JP7249205B2 - 駐車ますデータの作成方法、作成装置及びそのコンピュータ用プログラム - Google Patents

駐車ますデータの作成方法、作成装置及びそのコンピュータ用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、駐車ますデータの作成方法、作成装置及びそのコンピュータ用プログラムに関する。この駐車ますデータは車両用ナビゲーション装置において駐車場を検索するときに用いられる。
従来、利用者が設定した目的地に適した駐車場を案内する機能を備えたナビゲーション装置がある。
かかるナビゲーション装置では駐車場の空満情報を入手し、空状態の駐車場を優先的に案内する。
駐車場によっては、その駐車ます単位で空満状態を特定できる場合がある。かかる駐車場においては、駐車対象となる空状態の駐車ますに隣接する駐車ますの空満状態を検出して、当該隣接する駐車ますが空状態のとき、駐車対象の駐車ますを優先的に案内する(特許文献1、特許文献2参照)。隣接する駐車ますが空状態であるとき、駐車が容易になる、即ち駐車難易度が小さくなるからである。
駐車難易度については、駐車場全体としての駐車難易度を取り扱う例が特許文献3に提案されている。一般的に古い駐車場では駐車ますが単線で仕切られていることがあるのに対し、新しい駐車場では駐車ますが2重線で仕切られていることが多く、その結果、後者の駐車難易度は比較的小さく(即ち、駐車し易く)なっている。駐車難易度の特定された駐車場に対してドライバのスキルを対応させる例が特許文献4に例示されている。
駐車ますごとの駐車難易度の判定手法については、特許文献5及び特許文献6に言及がある。
特開2009-064276号公報 特開2018-200508号公報 特開2013-008157号公報 特開2017―138639号公報 国際公開2017/068698号公報 特開2018-163113号公報
上で説明したように、従来では、駐車場毎に駐車難易度が特定されており、この駐車難易度の小さい駐車場から優先的に案内されていた。
しかしながら、駐車場内の駐車ますを見渡せば、駐車ますについてもその駐車難易度は一様ではなく、個々に違いがあることがわかる。例えば、入口近くの駐車ますでは後続の車両の邪魔にならないように素早く駐車しなければならないという心理的なプレッシャーがドライバにかかる。また、壁際の駐車ますでは、いわゆるアタマ側からの駐車が余儀なくされる。
そこでこの発明では、駐車場においてその駐車ますごとに駐車難易度を付与し、それをデータ化することを目的とする。このようにして得られた駐車ますデータはナビゲーション装置が駐車場を案内するときに用いられる。
即ち、この発明の第1の局面は次のように規定される。
駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成方法であって、
駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定する駐車ます特定ステップと、
該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義する駐車難易度定義ステップと、
前記駐車ますの位置とその駐車難易度を関連付けて記録する記録ステップと、を含む駐車ますデータの作成方法。
このように規定される第1の局面の駐車ますデータの作成方法によれば、駐車場においてその駐車ます毎に駐車難易度が付与される。
これにより、駐車場に到着したドライバに対してそこに存在する駐車ますをその駐車難易度とともに提示可能となる。例えば、駐車スキルが未熟なドライバであれば提示された駐車ますの中から駐車難易度の小さいものを選択することで、ストレスのない駐車が可能となる。また、駐車スキルに優れたドライバであれば、比較的空状態の多い駐車難易度の高い駐車ますを強いて選択することにより、素早い駐車が可能となる。
上記第1の局面では駐車ますの大きさに基づきその駐車難易度を定義していたが、例えば駐車ますを仕切るラインが単線の場合と2重線の場合とでは、同じ大きさ(幅)の駐車ますであっても、その駐車難易度が異なる。つまり、仕切り線が単線のものより2重線のもののほうの駐車難易度が小さくなる。2重線からなる仕切り線であっても2重線の間隔如何により駐車難易度も異なってくる。
よって、この発明の第2の局面は次のように規定される。
第1の局面に規定の駐車ますデータの作成方法において、前記駐車難易度を定義する対象となる駐車ますの境界線と、該駐車ますに隣接する他の駐車ますの境界線との距離を特定し、特定された距離に基づき定義された前記駐車難易度のランクを修正する駐車難易度修正ステップが更に含まれる。
このように規定される第2の局面の駐車ますデータの作成方法によれば、駐車ますの境界線とそれに隣接する駐車ますの境界線との距離に応じて、駐車ます自体の大きさに基づき定義された駐車ますの駐車難易度が修正される。
なお、駐車ますの境界線は仕切り線で定義されるものに限られず、塗装、ブロック、芝生その他ドライバが駐車ますを仕分けていると視認できるものであればよい。これらの外縁を境界線とすることができる。
この発明の第3の局面は次のように規定される。
第1又は第2の局面に規定の駐車ますデータの作成方法であって、
あらかじめ保存されている車両のプローブデータを参照して、前記駐車ますの定義された駐車難易度を修正する第2の駐車難易度修正ステップが更に含まれる。
第1の局面の駐車ますデータの作成方法では、駐車ますの大きさに基づき駐車難易度を定義していた。この駐車ますの境界線は駐車場の管理者から提供される駐車場の設計図面や駐車場での撮影画像から特定される。
境界線で区画される駐車ますの大きさ、特に幅が同じであって、駐車ますの位置如何によっては駐車難易度に大小が生じることは既述の通りである。
そこでこの局面の駐車ますデータの作成方法では、位置が特定されている駐車ますに対するプローブカーの駐車動作の履歴(プローブデータ)基づいて、各駐車ますの駐車難易度を修正する。例えば、駐車ますへの進入時に要する時間が標準を超えているときには、その駐車難易度のランクを修正して当該ランクを1つ上げる。同じくハンドル切り替え回数が標準を超えるときにも、駐車難易度のランクを修正して、そのランクを1つ上げることができる。
この発明の第4の局面は次のように規定される。
第1~第3のいずれかの局面に規定の駐車ますデータの作成方法であって、定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、車種に応じて更に細かくランク付けする、車種対応ランク付けステップが更に含まれる。
駐車ますの大きさが同じであっても、大型車、中型車若しくは小型車などの車種に応じて、そこへ駐車するときの困難性に差が生じる。例えば、大型車では駐車難易度のランクが「大」である駐車ますであっても、小型車からみれば何ら困難性が伴わずにそのランクが「中」さらには「小」になる場合がある。もちろん、車種によって、一律に駐車ますの駐車難易度が変わるものではないので、プローブデータを参照して、駐車ますごとに車種別に駐車難易度のランクを特定する。ランクを特定する指標として駐車に要する時間や切り返しの回数などを利用する。
この発明の第5の局面は次のように規定される。
第1~第4のいずれかの局面に規定の駐車ますデータの作成方法であって、定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けする、ドライバスキル対応ランク付けステップが更に含まれる。
駐車ますの大きさが同じであっても、ドライバが感じる難易度には、その駐車スキルの如何によって、差が生じる。例えば、高い駐車スキルをもったドライバにとっては狭い駐車ます(難易度:大)に対してもさしたる困難性を感じないことがある。もちろん、ドライバの駐車スキルの如何によって、一律に駐車ますの駐車難易度が変わるものではないので、プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキル別に各駐車ます毎の駐車難易度のランクを定義する。
この発明の第6の局面では、ドライバの駐車スキルを特定する。即ち、
第5の局面に規定の駐車ますデータの作成方法において、前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定する駐車スキルデータ特定ステップが更に備えられる。
ここに進入難易度の定義には、それに要した時間やハンドルの切り返し回数などを用いることができる。
この発明の第7の局面は次の様に規定される。即ち、
駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成装置であって、
駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定する駐車ます特定部と、
該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義する駐車難易度定義部と、
前記駐車ますの位置とその駐車難易度を関連付けて保存するデータ保存部と、を含む駐車ますデータの作成装置。
このように規定される第7の局面の駐車ますデータ作成装置によれば、第1の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第8の局面は次の様に規定される。即ち、
第7の局面に規定の駐車ますデータ作成装置であって、前記駐車難易度を定義する対象となる駐車ますの境界線と、該駐車ますに隣接する他の駐車ますの境界線との距離を特定し、特定された距離に基づき定義された前記駐車難易度のランクを修正する駐車難易度修正部が更に含まれる。
このように規定される第8の局面に規定の駐車ますデータ作成装置によれば、第2の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第9の局面は次の様に規定される。即ち、
第7又は第8の局面に規定の駐車ますデータ作成装置であって、
あらかじめ保存されている車両のプローブデータを参照して、前記駐車ますの定義された駐車難易度を修正する第2の駐車難易度修正部が更に含まれる。
このように規定される第9の局面に規定の駐車ますデータ作成装置によれば、第3の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第10の局面は次の様に規定される。即ち、
第7~第9のいずれかの局面に規定の駐車ますデータ作成装置であって、
定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、車種に応じて更に細かくランク付けする、車種対応ランク付け部が更に含まれる。
このように規定される第10の局面に規定の駐車ますデータ作成装置によれば、第4の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第11の局面は次の様に規定される。即ち、
第7~第10のいずれかお局面に規定の駐車ますデータ作成装置であって、
定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けする、ドライバスキル対応ランク付け部が更に含まれる。
このように規定される第11の局面に規定の駐車ますデータ作成装置によれば、第5の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第12の局面は次の様に規定される。即ち、
第11の局面に規定の駐車ますデータ作成装置において、
前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定する駐車スキルデータ特定部が更に備えられる。
このように規定される第12の局面に規定の駐車ますデータ作成装置によれば、第6の局面と同等の作用が得られる
この発明の第13の局面は次の様に規定される。即ち、
駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成装置に用いられるコンピュータ用プログラムであって、
駐車マス特定部に、駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定させ、
駐車難易度定義部に、該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義させ、
データ保存部に前記駐車ますの位置とその駐車難易度を関連付けて保存させる、
駐車ますデータの作成装置用のコンピュータ用プログラム。
このように規定される第13の局面のコンピュータ用プログラムによれば、第1の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第14の局面は次の様に規定される。即ち、
第13の局面に規定のコンピュータ用プログラムであって、駐車難易度修正部に、前記駐車難易度を定義する対象となる駐車ますの境界線と、該駐車ますに隣接する他の駐車ますの境界線との距離を特定させ、特定された距離に基づき定義された前記駐車難易度のランクを修正させる。
このように規定される第14の局面に規定のコンピュータ用プログラムによれば、第2の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第15の局面は次の様に規定される。即ち、
第13又は第14の局面に規定のコンピュータ用プログラムであって、第2の駐車難易度修正部に、あらかじめ保存されている車両のプローブデータを参照して、前記駐車ますの定義された駐車難易度を修正させる。
このように規定される第15の局面に規定のコンピュータ用プログラムによれば、第3の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第16の局面は次の様に規定される。即ち、
第13~第15のいずれかの局面に規定のコンピュータ用プログラムであって、車種対応ランク付け部に定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、車種に応じて更に細かくランク付けさせる。
このように規定される第16の局面に規定のコンピュータ用プログラムによれば、第4の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第17の局面は次の様に規定される。即ち、
第13~第16のいずれかの局面に規定のコンピュータ用プログラムであって、ドライバスキル対応ランク付け部に、定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けさせる。
このように規定される第17の局面に規定のコンピュータ用プログラムによれば、第5の局面と同等の作用が得られる。
この発明の第18の局面は次の様に規定される。即ち、
第17の局面に規定のコンピュータ用プログラムであって、駐車スキルデータ特定部に、前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定させる。
このように規定される第18の局面に規定のコンピュータ用プログラムによれば、第6の局面と同等の作用が得られる。
図1はこの発明の一の実施の形態である駐車ますデータ作成装置の機能を説明するブロック図である。 図2はこの発明の他の実施の形態である駐車ますデータ作成装置の機能を説明するブロック図である。 図3はこの発明の他の実施の形態である駐車ますデータ作成装置の機能を説明するブロック図である。 図4はこの発明の他の実施の形態である駐車ますデータ作成装置の機能を説明するブロック図である。 図5はこの発明の他の実施の形態である駐車ますデータ作成装置の機能を説明するブロック図である。 図6はドライバの駐車スキルを特定する装置の機能を説明するブロック図である。 図7は図1に示した駐車ますデータ作成装置により作成される駐車ますデータの例を示す。 図8は図2に示した駐車ますデータ作成装置により作成される駐車ますデータの例を示す。 図9は図3に示した駐車ますデータ作成装置により作成される駐車ますデータの例を示す。 図10は図4に示した駐車ますデータ作成装置により作成される、駐車ますへ付与される車種毎の駐車難易度のレベルを説明する模式図である。 図11は図5に示した駐車ますデータ作成装置により作成される、駐車ますへ付与される駐車スキル毎の駐車難易度のレベルを説明する模式図である。 図12は駐車ますデータ作成装置のハード構成を示すブロック図である。 図13は図2に示した駐車ますデータ作成装置の動作を示すフローチャートである。 図14は図3に示した駐車ますデータ作成装置の動作を示すフローチャートである。 図15は図4に示した駐車ますデータ作成装置の動作を示すフローチャートである。 図16は図5に示した駐車ますデータ作成装置の動作を示すフローチャートである。 図17は図6に示したドライバの駐車スキル特定装置の動作を示すフローチャートである。
図1はこの発明の一実施形態の駐車ますデータ作成装置1の機能ブロック図である。
図1に示すように、この装置1は駐車ます特定部10、駐車ますデータ保存部30及び駐車難易度定義部40を備えている。
駐車ます特定部10には画像データ入力部21とマップデータ保存部25が接続される。画像データ入力部21からは駐車場の設計図やプローブカーで撮影した画像が入力される。マップデータ保存部25にはナビゲーションで用いられるマップデータが保存され、施設としての駐車場の位置データ(座標)が特定される。
駐車ます特定部10は画像データ入力部21から入力された画像データに基づき、いわゆる駐車場における駐車ますマップを作製する(図7(A)参照)。
かかる駐車ますマップに基づき、駐車場における各駐車ますの位置、形状および大きさの特定が可能となる。大きさ特定部11は、特に、駐車ますの入口の幅を特定する。ここに駐車ますの入口とは、駐車ますおいて車路に面している縁を指す。
位置特定部13は、マップデータ保存部25から入力された駐車場の位置データと駐車ますマップとを整合させることで、ナビゲーション装置が利用できるマップデータに各駐車ますの位置を整合させる。この例では、各駐車ますの入口の中央座標に駐車ますの位置を代表させている(図7B参照)。駐車ますの面としての中央座標をその代表位置とすることもできるし、駐車ますの四隅の座標を用いて駐車ますの位置を特定することもできる。
大きさ特定部11で特定された各駐車ますの入口の幅(幅員)に対し、駐車難易度定義部40は所定のルールに基づき、駐車難易度を定義する。例えば、駐車ますの入口の幅が
2.5mを超えるとき 駐車難易度:小
2.3~2.5mのとき 駐車難易度:中
2.3m未満のとき 駐車難易度:大
とする。
図7の例では、3つの駐車ますD10、D11、D12(幅:2.60m)を除く駐車ますの幅が2.38mである(図7B参照)。よって、各駐車ますの駐車難易度は図7の各駐車ます内に記載されている通りとなる。
このようにして、各駐車ますの駐車難易度が定義された各駐車ますのマップデータ(駐車ますの位置が特定されている)は、駐車ますデータとして、駐車ますデータ保存部30に保存される。
図2に他の実施形態の駐車ますデータ作成装置2を示す。なお、図1と同一の作用を奏する要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示す駐車ます特定部10は、駐車ますの境界線を特定する境界線特定部14を備える。
図7の例では各駐車ますを仕切るための境界部分の幅を考慮していなかった。実際の駐車場では、駐車ますは図8(B)に示す単線SLや図8(C)に示す2重線DLで仕切られている。
図2の駐車ますデータ作成装置2においては、境界線特定部14により駐車ますの境界線を特定する。この例では仕切線(単線SL、2重線DL)において駐車ますに面する内側縁を境界線としている。
境界線の定義は任意であり、仕切線の中央を境界線としてもよい。
図2において第1の修正部50は、駐車ますの境界線とそれに隣接する境界線との距離に応じて、駐車難易度定義部40が定義した駐車難易度を修正する。例えば、図8の(B)に示すように、仕切り線SLの幅(例えば10cm)を基準として、図8(C)に示すように、仕切り線が2重線となったときは、隣接する駐車ますの境界線間の距離は、仕切り線SLの幅(10cm)+ギャップGの幅(10cm)+仕切り線SLの幅(10cm)=30cmとなる。
図8(B)と図8(C)とを比較すると、2重の仕切り線を用いることにより、例えば駐車ますD2では、駐車ますの幅が仮想的に20cm拡張したことがわかる。
第1の修正部は、隣接する駐車ますの仕切り線を単線SLとしたときの、両駐車ますを区画する境界線間の距離(=単線SLの幅、例えば10cm)を基準とし、次の演算を行う。

(両駐車ますの境界線間の距離/2 - 0.1:単位m)×隣接する駐車ますの数

このようにして得られた仮想的な増加幅を、大きさ特定部11で特定された駐車ますの幅に加算して、駐車難易度定義部40に再定義させる。
図8(C)に示す例(2重仕切り線DL)において再定義(定義の修正)された各駐車ますの駐車難易度を記した駐車ますマップを図8(A)に示す。図8(B)に示す例(単線SL)では再定義(定義の修正)は行われないので、得られる駐車ますマップは図7(A)と同じとなる。
図3に他の実施形態の駐車ますデータ作成装置3を示す。なお、図2と同一の作用を奏する要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図3に示す駐車ますデータ作成装置3は、プローブデータ保存部70を更に備える。このプローブデータ保存部70には、駐車場におけるプローブカーの操作履歴(駐車に要した時間等)が保存されている。
プローブデータ抽出部71は、位置特定部13で特定された各駐車ますの位置に存在したことのあるプローブカーのプローブデータをプローブデータ保存部70から抽出する。
プローブデータ解析部72は、各駐車ますにおける駐車に要した時間の平均を特定する。
特定された平均時間は第2の修正部55へ送られる。この第2の修正部55は、その平均時間が20~40秒のとき、駐車難易度のレベルを一つ上げる(例えば駐車難易度小→中)。駐車に要する時間が40秒を超えるときは、駐車難易度を一律「大」とする。
また、前進での駐車は、出発時の困難性を考慮して、駐車難易度を中以上とする。
なお、第2の修正部55は、一つの駐車ますに所定数(例えば20)以上のプローブデータが抽出されたときにのみ、当該駐車ますの駐車難易度を修正するものとする。データに確からしさを求めるためである。
第2の修正部55で修正された駐車難易度を反映させた駐車ますマップを図9に示す。
駐車場の出入り口付近では、後続する車両や出庫車の車列により、駐車に要する時間が長くなっている。車路の曲がり角についても同様である。
図9の例において、駐車ますC1,C2については、十分量のプローブデータが得られなかったので、第1の修正部50の出力結果(駐車難易度)がそのまま維持されている。
図4に他の実施形態の駐車ますデータ作成装置4を示す。なお、図3と同一の作用を奏する要素には同一の符号を付してその説明を省略する
図4の駐車ますデータ作成装置4において、プローブデータ保存部70には、プローブカーの、特に駐車位置に関するデータを保存する位置データ保存部710、駐車に要した時間を保存する要駐車時間保存部720、及びプローブカーの車種を特定する車種データ保存部730が備えられる。この例では車種として、大型車、中型車、小型車と区分けしている。区分けの範囲は任意であるが、例えば
大型車L:全幅1700mm以上、及び/又は全長4800mm以上
中型車M:全幅1480mm~1700mm(未満)、及び/又は全長4500mm~4800mm(未満)、
小型車S:全福1480mm未満、かつ全長4500mm未満
とする。
プローブデータ解析部73では、各駐車ますについて、車種ごとに、プローブデータ抽出部71を介して、駐車に要した時間を要駐車時間保存部720から読み出し、その平均時間を演算する。
車種対応ランク付け部60では、車種ごとに、すでに定義されている駐車難易度を修正する。即ち、駐車に要した平均時間が20~40秒のとき、駐車難易度のレベルを一つ上げる(例えば駐車難易度小→中)。駐車に要する時間が40秒を超えるときは、駐車難易度を一律「大」とする。
その結果、第1の修正部で修正されて各駐車ますに割り付けられた駐車難易度、この難易度は車種別に処理されていない、に加えて、図10に示すとおり、車種別の難易度が各駐車ますに付与される。
このように、車種別に駐車難易度をテーブル化しておくことにより、ナビゲーション時にその車種に応じて、より細かに案内を提供できる。
図5に他の実施形態の駐車ますデータ作成装置5を示す。なお、図3と同一の作用を奏する要素には同一の符号を付してその説明を省略する
図5の駐車ますデータ作成装置5において、プローブデータ保存部70には、プローブカーの、特に駐車位置に関するデータを保存する位置データ保存部710、駐車に要した時間を保存する要駐車時間保存部720、及びプローブカーのドライバの駐車スキルを特定するドライブ駐車スキルデータ保存部750が備えられる。この例では駐車スキルとして、「上手」、「普通」、「これから」と区分けしている。区分けの範囲は任意であるが、例えば
上手なドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が15秒未満
普通のドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が15秒~40秒、
これからのドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が40秒を超える、
とする。
プローブデータ解析部74では、各駐車ますについて、ドライバの駐車スキルごとに、プローブデータ抽出部71を介して、駐車に要した時間を要駐車時間保存部720から読み出し、その平均時間を演算する。
ドライバスキル対応ランク付け部80では、ドライバの駐車スキルごとに、すでに定義されている駐車難易度を修正する。即ち、駐車に要した平均時間が20~40秒のとき、駐車難易度のレベルを一つ上げる(例えば駐車難易度小→中)。駐車に要する時間が40秒を超えるときは、駐車難易度を一律「大」とする。
その結果、第1の修正部で修正されて各駐車ますに割り付けられた駐車難易度、この難易度はドライバの駐車スキル別に処理されていない、に加えて、図11に示すとおり、ドライバの駐車スキル別の難易度が各駐車ますに付与される。
このように、ドライバの駐車スキル別に駐車難易度をテーブル化しておくことにより、ナビゲーション時にその車種に応じて、より細かに案内を提供できる。
図6にドライバの駐車スキルを特定する装置6を示す。
この装置6の駐車スキル特定部100のプローブデータ抽出部101は、判定対象となるドライバについて、駐車ますデータ保存部30において駐車難易度が「中」と定義された駐車ますにおける、直近20回の、駐車の履歴データを抽出する。平均時間演算部103は、抽出された各プローブデータを参照して、駐車に要した時間を要駐車時間保存部720から読み出し、その平均時間を演算する。
演算された平均時間に基づき、スキル決定部105は、評価対象であるドライバの駐車スキルを特定する。既述のように、
上手なドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が15秒未満
普通のドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が15秒~40秒、
これからのドライバD:駐車難易度中の駐車ますへ駐車するのに要する平均時間が40秒を超える
とすることができる。
上記の例では、駐車難易度「中」の駐車ますを選択してこれへ駐車するのに要する時間を当該駐車ますへの進入難易度の指標とした。ハンドルの切り返し数を進入難易度の指標とすることもできる。また、選択する駐車ますの駐車難易度を「小」又は「大」とすること、更には複数ランクの進入難易度の駐車ますを用いることもできる。
選択した駐車難易度の駐車ますから退出するのに要する時間やハンドルの切り返し数を退出難易度として、これに基づきドライバの駐車スキルを特定することもできる。
ドライバが選択する駐車ますの駐車難易度レベルに基づき、その駐車スキルを特定することもできる。例えば、上手なドライバの場合であれば、駐車ますを選択する際にその駐車難易度を考慮しないことが多いので、駐車難易度「大」の駐車ますを選択する比率が比較的高くなる。他方、これからのドライバは駐車難易度「大」の駐車ますを選択する比率が比較的小さくなる。このように、異なるレベルの駐車難易度の駐車ますを選択する比率からドライバの駐車スキルを特定することもできる。
車種別の駐車難易度レベルのテーブル(図10参照)とドライバの駐車スキル別の駐車難易度レベルのテーブル(図11参照)とを、同じ駐車ますに付与することも可能である。
両テーブルには優先順位を付して、ナビゲーション時に優先して用いるテーブルを予め決めておくことが好ましい。一般的には、車種別の駐車難易度レベルの優先順位を高くする。データ量が多いからである。
駐車ますデータ作成装置5のハード構成を図12に示す。
演算部200はCPU201、ROM203及びRAM205を備え、システム全体の制御をつかさどる。それとともに、駐車ます特定部10、駐車難易度定義部40、第1の修正部50及びドライバスキル対応ランク付け部80、更にはプローブデータ抽出部71やプローブデータ解析部74としても機能する。ROM203は、演算部200を制御する制御プログラム等が格納された不揮発性メモリである。RAM205は、キーボード等の入力装置280を介して利用者により予め設定された各種設定値を読み出し可能に格納したり、CPU201に対してワーキングエリアを提供したりする。演算部200を制御する制御プログラムはROM203に限らずRAM205や第1、第2記憶装置240及び250に格納されていてもよい。
第1記憶装置240はマップデータ保存部241、画像データ保存部243、及びプローブデータ保存部245を備え、予め準備される各種のデータを保存する。
マップデータ保存部241にはナビゲーションソフトに用いられるマップデータが保存されている。
画像データ保存部243には駐車場の設計図やプローブカーが撮影した駐車場の画像が保存される。
プローブデータ保存部245にはプローブデータが保存される。このプローブデータには位置、時間、速度、方向等の一般的なプローブカーの運行データに加え、駐車に要する時間、車種、ドライバの駐車スキル、ハンドル操作等に関するデータが含まれる。
第2記憶装置250は駐車ますデータの保存部30として機能する。
第1、第2記憶装置はハードメモリやフラッシュメモリなど、サーバシステムのメモリ装置の一部の領域を利用することが好ましい。
データを一時的に保存する、いわゆるバッファメモリには、演算部のRAMの一部領域を利用できる。
出力装置270はディスプレイや音声出力装置であり、入力装置280は音声入力部や、ディスプレイに重ねて配置されるタッチパネル式のキーボートやマウスなどが該当する。
通信インターフェース230を介して、インターネット等の通信ネットワークへ接続可能となる。
コンピュータを構成する各装置はシステムバス240で連結されている。
以上、図5に示す駐車ますデータ作成装置5のハード構成を例にとり説明してきた。当業者であれば、図1~図4に示す駐車ますデータ作成装置1~4のハード構成も図12を参照すれば、同様に把握できる。
次に、駐車ますデータ作成装置2の作用について図13を参照しながら説明する。
ステップ1において、画像データ入力部21を介して、駐車場の設計図(見取り図)を入力する。
入力された画像データが駐車ます特定部10において画像処理されて、図8(A)のような駐車ますマップが作成される(ステップ3)。
このようにして得られた駐車ますマップの基準位置(例えば、駐車場の中心位置や入口の位置)を、ステップ5において、マップデータ保存部25に保存されているマップデータの駐車場の基準位置に整合させる。これにより、各駐車ますの代表位置(図8(C)参照)が定義され、これをマップデータに組み込むことができる。よって、プローブデータにおけるプローブカーの位置データと駐車ますの代表位置データとの比較検証が可能となる。
ステップ7では、大きさ特定部11により、駐車ますマップに含まれる各駐車ますの幅が特定される。
このようにして特定された駐車ますの幅に基づき、ステップ9により、駐車難易度定義部40は各駐車ますの駐車難易度を定義する。定義の基準は既述の通りであり、一旦、図7(A)のように各駐車ますへその駐車難易度が割り付けられる。
次に、ステップ11において、境界線特定部14が、駐車ますマップから、駐車ますを区画する仕切り線を抽出する。仕切り線の内側縁が駐車ますを区画する境界線となる。
ステップ13において第1の修正部50は、隣接する駐車ますの境界線間の距離を特定し、一旦定義された各駐車ますの駐車難易度(図7(A)参照)を修正する。修正された駐車難易度は図8(A)のようになる。
このようにして得られた各駐車ますとその駐車難易度の関係は駐車ますデータとして、保存部30に保存される(ステップ15)。
駐車ますデータは、図8(A)に示すように、マップ形式で保存されることが好ましい。ナビゲーション装置で当該駐車場を案内する際に、マップ形式で駐車ますとその駐車難易度を案内することがドライバにとって視認しやすいからである。
駐車ますデータ作成装置3の作用について図14を参照しながら説明する。なお、図13と同一の動作を行うステップには同一の符号を付してその説明を省略する。
ステップ21では、プローブデータ保存部70に保存されているプローブデータから、駐車ます毎にその代表位置に存在したデータを抽出する。
抽出されるプローブデータの数が20以上となったとき(ステップ23:Y)、第2の修正部55は、駐車に要した時間に基づき駐車ますの駐車難易度を修正する。抽出されるプローブデータの数が20に満たないときは、第2の修正部55による修正はなされない。
得られた駐車ますデータ(図9参照)は駐車ますデータ保存部30に保存される(ステップ27)。
駐車ますデータ作成装置4の作用について図15を参照しながら説明する。なお、図13と同一の動作を行うステップには同一の符号を付してその説明を省略する。
ステップ31では、プローブデータ抽出部71により、位置特定部13で特定された駐車ますの代表位置とプローブデータ保存部70の位置データ保存部710に保存されているプローブデータの位置とが突き合わされ、更に車種データ保存部730を参照して車種ごとに、要駐車時間保存部720に保存されている駐車に要した時間に関するプローブデータが抽出される。
抽出されるプローブデータの数が20以上となったとき(ステップ33:Y)、プローブデータ解析部73は、駐車に要した時間に基づき、車種ごとの駐車難易度を駐車ますに付与する(ステップ35)。抽出されるプローブデータの数が20に満たない車種については、プローブデータ解析部73による駐車難易度の定義は行われない。、
得られた駐車ますデータ(図10参照)は駐車ますデータ保存部30に保存される(ステップ37)。
駐車ますデータ作成装置5の作用について図16を参照しながら説明する。なお、図13と同一の動作を行うステップには同一の符号を付してその説明を省略する。
ステップ41では、プローブデータ抽出部71により、位置特定部13で特定された駐車ますの代表位置とプローブデータ保存部70の位置データ保存部710に保存されているプローブデータの位置とが突き合わされ、更にドライバ駐車スキルデータ保存部750を参照してドライバの駐車スキル毎に、要駐車時間保存部720に保存されている駐車に要した時間に関するプローブデータが抽出される。
抽出されるプローブデータの数が20以上となったとき(ステップ43:Y)、プローブデータ解析部74は、駐車に要した時間に基づき、ドライバの駐車スキルごとの駐車難易度を駐車ますに付与する(ステップ45)。抽出されるプローブデータの数が20に満たないものについては、プローブデータ解析部73による駐車難易度の定義は行われない。
得られた駐車ますデータ(図11参照)は駐車ますデータ保存部30に保存される(ステップ47)。
駐車ますデータ作成装置5においてドライバ駐車スキルデータ保存部には、ドライバ毎にその駐車スキルが保存されている。そして、ドライバ毎の駐車スキルは図6に示す駐車スキル特定装置6により、次の様に更新される(図17参照)。
即ち、ステップ51において、評価対象となるドライバを指定する。
プローブデータ抽出部101は、駐車ますデータ保存部30と位置データ保存部710とを参照しながら、指定されたドライバについて、駐車難易度が「中」レベルの駐車ますでの直近20回の駐車履歴を抽出し(ステップ53)、そのとき駐車に要した時間を要駐車時間保存部720から読み出してその平均時間を平均時間演算部103で演算する(ステップ55)。
このようにして得られた平均時間に基づき、スキル決定部105はドライバの駐車スキルを決定する(ステップ57)。
決定された駐車スキルはドライバ駐車スキルデータ保存部750に送られて、そこにあったデータを更新する(ステップ59)。このようにして、ドライバの駐車スキルが更新されている。
本発明は、上記実施形態、実施例、変形例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1、2、3、4、5 駐車ますデータ作成装置
10 駐車ます特定部
30 駐車ますデータ保存部
40 駐車難易度定義部
50 第1の修正部
55 第2の修正部
60 車種対応ランク付け部
70 プローブデータ保存部
80 ドライバスキル対応ランク付け部

Claims (6)

  1. 駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成方法であって、
    駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定する駐車ます特定ステップと、
    該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義する駐車難易度定義ステップと、
    前記駐車ますの位置とその駐車難易度とを関連付けて記録する記録ステップと、を含む駐車ますデータの作成方法であって、
    定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けする、ドライバスキル対応ランク付けステップを更に含み、
    前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
    前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定する駐車スキルデータ特定ステップが更に備えられる、駐車マスデータ作成方法。
  2. 前記駐車難易度を定義する対象となる駐車ますの境界線と、該駐車ますに隣接する他の駐車ますの境界線との距離を特定し、特定された距離に基づき定義された前記駐車難易度のランクを修正する駐車難易度修正ステップが更に含まれる、請求項1に記載の作成方法。
  3. あらかじめ保存されている車両のプローブデータを参照して、前記駐車ますの定義された駐車難易度を修正する第2の駐車難易度修正ステップが更に含まれる、請求項1又は2に記載の作成方法。
  4. 定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、車種に応じて更に細かくランク付けする、車種対応ランク付けステップが更に含まれる、請求項1~3のいずれかに記載の作成方法。
  5. 駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成装置であって、
    駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定する駐車ます特定部と、
    該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義する駐車難易度定義部と、
    前記駐車ますの位置とその駐車難易度とを関連付けて保存するデータ保存部と、を含む駐車ますデータの作成装置であって、
    定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けする、ドライバスキル対応ランク付け部が更に含まれ、
    前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
    前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定する駐車スキルデータ特定部が更に備えられる、駐車マスデータの作成装置。
  6. 駐車場における各駐車ますの位置とその駐車ますの駐車難易度とを備えてなる駐車ますデータの作成装置に用いられるコンピュータ用プログラムであって、
    駐車マス特定部に、駐車場に描かれている駐車ますの位置と大きさとを特定させ、
    駐車難易度定義部に、該特定された駐車ますの大きさに基づき、該駐車ますの前記駐車難易度を定義させ、
    データ保存部に前記駐車ますの位置とその駐車難易度とを関連付けて保存させる、
    駐車ますデータの作成装置用のコンピュータ用プログラムにおいて、
    ドライバスキル対応ランク付け部に、定義された前記駐車難易度を、前記プローブデータを参照して、ドライバの駐車スキルに応じてさらに細かくランク付けさせ、
    駐車スキルデータ特定部に、前記プローブデータを参照して、評価対象となるドライバの、
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますへの進入難易度を特定し、特定された進入難易度に基づき、及び/又は
    前記駐車難易度が第1のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、同じく第2のランクと定義されている駐車ますを選択する頻度と、を比較して、
    前記評価対象となるドライバの駐車スキルを特定させるコンピュータ用プログラム。
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