JP4530297B2 - ナビゲーション装置及び方法、ナビゲーションプログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体のナビゲーション装置及び方法、ナビゲーションプログラム、並びに記憶媒体の技術分野に関する。
例えば、車両等の移動体の移動に伴い、目的地点までの経路上(ルート(Route)上)で進行方向などを表示するナビゲーション装置が知られている。このようなナビゲーション装置は、探索した経路をディスプレイ上で地図に沿って表示したり、経路の誘導処理において、移動体が交差点などの案内地点に近づくと、表示装置の画面に移動体の進行方向を示す矢印などの案内情報を表示したりする。
他方で、移動体を運転する運転者による危険な運転操作を監視する等によって、移動体の安全運転を実現する技術について提案されている。しかしながら、移動体を運転する運転者による危険な運転操作や、移動体の走行状態が監視され、移動体の走行を、積極的に自動制御する場合、多種多様な入力情報に基づいた自動制御を、簡便且つ低コストに実現することは技術的に困難となってしまう。
そこで、特許文献1等においては、過去に事故が発生した場所や、事故が発生した状態に関する情報(所謂、危険情報)が配信され、この配信された情報に基づいて、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージを提供する手法が開示されている。
特開2003−123185号公報 特開2002−310680号公報
しかしながら、特許文献1等によれば、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージが、危険度の判定に基づいてのみ、提供される場合、例えば、運転者が、危険度を判定するために設定される変数のレベルを変更すれば、このメッセージの提供の頻度等を、恣意的に調整することもできてしまう。よって、警告や注意を、当該運転者に対して、適切に知覚させることは困難となってしまう。
また、特許文献1等によれば、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージが、例えば事故が発生した位置、又は、事故が発生した状態(時間)に関する事故情報に基づいてのみ、提供される場合、このメッセージは、例えば、運転者が習慣的に行っている運転の癖や、運転操作の巧拙のレベル等の運転者個人の運転技能に無関係に、当該運転者に対して、提供されてしまう。と共に、このメッセージは、事故情報に対応した、一定の位置においてのみ、運転者に対して、提供されてしまう。よって、警告や注意を、当該運転者に対して、適切に知覚させることは困難となってしまう。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、移動体の運転者個人の運転技能に適切に対応した警告や注意を、当該運転者に知覚させ、当該運転者自らによる主体的な安全運転を、効果的に実現することが可能な、移動体のナビゲーション装置及び方法、ナビゲーションプログラム、並びに記憶媒体を提供することを課題とする。
(移動体のナビゲーション装置)
以下、本発明の移動体のナビゲーション装置について説明する。
上記課題を解決するために、本発明の移動体のナビゲーション装置は、(i)運転者によって運転される移動体の走行位置、及び、(ii)走行状態(加速度、角速度、速度)に関する情報である走行情報を測定する測定手段と、測定された前記走行情報に基づいて(学校の近くで一旦停止なし)、前記運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度を判定する判定手段と、判定された前記危険度に対応される点数を加減算する点数処理手段と、前記運転者に対して、メッセージを提供する提供手段と、(iii)事故が発生した位置、及び、(iv)前記事故が発生した状態(時間、対物、交差点を一時停止無しで右折)のうち少なくとも前記位置に関する事故情報を取得する取得手段と、取得された前記事故情報に基づいて(近づいたら)、加減算された前記点数に対応した(合計点数が閾値より大きい場合)、所定のメッセージ(内容の変化や出力なし)を提供するように、前記提供手段を制御する制御手段と、を備える。
本発明の移動体のナビゲーション装置によれば、測定手段によって、運転者によって運転される移動体の走行位置、及び、走行状態(例えば加速度、角速度、速度など)に関する情報である走行情報が測定される。ここに、本発明に係る「移動体」とは、本発明に係るナビゲーション装置の利用者が運転又は操作する、例えば車両等の移動手段を意味してよい、若しくは、当該利用者が移動する場合、当該利用者自身を意味してもよい。判定手段によって、測定された走行情報に基づいて、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が判定される。点数処理手段によって、判定された危険度に対応される点数が加減算される。取得手段は、事故が発生した位置、及び、事故が発生した状態のうちすくなくとも位置に関する事故情報を取得する。ここに、本発明に係る事故が発生した状態とは、例えば事故が発生した時間や、事故が対物事故であるか否か、事故が発生した位置での運転操作の種類等の事故の発生原因に関連する状態を意味する。
制御手段の制御下で、取得された事故情報(例えば事故が発生した位置等)に基づいて、当該事故が発生した位置に近づいたと把握される場合、提供手段によって、加減算された点数(例えば加減算された点数の合計等)に対応して、例えば注意を運転者に喚起するための所定のメッセージが、(例えば内容が変化されたり、出力の有無が制御されつつ)、運転者に対して、提供される。ここに、本発明に係る提供とは、運転者に、何らかの方法で、知覚させることを意味する。例えば、経路を地図上で表示する表示画面を有する表示手段を介して、経路が、移動体の現在位置と共に提供されてもよいし、或いは、運転者に案内情報を音声出力する音声出力手段を介して、案内情報が提供されてもよい。
仮に、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージが、上述した点数に基づくことなく、危険度の判定に基づいてのみ、提供される場合、例えば、運転者が、危険度を判定するために設定される変数のレベルを変更すれば、このメッセージの提供の頻度等を、恣意的に調整することもできてしまう。よって、警告や注意を、当該運転者に対して、適切に知覚させることは困難となってしまう。
また、仮に、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージが、上述した点数に基づくことなく、例えば事故が発生した位置、又は、事故が発生した状態(時間)に関する事故情報に基づいてのみ、提供される場合、このメッセージは、例えば、運転者が習慣的に行っている運転の癖や、運転操作の巧拙のレベル等の運転者個人の運転技能に無関係に、当該運転者に対して、提供されてしまう。と共に、このメッセージは、事故情報に対応した、一定の位置においてのみ、運転者に対して、提供されてしまう。よって、警告や注意を、当該運転者に対して、適切に知覚させることは困難となってしまう。
更に、また、仮に、例えば注意を運転者に喚起するためのメッセージの代わりに、運転者の運転操作や、移動体の走行状態が監視され、移動体の走行を、積極的に自動制御する場合、多種多様な入力情報に基づいた自動制御を、簡便且つ低コストに実現することは技術的に困難となってしまう。
これに対して、本発明によれば、制御手段の制御下で、事故情報に基づいて、当該事故が発生した位置に近づいたと把握される場合、提供手段によって、加減算された点数に対応して、所定のメッセージが、例えば内容が変化されたり、出力の有無が制御されつつ、運転者に対して、提供される。従って、例えば、運転者が習慣的に行っている運転の癖や、運転操作の巧拙のレベル等の運転者個人の運転技能を、点数に基づいて定量化することが可能である。
この結果、定量化された運転者個人の運転技能である内的な要因に加えて、又は代えて、事故が発生した位置、又は、事故が発生した状態に関する外的な要因に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、より効果的且つ簡便に実現することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の一の態様では、前記事故情報を記憶する第1記憶手段を更に備え、前記制御手段は、記憶された前記事故情報に基づいて(近づいたら)、前記所定のメッセージを提供するように前記提供手段を制御する。
この態様によれば、第1記憶手段は、事故が発生した位置、又は、事故が発生した状態に関する事故情報を記憶する。そして、制御手段の制御下で、提供手段によって、例えば事故が発生した位置等の、記憶された事故情報に基づいて、所定のメッセージが提供される。
この結果、定量化された運転者個人の運転技能である内的な要因に加えて、又は代えて、記憶された事故情報に関する外的な要因に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。
上述した制御手段に係る態様では、前記移動体が目的地に到着するまでの経路を探索する経路探索手段と、を更に備え、前記制御手段は、更に、記憶された前記事故情報に基づいて、前記経路を探索するように、前記経路探索手段を制御するように構成してもよい。
このように構成すれば、制御手段の制御下で、経路探索手段によって、事故が発生した位置、又は、事故が発生した状態に関する外的な要因に、適切に対応した、経路が探索されることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、より効果的且つ簡便に実現することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、前記制御手段は、前記メッセージを提供しないように、前記提供手段を制御する。
この態様によれば、メッセージを提供しないことに基づいて、定量化された運転者個人の運転技能に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、加減算された前記点数を記憶する第2記憶手段(蓄積手段)を更に備え、前記制御手段は、記憶された前記点数に基づいて(合計点数で)、前記所定のメッセージを提供するように、前記提供手段を制御する。
この態様によれば、運転者個人の運転技能を、例えば多量の記憶された点数等の記憶された点数に基づいて、より高精度且つ適切に、定量化することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、前記移動体が走行する地域に関する地図情報を記憶する第3記憶手段を更に備え、前記制御手段は、更に、記憶された前記地図情報、及び、前記移動体が走行する時間又は時刻に基づいて、前記所定のメッセージを提供するように前記提供手段を制御する。
この態様によれば、制御手段の制御下で、提供手段によって、第3記憶手段により記憶された地図情報、及び、移動体が走行する時間又は時刻に基づいて、所定のメッセージが提供される。
この結果、定量化された運転者個人の運転技能である内的な要因に加えて、又は代えて、記憶された地図情報、及び、移動体が走行する時間又は時刻に関する外的な要因に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、より効果的且つ簡便に実現することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、前記移動体が走行する地域の交通状態に関する交通情報を受信する第1受信手段を更に備え、前記制御手段は、更に、受信された前記交通情報に基づいて、前記所定のメッセージを提供するように前記提供手段を制御する。
この態様によれば、制御手段の制御下で、提供手段によって、第1受信手段により、例えばVICS(Vehicle Information Communication System)(登録商標)等を介して、受信された、移動体が走行する地域の交通状態に関する交通情報に基づいて、所定のメッセージが提供される。
この結果、定量化された運転者個人の運転技能である内的な要因に加えて、又は代えて、受信された移動体が走行する地域の交通状態に関する外的な要因に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、より効果的且つ簡便に実現することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、前記判定手段は、前記運転を類型化した項目に基づいて、前記危険度を判定し、前記点数処理手段は、前記項目毎に前記点数を加減算し、前記制御手段は、前記項目毎に加減算された前記点数に基づいて(項目点数単位で)、前記所定のメッセージを提供するように、前記提供手段を制御する。
この態様によれば、判定手段によって、運転を類型化した項目に基づいて、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度がより高精度に判定される。
この結果、高精度な判定に基づいて、より的確に定量化された運転者個人の運転技能に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、より効果的且つ簡便に実現することが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、前記判定手段は、交通規則(制限速度や一時停止やUターン禁止)、道路種別(高速道路)、走行状態(速度)、走行位置、及び、走行時間又は時刻に基づいて、前記危険度を判定する。
この態様によれば、判定手段によって、例えば制限速度の設定や、一時停止の義務や、Uターンを禁止する等の所定の交通規則、道路種別(例えば高速道路)、走行状態(例えば速度)、走行位置、及び、走行時間又は時刻に基づいて、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が、より高精度に判定されることが可能である。
本発明の移動体のナビゲーション装置の他の態様では、(i)事故が発生した位置、及び、(ii)前記事故が発生した状態(時間、対物、交差点を一時停止無しで右折)のうち少なくとも前記位置に関する事故情報を受信する第2受信手段を更に備え、前記制御手段は、更に、受信された前記事故情報に基づいて(近づいたら)、前記所定のメッセージを提供するように前記提供手段を制御する。
この態様によれば、第2受信手段によって、受信された事故情報を、最新の状態にすることができる。加えて、事故情報を、走行中に随時、更新することができるので、記憶装置の容量の消費を抑制することが可能である。
(移動体のナビゲーション方法)
以下、本発明の移動体のナビゲーション方法について説明する。
上記課題を解決するために、本発明の移動体のナビゲーション方法は、(i)運転者によって運転される移動体の走行位置、及び、(ii)走行状態(加速度、角速度、速度)に関する情報である走行情報を測定する測定工程と、測定された前記走行情報に基づいて(学校の近くで一旦停止なし)、前記運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度を判定する判定工程と、判定された前記危険度に対応される点数を加減算する点数処理工程と、前記運転者に対して、メッセージを提供する提供工程と、(iii)事故が発生した位置、及び、(iv)前記事故が発生した状態(時間、対物、交差点を一時停止無しで右折)のうち少なくとも前記位置に関する事故情報を取得する取得工程と、取得された前記事故情報に基づいて(近づいたら)、加減算された前記点数に対応した(合計点数が閾値より大きい場合)、所定のメッセージ(内容の変化や出力なし)を提供するように、前記提供工程を制御する制御工程と、を備える。
本発明の移動体のナビゲーション方法によれば、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置が有する各種態様に対応して、本発明の移動体のナビゲーション方法も各種態様を採ることが可能である。
(ナビゲーションプログラム)
以下、本発明のナビゲーションプログラムについて説明する。
上記課題を解決するために、本発明のナビゲーションプログラムは、上述した移動体のナビゲーション装置(但し、各種の態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記測定手段、前記判定手段、前記点数処理手段、前記提供手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明に係る移動体のナビゲーションプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置における各種態様に対応して、本発明の各ナビゲーションプログラムも各種態様を採ることが可能である。
上記課題を解決するために、コンピュータ読取可能な媒体内のコンピュータプログラム製品は、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記測定手段、前記判定手段、前記点数処理手段、前記提供手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の移動体のナビゲーション装置として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
(記憶媒体)
以下、本発明の記憶媒体について説明する。
上記課題を解決するために、本発明の記憶媒体は、上述した、制御用のコンピュータプログラム(但し、各種の態様を含む)を記憶している。
本発明に係る記憶媒体によれば、上述した制御用のコンピュータプログラムを、コンピュータに読み取らせることで、コンピュータを上述した本発明の移動体のナビゲーション装置として適切に、機能させることが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の移動体のナビゲーション装置及び方法によれば、測定手段及び工程、判定手段及び工程、点数処理手段及び工程、提供手段及び工程、並びに、制御手段及び工程、を備える。この結果、定量化された運転者個人の運転技能に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、効果的且つ簡便に実現することが可能である。
また、本発明のナビゲーションプログラムによれば、コンピュータを上述した本発明の移動体のナビゲーション装置として機能させるので、コンピュータをして、定量化された運転者個人の運転技能に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、効果的且つ簡便に実現することが可能である。
更に、また、本発明の記憶媒体によれば、上述したナビゲーションプログラムを、コンピュータに読み取らせることで、コンピュータを上述した本発明の移動体のナビゲーション装置として適切に、機能させることが可能である。
本実施例に係る、危険度に対応して加減算される点数に基づいて、所定のメッセージを提供しつつ、経路探索、及び、経路案内を行うナビゲーション装置の基本構成を概念的に示したブロック図である。 本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理、及び、点数を加減算する処理を含む、ナビゲーション装置の動作の全体的な流れを示したフローチャートである。 本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理の流れを示したフローチャートである。 本実施例に係る、事故情報の一具体例である事故履歴データベースの内容を示した表である。 本実施例に係る、危険度と点数とに対応される所定のメッセージの内容、及び、当該メッセージが提供されるタイミングを示した表である。 本実施例に係る、点数を加減算する処理の流れを示したフローチャートである。 本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作に対応して、加減算される、点数や重み付け点数の値を示した表である。 本実施例に係る、移動体が、運転者「甲さん」によって運転される経路の一例を示した表示画面(図8(a))、及び、当該経路に沿って、変化する得点の推移を示したグラフ(図8(b))である。
符号の説明
10 ナビゲーション装置
11 GPS受信機
12 車両情報の測位部
13 通信装置
14 記憶装置
15 地図データベース(地図DB)
16 事故履歴データベース
17 経路探索部
18 経路案内部
19 画面表示部
20 音声出力部
21 入力部
22 CPU
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。尚、以下の説明は、本発明を車載用のナビゲーション装置に適用した例を示す。
(1)基本構成
先ず、図1を参照して、本実施例に係るナビゲーション装置の基本構成について説明する。ここに、図1は、本実施例に係る、危険度に対応して加減算される点数に基づいて、所定のメッセージを提供しつつ、経路探索、及び、経路案内を行うナビゲーション装置の基本構成を概念的に示したブロック図である。
図1に示されるように、ナビゲーション装置10は、GPS受信機11、車両情報の測位部12、通信装置13、記憶装置14、地図データベース(地図DB)15、事故履歴データベース16、経路探索部17、経路案内部18、画面表示部19、音声出力部20、入力部21、CPU22を備えて構成されている。
GPS受信機11は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
車両情報の測位部12は、加速度センサ、角速度センサ及び距離センサを備え、車両の加速度や、車両の速度、車両の角加速度等の車両情報や、地図データベースに基づいて、車両の現在位置を測定する。具体的には、加速度センサは、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサは、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサは、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。尚、本発明の通信手段の一例が、この車両情報の測位部12や、GPS受信機11によって構成されている。
通信装置13は、運転者の学習度の判定結果を、例えばサーバ等の情報配信装置と通信する機能を有する。また、通信装置17によって、運転者に対して、優先的に記憶させたい経路を指定することも可能である。通信装置17は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェースを介して、VICS(Vehicle Information Communication System)センタ(登録商標)から配信される渋滞や交通情報などの道路交通情報、その他の情報を受信する。特に、この通信手段13は、所定のネットワークを介して、後述の事故履歴データベース(事故DB)16を受信するようにしてもよい。この結果、事故履歴データベースを、最新の状態にすることができる。加えて、事故履歴データベースを、走行中に随時、更新することができるので、記憶装置の容量の消費を抑制することが可能である。
記憶装置14は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)などにより構成され、地図データや施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。
地図データベース(地図DB)15は、経路探索や、経路案内のための地図データベースを格納する。
事故履歴データベース(事故DB)16は、少なくとも事故発生地点の位置情報を含むデータベースである。尚、事故履歴データベース16の詳細については、後述される。
経路探索部17は、後述されるCPU22の制御下で、設定された目的地までの経路を探索する。経路探索部17は、運転者等の利用者により目的地が設定された場合には経路設定を行う。経路設定を行う具体的な方法について簡単に述べる。経路設定を行う場合、運転者等の利用者は、入力装置を操作することにより、目的地の設定を行い、経路探索指示をナビゲーション装置10に対して行う。経路探索部17は、データ記憶ユニットより必要なリンク、ノード情報を取り込み、経路計算を行う。そして、経路探索部17は、バッファメモリに必要な地図情報と共に経路情報を記憶して、ディスプレイの表示画面に地図及び目的地までの経路を表示する。尚、本発明の経路探索手段の一例が、この経路探索部17によって構成されている。
特に、経路探索部17は、探索された経路上において、後述の事故履歴データベースに基づいて、事故が発生した地点が存在するか否かについて判定することが可能である。従って、経路上に事故が発生した地点が存在すると判定された場合、運転操作の危険度に対応される、累積された点数の合計を算出し、所定の閾値より大きい場合、事故が発生した地点を回避した経路の探索を行うようにしてもよい。
経路案内部18は、表示画面において、経路、及び案内情報(誘導情報)を表示すると共に、音声を利用して目的地までの経路案内を行う。
画面表示部19は、後述されるCPU22の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、CPU22の制御下で、データ記憶ユニットから地図データが読み出される。画面表示部19は、地図データベースから読み出された地図データを、ディスプレイなどの表示画面上に表示する。画面表示部19は、バスラインを介してCPU22から送られる制御データに基づいて画面表示部19全体の制御を行うグラフィックコントローラと、VRAM(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイを表示制御する表示制御部と、ディスプレイとを備える。ディスプレイは、例えば対角5インチから10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力部20は、システムコントローラの制御の下、CD−ROMドライブ又はDVD−ROM、若しくはRAM等からバスラインを介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータと、D/Aコンバータから出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカとを備えて構成されている。音声出力部24は、ユーザに対し、経路上の右折又は左折をすべき案内交差点を所定のタイミングで「300m先を右折して下さい」、「100m先のコンビニエンスストアを右折してください」といった音声案内を行う。従って、音声出力部20は案内手段として機能する。
入力部21は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイの周囲に配置される。また、ディスプレイがタッチパネル方式である場合には、ディスプレイの表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置として機能する。このタッチパネルが本発明における入力手段として機能する。
CPU(Central Processing Unit)22は、本実施例に係る、ナビゲーション装置10を統括制御する。尚、本発明の制御手段、及び、判定手段の一例が、このCPU22によって構成されている。
なお、本実施例に係る、交差点とは、案内地点の一例を示すものに過ぎず、交差点の代わりに、他の案内地点、例えば、高速道路や有料道路の出入口、インターチェンジ、その他、車両の進行方向を変更する必要がある地点においても同様に本発明を適用することができる。
(2)動作原理
次に、図2から図7を参照して、本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理、及び、点数を加減算する処理を含む、ナビゲーション装置の動作原理について説明する。
(2−1)全体動作
先ず、図2を参照して、本実施例に係るナビゲーション装置10の動作の全体的な流れについて説明する。ここに、図2は、本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理、及び、点数を加減算する処理を含む、ナビゲーション装置10の動作の全体的な流れを示したフローチャートである。尚、本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理、及び、点数を加減算する処理は、一般的な、目的地に到達するまでの経路の探索や案内が行われる際に、行われてもよい。或いは、このような経路の探索や案内が行われていない通常の走行中に行われてもよい。
図2に示されるように、本実施例に係る、ナビゲーション装置10は、例えば運転者による移動体の始動後、CPU22の制御下で、所定のメッセージの提供を制御する処理が行われる(ステップS10)。と同時に又は相前後して、CPU22の制御下で、点数を加減算する処理が行われる(ステップS20)。尚、これらの処理の詳細については、後述される。
次に、CPU22の制御下で、一連の処理を終了するか否かが判定され、終了する場合(ステップS30:Yes)、一連の処理は終了する。他方、終了しない場合(ステップS30:No)、上述した、所定のメッセージの提供を制御する処理、及び、点数を加減算する処理が、継続して行われる。
(2−2) メッセージの提供の制御処理
次に、図3から図5を参照して、本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理の流れについて説明する。ここに、図3は、本実施例に係る、所定のメッセージの提供を制御する処理の流れを示したフローチャートである。図4は、本実施例に係る、事故情報の一具体例である事故履歴データベースの内容を示した表である。
図3に示されるように、本実施例に係る、移動体のナビゲーション装置においては、CPU22の制御下で、事故履歴データベースに基づいて、当該移動体が事故発生地点に接近しているか否かが判定される(ステップS110)。ここに、本実施例に係る「事故履歴データベース」とは、少なくとも事故発生地点の位置情報を含むデータベースを意味する。具体的には、図4に示されるように、事故履歴データベースは、上述した(i)事故発生地点の位置情報に加えて、(ii)移動体が走行する経路と位置関係に関する情報、言い換えると、いずれの経路上に事故発生地点が存在しているかを示す情報を含むようにしてもよい。更に、事故履歴データベースは、(iii)例えば時間帯等の事故が発生した時間に関する情報、又は、(iv)事故が発生した状態に関する情報を含むようにしてもよい。より具体的には、この(iv)事故が発生した状態に関する情報は、次の5つの観点に基づく情報を含むようにしてもよい。即ち、(iv-1)事故が発生したのは、移動体が右折している場合なのか、若しくは、移動体が左折している場合なのかに関する情報、(iv-2)事故が発生したのは、単一の車線である場合なのか否かに関する情報、(iv-3)事故が発生したのは、2車線のうち中央側の車線において発生した場合なのか、若しくは、2車線のうち左側の車線において発生した場合なのかに関する情報、(iv-4)発生した事故は、人身事故であるのか否かに関する情報、(iv-5)発生した事故は、対物事故であり、車対車なのか、車対信号機なのかに関する情報を含むようにしてもよい。
上述したステップS110の判定の結果、移動体が事故発生地点に、接近していると判定される場合(ステップS110:Yes)、CPU22の制御下で、移動体が現在、走行している走行経路又は目的地に到達するまでの誘導経路と事故発生地点との位置関係が比較される(ステップS120)。次に、CPU22の制御下で、比較の結果、走行経路又は誘導経路の位置と事故発生地点の位置とが一致するか否か、即ち、走行経路又は誘導経路上において、事故発生地点が位置するか否かが判定される(ステップS130)。このステップS130における比較の結果、走行経路又は誘導経路の位置と事故発生地点の位置とが一致する場合、即ち、走行経路又は誘導経路上において、事故発生地点が位置する場合(ステップS130:Yes)、更に、CPU22の制御下で、記憶装置上において、加減算され、累積された点数が、所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップS140)。ここで、加減算され、累積された点数が、所定の閾値より大きい場合(ステップS140:Yes)、CPU22の制御下で、所定のメッセージが、運転者に対して提供される、即ち、運転者に対して出力される(ステップS150)。
(2−2−1) 点数と、メッセージの内容及び提供のタイミングとの関係
ここで、図5を参照して、本実施例に係る、危険度と点数とに対応される所定のメッセージの内容、及び、当該メッセージが提供されるタイミングについて説明する。ここに、図5は、本実施例に係る、危険度と点数とに対応される所定のメッセージの内容、及び、当該メッセージが提供されるタイミングの一例を示した表である。
図5に示されるように、CPU22の制御下で、運転者に提供される、所定のメッセージの内容、及び、提供のタイミングを、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度に対応される点数の範囲又は閾値に基づいて、変化するようにしてもよい。尚、図5に示された点数は、「0点」から「999点」である。仮に、点数のオーバーフローや、アンダーフローが発生しても、特別な処理を行わないようにしてもよく、点数のオーバーフローが発生したら、常にメッセージが提供されるようにしてもよい。
具体的には、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が低いレベルの場合、即ち、累積された点数が、所定の閾値「200点」より大きく「400点」未満の場合、事故発生地点を通過する50m前において、移動体が事故発生地点に接近している旨を示す警告のランプ等の指標を運転者に提供する。尚、移動体が事故発生地点を通過する直前においては、メッセージは提供されない。
また、危険性の度合いを示す危険度が中間のレベルの場合、即ち、累積された点数が、所定の閾値「400点」より大きく「600点」未満の場合、事故発生地点を通過する50m前において、「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標が運転者に提供される。尚、移動体が事故発生地点を通過する直前においては、メッセージは提供されない。
また、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が高いレベルの場合、即ち、累積された点数が、所定の閾値「600点」より大きく「800点」未満の場合、事故発生地点を通過する50m前において、上述した「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標に加えて、事故発生した状態に関する情報として、「右折車は要注意である」ことを示すメッセージが運転者に提供される。更に、加えて、移動体が事故発生地点を通過する直前においては、「事故発生地点を通過中である」ことを示すメッセージが運転者に提供される。
また、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が最高レベルの場合、即ち、累積された点数が、所定の閾値「800点」より大きく「1000点」未満の場合、事故発生地点を通過する50m前において、上述した「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標に加えて、事故発生した状態に関する情報として、「右折車は要注意である」ことを示すメッセージ、及び、「直ちに減速する」ことを指示するメッセージが運転者に提供される。更に、加えて、移動体が事故発生地点を通過する直前においては、「事故発生地点を通過中である」ことを示すメッセージが運転者に提供される。
尚、上述したような、提供されるメッセージの内容の変化に加えて、運転者に対して、表示される表示の頻度や音声出力される音声の音量レベル等の提供手法や提供の性質が変化されるようにしてもよい。また、上述したような、累積された点数の合計が、所定の閾値より大きいか否かに基づいて、提供されるメッセージの内容を変化させることに加えて、又は、代えて、後述されるように、運転操作の項目を単位として、累積又は集計された点数の小計が、所定の閾値より大きいか否かに基づいて、提供されるメッセージの内容を変化させるようにしてもよい。
(2−2) メッセージの提供の制御処理(続き)
再び、図3に戻って、上述したステップS130における比較の結果、走行経路又は誘導経路の位置と事故発生地点の位置とが一致しない場合、即ち、走行経路又は誘導経路上において、事故発生地点が位置しない場合(ステップS130:No)、CPU22の制御下で、メッセージを提供しない、即ち、出力しない(ステップS160)。また、上述したステップS140の判定の結果、加減算され、累積された点数が、所定の閾値より小さい場合(ステップS140:No)、CPU22の制御下で、メッセージを提供しない、即ち、出力しない(ステップS160)。具体的には、図5に示すように、運転者の運転における、危険性の度合いを示す危険度が殆ど又は完全に無い場合、即ち、累積された点数が、「0点」から「199点」の場合、事故発生地点を通過する50m前においても、事故発生地点を通過する直前においても、メッセージを提供しない。
次に、CPU22の制御下で、メッセージの提供の制御処理を終了するか否かが判定される(ステップS170)。ここで、メッセージの提供の制御処理を終了すると判定された場合(ステップS170:Yes)、一連のメッセージの提供の制御処理は終了される。他方、メッセージの提供の制御処理を終了しないと判定された場合(ステップS170:No)、上述したように、CPU22の制御下で、事故履歴データベースに基づいて、当該移動体が事故発生地点に、接近しているか否かが判定される(ステップS110)。
(2−3) 点数の加減算の処理
次に、図6及び図7を参照して、本実施例に係る、点数を加減算する処理の流れについて説明する。ここに、図6は、本実施例に係る、点数を加減算する処理の流れを示したフローチャートである。
図6に示されるように、先ず、CPU22の制御下で、危険度が相対的に高い運転操作を類型化した項目に基づいて、運転操作が検出される(ステップS210)。
次に、CPU22の制御下で、検出された運転操作の危険度が判定され、危険度が相対的に高いレベルの運転操作であるか否かが判定される(ステップS220)。ここで、検出された運転操作の危険度が相対的に高いレベルの運転操作であると判定された場合(ステップS220:Yes)、更に、CPU22の制御下で、危険度が相対的に高いレベルの運転操作が検出された走行位置が、上述した事故発生地点の付近であるか否かが判定される(ステップS230)。ここで、危険度が相対的に高いレベルの運転操作が検出された走行位置が、上述した事故発生地点の付近であると判定された場合(ステップS230:Yes)、CPU22の制御下で、重み付けされた点数が、記憶装置上において累積された点数に加算される(ステップS240)。
(2−3−1) 加減算される点数の値
ここで、図7を参照して、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作に対応して、加減算される、点数や重み付け点数について説明する。ここに、図7は、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作に対応して、加減算される、点数や重み付け点数を示した表である。
図7に示されるように、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作の一例である、2車線又は右折専用の車線上に存在する交差点において、移動体が右折した場合、点数として、「20点」だけ加算される。他方、2車線又は右折専用の車線上に存在する交差点において、移動体が右折しなかった場合、点数として、「20点」だけ減算される。特に、この危険度が相対的に高い運転操作の一例が、上述した事故発生地点の付近において行われた場合、重み付けされた点数として、「100点」だけ加算される。他方、この危険度が相対的に高い運転操作の一例が、所定の長さの道のりの経路を走行中に行われることなく、且つ、累積された点数が、相対的に低い所定の範囲に収まっている場合、重み付けされた点数として、「100点」だけ減算される。
また、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作の他の例である、1車線等の交差点における移動体の右折の際に、一時停止又は減速しなかった場合、点数として、「20点」だけ加算される。他方、このような、移動体の右折の際に、一時停止又は減速した場合、点数として、「20点」だけ減算される。特に、この危険度が相対的に高い運転操作の他の例が、上述した事故発生地点の付近において行われた場合、重み付けされた点数として、「100点」だけ加算される。他方、この危険度が相対的に高い運転操作の他の例が、所定の長さの道のりの経路を走行中に行われることなく、且つ、累積された点数が、相対的に低い所定の範囲に収まっている場合、重み付けされた点数として、「100点」だけ減算される。
このようにして、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作の他の例についても、概ね同様にして、点数が加算されたり、点数が減算されたりする。以下、本実施例に係る、危険度が相対的に高い運転操作の他の例を列挙する。(i)2車線又は右折専用の車線上に存在する交差点において、移動体が、制限速度を超過して、通過、右左折、又は直進した場合。(ii)T字路の手前において、移動体が、一時停止しなかった場合、又は、停止時間が長い場合。(iii)踏み切り直前において、移動体が、一時停止しなかった場合。(iv)高速道路において、移動体が、法定速度を超過した場合。(v)朝夕において、移動体が、駅前、住宅街、学校周辺、通学路を走行した場合。(vi)夜など、車線の無い狭い道路を、例えば時速50kmで、移動体が走行した場合。(vii)道路上で、移動体がUターン走行を行った場合。
(2−3) 点数の加減算の処理(続き)
再び、図6に戻って、CPU22の制御下で、点数の加減算の処理を終了するか否かが判定される(ステップS270)。ここで、点数の加減算の処理を終了すると判定された場合(ステップS270:Yes)、一連の点数の加減算の処理は終了される。他方、点数の加減算の処理を終了しないと判定された場合(ステップS270:No)、上述したように、CPU22の制御下で、危険度が相対的に高い運転操作を類型化した項目に基づいて、運転操作が検出される(ステップS210)。
(3)本実施例の作用及び効果の検討
次に、図8及び図9を参照して、本実施例に係る作用及び効果を検討するここに、図8は、本実施例に係る、移動体が、運転者「甲さん」によって運転される経路の一例を示した表示画面(図8(a))、及び、当該経路に沿って、変化する得点の推移を示したグラフ(図8(b))である。尚、「A点」から「E点」は、移動体が走行する経路上の、例えば交差点等の地点を示す。
本実施例によれば、CPU22の制御下で、加減算された点数の合計に基づいて、所定のメッセージが内容が変化されたり、出力の有無が制御されつつ、運転者に対して、提供される。従って、運転者が習慣的に行っている運転の癖や、運転操作の巧拙のレベル等の運転者個人の運転技能を、点数に基づいて定量化することが可能である。
具体的には、図8(a)に示されるように、運転者「甲さん」によって、走行する移動体は、経路上の「A点」から「E点」を通過する。「A点」において累積している点数の合計は、「380点」である。従って、上述したように、累積している点数の合計が、所定の閾値「200点」より大きいので、移動体が事故発生地点を通過する50m前を通過する場合、移動体が事故発生地点に接近している旨を示す警告のランプ等の指標が運転者に提供される。
次に、運転者「甲さん」は「B点」、即ち、2車線又は右折専用の車線上に存在する交差点において、移動体を右折させたので、点数は、「20点」だけ加算される。加えて、運転者「甲さん」は同じ「B点」において、制限速度を超過して、移動体を右折させたので、更に、点数は、「20点」だけ加算される。従って、「B点」において累積している点数の合計は、「420点」である。即ち、累積している点数の合計が、所定の閾値「400点」より大きいので、事故発生地点を通過する50m前において、「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標が運転者に提供される。
次に、運転者「甲さん」は、過去に事故が発生した地点である「C点」、即ち、踏み切り直前において、移動体が、一時停止しなかったので、点数は、「100点」だけ重み付け加算される。加えて、運転者「甲さん」は、過去に事故が発生した地点である「C点」において、朝において、移動体を、学校周辺を走行させたので、点数は、「100点」だけ重み付け加算される。従って、「C点」において累積している点数の合計は、「620点」である。即ち、累積している点数の合計が、所定の閾値「600点」より大きいので、事故発生地点を通過する50m前において、上述した「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標に加えて、事故発生した状態に関する情報として、「右折車は要注意である」ことを示すメッセージが運転者に提供される。更に、加えて、移動体が事故発生地点である「C点」を通過する直前においては、「事故発生地点を通過中である」ことを示すメッセージが運転者に提供される。
次に、運転者「甲さん」は、「D点」、即ち、T字路の手前において、移動体を、一時停止させたので、点数は、「20点」だけ減算される。加えて、方向指示器を適切に点灯させたので、点数は、「20点」だけ減算される。従って、「D点」において累積している点数の合計は、「580点」である。即ち、累積している点数の合計が、所定の閾値「400点」より大きいので、上述したように、事故発生地点を通過する50m前において、「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標が運転者に提供される。
次に、運転者「甲さん」は、「E点」、即ち、朝において、移動体を、駅前を走行させず、危険な操作が所定の長さの道のりの経路を走行中に行われず、累積された点数が相対的に低い所定の範囲(例えば「600」点より低い範囲)に収まっているので、点数は、「100点」だけ重み付け減算される。従って、「E点」において累積している点数の合計は、「480点」である。即ち、累積している点数の合計が、所定の閾値「400点」より大きいので、上述したように、事故発生地点を通過する50m前において、「事故地点まであと50mである」ことを示すメッセージや指標が運転者に提供される。仮に、運転者「甲さん」と異なる、運転者「乙さん」によって、走行される移動体も、経路上の「A点」から「E点」を通過した場合、運転者「乙さん」の運転技能や運転の癖に適切に対応して、累積している点数の合計が、変化して、所定の閾値より大きいが否かによって、所定のメッセージが提供される。
以上の結果、例えば「甲さん」の運転技能や、「乙さん」の運転技能等のように、定量化された運転者個人の運転技能に、適切に対応した、警告や注意を、当該運転者に対して、より効果的且つ簡便に知覚させることが可能である。以上の結果、運転者自らによる主体的な安全運転を、効果的且つ簡便に実現することが可能である。
上述した実施例では、移動体のナビゲーション装置の一例として、車載用のカーナビゲーション装置について説明したが、本発明は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の情報機器に搭載される携帯用のナビゲーション装置に応用されてもよい。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う移動体のナビゲーション装置及び方法、並びに、コンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る移動体のナビゲーション装置及び方法、ナビゲーションプログラム、並びに記憶媒体は、移動体の運転者個人の運転技能に適切に対応した警告や注意を、当該運転者に知覚させ、当該運転者自らによる主体的な安全運転を、効果的に実現することが可能なナビゲーション装置等に利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能なナビゲーション装置等にも利用可能である。

Claims (7)

  1. 過去の事故に関する情報を蓄積する事故履歴データベースから、事故が発生した発生位置を示す位置情報を少なくとも含む事故情報を取得する取得手段と、
    運転者によって運転される移動体の走行位置における前記移動体の運転操作を検出する検出手段と、
    前記移動体の運転操作に関する複数種類の項目と点数とを夫々結びつけて保持する保持手段と、
    前記検出された運転操作が、前記複数種類の項目に含まれるいずれか一の運転操作と同じであるか否かを判定する判定手段と、
    (i)前記検出された運転操作が前記一の運転操作と同じである場合、当該一の運転操作に対応する前記点数を加算し、(ii)前記検出された運転操作が前記一の運転操作と同じでない場合、当該一の運転操作に対応する前記点数を減算する点数処理手段と、
    加算又は減算された前記点数の合計値を算出する点数合計手段と、
    前記運転者に対して、前記合計値に応じたメッセージを提供する提供手段と、
    前記取得された事故情報に含まれる位置情報によって示される前記発生位置と前記走行位置との距離が所定値より小さい場合に、前記合計値に対応した前記メッセージが提供されるように前記提供手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体のナビゲーション装置。
  2. 前記判定手段は、前記複数種類の項目として、前記運転操作を類型化した項目に含まれるいずれか一の運転操作であるか否かを判定し、
    前記点数処理手段は、前記類型化した項目毎に対応する前記点数を加算又は減算し、
    前記制御手段は、前記項目毎に加算された点数及び前記項目毎に減算された点数の合計値の大小に応じて、前記所定のメッセージを提供するように、前記提供手段を制御することを特徴とする請求項に記載の移動体のナビゲーション装置。
  3. 前記点数処理手段は、前記取得された事故情報に含まれる位置情報によって示される発生位置と前記走行位置との距離が所定値より小さい場合には、前記加算すべき点数及び減算すべき点数に重み付けを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体のナビゲーション装置。
  4. 前記点数合計手段により算出される合計値が所定の上限値を超えた場合には、前記提供手段は所定のメッセージを常時提供することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の移動体のナビゲーション装置。
  5. 過去の事故に関する情報を蓄積する事故履歴データベースから、事故が発生した発生位置を示す位置情報を少なくとも含む事故情報を取得する取得工程と、
    運転者によって運転される移動体の走行位置における前記移動体の運転操作を検出する検出工程と、
    前記移動体の運転操作に関する複数種類の項目と点数とを夫々結びつけて保持する保持工程と、
    前記検出された運転操作が、前記複数種類の項目に含まれるいずれか一の運転操作と同じであるか否かを判定する判定工程と、
    (i)前記検出された運転操作が前記一の運転操作と同じである場合、当該一の運転操作に対応する前記点数を加算し、(ii)前記検出された運転操作が前記一の運転操作と同じでない場合、当該一の運転操作に対応する前記点数を減算する点数処理工程と、
    加算又は減算された前記点数の合計値を算出する点数合計工程と、
    前記運転者に対して、前記合計値に応じたメッセージを提供する提供工程と、
    前記取得された事故情報に含まれる位置情報によって示される前記発生位置と前記走行位置との距離が所定値より小さい場合に、前記合計値に対応した前記メッセージが提供されるように前記提供工程を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする移動体のナビゲーション方法。
  6. 請求項1から4のうちいずれか一項に記載の移動体のナビゲーション装置に備えられたコンピュータを制御する制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記取得手段、前記検出手段、前記保持手段、前記判定手段、前記点数処理手段、前記点数合計手段、前記提供手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とする制御用のコンピュータプログラム。
  7. 請求項に記載の制御用のコンピュータプログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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