】以上の構成により、本発明は、車内情報処
理手段2で判定した危険行為の発生や、個人の運転技能
の属性を定量的に集計できるため、運転者は車内情報表
示手段4などを介し、自分の運転技術の未熟な部分を自
覚したり、それにより安全運転を心がける効果がある。
【0068】安全度表示手段7は、個人安全度判定手段
で、いずれかの評価パラメータに関し危険度が高いと判
定された場合に、走行中の周囲の車両に向けそれを報知
する。この実現形態としては、例えば専用の表示ランプ
の点灯、また車−車間通信による報知などの方法が考え
られる。
【0069】上記の実施形態は、車両内に交通安全支援
装置を搭載し、個々の車両単独の構成で得られる効果に
つき説明したものである。以降の実施形態は、上記で説
明した交通安全支援装置を搭載した複数の車両が存在す
る道路網上で、個々の車両の安全に関する情報を、交通
管制センタ等の中央装置で集計し、時間と地点の両面で
より多数のサンプルを得た状態で、危険行為の発生や危
険車の存在など、安全に関する情報を集計する実施形態
である。
【0070】車内発信手段8は、危険行為個人別集計手
段221で集計された危険行為に関する情報を、その発
生した地点,時間とともに集計情報入力手段9に出力す
る。この時、221において集計された情報は、車内発
信手段により発信されたか否かのチェックも同時に行
い、前回の発信処理以降に集計した新たな情報のみを発
信して、情報の複数発信を避けるようにする。
【0071】集計情報入力手段9は、道路上の任意の地
点に複数設置された情報送受信装置そのもの、もしくは
それに含まれる手段であり、通過する複数の車両の車内
発信手段から発信される危険行為に関する情報を受信す
る。
【0072】インフラ情報処理手段10は、交通管制セ
ンタなど、ある範囲の交通流の管理や制御を司る機関に
設置され、それぞれの管理する集計情報入力手段からの
入力を受け、データを集計したり、車両に提供するため
の情報を作成する。
【0073】危険行為集計手段101は、集計情報入力
手段101から入力された危険行為に関する集計情報を
地点別,時間帯別に集計するデータ記憶手段である。こ
こでは、地点別,時間帯別に危険行為の種類別の発生件
数を集計し、記憶しておく。以上までの実施形態によ
り、複数の車両が道路網上を走行した結果として発生す
る危険行為を、時間帯別,地点別に集計することが可能
となる。この統計情報は、交通事故には至らないが事故
の原因となりうる危険行為の発生分布を知る上で重要な
情報であり、例えば、道路の幾何構造を変えるなど安全
上の対策の必要な地点の特定にも重要な資料となりう
る。
【0074】車内発信手段(2)13は、車両の搭載し
ている交通安全支援装置の実施形態の中に個人分布集計
手段222,個人安全度判定手段23を含んだ構成で、
個人安全度判定手段において安全度が一定値以下で危険
であると判定された場合、危険であるという情報を危険
車通過入力手段14に向けて発信する。
【0075】危険車通過入力手段14は、道路上の任意
の地点に複数設置された情報送受信装置に含まれる手段
であり、通過する複数の車両の車内発信手段(2)13
から発信される危険車情報を受信する。この危険車情報
には、該危険車の危険な属性の種類,該当車の車種,色
等外見で見分けのつく情報も含まれる。
【0076】インフラ情報処理手段10の構成要素であ
る危険車追跡手段103は、危険車通過入力手段14で
入力された危険車に関する情報から危険車の走行履歴お
よび、速度等から現在位置の推定なども行う。
【0077】安全情報コンテンツ生成手段102は、危
険行為集計手段101で集計した危険行為の発生に関す
る情報と、危険車追跡手段103において作成した危険
車の走行状況に関する情報から、道路網上を走行する車
両に対し提供する安全に関わる情報を作成する。安全情
報コンテンツ生成手段102の処理を、図13を用いて
説明する。
【0078】ステップ132において、インフラ情報処
理手段10が管轄する範囲の路上出力手段11の位置デ
ータである路上出力手段位置データベース131を順に
検索し、各路上出力手段11の情報を報知する地点の範
囲に該当する情報を、危険行為集計手段101と危険車
追跡手段103から取得する。ある路上出力手段が情報
を報知する地点の範囲は、隣接する路上出力手段までの
範囲と考える。
【0079】ステップ133においてステップ132で
取得した各集計情報に関し、提供する際の優先度を作成
する。具体的には、予め各危険行為間に重み係数を設定
しておき、重み係数×発生件数が優先度となる。重み係
数には危険行為の潜在的危険度を考慮する。例えば一時
停止不履行の多い交差点は、出会い頭衝突の危険性が大
変高いことから、この危険行為の多い地点に関しては優
先的に報知する必要があるためである。尚、危険車の存
在情報がある場合には、これはリアルタイムの情報であ
るためすべてに優先させる。ステップ134ではステッ
プ133で決定された優先度に従い、各路上出力手段で
報知する情報を作成する。ステップ135ではステップ1
34の終了後に、管轄する範囲の路上出力手段向け情報
をすべて作成したかを判定する。ステップ136ではス
テップ135で、すべて作成していなければ次の路上出
力手段のデータへ進める。
【0080】以上の処理により、管轄内のすべての路上
出力装置向けの情報を作成する。
【0081】路上出力装置(2)11は道路上の任意の
地点に複数設置された情報送受信装置に含まれる手段で
あり、安全情報コンテンツ生成手段102で生成した情
報を、通過する車両の車内受信手段(2)12に向けて
送信する。
【0082】車内受信手段(2)12は、車両に搭載さ
れた受信手段であり、路上出力装置11からの情報を受
信する。
【0083】車内出力手段3は、既に述べた、車両単独
での危険行為の分布や、安全度の出力に加え、インフラ
情報処理手段10で集計された情報の出力も行うことが
できる。
【0084】これにより、運転者は自分の運転の属性を
把握して安全運転を心がけるだけでなく、その地点の潜
在的危険性や、また危険車の存在などを把握して、更に
安全度の高い走行が可能となる。
【0085】交通弱者発信手段15は、交通弱者が携帯
して、路上受信装置(2)16の存在下で交通弱者の存
在信号を送信したり、安全情報コンテンツ生成手段10
2で生成した安全情報を受信したりする。路上受信手段
(2)16は、道路上の任意の地点に複数設置された情
報送受信装置に含まれる手段であり、交通弱者発信手段
15からの情報を受信し、安全情報コンテンツ生成手段
に送信し、また安全情報コンテンツ生成手段で生成した
情報を交通弱者発信装置に向けて送信する。本実施形態
において、安全情報コンテンツ生成手段102は、既に
述べた機能に加えて、路上受信手段(2)16で受信さ
れた交通弱者の位置情報を加えて、車両向けに送信す
る。また交通弱者に対しては、交通弱者存在地点付近の
危険車の存在情報や、危険行為の発生状況を送信する。
これにより、情報を受けた各車両は交通弱者に注意を払
い、交通弱者は車両に注意を払う効果が期待できる。
【0086】システム効果推定手段17は、各種パラメ
ータを変更したり、決定モデルを改良したり、本方式の
運用を高度化したりする場合の、システムの効果を定量
的に表現するためのサブシステムである。特に、本シス
テムをその交差点や特定の道路地点で実施するか、否か
によって、事故が減少する程度を評価し、必要ならば、
路上出力手段を新規に配置してサービスの実施を拡張す
べき交差点や道路地点を特定していく機能を有する。
【0087】評価値算出手段171は、地図上の交差点
別及び道路地点別の事故発生率データベース,安全情報
の品質評価(すなわち狼少年になってしまうと安全情報
の効果が下がる点の評価、及び安全情報の裏付けとなる
集計情報のサンプルが十分にあるか、の評価)値設定装
置,車載普及率設定装置,路上出力手段位置データベー
スを各入力部とし、これらの積の総和を評価値とする。
【0088】上記において、事故発生データベースは、
1年の平均死亡事故人数で表示する、現状分析によると
交差点事故は10%,最高速度23%,不注意21%,
操作ミス5%,酒5%であり、本支援機能でそれぞれが
どれだけの効果を出すかモデルを組み込む必要がある。
【0089】単純なモデルは(交差点別事故発生率)*
(安全情報の品質係数)*(車載普及率)*(路上出力
手段設置の有無(1or0))を各交差点で積算する方
法である。
【0090】しかし、この効果はせいぜい10%しか出
ない。
【0091】最高速度チェックが出来る場合、及び不注
意を排除出来る場合、もしこのデータに相当する道路地
点が特定できるなら上記と同様に評価できる。
【0092】(道路地点別事故発生率)*(警報の品質
係数)*(車載普及率)*(路上出力手段設置の有無
(1or0))この場合、事故の発生地点が線上に延び
ると、路上出力手段の効果が希釈されてしまう嫌いがあ
る。良く起きる事故地点が特定できても、その何メート
ル手前で警報を発信すべきか、評価,決定法が必要にな
る。
【0093】危険車が側を通過した時の警報について
は、特にどの車が危険であるかを判別できないと警報を
受けた車はパニックになる。そこで、各車から自己発信
させることになるが、これについて協力してくれないと
(例えば電源を切ってしまうと)効果がなくなってしま
う。危険車は通常警報を出すことによって安全側に向か
うと思われるが、回りの車が過剰に反応すると、返って
事故を誘発することになる。本当は運転が上手なのに、
警報が発せられると、当人は非常に不愉快であろう。
【0094】路上出力手段配置点決定手段172は、評
価値算出手段171で算出した評価値から、路上出力手
段の設置効果が高いが設置されていない地点を特定する
手段である。
【0095】以上の実施形態により、システムの運用効
果を推定しながらシステム運用を行うことが可能とな
り、システム自体の運用効率の向上が期待できる。
【0096】また、本システムの運用は、個々の運転者
の安全運転を促すための情報を作成したり、交通管理者
側で危険行為の発生しやすい地点を特定したりするため
に有効であるが、個々人の運転技能に関わる情報を集計
するという性質上、プライバシーの保護を考慮すること
も、本システムを万人に受け入れられやすいものとする
ために有効である。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、運転者は路上で通常の
走行を行うだけで、自動的に危険行為の発生を判定で
き、また個人の走行属性も集計できる。運転者は集計さ
れたそれらの属性から、自分の運転技術の未熟な部分を
自覚したり、それにより安全運転を心がける効果があ
る。
【0098】また、本発明を搭載した車両が複数走行す
る道路網上で、各車両の危険行為や安全情報を中央装置
で集計することにより、複数の車両が道路網上を走行し
た結果として発生する危険行為を、時間帯別,地点別に
集計することが可能となる。この統計情報は、交通事故
には至らないが事故の原因となりうる危険行為の発生分
布を知る上で重要な情報であり、例えば、安全上の対策
の必要な地点の特定にも重要な資料となりうる。
【0099】また、集計した情報を、道路網上を走行す
る車両に報知することにより、運転者は自分の走行中の
地点の潜在的危険性や、また危険車の存在などを把握し
て、更に安全度の高い走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交通安全支援装置の第1の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による交通安全支援装置の第2の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による交通安全支援装置の第3の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明による交通安全支援装置の第4の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明による交通安全支援システムの第5の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明による交通安全支援システムの第6の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明による交通安全支援システムの第7の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明による交通安全支援システムの第8の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明による交通安全支援システムの第9の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図10】危険行為を検出するために必要な情報を表示
した一覧表である。
【図11】危険行為判定手段の処理手順図である。
【図12】個人安全度判定手段の処理中で必要な安全基
準データの作成方法の一例を説明するための図である。
【図13】安全情報コンテンツ生成手段の処理手順図で
ある。
【符号の説明】
1…車内受信手段、2…車内情報処理手段、3…車内出
力手段、4…車内情報表示手段、21…危険行為判定手
段、22…個人属性集計手段、23…個人安全度判定手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 憲一郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮本 芳彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 浜田 亘曼 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交通事故の原因となる運転者の危険行為を
    検出し、運転者本人及び周囲の運転者に運転の危険度を
    知らせる、交通安全支援方法において、 運転者の運転操作中に、信号パラメータ,交通規制等の
    管制情報と、時刻と、地図データと、ブレーキ,アクセ
    ル,速度等車両の走行状況を検知する車内センサから、
    運転者の運転に危険行為があったか否かを判定し、該危
    険行為を発生地点,時刻等とともに集計し、危険行為の
    発生状況を必要に応じて運転者に報知することを特徴と
    する交通安全支援方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の交通安全支援方法におい
    て、 車内センサと時刻の情報から、運転者の急ブレーキ回
    数,平均走行速度等の走行属性を集計し、該走行属性か
    ら運転者の走行挙動の総合的な安全度を判定し、該安全
    度を必要に応じ運転者に報知することを特徴とする交通
    安全支援方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の交通安全支援方法におい
    て、 判定された運転者の走行挙動の総合的な安全度の値が一
    定値以下で、危険度が高いと判定された場合、車両のブ
    レーキ,アクセルなどの運転操作部に操作制御を加える
    ことを特徴とする交通安全支援方法。
  4. 【請求項4】請求項2,請求項3記載の交通安全支援方
    法において、判定された運転者の走行挙動の総合的な安
    全度の値が一定値以下で、危険度が高いと判定された場
    合、それを車両の外部に表示し周囲の車両に報知する手
    段を持つことを特徴とする交通安全支援方法。
  5. 【請求項5】交通事故の原因となる運転者の危険行為を
    検出し、運転者本人及び周囲の運転者に運転の危険度を
    知らせる、交通安全支援装置において、 運転中の運転操作に関わる情報を受信する受信手段と、
    運転者の運転に危険行為があったか否かを判定する判定
    手段と、該危険行為を発生地点,時刻等とともに集計す
    る集計手段と、危険行為の発生状況を必要に応じて運転
    者に報告する報告手段とを有する交通安全支援装置。
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