JP6727868B2 - 経路案内装置、経路案内システム、経路案内方法及び経路案内プログラム - Google Patents

経路案内装置、経路案内システム、経路案内方法及び経路案内プログラム Download PDF

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Description

本発明は、経路案内装置、経路案内システム、経路案内方法及び経路案内プログラムに関する。
従来、ユーザーを目的地まで案内する経路案内装置(ナビゲーション装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の経路案内装置では、VICS(登録商標)等により取得される道路交通情報をユーザーに報知する。また、ラジオ等の放送情報に道路交通情報が含まれる場合に、当該道路交通情報を抽出してユーザーに報知する。
特開2001−28099号公報
ところで、上記特許文献1の経路案内装置は、VICSや放送情報に基づいて、ユーザーに対して道路交通情報(案内情報)を報知する。
しかしながら、このような案内情報は、ユーザーの運転技術の熟練度によっては、不要な情報であったり、不十分な情報であったりする場合がある。例えば、運転技術が未熟なユーザーや、旅行先等で道路情報の知識が少ないユーザーは、詳細な情報を求める傾向があるが、運転技術が成熟したユーザーや、例えば自宅近傍等で道路情報の知識が豊富なユーザーは、些細な情報は不要と感じる傾向がある。このため、ユーザーの運転技術の熟練度や道路の知識等に応じた案内情報を報知可能な経路案内装置が要望されていた。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決することを目的とし、ユーザーに応じた最適な案内情報を報知できる経路案内装置、経路案内システム、経路案内方法及び経路案内プログラムを提供することを目的とする。
本発明の経路案内装置は、出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置であって、ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得手段と、前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知手段と、前記経路において、前記案内情報を報知させる複数の案内報知地点を設定する案内出力手段と、を備え、前記案内出力手段は、前記熟練度が所定値以下である場合に、前記案内報知地点間の距離が所定距離以上となる道なり区間を検出し、前記道なり区間の距離に応じた数で、前記道なり区間を分割した地点を、情報提供地点として設定し、前記報知手段は、前記熟練度が前記所定値以下である場合に、前記案内報知地点と前記情報提供地点とで前記案内情報を報知し、前記熟練度が前記所定値より高い場合に、前記案内報知地点で前記案内情報を報知することを特徴とする。
本発明の経路案内装置では、ユーザーの運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報に応じた案内情報が報知される。これによれば、ユーザーの運転技術の熟練度に応じた案内情報が報知される。このような案内情報は、ユーザーにとって有益な情報である可能性が高く、ユーザーにとって最適な案内を報知することができる。
本発明の一実施形態に係るナビゲーションシステムの概略図。 上記実施形態に係るナビゲーションシステムを構成するサーバー装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態に係る運転技術の熟練度を検出する熟練度検出処理を示すフローチャート。 上記実施形態に係る経路案内処理を示すフローチャート。 上記実施形態に係る案内処理の詳細を示すフローチャート。 上記実施形態に係る経路案内画面に案内情報が表示された一例を示す図。 上記実施形態に係る経路案内画面に天候情報が表示された一例を示す図。 上記実施形態に係る経路案内画面に経路関連情報が表示された一例を示す図。 上記実施形態に係るユーザーの熟練度が「低」である場合の経路案内画面を示す図。 上記実施形態に係るユーザーの熟練度が「中」である場合の経路案内画面を示す図。 上記実施形態に係るユーザーの熟練度が「低」である場合の敷地内案内画面を示す図。 上記実施形態の変形例に係る経路案内画面の一例を示す図。
以下、本発明に係る経路案内装置について、図面に基づいて説明する。
[ナビゲーションシステムの構成]
図1は、本実施形態に係るナビゲーションシステム1(経路案内システム)の概略構成を示すブロック図である。
ナビゲーションシステム1は、図1に示すように、複数のユーザー端末10及び本発明の経路案内装置に相当するサーバー装置20を備える。これら複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、ネットワーク(例えばインターネット等のWAN(Wide Area Network))を介して通信可能に接続される。
なお、複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、インターネット等のネットワークを介して接続されることとしたが、これに限らず、例えば、専用線を介して接続されてもよい。
本実施形態のナビゲーションシステム1は、ユーザー端末10からユーザーの運転技術の熟練度がサーバー装置20に送信され、サーバー装置20が当該熟練度を取得して、当該熟練度に応じた案内情報をユーザー端末10に送信するシステムである。このナビゲーションシステム1では、ユーザー端末10は、サーバー装置20から受信した熟練度に応じた案内情報をユーザーに報知する。
なお、以下では、一例として、上記態様についての詳細を説明する。
[ユーザー端末の構成]
ユーザー端末10は、例えばコンピューターであり、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末、自動車等に搭載されたナビゲーション装置等により構成される。このユーザー端末10は、本発明の経路案内装置(端末装置)に相当し、図1に示すように、測位部11と、表示部12と、入力操作部13と、端末通信部14と、音声出力部15と、端末記憶部16と、センサー部17と、端末制御部18と、を含んで構成される。
測位部11は、例えばGPS(Global Positioning System)衛星等から送信される衛星信号を受信するGPS受信手段により構成され、ユーザー端末10の現在位置を取得する。
なお、本実施形態では、測位部11として、GPS受信手段を例示するが、これに限らず、例えば、通話やデータ通信用の通信手段として用いられる携帯電話通信手段や、無線LAN通信手段により構成されてもよい。これらの通信手段は、どの基地局の電波を受信しているのかを解析することで、概略の現在位置を測定することができる。
表示部12は、本発明の報知手段に相当し、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、端末制御部18の制御の下、所定の画像(例えば、経路案内画面における目的地入力画面、地図及び現在位置等)を表示させる。
入力操作部13は、ユーザーの操作による操作信号を端末制御部18に出力する。入力操作部としては、例えば、表示部12と一体に設けられたタッチパネルや、キーボード、マウス等の入力装置等を例示できる。また、ユーザー端末10がマイクを内蔵する構成とし、音声入力により入力された音声を解析することで、操作信号を取得してもよい。
端末通信部14は、サーバー装置20やネットワーク上の所定の装置と通信する。
音声出力部15は、本発明の報知手段に相当し、例えば、スピーカー等により構成され、端末制御部18の制御の下、所定の音声(例えば、経路案内中における案内メッセージ等)を出力させる。
端末記憶部16は、例えばメモリー、ハードディスク等のデータ記録装置により構成されている。端末記憶部16には、例えば、ナビゲーションシステム1において経路案内画面や案内情報等を受信して表示部12等を用いて出力するための各種プログラム(アプリケーション等)や各種データが記録される。
また、端末記憶部16には、ユーザー端末10を制御するための各種プログラム等が記憶される。さらに、端末記憶部16には、ユーザー操作により設定入力された目的地や、選択されたルート情報(経路情報)の他、サーバー装置20から送信された地図情報や案内情報(後述する経路関連情報及び駐車場情報を含む案内情報)が記録される。
さらに、端末記憶部16には、後述するセンサー部17により検出された加速度データが記録される。
なお、本実施形態では、端末記憶部16は、サーバー装置20から送信された地図情報を記憶していることとしたが、これに限らず、サーバー装置20と通信している際に取得するようにしてもよいし、予めダウンロードして記憶しておいてもよい。このように、予めダウンロードしておけば、端末通信部14でサーバー装置20と通信していない状態でも地図表示が可能になる。
センサー部17は、例えば、加速度センサーやジャイロセンサー等により構成されており、ユーザー端末10の姿勢や、各軸(直交3軸系)の各方向への加速度等を検出する。本実施形態では、センサー部17により、ユーザー端末10及びユーザー端末10が搭載された車両の動きに伴う加速度データを検出する。
端末制御部18は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成され、ユーザー端末10の各部を制御する。この端末制御部18は、端末記憶部16等に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。具体的には、端末制御部18は、各種プログラムを実行することにより、熟練度検出手段181、入力情報取得手段182、及び報知制御手段183等として機能する。
熟練度検出手段181は、センサー部17により検出されたユーザー端末10の姿勢や加速度等に基づいてユーザーの運転技術に対する熟練度を検出する。
具体的には、熟練度検出手段181は、加速度が検出された際に走行していた経路情報、及び加速度値の変化等に基づいて、車両の走行状態(例えば、急発進の回数、急加速の回数、ふらつき回数、でこぼこ道走行、細道走行、及び車線変更の回数等)を推定する。そして、このようにして推定された車両の走行状態に基づいて、ユーザーの熟練度を「高」、「中」、「低」の3段階に分類する。例えば、熟練度の低いユーザーは、熟練度の高いユーザーに比べて、急発進の回数、急加速の回数、ふらつき回数が大きい傾向があることから、熟練度検出手段181は、急発進の回数、急加速の回数が大きいユーザーの熟練度を「低」に分類し、急発進の回数、急加速の回数が極めて小さいユーザーの熟練度を「高」に分類、これらの中間に相当するユーザーの熟練度を「中」に分類する。
このようにして検出されたユーザーの運転技術の熟練度は、端末通信部14を介してサーバー装置20に送信される。
なお、本実施形態では、ユーザーの熟練度を「高」、「中」、「低」の3段階に分類することとしたが、これに限らず、例えば、「高」及び「低」の2段階に分類するようにしてもよいし、4段階以上に分類するようにしてもよい。
入力情報取得手段182は、入力操作部13の操作により入力された各種情報を取得する。各種情報としては、例えば、経路探索を行う際の出発地や目的地や経由地等の地点情報が挙げられる。また、ユーザーの運転技術に関する情報や、ユーザーが得手不得手とする道路環境に関する情報等を取得してもよい。
報知制御手段183は、サーバー装置20から取得した案内情報を報知する。具体的には、報知制御手段183は、表示部12にナビゲーションシステム1における経路案内画面を表示させたり、当該経路案内画面の少なくとも一部に表示される天候案内、経路関連案内及び駐車場案内を表示させたり、音声出力部15を制御して案内情報を音声出力させたりする。
[サーバー装置の構成]
図2は、サーバー装置20の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバー装置20は、コンピューターであり、通信部21と、記憶部22(記憶手段)と、制御部23と、等を含んで構成されている。
通信部21は、例えばLAN等を介してネットワークに接続されており、ネットワークを介してユーザー端末10と通信する。
記憶部22は、例えばメモリー、ハードディスク等により構成されたデータ記録装置である。
この記憶部22には、ユーザー端末10に送信する地図情報や案内情報、ユーザー端末10から受信したユーザー情報等の各種データ、及び当該ユーザー情報に基づいて案内される案内情報の報知タイミングや報知内容を選択するナビゲーションプログラム(経路案内プログラム)等の各種プログラムが記録される。
記憶部22に記憶される地図情報には、道路情報や、背景情報等が含まれる。
道路情報は、各道路の交差点に対応したノード情報と、ノード間を繋ぐ道路に対応したリンク情報とが含まれる。ノード情報としては、例えば、ノード番号、位置座標、ノード種別、接続ノード、交差点名称の他、信号の有無や、右左折専用レーンの有無等が記録される。
また、リンク情報には、起終点ノード番号、道路種別、道路長、道路幅、車線数、中央分離帯有無、制限速度等が記録される。
背景情報には、都道府県境界や市町村区境界、鉄道路線、各施設に関する施設情報、地名情報等が記憶される。
記憶部22に記憶されるユーザー情報としては、ユーザーID、ユーザーレベル情報、自宅や勤務先等の拠点やその他登録地点、等が含まれる。また、拠点や登録地点を中心とした活動圏が記録されてもよい。
また、ユーザーレベル情報は、上述したように、ユーザーの運転技術の熟練度を含む。なお、ユーザーレベル情報としては、その他、ユーザーの得手不得手とする環境に関する道路環境情報が記録されていてもよい。道路環境情報としては、道路、駐車場、天候、時間帯等が挙げられる。例えば、不得意な道路としては「細道、交通量の多い道路、人通りの多い道路、山道」、不得意な駐車場として「縦列駐車スペース」、不得意な天候として「雪、濃霧」、不得意な時間帯として「深夜」等が記録される。
さらに、ユーザー情報としては、車両の走行記録データが記録されてもよい。具体的には、走行記録データとして、車両の走行速度、アクセル踏み量、ブレーキ踏み量、操舵速、操舵量、車両の燃費、走行時間、走行距離、走行時間帯、走行日数、走行曜日及び走行経路等が記憶され挙げられる。さらには、ユーザー情報として、以前に設定した目的地(例えば、目的地の住所やその種別、目的地までの経過時間等)が記憶されてもよい。
また、記憶部22に記憶される各種情報としては、その他、各地域の天候情報や、各施設の駐車場情報、各道路に関する経路関連情報等を記憶してもよい。
サーバー装置20は、これらの天候情報や、駐車場情報、経路関連情報は、インターネット等を介して周期的に取得する。なお、新たに取得した情報により、これらの天候情報や、駐車情報、経路関連情報を更新してもよく、過去の取得情報を蓄積してもよい。
[制御部の構成]
制御部23は、CPU等の演算回路、RAM等の記憶回路により構成され、記憶部22等に記憶されているナビゲーションプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、制御部23は、上記各種処理を実行することで、図2に示すように、目的地取得手段231、現在位置取得手段232、熟練度取得手段233、天候取得手段234、経路関連情報取得手段235、駐車場情報取得手段236、経路探索手段237、及び案内出力手段238として機能する。
目的地取得手段231は、ユーザー端末10から目的地を取得する。
現在位置取得手段232は、ユーザー端末10の測位部11により測位された地点情報を取得し、当該地点情報に対応する位置をユーザー端末10(ユーザー端末10が搭載された車両)の位置として取得する。この現在位置取得手段232は、所定のタイミング(例えば、1秒ごと)に現在位置を取得する。
熟練度取得手段233は、ユーザー端末10の熟練度検出手段181により分類されたユーザーの運転技術の熟練度を取得する。また、熟練度取得手段233は、記憶部22に記憶されたユーザー情報のユーザーレベル情報を更新する。
天候取得手段234は、各地の天候情報を記憶するデータベースを備えるサーバー(図示省略)から、目的地取得手段231により取得された目的地の天候情報を取得する。本実施形態では、所定地点の所定時間における天候情報を取得する。なお、この天候情報としては、天気(晴れ、曇り、雨等)の他、最高気温、最低気温、積雪量、冠水の有無、風速、花粉の飛散量等の情報が含まれてもよい。
例えば、天候取得手段234は、ユーザーが出発地から目的地まで移動する場合に、その目的地の現在の天候情報や、目的地に到着する到着予測時間での天候情報を取得する。また、天候取得手段234は、目的地までの経路上の各通過地点における現在の天候情報や、通過地点を通過する通過予測時間の天候情報を取得してもよい。また、取得される天候情報としては、上記のような現在、到着予測時間、通過予測時間での天候情報に限定されず、例えば、予想到着時間や通過予測時間から12時間後までの天候情報を取得するようにしてもよい。
経路関連情報取得手段235は、後述する経路探索手段237により探索された出発地(ユーザー端末10の位置)から目的地までの経路に関連する経路関連情報を取得する。本実施形態では、経路関連情報は、上記経路上におけるスピードが出てしまいやすい位置、一時停止標識が見辛い位置の他、経路上(経路の右側及び左側)に位置する飲食店や、当該飲食店のおすすめメニュー等を取得する。これら関連情報は、例えば、インターネット上の口コミサイトや、上記経路関連情報を予め記憶したサーバー等から取得される。
駐車場情報取得手段236は、目的地の駐車場に関する駐車場情報を、所定のデータ装置から取得する。このデータ装置としては、例えば各施設における駐車場を管理する駐車場管理サーバー等が挙げられ、駐車場管理サーバーから周期的に駐車情報を取得する。
この駐車場情報には、当該駐車場の入口に関する情報を含む入口情報の他、駐車場内の敷地内の構造(例えば、駐車スペース等が表示された敷地内の地図等)や、駐車場(駐車スペース)の空き状況等を記録された敷地内情報等が含まれる。
具体的には、入口情報は、駐車場に入場する際の経路であり、例えば、右折入場が可能か否か等の情報が例示できる。
また、敷地内情報としては、各駐車スペースの位置、空スペースの位置や駐車方法(縦列駐車、前向き駐車、バック駐車等)、駐車場から出る際に出口への経路等が記録される。具体的には、敷地内情報には、地図情報の道路情報と同様のデータ構造を有し、例えばノード及びリンクにより、車両が走行可能な走行路が記述されている。このため、地図情報における経路探索と同様、駐車場の敷地内において、入口から各駐車スペース、駐車スペースから出口までの経路が探索可能となる。
なお、ここでは、駐車場情報に入口情報と敷地内情報が含まれる例を示すが、入口情報と敷地内情報とを、それぞれ別情報として取得してもよい。この場合、入口情報は、地図情報に関連付けられて記憶部22に記憶されていてもよい。
経路探索手段237は、本発明の探索手段に相当し、出発地から目的地までの経路を探索する。この際、経路探索手段237は、ユーザーレベル情報に応じた経路を探索する。また、経路探索手段237は、駐車場情報(入口情報)に基づいて、現在位置から駐車場の入口までの経路を探索する他、駐車場情報(敷地内情報)に基づいて、当該敷地内の経路を探索する。
案内出力手段238は、ユーザー端末10に各種案内情報を出力する。これにより、案内情報を受信したユーザー端末10は、表示部12や音声出力部15を制御して、案内情報に含まれる各種情報を報知する。
この際、案内出力手段238は、ユーザーレベル情報(例えば運転技術の熟練度)に応じた案内情報を出力する。例えば、案内出力手段238は、ユーザーの熟練度に応じて、報知する案内情報の内容、報知タイミング、報知頻度を変更する。
なお、案内出力手段238が出力する各種案内情報には、経路案内の際に報知される案内情報の他、目的地の天候情報、目的地までの経路に関する経路関連情報、及び目的地の駐車場に関する駐車場情報等を含まれる。
[情報検索システムの動作]
次に、上記のようなナビゲーションシステム1における経路案内方法について説明する。
[熟練度取得処理]
本実施形態のナビゲーションシステム1では、予めユーザー端末10において、ユーザーの運転技術の熟練度が検出され、サーバー装置20に送信される。
図3は、本実施形態における運転技術の熟練度を検出する熟練度検出処理を示すフローチャートである。
この熟練度検出処理では、熟練度検出手段181は、ユーザー端末10を所有するユーザーが車両を運転中であるか否かを判定する(ステップS1)。
この判定は、例えば測位部11により所定周期で現在位置を取得し、その位置間隔に基づいて算出される移動速度が所定値以上であるか否かを判定してもよく、さらに、センサー部17により検出された加速度が所定値以上となる区間の距離を検出してもよい。また、ユーザー操作により運転中である旨、又はこれから運転を行う旨の操作信号が入力されることで、運転中であると判定してもよい。
また、熟練度検出手段181は、ユーザーが車両を運転している間、センサー部17により検出された加速度やユーザー端末10の姿勢、測位部11により測位される位置、センサー部17や測位部11による検出処理が実施された時間を取得し、これらを関連付けて運転測定データとして端末記憶部16に記憶する(ステップS2)。
この後、熟練度検出手段181は、運転測定データに基づいて、ユーザーの運転技術の熟練度を検出する(ステップS3)。
このステップS3では、熟練度検出手段181は、例えば、運転測定データに基づいて、運転技術に関する複数の項目に対するスコアを算出し、これらの合計スコアに基づいて、ユーザーの運転技術の熟練度を検出する。運転技術に関する項目としては、例えば、車両速度、急な加減速、ふらつき等が挙げられる。この場合、熟練度検出手段181は、サーバー装置20から送信された経路情報(後述)と、測位部11により計測される位置と、測位された時刻とに基づいて、車両速度を算出し、通過した道路の法定速度と車両速度との差に基づいて、運転速度に対するスコアを算出する。また、車両の進行方向に対する加速度の値から、急加速(急発進)や急ブレーキを検出し、その回数を計測して急加減速に対するスコアを算出する。さらに、車両の進行方向に対して交差する横方向や縦方向に対する加速度の値から、運転中のふらつきやノッキングを検出し、その回数を計測してふらつきに対するスコアを算出する。そして、熟練度検出手段181は、予め端末記憶部16に記憶している合計スコアと熟練度との相関データに基づいて、ユーザーの運転技術に対する熟練度を検出する。
そして、熟練度検出手段181は、検出した熟練度を端末記憶部16に記憶するとともに、当該熟練度を、ユーザーを特定するユーザーIDとともにサーバー装置20に送信する(ステップS4)。
なお、熟練度検出手段181は、熟練度の他、安全運転の度合いを示す運転適合度等を算出してもよい。この場合、例えば、急発進や急加速、急ブレーキの回数、曲がり角での運転速度、法定速度を超える速度超過、横方向に対する加速度に基づいた車線変更の回数等により運転適合度を算出することができる。
以上のように、車両の走行中のデータに基づいて、熟練度検出処理が実施され、サーバー装置20に検出された熟練度が送信されると、サーバー装置20は、ステップS4にて送信されたユーザーIDに対応するユーザー情報のユーザーレベル情報に、送信された熟練度を記憶する。この際、ユーザーレベル情報に、既に熟練度が記憶されている場合は、新たに取得した熟練度により更新してもよく、取得した熟練度を蓄積記憶してもよい。
[経路設定処理]
図4は、本実施形態のナビゲーションシステム1における経路案内方法(経路案内処理)を示すフローチャートである。
本実施形態のナビゲーションシステム1では、サーバー装置20の目的地取得手段231及び現在位置取得手段232は、目的地及び現在位置(出発地)を取得する地点取得処理を実行する(ステップS11)。具体的には、ユーザー端末10において、測位部11により、現在位置が取得され、入力情報取得手段182により目的地の情報が取得されると、ユーザー端末10は、これらの現在位置及び目的地の情報をサーバー装置20に送信する。これにより、目的地取得手段231は、受信した目的地を取得し、現在位置取得手段232は、送信された現在位置を出発地として取得する。なお、現在位置取得手段232による現在位置の取得は、継続的に実行される。
ステップS11による地点取得処理が実行されると、熟練度取得手段233は、記憶部22に記憶されているユーザー情報から、ユーザーレベル情報に記録されているユーザーの運転技術の熟練度(例えば、「高」、「中」、「低」のいずれかの熟練度情報)を取得する(ステップS12)。
また、駐車場情報取得手段236は、目的地の駐車場情報を、駐車場管理サーバー等のデータ装置から例えばインターネット取得し、取得した駐車場情報から入口情報を抽出する(ステップS13)。
なお、上述したように、入口情報が地図情報に関連付けられて記憶部22に記憶されていてもよく、この場合は、記憶部22に記憶されている地図情報から、目的地に対応した施設情報を取得し、当該施設情報に関連付けられた入口情報を取得する。
そして、経路探索手段237は、ステップS12にて取得したユーザーの熟練度に応じた経路探索処理を実行する(ステップS14)。
例えば、経路探索手段237は、ユーザーの熟練度が「低」である場合、地図情報における道路情報から、道路幅が第一閾値(例えば5m)未満となるリンク情報を抽出して、出発地(現在位置)から目的地までの経路を探索する。これにより、すれ違いが困難な細い道を除外して広い道路を通る経路を案内できる。また、右左折地点のノード情報に信号が無い場合での右左折の必要がある経路を除外してもよい。この場合では、信号が無いために主要道路に合流し辛い経路を除外することができる。さらに、リンク情報に含まれる車線数が第二閾値以上(例えば3以上)であり、複数の車線を跨ぐ車線変更を所定距離(例えば100m等)以内で行う必要がある経路を除外してもよい。
一方、経路探索手段237は、ユーザーの熟練度が「高」である場合に、道路幅等によらず、最短距離若しくは最短時間にて目的地に到着できる可能性が高い目的地までの経路探索を実行する。
また、本実施形態では、ステップS13に取得した駐車場の入口情報に基づいた経路探索を実施し、経路探索手段237は、駐車場に対して右折入場(又は、右側通行の地域では、左折入場)禁止の場合、駐車場に対して左折(左折入場禁止の場合は右折)にて入場可能な経路を探索する。
ここで、経路探索手段237は、右左折入場が可能な駐車場に対して、熟練度に応じた経路を探索する。つまり、経路探索手段237は、熟練度が「高」である場合、駐車場への右左折とは関係なく、目的地への到着が最短となる経路を探索する。また、経路探索手段237は、熟練度が「低」である場合、駐車場に対して右左折入場可能であったとしても左折入場(右側通行の地域では右折入場)での経路を探索する。さらに、経路探索手段237は、熟練度が「中」である場合、VICS(登録商標)等により取得される渋滞情報に基づいて、経路を変更してもよい。例えば、VICS等の経路関連情報に、目的地の駐車場の前の道路が渋滞している旨の情報が含まれている場合や、過去の交通状況の統計データに基づく渋滞予測により、到着時間において駐車場の前の道路が渋滞する可能性がある場合、駐車場に対して左折(右側通行の地域では右折)にて入場可能な経路を探索する。
また、経路探索手段237は、以上のようなユーザーの熟練度に応じた経路探索を実施した後、目的地への到着予測時間を算出する。
この後、天候取得手段234は、各地の天候情報を記憶するデータベースを備えるサーバーから、目的地や目的地までの経路上の各地点(経由地点)の天候情報(例えば、雨)を取得する(ステップS15)。具体的に、天候取得手段234は、上記サーバーから、目的地や経由地点における現在の天気(晴れ、曇り、雨等)や予想到着時刻(経由地点は通過予想時刻)における天気の他、最高気温、最低気温、積雪量、冠水の有無、風速、花粉の飛散量等の天候情報を取得し、記憶部22に記憶する。
この後、案内出力手段238は、ステップS14にて探索された経路に対して、案内情報を報知させる案内報知地点を設定する(ステップS16)。
具体的には、案内出力手段238は、熟練度に応じた案内報知地点を設定する。例えば、熟練度が「低」の場合、経路上の交差点等の目標地点を案内する案内情報(例えば「次の信号を右です」等のメッセージ)は、早いタイミング(例えば目標地点の300m手前)での報知が好ましく、熟練度が「高」のユーザーであれば、あまりに早いタイミングで上記案内情報を報知すると煩わしいと感じる可能性が高いため、遅いタイミング(例えば、目標地点の100m手前)での報知が好ましい。また、熟練度が「低」の場合等、早いタイミングでの案内情報を報知では、実際の目標に対して離れているので複数回、案内情報を報知することが好ましい。すなわち、熟練度が「低」の場合、案内情報の報知頻度を高くする。
例えば、熟練度が「低」の場合、交差点等の目標地点の手前の300m、200m、100mを、目標地点を案内する案内報知地点に設定し、熟練度が「中」の場合では目標地点の手前の200m、100mを、目標地点を案内する案内報知地点に設定し、熟練度が「高」である場合、目標地点の手前の100mを、目標地点を案内する案内報知地点に設定する。
また、案内出力手段238は、設定された経路において、案内地点間の距離が所定距離以上となる道なり区間を検出する。そして、案内出力手段238は、熟練度が「低」、「中」である場合に、道なり区間の距離に応じた情報提供地点を設定する。この情報提供地点は、道なり区間の距離が長いほど多く設定される。例えば、道なり区間が2km未満の場合は設定せず、道なり区間が2km以上10km未満の場合は、道なり区間を2分割した地点(例えば、道なり区間が5kmは2.5km地点)を情報提供地点に設定し、道なり区間が10km以上20kmの場合は、道なり区間を3分割した地点(例えば、道なり区間が12kmは4km地点、8km地点)を情報提供地点として設定する。
以上の後、案内出力手段238は、ユーザー端末10にステップS14で設定した経路(経路情報)を送信する(ステップS17)。
ユーザー端末10は、サーバー装置20から経路情報が送信されると、当該経路情報に含まれる経路及び到着予想時刻等を表示部12に表示させる。そして、ユーザーが入力操作部13を操作して、経路案内を開始する旨の操作信号を入力すると、ユーザー端末10は、経路案内処理の開始を要求する要求信号をサーバー装置20に送信する。サーバー装置20は、当該要求信号を受信すると、案内出力手段238により、案内処理が実行される(ステップS18)。なお、この案内処理では、ユーザー端末10は、所定周期で測位部11により現在位置を測位し、測位した現在位置をサーバー装置20に送信する。
[案内処理]
図5は、本実施形態のナビゲーション方法における案内処理(ステップS18)の詳細を示すフローチャートである。
まず、図4のステップS18による経路案内処理が開始されると、案内出力手段238は、現在位置取得手段232により継続的に取得される現在位置が、ステップS17にて設定された案内報知地点であるか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21の判定処理にてYESと判定された場合、すなわち、現在位置が経路上における案内情報報知地点であると判定されると、案内出力手段238は、対応する目標地点(交差点等)の案内情報をユーザー端末10に送信する(ステップS22)。
これにより、ユーザー端末10は、案内情報を受信すると、報知制御手段183は、表示部12や音声出力部15を制御して、案内を報知する。例えば、案内情報に応じた音声メッセージを音声出力部から出力させ、案内情報に目標地点(交差点)の詳細情報(拡大図)が設けられている場合は、表示部12に目標地点の拡大図を表示させる。
図6は、経路案内画面SC1において案内情報M3が表示された一例を示す図である。
ステップS22の処理により出力された案内情報がユーザー端末10で受信されると、ユーザー端末10の報知制御手段183は、図6に示すような経路案内画面SC1を表示させる。この経路案内画面SC1には、現在位置マークP1、目的地までの経路L3の他、ユーザーが走行中の案内情報M3が表示される。この案内情報M3には、「次の信号を右です。」等のメッセージM31が表示される。
また、このメッセージM31は、音声出力部15から音声出力される。これにより、熟練度が「低」、「中」、「高」すなわち、全てのユーザーは、それぞれ異なるタイミングにて案内情報M3を認識できる。これにより、ユーザーは、熟練度に係わらずストレスを感じることなく、かつ、確実に案内情報M3に基づいて経路を走行できる。
一方、ステップS21の判定処理により、NOと判定されると、案内出力手段238は、ユーザーの熟練度が「高」であるか否かを判定する(ステップS23)。
そして、ステップS23の判定処理により、NOと判定されると、案内出力手段238は、現在位置取得手段232により継続的に取得される現在位置が、ステップS17にて設定された情報提供地点であるか否かを判定する(ステップS24)。
ステップS24で、YESと判定されると、天候情報を報知済み(ユーザー端末10の送信済み)であるか否かを判定する(ステップS25)。このステップS25において、NOと判定された場合、案内出力手段238は、ステップS15で取得された天候情報をユーザー端末10に送信する(ステップS26)。
図7は、経路案内画面SC1において天候情報M1が表示された一例を示す図である。
ステップS26の処理により出力された天候情報が、ユーザー端末10で受信されると、報知制御手段183は、図7に示すような経路案内画面SC1を表示させる。この経路案内画面SC1には、ユーザー端末10(ユーザー端末10が搭載された車両)の位置を示す現在位置マークP1、目的地までの経路L1の他、目的地の天候情報M1が表示される。この天候情報M1には、目的地の天候を示すイラストM11と、目的地の天候に合わせたメッセージM12が表示される。例えば、天候情報M1には、目的地の天候をしめす雨のイラストM11と、「目的地の天候は、雨。50km以下での走行がおすすめです!」等のメッセージM12と、が表示される。
また、このメッセージM12は、音声出力部15から音声出力される。これにより、熟練度が「低」、「中」、すなわち、熟練度が「高」でないユーザーは、目的地の天候及び当該天候に適した走行を認識できる。
なお、図7の例では、目的地の天候情報を報知する例であるが、これに限定されず、例えば目的地までの経路上における経由地点であってもよい。例えば、経由地点を通過する際の天候が雨である場合に、当該経由地点の天候情報を、当該経由地点を通過する前に報知する。この場合、ユーザーは、経由地点を通過する前に、経由地点における天候を認識できる。
ステップS26の後、及び、ステップS25においてYESと判定された場合、並びにステップS23において、YESと判定された場合、案内出力手段238は、経路関連情報取得手段235により、熟練度に応じた経路関連情報が取得されたか否かを判定する。(ステップS27)。
本実施形態では、経路関連情報取得手段235は、VICS等の情報配信局から配信される道路交通情報や、地点に関する情報が投稿される情報投稿サイトの投稿内容を参照し、経路関連情報の有無を常時監視する。そして、経路関連情報取得手段235は、道路交通情報が取得された場合に、その内容を一般交通情報として取得する。
また、経路関連情報取得手段235は、情報投稿サイトの投稿内容等を解析し、例えば経路上の道路(国道名や県道名等)に対する投稿を検索し、ヒットした投稿内容を取得する。さらに、当該投稿内容に、速度注意、一時停止、死角等の注意事項を示すキーワードが含まれるか否かを判定して、当該キーワードが含まれる場合に上級交通情報として取得する。すなわち、熟練度が高くなる程忘れがちとなる諸注意が記録された交通情報を上級交通情報とする。一方、交通状況キーワードが含まれない場合に、経路紹介情報として取得する。
ステップS27では、案内出力手段238は、熟練度に応じた経路関連情報が取得されたか否かを判定し、例えば、熟練度が「低」「中」の場合では、一般交通情報又は経路紹介情報が取得された場合にYESと判定する。また、熟練度「高」の場合では、一般交通情報又は上級交通情報が取得された場合にYESと判定する。
そして、ステップS27においてYESと判定された場合、案内出力手段238は、取得した経路関連情報をユーザー端末10に送信する(ステップS28)。
図8は、経路案内画面SC1において経路関連情報M2が表示された一例を示す図である。なお、図8は、経路関連情報として上級交通情報が送信された場合の一例である。
ステップS27の処理により出力された経路関連情報がユーザー端末10で受信されると、ユーザー端末10の報知制御手段183は、図8に示すような経路案内画面SC1を表示させる。この経路案内画面SC1には、現在位置マークP1、目的地までの経路L2の他、ユーザーが走行中の経路に関連する経路関連情報M2が表示される。この経路関連情報M2には、経路にて特に注意して運転すべき位置を示すイラストM21と、運転において特に注意すべきメッセージM22が表示される。例えば、経路関連情報M2には、上記経路にて特に注意して運転すべき位置を目立たせるイラストM21と、「A信号付近では、スピードに注意してください!」等のメッセージM22と、が表示される。また、このメッセージM22は、音声出力部15から音声出力される。
以上のような熟練度に応じた経路関連情報が報知されることで、ユーザーは、熟練度に応じた有益な情報が提供されることになる。例えば、上級交通情報が報知されることで、自身の運転に過信する傾向のある熟練度「高」のユーザーは、経路L2上にて特に注意して運転すべき位置を認識でき、事故等の発生率を下げることができる。また、熟練度「中」「低」のユーザーは、運転に対して慎重であるため、上記のような上級交通情報は報知されなくても問題とならないが、経路上の有益な情報(例えば店舗情報等)を得ることができる。また、熟練度によらず、一般交通情報が報知されることで、ユーザーは、渋滞や事故等の交通状況に関する情報を認識でき、車両走行時の有益な情報が得られることになる。
なお、この経路関連情報M2は、1つである必要はなく、2つでも3つでもよい。この場合、経路関連情報M2にて示された位置を通過した場合に2つめの経路関連情報を表示するようにしてもよいし、同時に表示するようにしてもよい。
図5に戻って、ステップS22の処理の後、ステップS28の処理の後、及びステップS27やステップS24においてNOと判定された場合、案内出力手段238は、現在位置が目的地近傍であるか否かを判定する(ステップS29)。例えば、案内出力手段238は、現在位置が目的地(目的地の駐車場の入口)まで1km以内か否かを判定する。このステップS29の判定処理により、NOと判定されると、案内出力手段238は、処理をステップS21に戻し、上記ステップS21〜S28の処理を繰り返し実行する。
一方ステップS29の判定処理において、YESと判定されると、駐車場情報取得手段236は、駐車場の敷地内情報を取得する(ステップS30)。例えば、駐車場情報取得手段236は、駐車場内の敷地に関する敷地内情報として、駐車スペース(白線で囲まれた駐車領域)等が表示された敷地内の地図情報や、駐車場の空き状況等を、目的地として設定される施設等が管理する駐車場管理サーバーから取得する。また、ステップS30の処理において、駐車場情報(敷地内情報)が取得できなかった場合は、後述のステップS35の処理を実施する。
そして、案内出力手段238は、ステップS30の処理により、目的地の駐車場に空きがあるか否かを判定する(ステップS31)。
このステップS31の判定処理により、NOと判定されると、案内出力手段238は、別の駐車場への経路案内を実行する(ステップS32)。このステップS32では、別の駐車場への一覧をユーザー端末10に送信して、ユーザーにより選択された駐車場を目的地に再設定してもよい。また、目的地から最も近い駐車場を自動選択してもよい。駐車場を自動選択する場合は、ステップS14と同様の処理により、熟練度に応じた経路を探索する。
なお、ステップS32により目的地を当該別の駐車場に変更すると、ステップS21の処理に戻る。
一方、ステップS31において、YESと判定された場合は、案内出力手段238は、ユーザーの熟練度が「高」であるか否かを判定する(ステップS33)。
このステップS33の判定処理にて、NOと判定された場合、すなわち、ユーザーの熟練度が「低」、「中」である場合、案内出力手段238は、熟練度に応じた駐車場情報をユーザー端末10に出力する(ステップS34)。
具体的には、熟練度が「中」である場合は、空の駐車スペースの位置のみを示す駐車場情報(敷地内情報)をユーザー端末10に送信する。
一方、熟練度が「低」である場合は、空スペースの位置のうち、最も駐車が容易となる空の駐車スペースまでの位置を経路探索手段237により探索させ、その経路(敷地内経路)と、敷地内情報とをユーザー端末10に送信する。駐車が容易な駐車スペースとしては、例えば、敷地内情報の各駐車スペースの位置に、駐車難易度情報を関連付けて記憶しておく。これにより、空の駐車スペースのうち、駐車が最も容易となるスペースを容易に判定できる。
図9は、ユーザーの熟練度が「低」である場合の経路案内画面SC1であり、図10は、ユーザーの熟練度が「中」である場合の経路案内画面SC1である。
ユーザー端末10において、測位部11により測位される現在位置が目的地の駐車場近傍に位置する場合、ユーザー端末10の報知制御手段183は、ユーザーの熟練度が「低」である場合、図9に示すような経路案内画面SC1を表示する。この経路案内画面SC1には、現在位置マークP1、目的地までの経路L4の他、駐車場情報を含む案内情報M4(駐車場に入場する際の喚起情報)と、駐車場の空き状況を知らせる空情報M5と、が表示される。
熟練度が「低」である場合、ステップS14に探索される経路として、駐車場の入口に右左折両方での入場が可能な場合でも、左折による入場経路が案内される。従って、図9に示すように、この案内情報M4としては、例えば、「Dモールの駐車場入り口は、右折困難です。迂回するため、信号を直進してください。」等のメッセージが表示される。また、このメッセージは、音声出力部15から音声出力される。これにより、熟練度が「低」のユーザーは、経路案内画面SC1上にて容易に入場可能な経路L4を認識できる。
また、空情報M5には、例えば、「Dモールの駐車場は、空有。」等のメッセージが表示される。なお、この空情報M5は、メッセージである必要はなく、単に駐車場の空きを示すマークが表示されることとしてもよい。
一方、ユーザー端末10の報知制御手段183は、ユーザーの熟練度が「中」である場合、図10に示すような経路案内画面SC1を表示する。この経路案内画面SC1には、現在位置マークP1、目的地までの経路L5の他、駐車場の空き状況を知らせる空情報M5のみが表示される。なお、ユーザーの熟練度が「中」であるため、経路探索手段237は、最短の経路L5を検索している。このため、熟練度が「中」であるユーザーは、最短距離にて駐車場に入場できる。
図11は、ユーザーの熟練度が「低」である場合の敷地内案内画面SC2を示す図である。
ステップS34の処理により、駐車場情報がユーザー端末10に送信され、測位部11により測位された現在位置が駐車場内に移動すると、ユーザー端末10の報知制御手段183は、ユーザーの熟練度が「低」である場合、サーバー装置20から送信される駐車場情報に基づいて、図11に示すような駐車場の敷地内案内画面SC2を表示部12に表示する。この敷地内案内画面SC2には、現在位置マークP1と、駐車スペースの空きを示す空マークM6と、空きがある駐車スペースのうち、駐車が容易な駐車スペースまでの敷地内経路L6と、が表示される。
例えば、空マークM6が表示されている駐車スペースAr1,Ar2のうち、駐車スペースAr1の前方の距離は、駐車スペースAr2の前方の距離より大きい。すなわち、熟練度が「低」のユーザーは、駐車スペースAr2より駐車スペースAr1に車両を駐車しやすい。このため、敷地内案内画面SC2においては、経路探索手段237により探索された駐車スペースAr1までの敷地内経路L6が表示される。
なお、本実施形態では、敷地内経路L6を表示することとしたが、これに限らず、駐車が容易な駐車スペースが色つきで表示されるようにしてもよいし、特殊なマークを表示するようにしてもよい。
また、このような敷地内案内画面SC2は、ユーザーの熟練度が「低」の場合に表示部12に表示される。すなわち、ユーザーの熟練度が「中」の場合では、空スペースの位置のみが表示され、敷地内経路は表示されない。また、熟練度が「高」である場合には、当該敷地内案内画面SC2は表示されない。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度が「高」の場合でも、熟練度が「中」の場合と同様、空スペースのみ表示するようにしてもよい。この際、例えば、ユーザーの熟練度が「高」の場合は、駐車の容易さを無視して、施設の入り口に近い駐車スペースに案内するようにしてもよい。
図5に戻って、ステップS34の後、案内出力手段238は、目的地に到着したか否かを判定する(ステップS35)。例えば、案内出力手段238は、現在位置が目的地と一致したか否かを判定する。このステップS35において、NOと判定された場合、処理をステップS29に戻して、上記ステップS29〜S35の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS35の判定処理において、YESと判定されると、案内出力手段238は、経路案内処理を終了させる。
[実施形態の効果]
本実施形態に係るナビゲーションシステム1は、以下の効果を奏する。
本実施形態では、ユーザーの運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報に応じた案内情報が報知される。これによれば、ユーザーの運転技術の熟練度に応じた案内情報が報知される。このような案内情報は、ユーザーにとって有益な情報である可能性が高く、ユーザーにとって最適な案内を報知することができる。
例えば、ユーザーの運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を考慮することなく、案内情報が報知されると、ユーザーにとって不必要な情報が案内情報として報知される場合がある。これに対し、本実施形態では、ユーザーの熟練度を含むユーザーレベル情報に応じて、案内情報が報知されるので、当該案内情報がユーザーにとって有益な情報である可能性が高い。従って、ユーザーは、当該案内情報を有効に活用でき、安全に車両を運行できる。
本実施形態では、案内情報報知地点の位置を熟練度により異ならせることにより、案内情報の報知タイミングを熟練度により異ならせている。このため、熟練度が「低」、「中」、「高」、すなわち、全てのユーザーは、それぞれ異なるタイミングにて案内情報M3を認識できる。これにより、ユーザーは、熟練度に係わらずストレスを感じることなく、かつ、確実に案内情報M3に基づいて経路を走行できる。
経路探索手段237は、ステップS12にて取得したユーザーの熟練度に応じた経路探索処理を実行するので、例えば、熟練度が「低」のユーザーは、中央線が引かれていない細い道、信号が無いために合流し辛い道及び車線変更を短期間に行わなくてはならない道等を案内されないので、熟練度が「低」のユーザーであっても、安心して車両を運行できる。また、熟練度が「高」のユーザーは、初心者には困難な道のいずれの道路も除外することなく、最短距離若しくは最短時間にて目的地に到着できる可能性が高い目的地までの経路を探索するので、熟練度が「高」のユーザーは、最短距離若しくは最短時間にて目的地に到着できる。従って、ユーザーの利便性を向上できる。
本実施形態では、熟練度に応じた経路関連情報が報知されることで、ユーザーは、熟練度に応じた有益な情報が提供されることになる。例えば、上級交通情報が報知されることで、自身の運転に過信する傾向のある熟練度「高」のユーザーは、経路L2上にて特に注意して運転すべき位置を認識でき、事故等の発生率を下げることができる。また、熟練度「中」、「低」のユーザーは、運転に対して慎重であるため、上記のような上級交通情報は報知されなくても問題とならないが、経路上の有益な情報(例えば店舗情報等)を得ることができる。また、熟練度によらず、一般交通情報が報知されることで、ユーザーは、渋滞や事故等の交通状況に関する情報を認識でき、車両走行時の有益な情報が得られることになる。
駐車場情報取得手段236により目的地の駐車場の入口情報が取得されるので、経路探索手段237は、当該入口を目的地として経路探索を実行できる。これによれば、確実にユーザーを目的地まで案内できる。
また、当該入口の入場方向(例えば、右折禁止、左折禁止等)を取得できるので、例えば、駐車場の入口の入場方向に特に制限がない場合に、ユーザーの熟練度に応じて当該入口までの経路を変更できる。これによれば、熟練度が「低」のユーザーには、駐車場に容易に入場可能な経路が報知(表示)され、熟練度が「中」、「高」のユーザーには、最短距離で入場可能な経路が報知されるので、ユーザーの利便性をさらに高めることができる。
ユーザー端末10は、駐車場情報取得手段236により目的地の駐車場の敷地内情報(駐車スペース等が表示された敷地内の地図情報や、駐車場の空き状況等)を取得された当該敷地内情報を表示部12に表示するので、ユーザーは、目的地の駐車場情報を容易に認識できる。また、ユーザーの熟練度に応じて、表示される駐車場情報が異なるので、いずれの熟練度のユーザーであっても、ストレスなく当該ナビゲーションシステム1を利用できる。
特に、ユーザーの熟練度が「低」である場合には、経路案内画面SC1に駐車スペースの空きを示す空マークM6と、空きがある駐車スペースのうち、ユーザーの熟練度に応じた駐車が容易な駐車スペースを案内する敷地内経路L6が表示されるので、熟練度が「低」のユーザーであっても、容易に駐車スペースに車両を駐車できる。
また、ユーザー端末10が搭載される車両が目的地から所定の距離範囲内に到達した際に、上記スペース情報を含む敷地内情報が取得されるので、現在の駐車場の状況をより確実に把握できる。
ユーザー端末10は、天候取得手段234により取得された天候情報を含む経路案内画面SC1を表示部12に表示され、かつ、当該天候情報が音声出力されるので、熟練度が「中」、「低」のユーザーは、目的地の天候及び当該天候に適した走行を認識できる。また、熟練度が「高」のユーザーには、当該天候情報が報知されないので、当該ユーザーは、不要と感じる可能性が高い情報を認識することなく、車両を運行できる。従って、全てのユーザーの利便性を高めることができる。
[実施形態の変形]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
[変形例1]
上記実施形態では、経路探索手段237は、熟練度取得手段233により取得されたユーザーの熟練度に応じて経路を探索し、案内出力手段238は、当該熟練度に応じた経路に基づいて、ユーザー端末10が搭載された車両を目的地まで案内することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度に応じた経路をユーザーの操作により、変更するようにしてもよい。
図12は、ユーザーの熟練度が「低」の場合に表示部12に表示される経路案内画面SC1の一例を示す図である。
案内出力手段238からユーザー端末10に経路情報が出力されると、ユーザー端末10は、表示部12に図12に示すような経路案内画面SC1を表示する。この経路案内画面SC1には、現在位置マークP1、熟練度「低」に応じた経路L7、及びレベルUP要求ボタンBT1が表示されている。このレベルUP要求ボタンBT1は、ユーザーの現在の熟練度より高い熟練度(例えば、現在の熟練度が「低」であれば、熟練度「中」)の場合に探索される経路L8を表示させるボタンである。ユーザー操作によりレベルUP要求ボタンBT1が選択されると、ユーザー端末10は、サーバー装置20にレベルアップ要求を送信する。これにより、サーバー装置20の経路探索手段237は、熟練度「中」に応じた目的地までの経路L8を探索する。そして、案内出力手段238は、上記経路L7とともに、経路L8を表示部12の経路案内画面SC1に表示させる旨の経路情報をユーザー端末10に出力する。
これによれば、ユーザーは、自らの運転技術の熟練度よりも一段階上の経路L8を認識できる。このため、ユーザーは、経路L8の走行が可能と判断すれば、経路L8を走行すればよく、未だ難しいと判断すれば、自らの熟練度「低」に応じた経路を走行すればよい。従って、ユーザーの運転技術の熟練度の向上に貢献できる。
なお、上記変形例1において、レベルUP要求ボタンBT1は、経路案内画面SC1に表示される例を説明した。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、レベルUP要求画面は、いずれのタイミングにおいて表示されるようにしてもよい。この場合、経路のみならず、案内情報の報知タイミングや、経路関連情報として表示される情報の種類が変更されるようにすればよい。これによれば、ユーザーは、1段階上の熟練度のユーザーに対して報知される案内情報、経路案内情報及び駐車場案内情報を認識できるので、現在の運転技術の熟練度が適しているのか否かを判断できる。例えば、この運転技術の熟練度を1段階UPさせた上記各種情報が自らに適している場合には、入力操作部13の操作により、運転技術の熟練度をUPさせるようにしてもよい。これによれば、ユーザーに適した各種情報を報知できる。
[変形例2]
上記実施形態では、ユーザーの運転技術の熟練度に応じた案内を報知する例を示したが、これに限定されない。
例えば、ユーザーの得手不得手のとなる道路環境情報がユーザー端末10にて設定入力され、当該交通環境がサーバー装置20に送信される構成としてもよい。道路環境情報としては、上述したように、道路、駐車場、天候、時間帯等を例示できる。例えば、不得意な道路としては「細道、交通量の多い道路、人通りの多い道路、山道」、不得意な駐車場として「縦列駐車スペース」、不得意な天候として「雪、濃霧」、不得意な時間帯として「深夜」等を入力することができる。この場合、経路探索手段237は、熟練度が「高」であっても、不得手の環境情報に一致する条件の道路がある場合は、熟練度が「中」である場合と同様の経路探索を実施してもよい。また、経路案内情報や天候情報としても、熟練度を落とした情報を案内してもよい。
また、このような、得手不得手の情報は、ユーザーにより手動入力されるものに限られず、例えば、サーバー装置20が、ユーザー端末10から実際に走行した運転経路や時間帯、その際の天候等を取得し、記憶部22に蓄積する。そして、蓄積された運転履歴に基づいて、統計的にユーザーが好む(得意とする)道路環境情報等を判定してもよい。
さらに、上記実施形態では、ユーザー情報として、自宅や勤務先等の拠点やその他登録地点、等が含まれ、拠点や登録地点を中心とした活動圏を記憶してもよい。この場合、拠点を中心とした所定距離範囲内の活動圏か、活動圏外かに応じて、探索する経路や、報知させる案内情報や経路関連情報、天候情報を変化させてもよい。すなわち、旅行先等、初めて訪問する地域では、運転技術の熟練度が「高」であったとしても、道路事情に疎い可能性が高く、また、地区によって、他の車両の運転姿勢(例えば平均速度が高い、車間距離が短い、信号に対する出発及び停止のタイミング等)が異なる場合がある。従って、上記のような運転技術の熟練度に加え、探索する経路が、活動圏内か否かに応じて、活動圏内では、上記実施形態にて説明した熟練度に応じた経路案内処理を実施し、活動圏外では、熟練度のレベルを1つ落として、上記実施形態の経路案内処理を実施してもよい。
また、例えば活動圏から活動圏外に移動する場合や、活動圏外から活動圏内に移動する場合、経路の途中で活動圏や活動圏外の地域を挟む場合等において、活動圏内では、熟練度が高い場合の経路設定や各種情報の報知を行い、活動圏外では、熟練度を1段階落とした経路設定や各種情報の報知を行う処理をしてもよい。
なお、上記変形例では、活動圏外に対して熟練度を1段階下げる例であるが、活動圏内に対して熟練度を1段階上げて経路設定や各種情報の報知を行う処理を行ってもよい。この場合、熟練度が「低」や「中」のユーザーが、自分の活動圏内において、現在の熟練度よりも1段階高いレベルでの経路や情報の報知を受けることで、ユーザーの運転技術の熟練度の向上に貢献できる。また、活動圏内であるため、例えば土地勘がない地域で、現在の熟練度より高い熟練度の案内が報知される場合に比べて、安心して運転技術の向上に挑戦することができる。
[変形例3]
上記実施形態では、端末制御部18の熟練度検出手段181は、センサー部により検出された加速度やユーザー端末の姿勢、現在位置の推移等に基づいて、ユーザーの走行技術の熟練度を検出することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度検出手段181は、端末通信部14を介して当該ユーザー端末10が搭載される車両の通信部から、走行記録データを取得し、当該走行記録データに基づいて熟練度を検出するようにしてもよい。
具体的に、車両から取得した走行記録データから、車両の走行速度、アクセル踏み量、ブレーキ踏み量、操舵速等の予め設定された基準に基づいて、ユーザーの熟練度を「高」、「中」、「低」の3段階に分類する。例えば、熟練度の低いユーザーは、熟練度の高いユーザーに比べて、ブレーキ踏み量が大きく、かつ、走行速度の変化が大きいことから、熟練度検出手段181は、ブレーキの踏み量及び走行速度の変化が大きいユーザーの熟練度を「低」に分類し、ブレーキの踏み量及び走行速度の変化が極めて小さいユーザーの熟練度を「高い」に分類し、これらの中間に相当するユーザーの熟練度を「中」に分類してもよい。また、熟練度の低いユーザーは、熟練度の高いユーザーに比べて、アクセルの踏み量が急激に増加する傾向、及び操舵速が高い傾向があることから、熟練度検出手段181は、アクセルの踏み量が急激に増加する傾向、及び操舵速が高い傾向があるユーザーの熟練度を「低」に分類し、アクセルの踏み量が微増傾向、及び操舵速が低い傾向があるユーザーの熟練度を「高」に分類し、これらの中間に位置するユーザーの熟練度を「中」に分類してもよい。
さらに、熟練度の検出は、上記車両の走行速度、アクセル踏み量、ブレーキ踏み量、操舵速に限らず、例えば、車両の燃費、タイヤの摩耗具合、走行時間、走行距離、走行時間帯、走行日数、走行曜日、その他どのような基準に基づいて検出されてもよい。
加えて、これら熟練度の検出は、車両に設けられた制御部により実行されてもよい。この場合、ユーザー端末10の端末制御部18は、車両から取得した熟練度(熟練度情報)をサーバー装置20に送信するようにしてもよいし、当該車両から取得した熟練度と、上記実施形態のセンサー部17により検出された加速度データに基づいて分類された熟練度と、をサーバー装置20に送信し、サーバー装置20によりいずれの熟練度に基づいて各種情報を報知するのかを決定するようにしてもよい。
このような場合であっても、ユーザーの運転技術の熟練度を適切に検出できるので、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、ユーザー端末10の端末制御部18が熟練度検出手段181として機能する例を示したが、サーバー装置20の制御部23を、熟練度検出手段として機能させてもよい。つまり、上述のように、ユーザー端末10から、加速度やユーザー端末の姿勢、現在位置の推移、車両の走行速度、アクセル踏み量、ブレーキ踏み量、操舵速に限らず、例えば、車両の燃費、タイヤの摩耗具合、走行時間、走行距離、走行時間帯、走行日数、走行曜日等が送信される構成では、サーバー装置20側にて、熟練度の検出を行うことができる。
[変形例4]
上記実施形態では、端末制御部18の熟練度検出手段181は、センサー部にて検出された加速度やユーザー端末10の姿勢、測位された位置等に基づいて、ユーザーの走行技術の熟練度を検出することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度検出手段181は、ユーザーに対して、熟練度の入力画面を表示部12に表示させ、当該入力画面の操作により入力された熟練度をサーバー装置20に送信するようにしてもよい。例えば、熟練度検出手段181は、単に、ユーザーの自己申告により熟練度のみを入力させるようにしてもよいし、アンケート形式により複数の質問に回答させ、当該回答結果に基づいて熟練度を決定するようにしてもよい。このようなアンケートの質問項目として、ユーザーの運転歴、免許書の種類、ゴールド免許か否か、ペーパードライバーであるか否か、運転頻度、運転時間等を例示できる。この場合、ユーザー端末10は、センサー部17を備えなくてもよい。
また、これらユーザーの入力による熟練度検出及びアンケート形式による熟練度検出は、上記実施形態の加速度データに基づく熟練度検出や上記変形例2の走行記録データに基づく熟練度検出とともに、実行されてもよい。この場合、ユーザーの熟練度をさらに適切に検出できる。
[変形例5]
上記実施形態では、案内情報報知地点の位置、すなわち、案内情報報知タイミングを熟練度により異ならせていることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、案内情報報知タイミングを熟練度に係わらず、同じ位置に設定するようにしてもよい。これによれば、熟練度が「高」のユーザーであっても、熟練度が「低」のユーザーと同じタイミングにて案内情報を認識できるので、ユーザー端末10が搭載された車両を安全に運航できる。
[変形例6]
上記実施形態では、ステップS28の処理において、案内出力手段238は、熟練度に係わらず一般交通情報を出力することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度が「高」のユーザーには、経路関連情報の報知頻度を低減するようにしてもよい。これによれば、熟練度が「高」のユーザーが経路関連情報の報知が煩わしいと感じている場合に、当該経路関連情報の報知頻度が低減されるので、ストレスなくユーザー端末10を搭載した車両を運行できる。
[変形例7]
上記実施形態では、熟練度が「高」のユーザーには、天候情報を報知することなく経路関連情報を報知することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、熟練度が「高」のユーザーにも天候情報を報知するようにしてもよい。
また、この場合、目的地の天候が「大雪」、積雪量5cmである場合に、ユーザーの熟練度に応じた天候情報を報知するようにしてもよい。例えば、熟練度「低」のユーザーに対しては、目的地の天候が悪いので、目的地に車両で向かうのは危険であることを示すメッセージを天候情報とともに報知し、熟練度「高」のユーザーに対しては、目的地の天候に合わせたタイヤの履き替え、もしくは、チェーンの取り付けを促すメッセージを天候情報とともに報知するようにしてもよい。また、熟練度「低」のユーザーに対しては、電車等により目的地に向かう乗換案内画面等を上記メッセージとともに、又は、上記メッセージに代えて表示させるようにしてもよい。
さらに、目的地の天候が好転する場合(通常のルートを走行する場合における予想到着時刻の天候が大雨で、当該大雨が1時間後にやむ場合)には、熟練度「低」のユーザーに対しては、目的地の天候を考慮し、1時間出発を遅らせることを促すメッセージを天候情報とともに報知し、熟練度「高」のユーザーに対しては、目的地の天候情報のみを報知してもよい。
加えて、経路探索手段237は、熟練度及び天候情報に基づいて、経路を探索するようにしてもよい。例えば、目的地の天候が好転する場合(通常のルートを走行する場合における予想到着時刻の天候が大雨で、当該大雨が1時間後にやむ場合)には、熟練度「低」のユーザーに対しては、目的地の天候を考慮し、降雨量が少ない経路で、かつ、目的地に到着する時間を1時間遅らせるような経路を探索するようにしてもよいし、熟練度「高」のユーザーに対しては、最短の経路を検索するようにしてもよい。
[変形例8]
上記実施形態では、天候取得手段234は、上記サーバーから目的地の天候情報を取得することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、天候取得手段234は、情報投稿サイトのサーバー等から目的地の天候情報を取得することとしてもよい。具体的に、天候取得手段234は、情報投稿サイトに投稿された情報から、目的地の地名(例えば、市町村名や目的地として設定された施設名称等)及び天候を表す文字(晴れ、曇り、雨、雷雨等)を検出し、当該目的地の天候を推測し、当該天候情報を取得するようにしてもよい。
[変形例9]
上記実施形態では、経路関連情報取得手段235は、情報投稿サイト等に投稿された情報等から経路を含む文字を検出し、当該文字が含まれる情報を経路関連情報として取得することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、経路毎に予め経路関連情報が記憶されたサーバーが設けられ、経路関連情報取得手段235は、当該サーバーと通信することにより、経路関連情報を取得するようにしてもよい。また、このような経路関連情報は、記憶部22に記憶されていてもよい。
[変形例10]
上記実施形態では、ユーザー端末10が本発明の経路案内装置として機能するナビゲーションシステム1を例示した。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、サーバー装置20がユーザー端末10と同様の機能を有し、当該サーバー装置20が経路案内装置として機能することとしてもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
1…ナビゲーションシステム(経路案内システム)、10…ユーザー端末(経路案内装置)、11…測位部、12…表示部(報知手段)、13…入力操作部、14…端末通信部、15…音声出力部(報知手段)、16…端末記憶部、17…センサー部、18…端末制御部、181…熟練度検出手段、182…入力情報取得手段、183…報知制御手段、20…サーバー装置、21…通信部、22…記憶部、23…制御部、231…目的地取得手段、232…現在位置取得手段、233…熟練度取得手段、234…天候取得手段、235…経路関連情報取得手段、236…駐車場情報取得手段、237…経路探索手段(探索手段)、238…案内出力手段、Ar1,Ar2…駐車スペース、M1…天候情報、M2…経路関連情報、M3,M4…案内情報。

Claims (15)

  1. 出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置であって、
    ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得手段と、
    前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知手段と、
    前記経路において、前記案内情報を報知させる複数の案内報知地点を設定する案内出力手段と、を備え、
    前記案内出力手段は、前記熟練度が所定値以下である場合に、前記案内報知地点間の距離が所定距離以上となる道なり区間を検出し、前記道なり区間の距離に応じた数で、前記道なり区間を分割した地点を、情報提供地点として設定し、
    前記報知手段は、前記熟練度が前記所定値以下である場合に、前記案内報知地点と前記情報提供地点とで前記案内情報を報知し、前記熟練度が前記所定値より高い場合に、前記案内報知地点で前記案内情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  2. 出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置であって、
    前記出発地から前記目的地までの前記経路を探索する探索手段と、
    前記経路に関する経路関連情報を取得する経路関連情報取得手段と、
    ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得手段と、
    前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記経路関連情報取得手段は、所定の情報配信局から配信される道路交通情報を一般交通情報として取得し、地点に関する情報が投稿される情報投稿サイトの投稿内容を解析して、前記投稿内容に走行時の注意事項を示す交通状況キーワードが含まれる場合に、当該投稿内容を上級交通情報として取得し、
    前記報知手段は、前記熟練度が所定値以下である場合に、前記一般交通情報を報知し、前記熟練度が前記所定値より高い場合に、前記一般交通情報と前記上級交通情報とを報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  3. 出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置であって、
    前記出発地から前記目的地までの前記経路を探索する探索手段と、
    天候情報を取得する天候取得手段と、
    ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得手段と、
    前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記探索手段は、前記熟練度が所定値以下である場合で、前記目的地の天候が好転する場合に、降雨量が少なく、かつ、前記目的地への到着時間を前記天候の好転時間に合わせた前記経路を探索し、
    前記報知手段は、前記ユーザーレベル情報に応じて前記天候情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の経路案内装置において、
    前記報知手段は、前記ユーザーレベル情報に応じたタイミングにて前記案内情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の経路案内装置において、
    前記出発地から前記目的地までの前記経路を探索する探索手段を備え、
    前記探索手段は、前記熟練度に応じて前記経路を探索する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  6. 請求項5に記載の経路案内装置において、
    前記目的地の駐車場に関する駐車場情報を取得する駐車場情報取得手段を有し、
    前記報知手段は、前記熟練度に応じて前記駐車場情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  7. 請求項6に記載の経路案内装置において、
    前記駐車場情報は、前記駐車場内への入場経路を含む入口情報を含み、
    前記探索手段は、前記入口情報に基づいて、現在位置から入口までの経路を探索する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の経路案内装置において、
    前記駐車場情報は、前記駐車場内の構造を示す敷地内情報を含み、
    前記報知手段は、前記敷地内情報に基づいて前記駐車場の敷地内の経路を報知する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  9. 請求項8に記載の経路案内装置において、
    前記駐車場情報は、前記駐車場内における駐車スペースの空きを示すスペース情報を含み、
    前記報知手段は、前記駐車場の入口から前記ユーザーレベル情報に応じた前記駐車スペースを案内する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  10. 請求項9に記載の経路案内装置において、
    前記移動体の現在位置を取得する現在位置取得手段を備え、
    前記駐車場情報取得手段は、前記現在位置が前記目的地から所定の距離範囲内に到達し
    た際に、前記スペース情報を含む前記駐車場情報を取得する
    ことを特徴とする経路案内装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の経路案内装置と、
    前記経路案内装置から前記ユーザーレベル情報に応じた前記案内情報を取得する端末装置と、
    を備えることを特徴とする経路案内システム。
  12. コンピューターにより出発地から目的地までの経路を表示させる経路案内方法であって、
    前記コンピューターは、レベル取得手段、報知手段、及び案内出力手段を備え、
    前記レベル取得手段が、ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得ステップと、
    前記報知手段が、前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知ステップと、
    前記案内出力手段が、前記経路において、前記案内情報を報知させる複数の案内報知地点を設定する設定ステップと、を実施し、
    前記設定ステップでは、前記熟練度が所定値以下である場合に、前記案内報知地点間の距離が所定距離以上となる道なり区間を検出し、前記道なり区間の距離に応じた数で、前記道なり区間を分割した地点を、情報提供地点として設定し、
    前記報知ステップでは、前記熟練度が前記所定値以下である場合に、前記案内報知地点と前記情報提供地点とで前記案内情報を報知し、前記熟練度が前記所定値より高い場合に、前記案内報知地点で前記案内情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内方法。
  13. コンピューターにより出発地から目的地までの経路を表示させる経路案内方法であって、
    前記コンピューターは、探索手段、経路関連情報取得手段、レベル取得手段、及び報知手段を備え、
    前記探索手段が、前記出発地から前記目的地までの前記経路を探索する探索ステップと、
    前記経路関連情報取得手段が、前記経路に関する経路関連情報を取得する経路関連情報取得ステップと、
    前記レベル取得手段が、ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得ステップと、
    前記報知手段が、前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知ステップと、を実施し、
    前記経路関連情報取得ステップでは、所定の情報配信局から配信される道路交通情報を一般交通情報として取得し、地点に関する情報が投稿される情報投稿サイトの投稿内容を解析して、前記投稿内容に走行時の注意事項を示す交通状況キーワードが含まれる場合に、当該投稿内容を上級交通情報として取得し、
    前記報知ステップでは、前記熟練度が所定値以下である場合に、前記一般交通情報を報知し、前記熟練度が前記所定値より高い場合に、前記一般交通情報と前記上級交通情報とを報知する
    ことを特徴とする経路案内方法。
  14. コンピューターにより出発地から目的地までの経路を表示させる経路案内方法であって、
    前記コンピューターは、探索手段、天候取得手段、レベル取得手段、及び報知手段を備え、
    前記探索手段が、前記出発地から前記目的地までの前記経路を探索する探索ステップと
    前記天候取得手段が、天候情報を取得する天候取得ステップと、
    前記レベル取得手段が、ユーザーの移動体の運転技術の熟練度を含むユーザーレベル情報を取得するレベル取得ステップと、
    前記報知手段が、前記ユーザーレベル情報に応じて、前記経路の案内情報を報知する報知ステップと、を実施し、
    前記探索ステップでは、前記熟練度が所定値以下である場合で、前記目的地の天候が好転する場合に、降雨量が少なく、かつ、前記目的地への到着時間を前記天候の好転時間に合わせた前記経路を探索し、
    前記報知ステップは、前記ユーザーレベル情報に応じて前記天候情報を報知する
    ことを特徴とする経路案内方法。
  15. コンピューターにより読み込み実行される経路案内プログラムであって、
    前記コンピューターを請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の経路案内装置として機能させる
    ことを特徴とする経路案内プログラム。
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