JP5947236B2 - 交差点目印データ作成装置及びその方法、並びに交差点の目印データを作成するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
上記に関連する技術として、目印情報を利用して道案内を行うシステムが特許文献1に開示されている。
本発明に関連する従来技術を開示する特許文献2も参照されたい。
そこで、本発明者はさらなる利便性の向上を図るべく鋭意検討を重ねてきた結果、上記画像から直感的に認識し易い特徴条件を有する地物を抽出し、当該地物の特徴条件に基づいて交差点の目印データを作成することに想到した。
交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成する交差点目印データ作成装置において、
走行画像を保存する走行画像保存部と、
前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定部と、
前記走行画像保存部から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出部と、
予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出部と、
前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成部と、
を備える、交差点目印データ作成装置。
ここで、予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件とすることとできる(第3の局面)。
第1の局面に規定の交差点目印データ作成装置において、前記抽出された地物が、前記交差点付近に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定部、を備え、
前記目印データ作成部は、前記特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて前記目印データを作成する。
このように規定される第2の局面の交差点目印データ作成装置によれば、上記特徴条件を有する地物と交差点との位置関係を考慮した、より詳細な案内が可能となり、より運転者の利便性が向上する。
ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存部と、
第1〜第3のいずれかの局面に規定の交差点目印データ作成装置で作成された目印データを保存する目印データ保存部と、
前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定部と、
前記目印データ保存部から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出部と、
前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内部と、
を備える、ナビゲーション装置。
このように規定される第4の局面のナビゲーション装置によれば、直感的な特徴条件に基づいて作成された目印データを用いて、交差点案内を行うことが可能となる。このように運転者の視覚を通じて容易に認識可能な目印によって案内を行えば、運転者の集中力を損なうことなく利便に資する。
そこで、この発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、
第4の局面に規定のナビゲーション装置において、前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択部、を備え、
前記案内部は、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する。
交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成する交差点目印データ作成方法において、
走行画像保存部に、走行画像を保存する走行画像保存ステップと、
対象進入路特定部が、前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定ステップと、
走行画像読出部が、前記走行画像保存部から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出ステップと、
地物抽出部が、予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出ステップと、
目印データ作成部が、前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成ステップと、
を備える、交差点目印データ作成方法。
このように規定される第6の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第6の局面に規定の方法において、地物位置特定部が、前記抽出された地物が、前記交差点付近に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定ステップ、を備え、
前記目印データ作成ステップでは、前記特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて前記目印データを作成する。
このように規定される第7の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第6又は第7の局面に規定の方法において、前記予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件である。
このように規定される第8の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存ステップと、
請求項6〜8のいずれかに記載の交差点目印データ作成方法で作成された目印データを、目印データ保存部に保存する目印データ保存ステップと、
対象交差点特定部が、前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定ステップと、
目印データ抽出部が、前記目印データ保存部から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出ステップと、
案内部が、前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内部と、
を備える、ナビゲーション方法。
このように規定される第9の局面の発明によれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
第9の局面に規定の方法において、特徴条件選択部が、前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択ステップ、を備え、
前記案内ステップでは、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する。
このように規定される第10の局面の発明によれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
走行画像を保存する走行画像保存手段と、
前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定手段と、
前記走行画像保存手段から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出手段と、
予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出手段と、
前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成手段、
として機能させる、コンピュータプログラム。
このように規定される第11の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第11の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータを、更に、
前記抽出された地物が、前記交差点付近に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定手段、として機能させ、
前記目印データ作成手段は、前記特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて前記目印データを作成する。
このように規定される第12の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第11又は第12の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件である。
このように規定される第13の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
ナビゲーションするためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存手段と、
請求項11〜13のいずれかに記載のコンピュータプログラムで作成された目印データを保存する目印データ保存手段と、
前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定手段と、
前記目印データ保存手段から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出手段と、
前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内手段、
として機能させる、コンピュータプログラム。
このように規定される第14の局面の発明によれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
第14の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータを、更に、
前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択手段、として機能させ、
前記案内手段は、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する。
このように規定される第15の局面の発明によれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
図1に、交差点目印データ作成装置1の概略構成を示す。
図1に示すように、この交差点目印データ作成装置1は、地図データ保存部3、走行画像保存部5、特徴条件保存部7、対象進入路特定部9、走行画像読出部11、地物抽出部13、目印データ作成部15及び目印データ保存部17を備えている。
走行画像保存部5には走行画像が位置情報と関連付けて保存される。当該走行画像としては、実際に道路を走行する車両の前方車載カメラで撮影された道路の周囲の画像等が挙げられる。当該走行画像は、静止画像であっても良く、また動画であっても良い。また、当該走行画像には、進行方向に関する情報が関連付けられていても良い。
図2に示すのは、上記抽出された地物の位置を考慮して目印データを作成可能な交差点目印データ作成装置21である。すなわち、当該装置21は、図1に示す装置1において、地物位置特定部23を更に備え、目印データ作成部15及び目印データ保存部17に代えて、目印データ作成部25及び目印データ保存部27を備える。
この装置21において、目印データ作成部25は、上記地物抽出部13及び上記対象進入路特定部9に加えて、上記地物位置特定部23で特定された地物について、当該地物の抽出の際に該当した特徴条件と上記対象進入路とを関連付け、当該交差点の目印データを作成する。当該作成された目印データは、目印データ保存部27に保存される。
まず、ステップ1では、対象進入路特定部9は、地図データ保存部3を参照して、交差点Yの目印データを作成する対象となる当該交差点Yへの進入路Xを特定する(図8参照)。
ステップ3では、走行画像読出部11は、走行画像保存部5を参照して、ステップ1で特定された対象進入路Xに基づいて予め定められた領域R内に位置情報を有する走行画像を読み出す。
ステップ5では、地物抽出部13は、ステップ3で読み出された走行画像から、特徴条件保存部7に保存される特徴条件を有する地物を抽出する。この例において、地物A〜Cが抽出候補の地物として挙げられる。
まず、ステップ51では、地物抽出部13は、上記ステップ3で読み出された走行画像から認識される各地物の輪郭を抽出する。この例において、地物A〜Cの輪郭が抽出される。
ステップ53では、ステップ51で抽出された地物のうち最大面積を占有する第1の地物を特定する。この例において、上記ステップ51で抽出された地物A〜Cのうち、地物Aの面積が最大であるとして地物Aが特定される。
ステップ55では、ステップ51で抽出された地物のうち第1の地物に続く地物面積を有する第2の地物を特定する。この例において、例えば、上記ステップ51で抽出されたA〜Cのうち、地物Cが特定される。
ステップ57では、第1の地物面積と第2の地物面積との面積比が所定閾値以上であるか否か判定する。ここで所定閾値は、第1の地物が第2の地物に対して、運転者の視覚を通じて認識できる程度に大きいと判定できる値であれば良く、例えば、1.3以上とすることとできる。
ステップ61では、ステップ59で特定された地物Aの色彩「赤色」と、特徴条件保存部7に保存された特徴条件のうちの色彩に関する特徴条件とを照合する。この例において、色彩に関する特徴条件として、「黄色」、「赤色」が保存されている。上記ステップ59において、地物Aは「赤色」と特定されているため、「赤色」の特徴条件を有するものとして特定され、保存される(ステップ63:No、ステップ67:Yes、ステップ69)。
続くステップ71では、ステップ59で特定された地物Aの形状「四角」と、特徴条件保存部7に保存された特徴条件のうちの形状に関する特徴条件とを照合する。この例において、形状に関する特徴条件として、「三角」、「円柱」が保存されている。上記ステップ59において、地物Aは「四角」と特定されているため、「三角」及び「円柱」いずれの特徴条件も有さないものとして、ステップ81へ進む(ステップ73:No、ステップ77:No)。
上記ステップ51〜81は、ステップ3において読み出される位置情報の異なる二以上の走行画像に基づいて処理されることとしても良い。この場合において、二の走行画像に基づいて処理が実行されたとき、いずれの走行画像においても上記特徴条件を有する地物として抽出される地物に基づき、後述の目印データを作成することとできる。走行中の運転者が連続的に認識可能な上記地物を目印データとすれば、ナビゲーション装置において、より分かり易く安全な案内を行うことができるからである。上記位置情報の異なる二以上の走行画像としては、ナビゲーション装置において交差点案内する際のタイミングに対応させて、例えば、交差点手前20m付近及び交差点手前5m付近に位置情報を有する走行画像とすることが好ましい。
ステップ19では、目印データ作成部15は、ステップ1で特定された対象進入路Xに、ステップ13又はステップ17で特定された地物の位置を関連付けて交差点Yの目印データを作成し、保存する。
この装置21のハード構成は、一般的なコンピュータシステムと同様に中央制御装置221に対してシステムバス222を介して各種の要素が結合されたものである。
中央制御装置221は汎用的なCPU、メモリ制御装置、バス制御装置、割り込み制御装置更にはDMA(直接メモリアクセス)装置を含み、システムバス222もデータライン、アドレスライン、制御ラインを含む。システムバス222にはRAM(ランダムアクセスメモリ)223、不揮発メモリ(ROM224,CMOS−RAM225等)からなるメモリ回路が接続されている。RAM223に格納されるデータは中央制御装置221や他のハードウエア要素によって読み取られたり、書き換えられたりする。不揮発メモリのデータは読み取り専用であり、装置をオフとしたときにもそこのデータは喪失されない。このハードウエアを制御するシステムプログラムはハードディスク装置227に保存されており、また、RAM223に保存されており、ディスクドライブ制御装置226を介して適宜中央制御装置221に読みこまれて使用される。このハードディスク装置227には、汎用的な構成のコンピュータシステムを交差点目印データ作成装置21として動作させるためのコンピュータプログラムを保存する領域が確保される。
ハードディスク装置227の他の領域が地図データ保存部3、走行画像保存部5、特徴条件保存部7及び目印データ作成部25で作成された目印データを保存する保存部27用に割り付けられる。
システムバス222には、フレキシブルディスク232に対してデータの読み込み及び書き込みを行うフレキシブルドライブ制御装置231、コンパクトディスク234に対してそれからデータの読み取りを行うCD/DVD制御装置233が接続されている。この例ではプリンタインターフェース237にプリンタ238を接続させている。
システムバス222にはキーボード・マウス制御装置241が接続され、キーボード242及びマウス243からのデータ入力を可能としている。モニタ245がモニタ制御装置244を介してシステムバス222に接続されている。モニタ245にはCRTタイプ、液晶タイプ、プラズマディスプレイタイプなどを利用することができる。
各種の要素(モデムなど)の増設を可能とするため空きのスロット251が準備されている。
図6に示すように、このナビゲーション装置31は、案内ルート保存部33、目印データ保存部35、対象交差点特定部37、対象交差点保存部39、目印データ抽出部41及び案内部43を備えている。
案内ルート保存部33には、ナビゲーションシステムが探索した案内ルートが保存される。当該案内ルートには、リンク等の形状及びレーン情報が併せて保存されていることが好ましい。
目印データ保存部35には、上述の交差点目印データ作成装置で作成された交差点の目印データが、進入路と関連付けて保存されている。
目印データ抽出部41は、上記目印データ保存部35から、上記対象交差点特定部37で特定された対象交差点に関する目印データを抽出する。当該抽出の方法としては、上記案内ルートを参照して上記対象交差点に進入する進入路に関連付けられた目印データを抽出することとできる。
案内部43は、上記案内ルート保存部33に保存された案内ルートを、上記目印データ抽出部41で抽出された目印データと併せて案内する。当該案内の方法としては、特に限定されず、上記抽出された目印データの全てを案内しても良いし、その一部のみを案内することとしても良い。
図7に示すのは、上記目印データのうち、車両の走行条件を考慮した特徴条件を案内可能なナビゲーション装置61である。すなわち、制御部610、メモリ部611、入力部612、出力部613、インターフェース部614、自車位置特定部615、探索部618、ナビゲーション情報保存部619、案内ルート保存部33、対象交差点特定部37、対象交差点保存部39、目印データ抽出部41、走行条件判定部622、特徴条件選択部623及び案内部624を備えている。
制御部610はCPU、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、ナビゲーション装置61を構成する他の要素を制御する。
メモリ部611にはコンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部610に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムはDVD等の汎用的な媒体へ保存できる。
出力部613はディスプレイを含み、ナビゲーションに必要な地図情報、その他の情報を表示する。当該出力部613は、後述の案内部624で案内する情報の出力にも用いられる。また、この出力部613は音声案内装置を含むこともできる。例えば、「次の赤い建物の手前を左折してください。」等の音声案内を行うこととできる。
インターフェース部614はナビゲーション装置61を無線ネットワーク等へ連結させる。
自車位置特定部615はGPS装置やジャイロ装置を用いて利用者端末の現在の位置を特定する。併せて、現在時刻を特定することもできる。
車両情報検出部616は自車の走行状態を表す車輌情報を検出する。車輌情報としては、例えば、速度情報を備えることが好ましい。更には、エンジン回転数、アクセル開度、ストップランプ、シフトレバー情報、プローブカーを特定するID情報、座標情報、時間情報、方位情報、高度情報、前後加速度、ヨーレイト、ABSウォーニングランプ、燃料消費量、舵角(ハンドルの回転角度情報)、バッテリ残量等を備えていてもよい。
ナビゲーション情報保存部619は、地図情報保存部620、道路情報保存部621及び目印データ保存部35を備える。
地図情報保存部620には地図情報が保存される。地図情報にはリンクやノードなど地図情報を規定するための道路要素に関する情報と地図に描画される情報等が含まれる。
道路情報保存部621には道路や交差点など各道路要素の特性を規定する道路情報が保存される。例えば、道路(リンク)の特性を規定する道路情報として、道路種別、道路幅、車線数、走行規制及びその他がある。
案内ルート保存部33には、上述したように、探索部618で探索された経路が保存される。当該案内ルートには、リンク等の形状及びレーン情報が併せて保存されていることが好ましい。
特徴条件選択部623は、上記目印データ抽出部41で抽出された目印データのうち、上記走行条件判定部53で判定された走行条件に応じた特徴条件を選択する。当該選択の方法は、特に限定されないが、例えば、上記現在時刻、ワイパーやヘッドライトの動作情報に基づいて周囲が暗いと判定されるとき、上記抽出された目印データのうち、暗闇において視認困難な色彩に関する特徴条件を除いた、形状、大きさ、高さ等の特徴条件を選択することとできる。また、上記速度情報に基づいて、走行速度が速いと判定されるときにも、高速において視認困難な特徴条件を除いた特徴条件を選択することとできる。
案内部624は、上記目印データとして上記選択された特徴条件を案内する。
5 走行画像保存部
7 特徴条件保存部
9 対象進入路特定部
11 走行画像読出部
13 地物抽出部
15 25 目印データ作成部
17 27 35 目印データ保存部
23 地物抽出部
31 61 ナビゲーション装置
33 案内ルート保存部
37 対象交差点特定部
41 目印データ抽出部
43 624 案内部
622 走行条件判定部
623 特徴条件選択部
Claims (13)
- 交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成する交差点目印データ作成装置において、
走行画像を保存する走行画像保存部と、
前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定部と、
前記走行画像保存部から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出部と、
予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出部と、
前記走行画像読出部で読み出された走行画像のうち、該走行画像の撮像位置情報が前記対象進入路が進入する交差点の進行方向手前である第1の走行画像と、該走行画像の撮像位置情報が前記交差点の進行方向奥である第2の走行画像とを比較し、前記抽出された地物が、前記交差点の手前に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定部と、
前記地物位置特定部で特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて、前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成部と、
を備える、交差点目印データ作成装置。 - 前記予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件である、請求項1に記載の交差点目印データ作成装置。
- ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存部と、
請求項1又は2に記載の交差点目印データ作成装置で作成された目印データを保存する目印データ保存部と、
前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定部と、
前記目印データ保存部から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出部と、
前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内部と、
を備える、ナビゲーション装置。 - 前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択部、を備え、
前記案内部は、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する、
請求項3に記載のナビゲーション装置。 - 交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成する交差点目印データ作成方法において、
走行画像保存部に、走行画像を保存する走行画像保存ステップと、
対象進入路特定部が、前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定ステップと、
走行画像読出部が、前記走行画像保存部から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出ステップと、
地物抽出部が、予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出ステップと、
地物位置特定部が、前記走行画像読出ステップで読み出された走行画像のうち、該走行画像の撮像位置情報が前記対象進入路が進入する交差点の進行方向手前である第1の走行画像と、該走行画像の撮像位置情報が前記交差点の進行方向奥である第2の走行画像とを比較し、前記抽出された地物が、前記交差点の手前に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定ステップと、
目印データ作成部が、前記地物位置特定ステップで特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて、前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成ステップと、
を備える、交差点目印データ作成方法。 - 前記予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件である、請求項5に記載の交差点目印データ作成方法。
- ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存ステップと、
請求項5又は6に記載の交差点目印データ作成方法で作成された目印データを、目印データ保存部に保存する目印データ保存ステップと、
対象交差点特定部が、前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定ステップと、
目印データ抽出部が、前記目印データ保存部から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出ステップと、
案内部が、前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内部と、
を備える、ナビゲーション方法。 - 特徴条件選択部が、前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択ステップ、を備え、
前記案内ステップでは、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する、
請求項7に記載のナビゲーション方法。 - 交差点への進入路に対応する該交差点の目印データを作成するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
走行画像を保存する走行画像保存手段と、
前記目印データを作成する対象となる進入路を対象進入路として特定する対象進入路特定手段と、
前記走行画像保存手段から、前記特定された対象進入路に関する走行画像を読み出す走行画像読出手段と、
予め定められた直感的な特徴条件に基づき、前記読み出された走行画像から該特徴条件を有する地物を抽出する地物抽出手段と、
前記走行画像読出手段で読み出された走行画像のうち、該走行画像の撮像位置情報が前記対象進入路が進入する交差点の進行方向手前である第1の走行画像と、該走行画像の撮像位置情報が前記交差点の進行方向奥である第2の走行画像とを比較し、前記抽出された地物が、前記交差点の手前に位置する地物であるか否かを特定する地物位置特定手段と、
前記特定された地物に関する前記特徴条件に基づいて、前記地物の抽出の際に用いられた特徴条件と、前記特定された対象進入路とを関連付けて前記目印データを作成する目印データ作成手段、
として機能させる、コンピュータプログラム。 - 前記予め定められた直感的な特徴条件は、前記地物の形状、色彩、大きさ、高さから選択される一以上の条件である、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
- ナビゲーションするためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
ナビゲーションシステムが探索した案内ルートを保存する案内ルート保存手段と、
請求項9又は10に記載のコンピュータプログラムで作成された目印データを保存する目印データ保存手段と、
前記案内ルートにおいて案内の対象となる交差点を対象交差点として特定する対象交差点特定手段と、
前記目印データ保存手段から、前記特定された対象交差点に関する目印データを抽出する目印データ抽出手段と、
前記抽出された目印データに基づいて前記案内ルートを案内する案内手段、
として機能させる、コンピュータプログラム。 - 前記コンピュータを、更に、
前記抽出された目印データのうち、走行条件に応じた前記特徴条件を選択する特徴条件選択手段、として機能させ、
前記案内手段は、前記抽出された目印データのうち前記選択された特徴条件に基づいて前記案内ルートを案内する、
請求項11に記載のコンピュータプログラム。 - 請求項9〜請求項12のいずれかに記載のコンピュータプログラムを記録する記録媒体。
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