JP2003262530A - ナビゲーション装置、その方法、並びにプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、その方法、並びにプログラム

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JP2003262530A
JP2003262530A JP2002061622A JP2002061622A JP2003262530A JP 2003262530 A JP2003262530 A JP 2003262530A JP 2002061622 A JP2002061622 A JP 2002061622A JP 2002061622 A JP2002061622 A JP 2002061622A JP 2003262530 A JP2003262530 A JP 2003262530A
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Kenta Kawahara
健太 河原
Tatsuya Mitsugi
達也 三次
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度、周辺状況等の使用状況の変
化に適応して、交差点案内等の詳細情報の表示タイミン
グ、表示内容を変更し、使いやすいユーザインターフェ
ースを提供すること。 【解決手段】 速度センサにより、現在の走行速
度を調べ(ステップS2)、この速度から交差点までの
到着時間を算出する。そして、到着時間が予め定められ
た時間以下になったときに(ステップS3)、通常のナ
ビゲーション画面から交差点案内の表示に切り替え表示
する(ステップS5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動経路を案内
するナビゲーション装置、その方法、並びにそのプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動経路を表示するカーナビゲー
ション装置として、特開平11−44545号公報に開
示されたようなものが存在した。このカーナビゲーショ
ン装置では、詳細案内を行いたい誘導交差点に近づき、
誘導交差点と自車位置が予め設定された距離になった時
点で誘導交差点の景観表示を行う。ここで、景観表示
は、自車が上述予め設定された距離から視点位置に達す
るまでの間行われるため、自車の移動速度が速い場合に
は、誘導交差点の位置と3次元表示の視点位置とを短く
設定することにより、景観表示終了のタイミングを遅ら
せ、景観図を表示する時間を長くする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のカーナビゲーション装置では、景観表示終了のタ
イミングを変更するものの、景観図の表示開始位置につ
いては一定であるため、高速走行時は景観図が表示され
てから誘導交差点に達するまでの時間が短くなってしま
い、案内表示が十分に行われないという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、状況の変化に応じて案内表示を行うことができる
ナビゲーション装置、その表示方法、ならびにそのプロ
グラムを得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるナビゲ
ーション装置においては、設定された経路を表示すると
ともに、詳細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に
到着する前に表示するナビゲーション装置であって、自
装置の位置を検出する位置検出手段と、自装置の移動速
度を検出する速度検出手段と、前記位置検出手段が検出
した位置情報及び前記速度検出手段が検出した速度情報
に基づき、高速移動中は前記詳細情報を前記地点から遠
い位置で表示し、前記高速移動中の速度より前記移動速
度が低い場合に、前記遠い位置より前記地点に近い位置
で前記詳細情報を表示する表示手段と、を備えたもので
ある。
【0005】また、ユーザの運転操作を検出するセンサ
と、前記センサの検出結果に基づいて前記運転操作を分
類する分類手段と、を備え、前記表示手段は、前記分類
手段の分類結果に従って前記詳細情報の表示地点を変更
することを特徴とするものである。
【0006】また、前記表示手段は、前記分類結果に基
づいて前記詳細情報の表示内容を変更することを特徴と
するものである。
【0007】また、前記位置検出手段が検出した位置情
報に基づき、通行経路の履歴を記録する記録手段と、こ
の記録手段が記録した通行経路の履歴に基づき、前記詳
細情報の表示内容を変更することを特徴とするものであ
る。
【0008】また、周囲の天候を示す天候情報を取得す
る天候情報取得手段を備え、前記表示手段は、前記天候
情報に基づいて前記詳細情報の表示地点を変更すること
を特徴とするものである。
【0009】また、周囲の明暗を示す明暗情報を取得す
る明暗情報取得手段を備え、前記表示手段は、前記明暗
情報に基づいて前記詳細情報の表示地点を変更すること
を特徴とするものである。
【0010】また、前記表示手段は、前記詳細情報とし
て、前記設定された経路に関する第1の情報及び前記経
路に関連付けられた付加的な第2の情報を有する第1の
詳細情報及び前記第1の情報を備え前記第2の情報を省
略した第2の詳細情報のいずれかを選択的に表示すると
ともに、外部から送信された高度道路交通システムの情
報に基づいて、前記第1の詳細情報又は前記第2の詳細
情報を切り替え表示することを特徴とするものである。
【0011】この発明におけるナビゲーション装置の案
内表示方法は、予め設定された経路を表示するととも
に、詳細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に到着
する前に表示するナビゲーション装置の案内表示方法で
あって、現在位置を検出する位置検出ステップと、現在
の移動速度を検出する速度検出ステップと、前記移動速
度の増大に従って、前記地点から前記詳細情報の表示地
点までの距離が増大するように前記表示地点を決定し、
前記現在位置に基づいて前記表示地点で前記詳細情報を
表示する表示ステップと、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、前記表示ステップは、ユーザの運転
操作の習熟度に従って前記表示地点を変更することを特
徴とするものである。
【0013】また、ユーザの運転操作を検出する操作検
出ステップと、この操作検出ステップの検出結果に基づ
き、前記習熟度を決定する習熟度決定ステップと、を備
えたことを特徴とするものである。
【0014】また、前記表示ステップは、前記習熟度に
従って詳細情報の表示内容を変更することを特徴とする
ものである。
【0015】この発明のナビゲーション装置は、設定さ
れた経路を表示するとともに、詳細案内の必要な地点の
詳細情報を前記地点に到着する前に表示するナビゲーシ
ョン装置であって、自装置の位置を検出する位置検出手
段と、ユーザの運転習熟度を検出する検出手段と、前記
位置検出手段が検出した位置情報及び前記検出手段が検
出した運転習熟度に基づき、この運転習熟度が低習熟度
の場合には前記詳細情報を前記地点から遠い位置で表示
し、前記検出手段が検出した運転習熟度が前記低習熟度
より高い場合には、前記遠い位置より前記地点に近い位
置で前記詳細情報を表示する表示手段と、を備えること
を特徴とするものである。
【0016】また、この発明のプログラムは、予め設定
された経路を表示するとともに、詳細案内の必要な地点
の詳細情報を前記地点に到着する前に表示するナビゲー
ション装置の案内表示方法であって、現在位置を検出す
る位置検出ステップと、現在の移動速度を検出する速度
検出ステップと、前記移動速度の増大に従って、前記地
点から前記詳細情報の表示地点までの距離が増大するよ
うに前記表示地点を決定し、前記現在位置に基づいて前
記表示地点で前記詳細情報を表示する表示ステップと、
をコンピュータに実行させるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この実施
の形態1のナビゲーション装置であり、特に車に搭載さ
れるカーナビゲーション装置の例を示している。図1に
おいて、本体装置1は、マイクロプロセッサ等で構成さ
れる制御部2、制御部2に接続されプログラムや各種デ
ータを記憶するメモリ3、同じく制御部2に接続され地
図のデジタルデータを記憶する地図情報記憶装置4を有
する。制御装置2は、本体装置1に接続された表示装置
5を制御して、ナビゲーションに必要な経路情報、道路
情報を表示装置5に表示させる機能を持っている。表示
装置5は、一般に液晶表示装置が使用されるが、あらゆ
るタイプの表示装置を用いることができ、また、本体装
置と一体に構成されていてもよい。
【0018】制御部2は、ナビゲーションを行うために
GPS(Global Positioning System)アンテナ6が受信
した複数の衛星からの信号から、公知の技術による計算
方法で自装置の位置を計算する。DSRC(Dedicated S
hort Range Communication:狭帯通信)受信機7は、IT
S(Intelligent Transport Systems:高度道路交通シス
テム)の情報を受信する受信機であり、狭帯通信を用い
て道路状況、道路以外の周囲状況等の様々な情報を受信
する。また、制御部2は、運転者の運転習熟度や、天候
若しくは周囲の明暗等の周辺状況判断をするため各種セ
ンサ8〜12からのデータを解析する。
【0019】ワイパーやヘッドライトのオンオフ状態を
検知するセンサ8から送られるデータは、周囲の明暗の
判断、雨の有無を判断するのに使用される。また、速度
センサ9は、例えばパルスセンサを用いることができ、
タイヤの回転数からスピードを検出する。角度センサ1
0は、ブレーキペダルの踏み角やハンドルの回転角度を
検出するものであり、この角度情報は速度センサ9の速
度情報と同様に、運転者の運転習熟度を判定するのに用
いられる。3次元ジャイロ11は、自装置の3次元の方
位を測定するものあり、加速度センサ12は、自動車の
加速度(自装置にかかる加速度)を測定するものであ
る。なお、上述の各種センサ8〜12は、いずれも必要
に応じて選択的に本体装置1に接続されるものであり、
これらのセンサ8〜12すべてを接続する必要はない。
また、加速度センサ12を省略し、速度センサの速度か
ら加速度を求めるということも可能である。
【0020】次に、図2〜4を用いて、ナビゲーション
装置の動作について説明する。図2は、表示装置5の表
示内容を示した図であり、図2(a)は、あらかじめ設
定された経路に沿って、GPSの情報から検出した自装
置の位置を中心した地図を表示する通常の経路誘導表示
である。また、図2(b)は、自装置があらかじめ定め
られた経路上の点に近づくと表示される詳細情報表示で
あり、例えば、設定された経路上で右折または左折する
交差点の詳細情報を、運転者にあらかじめ教えるために
使用される。
【0021】ここで、図3に示すように、ナビゲーショ
ン装置を搭載した車13bが比較的高速で交差点Aに近
づきつつある場合を説明する。車13bが交差点Aから
距離L2の位置に到達するまでは、表示装置5は、図2
(a)の通常の経路誘導表示を表示する。そして、制御
部2が交差点Aまでの距離がL2以内になったと判断し
たとき、表示装置5は、図2(b)の詳細情報を表示す
る。次に、車13a(ここで、車13aは車13bと同
一の車であるが、説明の便宜上符号を分けて説明する)
が比較的低速で交差点Aに近づきつつある場合を説明す
る。車13aが交差点Aから距離L1の位置に到達する
までは、表示装置5は、図2(a)の通常の経路誘導表
示を表示する。そして、制御部2が交差点Aまでの距離
がL1以内になったと判断したとき、表示装置5は、図
2(b)の詳細情報を表示する。
【0022】このように、速度に応じて詳細情報の表示
開始タイミングを変更することにより、運転者は時間的
に同じ様なタイミングで詳細情報を得ることができる。
従来の技術においては、詳細情報表示の開始地点が同じ
であったため、速度が遅い場合には、交差点到着のかな
り前から詳細情報を表示し、速度が速い場合には、時間
的に交差点到着の直前で詳細情報を表示していたため、
速度に応じて運転者の受ける使用感覚が変わり、不便で
あった。しかし、この実施の形態のナビゲーション装置
では、移動速度が速くても、遅くても、ほぼ一定の時
間、詳細情報を見ることができ、例えば、速度にかかわ
らず交差点到着の約1分前に交差点を曲がる必要がある
こと、及び、その交差点の詳細情報を知ることができ
る。従って、運転者へ安定したユーザインタフェースを
提供することができるという利点がある。
【0023】次に、上述の動作をするための制御を図4
を用いて詳細に説明する。図4は、制御部2の動作フロ
ーチャートである。まず、経路誘導中、制御部2は、G
PSアンテナ6から複数の衛星のデータを取得する。そ
して、衛星からのデータに基づき自装置の位置座標(緯
度、経度、場合によっては高さ)を計算する(ステップ
S1)。次に、制御部2は速度センサ9から現在の速度
情報を取得する(ステップS2)。そして、制御部2
は、この速度情報と次に案内する交差点までの距離か
ら、その交差点までの到着時間を計算し、次に案内する
交差点までの到着時間t=(距離L2)/(速度)が予
め定められた閾値T以下となっているかを判定する(ス
テップS3)。ここで、次に案内する交差点は、例え
ば、経路上で右折または左折する交差点であり、地図情
報記憶装置4のデジタル地図情報とメモリ3が記憶して
いる設定経路から判定する。また、自装置が交差点(詳
細情報で案内したい案内地点)を通過した場合には、次
に案内する交差点を、次の新しい交差点に設定して到着
時間Tを計算する。
【0024】ステップS3で計算された到着時間が閾値
T以下となっていないと判断したときは、制御部2は、
図2(a)に示す通常の経路誘導表示を行う(ステップ
S4)。すなわち、制御部2は、表示装置5の表示内容
のデータを現在位置に基づいた地図データに更新し、再
び、ステップS1の処理へ戻る。一方、到着時間が閾値
T以下となっていると判断したときは、制御部2は、表
示装置5の表示データを更新し、図2(b)に示す詳細
情報表示(交差点案内)を行う(ステップS5)。この
ステップS5が終了すると、ステップS1に戻り、新し
い地点に基づいた表示内容の更新を行う。
【0025】この実施の形態1によれば、GPSアンテ
ナ6と制御部2(位置検出手段)が検出した位置情報及
び速度センサ9(速度検出手段)が検出した速度情報に
基づき、高速移動中は詳細情報を案内地点から遠い位置
で表示し、高速移動中の速度より移動速度が低い場合
に、遠い位置より案内地点に近い位置で詳細情報を表示
する。言い換えれば、移動速度の増大に従って、案内地
点から詳細情報の表示開始地点までの距離が増大するよ
うに表示開始地点を決定し、現在位置に基づいて表示開
始地点で前記詳細情報を表示するため、状況の変化(こ
こでは、速度の変化)に応じた安定した案内表示ができ
るという効果がある。
【0026】なお、速度センサ9の代わりに、GPSア
ンテナ6が受信したデータから計算した位置情報を複数
の時点で計測し、計測間隔と移動距離から速度を計算す
るようにしてもよい。また、実施の形態1では、案内地
点までの到着予測時間がほぼ一定となるように計算した
が、これに限らず高速移動中は案内地点から遠い位置、
低速移動中は案内地点から近い位置で詳細情報の表示を
開始するものであれば、どのように表示開始位置を決定
してもよい。例えば、通常交差点に近づく車は交差点手
前で減速するため、表示開始位置の計算にあたっては、
この減速分を考慮して計算するようにすることができ
る。さらに、速度と距離(案内地点から表示開始地点)
の関係は、完全な比例の関係でなくともよく、速度に従
って階段状に距離が増えるというように、完全な正比例
でないようにしてもかまわない。また、詳細情報の表示
終了時点は案内したい地点(交差点)としたが、これに
限らず、上述の公知技術のように、表示の終了時点を視
点位置として可変にすることもできる。
【0027】実施の形態2.次に、運転者の運転習熟度
に応じて、詳細情報の表示タイミングを変更する実施の
形態について説明する。基本的動作は、実施の形態1と
同様であるため、異なる部分について説明する。
【0028】図5は、運転習熟度に応じて詳細情報の表
示タイミングを調整する処理を示す制御部2のフローチ
ャートである。このフローチャートは、運転習熟度を自
動判定する処理と、図4の詳細情報表示のために、詳細
情報表示のタイミングを左右する閾値Tを変更する処理
とを示している。
【0029】制御部2は、図4の処理とは並列に、図5
の処理を実行する。ここで、処理の開始(ステップS1
0)は、一度、起動時に実行を開始したら継続的に行う
ようにしてもよいし、所定間隔で割り込み処理をかける
ことにより、実行するようにしてもよい。次に、制御部
2は、各種センサ9〜12からの測定データを取得する
(ステップS11)。ここでは、例としてブレーキ踏み
角センサ10のデータに基づいて、運転者の運転習熟度
を分類する例について説明する。
【0030】各種センサ9〜12からのデータを取得す
ると、制御部2は、このデータに基づいて運転習熟度を
判定する(ステップS12)。例えば、メモリ3に図6
に示すような、測定現象と運転習熟度の判定基準を示す
データを記憶しておき、測定したデータとメモリの判定
基準を比較することによって、運転習熟度が高いか、低
いかについて判定する。ブレーキ踏み角センサ10のデ
ータを用いる場合について説明すると、制御部2はブレ
ーキ踏み角が、所定の短い時間以内に角度0から所定の
角度以上に変化した場合を検出し、この回数をカウント
する。運転習熟度が高い運転者の多くは、急ブレーキを
踏むことが非常に少ないことが経験的にわかっているた
め、急ブレーキの回数が所定の閾値より少ない場合に
は、制御部2は、運転習熟度が高いと判断する。また、
運転者が運転に不慣れな場合、運転中に発生する事態の
予測に慣れていない等の理由で急ブレーキを多く使用す
ることがあり、このような場合(急ブレーキ回数が閾値
以上である場合)に、制御部2は運転者の運転習熟度は
低いと判断する。
【0031】次に、制御部2は、ステップS12で判定
した運転習熟度が高いかを判断し(ステップS13)、
高くない(低い)場合には、図4のステップS3で使用
される閾値Tとして、長い時間Sを設定する(ステッ
プS14)。例えば、閾値Tを記憶するメモリの記憶領
域にSの値を上書きする。高い場合には、閾値Tとし
てSよりも短い時間Sを設定する(ステップS1
5)。すなわち、上述のメモリの記憶領域にSの値を
上書きする。上述の処理が終了すると、ステップS11
に戻って同様の処理を繰り返す。なお、設定値を頻繁に
更新する必要はないため、通常は、ステップS11及び
12の運転習熟度の判定処理に多くの時間を掛け、長期
的に運転を観察するように処理を行う。
【0032】また、ステップS11における運転習熟度
を判定するための他の手段について以下に説明する。 ・ふらつき回数 制御部2は、三次元ジャイロ11からの方位情報から、
方位が小刻みに変化する回数をカウントし、このふらつ
きの回数が所定の閾値よりも高い場合には、習熟度は低
く、回数が少ない場合には習熟度が高いと判定する。
【0033】・加速の滑らかさ 制御部2は、加速度センサ12からの加速度情報を取得
し、加速度の変化幅が閾値より少ない場合に、滑らかな
運転であると判断する。一方、加速度の変化が閾値より
多い場合には、習熟度は低いと判断する。
【0034】・ハンドルの角度変化 制御部2は、ハンドルの角度センサ10からカーブでの
角度情報を取得し、ハンドル角度の変化と予め記憶され
た角度変化のパターンとを比較する。そして、測定され
たパターンと記憶されたモデルパターンの一致度が高い
場合に、スムーズなハンドル操作と判断し、運転者の習
熟度は高いと判断する。一方、一致度が低い場合には、
習熟度は低いと短壇する。
【0035】・カーブ或いは未舗装道路でのブレーキタ
イミング 制御部2は、地図データからカーブの開始地点のデータ
を取得し、ブレーキ踏み角のセンサ10からの角度情報
から、ブレーキが踏まれた時点を計測する。そして、ブ
レーキが踏まれた時点の位置とカーブの開始地点との距
離が、閾値以上であるか判断する。閾値以上である場合
(ブレーキタイミングが早い)には、習熟度が高いと判
断し、閾値より低い(ブレーキタイミングが遅すぎる)
と判断された場合には、習熟度が低いと判断する。な
お、ブレーキを踏むタイミングではなく、どの時点でブ
レーキを離したかによって判断することも可能である。
例えば、カーブに入る時点では、通常十分に減速してい
ることが必要であるので、カーブの位置との関係におい
てブレーキを離すタイミングが早い場合に、習熟度が高
いと判断することが可能である。また、ブレーキ踏み角
ではなく、カーブへ入る速度、カーブ中での速度を計測
することによっても同様の判定を行うことが可能であ
る。
【0036】以上のように、この実施の形態2では、ユ
ーザの運転操作を検出するセンサを用いて、制御部2
(分類手段)が運転操作を分類し、ユーザの運転習熟度
に応じて詳細情報の表示地点を変更するため、ユーザに
適応し、使用される状況に応じた詳細情報の案内表示を
行うことができる。例えば、習熟度の高いユーザに対し
ては、詳細情報の表示タイミングを遅くし、習熟度の低
いユーザに対しては、詳細情報の表示タイミングを早く
することができる。特に、習熟度の低いユーザは、時間
的な余裕を持って右左折を予告してもらうことにより、
心の準備を早く行うことができ、また、右左折にあわせ
た車線の変更なども、余裕を持って行うことができる。
【0037】なお、この実施の形態では、習熟度を自動
判定するようにしたが、ユーザが予め習熟度が高いの
か、低いのかを示すデータを入力するようにしてもよ
い。この習熟度データは、メモリ3に記憶され、制御部
2は図5のステップS11及び12を実行せず、ステッ
プS13で、記憶された習熟度データに基づいて、習熟
度が高いか低いかを判定することができる。
【0038】また、実施の形態1で説明したように、速
度を計測し、その速度と設定された時間に基づいて詳細
情報の表示タイミングを決定するようにしなくともよ
い。すなわち、図4のステップS2で速度を計測せず固
定された速度を設定し、ステップS3で表示タイミング
を決定することができる。或いは、ステップS2を実行
せず、ステップS3で交差点までの距離が閾値以下とな
った場合に、ステップS5で詳細情報を表示するように
してもよい。この場合には、図5のステップS14、及
びS15では、表示時間を設定するのではなく、次の案
内地点(交差点)までの距離を設定するようにする。す
なわち、ステップS14では長い距離、ステップS15
では、ステップS14で設定する距離よりも短い距離を
設定する。以上のように速度によらず、習熟度に基づい
て詳細情報を表示するタイミングを変えたとしても、異
なる運転者に適応し、状況の変化に応じて安定した案内
表示ができるという効果がある。
【0039】実施の形態3.次に、状況の変化に応じ
て、詳細情報の表示タイミングを変更する実施の形態に
ついて説明する。ここでは、雨、霧などの天候の変化、
昼夜等で変化する周囲の明暗、過去に通過した経路履
歴、を代表例として説明する。基本的な動作は、実施の
形態1または2と同様であるため、異なる部分について
説明する。
【0040】図7は、この実施の形態3の表示タイミン
グ変更及び表示内容設定処理を示すフローチャートであ
る。このフローチャートでは、天候等の状況変化に従っ
て詳細情報の表示タイミングを変更する処理と、後述す
る図9のように、状況に応じて通常の表示と簡易表示と
を切り替える処理とを説明する。
【0041】まず、制御部2は、DSRC受信機7から
周囲状況の情報、各種センサ8〜12からの情報、及び
/または、メモリ3に記憶されている過去の経路情報を
取得する(ステップS21)。そして、取得した情報に
基づき、制御部2は、天候の良し悪しを判定する(ステ
ップS22)。例えば、雨が降っているか否かは、ワイ
パスイッチのオンオフを検知するセンサ8が、ワイパの
駆動を検知しているか否かで判別でき、また、DSRC
受信機7から雨を示すデータが送られているか否かに基
づいて判定することもできる。雨が降っていると判断し
た場合には、制御部2は、閾値Tとして長い時間S
設定し(ステップS25)、メモリ3に記憶されている
簡易表示フラグをオンに設定する(ステップS26)。
一方、雨が降っていないと判断した場合には、制御部2
は、閾値Tとして短い時間Sを設定する(ステップS
27)。さらに、制御部2は、通常表示設定として、メ
モリ3に記憶されている簡易表示フラグをオフに設定す
る(ステップS26)。
【0042】また、ステップS22とは並列に、制御部
2は、周囲が暗いか否かについて判定する(ステップS
23)。この判定は、ヘッドライトスイッチのオンオフ
を検知するセンサ8からのデータに基づき、ヘッドライ
トが点灯しているか否かに基づいて判定することができ
るし、また、DSRC受信機7からの情報、或いは、時
刻情報に基づいて判定することもできる。ここで、暗い
と判定した場合には、制御部2は上述と同様にステップ
S25の処理に進む。一方、暗くないと判定した場合に
は、ステップS27に進む。
【0043】また、ステップS22、S23とは並列
に、制御部2は現在位置が"慣れた道"としてメモリ3に
記憶されているルート上にあるかを判断する。慣れた道
ではないと判断した場合には、制御部2は閾値Tとして
長い時間Sを設定し(ステップS25)、慣れた道で
あると判断した場合には、閾値Tとして短い時間S
設定する(ステップS27)。
【0044】メモリ3には、通行経路の履歴が記録され
ているが、この記録は従来のカーナビゲーション装置で
実施されている記録方法や記録手段を使用することがで
きる。また、例えば、図10に示すように記録を行うこ
ともできる。制御部2は、GPSアンテナ6の情報から
計算した現在位置を調べ(ステップS31)、前回の記
録から所定時間経過又は所定距離移動したかを判断する
(ステップS32)。そして、所定時間又は距離を移動
した時点で、メモリ3にアクセスし、現在位置の座標に
対応したカウンタをカウントアップする(ステップS3
3)。このカウンタは、経路の所定長さ毎に対応させて
設けてもよいし、或いは、デジタル地図をマス目状に区
分し、各マスのそれぞれに対応してカウンタを設けても
よい。図7のステップS24では、案内地点に対応する
カウンタが予め定められた閾値以上(例えば、10回以
上)となった場合に、慣れた道であると判断することが
できる。
【0045】なお、上述ではステップS22〜S24を
並列に実行するように説明したが、順番に直列に実行す
るようにしてもよい。また、すべてを実行する必要は必
ずしもなく、必要に応じて必要な機能を選択的に実行す
るようにすることもできる。ここで、ステップS22〜
S24それぞれの判断が異なり、表示時間及び簡易表示
フラグが異なる設定となる場合には、それぞれ優先順位
を設けて常に優先順位の高い設定が生きるようにする。
また、長い表示時間及び簡易表示モードが常に優先とな
るように又はその逆となるように構成してもよい。
【0046】次に、図8を用いて、この実施の形態のナ
ビゲーション画面及び詳細情報表示を説明する。基本動
作は図4と同様であり、図8において図4と同一の符号
は同一の動作を表しているため、異なる部分について以
下に説明する。まず、ステップS3で、次に案内する交
差点までの到着時間がT以下であると判断した場合に
は、制御部2は、次に簡易表示をするか否かについて判
断する(ステップS3b)。すなわち、図7のステップ
S26又はS28で設定された簡易表示フラグが、オン
であるか否かを調べる。
【0047】そして、簡易表示をする場合には、表示装
置5は交差点の詳細情報として図9(a)に示すよう
に、予め定められた付加的な情報を表示せずに、道案内
の基本情報を表示する。また、制御部2は、図9(a)
に示すように表示装置5の表示内容を更新する(ステッ
プS5a)。また、簡易表示をしない場合には、表示装
置5は、図9(b)に示すように、付加的な情報を含め
た詳細情報を表示する。また、制御部2は、図9(b)
に示すように表示装置5の表示内容を更新する(ステッ
プS5)。ここで、付加的な情報としては、例えば、D
SRC受信機から取得した現在位置周辺の状況情報(商
店に関する情報、駐車場の空き状況、)や渋滞情報、そ
の他、DSRC受信機から取得した以外であって、地図
情報記憶手段4やメモリ3に記憶された道路以外の周辺
状況の情報(例えば、建物の情報、車線の情報、商店の
名前、交差点名)等がある。
【0048】簡易表示と通常表示の切り替えは以下のと
おり実行することができる。図11は、メモリ3に記憶
されたテーブルを示している。このテーブルには、図の
ように各情報を表示するためのプログラムのルーチンア
ドレス21と、これに対応して通常表示フラグ22、及
び簡易表示フラグ23が記憶されている。制御部2は、
No.1〜12情報について、通常表示モードであると
きは通常表示フラグ、また簡易表示モードであるときに
は簡易表示フラグ23を調べる。そして、各フラグが”
ON”である場合に、対応するルーチンアドレスのルー
チンを呼び出す。そして、各ルーチンでは、対応する情
報を読み出し表示装置5用のビデオメモリにデータを書
き込む処理を行う。また、”OFF”の場合には、制御
部2はその情報のルーチンをスキップし、実行を行わな
い。以上の処理を各情報について順次行うことにより、
通常表示又は簡易表示の画像が出来上がり、表示装置5
の画面が更新される。
【0049】一方、ステップS3で、到着時間が閾値T
以下ではないと判断した場合には、制御部2は、上述ス
テップS3b、S5、及びS5aで説明したと同様に、
それぞれステップS3a、S4、S4aを実行する。な
お、表示装置5が表示する内容は、通常のナビゲーショ
ン画面である。付加的な情報については、ステップS4
aと同様であるが、必要に応じて変更してもよい。ステ
ップS4、S4a、S5、又はS5aが終了すると、ス
テップS1に戻って、同様の処理を繰り返す。
【0050】この実施の形態では、以上のように周辺の
状況に応じて詳細情報の表示内容を変更するため、ユー
ザにとって見やすい表示を行うことができる。また、表
示時間の判断基準は、上述の例に限らず、様々な周囲状
況に応じてステップS25〜S28の表示モードの切り
替えを行うことができる。例えば、DSRC受信機7か
ら受信した動的に変化する情報を用いれば、状況の変化
に応じた表示を行うことができるし、また、車に取り付
けられたセンサの情報から、ステップS25〜S28の
表示モード切り替えを行うこともできる。
【0051】さらに、実施の形態2と組み合わせ、自動
判定又はユーザが自ら設定した運転習熟度に基づき、ス
テップS26の簡易表示設定をするか、ステップS28
の通常表示設定をするかを判断するようにしてもよい。
すなわち、図5のステップS13をステップS22の代
り又は並列に実施し、習熟度が高い場合には、制御部2
の処理はステップS27へ進み、習熟度が低い場合に
は、ステップS25の処理に進むようにすることができ
る。これにより、習熟度の低いユーザには、道路案内に
必要な基本的な情報を選択して表示するようにし、ユー
ザに優しいインターフェースを提供することができる。
【0052】また、上述実施の形態1〜3では、表示タ
イミング及び表示内容の切り替えを2段階で行ったが、
2段階以上の多段階で切り替えるようにしてもよい。ま
た、上述実施の形態1〜3では、車に取り付けられたカ
ーナビゲーション装置を例に説明したが、この発明はカ
ーナビゲーション装置に限られず、装置の移動に伴って
目的地への経路を案内するあらゆるナビゲーション装置
に適用することができる。例えば、携帯型のナビゲーシ
ョン装置、携帯電話に取り付けられたナビゲーション装
置に適用することができる。また、ユーザの運転習熟度
は、ナビゲーション装置の駆動時間(又は起動回数)を
計測し、駆動時間(又は起動回数)が所定値を超えた場
合に、習熟度が高いと判断するようにしてもよい。この
場合に、習熟度は運転の習熟度に限られず、例えば、ユ
ーザのナビゲーション装置に対する習熟度に基づいて表
示タイミング又は内容を切り替えるようにしてもよい。
【0053】また、制御部2は、マイクロプロセッサで
構成され、実施の形態1〜3で説明したすべてのフロー
チャートは、コンピュータ言語で記載されたプログラム
で実現することができる。このプログラムは、コンピュ
ータで実行可能なように記録媒体に記載され、コンピュ
ータがこの記録媒体にアクセスすることによって、上述
の動作を実現することができる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、ナビゲーション装置が使用される状況
の変化に応じて、ユーザに使用しやすい案内表示を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜3のナビゲーショ
ン装置を示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1〜2における表示装
置の表示内容を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1〜3における詳細情
報の表示開始位置を説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における詳細情報表
示処理を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2における表示タイミ
ング変更処理を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2における習熟度判定
基準を示すテーブルである。
【図7】 この発明の実施の形態3における周囲状況に
合わせた表示タイミング変更処理を示すフローチャート
である。
【図8】 この発明の実施の形態3における表示装置の
表示内容を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における表示装置の
表示内容を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における経路履歴
の記録処理を説明するフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3における通常表示
と簡易表示のモード切り替え用テーブルを示す図であ
る。
【符号の説明】
本体装置1、 制御部2、 メモリ3、 地図情報記憶
装置4、 GPSアンテナ6、 DSRC受信機、 ワ
イパ/ヘッドライトセンサ8、 速度センサ9、 ブレ
ーキ踏み角/ハンドル角度センサ、 11 3次元ジャ
イロ、 加速度センサ12
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HC08 HC23 HC27 HD03 HD07 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC12 AC14 AC19 AC20 5H180 AA01 BB04 CC12 FF04 FF05 FF10 FF12 FF23 FF27 FF33 FF35 FF38

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された経路を表示するとともに、詳
    細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に到着する前
    に表示するナビゲーション装置であって、 自装置の位置を検出する位置検出手段と、 自装置の移動速度を検出する速度検出手段と、 前記位置検出手段が検出した位置情報及び前記速度検出
    手段が検出した速度情報に基づき、高速移動中は前記詳
    細情報を前記地点から遠い位置で表示し、前記高速移動
    中の速度より前記移動速度が低い場合に、前記遠い位置
    より前記地点に近い位置で前記詳細情報を表示する表示
    手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 ユーザの運転操作を検出するセンサと、 前記センサの検出結果に基づいて前記運転操作を分類す
    る分類手段と、を備え、 前記表示手段は、前記分類手段の分類結果に従って前記
    詳細情報の表示地点を変更することを特徴とする請求項
    1に記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記分類結果に基づい
    て前記詳細情報の表示内容を変更することを特徴とする
    請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段が検出した位置情報に
    基づき、通行経路の履歴を記録する記録手段と、 この記録手段が記録した通行経路の履歴に基づき、前記
    詳細情報の表示内容を変更することを特徴とする請求項
    1に記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 周囲の天候を示す天候情報を取得する天
    候情報取得手段を備え、 前記表示手段は、前記天候情報に基づいて前記詳細情報
    の表示地点を変更することを特徴とする請求項1に記載
    のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 周囲の明暗を示す明暗情報を取得する明
    暗情報取得手段を備え、 前記表示手段は、前記明暗情報に基づいて前記詳細情報
    の表示地点を変更することを特徴とする請求項1に記載
    のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記詳細情報として、
    前記設定された経路に関する第1の情報及び前記経路に
    関連付けられた付加的な第2の情報を有する第1の詳細
    情報及び前記第1の情報を備え前記第2の情報を省略し
    た第2の詳細情報のいずれかを選択的に表示するととも
    に、外部から送信された高度道路交通システムの情報に
    基づいて、前記第1の詳細情報又は前記第2の詳細情報
    を切り替え表示することを特徴とする請求項1に記載の
    ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 予め設定された経路を表示するととも
    に、詳細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に到着
    する前に表示するナビゲーション装置の案内表示方法で
    あって、 現在位置を検出する位置検出ステップと、 現在の移動速度を検出する速度検出ステップと、 前記移動速度の増大に従って、前記地点から前記詳細情
    報の表示地点までの距離が増大するように前記表示地点
    を決定し、前記現在位置に基づいて前記表示地点で前記
    詳細情報を表示する表示ステップと、を備えたことを特
    徴とするナビゲーション装置の案内表示方法。
  9. 【請求項9】 前記表示ステップは、ユーザの運転操作
    の習熟度に従って前記表示地点を変更することを特徴と
    する請求項8に記載のナビゲーション装置の案内表示方
    法。
  10. 【請求項10】 ユーザの運転操作を検出する操作検出
    ステップと、 この操作検出ステップの検出結果に基づき、前記習熟度
    を決定する習熟度決定ステップと、を備えたことを特徴
    とする請求項8に記載のナビゲーション装置の案内表示
    方法。
  11. 【請求項11】 前記表示ステップは、前記習熟度に従
    って詳細情報の表示内容を変更することを特徴とする請
    求項10に記載のナビゲーション装置の案内表示方法。
  12. 【請求項12】 設定された経路を表示するとともに、
    詳細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に到着する
    前に表示するナビゲーション装置であって、 自装置の位置を検出する位置検出手段と、 ユーザの運転習熟度を検出する検出手段と、 前記位置検出手段が検出した位置情報及び前記検出手段
    が検出した運転習熟度に基づき、この運転習熟度が低習
    熟度の場合には前記詳細情報を前記地点から遠い位置で
    表示し、前記検出手段が検出した運転習熟度が前記低習
    熟度より高い場合には、前記遠い位置より前記地点に近
    い位置で前記詳細情報を表示する表示手段と、を備える
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 予め設定された経路を表示するととも
    に、詳細案内の必要な地点の詳細情報を前記地点に到着
    する前に表示するナビゲーション装置の案内表示方法で
    あって、 現在位置を検出する位置検出ステップと、 現在の移動速度を検出する速度検出ステップと、 前記移動速度の増大に従って、前記地点から前記詳細情
    報の表示地点までの距離が増大するように前記表示地点
    を決定し、前記現在位置に基づいて前記表示地点で前記
    詳細情報を表示する表示ステップと、をコンピュータに
    実行させるプログラム。
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